JPS582939Y2 - バルブ - Google Patents
バルブInfo
- Publication number
- JPS582939Y2 JPS582939Y2 JP12337272U JP12337272U JPS582939Y2 JP S582939 Y2 JPS582939 Y2 JP S582939Y2 JP 12337272 U JP12337272 U JP 12337272U JP 12337272 U JP12337272 U JP 12337272U JP S582939 Y2 JPS582939 Y2 JP S582939Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- seat ring
- valve
- kerf
- rectangular cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Lift Valve (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ゲートパルプ、バタフライバルブ等のバル
ブにおいて、特に、弁体とボデー間における流体漏れを
シールするシートリングの改良に関するもので、その目
的とするところはシールの完全性はもちろん、長時間の
使用においても弁体とのすり合わせ面の摩耗が少なく、
長寿命を保ち得るとともに、弁体に対して大きな負荷を
かけることがなく、弁体駆動部を可及的に小さくするこ
とができ、コスト面においても利点を有するシートリン
グを得ようとするものである。
ブにおいて、特に、弁体とボデー間における流体漏れを
シールするシートリングの改良に関するもので、その目
的とするところはシールの完全性はもちろん、長時間の
使用においても弁体とのすり合わせ面の摩耗が少なく、
長寿命を保ち得るとともに、弁体に対して大きな負荷を
かけることがなく、弁体駆動部を可及的に小さくするこ
とができ、コスト面においても利点を有するシートリン
グを得ようとするものである。
第5図は従来のゲートパルプにおけるシール構造を示す
もので、たとえばゴム製のシートリング7を金属リング
8で保持し、相当な面圧で弁体2に押しつけ、流体漏れ
をシールしていた。
もので、たとえばゴム製のシートリング7を金属リング
8で保持し、相当な面圧で弁体2に押しつけ、流体漏れ
をシールしていた。
しかし、この様な構造であるとシートリングIと弁体2
とのすり合わせ面が摩耗し易く、長時間にわたって良好
なシール効果を得ることは不可能であり、寿命がきわめ
て短くなるという欠点を有しており、さらには、常時、
シー) 1)ング7と弁体2とが相当高い面圧で圧着さ
れているので、弁体2の駆動に大きな推力を要し、自動
弁の場合には弁体駆動部が大型化し、それだけコスト高
になるという不利もあった。
とのすり合わせ面が摩耗し易く、長時間にわたって良好
なシール効果を得ることは不可能であり、寿命がきわめ
て短くなるという欠点を有しており、さらには、常時、
シー) 1)ング7と弁体2とが相当高い面圧で圧着さ
れているので、弁体2の駆動に大きな推力を要し、自動
弁の場合には弁体駆動部が大型化し、それだけコスト高
になるという不利もあった。
筐たさらに、このようなシートリング7は圧入方式によ
って組み立てられているので、取り替え時にはその都度
工場で、ボデー1、弁体2等を解体して再加工の上取り
替えなければならないという欠点もあった。
って組み立てられているので、取り替え時にはその都度
工場で、ボデー1、弁体2等を解体して再加工の上取り
替えなければならないという欠点もあった。
また第6図は、従来のバタフライバルブにおけるシール
構造を示すものであるが、上記ゲートパルプの場合と同
様に単に弁体2とシートリングIとの面圧により流体漏
れをシールしていたので、同様に摩耗による短命化およ
び弁体2に対する負荷の増大等の欠点があった。
構造を示すものであるが、上記ゲートパルプの場合と同
様に単に弁体2とシートリングIとの面圧により流体漏
れをシールしていたので、同様に摩耗による短命化およ
び弁体2に対する負荷の増大等の欠点があった。
この考案は上述の様な欠点をすべて解消したもので、以
下実施例として示した図面に従って説明する。
下実施例として示した図面に従って説明する。
第1図ないし第3図はゲートパルプに応用した場合を示
すもので、1はボデー 2は弁体、3はシートリング、
4はシートカバーである。
すもので、1はボデー 2は弁体、3はシートリング、
4はシートカバーである。
第1図および第2図のシートリング3は単数の切溝5を
有しており、この切溝5近傍を中心として屈曲可能に形
成されているものである。
有しており、この切溝5近傍を中心として屈曲可能に形
成されているものである。
ゴム製のシートリングの場合には、それ自体すでに弾力
性を有するものであるから、切溝5は第2図に示すよう
に1比較的幅が広く、深さの浅いものを単数個形成する
だけで十分である75ヘ フッ素樹脂のような材質を用
いるときは、ゴム材に比し弾力性が劣るので第3図に示
すように、比較的深く、幅が狭いものを複数個形成する
ようにした。
性を有するものであるから、切溝5は第2図に示すよう
に1比較的幅が広く、深さの浅いものを単数個形成する
だけで十分である75ヘ フッ素樹脂のような材質を用
いるときは、ゴム材に比し弾力性が劣るので第3図に示
すように、比較的深く、幅が狭いものを複数個形成する
ようにした。
また第2図の如く単数の切溝の場合には、流体の圧力P
1がシートリング3にかかった場合のみ、0点を中心に
して半径Rの位置からR□の位置に屈曲して弁体2に密
着状態となり、流体漏れをシールするものであり、流体
の圧力P1が強くなればそれに応じた面圧でシールする
ようになっており、絶えず理想的な面圧で弁体2に圧着
するものであるが反対方向からの圧力では応答性がない
。
1がシートリング3にかかった場合のみ、0点を中心に
して半径Rの位置からR□の位置に屈曲して弁体2に密
着状態となり、流体漏れをシールするものであり、流体
の圧力P1が強くなればそれに応じた面圧でシールする
ようになっており、絶えず理想的な面圧で弁体2に圧着
するものであるが反対方向からの圧力では応答性がない
。
しかるに、第3図の場合には、流体の圧力P1がシート
リング3にかかれば、0点を中心にして半径Rの位置か
らR1の位置に屈曲するし、圧力P2がかかれば、0□
点を中心にして半径R2の位置からR3の位置に屈曲す
ることとなり、弁体を挾んでいずれの側から圧力を受け
ても、上記と同様理想的な面圧をもって弁体2に密着状
態となり、完全に流体漏れを防ぎ得るようになっている
。
リング3にかかれば、0点を中心にして半径Rの位置か
らR1の位置に屈曲するし、圧力P2がかかれば、0□
点を中心にして半径R2の位置からR3の位置に屈曲す
ることとなり、弁体を挾んでいずれの側から圧力を受け
ても、上記と同様理想的な面圧をもって弁体2に密着状
態となり、完全に流体漏れを防ぎ得るようになっている
。
また第4図はバタフライバルブに応用した場合を示して
おり、この場合も上記と同様、流体の圧力P1に応じて
0点を中心として半径Rの位置から半径R1の位置に屈
曲移動可能であるとともに、これを反対の方向からの圧
力に対しても応答し、理想的な面圧で弁体2と密着する
ことによって完全なシールを果し得るのである。
おり、この場合も上記と同様、流体の圧力P1に応じて
0点を中心として半径Rの位置から半径R1の位置に屈
曲移動可能であるとともに、これを反対の方向からの圧
力に対しても応答し、理想的な面圧で弁体2と密着する
ことによって完全なシールを果し得るのである。
なお符号6は弁軸を示す。
すなわち、この考案において&六シートリングをゴムな
いしフッ素樹脂製とし、図示の如く略長方形の断面形状
に形成するとともに、この長方形状断面の略半体部をボ
デーに対する取付部とし、弁体寄りに位置した他の半体
部を屈撓部となし、この取付部と屈撓部の境界部近傍に
第1の切溝を形成するとともに屈撓部の略中央部におい
て上記第1の切溝と反対方向から第2の切溝を形成した
構造となし、このシートリングを屈撓部が屈撓可能なス
ペースを設けてボデー側に取付けたことを特徴とするも
のである。
いしフッ素樹脂製とし、図示の如く略長方形の断面形状
に形成するとともに、この長方形状断面の略半体部をボ
デーに対する取付部とし、弁体寄りに位置した他の半体
部を屈撓部となし、この取付部と屈撓部の境界部近傍に
第1の切溝を形成するとともに屈撓部の略中央部におい
て上記第1の切溝と反対方向から第2の切溝を形成した
構造となし、このシートリングを屈撓部が屈撓可能なス
ペースを設けてボデー側に取付けたことを特徴とするも
のである。
従って、1次側、2次側のいずれから流体圧が掛っても
、流体圧に応じた理想的な面圧で弁体と密着させるよう
にしたので、従来の様に流体圧の大小に拘らず常時相当
な面圧でシートリングと弁体とを圧着状態にしていたの
と異なり、すり合わせ面の摩耗を著しく低減させること
ができ、それだけ、長期にわたる使用においてもシール
効果を損うこともなく、長寿命を保ち得るものであり、
さらには、弁体にかかる負荷も軽減されるので弁体駆動
部を可及的に小さくすることも可能となり、コスト面に
おいてもきわめて有利なものである。
、流体圧に応じた理想的な面圧で弁体と密着させるよう
にしたので、従来の様に流体圧の大小に拘らず常時相当
な面圧でシートリングと弁体とを圧着状態にしていたの
と異なり、すり合わせ面の摩耗を著しく低減させること
ができ、それだけ、長期にわたる使用においてもシール
効果を損うこともなく、長寿命を保ち得るものであり、
さらには、弁体にかかる負荷も軽減されるので弁体駆動
部を可及的に小さくすることも可能となり、コスト面に
おいてもきわめて有利なものである。
なお、シートリングは上述のように断面形状が略長方形
状というシンプルな形状をしており、シートリング自体
の製造も極めて容易でコスト的にも利点を有するもので
ある。
状というシンプルな形状をしており、シートリング自体
の製造も極めて容易でコスト的にも利点を有するもので
ある。
なおまた、第1図及び第2図の実施例で示すように、シ
ートカバー4によってシートリング3をボデー1に取り
付ける構造とすれば、万一シートリング3が損傷した場
合に、シートカバー4を取り外すことによって簡単に取
り替えることができる上、保守点検も容易に行なえると
いう利点がある。
ートカバー4によってシートリング3をボデー1に取り
付ける構造とすれば、万一シートリング3が損傷した場
合に、シートカバー4を取り外すことによって簡単に取
り替えることができる上、保守点検も容易に行なえると
いう利点がある。
第1図は改良シートリングを装着したゲートパルプの一
実施例を示す断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3
図はこの考案に係るシートリングの同要部拡大断面図、
第4図はバタフライバルブに応用した実施例を示す断面
図、第5図及び第6図は従来例を示すもので、各各ゲー
トパルプ及びバタフライバルブの断面図である。 1・・・・・・ボテ−12・・・・・・弁体、3・・・
・・・シートリング、5・・・・・・切溝。
実施例を示す断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3
図はこの考案に係るシートリングの同要部拡大断面図、
第4図はバタフライバルブに応用した実施例を示す断面
図、第5図及び第6図は従来例を示すもので、各各ゲー
トパルプ及びバタフライバルブの断面図である。 1・・・・・・ボテ−12・・・・・・弁体、3・・・
・・・シートリング、5・・・・・・切溝。
Claims (1)
- ゲートバルブないしバタフライバルブの弁体閉塞時、ボ
デー側に設けられたシー)IJタングの圧接□よって流
体漏れをシールするバルブにおいて、シートリングがゴ
ムないしフン素樹脂製で、略長方形の断面形状を有し、
この長方形状断面の略半体部をボデーに対する取付部と
し、弁体寄りに位置する他の半休部を屈撓部となし、こ
の取付部と屈撓部の境界部近傍に第1の切溝を形成する
とともに屈撓部の略中央部において上記第1の切溝と反
対方向から第2の切溝を形成し、屈撓部が屈撓可能なス
ペースを設けて当該シートリングをボデー側に取付けて
なるバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12337272U JPS582939Y2 (ja) | 1972-10-24 | 1972-10-24 | バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12337272U JPS582939Y2 (ja) | 1972-10-24 | 1972-10-24 | バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS4978826U JPS4978826U (ja) | 1974-07-09 |
JPS582939Y2 true JPS582939Y2 (ja) | 1983-01-19 |
Family
ID=28370050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12337272U Expired JPS582939Y2 (ja) | 1972-10-24 | 1972-10-24 | バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582939Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5825910B2 (ja) * | 1973-04-09 | 1983-05-30 | リトン インダストリ−ス インコ−ポレ−テツド | リユウタイリユウセイギヨベン |
JP2015098902A (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 株式会社水研 | ゲートバルブ、ゲートバルブシステム、主ゲートの撤去方法および主ゲートの交換方法 |
-
1972
- 1972-10-24 JP JP12337272U patent/JPS582939Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS4978826U (ja) | 1974-07-09 |
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