JP3355125B2 - 屋内用ユニットケーブル - Google Patents
屋内用ユニットケーブルInfo
- Publication number
- JP3355125B2 JP3355125B2 JP00793698A JP793698A JP3355125B2 JP 3355125 B2 JP3355125 B2 JP 3355125B2 JP 00793698 A JP00793698 A JP 00793698A JP 793698 A JP793698 A JP 793698A JP 3355125 B2 JP3355125 B2 JP 3355125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- indoor unit
- unit cable
- wiring
- electric wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/22—End caps, i.e. of insulating or conductive material for covering or maintaining connections between wires entering the cap from the same end
Landscapes
- Processing Of Terminals (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレハブ住宅やビ
ル等の屋内電気配線に使用する屋内用ユニットケーブル
に関する。
ル等の屋内電気配線に使用する屋内用ユニットケーブル
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から屋内用ユニットケーブルに関し
ては種々なものが知られている。例えば、図3および図
4に示したような屋内用ユニットケーブルが知られてい
る。図3に示した屋内用の低電圧電線ユニットケーブル
41は、上部に吊掛け部43を有する合成樹脂製の釣り
鐘状のジョイントキャップ42内に、照明、スイッチ、
コンセントおよびその他の負荷等に配線される100V
用の複数の低電圧電線44の一方の端末をリングスリー
ブ45で接続している。また、この屋内用ユニットケー
ブル41は、絶縁キャップ46でカバーした後、熱硬化
性樹脂等からなる合成樹脂材47が流し込まれて封止さ
れる。
ては種々なものが知られている。例えば、図3および図
4に示したような屋内用ユニットケーブルが知られてい
る。図3に示した屋内用の低電圧電線ユニットケーブル
41は、上部に吊掛け部43を有する合成樹脂製の釣り
鐘状のジョイントキャップ42内に、照明、スイッチ、
コンセントおよびその他の負荷等に配線される100V
用の複数の低電圧電線44の一方の端末をリングスリー
ブ45で接続している。また、この屋内用ユニットケー
ブル41は、絶縁キャップ46でカバーした後、熱硬化
性樹脂等からなる合成樹脂材47が流し込まれて封止さ
れる。
【0003】上記従来の屋内用の低電圧電線ユニットケ
ーブル41においては、住宅等の屋根裏に吊掛け部43
で吊り下げられた後、複数の低電圧電線44が屋内の照
明、スイッチ、コンセントおよびその他の負荷器具等に
配線される。上述した屋内用の低電圧電線ユニットケー
ブル41は、プレハブ一戸建て住宅やビル等の屋内電気
配線においては、配線本数や配線位置が規格化され、工
場内で大量生産されるから信頼性が高い。それに伴っ
て、工事現場でいちいち電線の被覆除去、導体の接続お
よびテープの捲回等の作業を行う必要がないから作業効
率が向上すると共に、安定した高品質を確保することが
できる。
ーブル41においては、住宅等の屋根裏に吊掛け部43
で吊り下げられた後、複数の低電圧電線44が屋内の照
明、スイッチ、コンセントおよびその他の負荷器具等に
配線される。上述した屋内用の低電圧電線ユニットケー
ブル41は、プレハブ一戸建て住宅やビル等の屋内電気
配線においては、配線本数や配線位置が規格化され、工
場内で大量生産されるから信頼性が高い。それに伴っ
て、工事現場でいちいち電線の被覆除去、導体の接続お
よびテープの捲回等の作業を行う必要がないから作業効
率が向上すると共に、安定した高品質を確保することが
できる。
【0004】また、図4に示した屋内用の弱電流電線ユ
ニットケーブル61は、上部に吊掛け部63を有する合
成樹脂製の釣り鐘状のジョイントキャップ62内に、電
話、インターホンおよびセキュリティ等に配線される複
数の弱電流電線64の一方の端末をコネクタ65で接続
される。そして、ジョイントキャップ62内に熱硬化性
樹脂等からなる合成樹脂材67が流し込まれて封止され
る。
ニットケーブル61は、上部に吊掛け部63を有する合
成樹脂製の釣り鐘状のジョイントキャップ62内に、電
話、インターホンおよびセキュリティ等に配線される複
数の弱電流電線64の一方の端末をコネクタ65で接続
される。そして、ジョイントキャップ62内に熱硬化性
樹脂等からなる合成樹脂材67が流し込まれて封止され
る。
【0005】上記従来の屋内用の弱電流電線ユニットケ
ーブル61においては、住宅等の屋根裏に吊掛け部63
で吊り下げられた後、複数の弱電流電線64が屋内の電
話、インターホンおよびセキュリティ等に配線される。
従って、配線先が上述した屋内用の低電圧電線ユニット
ケーブル41と異なるだけであるから、説明は省略す
る。
ーブル61においては、住宅等の屋根裏に吊掛け部63
で吊り下げられた後、複数の弱電流電線64が屋内の電
話、インターホンおよびセキュリティ等に配線される。
従って、配線先が上述した屋内用の低電圧電線ユニット
ケーブル41と異なるだけであるから、説明は省略す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の屋内用の低電圧電線ユニットケーブル41および弱
電流電線ユニットケーブル61においては、ビルはもと
より一戸建ての住宅においても、低電圧電線44の配線
だけでなく弱電流電線64の配線も伴う現状であるか
ら、屋内用の低電圧電線ユニットケーブル41および弱
電流電線ユニットケーブル61の2種類のユニットケー
ブルを用意しなければならず、部品管理が煩わしくなる
と共に、部品点数の増加がコストアップにつながるとい
う問題があった。また、ユニットケーブル施工時にジョ
イントキャップ42,62の占有スペースが大きくなる
ので、作業性が低下するという問題があった。
来の屋内用の低電圧電線ユニットケーブル41および弱
電流電線ユニットケーブル61においては、ビルはもと
より一戸建ての住宅においても、低電圧電線44の配線
だけでなく弱電流電線64の配線も伴う現状であるか
ら、屋内用の低電圧電線ユニットケーブル41および弱
電流電線ユニットケーブル61の2種類のユニットケー
ブルを用意しなければならず、部品管理が煩わしくなる
と共に、部品点数の増加がコストアップにつながるとい
う問題があった。また、ユニットケーブル施工時にジョ
イントキャップ42,62の占有スペースが大きくなる
ので、作業性が低下するという問題があった。
【0007】本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされ
たものであり、低電圧電線と弱電流電線の配線が1種類
のユニットケーブルで行うことができ、部品管理が容易
になり、かつ占有スペースが小さくなって作業性が向上
する屋内用ユニットケーブルを提供することである。
たものであり、低電圧電線と弱電流電線の配線が1種類
のユニットケーブルで行うことができ、部品管理が容易
になり、かつ占有スペースが小さくなって作業性が向上
する屋内用ユニットケーブルを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記課題
は、一方の配線ケーブル群と他方の配線ケーブル群とが
1個のジョイントキャップ内で隔離部材により隔離され
ると共に、ケーブルの端末の一方が接続封止されている
屋内配線に用いる屋内用ユニットケーブルにおいて、隔
離部材がシールド部材から形成されると共に、他方の配
線ケーブルが電磁遮蔽層を有し、隔離部材と他方の配線
ケーブルの電磁遮蔽層が接地されることを特徴とする屋
内用ユニットケーブルによって解決することができる。
また、前記屋内用ユニットケーブルにおいて、前記隔離
部材が板状の隔壁からなっていることで解決できる。ま
た、前記屋内用ユニットケーブルにおいて、前記隔離部
材が管状の隔離管からなっていることで解決できる。
は、一方の配線ケーブル群と他方の配線ケーブル群とが
1個のジョイントキャップ内で隔離部材により隔離され
ると共に、ケーブルの端末の一方が接続封止されている
屋内配線に用いる屋内用ユニットケーブルにおいて、隔
離部材がシールド部材から形成されると共に、他方の配
線ケーブルが電磁遮蔽層を有し、隔離部材と他方の配線
ケーブルの電磁遮蔽層が接地されることを特徴とする屋
内用ユニットケーブルによって解決することができる。
また、前記屋内用ユニットケーブルにおいて、前記隔離
部材が板状の隔壁からなっていることで解決できる。ま
た、前記屋内用ユニットケーブルにおいて、前記隔離部
材が管状の隔離管からなっていることで解決できる。
【0009】上記構成の屋内用ユニットケーブルによれ
ば、一方の配線ケーブル群と他方の配線ケーブル群とが
1個のジョイントキャップ内で隔離部材としての隔壁ま
たは隔離管により隔離された上で、ケーブルの端末の一
方が接続封止されているから、2種類の配線ケーブル群
の配線を行うのに1個のジョイントキャップで間に合
う。また、隔離部材がシールド部材から形成されると共
に、他方の配線ケーブルが電磁遮蔽層を有し、隔離部材
と他方の配線ケーブルの電磁遮蔽層が接地されるので、
一方の配線ケーブルまたはその他からシステムの誤作動
を誘発する誘導障害が加えられる心配のある場合でも誘
導障害を最小限に抑えることができる。従って、部品管
理が容易になると共に製造コストが低減され、さらに占
有スペースが縮小されるので、施工時の作業性を向上さ
せることができると共に、安定した高品質の製品を提供
することができる。また、隔離部材が隔離管であってジ
ョイントキャップと別体であれば、一方の配線ケーブル
群を予め隔離管内で接続封止することが可能となり、組
立作業が容易となるので、生産性を向上させることがで
きる。
ば、一方の配線ケーブル群と他方の配線ケーブル群とが
1個のジョイントキャップ内で隔離部材としての隔壁ま
たは隔離管により隔離された上で、ケーブルの端末の一
方が接続封止されているから、2種類の配線ケーブル群
の配線を行うのに1個のジョイントキャップで間に合
う。また、隔離部材がシールド部材から形成されると共
に、他方の配線ケーブルが電磁遮蔽層を有し、隔離部材
と他方の配線ケーブルの電磁遮蔽層が接地されるので、
一方の配線ケーブルまたはその他からシステムの誤作動
を誘発する誘導障害が加えられる心配のある場合でも誘
導障害を最小限に抑えることができる。従って、部品管
理が容易になると共に製造コストが低減され、さらに占
有スペースが縮小されるので、施工時の作業性を向上さ
せることができると共に、安定した高品質の製品を提供
することができる。また、隔離部材が隔離管であってジ
ョイントキャップと別体であれば、一方の配線ケーブル
群を予め隔離管内で接続封止することが可能となり、組
立作業が容易となるので、生産性を向上させることがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の屋内用ユニットケ
ーブルの実施の形態例を図1および図2に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の屋内用ユニットケーブルの
第1実施の形態例を示す斜視図、図2は本発明の屋内用
ユニットケーブルの第2実施の形態例を示す斜視図であ
る。図1に示すように第1実施の形態例としての屋内用
ユニットケーブル1は、一方の配線ケーブル群としての
100V用の低電圧電線3群と他方の配線ケーブル群と
しての弱電流電線4群とが1個のジョイントキャップ2
内で隔離部材としての隔壁5により隔離されている。そ
して、低電圧電線3と弱電流電線4の端末の一方端が絶
縁キャップ7でカバーされたリングスリーブ6またはコ
ネクタ8により接続されると共に、熱硬化性樹脂10に
よりジョイントキャップ2内に封止されている。
ーブルの実施の形態例を図1および図2に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の屋内用ユニットケーブルの
第1実施の形態例を示す斜視図、図2は本発明の屋内用
ユニットケーブルの第2実施の形態例を示す斜視図であ
る。図1に示すように第1実施の形態例としての屋内用
ユニットケーブル1は、一方の配線ケーブル群としての
100V用の低電圧電線3群と他方の配線ケーブル群と
しての弱電流電線4群とが1個のジョイントキャップ2
内で隔離部材としての隔壁5により隔離されている。そ
して、低電圧電線3と弱電流電線4の端末の一方端が絶
縁キャップ7でカバーされたリングスリーブ6またはコ
ネクタ8により接続されると共に、熱硬化性樹脂10に
よりジョイントキャップ2内に封止されている。
【0011】さらに詳しくは、合成樹脂製で釣り鐘状の
ジョイントキャップ2は、上端に吊掛け部9と内部に隔
壁5が一体的に設けられている。また、低電圧電線3は
照明、スイッチ、コンセントおよびその他の負荷等に配
線されると共に、弱電流電線4は電話、インターホンお
よびセキュリティ等に配線される。なお、隔壁5は、金
属やその他の導電性材料又は磁性材料等のシールド部材
から形成されており、少なくとも弱電流電線4群の内、
誘導障害から保護する必要のあるセキュリティ用等の弱
電流電線4aは電磁遮蔽層4bを有している。
ジョイントキャップ2は、上端に吊掛け部9と内部に隔
壁5が一体的に設けられている。また、低電圧電線3は
照明、スイッチ、コンセントおよびその他の負荷等に配
線されると共に、弱電流電線4は電話、インターホンお
よびセキュリティ等に配線される。なお、隔壁5は、金
属やその他の導電性材料又は磁性材料等のシールド部材
から形成されており、少なくとも弱電流電線4群の内、
誘導障害から保護する必要のあるセキュリティ用等の弱
電流電線4aは電磁遮蔽層4bを有している。
【0012】上述した構成の屋内用ユニットケーブル1
においては、住宅等の屋根裏に吊掛け部9で吊り下げら
れた後、複数の低電圧電線3が屋内の照明、スイッチ、
コンセントおよびその他の負荷器具等に配線される。ま
た、複数の弱電流電線4は電話、インターホンおよびセ
キュリティ等に配線される。そして、隔壁5と弱電流電
線4aの電磁遮蔽層4bが接地される。上述した屋内用
ユニットケーブル1は、プレハブ一戸建て住宅やビル等
の屋内電気配線においては、配線本数や配線位置が規格
化され、工場内で大量生産されるから信頼性が高い。そ
れに伴って、工事現場でいちいち電線の被覆除去、導体
の接続およびテープの捲回等の作業を行う必要がないか
ら作業効率が向上されるばかりでなく、誘導障害の影響
を最小限に抑えることができるので、安定した高品質の
製品を提供することができる。
においては、住宅等の屋根裏に吊掛け部9で吊り下げら
れた後、複数の低電圧電線3が屋内の照明、スイッチ、
コンセントおよびその他の負荷器具等に配線される。ま
た、複数の弱電流電線4は電話、インターホンおよびセ
キュリティ等に配線される。そして、隔壁5と弱電流電
線4aの電磁遮蔽層4bが接地される。上述した屋内用
ユニットケーブル1は、プレハブ一戸建て住宅やビル等
の屋内電気配線においては、配線本数や配線位置が規格
化され、工場内で大量生産されるから信頼性が高い。そ
れに伴って、工事現場でいちいち電線の被覆除去、導体
の接続およびテープの捲回等の作業を行う必要がないか
ら作業効率が向上されるばかりでなく、誘導障害の影響
を最小限に抑えることができるので、安定した高品質の
製品を提供することができる。
【0013】さらに、屋内用ユニットケーブル1は、一
方の低電圧電線3群と他方の弱電流電線4群とが1個の
ジョイントキャップ2内で隔離部材としての隔壁5によ
り隔離された上で、低電圧電線3および弱電流電線4の
末端が接続封止されるから、2種類の低電圧電線3群と
弱電流電線4群の配線を行うのに1個のジョイントキャ
ップ1で済む。よって、部品管理が容易になると共に製
造コストが低減され、さらに占有スペースが縮小される
ので、施工時の作業性を向上させることができる。
方の低電圧電線3群と他方の弱電流電線4群とが1個の
ジョイントキャップ2内で隔離部材としての隔壁5によ
り隔離された上で、低電圧電線3および弱電流電線4の
末端が接続封止されるから、2種類の低電圧電線3群と
弱電流電線4群の配線を行うのに1個のジョイントキャ
ップ1で済む。よって、部品管理が容易になると共に製
造コストが低減され、さらに占有スペースが縮小される
ので、施工時の作業性を向上させることができる。
【0014】次に、本発明の第2実施の形態例の屋内用
ユニットケーブル21について図2に基づいて詳細に説
明する。本実施の形態の屋内用ユニットケーブル21が
屋内用ユニットケーブル1と異なるのは、隔離部材とし
ての隔壁5の代わりに隔離管25がジョイントキャップ
22に一体または別体として設けられている点である。
そして、隔離管25は、金属やその他の導電性材料又は
磁性材料等のシールド部材から形成されており、少なく
とも弱電流電線4群の内、誘導障害から保護する必要の
あるセキュリティ用等の弱電流電線4aは電磁遮蔽層4
bを有している。よって、同一構成の部品には図1と同
じ符号を付けることにより説明を省略する。
ユニットケーブル21について図2に基づいて詳細に説
明する。本実施の形態の屋内用ユニットケーブル21が
屋内用ユニットケーブル1と異なるのは、隔離部材とし
ての隔壁5の代わりに隔離管25がジョイントキャップ
22に一体または別体として設けられている点である。
そして、隔離管25は、金属やその他の導電性材料又は
磁性材料等のシールド部材から形成されており、少なく
とも弱電流電線4群の内、誘導障害から保護する必要の
あるセキュリティ用等の弱電流電線4aは電磁遮蔽層4
bを有している。よって、同一構成の部品には図1と同
じ符号を付けることにより説明を省略する。
【0015】本実施の形態の屋内用ユニットケーブル2
1においては、隔離管25がジョイントキャップ22と
別体であれば、予めリングスリーブ6および絶縁キャッ
プ7で接続された低電圧電線3を隔離管25内で熱硬化
性樹脂10で仮封止しておき、隔離管25がジョイント
キャップ22内に挿入された後、弱電流電線4の接続お
よび封止を行うことで作業性および生産性を向上させる
ことができる。また、隔離管25と弱電流電線4aの電
磁遮蔽層4bが接地されるので、誘導障害の影響を最小
限に抑えることができるので、安定した高品質の製品を
提供することができる。
1においては、隔離管25がジョイントキャップ22と
別体であれば、予めリングスリーブ6および絶縁キャッ
プ7で接続された低電圧電線3を隔離管25内で熱硬化
性樹脂10で仮封止しておき、隔離管25がジョイント
キャップ22内に挿入された後、弱電流電線4の接続お
よび封止を行うことで作業性および生産性を向上させる
ことができる。また、隔離管25と弱電流電線4aの電
磁遮蔽層4bが接地されるので、誘導障害の影響を最小
限に抑えることができるので、安定した高品質の製品を
提供することができる。
【0016】なお、本発明は上述した実施の形態例に限
定されるものでなく、適宜な変更を行うことにより他の
形態でも実施することができる。例えば、屋内用ユニッ
トケーブル21では低電圧電線3が隔離管25内で接続
および封止が行われるようになっていたが、逆に弱電流
電線4が隔離管25内で接続および封止が行われても差
し支えない。
定されるものでなく、適宜な変更を行うことにより他の
形態でも実施することができる。例えば、屋内用ユニッ
トケーブル21では低電圧電線3が隔離管25内で接続
および封止が行われるようになっていたが、逆に弱電流
電線4が隔離管25内で接続および封止が行われても差
し支えない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の屋内用ユニ
ットケーブルによれば、一方の配線ケーブル群と他方の
配線ケーブル群とが1個のジョイントキャップ内で隔離
部材としての隔壁または隔離管により隔離された上で、
ケーブルの一方端が接続封止されている屋内配線に用い
る屋内用ユニットケーブルにおいて、隔離部材がシール
ド部材から形成されると共に、他方の配線ケーブルが電
磁遮蔽層を有し、隔離部材と他方の配線ケーブルの電磁
遮蔽層が接地される。 従って、2種類の配線ケーブル群
の配線を行うのに1個のジョイントキャップで済むと共
に、一方の配線ケーブルまたはその他からシステムの誤
作動を誘発する誘導障害が加えられる心配のある場合で
も誘導障害を最小限に抑えることができる。よって、部
品管理が容易になると共に製造コストが低減され、さら
に占有スペースが縮小されるので、施工時の作業性を向
上させることができると共に、安定した高品質の製品を
提供することができる。
ットケーブルによれば、一方の配線ケーブル群と他方の
配線ケーブル群とが1個のジョイントキャップ内で隔離
部材としての隔壁または隔離管により隔離された上で、
ケーブルの一方端が接続封止されている屋内配線に用い
る屋内用ユニットケーブルにおいて、隔離部材がシール
ド部材から形成されると共に、他方の配線ケーブルが電
磁遮蔽層を有し、隔離部材と他方の配線ケーブルの電磁
遮蔽層が接地される。 従って、2種類の配線ケーブル群
の配線を行うのに1個のジョイントキャップで済むと共
に、一方の配線ケーブルまたはその他からシステムの誤
作動を誘発する誘導障害が加えられる心配のある場合で
も誘導障害を最小限に抑えることができる。よって、部
品管理が容易になると共に製造コストが低減され、さら
に占有スペースが縮小されるので、施工時の作業性を向
上させることができると共に、安定した高品質の製品を
提供することができる。
【0018】また、隔離部材が隔離管であってジョイン
トキャップと別体であれば、一方の配線ケーブル群を予
め隔離管内で接続および封止することができ組立作業が
容易となり、安定した高品質の確保と生産性を向上させ
ることができる。
トキャップと別体であれば、一方の配線ケーブル群を予
め隔離管内で接続および封止することができ組立作業が
容易となり、安定した高品質の確保と生産性を向上させ
ることができる。
【0019】
【図1】本発明の屋内用ユニットケーブルの第1実施の
形態例を示す斜視図である。
形態例を示す斜視図である。
【図2】本発明の屋内用ユニットケーブルの第2実施の
形態例を示す斜視図である。
形態例を示す斜視図である。
【図3】従来の屋内用低電圧電線ユニットケーブルの一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図4】従来の屋内用弱電流電線ユニットケーブルの一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
1 屋内用ユニットケーブル 2 ジョイントキャップ 3 低電圧電線 4 弱電流電線 5 隔壁(隔離部材) 21 屋内用ユニットケーブル 22 ジョイントキャップ 25 隔離管(隔離部材)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 15/02 H02G 1/14 H02G 3/08
Claims (3)
- 【請求項1】 一方の配線ケーブル群と他方の配線ケー
ブル群とが1個のジョイントキャップ内で隔離部材によ
り隔離されると共に、前記ケーブルの端末の一方が接続
封止されている屋内配線に用いる屋内用ユニットケーブ
ルにおいて、前記隔離部材がシールド部材から形成され
ると共に、前記他方の配線ケーブルが電磁遮蔽層を有
し、前記隔離部材と前記他方の配線ケーブルの前記電磁
遮蔽層が接地されることを特徴とする屋内用ユニットケ
ーブル。 - 【請求項2】 前記隔離部材が板状の隔壁からなること
を特徴とする請求項1記載の屋内用ユニットケーブル。 - 【請求項3】 前記隔離部材が管状の隔離管からなるこ
とを特徴とする請求項1記載の屋内用ユニットケーブ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00793698A JP3355125B2 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 屋内用ユニットケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00793698A JP3355125B2 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 屋内用ユニットケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11205988A JPH11205988A (ja) | 1999-07-30 |
JP3355125B2 true JP3355125B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=11679409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00793698A Expired - Fee Related JP3355125B2 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 屋内用ユニットケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3355125B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105576590B (zh) * | 2016-01-19 | 2017-09-15 | 冷国强 | 一种电缆接头及其使用方法 |
CN114312389B (zh) * | 2022-01-30 | 2024-01-30 | 郑州恒天铜业有限公司 | 一种新能源汽车充电桩用具有防水功能的电缆以及连接设备 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS605512Y2 (ja) * | 1980-08-26 | 1985-02-20 | 矢崎総業株式会社 | 電線の接続部 |
JPH06189438A (ja) * | 1992-12-18 | 1994-07-08 | Yazaki Corp | 住宅用組電線接続分岐部用渡り線 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP00793698A patent/JP3355125B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11205988A (ja) | 1999-07-30 |
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