JPH06327133A - 分岐接続部 - Google Patents

分岐接続部

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JPH06327133A
JPH06327133A JP5136661A JP13666193A JPH06327133A JP H06327133 A JPH06327133 A JP H06327133A JP 5136661 A JP5136661 A JP 5136661A JP 13666193 A JP13666193 A JP 13666193A JP H06327133 A JPH06327133 A JP H06327133A
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JP
Japan
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branch
cable
trunk
conductor
main cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP5136661A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyuki Arai
征行 新井
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐接続部の幹線ケーブルへの取り付けや、
給電、分岐、連絡等のための他のケーブル接続を容易に
する。 【構成】 幹線ケーブルC1を多重化するための連絡母
線は、第1分岐端子により幹線ケーブルC1に対し直角
に挿抜される。従って、最短距離の連絡接続ができる。
一方、給電や分岐のためのケーブルは、一旦幹線ケーブ
ルC1と平行に引き出された後、機器等に接続される。
そこで第2分岐端子を利用して挿抜し、取り付けと挿抜
作業とを容易にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高い信頼性を要求され
無停電化された受電設備に使用されるケーブルの分岐接
続部に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばインテリジェントビル等のよう
に、高層化され電力需要が集中する場所には、高い信頼
性の受電設備が必要となる。従って、ケーブルの多重化
等により無停電化を図る一方、ケーブルの中間部分に多
数のサーキットブレーカ等を挿入し保守管理を容易にし
ている。図2に、このような目的で使用される従来の受
電設備結線図を示す。ここには4台の受電用トランスT
R1〜TR4によって電力が受け入れられる。また、幹
線ケーブルC1、C2を並行に布設し二重母線化を図っ
ている。なお、受電用トランスTR1〜TR4は、それ
ぞれサーキットブレーカCBと給電ケーブルC01〜C
04を介して幹線ケーブルC1に電気接続されている。
【0003】幹線ケーブルC1とC2は相互に連絡母線
B1及びB2を介して連結され、二重化されている。ま
た、幹線ケーブルC1及びC2には、それぞれ分岐ケー
ブルC3〜C10の一端が接続され、これらはそれぞれ
サーキットブレーカCBを介して負荷に電力を供給する
構成となっている。上記の受電設備に多数のサーキット
ブレーカCBが挿入されているのは、短絡事故等が発生
した場合に直ちに事故区間を切り離し、適切な保護によ
って設備の無停電化を図るためである。
【0004】図3に、上記のような幹線ケーブルC1、
C2の布設状態を示す主要部側面図を図示した。このよ
うに、幹線ケーブルC1、C2は、何れも吊碍子1とプ
ーリング2によってビルの天井等に吊下げられる。幹線
ケーブルC1、C2の中間部分には、図に示すような四
方分岐接続部3が設けられ、連絡母線B1がこの四方分
岐接続部3を介して幹線ケーブルC1、C2を相互に電
気接続している。また、この四方分岐接続部3には、図
2に示した受電用トランスTR4に対しサーキットブレ
ーカCBを介して接続された給電ケーブルC04が接続
されている。更に、各幹線ケーブルC1、C2には三方
分岐接続部4が取り付けられ、この三方分岐接続部4に
分岐ケーブルC6やC10の一端が電気接続されてい
る。他の分岐ケーブルC3〜C9についても同様の接続
が行われる。具体的には、上記のような構成によって図
2の受電設備が運用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に受電設備の多重化と無停電化を図るためには、幹線ケ
ーブルに多数の分岐接続部やサーキットブレーカが挿入
される。また、給電ケーブルや分岐ケーブル等にも同様
にしてサーキットブレーカが挿入される。従って、これ
ら相互間の接続作業はもとより、事故発生等の際の点検
や着脱等の工事が容易な構成にすることが好ましい。更
に、この種の受電設備は、ビル内の電力需要の増大等に
伴い、容易に交換や増設等ができる構成とすることが好
ましい。また、このような幹線ケーブルはビルの比較的
狭いシャフト空間に布設されることから、より機能的な
構成であることが好ましい。
【0006】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、幹線ケーブルへの取り付けや給電、分岐、連絡等の
ためのケーブル接続が容易な構成の分岐接続部を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の分岐接続部は、
幹線ケーブルの導体を貫通させる貫通孔を備えた保護カ
バーと、前記貫通孔内部に配置され、前記幹線ケーブル
の導体と電気接続された内部導体とを備え、前記幹線ケ
ーブルの長手方向にほぼ直角に連絡母線を挿抜する第1
分岐端子と、前記幹線ケーブルの長手方向にほぼ平行に
ケーブル端末を挿抜する第2分岐端子とが設けられてい
ることを特徴とするものである。なお、第1分岐端子に
は、幹線間を連絡する連絡母線を接続し、第2分岐端子
には、幹線ケーブルと平行に引出されるケーブルを接続
することが望ましい。
【0008】
【作用】幹線ケーブルを多重化するための連絡母線は、
第1分岐端子により幹線ケーブルに対し直角に挿抜され
る。従って、最短距離の連絡接続ができる。一方、給電
や分岐のためのケーブルは、一旦幹線ケーブルと平行に
引き出された後、機器等に接続される。そこで第2分岐
端子を利用して挿抜し、取り付けと挿抜作業とを容易に
している。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の分岐接続部実施例を示すもの
で、(a)はその縦断面図、(b)はその外観斜視図で
ある。図のように、この分岐接続部を構成する場合、幹
線ケーブルC1の被覆は、予め除去され、一定の長さだ
け導体6が露出されている。この導体6には、これを挟
むように二つ割り構造の内部導体7が取り付けられ、C
字状圧縮スリーブ8によって導体6と内部導体7とが圧
縮固定されている。
【0010】この内部導体7には、図の右方向に向いた
接続孔11と図の左側下方向を向いた接続孔12が設け
られている。接続孔11には、幹線ケーブルC1を多重
化するための連絡母線の接続端子が挿入される。また、
接続孔12には、幹線ケーブルC1に対し、受電用トラ
ンスを接続するための給電ケーブルや、幹線ケーブルC
1から負荷に対し、電力を供給する分岐ケーブルの端子
等が挿入される。この電気接続のために、接触子13が
接続孔11、12の内部に配置されている。この接触子
13は例えばチューリップコンタクトやスプリングある
いはばね状の電気接続用端子から構成される。
【0011】更に、この分岐接続部には、その外周を保
護するために二つ割り構造の保護カバー14が設けられ
ている。上記内部導体7は銅やアルミニウム等から構成
され、保護カバー14はゴムやプラスチック等の絶縁体
から構成される。図1(b)に示すように、保護カバー
14は分割面15を境にした二つ割り構造とされ、その
中央に垂直方向に貫通孔17を備えている。この貫通孔
17に幹線ケーブルC1が挿入される。
【0012】こうして、(b)に示すように、幹線ケー
ブルの長手方向にほぼ直角に連絡母線を挿抜するための
第1分岐端子18が設けられ、幹線ケーブルの長手方向
にほぼ平行に分岐ケーブルや給電ケーブル等を挿抜する
第2分岐端子19が設けられた構造とされる。なお、上
記保護カバー14は、幹線ケーブルC1の外側に装着さ
れた後、連結スリーブ16によって連結一体化される。
この連結スリーブ16もC字状としたりあるいはバッド
状のものにより構成される。
【0013】以上の構成の本発明の分岐接続部は、具体
的には次のようにして使用される。図4に、本発明の分
岐接続部を使用した受電設備の主要部側面図を示す。こ
の受電設備では、幹線ケーブルC1、C2が連絡母線B
1によって連結され、二重母線化が図られている。これ
は既に図3を用いて説明した従来のものと同様である。
即ち、各幹線ケーブルC1、C2はビルの天井等から吊
碍子1やプーリング2を介して吊り下げられている。そ
して、その中間部分に、本発明に関わる分岐接続部20
が取り付けられる。この分岐接続部20の第1分岐端子
18には連絡母線B1が接続され、第2分岐端子19に
は、給電ケーブルC0が接続されている。この給電ケー
ブルC0は、サーキットブレーカCBを介して図示しな
い受電用トランスに接続されているものとする。
【0014】なお、上記幹線ケーブルC1、C2には、
従来のものと同様に三方分岐接続部4が設けられ、これ
には負荷へ電力を供給するための分岐ケーブルC6やC
10等が接続されている。なお、幹線ケーブルC2に設
けられた分岐接続部20の第2分岐端子19は、例えば
この状態では使用せず盲線等を用いて封止する。例え
ば、将来更に幹線ケーブルの増設あるいは分岐ケーブル
の増設等が要求された場合には、この第2分岐端子19
が利用される。上記のような構成にすると、幹線ケーブ
ルC1とC2の間を相互に直接接続する連絡母線B1
は、最短距離で直線的な接続が可能となり、作業上もま
たスペース上も機能的なものとなる。
【0015】一方、給電ケーブルC0は、通常、受電用
トランスやサーキットブレーカCBにその一端を接続さ
れるため、サーキットブレーカCB等が取り付けられた
フロアまで一旦引き下げられる。従って、給電ケーブル
C0の端部は幹線ケーブルC1に対し適当な長さだけ平
行布設される場合が多い。これにより、狭いシャフト空
間21の内部に、スペースファクタがよくなるように分
岐接続部を収納できる。更に、第2分岐端子19を幹線
ケーブルC1と同方向に向けたので、分岐接続部20に
対する給電ケーブルC0との挿抜が容易である。
【0016】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例においては幹線ケーブルを2本配置し二重化を
図った例を説明したが、幹線ケーブルを3本以上設けた
多重化した設備についても同様で、その場合に、従来構
造の四方分岐接続部を取り混ぜて使用しても差し支えな
い。また、分岐接続部の導体の二つ割り構造やこれらを
一体化する構造及び保護カバーの二つ割り構造やこれら
を一体化する構造は、幹線ケーブルを切断することなく
幹線ケーブルに装着できるような分割構造であればよ
く、その分割面の数や形状、固定手段については、自由
に変更しても差し支えない。更に、上記分岐接続部は少
なくとも1個の第1分岐端子と、少なくとも1個の第2
分岐端子が設けられていればよく、これらの数はいずれ
も2以上設けられていて差し支えない。従って、四方分
岐にならず、五方あるいは六方分岐としても差し支えな
い。
【0017】
【発明の効果】以上説明した本発明の分岐接続部は、幹
線ケーブルの導体を貫通させる貫通孔を備えた保護カバ
ーと、貫通孔内部に配置されて貫通孔の導体と電気接続
された内部導体とを備え、幹線ケーブルの長手方向にほ
ぼ直角に連絡母線を挿抜する第1分岐端子と幹線ケーブ
ル長手方向にほぼ平行に向いた第2分岐端子とを設ける
ようにしたので、幹線ケーブル相互間の多重化のための
連絡母線接続を容易にするとともに、幹線ケーブルに平
行に引き出される給電ケーブルや分岐ケーブル等の接続
や布設も容易にし、その接続工事や保守管理の工事の効
率化、迅速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分岐接続部実施例を示し、(a)はそ
の縦断面図、(b)はその外観斜視図である。
【図2】多重化された受電設備の一例を示す結線図であ
る。
【図3】従来の受電設備の主要部側面図である。
【図4】本発明の分岐接続部を使用した受電設備の主要
部側面図である。
【符号の説明】
C1 幹線ケーブル 6 導体 7 内部導体 14 保護カバー 15 分割面 17 貫通孔 18 第1分岐端子 19 第2分岐端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幹線ケーブルの導体を貫通させる貫通孔
    を備えた保護カバーと、 前記貫通孔内部に配置され、前記幹線ケーブルの導体と
    電気接続された内部導体とを備え、 前記幹線ケーブルの長手方向にほぼ直角に連絡母線を挿
    抜する第1分岐端子と、 前記幹線ケーブルの長手方向にほぼ平行にケーブル端末
    を挿抜する第2分岐端子とが設けられていることを特徴
    とする分岐接続部。
  2. 【請求項2】 第1分岐端子には、幹線間を連絡する連
    絡母線を接続し、 第2分岐端子には、幹線ケーブルと平行に引出されるケ
    ーブルを接続したことを特徴とする請求項1記載の分岐
    接続部。
JP5136661A 1993-05-14 1993-05-14 分岐接続部 Pending JPH06327133A (ja)

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JP5136661A JPH06327133A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 分岐接続部

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JP5136661A JPH06327133A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 分岐接続部

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JPH06327133A true JPH06327133A (ja) 1994-11-25

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ID=15180548

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JP5136661A Pending JPH06327133A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 分岐接続部

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JP (1) JPH06327133A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0896409A2 (de) * 1997-08-05 1999-02-10 Alcatel Abzweigmuffe für Energiekabel
JP2012010481A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Swcc Showa Cable Systems Co Ltd ケーブル接続装置および耐電圧試験方式

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0896409A2 (de) * 1997-08-05 1999-02-10 Alcatel Abzweigmuffe für Energiekabel
EP0896409A3 (de) * 1997-08-05 1999-12-15 Alcatel Abzweigmuffe für Energiekabel
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