JP3352199B2 - 光ファイバ配線切替装置 - Google Patents

光ファイバ配線切替装置

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JP3352199B2
JP3352199B2 JP33065393A JP33065393A JP3352199B2 JP 3352199 B2 JP3352199 B2 JP 3352199B2 JP 33065393 A JP33065393 A JP 33065393A JP 33065393 A JP33065393 A JP 33065393A JP 3352199 B2 JP3352199 B2 JP 3352199B2
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徹 山西
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバを結合して配
線網等を構成するに際し、配線切替等の操作を行う結合
箇所に用いられる光ファイバ配線切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信において、従来は幹線系
への導入が進められてきたが、現在は更に配線系への導
入を目指して種々検討が行われている。配線網ではこれ
までの点から点への中継伝送とは異なり、面状に分布す
る利用者に対してサービス性及び効率の良好な網を構成
する必要がある。そして、このような配線網構成のため
には、光信号のままパスや回線の切替えを行う光クロス
コネクト装置及び光交換機などが重要である。
【0003】これら光クロスコネクト装置等はいわば大
規模な光スイッチであり、現在、様々な検討が行われて
いるが、小型で多入力・多出力の光スイッチの実現は困
難であり、いまだ、充分なものは出現していない。上述
した大規模な光スイッチを実現しようとすると、いろい
ろな問題が発生する。即ち、光ファイバを結合していく
際に、その結線数が多くなると光ファイバが輻輳して結
線の作業性が極端に低下したり、あるいは、誤接続した
りする問題がある。しかも、その結合点を他の端子へ任
意に切替えようとすると、多数の光ファイバの輻輳は相
当深刻な問題となる。
【0004】従来の光スイッチは1(単数)×N(複
数)型光スイッチが適用されており、この1×N型の光
スイッチは、1側に単心コネクタを配置する一方、N側
にこの単心コネクタを同一平面上にN個配置し、1側の
単心コネクタを接続切替機構によって搬送して任意のN
側のコネクタと結合するものである。また、N(複数)
×M(複数)型光スイッチも適用されており、このN×
M型光スイッチは、互いに直行する方向に沿って配列さ
れた複数のガイドレールを対向して設け、それぞれのガ
イドレールに移動自在なスライド端子に光ファイバを装
着し、このスライド端子を接続切替機構によって移動さ
せることにより任意の光ファイバ同士を接続するもので
ある。なお、このような光ファイバの接続切替装置は特
開平3−287212に開示されている。
【0005】また、光ファイバ同士を接続する場合、そ
の端面同士を突き合わせることで行うが、このとき、光
ファイバをその長手方向に移動して位置決め保持する駆
動機構が用いられる。従来の光ファイバの駆動機構とし
ては、光ファイバを一対の駆動ローラによって挾持し、
この駆動ローラを回転させることで光ファイバを移動す
るものが知られており、光ファイバの突き合わせ手段と
してこの駆動機構を用いている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光スイ
ッチにあっては、いずれもある特定の使用条件及び制約
内では十分に適応することがあるが、今後、光加入者配
線網で大量の光ファイバを取り扱う場合には種々の問題
が発生する。即ち、大量の光ファイバの配線切替を行う
場合、光スイッチ自体の小型化及び集積化、あるいは操
作の容易性等が必要不可欠となる。
【0007】例えば、従来の1×N型の光スイッチにあ
っては、N×M型の光スイッチ機能を実現しようとする
場合、少なくともM個の1×N型光スイッチが必要とな
り、配置スペースをとって小型化を図ることは困難であ
る。また、従来のN×M型の光スイッチにあっては、1
×N型の光スイッチに比べれば小型化を図ることは可能
であるが、N側及びM側の各スライド端子をガイドレー
ルに沿って移動させる接続切替機構が必要である。そし
て、複数のスライド端子が同時に切替操作できなければ
ならないとの制約が付加された場合、スライド端子の個
数だけ、即ち、N+M個の接続切替機構が必要となり、
この点で光スイッチの小型化が困難となってしまう。更
に、このスライド端子の移動に際しては高精度の位置決
めが必要となるために剛性の高いガイドレールが必要と
なって、スライド端子やガイドレールなどを小型化でき
ず、接続切替機構自体が大型化してしまうという問題が
あった。
【0008】一方、光ファイバ同士を突き合わせて接続
するための従来の光ファイバの駆動機構にあっては、光
ファイバを挾持する一対の駆動ローラを回転させるだけ
でこの光ファイバを移動させるため、構造が簡単であ
り、比較的容易に実現できるものの、前述した光スイッ
チと同様に小型化を図るという面では多くの問題があ
る。例えば、N×M型光スイッチに用いた場合、N側あ
るいはM側の各光ファイバに対して一個ずつこの駆動機
構を設置しなければならず、小型化を図ることは困難と
なってしまう。また、この駆動機構にあっては、スライ
ド端子を高精度に位置決めする必要があり、接続切替機
構とは別に設けることでコスト高を招いてしまう。
【0009】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、装置自体の小型化及び構造の簡素化、低コスト
化を図ると共に切替操作の容易性を図った光ファイバの
配線切替装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の第1の光ファイバ配線切替装置は、装置本
体に支持されたガイド溝を有するガイドフレームと、
該ガイドフレームのガイド溝に沿って移動自在に設けら
れた移動部材と、光ファイバの端部を支持して該移動部
材に支持部材を介して接近離反自在に連結されると共に
前記ガイドフレームにテーパ状溝入口を有する係止溝を
介して係止可能なスライド端子と、各端部が前記移動部
材を介して該スライド端子にそれぞれ連結されることで
ループ状に形成された駆動ワイヤと、該駆動ワイヤの端
部の牽引によって前記スライド端子の移動を行うと共に
該駆動ワイヤの縦動によって前記移動部材の移動を行う
駆動手段とを具えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の第2の光ファイバ配線切替
装置は、一方側に複数並設された光結合部材と、他方側
に支持されて該光結合部材の並設方向に沿うガイド溝を
有するガイドフレームと、該ガイドフレームのガイド溝
に沿って移動自在に設けられた移動部材と、光ファイバ
の端部を支持して該移動部材に支持部材を介して接近離
反自在に連結されると共に前記ガイドフレームにテーパ
状溝入口を有する係止溝を介して係止可能なスライド端
子と、各端部が前記移動部材を介して該スライド端子に
それぞれ連結されることでループ状に形成された駆動ワ
イヤと、該駆動ワイヤの端部の牽引によって前記スライ
ド端子の移動を行うと共に該駆動ワイヤの縦動によって
前記移動部材の移動を行う駆動手段とを具えたことを特
徴とする。
【0012】また、本発明の第3の光ファイバ配線切替
装置は、互いに平行をなして複数積層されてそれぞれガ
イド溝及び係止溝を有する第1ガイドフレームと、該第
1ガイドフレームと交差する方向に互いに平行をなして
複数積層されてそれぞれガイド溝及び係止溝を有する第
2ガイドフレームと、前記第1及び第2ガイドフレーム
の各ガイド溝に沿ってそれぞれ移動自在に設けられた第
1及び第2移動部材と、光ファイバの端部を支持して該
第1及び第2移動部材にそれぞれ弾性部材を介して接近
離反自在に連結されると共に前記第1及び第2ガイドフ
レームのテーパ状溝入口を有する係止溝に該弾性部材に
付勢力により係止可能な第1及び第2スライド端子と、
各端部が前記第1及び第2移動部材を介して該第1及び
第2スライド端子にそれぞれ連結されることでループ状
に形成された第1及び第2駆動ワイヤと、該第1及び第
2駆動ワイヤの端部の牽引によって前記第1及び第2ス
ライド端子を前記弾性部材に付勢力に抗して移動させる
ことで各係止溝への係止の解除を行うと共に該第1及び
第2駆動ワイヤの縦動によって前記第1及び第2移動部
材の移動を行う第1及び第2駆動手段とを具えてなると
共に、 上記第1及び第2ガイドフレームのテーパ状溝入
口を有する係止溝の溝ピッチが一致していることを特徴
とする。
【0013】上記第3の構成の駆動ワイヤの駆動により
スライド端子を駆動して光結合の切替を行う光配線切替
装置において、一方のスライド端子には光ファイバの端
部を配設し、他方のスライド端子には内部に光ファイバ
を固定したキャピラリを配設してなり、対向したスライ
ド端子を前方に押し出して光ファイバをキャピラリ内に
挿入し光ファイバの端面同士を突き合わせ光結合するこ
とを特徴とする。
【0014】上記構成において、キャピラリの端部に先
端から内部に向って漸次内径が減少した内面が平滑なテ
ーパ状の挿入口を設け、かつ挿入する光ファイバの端面
のエッジが丸められていることを特徴とする。
【0015】上記構成において、光ファイバ端面のエッ
ジを研磨又は放電により丸めることを特徴とする。
【0016】上記構成において、挿入する光ファイバが
カーボンコートされていることを特徴とする。
【0017】上記構成において、キャピラリ内に固定さ
れるファイバ端面にシリコーン薄膜が形成されているこ
とを特徴とする。
【0018】
【作用】駆動手段による駆動ワイヤの端部の牽引によっ
てスライド端子を移動部材に接近移動させることでガイ
ドフレームからのスライド端子の係止を解除し、この状
態で駆動ワイヤの縦動によって移動部材と共にスライド
端子をガイドフレームのガイド溝に沿って移動させる。
そして、所定の位置、即ち、スライド端子に支持された
光ファイバ端部と切替えを行う光結合部材とが対向する
位置にて駆動手段による駆動ワイヤの端部の牽引を停止
すると、スライド端子が移動部材から離反移動して光フ
ァイバ端部が光結合部材に接近すると共にスライド端子
がガイドフレームに係止されることで、光ファイバ端部
と光結合部材とが所定の間隔で対向して配線切替が行わ
れる。
【0019】また、一方側及び他方側に複数の光ファイ
バが並設されている場合の配線切替にあっては、まず、
第1駆動手段による第1駆動ワイヤの端部の牽引によっ
て第1スライド端子を弾性部材の付勢力に抗して移動さ
せることで第1係止溝からの第1スライド端子の係止を
解除し、この状態で第1駆動ワイヤの縦動によって第1
移動部材と共に第1スライド端子を第1ガイド溝に沿っ
て移動させる。そして、所定の位置、即ち、第1スライ
ド端子に支持された光ファイバ端部と切替えを行う第2
スライド端子に支持された光ファイバ端部とが対向可能
な位置にて第1駆動ワイヤの端部の牽引を停止し、第1
スライド端子を弾性部材の付勢力により移動させて第1
スライド端子を第1係止溝に係止する。次に、第2駆動
手段による第2駆動ワイヤの端部の牽引によって第2ス
ライド端子を弾性部材の付勢力に抗して移動させること
で第2係止溝からの第2スライド端子の係止を解除し、
この状態で第2駆動ワイヤの縦動によって第2移動部材
と共に第2スライド端子を第2ガイド溝に沿って移動さ
せる。そして、所定の位置、即ち、第2スライド端子に
支持された光ファイバ端部が第1スライド端子の光ファ
イバ端部と対向可能な位置にて第2駆動ワイヤの端部の
牽引を停止すると、第2スライド端子が弾性部材の付勢
力により移動して光ファイバ端部が第1スライド端子の
光ファイバ端部に接近すると共に第2スライド端子が第
2係止溝に係止されることで、光ファイバ端部同士が所
定の間隔で対向して配線切替が行われる。
【0020】対向するスライド端子において、一方のス
ライド端子には光ファイバを配しもう一方のスライド端
子には内部にファイバを固定したキャピラリを配し、対
向したスライド端子を前方に押し出して光ファイバをキ
ャピラリへ挿入し突き合わせることで光結合を行う。
【0021】キャピラリ端部の挿入口にはテーパがつい
ているので、挿入ファイバとの間に軸ズレが発生してい
ても挿入可能で、かつテーパ面が平滑であるので挿入フ
ァイバの端面に損傷を与えることがない。
【0022】挿入する光ファイバの端面のエッジを研
磨、放電等の手段により丸めることにより、キャピラリ
端部のテーパ部との接触時に損傷を受けることがない。
【0023】挿入する光ファイバのをカーボンコートす
ることにより、軸ズレ挿入時に発生する挿入ファイバの
弾性変形に対する耐久性を増加できる。
【0024】キャピラリ内に固定される光ファイバ端面
にシリコーン薄膜を形成することにより、信号光の反射
を防ぐことができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0026】図1に本発明の一実施例に係る光ファイバ
配線切替装置の概略斜視、図2にその移動部材及びスラ
イド端子の概略斜視、図3に光ファイバ配線切替装置の
平面、図4に光ファイバ配線切替装置の作用を表す平
面、図5に光ファイバ配線切替装置をユニット化した概
略斜視を示す。
【0027】本実施例に係る光ファイバ配線切替装置は
一方側及び他方側に複数並設された光結合部材としての
光ファイバ同士の接続切替を行うことが可能となってい
る。即ち、図5に示すように、ハウジング51内の一方
(図5において左)側には水平をなす薄板状の第1ガイ
ドフレーム11が互いに平行をなして複数積層されて配
設されており、一方、ハウジング51内の他方(図5に
おいて右)側には第1ガイドフレーム11と交差するよ
うに垂直をなす薄板状の第2ガイドフレーム41が互い
に平行をなして複数積層されて配設されている。
【0028】第1ガイドフレーム11において、図1及
び図3に示すように、図示しない第2ガイドフレーム4
1が対向する前側にはその側縁に沿って一対の平行をな
すガイド溝12が形成されており、このガイド溝12に
は4つのガイドピン13を介して第1移動部材14が移
動自在に取付けられている。また、第1ガイドフレーム
11には一対のガイド溝12と並んで係止溝15が形成
されており、この係止溝15の一側には櫛歯部16が形
成されている。第1スライド端子17は支持部材として
の一対のスプリング18によって第1移動部材14に連
結されており、この第1スライド端子17は2つのガイ
ドピン19を介して係止溝15に移動自在に取付けられ
ると共に、スプリング18の付勢力によりガイドピン1
9が櫛歯部16に嵌合することで第1ガイドフレーム1
1に係止可能となっている。
【0029】また、図2に示すように、第1移動部材1
4の中央部には接続切替を行う光結合部材としての光フ
ァイバ20が挿通される挿通溝21が第1移動部材14
の移動方向、即ち、ガイド溝12と交差する方向に沿っ
て形成されると共に、その挿通溝21の両側には駆動ワ
イヤ22が挿通される弧状の挿通溝23が形成されてい
る。一方、第1スライド端子17には挿通溝21に連通
可能な保持溝24が形成されており、この保持溝24に
は光ファイバ20の端部を保持するフェルール25が固
着されている。
【0030】一方、第1ガイドフレーム11において、
図1及び図3に示すように、後側にはその側縁に沿って
一対の平行をなすガイド溝26が形成されており、この
ガイド溝26には4つのガイドピン27を介して第1駆
動部材28が移動自在に取付けられている。そして、こ
の第1駆動部材28には駆動ワイヤ22が挿通される挿
通孔29が第1駆動部材28の移動方向、即ち、ガイド
溝26の長手方向に沿って形成されると共に、後述する
駆動片65が挿脱可能な貫通孔30が挿通孔29と交差
する方向に沿って形成されている。
【0031】第1ガイドフレーム11の四方の各角部に
はそれぞれ支持ピン31が立設されると共に、この各支
持ピン31には駆動ワイヤ22が掛け回され、この駆動
ワイヤ22は第1駆動部材28の挿通孔29に挿通され
ると共に各端部は第1移動部材14の各挿通溝23を介
して第1スライド端子17に連結されている。なお、駆
動ワイヤ22は、図3に示すように、第1スライド端子
17が第1移動部材14とは離間してガイドピン19が
櫛歯部16に嵌合した状態で、第1駆動部材28内で湾
曲して若干弛むようになっている。
【0032】なお、第2ガイドフレーム41は、図5に
示すように、その配設位置が第1ガイドフレーム11と
相違するのみで、第2ガイドフレーム41の構造並びに
この第2ガイドフレーム41に装着された第2移動部材
42、第2スライド端子43、第2駆動部材44、駆動
ワイヤ45、そして、光ファイバ20と接続切替する光
ファイバ46等はほぼ同様の構造となっているため、符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0033】また、本実施例にあっては、第1及び第2
ガイドフレーム11,41の厚さが0.5mmで、間に
0.5mmの厚さのスペーサ32(図1参照)を介して1
00枚程度積層されており、且つ、各移動部材14,4
2及び各スライド端子17,43、各駆動部材28,4
4の厚さも0.5mmであり、従って、積層一単位当たり
の厚さは1.0mmとなっている。
【0034】ところで、図5に示すように、一方側及び
他方側には前述した光ファイバ20,26の接続切替を
行うために第1及び第2駆動部材28,44を駆動する
駆動機構が設けられている。即ち、一方側において、連
結軸52によって連結された上下一対の水平駆動体53
(上部駆動体は図示略)はハウジング51に取付けられ
た上下の水平ガイド54によって移動自在に支持されて
おり、この水平駆動体53の一方には水平ねじ軸55が
係合し、このねじ軸55は水平駆動モータ56と連結ベ
ルト57を介して駆動連結されている。また、連結軸5
8によって連結された左右一対の垂直駆動体59はハウ
ジング51に取付けられた左右の垂直ガイド60によっ
て移動自在に支持されており、この垂直駆動体59の一
方には垂直ねじ軸61が係合し、このねじ軸61は垂直
駆動モータ62と連結ベルト63を介して駆動連結され
ている。
【0035】第1駆動体64は第1ガイドフレーム11
の後方に位置し、前述した互いに交差する連結軸52,
58が貫通しており、各駆動モータ56,62の駆動に
よって上下方向及び左右方向に移動することができるよ
うになっている。また、この第1駆動体64には先端部
に円弧形状で水平をなす駆動片65が一体形成された第
1駆動軸66が軸方向移動自在に装着されており、この
第1駆動軸66は図示しない駆動モータによって移動す
ることができるようになっている。この駆動片65は、
図3及び図4に示すように、第1駆動部材28の貫通孔
30に嵌合することで、ここで弛んでいる駆動ワイヤ2
2を張設することができるようになっている。
【0036】また、ハウジング51内における他方側に
も同様にして2駆動部材44を駆動する駆動機構が設け
られているが、上下方向及び左右方向に移動することが
できる第2駆動体67に軸方向移動自在に装着された第
1駆動軸68の駆動片69が垂直をなしていることが相
違するだけでその他についてはぼ同様の構造を有してい
るため、同一の符号を付して説明は省略する。
【0037】ここで本実施例の光ファイバ配線切替装置
による光ファイバの接続切替動作について説明する。ま
ず、図5に示すように、一方側において各駆動モータ5
6,62の駆動によって第1駆動体64を上下方向及び
左右方向に移動することによって所定の位置、即ち、図
3に示すように、第1駆動体64の駆動片65が第1駆
動部材28に対向する位置に位置させる。次に、第1駆
動軸66を前進移動することで駆動片65を、図4に示
すように、第1駆動部材28の貫通孔30に嵌合させ
る。すると、第1駆動部材28内で弛んでいた駆動ワイ
ヤ22が張設され、且つ、この第1駆動ワイヤ22の端
部が牽引されて第1スライド端子17がスプリング18
の付勢力に抗して移動することで、第1スライド端子1
7のガイドピン1が係止溝15の櫛歯部16から抜き
出されて嵌合が解除され、第1スライド端子17と第1
移動部材14が密着した状態となる。
【0038】そして、この密着した状態から今度は水平
駆動モータ56のみを駆動して第1駆動体64を移動さ
せ、駆動片65を介して第1駆動部材28を移動させる
ことで駆動ワイヤ22を縦動させる。すると、第1移動
部材14と共に第1スライド端子17がガイド溝12に
沿って移動する。そして、所定の位置、即ち、第1スラ
イド端子17に支持された光ファイバ20の端部が切替
えを行う第2スライド端子43に支持された光ファイバ
46の端部と対向可能な位置まで移動してここで水平駆
動モータ56を停止し、続いて、第1駆動軸66を後退
移動することで駆動片65を、図3に示すように、第1
駆動部材28の貫通孔30から抜き出す。すると、張設
していた駆動ワイヤ22が弛んで、第1スライド端子1
7はスプリング18の付勢力により移動し、第1スライ
ド端子17のガイドピン1が係止溝15の櫛歯部16
に嵌合して係止され、光ファイバ20の位置決めが完了
する。
【0039】また、同様にして第2駆動体67を移動す
ることにより駆動片69が第2駆動部材44に対向する
位置に位置させ、この駆動片69を第2駆動部材44の
貫通孔に嵌合させることで弛んでいた駆動ワイヤ45を
張設し、且つ、第2スライド端子43の係止を解除して
第2移動部材42を密着させる。そして、この状態から
駆動体67を垂直移動させ、駆動片69を介して第2駆
動部材44を移動させることで駆動ワイヤ45を縦動さ
せる。すると、第2移動部材42と共に第2スライド端
子43がガイド溝に沿って移動する。そして、第2スラ
イド端子43に支持された光ファイバ46の端部がすで
に位置決めされている光ファイバ20の端部と対向する
位置まで移動して停止し、続いて、駆動片69を後退移
動させることで第2駆動部材44の貫通孔から抜き出
す。すると、張設していた駆動ワイヤ45が弛んで、第
2スライド端子43は係止溝15に係止され、光ファイ
バ20,46の端部同士が所定の間隔で対向して当接し
光結合され、配線切替が完了する。
【0040】なお、上述した光ファイバの接続切替動作
は全て図示しない制御装置によって自動的に行われるも
のであって、一方側及び他方側の光ファイバ20,46
の移動手順等は上述したものに限定されるものではな
い。
【0041】上述した実施例における光ファイバの接続
切替は、第1スライド端子17の保持溝24に配設され
たフェルール25に、第2スライド端子に直接保持され
た光ファイバ46を挿入することで、フェルール25に
接続した光ファイバ20と光ファイバ46との光結合の
切替を行っていたが、次にキャピラリを用いて光結合を
行う場合について説明する。
【0042】図6にキャピラリを用いた光結合の概略を
示す。光結合する一方の光ファイバ20は先端から内部
に向って漸次内径が減少してなるテーパ状の挿入口71
を有するキャピラリ72内に配設されており、他方の光
ファイバ46を上記挿入口71内に挿入することにより
光ファイバ20,46の端面同士を突き合わせ、光結合
を行うようにしている。
【0043】図7は前述した光ファイバ配線切替装置を
用いてキャピラリによる光結合の概略を示す。図7にお
いて、前述した図1〜図5に示す部材と実質的に同一の
部材には同符号を付し、その説明は省略する。また、第
1ガイドフレーム11と第2ガイドフレーム41とはそ
の説明上その配設位置を逆転した配置としている。
【0044】本実施例においては、キャピラリ72の外
径(ED)は1mmでその内径(ID)は0.126mmであ
り、端部のテーパ径は0.75mmである。
【0045】また、対向するスライド端子17,43は
積層ピッチが1.3mmであり、左右若しくは上下に摺動が
可能でかつ光ファイバ若しくはキャピラリ72を前方へ
押し出すことが可能としている。一方のスライド端子1
7にはキャピラリ72が固定されており当該キャピラリ
72内には光ファイバ20が固定されていて、もう一方
のスライド端子43には光ファイバ46が固定されてい
る。
【0046】上記構成において、スライド端子17と対
向する位置に、図示しないロボットハンド等の移動手段
により摺動してきたスライド端子43を前方に押し出す
ことにより、キャピラリ72内へ光ファイバ46を挿入
し、キャピラリ72内部で光ファイバ20,46同士を
突き合わせて光結合を行う。その際、光ファイバ46と
キャピラリ72との間に±0.3mm程度の軸ズレが発生し
ても、光ファイバの弾性変形及びキャピラリのテーパ7
1により光結合の実現が可能である。
【0047】上述したように対向するスライド端子1
7,43において、一方のスライド端子43には光ファ
イバ46を配し、もう一方のスライド端子17には内部
にファイバ20を固定したキャピラリ72を配し、対向
したスライド端子43を前方に押し出して光ファイバ4
6をキャピラリへ挿入し突き合わせることで光結合を行
うことができる。
【0048】キャピラリは光コネクタと異なり外径寸法
を極めて小さく、かつ内径を挿入する光ファイバの外径
とほぼ同寸法に製作できるためスライド端子を極めて小
型にする事ができ、さらに装置全体の小型化が期待でき
る。
【0049】キャピラリの挿入端部にはテーパが形成さ
れているので対向するスライド端子が位置ズレを起こし
ている状態、すなわちキャピラリと挿入ファイバが位置
ズレを起こしている状態で結合しようとしても、挿入フ
ァイバが弾性変形してテーパに沿って容易にキャピラリ
内部へ挿入することが可能であり、スライド端子の停止
位置精度をさほど要求しない。また、テーパ面が平滑で
あるので挿入ファイバの端面に損傷を与えることがな
い。キャピラリは光コネクタと比較して低コストのた
め、直接装置の低コスト化につながる。
【0050】図8にキャピラリ先端の状態及び挿入する
光ファイバの端面の様子を示す。
【0051】図8に示すように、挿入する光ファイバ4
6の端面のエッジ46aを研磨あるいは放電等により丸
めることにより、キャピラリ72端部のテーパ状の挿入
口71との接触時に損傷を受けることがない。
【0052】また、挿入する光ファイバ46をカーボン
コートすることにより、軸ズレ挿入時に発生する挿入フ
ァイバの弾性変形に対する耐久性を増加できる。
【0053】図9にキャピラリ内に固定される光ファイ
バ端面にシリコーン薄膜を形成した様子を示す。キャピ
ラリ72内に固定される光ファイバ20の端面部にシリ
コーン薄膜73を形成することにより、信号光の反射を
防ぐことができる。
【0054】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに、本発明の光ファイバ配線切替装置によれば、移動
部材をガイドフレームのガイド溝に沿って移動自在に設
けると共に光ファイバの端部を支持するスライド端子を
その移動部材に支持部材を介して接近離反自在に連結し
てガイドフレームに係止可能とし、駆動ワイヤの各端部
を移動部材を介してスライド端子にそれぞれ連結してル
ープ状に形成して駆動手段による駆動ワイヤの端部の牽
引によってスライド端子の移動を行うと共に駆動ワイヤ
の縦動によって移動部材の移動を行うようにしたので、
駆動ワイヤの駆動のみにより光ファイバの移動及び位置
決め保持、更に、光結合部材に対する光結合を可能とな
り、装置自体の小型化及び構造の簡素化、低コスト化を
図ると共に切替操作の容易性を図ることができる。
【0055】一方、上記切替装置において光結合をする
際にキャピラリを用いることにより、光コネクタの寸法
に規制される小型化の問題が解消される。また、光コネ
クタは結合時の位置ズレ許容量が小さく位置合せに高精
度が要求されるが、テーパ状のキャピラリを用いること
により、若干の位置ずれがあっても挿入可能で光結合が
安定して実現できる。光ファイバの端面のエッジを丸め
ること及びキャピラリのテーパ面を平滑にすることによ
り、キャピラリ挿入時の接触による損傷の発生を防止す
ることができる。挿入する光ファイバをカーボンコート
することにより、軸ズレ挿入時に発生する挿入ファイバ
の弾性変形の耐久性が向上する。さらに、光結合部に光
の反射対策を施す必要があるが、従来の液体の屈折率整
合材を塗布する方法では、キャピラリの内径が極めて細
いために充分充填できなかったり、光ファイバ挿抜時に
キャピラリ内部圧力が変化し気泡が発生するという問題
点があったが、キャピラリ内に固定される光ファイバ端
面にシリコーン薄膜を形成することにより、上記問題が
解消され、信号光の反射を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光ファイバ配線切替装
置の概略斜視図である。
【図2】移動部材及びスライド端子の概略斜視図であ
る。
【図3】光ファイバ配線切替装置の平面図である。
【図4】光ファイバ配線切替装置の作用を表す平面図で
ある。
【図5】光ファイバ配線切替装置をユニット化した概略
斜視図である。
【図6】キャピラリを用いた光結合の概略斜視図であ
る。
【図7】本発明の一実施例に係るキャピラリを用いた光
ファイバ配線切替装置の概略斜視図である。
【図8】キャピラリ先端の状態及び光ファイバ端面の状
態を示す図である。
【図9】キャピラリ内に固定される光ファイバの端面に
シリコーン薄膜を形成した状態を示す図である。
【符号の説明】
11 第1ガイドフレーム 12,26 ガイド溝 14 第1移動部材 15 係止溝 17 第1スライド端子 18 スプリング(連結部材) 20,46 光ファイバ 22 第1駆動ワイヤ 25 フェルール 28 第2駆動部材 41 第2ガイドフレーム 42 第2移動部材 43 第2スライド端子 44 第1駆動部材 45 第2駆動ワイヤ 71 挿入口 72 キャピラリ 73 シリコーン薄膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山西 徹 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (72)発明者 小林 英夫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−171713(JP,A) 特開 平1−97916(JP,A) 特開 平3−75713(JP,A) 実開 昭56−110410(JP,U) T.Katagiri,M.Tach ikura,Cassette−Typ e Non−blocking 100× 100 Optomechanical Matrix Switch,IEIC E Transactions On Communications,vo l.E75−B no.12,p.1373− 1375 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/00 - 26/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に支持されたガイド溝を有する
    ガイドフレームと、 該ガイドフレームのガイド溝に沿って移動自在に設けら
    れた移動部材と、 光ファイバの端部を支持して該移動部材に支持部材を介
    して接近離反自在に連結されると共に前記ガイドフレー
    ムにテーパ状溝入口を有する係止溝を介して係止可能な
    スライド端子と、 各端部が前記移動部材を介して該スライド端子にそれぞ
    れ連結されることでループ状に形成された駆動ワイヤ
    と、 該駆動ワイヤの端部の牽引によって前記スライド端子の
    移動を行うと共に該駆動ワイヤの縦動によって前記移動
    部材の移動を行う駆動手段とを具えたことを特徴とする
    光ファイバ配線切替装置。
  2. 【請求項2】 一方側に複数並設された光結合部材と、 他方側に支持されて該光結合部材の並設方向に沿うガイ
    ド溝を有するガイドフレームと、 該ガイドフレームのガイド溝に沿って移動自在に設けら
    れた移動部材と、 光ファイバの端部を支持して該移動部材に支持部材を介
    して接近離反自在に連結されると共に前記ガイドフレー
    ムにテーパ状溝入口を有する係止溝を介して係止可能な
    スライド端子と、 各端部が前記移動部材を介して該スライド端子にそれぞ
    れ連結されることでループ状に形成された駆動ワイヤ
    と、 該駆動ワイヤの端部の牽引によって前記スライド端子の
    移動を行うと共に該駆動ワイヤの縦動によって前記移動
    部材の移動を行う駆動手段とを具えたことを特徴とする
    光ファイバ配線切替装置。
  3. 【請求項3】 互いに平行をなして複数積層されてそれ
    ぞれガイド溝及び係止溝を有する第1ガイドフレーム
    と、該第1ガイドフレームと交差する方向に互いに平行
    をなして複数積層されてそれぞれガイド溝及び係止溝を
    有する第2ガイドフレームと、 前記第1及び第2ガイドフレームの各ガイド溝に沿って
    それぞれ移動自在に設けられた第1及び第2移動部材
    と、 光ファイバの端部を支持して該第1及び第2移動部材に
    それぞれ弾性部材を介して接近離反自在に連結されると
    共に前記第1及び第2ガイドフレームのテーパ状溝入口
    を有する係止溝に該弾性部材に付勢力により係止可能な
    第1及び第2スライド端子と、 各端部が前記第1及び第2移動部材を介して該第1及び
    第2スライド端子にそれぞれ連結されることでループ状
    に形成された第1及び第2駆動ワイヤと、 該第1及び第2駆動ワイヤの端部の牽引によって前記第
    1及び第2スライド端子を前記弾性部材に付勢力に抗し
    て移動させることで各係止溝への係止の解除を行うと共
    に該第1及び第2駆動ワイヤの縦動によって前記第1及
    び第2移動部材の移動を行う第1及び第2駆動手段とを
    具えてなると共に、 上記第1及び第2ガイドフレームのテーパ状溝入口を有
    する係止溝の溝ピッチが一致している ことを特徴とする
    光ファイバ配線切替装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の駆動ワイヤの駆動によりスラ
    イド端子を駆動して光結合の切替を行う光配線切替装置
    において、 一方のスライド端子には光ファイバの端部を配設し、 他方のスライド端子には内部に光ファイバを固定したキ
    ャピラリを配設してなり、 対向したスライド端子を前方に押し出して光ファイバを
    キャピラリ内に挿入し光ファイバの端面同士を突き合わ
    せ光結合することを特徴とする光ファイバ配線切替装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 キャピラリの端部に先端から内部に向って漸次内径が減
    少した内面が平滑なテーパ状の挿入口を設け、 かつ挿入する光ファイバの端面のエッジが丸められてい
    ることを特徴とする光ファイバ配線切替装置。
  6. 【請求項6】 請求項4,5において、 光ファイバ端面のエッジを研磨又は放電により丸めるこ
    とを特徴とする光ファイバ配線切替装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6において、 挿入する光ファイバがカーボンコートされていることを
    特徴とする光ファイバ配線切替装置。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7において、 キャピラリ内に固定されるファイバ端面にシリコーン薄
    膜が形成されていることを特徴とする光ファイバ配線切
    替装置。
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