JPH0716144Y2 - メタルシールバルブ - Google Patents

メタルシールバルブ

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JPH0716144Y2
JPH0716144Y2 JP510090U JP510090U JPH0716144Y2 JP H0716144 Y2 JPH0716144 Y2 JP H0716144Y2 JP 510090 U JP510090 U JP 510090U JP 510090 U JP510090 U JP 510090U JP H0716144 Y2 JPH0716144 Y2 JP H0716144Y2
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JP
Japan
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valve
annular
ring
valve body
metal seal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP510090U
Other languages
English (en)
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JPH0398377U (ja
Inventor
憲三郎 杉崎
睦朗 小野田
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Fuji Bellows Co Ltd
Original Assignee
Fuji Bellows Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、真空用ゲートバルブやL型バルブとして用
いられるメタルシールバルブに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、メタルシールバルブとしては、特開昭61−99772
号公報により公表されているように、ゴム等の弾性材料
からなる円形断面の環状弾性シール材に、断面一部分断
円形の環状部分とその環状部分における分断縁部に屈折
連設された一対の環状フランジとからなる中空環状金属
シール材が被せられ、前記一対の環状フランジが相互に
接合されて溶接により気密状態で結合されて、複合シー
ル材が構成され、その複合シール材が環状弁座に設けら
れた環状段部に嵌設され、弁体が前記複合シール材に押
付けられるように構成されているメタルシールバルブが
知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来のメタルシールバルブの場合は、複合シール材
を製作しにくく、かつ開弁状態のメタルシールバルブに
衝撃や振動力が作用したとき、複合シール材が弁座の段
部から外れる恐れがある。
この考案は、前述の問題を有利に解決できるメタルシー
ルバルブを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この考案のメタルシールバ
ルブにおいては、弁体1および弁座2のうちの一方に設
けられた環状溝3内に、その環状溝3の深さよりも大き
い直径を有する弾性材料製Oリング4が嵌入され、その
Oリング4の突出部に当接される円弧状断面部分5およ
び側部フランジ6を有する金属薄板製環状シール材7に
おける前記側部フランジ6は、前記弁体1および弁座2
のうちの一方に固定されている。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第1図および第2図はこの考案の第1実施例を示すもの
であって、弁箱9に回転自在に嵌設された開閉操作部材
10に雌ねじ孔11が設けられ、前記弁箱9内に摺動自在に
嵌設された弁体支軸12に、前記雌ねじ孔11に螺合された
雄ねじ軸13が一体に連設され、かつ前記弁体支軸12に弁
体1が溶接により固着され、前記弁箱9に、弁体1に対
向する環状の弁座2が設けられ、さらに弁体1の裏側部
分と弁箱9との間に、弁体1を弁座に向かって押圧する
ように働くばね14が圧縮状態で介在されている。
前記弁体1における弁座2に対向する平面に、コ字状断
面の円形の環状溝3が設けられ、その環状溝3の深さよ
りも大きい直径を有する円形断面の弾性材料製Oリング
4は、前記環状溝3に嵌入され、そのOリング4の突出
部分に当接される円弧状断面部分5と、その円弧状断面
部分5の両端に屈折連設された側部フランジ6とからな
る金属薄板製の円形環状シール材7における前記側部フ
ランジ6は、真空中で弁体1における弁座2に対向する
平面に当接されて溶接により固着され、前記環状溝3と
環状シール材7とにより構成された環状室内は真空状態
になっている。前記弁体1および弁座2は例えばステン
レス鋼により製作される。
前記Oリング4を構成する材料としては、クロロプレン
ゴムまたはバイトン等の弾性材料が用いられ、また前記
金属薄板製環状シール材7を構成する材料としては、ア
ルミニウム,アルミニウム合金またはステンレス等が用
いられる。
前記環状シール材7をアルミニウム板またはアルミニウ
ム合金板により製作する場合は、20〜100ミクロンの板
厚のものを使用すれば、環状シール材7がOリング4に
フィットして安定する。また前記環状シール材7をステ
ンレス板により製作する場合も、20〜100ミクロンの板
厚のものを使用できるが、ステンレス板を使用するとき
は、アルミニウム板またはアルミニウム合金板の板厚よ
りも若干薄い板厚のものを使用すれば、環状シール材7
をOリング4およびシール材受面8になじみ易くするこ
とができる。
前記環状シール材7およびシール材受面8が同一素材で
あるときは、シール材受面8にイオンプレーティング等
の表面処理を施こすのが好ましい。
第3図はこの考案の第2実施例を示すものであって、弁
座2に設けられた環状溝3に弾性材料製Oリング4が嵌
入され、かつ金属薄板製環状シール材7は弁座2に固定
されているが、その他の構成は第1実施例の場合と同様
である。
この考案を実施する場合、環状溝3とOリング4と環状
シール材7とからなるシール装置を弁体1および弁座2
の双方に設けて、各環状シール材7の頂部を相互に接触
させるように構成してもよい。
この考案は、真空用ゲートバルブ,L型バルブその他のバ
ルブにも実施することができる。
〔考案の効果〕
この考案は前述のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
円弧状断面部分5とその端部に連設された側部フランジ
6とからなる単純な断面形状の金属薄板製環状シール材
7を使用し、かつ弁体1および弁座2のうちの一方に設
けられた環状溝3内に弾性材料製Oリング4を嵌入し、
前記金属薄板製環状シール材7を、Oリング4を覆うよ
うに配置して弁体1および弁座2のうちの一方に固定す
るので、弾性材料製Oリング4と金属薄板製環状シール
材7とを併用したソフトタッチのメタルシールバルブに
することができ、かつメタルシールバルブにおけるソフ
トタッチのメタルシール部の構造が簡単であり、そのた
め低コストで製作することができ、また弁体1および弁
座2のうちの一方に前記環状シール材7が固定されると
共に、その環状シール材7によりOリング4が保持され
ているので、開弁状態のメタルシールバルブに衝撃力や
振動力が作用しても、Oリング4および環状シール材7
が所定位置から外れるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の第1実施例を示すもの
であって、第1図はメタルシールバルブの縦断側面図、
第2図は第1図におけるメタルシール部付近の拡大縦断
側面図である。第3図はこの考案の第2実施例に係るメ
タルシールバルブの一部を示す縦断側面図である。 図において、1は弁体、2は弁座、3は環状溝、4は弾
性材料製Oリング、5は円弧状断面部分、6は側部フラ
ンジ、7は金属薄板製環状シール材、8はシール材受
面、9は弁箱、10は開閉操作部材、11は雌ねじ孔、12は
弁体支軸、13は雄ねじ軸、14はばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁体1および弁座2のうちの一方に設けら
    れた環状溝3内に、その環状溝3の深さよりも大きい直
    径を有する弾性材料製Oリング4が嵌入され、そのOリ
    ング4の突出部に当接される円弧状断面部分5および側
    部フランジ6を有する金属薄板製環状シール材7におけ
    る前記側部フランジ6は、前記弁体1および弁座2のう
    ちの一方に固定されているメタルシールバルブ。
JP510090U 1990-01-25 1990-01-25 メタルシールバルブ Expired - Lifetime JPH0716144Y2 (ja)

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JP510090U JPH0716144Y2 (ja) 1990-01-25 1990-01-25 メタルシールバルブ

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JPH0398377U JPH0398377U (ja) 1991-10-11
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