JP2942383B2 - 光ファイバ配線切替装置 - Google Patents

光ファイバ配線切替装置

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JP2942383B2 JP15991291A JP15991291A JP2942383B2 JP 2942383 B2 JP2942383 B2 JP 2942383B2 JP 15991291 A JP15991291 A JP 15991291A JP 15991291 A JP15991291 A JP 15991291A JP 2942383 B2 JP2942383 B2 JP 2942383B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバからなる配線
の切替装置に関し、光ファイバ配線網等における光ファ
イバ結合点での心線切替等の操作を行う際に用いて有効
である。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信においては、従来は幹線
系への導入が進められてきたが、現在は更に配線系への
導入を目指して種々検討が行われている。配線網ではこ
れまでの点から点への中継伝送とは異なり、面状に分布
する利用者に対してサービス性及び効率の良好な網を構
成する必要がある。そして、このような配線網構成のた
めには、光信号のままパスや回線の切替えを行う光クロ
スコネクト装置及び光交換機などが重要である。
【0003】これら光クロスコネクト装置等はいわば大
規模な光スイッチであり、現在様々な検討が行われてい
るが、小型で多入力・多出力の光スイッチの実現は困難
であり、いまだ、充分なものは出現していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した大規模な光ス
イッチを実現しようとすると、いろいろな問題が発生す
る。まず、光ファイバを結合していく際に、その結線数
が多くなると光ファイバが輻輳して結線の作業性が極端
に低下したり、あるいは誤接続したりする問題がある。
しかも、結合点を他の端子へ任意に切替えようとする
と、多数の光ファイバの輻輳は相当深刻な問題となる。
【0005】多数の光ファイバの輻輳を防止するために
光スイッチとは別に光ファイバの配線の余長を処理する
余長処理装置を設けることも考えられるが、この場合、
光ファイバが弛んで輻輳しないように光ファイバの配線
自体を引っ張って張力を与えておかなければならず、光
ファイバに損傷を与えてしまう虞がある。また、光ファ
イバの切り替え時に余長の長さが変化するため、この余
長配線を巻き取る巻取機構が必要となり、装置が大型化
してしまう。
【0006】また、多数の光ファイバの端部を相互に移
動させて結合することを考えた場合、各光ファイバの端
部に設けた各端子にアクチュエータ等の移動機構を具え
なくてはならないが、これは装置の大型化を招き、集積
化、小型化への大きな障害となる。一方、端子の移動機
構を端子とは別途に設けてこれにより各端子を把持して
移動させる方法があるが、これは小型化するには都合が
よいものの、各端子から伸びている光ファイバを干渉さ
せずに、且つ、光ファイバを回避しながら行うことは容
易ではない。
【0007】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、光ファイバの輻輳を防止すると共に装置の集積
化及び小型化を図った光ファイバ配線切替装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の光ファイバ配線切替装置は、互いに平行を
なして複数設けられた第1の支持部材と、該第1の支持
部材と交差する方向に沿って互いに平行をなして複数設
けられた第2の支持部材と、前記第1及び第2の支持部
材にそれぞれ移動自在に設けられ光ファイバの端部が支
持された第1及び第2スライド端子と、該第1及び第2
スライド端子をそれぞれ移動させる第1の駆動手段と、
前記第1及び第2スライド端子に設けられた光ファイバ
の端部を接近離反させる第2の駆動手段と、前記第1及
び第2スライド端子のいずれか一方に設けられ接近した
前記光ファイバの端部を接続する接続部材とを具えた光
ファイバ配線切替装置において、前記第1及び第2の支
持部材に前記光ファイバの配線の余長部を収納する余長
収納部を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】第1及び第2の支持部材に光ファイバの配線の
余長部を収納する余長収納部を設けたことで、第1及び
第2スライド端子の移動時に光ファイバの弛んだ配線が
他の配線と輻輳せず、また、装置自体がコンパクトとな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0011】図1に本発明の一実施例に係る光ファイバ
配線切替装置の概略、図2にそのガイドフレームおよび
スライド端子の一部切欠正面、図3図2のA−A断面を
示す。
【0012】図1に示すように、本実施例の光ファイバ
配線切替装置は、X方向に多数積層された複数の第1の
支持部材としての第1ガイドフレーム11と、その第1
ガイドフレーム11と交差する方向に沿うと共にY方向
に多数積層された複数の第2の支持部材としての第2ガ
イドフレーム12と、第1及び第2ガイドフレーム1
1,12にそれぞれ移動自在に設けられて光ファイバ1
3,14の端部が支持された第1及び第2スライド端子
15,16と、第1及び第2スライド端子15,16を
それぞれ移動させる第1の駆動手段17と、第1及び第
2スライド端子15,16に設けられた光ファイバ1
3,14をZ方向に移動させてその端部を接近離反させ
る第2の駆動手段18と、第1及び第2スライド端子1
5,16のいずれか一方に設けられて接近した各光ファ
イバ13,14の端部を接続する接続部材19とを具
え、第1及び第2ガイドフレーム11,12には光ファ
イバ13,14の配線の余長部を収納する余長収納部2
0が設けられている。
【0013】図2及び図3に示すように、第1ガイドフ
レーム11は薄板状をなし、上端部及び下端部に形成さ
れた凸部21が装置本体の移動溝22に挿入され、幅方
向(図2の左右方向)に沿って所定量移動することがで
き、且つ、スプリング23によって一方(図2の左方
向)に付勢支持されている。また、第1ガイドフレーム
11にはその長手方向に沿って一対の平行をなすレール
部24が一体的に形成されると共に中央部に光ファイバ
13の配線の所定の余長量を収納する余長収納部20が
形成されている。そして、第1ガイドフレーム11のレ
ール部24には第1スライド端子15がベアリング25
を介して移動自在に装着されている。
【0014】光ファイバ13は第1ガイドフレーム11
の上部より装入され、所定の余長量が弛まされてその端
部が第1スライド端子15の一端にスプリング26を介
してフェルール27aにより支持されている。また、光
ファイバ14は第2ガイドフレーム12に装入され、所
定の余長量が弛まされてその端部が第2スライド端子1
6に装入され、フェルール27bにより支持されてい
る。そして、このフェルール27bにはフェルール27
aと接続する接続部材19が装着されている。なお、本
実施例ではフェルール27としてジルコニアフェルー
ル、光ファイバとして強度の高いハーメチックコートフ
ァイバを用いている。
【0015】第1ガイドフレーム11に隣接して、第1
スライド端子15を移動させる第1の駆動手段17と、
第1ガイドフレーム11を移動させることで第1スライ
ド端子15に支持された光ファイバ13の端部と第2ス
ライド端子16に支持された光ファイバ14の端部の接
続及び解除を行う第2の駆動手段18が設けられてい
る。
【0016】即ち、X方向(図1参照)に沿って上下に
一対の第1ねじ軸31が配設され、この各第1ねじ軸3
1にはそれぞれ第1移動部材32が螺合している。そし
て、この第1移動部材32に固定された各支持ブラケッ
ト33によってY方向(図1参照)に沿う第2ねじ軸3
4が回転自在支持され、この第2ねじ軸34には第2移
動部材35が螺合している。
【0017】上下の各支持ブラケット33にはスライド
部材36が第1ガイドフレーム11側に移動自在に支持
され、このスライド部材36には第1ガイドフレーム1
1の上下に形成された係合部37に係合可能な爪38が
取付けられている。また、スライド部材36にはDCサ
ーボモータ39が接続されたねじ軸40が螺合してい
る。一方、第2移動部材35には凹部42が形成され、
第1スライド端子15に形成された凸部41が係合可能
となっている。また、第2ねじ軸34にはDCサーボモ
ータ43が接続されている。
【0018】以上、第1ガイドフレーム11、第1スラ
イド端子15及び周辺機器について説明したが、本実施
例の光ファイバ配線切替装置においては、第1ガイドフ
レーム11と第2ガイドフレーム11は互いに略直角に
交差して配設されるのみで、第2スライド端子16や周
辺機器、その他の構造及についてはほぼ同様であり、詳
細な説明は省略する。
【0019】次に、本実施例の光ファイバ配線切替装置
による光ファイバの切替作動について説明する。まず、
切り替える光ファイバが支持されたスライド端子を把持
して接続状態を解除する。即ち、図1及び図2に示すよ
うに、第1ねじ軸31を駆動して第1移動部材32を移
動させると共にサーボモータ43によって第2ねじ軸3
4を駆動して第2移動部材35を移動させることで、こ
の第2移動部材35を第1スライド端子15の側部に位
置させる。本実施例ではこの位置決め精度は±50μm
以内となっている。
【0020】そして、サーボモータ39によってねじ軸
40を駆動すると、スライド部材36を介して爪38が
後退し、係合部37を介して第1ガイドフレーム11を
スプリング23の付勢力に抗して図2の左方向に移動さ
せる。このとき、第1ガイドフレーム11は凸部21が
移動溝22内を移動する範囲だけ移動し、これによって
第1スライド端子15が後退して凸部41が凹部42に
入り込み、また、フェルール27aは接続部材19から
抜け出て、フェルール27bとの接続状態が解除され
る。これで切り替える光ファイバ13が支持された第1
スライド端子15が把持されることとなる。
【0021】次に、各ねじ軸31,34によって第2移
動部材35を移動させて接続する光ファイバが支持され
たスライド端子の側方に位置させる。そして、サーボモ
ータ39によってねじ軸40を前述とは逆に駆動する
と、スライド部材36を介して爪38が前進し、第1ガ
イドフレーム11はスプリング23の付勢力によって図
2の右方向に移動する。これによって第1スライド端子
15が前進して凸部41が凹部42から抜け出し、フェ
ルール27aは接続部材19に嵌合してフェルール27
bと接続される。
【0022】以上のようにして光ファイバの配線が切り
替えられるものであるが、第1スライド端子15に支持
された光ファイバ13は所定の余長量を有しているの
で、この第1スライド端子15の移動に追従することが
でき、しかも、余長部が第1スライド端子15内に形成
された余長収納部20に収納されているので、この第1
スライド端子15の移動中に光ファイバ13が他の光フ
ァイバと輻輳することがない。
【0023】また、第1スライド端子15の移動機構
(ねじ軸31,34、サーボモータ43など)及びフェ
ルール27の接続機構(サーボモータ39、ねじ軸4
0、爪38など)がガイドフレーム11の外部に配置し
てあるので、第1スライド端子15の搬送がしやすく、
第1スライド端子15を小型化することができる。
【0024】なお、上述の実施例では第1スライド端子
15を移動して光ファイバ13の配線の切り替えを行っ
たが、第2スライド端子16を移動して光ファイバ14
の配線の切り替えを行ってもよいものである。
【0025】また、前述の実施例では第1及び第2スラ
イド端子15,16をサーボモータ39及びねじ軸40
によって作動する爪38により移動するようにしたが、
第1及び第2スライド端子15,16自体に移動機構を
設けてもよいものである。
【0026】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに、本発明の光ファイバ配線切替装置によれば、互い
に平行をなして複数設けられた第1の支持部材とその第
1の支持部材と交差する方向に沿って互いに平行をなし
て複数設けられた第2の支持部材とに光ファイバの端部
が支持された第1及び第2スライド端子を第1の駆動手
段によって移動自在に設け、第2の駆動手段によって第
1及び第2スライド端子の光ファイバの端部を接近離反
させて光ファイバの接続切替を行うようにし、且つ、第
1及び第2の支持部材に光ファイバの配線の余長部を収
納する余長収納部を設けたので、光ファイバは第1及び
第2スライド端子の移動にスムースに追従して外部損傷
を受けることなく、また、隣接する他の光ファイバとの
輻輳を防止することができる。更に、第1及び第2スラ
イド端子のみならず装置自体の集積化及び小型化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光ファイバ配線切替装
置の概略斜視図である。
【図2】そのガイフレーム及びスライド端子の一部切欠
正面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【符号の説明】
11 第1ガイドフレーム(第1の支持部材) 12 第2ガイドフレーム(第2の支持部材) 13,14 光ファイバ 15 第1スライド端子 16 第2スライド端子 17 第1の駆動手段 18 第2の駆動手段 19 接続部材 20 余長収納部 27a,27b フェルール
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 26/08 G02B 6/00 G02B 6/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行をなして複数設けられた第1
    の支持部材と、該第1の支持部材と交差する方向に互い
    に平行をなして複数設けられた第2の支持部材と、前記
    第1の支持部材及び第2の支持部材にそれぞれ移動自在
    に設けられ光ファイバの端部がそれぞれ支持された第1
    及び第2スライド端子と、該第1スライド端子及び第2
    スライド端子をそれぞれ移動させる第1の駆動手段と、
    前記第1及び第2スライド端子に設けられた光ファイバ
    の端部を接近離反させる第2の駆動手段と、前記第1及
    び第2スライド端子のいずれか一方に設けられ接近した
    前記光ファイバの端部を接続する接続部材とを具えた光
    ファイバ配線切替装置において、前記第1及び第2の支
    持部材に前記光ファイバの配線の余長部を収納する余長
    収納部を設けたことを特徴とする光ファイバ配線切替装
    置。
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