JP3353719B2 - プラズマディスプレイパネルの電極端子取出し構造 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの電極端子取出し構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルの電極端子とフレキシブル基板の電極端子と
を異方性導電膜を介して熱圧着で接続した端子接続部を
有するプラズマディスプレイパネルの電極端子取出し構
造に関するものである。
【0002】プラズマディスプレイパネルは、プラズマ
発光させるスキャン電極端子とデータ電極端子とをドラ
イブ回路で駆動させ、比較的大きなパワーを供給する必
要がある。
【0003】また、表示パネルの高精細化が進むにつれ
て、データ電極側の電極端子取出し構造は、端子間ピッ
チが0.1mm近くになり、ファインピッチに対処した
絶縁抵抗、しかも駆動電圧に見合った高電圧での絶縁性
が必要になる。
【0004】さらに、大型面積のプラズマディスプレパ
ネルは、パネル内の浮遊容量が大きいばかりでなく、電
極の抵抗やインダクタンス成分も大きくなる。
【0005】マトリックス上に配置された電極配線はR
CL分布定数回路を形成するため、電極端子にパルス電
圧を印加すると、電圧は波動となってパネル内を進行す
ることとなり、これにより、パネル内の位置により電圧
の高い箇所と低い箇所とが形成されてしまう。
【0006】したがって、パネル内の電極配線による電
圧降下を防ぐために、配線材料は安価で、しかも低導電
率であるAgの配線材料が用いられる。
【0007】従来における平面表示パネルの電極端子取
出し構造を図3に示す。図3に示される平面表示パネル
の電極端子取出し構造は、平面表示パネル電極端子1と
フレキシブル基板(以下、FPCという)2の金属リー
ド線3とを異方性導電膜(以下、ACF4という)を介
して熱圧着で電気的に接続されている。また、電極端子
間の絶縁性は、ACF4のバインダとしてのエポキシ材
料で保持している。
【0008】図3に示される電極端子取出し構造を高温
高湿環境下に使用した場合に、まず最初に露出された平
面表示パネル電極端子1の電極端子部1aの箇所に水分
が浸入し、電極端子間の絶縁不良が発生する。この不良
を防止するために電極端子取出し部の全体を樹脂6にて
被覆している。
【0009】さらに、端子間の耐湿性を改善した電極端
子取出し構造が、例えば特開昭60−67984号公
報、特開昭61−183245号公報に開示されてい
る。
【0010】上述した耐湿性を改善した電極端子取出し
構造を図4に示す。図4に示される電極端子取出し構造
は、ガラス板からなる保護板18とガラス基板13とに
より電極端子取出し部を覆い、かつ樹脂6を充填し、保
護板18によりガラス基板13周縁の縁面距離を拡大し
た構造とし、耐湿性の向上と電極端子部の機械的強度を
向上するようにしたものである。
【0011】そして、電極端子の接続部に樹脂材料とし
てのシリコン樹脂、アクリル樹脂を充填することによ
り、耐水性を高めている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3及
び図4に示される従来の電極端子取出し構造に用いられ
る樹脂材料は、電極端子間ギャップが50μm以下にな
ってくると、水の浸入を完全に防止することができず、
高温高湿の環境下に使用した場合、電極端子として例え
ばAg等のようにマイグレーションし易い材料を選択し
た場合、電極端子間の絶縁不良を完全に抑えることがで
きないという問題がある。
【0013】その理由としては、シリコン樹脂,アクリ
ル樹脂は、透湿度がそれぞれ100,20〜30g/m
2・24Hで吸水しやすい材料であり、耐湿性に著しく
劣るためである。
【0014】したがって、樹脂材料の透湿性は高いこと
もあり、パネルのファインピッチ化が進むにつれて、特
にAg電極と組み合わせた場合、耐湿性を向上させるに
は限界がある。
【0015】特に、Agのマイグレーションは、水の存
在と電位差のある箇所で発生し、最終的には、2本の電
極端子間で短絡を生じる。比較的電圧値の低いデータ電
極側でも、この問題は回避することはできず、このた
め、電極端子取出し部分を完全に水分から遮断すること
が必要となる。
【0016】電極端子引き出し構造として、特開平9−
183245号公報に開示された図5のサーマルヘッド
における電極取出し構造を適用することが考えられる。
【0017】図5に示されるサーマルヘッドにおける電
極取出し構造は、FPC2に形成された端子部19が別
基板に半田を用いて接続され、耐湿性を持たせるために
樹脂防止剤20は、バインダ樹脂として加熱硬化型エポ
キシ樹脂を用いている。
【0018】図5に示されるサーマルヘッドにおける電
極取出し構造は、平面表示パネルに適用した場合、FP
C2に搭載された回路基板をパネル裏面に部分的に折り
曲げて実装するため、自由度がなく、折り曲げる際に端
子接続部5の機械的強度が著しく劣るという問題があ
る。
【0019】この問題を解決するため、エポキシ樹脂を
電極端子取出し部の表裏全体に被覆した場合、FPC2
を長く延ばす、或いは曲げ半径を大きくとる必要がある
ため、平面表示パネル周辺に広い面積をもつ余分な額縁
部が形成され、かつ平面表示パネルの板厚が厚くなると
いう問題がある。
【0020】その理由は、エポキシ樹脂は5〜6g/m
2・24Hと透湿度が低い材料であるが、端子接続部5
の全体に被覆した場合、硬化すると、柔軟性のないリジ
ットな材料となるためである。
【0021】本発明の目的は、ファインピッチ化にして
も電極端子間の絶縁不良を低減できるプラズマディスプ
レイパネルの電極端子取出し構造を提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの電極端
子取出し構造は、プラズマディスプレイパネルの電極端
子とフレキシブル基板の電極端子とを異方性導電膜で熱
圧着して接続した端子接続部を有するプラズマディスプ
レイパネルの電極端子取出し構造であって、前記端子接
続部を、内層樹脂と外層樹脂とからなる二層構造の樹脂
で被覆し、前記内層樹脂は、透湿度が6g/m ・24
H以下の樹脂からなり、前記端子接続部を部分的に被覆
したものであり、前記外層樹脂は、硬化して柔軟性が生
じる樹脂からなり、前記内層樹脂と前記端子接続部の電
極端子取出し部の表裏を被覆したものである。
【0023】
【0024】また、前記内層樹脂は、硬化してリジット
性が生じる樹脂である。
【0025】
【0026】また、前記プラズマディスプレイパネルの
電極端子を被覆する誘電体は、前記フレキシブル基板の
電極端子との接続箇所を除いて前記プラズマディスプレ
イパネルの電極端子全体を被覆したものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
【0028】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係るプラスマディスプレイパネルの電極端子取出し
構造を示す要部断面図である。
【0029】図1に示すように本発明の実施形態1に係
るプラスマディスプレイパネルは、対をなす前面ガラス
基板11と背面ガラス基板13との組み合わせから構成
されている。
【0030】前面ガラス基板11は、背面ガラス基板1
3との対向面にNESA膜で形成された透明電極9とス
キャン電極10が設けられており、透明電極9とスキャ
ン電極10が透明誘電体8で被覆された構造として構成
されている。
【0031】背面ガラス基板13は、前面ガラス基板1
1との対向面にデータ電極1が設けられており、データ
電極1が白色誘電体12で被覆された構造として構成さ
れている。
【0032】さらに、前面ガラス基板11と背面ガラス
基板13とは、一定の間隔を保持して対向して配置さ
れ、その周辺部がシール材14で封着され、シール材1
4で封着された前面ガラス基板11と背面ガラス基板1
3との間には、隔壁15で分離された放電セル16が形
成されている。
【0033】放電セル16内の白色誘電体12上に位置
する隔壁15は、蛍光膜17で被覆されている。
【0034】各放電セル16の上下方向には、スキャン
電極10とデータ電極1とが対向してマトリックス状に
配置されている。
【0035】スキャン電極10とデータ電極1とは、プ
ラスマディスプレイパネルの外周部に延設され、ガラス
基板周縁部に配列された電極端子1aに接続されてい
る。
【0036】図1では、スキャン電極10とガラス基板
周縁部に配列された電極端子との接続構造は省略されて
おり、データ電極1とガラス基板周縁部に配列された電
極端子1aとの接続構造を図示している。
【0037】ところで、大型ディスプレイに適している
プラスマディスプレイパネルにおいては、高発光効率化
と低コスト化のためにスキャン電極10やデータ電極1
は、低導電率を満たす厚膜プロセスを用いてAg材料に
よる電極として形成されている。
【0038】データ電極1に接続された電極端子1a
は、ライン幅50μm、膜厚6μmで形成され、フレキ
シブル基板(以下、FPCという)2の金属リード線
(電極端子)3に異方性導電膜(以下、AFCという)
4を介して熱圧着で接続されている。
【0039】FPC2は、ポリイミドフィルムからなる
ベースフィルム2a上に電極端子1aと同一ピッチで金
属リード線(電極端子)3を配列したものである。金属
リード線3は、17.5μm厚の銅箔にNi下地にAu
で表面処理した構造として構成されている。金属リード
線3以外は、ポリミドフィルム2bで被覆して絶縁して
いる。
【0040】電極端子1aと金属リード線3とは、6〜
8μm粒径のACF4を介して接触させ熱圧着すること
により電気的接続されており、選択されたデータ電極1
とスキャン電極10との間に位置する放電セル16に6
0V程度の電圧が印加してプラスマディスプレイパネル
を駆動するようにしている。
【0041】ここに、プラズマディスプレイパネルの電
極端子1aとフレキシブル基板2の電極端子3とを異方
性導電膜4で熱圧着して接続することにより、端子接続
部5を構成している。
【0042】端子接続部5を構成するには、プラズマデ
ィスプレイパネルの電極端子1aとFPC2の電極端子
3とを位置決めし、かつ両者間に異方性導電膜4を介装
し、FPC2側を200℃に加熱したヘッドを20〜3
0Kgf/cm2の圧力で20秒間加圧する熱圧着法を
用いて、電極端子1aと電極端子3とを異方性導電膜4
を介して接続することにより、端子接続部5を構成す
る。
【0043】ここで、プラズマディスプレイパネルの電
極端子取出し構造としての端子接続部5に耐水性を付与
する必要がある。
【0044】そこで、図1に示す本発明の実施形態で
は、端子接続部5を特性の異なる二層構造の樹脂で被覆
したことを特徴とするものである。
【0045】二層構造の樹脂は、内層樹脂6と外層樹脂
7とからなり、内層樹脂6は、透湿度の低い樹脂からな
り、端子接続部5を部分的に被覆しており、外層樹脂7
は、硬化して柔軟性が生じる樹脂からなり、内層樹脂6
と端子接続部5の電極端子取出し部の表裏を被覆してい
る。
【0046】また、内層樹脂6は、硬化してリジッド性
が生じる樹脂を用いており、外層樹脂は、硬化して柔軟
性が生じる樹脂を用いている。
【0047】具体的に説明すると、端子接続部5のうち
プラズマディスプレイパネル内部から引き出されて露出
した電極端子1a及びFPCの電極端子3を含む前縁側
に内層樹脂6をディスペンサーで所定の量に塗布し、プ
ラズマディスプレイパネル内部から引き出されて露出し
た電極端子1a及びFPCの電極端子3を含む前縁側を
内層樹脂6で被覆する。
【0048】次に、内層樹脂6と端子接続部5の電極端
子取出し部の表裏に外層樹脂7をディスペンサーで所定
の量に塗布し、内層樹脂6と端子接続部5の電極端子取
出し部の表裏を外層樹脂7で被覆する。
【0049】内層樹脂6としては、透湿度の低く、硬化
するとリジッド性が生じる、例えばエポキシ樹脂を用い
る。外層樹脂7としては、硬化して柔軟性が生じる樹
脂、例えばシリコン樹脂,アクリル樹脂等を用いる。
【0050】内層樹脂6としてのエポキシ樹脂について
は温度150℃で90分の加熱硬化処理、外層樹脂7と
してのシリコン樹脂については常温で25時間の硬化処
理、また外層樹脂7としてのアクリル樹脂は紫外線照射
量5000mJ/cm2程度の硬化処理を施こす。
【0051】図1では、スキャン電極10とガラス基板
周縁部に配列された電極端子との接続構造は省略されて
いるが、本発明の実施形態に係るデータ電極1とガラス
基板周縁部に配列された電極端子1aとの接続構造を、
スキャン電極10とガラス基板周縁部に配列された電極
端子との接続構造にそのまま適用することができるもの
である。
【0052】図1に示す電極端子取出し構造において
は、端子接続部5の一部である電極端子1aの露出部を
被覆する内層樹脂6として、透湿度が低いエポキシ樹脂
(5〜6g/m2・24H)を用いている。電極端子1
aの露出部をエポキシ樹脂により保護することは、水分
の浸入を防止することが可能になり、金属材料として特
にマイグレーションし易いAgを用いた場合でも電極端
子部分の腐蝕が有効に防止される。したがって、ファイ
ンピッチ化にしても、電極端子間の絶縁不良を低減でき
るとともに、プラスマディスプレイ装置の信頼性を向上
させることができる。
【0053】さらに端子接続部5の電極端子取出し部
は、表裏全体に柔軟性のある外層樹脂7としてのシリコ
ン樹脂あるいはアクリル樹脂で被覆する。このことによ
り、図6に示すように、FPC2を介して接続された駆
動回路18を背面パネル基板13の裏面にFPC2の部
分的に折り曲げて実装する際の電極端子3に加わる応力
を緩和することが可能となる。
【0054】また図6に示すように、FPC2に内蔵し
た駆動回路を背面パネル基板13の裏面に取り付け基板
19と駆動回路18の発熱を冷却するアルミ基板20を
介して実装した場合にも、FPC2の折り曲げる長さを
短く、さらに曲げ半径も最小にでき、パネル周辺の額縁
の狭くパネル厚さが薄い高密度なプラズマディスプレイ
パネル装置を実装できる。FPC2の電極端子3は駆動
回路18との間に信号及び電源の授受を行ない、これら
をプラスマディスプレイパネルとの間に授受を行なう。
【0055】また、スキャン電極10,データ電極1に
安価で低導電率であるAgを用いた電極配線が形成でき
るため、大型面積パネルの実現ができ、さらにプラズマ
ディスプレイ装置の低コスト化も同時に達成できる。
【0056】(実施形態2)図2は、本発明の実施形態
2に係るプラスマディスプレイパネルの電極端子取出し
構造を示す要部断面図である。
【0057】図2に示す本発明の実施形態2に係るプラ
スマディスプレイパネルの電極端子取出し構造の基本的
な構成要素は、実施形態1と同様な構造であるが、本発
明の実施形態2では、データ電極1を被覆した白色誘電
体12がパネルの内部から電極端子取出し部までさらに
延長してFPC2の金属リード線3が接続する部分を除
いて電極端子1aの全体を被覆した構造として構成した
ことを特徴とするものである。
【0058】具体的に説明すると、FPC2に形成され
た金属リード線(電極端子)3と電極端子1aとが重な
り合って端子接続部5のFPC先端2cと干渉しない位
置まで白色誘電体12を延長させている。
【0059】白色誘電体12とFPC先端2cの境界部
分を、硬化するとリジッドな内層樹脂6としてのエポキ
シ樹脂で部分的に被覆する。内層樹脂6は、実施形態1
と同様にディスペンサにて所定量塗布される。
【0060】内層樹脂6上とACF4を介した端子接続
部5を含む電極端子取出し部は、表裏全体を、硬化する
と柔軟性のあるシリコン樹脂あるいはアクリル樹脂等の
外層樹脂7で被覆する。
【0061】外層樹脂7は、実施形態1と同様にディス
ペンサーに所定の量を塗布させる。これらの内層樹脂6
及び外層樹脂7の硬化処理方法は、実施形態1と同様で
あるため省略する。
【0062】図2では、スキャン電極10とガラス基板
周縁部に配列された電極端子との接続構造は省略されて
いるが、本発明の実施形態に係るデータ電極1とガラス
基板周縁部に配列された電極端子1aとの接続構造を、
スキャン電極10とガラス基板周縁部に配列された電極
端子との接続構造にそのまま適用することができるもの
である。
【0063】本発明の実施形態2によれば、実施形態1
で露出していた電極端子1aが一段と狭い領域になり、
水分の浸入をさらに防止することができ、電極端子取出
し部の耐湿性がさらに向上することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ァインピッチ化にしても電極端子間の絶縁不良を低減で
きるプラズマディスプレイパネルの電極端子取出し構造
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るプラスマディスプレ
イパネルの電極端子取出し構造を示す要部断面図であ
る。
【図2】本発明の実施形態2に係るプラスマディスプレ
イパネルの電極端子取出し構造を示す要部断面図であ
る。
【図3】従来例に係るプラスマディスプレイパネルの電
極端子取出し構造を示す要部断面図である。
【図4】従来例に係るプラスマディスプレイパネルの電
極端子取出し構造を示す要部断面図である。
【図5】従来例に係るプラスマディスプレイパネルの電
極端子取出し構造を示す要部断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係るプラスマディスプレイ
パネルの電極端子取出し構造の実装状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 データ電極 1a 電極端子 2 フレキシブル基板 3 金属リード線(電極端子) 4 異方性導電膜 5 端子接続部 6 内層樹脂 7 外層樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 17/18 G09F 9/00 348 H01J 11/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマディスプレイパネルの電極端子
    とフレキシブル基板の電極端子とを異方性導電膜で熱圧
    着して接続した端子接続部を有するプラズマディスプレ
    イパネルの電極端子取出し構造であって、 前記端子接続部を、内層樹脂と外層樹脂とからなる二層
    構造の樹脂で被覆し、 前記内層樹脂は、透湿度が6g/m ・24H以下の
    脂からなり、前記端子接続部を部分的に被覆したもので
    あり、 前記外層樹脂は、硬化して柔軟性が生じる樹脂からな
    り、前記内層樹脂と前記端子接続部の電極端子取出し部
    の表裏を被覆したものであることを特徴とするプラズマ
    ディスプレイパネルの電極端子取出し構造。
  2. 【請求項2】 前記内層樹脂は、硬化してリジッド性が
    生じるエポキシ樹脂であることを特徴とする請求項1に
    記載のプラズマディスプレイパネルの電極端子取出し構
    造。
  3. 【請求項3】 前記プラズマディスプレイパネルの電極
    端子を被覆する誘電体は、前記フレキシブル基板の電極
    端子との接続箇所を除いて前記プラズマディスプレイパ
    ネルの電極端子全体を被覆したものであることを特徴と
    する請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルの電
    極端子取出し構造。
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