JP3351966B2 - 感震機能付回路遮断装置及びそれを備えた住宅用分電盤 - Google Patents

感震機能付回路遮断装置及びそれを備えた住宅用分電盤

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JP3351966B2
JP3351966B2 JP28267796A JP28267796A JP3351966B2 JP 3351966 B2 JP3351966 B2 JP 3351966B2 JP 28267796 A JP28267796 A JP 28267796A JP 28267796 A JP28267796 A JP 28267796A JP 3351966 B2 JP3351966 B2 JP 3351966B2
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earthquake
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仁 牧永
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震や停電等の異
常事態が発生した場合、電力の供給を遮断して、火災や
感電等の二次災害を防止する感震機能付回路遮断装置及
びそれを備えた住宅用分電盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、地震の発生を検知して電力供
給を遮断する電力遮断装置が広く知られており、例え
ば、特開平4−322120号公報に示されるような電
力遮断装置が提供されている。この電力遮断装置は、図
19に示すように、過電流が流れた際に電力の供給を遮
断する遮断器38と、地震による振動を検出する感震器
34と、感震器34の出力波形から特徴量を抽出して出
力する特徴量抽出部35と、特徴量抽出部35の出力信
号に基づいてファジィ推論を行い地震か否かを判別する
推論部36と、推論部36の判別結果に基づいて遮断器
38を強制開極させて負荷への電力供給を遮断する制御
部37とを備えている。
【0003】ここで、地震が発生した場合、推論部36
は特徴量抽出部35によって抽出された感震器34の出
力波形から地震か否かを判別し、制御部37は推論部3
6の判別結果に基づいて遮断器38を強制開極させて電
力の供給を遮断しており、地震発生時の遮断器38の安
全性を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の電力遮断装
置では、地震の発生を検知すると、制御部が即座に遮断
器を強制開極させて、電力の供給を遮断しているので、
自動扉や電話機等の電力を必要とする設備や機器で、家
人が避難する際に有用な設備や機器が作動しなくなると
いう問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、請求項1の発明は、地震発生後も商用電源の停
電が発生する迄は、電力の供給を遮断せず、地震発生後
に停電が発生した場合、電力供給を遮断することを目的
とするものである。請求項2の発明は、地震発生後も商
用電源の停電が発生して復電する迄は、電力の供給を遮
断せず、地震が発生して商用電源が停電した後に復電す
る際に、電力供給を遮断することを目的とするものであ
る。
【0006】請求項3の発明は、商用電源の停電後に地
震が発生した場合でも、商用電源の復電時に電力供給を
確実に遮断することを目的とするものである。請求項4
の発明は、地震が発生してから所定時間が経過した後に
発生した停電によって、強制開極手段が誤動作するのを
防止することを目的とするものである。
【0007】請求項5の発明は、家人にブレーカの開極
状態を容易に把握させることを目的とするものである。
請求項6の発明は、表示部の使い勝手を良くすることを
目的とするものである。請求項7の発明は、停電後の復
電時にブレーカの開極原因を容易に把握できるようにす
ることを目的とするものである。
【0008】請求項8の発明は、地震が発生する前に停
電が発生した場合でも、復電時に電力供給を確実に遮断
するとともに、停電後の復電時にブレーカの開極原因を
容易に把握できるようにすることを目的とする。請求項
9の発明は、バックアップ電源を長時間持続させること
を目的とするものである。
【0009】請求項10の発明は、バックアップ電源の
小型化を図るとともに、バックアップ電源の残量を把握
することを目的とするものである。請求項11の発明
は、バックアップ電源の残量を正確に把握することを目
的とするものである。請求項12の発明は、バックアッ
プ電源の残量不足を離れた場所にいる家人に知らせるこ
とを目的とするものである。
【0010】請求項13の発明は、バックアップ電源の
残量不足を家人に確実に知らせることを目的とするもの
である。請求項14乃至16の発明は、ブレーカが強制
的に開極された後も、照明等の負荷に分岐ブレーカを介
して電力を供給することを目的とするものである。請求
項17の発明は、感震機能付回路遮断装置の使い勝手を
良くすることを目的とするものである。
【0011】請求項18の発明は、家人が主幹ブレーカ
に流れる電流の大きさを容易に把握できることを目的と
するものである。請求項19の発明は、家人が個々の分
岐ブレーカに流れる電流の大きさを容易に把握できるこ
とを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、予め定めた震度の地震の発生
を検出する地震検出手段と、商用電源の停電を検出する
停電検出手段と、地震検出手段が地震の発生を検出した
後に停電検出手段が商用電源の停電を検出すると制御信
号を出力する制御信号出力手段と、制御信号出力手段の
制御信号が入力されるとブレーカを強制開極させる強制
開極手段とを備えているので、地震が発生してから停電
が発生する迄は、負荷へ電力を供給できるとともに、停
電が発生した後は、負荷への電力供給を遮断することが
できる。
【0013】請求項2の発明では、予め定めた震度の地
震の発生を検出する地震検出手段と、商用電源の停電を
検出する停電検出手段と、商用電源の復電を検出する復
電検出手段と、地震検出手段が地震の発生を検出した後
の停電検出手段の商用電源の停電検出後に復電検出手段
が商用電源の復電を検出すると制御信号を出力する制御
信号出力手段と、制御信号出力手段の制御信号が入力さ
れるとブレーカを強制開極させる強制開極手段とを備え
ているので、地震が発生してから停電が発生する迄は、
負荷へ電力を供給でき、商用電源の停電が発生してから
復電した後に、負荷への電力供給を遮断することができ
る。
【0014】請求項3の発明では、予め定めた震度の地
震の発生を検出する地震検出手段と、商用電源の停電を
検出する停電検出手段と、商用電源の復電を検出する復
電検出手段と、地震検出手段が地震の発生を検出すると
ともに停電検出手投が商用電源の停電を検出した後に、
復電検出手段が商用電源の復電を検出すると制御信号を
出力する制御信号出力手段と、制御信号出力手段の制御
信号が入力されるとブレーカを強制開極させる強制開極
手段とを備えているので、停電が発生した後に地震が発
生した場合でも、商用電源の復電時に、商用電源の電力
供給を確実に遮断することができる。
【0015】請求項4の発明では、請求項1乃至3の発
明において、地震検出手段が地震の発生を検出してから
一定時間を限時するタイマ手段を備え、タイマ手段の限
時動作中に停電検出手段が商用電源の停電を検出した場
合のみ制御信号出力手段が制御信号を出力しているの
で、地震発生から一定時間が経過した後に停電又は停電
後の復電が発生しても、制御信号出力手段が制御信号を
出力するのを防止できる。
【0016】請求項5の発明では、請求項1乃至3の発
明において、ブレーカが強制開極手段によって強制開極
された状態を表示する表示部を備えているので、家人は
ブレーカの開極状態を容易に把握することができる。請
求項6の発明では、請求項4の発明において、無線で送
信された表示制御信号を受信する無線信号受信手段を備
えた表示部を別体に設け、表示部を制御する表示制御信
号を無線で送信する表示制御部を設けているので、表示
部の取り付け位置を容易に変更することができる。
【0017】請求項7の発明では、請求項1乃至3の発
明において、地震検出手段及び停電検出手段の検出情報
が書き込まれるEEPROMを備えているので、停電後
の復電時にブレーカの開極原因を容易に把握することが
できる。請求項8の発明では、請求項7の発明におい
て、停電検出手段が商用電源の停電を検出する前に地震
検出手段が地震を検出したときには、商用電源により地
震及び停電の検出情報がEEPROMに書き込まれると
ともに、停電検出手段が商用電源の停電を検出した後に
地震検出手段が地震を検出したときには、商用電源から
バックアップ電源に切り換えられて、地震及び停電の検
出情報がEEPROMに書き込まれるので、商用電源の
停電時に各検出情報をEEPROMに退避させておくこ
とができる。
【0018】請求項9の発明では、請求項8の発明にお
いて、バックアップ電源は、切り換えられてから一定時
間が経過すると、電源供給を停止するので、バックアッ
プ電源の消耗を低減させることができる。請求項10の
発明では、請求項8又は9の発明において、バックアッ
プ電源が電池からなり、電池の残量を検出する残量検出
手段と、電池の残量が所定値以下となるのを残量検出手
段が検出すると電池の残量不足を報知する報知手段とを
設けているので、電池の残量不足を家人に知らせること
ができる。
【0019】請求項11の発明では、請求項10の発明
において、残量検出手段が所定時間毎に電池の残量を検
出しているので、電池の残量不足を正確に把握すること
ができる。請求項12の発明では、請求項10又は11
の発明において、報知手段は、電池の残量不足を表示す
る表示器と、電池の残量不足を音声で出力する音声出力
器とから構成されているので、電池の残量不足を家人に
判りやすく知らせることができる。
【0020】請求項13の発明では、請求項12の発明
において、音声出力器が所定時間毎に電池の残量不足を
音声で出力しているので、家人に電池の残量不足を確実
に知らせることができる。請求項14の発明では、予め
定めた震度の地震の発生を検出する地震検出手段と、商
用電源の停電を検出する停電検出手段と、地震検出手段
が地震の発生を検出した後に停電検出手段が商用電源の
停電を検出すると制御信号を出力する制御信号出力手段
と、制御信号出力手段の制御信号が入力されると商用電
源に介在する主幹ブレーカを強制開極させる強制開極手
段とからなる感震機能付回路遮断装置と、主幹ブレーカ
の負荷側に電気的に接続された第1の分岐ブレーカと、
主幹ブレーカの電源側に電気的に接続された第2の分岐
ブレーカとを備えている。
【0021】また、請求項15の発明では、予め定めた
震度の地震の発生を検出する地震検出手段と、商用電源
の停電を検出する停電検出手段と、商用電源の復電を検
出する復電検出手段と、地震検出手段が地震の発生を検
出した後の停電検出手段の商用電源の停電検出後に復電
検出手段が商用電源の復電を検出すると制御信号を出力
する制御信号出力手段と、制御信号出力手段の制御信号
が入力されると商用電源に介在する主幹ブレーカを強制
開極させる強制開極手段とからなる感震機能付回路遮断
装置と、主幹ブレーカの負荷側に電気的に接続された第
1の分岐ブレーカと、主幹ブレーカの電源側に電気的に
接続された第2の分岐ブレーカとを備えている。
【0022】さらに、請求項16の発明では、予め定め
た震度の地震の発生を検出する地震検出手段と、商用電
源の停電を検出する停電検出手段と、商用電源の復電を
検出する復電検出手段と、地震検出手段が地震の発生を
検出するとともに停電検出手投が商用電源の停電を検出
した後に、復電検出手段が商用電源の復電を検出すると
制御信号を出力する制御信号出力手段と、制御信号出力
手段の制御信号が入力されると商用電源に介在する主幹
ブレーカを強制開極させる強制開極手段とからなる感震
機能付回路遮断装置と、主幹ブレーカの負荷側に電気的
に接続された第1の分岐ブレーカと、主幹ブレーカの電
源側に電気的に接続された第2の分岐ブレーカとを備え
ているので、請求項14、15の発明と同様に、強制開
極手段が第1の分岐ブレーカを開極した後も、第2の分
岐ブレーカを介して負荷に電力を供給することができ
る。
【0023】請求項17の発明では、請求項14、15
又は16の発明において、感震機能付回路遮断装置が着
脱自在に取り付けられているので、感震機能付回路遮断
装置を使い勝手の良い位置に取り付けることができる。
請求項18の発明では、請求項14、15、16又は1
7の発明において、主幹ブレーカに流れる電流の大きさ
を表示する電流表示手段を備えているので、電力使用量
の総量を容易に把握することができる。
【0024】請求項19の発明では、請求項14、1
5、16又は17の発明において、第1の分岐ブレーカ
に流れる電流の大きさを個々の第1の分岐ブレーカ毎に
表示する個別電流表示手段を備えているので、各需要場
所における電力使用量を容易に把握することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の住宅用分電盤は、図2
(a)乃至(c)に示すように、過電流や短絡電流が流
れた場合又は漏電が発生した場合強制的に開極され負荷
への電力の供給を遮断する漏電ブレーカからなる主幹ブ
レーカ2と、地震の発生を検知した後の停電を検出し、
更に停電発生後の電力供給の開始を検出すると主幹ブレ
ーカ2を強制開極させる感震機能付回路遮断装置たるコ
ントロールユニット1とから構成されている。
【0026】ここで、コントロールユニット1は、図1
のブロック図に示すように、主幹ブレーカ2の電源側か
ら商用交流電源17が入力されてコントロールユニット
1の動作電源を出力するDC電源7と、地震の振動を検
出して震度に応じた信号を制御マイコン3に出力する感
震センサー5と、地震検出手段としての制御マイコン3
が地震の発生を検出する震度のしきい値を設定する設定
スイッチ10と、地震検出手段として感震センサー5の
出力信号から地震の発生を検出し、停電検出手段として
例えばDC電源7の出力電圧から商用交流電源17の停
電を検出し、復電検出手段としてDC電源7の出力電圧
と停電検出情報とから停電後の復電を検出し、地震、停
電、復電の各検出情報に基づいて制御信号出力手段とし
て主幹ブレーカ2を強制開極させる制御信号を出力する
制御マイコン3と、制御信号出力手段としての制御マイ
コン3から制御信号が入力されると擬似漏電を発生させ
て主幹ブレーカ2を強制開極させる強制開極手段たるブ
レーカトリップ回路4と、地震検出手段としての制御マ
イコン3が地震の発生を検出してから一定時間を限時す
るタイマ手段たるタイマ8と、カレントトランス16を
用いて主幹ブレーカ2に流れる電流の大きさを検出して
制御マイコン3に検出結果を出力する電流検出部9と、
表示制御手段としての制御マイコン3から入力された表
示制御信号に基づいて主幹ブレーカ2を流れる電流の大
きさと主幹ブレーカ2の開極状態をLED表示部12に
表示させるドライバー11と、同じく表示制御手段とし
ての制御マイコン3から入力された表示制御信号に基づ
いて主幹ブレーカ2の開極状態を音声で伝達するために
伝達内容を音声で合成する音声合成部13と、音声合成
部13によって合成された音声信号を増幅するアンプ1
4と、アンプ14によって増幅された音声信号を出力す
るスピーカ15と、停電時はDC電源7に設けられた平
滑コンデンサの残留電圧を動作電源とし、停電検出手段
としての制御マイコン3が停電を検出すると地震及び停
電の各検出情報を退避させるEEPROM6とから構成
されている。
【0027】さて、コントロールユニット1の動作を図
3のフローチャートを用いて説明する。まず、図3のA
で、住宅用分電盤に電源が投入されると、コントロール
ユニット1は初期状態となり、動作を開始する。地震検
出手段としての制御マイコン3は感震センサー5の出力
値を逐次読み込み、設定スイッチ10で予め設定された
震度と比較する(図3のB)。地震検出手段としての制
御マイコン3が地震の発生を検出すると、制御マイコン
3はタイマ8の限時動作を開始させる(図3のC)。タ
イマ8の限時動作中、停電検出手段としての制御マイコ
ン3は、例えばDC電源7の出力電圧の低下から商用交
流電源17の停電が発生したか否かを逐次判定する(図
3のE)。タイマ8の限時時間が経過する前に、制御マ
イコン3が停電を検出すると、制御マイコン3は地震及
び停電の各検出情報をEEPROM6に退避させる。商
用交流電源17が復電すると、制御マイコン3はEEP
ROM6に退避させた地震及び停電の各検出情報を読み
込み、復電検出手段としての制御マイコン3が地震発生
後に起きた停電後の復電を検出する(図3のF)。ここ
で、地震検出手段としての制御マイコン3が地震の発生
を検出した後、復電検出手段としての制御マイコン3が
停電発生後の復電を検出すると、制御信号出力手段とし
ての制御マイコン3はブレーカトリップ回路4に主幹ブ
レーカ2を強制開極させる制御信号を出力する。ブレー
カトリップ回路4は制御マイコン3から入力された制御
信号に基づいて擬似漏電を発生させて主幹ブレーカ2を
強制開極し、電力供給を遮断させる(図3のG)。ここ
で、表示制御手段としての制御マイコン3は表示部とし
ての音声合成部13及びドライバー11に表示制御信号
を出力し、音声合成部13は制御マイコン3の表示制御
信号に基づいて主幹ブレーカ2の開極状態の表示内容を
音声信号で合成し、アンプ14は音声合成部13によっ
て合成された音声信号を増幅し、スピーカ15から音声
として出力する(図3のH)。また、主幹ブレーカ2が
再投入される迄、ドライバー11は制御マイコン3の表
示制御信号に基づいて主幹ブレーカ2の開極状態をLE
D表示部12を用いて表示する(図3のI)。ところ
で、DC電源7は主幹ブレーカ2の電源側から商用交流
電源17が入力されているので、主幹ブレーカ2が開極
した後も商用交流電源17が供給されている間、DC電
源7はコントロールユニット1に電力を供給できる。図
3のJで、家人が主幹ブレーカ2を再投入すると、制御
マイコン3は例えば電流検出部9の検出結果から主幹ブ
レーカ2の再投入を検出して、ドライバー11にLED
表示部12の表示を停止させるとともに、地震、停電、
復電の各検出情報とタイマ8とを初期化して(図3の
K)、初期状態に復帰する(図3のL)。一方、図3の
Dで、タイマ8の限時動作中に、商用交流電源17の停
電が発生しなかった場合、制御マイコン3は、地震検出
情報とタイマ8とを初期化して(図3のK)、初期状態
に復帰する(図3のL)。
【0028】ところで、ブレーカトリップ回路4を図2
(a)に示すような回路から構成した場合、制御信号出
力手段としての制御マイコン3が主幹ブレーカ2を強制
開極させる制御信号をブレーカトリップ回路4に出力す
ると、ブレーカトリップ回路4はリレーコイル(図示せ
ず)を励磁してリレー接点RY1を閉極させ、主幹ブレ
ーカ2の1次側と2次側とを抵抗R1を介して短絡させ
ることによって、擬似漏電を発生させて、主幹ブレーカ
2を強制開極させて、電力供給を遮断する。また、図2
(b)(c)に示すようにテストボタンPBを備えた主
幹ブレーカ2の場合、ブレーカトリップ回路4は制御マ
イコン3から主幹ブレーカ2を強制開極させる制御信号
が入力されるとリレーコイルを励磁して、リレー接点R
Y2を閉極させることにより、テストボタンPBの代わ
りにテスト動作を行って主幹ブレーカ2を強制開極させ
て、電力供給を遮断する。尚、ブレーカトリップ回路4
は上記の構成以外でもよい。
【0029】このように、設定震度以上の地震が発生し
ても、商用交流電源17が停電した後に電力供給が開始
される迄、コントロールユニット1は主幹ブレーカ2を
開極させていないので、主幹ブレーカ2を介して電力が
供給される自動扉や電話機等の家人の避難に有用な設備
や機器を作動させることができる。また、商用交流電源
17が停電した後に復電すると、コントロールユニット
1が主幹ブレーカ2を強制開極させることにより、主幹
ブレーカ2に接続された負荷への電力供給を遮断してい
るので、火災や感電等の二次災害を防止することができ
る。また、主幹ブレーカ2を強制開極させた場合、LE
D表示部12やスピーカ15を用いて主幹ブレーカ2の
開極状態を家人に知らせているので、家人が主幹ブレー
カ2の開極状態を容易に把握できる。
【0030】また、カレントトランス16の一次巻線は
主幹ブレーカ2の電源ラインに接続されており、カレン
トトランス16の二次巻線には一次巻線に流れる電流に
比例した電流が流れる。従って、電流検出部9はカレン
トトランス16の二次電流から主幹ブレーカ2に流れる
電流の大きさを検出して、制御マイコン3に出力し、制
御マイコン3はドライバー11を用いてLED表示部1
1に主幹ブレーカ2に流れる電流の大きさを表示する。
【0031】尚、停電発生時は、EEPROM6の書込
み用電源は、DC電源7に設けられた平滑コンデンサの
残留電圧を利用しているので、EEPROM6の書込み
用電源として電池を設ける必要がない。 (実施形態2)実施形態1では、地震の発生を検出して
から一定時間が経過する迄に、商用交流電源17の停電
が発生した場合、停電後の復電時に主幹ブレーカ2を開
極させていたが、本実施形態では、停電発生時に主幹ブ
レーカ2を開極させている。
【0032】本実施形態のコントロールユニット1の動
作を、図4のフローチャートを用いて説明する。住宅用
分電盤に電源が投入されると、コントロールユニット1
は初期状態となり、作動を開始する(図4のA)。地震
検出手段としての制御マイコン3は感震センサー5の出
力信号を逐次読み込み、感震センサー5の出力信号と設
定スイッチ10で予め設定された震度とを比較する(図
4のB)。設定震度以上の地震が発生した場合、制御マ
イコン3は地震の発生を検出するとともに、タイマ8の
限時動作を開始させる(図4のC)。タイマ8の限時動
作中、停電検出手段としての制御マイコン3はDC電源
7の出力電圧の低下から商用交流電源17が停電したか
否かを逐次判定しており(図4のE)、制御マイコン3
が商用交流電源17の停電を検出すると、地震及び停電
の各検出信号をEEPROM6に退避させる。ここで、
制御信号出力手段としての制御マイコン3は地震発生後
の停電を検出すると漏電ブレーカからなる主幹ブレーカ
2を開極させる制御信号をブレーカトリップ回路4に出
力し、強制開極手段としてのブレーカトリップ回路4は
制御マイコン3の制御信号に基づいて主幹ブレーカ2を
強制開極させて、電力供給を遮断する(図4のF)。商
用交流電源17が復電すると、復電検出手段としての制
御マイコン3はEEPROM6から地震検出情報及び停
電検出情報を読み込み、地震発生後に起きた停電後の復
電を検出する(図4のG)。この時、表示制御手段とし
ての制御マイコン3は表示部としての音声合成部13及
びドライバー11に表示制御信号を夫々出力し、音声合
成部13は制御マイコン3の表示制御信号に基づいて主
幹ブレーカ2の開極状態を音声信号で合成し、アンプ1
4は音声合成部13によって合成された音声信号を増幅
し、スピーカ15から音声として出力する(図4の
H)。また、ドライバー11は、主幹ブレーカ2が再投
入される迄、制御マイコン3の表示制御信号に基づいて
主幹ブレーカ2の開極状態をLED表示部12に表示す
る(図4のI)。その後、制御マイコン3が、例えば電
流検出部9の検出結果から主幹ブレーカ2の再投入を検
出すると(図4のJ)、ドライバー11にLED表示部
12の表示を停止させるとともに、地震、停電、復電の
各検出情報とタイマ8とを初期化して(図4のK)、初
期状態に復帰する(図4のL)。一方、図4のDで、タ
イマ8の限時動作が経過する前に、商用交流電源17の
停電が発生しなかった場合、制御マイコン3は地震検出
信号とタイマ8とを初期化して(図4のK)、初期状態
に復帰する(図4のL)。
【0033】ところで、ブレーカトリップ回路2が図5
に示すような構成の場合、制御信号出力手段としての制
御マイコン3は主幹ブレーカ2を強制開極させるための
制御信号を出力して、接点S1を閉極される。接点S1
が閉極されると、DC電源7からトリップコイルL1に
電流が印加される。この時、トリップコイルL1に進退
自在に装着されたプランジャに励磁力が発生し、主幹ブ
レーカ2の各相に設けられた接点S2がプランジャによ
って引き外されて、主幹ブレーカ2が遮断される。ここ
で、DC電源7として電池を用いてもよいので、停電時
でも確実に主幹ブレーカ2を遮断することができる。
尚、ブレーカトリップ回路4は上記以外の構成でもよ
い。
【0034】このように、所定の震度以上の地震が発生
しても、商用交流電源17が停電する迄、コントロール
ユニット1は主幹ブレーカ2を開極させていないので、
自動扉や電話機等の電力を必要とする設備や機器で、家
人の避難に有用な設備や機器を作動させることができ、
家人の避難を容易にすることができる。また、一旦、商
用交流電源17が停電した後は、主幹ブレーカ2を強制
開極させて、主幹ブレーカ2に接続された負荷への電力
供給を遮断しているので、火災や感電等の二次災害を防
止することができる。
【0035】尚、コントロールユニット1の構成は、実
施形態1と同様であるので、その説明は省略する。 (実施形態3)本実施形態では、図6に示すように、漏
電ブレーカからなる主幹ブレーカ2の負荷側に主幹ブレ
ーカ2から分岐して設けられた8個の第1の分岐ブレー
カたるコンセント用分岐ブレーカ18と、主幹ブレーカ
2の電源側に主幹ブレーカ2と並列に設けられた6個の
第2の分岐ブレーカたる電灯用分岐ブレーカ19とを備
えている。ここで、コントロールユニット1が、実施形
態1又は2に示すように、地震の発生を検出した後の停
電又はその後の復電を検出して主幹ブレーカ2を強制開
極させた場合、主幹ブレーカ2の負荷側に設けられたコ
ンセント用分岐ブレーカ18に接続された負荷への電力
供給は遮断されるので、火災や感電等の二次災害が発生
する可能性を低減することができる。一方、主幹ブレー
カ2の電源側に設けられた電灯用分岐ブレーカ19に接
続された負荷は主幹ブレーカ2の開極後も電力供給が遮
断されないので、停電発生後復電した場合、電灯用分岐
ブレーカ19に接続された負荷(照明器具)へ電力が供
給されるので、照明を確保でき、家人の避難を容易にす
ることができる。
【0036】尚、コントロールユニット1の構成及び作
動は実施形態1又は2と同様であるので、その説明は省
略する。 (実施形態4)本実施形態の住宅用分電盤は、図7に示
すように、分電盤本体20と、分電盤本体20の前面を
覆うように被着されるカバー21と、分電盤本体20に
配設される漏電ブレーカからなる主幹ブレーカ2と、主
幹ブレーカ2の負荷側に設けられたコンセント用分岐ブ
レーカ18と、主幹ブレーカ2の電源側に設けられた電
灯用分岐ブレーカ19と、主幹ブレーカ2の開極状態を
表示するモニターユニット22と、分電盤本体20に取
り付けられモニターユニット22を着脱自在に保持する
取付用ホルダー30とから構成されている。
【0037】ここで、図8に示すように、取付用ホルダ
ー30には、断面コ字状の嵌合凸所31が形成されてお
り、2本の取付けビス32を用いて分電盤本体20に配
設されている。また、モニターユニット22は、表示制
御手段としての制御マイコン3の表示制御信号に基づい
て主幹ブレーカ2の開極状態をLEDの点灯/消灯によ
り表示するLED表示部12と、制御マイコン3の表示
制御信号に基づいて主幹ブレーカ2の開極状態を音声で
知らせるスピーカ15と、嵌合凸所31と嵌合離脱自在
に嵌合させるための嵌合溝33とを備えており、モニタ
ーユニット22は、嵌合溝33と嵌合凸所31とを嵌合
させて、取付用ホルダ30に嵌合離脱自在に保持されて
いる。
【0038】さらに、本実施形態のコントロールユニッ
ト1及びモニターユニット22の構成を、図9(a)
(b)のブロック図を用いて説明する。コントロールユ
ニット1は、表示制御手段としての制御マイコン3から
表示部としてのドライバー11及び音声合成部13への
表示制御信号をコード化するエンコーダ23と、エンコ
ーダ23によってコード化された信号を周波数変調して
モニターユニット22に送信するFM送信部24と、送
信波を送信する送信アンテナ25とを備えている。
【0039】また、モニターユニット22は、コントロ
ールユニット1から送信された送信波を受信する受信ア
ンテナ28と、受信アンテナ28で受信した受信波を復
調してデコーダ26に出力する無線信号受信手段として
のFM受信部27と、FM受信部27の出力信号をデコ
ードして制御マイコン3からドライバー11又は音声合
成部27への表示制御信号をバッファ29に出力するデ
コーダ26と、バッファ29を介して入力された制御マ
イコン3の表示制御信号に基づいて主幹ブレーカ2の開
極状態をLED表示部12に表示させるドライバー11
と、バッファ29を介して入力された制御マイコン3の
表示制御信号に基づいて主幹ブレーカ2の開極状態を音
声信号で合成する音声合成部13と、音声合成部13の
出力信号を増幅するアンプ14と、アンプ14の出力信
号に基づいて主幹ブレーカ2の開極状態を音声で出力す
るスピーカ15と、モニターユニット22の各構成要素
の動作電源を供給するDC電源7とから構成されてい
る。
【0040】ここで、モニターユニット22は分電盤本
体20から分離して設けられ、分電盤本体20に配設さ
れたコントロールユニット1から無線で表示制御信号を
受信しているので、モニターユニット22の配置を自由
に変更することができ、モニターユニット22の使い勝
手を良くすることができる。尚、コントロールユニット
1の無線送信に係わる部位以外の構成及び作動は実施形
態1又は2と同様であるので、その説明は省略する。 (実施形態5)実施形態1では、漏電ブレーカからなる
主幹ブレーカ2の電源ラインにカレントトランス16を
設け、主幹ブレーカ2に流れる電流の大きさを計測、表
示していたが、本実施形態では、主幹ブレーカ2から分
岐して設けられた分岐ブレーカに夫々カレントトランス
16を設け、各分岐ブレーカに流れる電流の大きさを夫
々計測、表示している。
【0041】本実施形態のコントロールユニット1は、
図11に示すように、漏電ブレーカからなる主幹ブレー
カ2と、所定震度以上の地震を検出した後の停電又は停
電後の復電を検出して主幹ブレーカ2を開極させるコン
トロールユニット1と、主幹ブレーカ2から分岐した複
数の分岐ブレーカ39と、個々の分岐ブレーカ39に流
れる電流の大きさを計測するために設けられたカレント
トランス16とを備えており、コントロールユニット1
は、図10のブロック図に示すように、分岐ブレーカ3
9に夫々設けられたカレントトランス16を用いて分岐
ブレーカ39に流れる電流の大きさを検出して制御マイ
コン3に出力する電流検出部9と、表示制御手段として
の制御マイコン3の表示制御信号に基づいて個々の分岐
ブレーカ39に流れる電流の大きさをLED表示部12
に表示するドライバー11とを備えている。
【0042】従って、個々の分岐ブレーカ39に流れる
電流の大きさから、各需要場所における使用電流値を容
易に把握することができる。尚、コントロールユニット
1の電流検出部9及びカレントトランス16以外の構成
及び作動は、実施形態1又は2と同様であるので、その
説明は省略する。 (実施形態6)本実施形態の感震機能付回路遮断装置の
ブロック図を図12に示す。
【0043】感震機能付回路遮断装置たるコントロール
ユニット1は、主幹ブレーカ2の電源側から入力された
AC100Vの商用交流電源17を各部の動作電圧に変
換して供給するDC電源7と、地震の振動を検出して振
動の大きさに応じた信号を発生する感震センサー5と、
震度のしきい値を設定する設定スイッチ10と、地震検
出手段として感震センサー5の出力信号を設定スイッチ
10のしきい値と比較して地震の発生を検出し、停電検
出手段として例えばDC電源7の出力電圧から商用交流
電源17の停電を検出し、復電検出手段としてDC電源
7の出力電圧と停電検出情報とから停電後の復電を検出
し、地震、停電、及び復電の各検出情報に基づいて制御
信号出力手段として主幹ブレーカ2を強制開極させる制
御信号を出力する制御マイコン3と、制御マイコン3か
ら制御信号が入力されると擬似漏電を発生させて主幹ブ
レーカ2を強制開極させるブレーカトリップ回路4とを
備えている。また、コントロールユニット1は、カレン
トトランス16を用いて主幹ブレーカ2に流れる電流の
大きさを検出して制御マイコン3に検出結果を出力する
電流検出部9と、表示制御手段としての制御マイコン3
から入力された表示制御信号に基づいて主幹ブレーカ2
に流れる電流の大きさや主幹ブレーカ2の開極状態を表
示器たるLED表示部12に表示させるドライバー11
と、制御マイコン3から入力された表示制御信号に基づ
いて主幹ブレーカ2の開極状態を音声で伝達するために
伝達内容を音声で合成する音声出力器たる音声合成部1
3と、音声合成部13によって合成された音声信号を増
幅するアンプ14と、アンプ14によって増幅された音
声信号を出力するスピーカ15とを備えている。
【0044】さらに、コントロールユニット1は、電池
からなるバックアップ電源40と、商用電源17の停電
時に、コントロールユニット1の動作電源をDC電源7
の出力電圧からバックアップ電源40に切り換える切換
回路41と、制御マイコン3が地震、停電、復電等の各
検出情報を退避させるEEPROM6とを備えている。
本実施形態では、バックアップ電源40として電池を用
いているので、コンデンサを用いる場合に比べて、バッ
クアップ電源40を小型化することができる。
【0045】ここで、制御マイコン3が地震の発生を検
出すると、タイマ手段たる第2のタイマ8bは例えば4
8時間の限時動作を行い、第2のタイマ8bの限時動作
が終了するまでの間に、制御マイコン3が商用電源17
の停電を検出した場合、制御マイコン3は商用電源17
の復電時に制御信号をブレーカトリップ回路4に出力
し、ブレーカトリップ回路4が主幹ブレーカ2をトリッ
プさせる。尚、第2のタイマ8bの限時時間は48時間
に設定されているが、48時間に限定する趣旨のもので
はなく、地震発生後の二次災害の恐れがなくなる程度の
時間に設定すればよい。
【0046】また、制御マイコン3が商用電源17の停
電を検出すると、第3のタイマ8cは例えば8秒の限時
動作を行い、第3のタイマ8cが限時動作を終了するま
での間に、制御マイコン3が地震を検出すると、商用電
源17の復電時に制御マイコン3はブレーカトリップ回
路4に制御信号を出力して、ブレーカトリップ回路4が
主幹ブレーカ2をトリップさせる。尚、第3のタイマ8
cの限時時間は8秒間に設定しているが、第3のタイマ
8cの限時時間を8秒間に限定する趣旨のものではな
く、8秒以外の値に設定してもよいことは勿論である。
【0047】一方、第4のタイマ8dは例えば24時間
を限時し、24時間(1日)毎にカウントアップしてお
り、第4のタイマ8dのカウント値が30日になると、
残量検出手段たる制御マイコン3が30日毎にバックア
ップ電源40の電池残量を検出する。そして、制御マイ
コン3がバックアップ電源40の電池残量を検出した結
果、バックアップ電源40の電池残量が所定値を下回っ
た場合、制御マイコン3は報知手段たるLED表示部1
2を点灯させてバックアップ電源40の残量低下を家人
に知らせるとともに、第1のタイマ8aに例えば22時
間の限時動作を開始させる。そして、第1のタイマ8a
が限時動作を終了すると、制御マイコン3は、22時間
毎にバックアップ電源40が交換されるまで、電池の残
量が低下したことを報知手段たる音声合成部13を用い
て音声で家人に報知する。尚、本実施形態では第4のタ
イマ8dのカウント値は30日に設定しているが、カウ
ント値を30日に限定する趣旨のものではなく、第4の
タイマ8dのカウント値を10日に設定して、10日毎
にバックアップ電源40の電池残量を検出してもよい。
また、第1のタイマ8aの限時時間を22時間に設定し
ているが、第1のタイマ8aの限時時間を22時間に限
定する趣旨のものではなく、第1のタイマ8aの限時時
間を11時間に設定して、11時間毎に電池残量の低下
を報知するようにしてもよい。
【0048】このコントロールユニット1の動作を図1
4のタイムチャートと図15〜図18のフローチャート
により説明する。図14に示すように、時刻t1 〜t2
間に所定のしきい値を越える地震が発生すると、時刻t
2 から時間T1 (例えば、3分間)又は家人が避難する
までの間、制御マイコン1は音声合成部13を用いて例
えば「避難する時はブレーカを切って下さい」等の音声
を合成させ、アンプ14で増幅して、スピーカ15から
出力させて、避難時にブレーカを切断するよう家人に知
らせる。
【0049】その後、時刻t3 で商用電源17が停電し
て、時刻t4 で商用電源17が復電すると、制御マイコ
ン3は商用電源17の復電を検出し、主幹ブレーカ2を
トリップさせるとともに、時刻t4 から時間T2 (例え
ば、5分間)又は主幹ブレーカ2が投入されるまで、音
声合成部13を用いて例えば「電気が復旧しました。電
気製品の安全を確認して、ブレーカを入れて下さい」等
の音声を合成させ、アンプ14で増幅して、スピーカ1
5から出力させて、家人に復電を知らせる。
【0050】ところで、コントロールユニット1に電源
が投入されるか、又はコントロールユニット1がリセッ
トされると、図15に示すように、まず初期設定などを
行う初期ルーチンL1 を行い、次に、バックアップ電源
40の残量を検出する電池残量検出ルーチンL2 を行
い、その後、地震や停電の発生を検出する地震・停電検
出ルーチンL3 を行う。
【0051】初期ルーチンL1 では、図17に示すよう
に、コントロールユニット1に電源が投入されるか、又
は、バックアップ電源40の電池が交換されると、制御
マイコン3は初期設定を行い(ステップM1 )、EEP
ROM6のデータを読み込む(ステップM2 )。EEP
ROM6に地震や停電の発生を示すデータが退避されて
いる場合、制御マイコン3はブレーカトリップ回路4に
制御信号を出力し、ブレーカトリップ回路4に主幹ブレ
ーカ2をトリップさせ(ステップM4 )、音声合成部1
3を用いて例えば「電気が復旧しました。電気製品の安
全を確認して、ブレーカを入れて下さい」などの復電を
知らせるメッセージを音声で合成させ、アンプ14で増
幅させて、スピーカ15から出力させる(ステップ
5 )。ステップM6 で、例えばカレントトランス16
に流れる電流から主幹ブレーカ2が再投入されたか否か
を判断し、主幹ブレーカ2が投入されていない場合、ス
テップM4 に戻り、主幹ブレーカ2が再投入されるま
で、制御マイコン3は音声合成部13を用いて例えば3
0秒毎に5分間音声出力を行う(ステップM5 )。主幹
ブレーカ2が投入されると、制御マイコン3はEEPR
OM6のデータを消去し(ステップM7 )、第2及び第
3のタイマ8b,8cをリセットして(ステップ
8 )、電池残量検出ルーチンL2 の端子B3 に移行す
る。
【0052】一方、ステップM3 で制御マイコン3がE
EPROM6のデータを読み込んだ結果、EEPROM
6にデータが退避されていない場合、すなわち、地震や
停電が発生していなかった場合、制御マイコン3はステ
ップM8 に移行して上述と同様の処理を行う。電池残量
検出ルーチンL2 では、図17に示すように、制御マイ
コン3がバックアップ電源40の電圧を所定のしきい値
(例えば、約8V)と比較し(ステップM9 )、バック
アップ電源40の電圧が8V以上であれば、例えば24
時間毎にカウントアップする第4のタイマ8dのカウン
ト動作を開始させ(ステップM 10)、ステップM11で第
4のタイマ8dがカウント動作を行い、ステップM12
第4のタイマ8dのカウント値が30日か否かを判定す
る。
【0053】第4のタイマ8dのカウント値が30日未
満の場合、制御マイコン3はフラグf1 を0として(ス
テップM14)、地震・停電検出ルーチンL3 の端子B4
に移行し、制御マイコン3は地震や停電の検出を行う。
一方、第4のタイマ8dのカウント値が30日の場合、
制御マイコン3は第4のタイマ8dをリセットし(ステ
ップM13)、バックアップ電源40の電圧が8V以上か
否かを比較する(ステップM15)。バックアップ電源4
0の電圧が8V以上であれば、ステップM10に戻り、再
び、制御マイコン3は第4のタイマ8dのカウント動作
を開始させる。バックアップ電源40の電圧が8V未満
の場合、制御マイコン3はドライバー11に表示制御信
号を出力し、ドライバー11は表示制御信号に基づいて
電池交換を家人に知らせるためにLED表示部12を点
灯させるとともに(ステップM16)、制御マイコン3は
音声合成部13を用いて例えば「電池の寿命です。電池
を交換して下さい」といった電池交換を知らせるメッセ
ージを音声で合成させ、アンプ14で増幅して、スピー
カ15から例えば10秒毎に3回づつ出力させる(ステ
ップM17)。
【0054】そして、制御マイコン3は限時時間が約2
2時間に設定された第1のタイマ8aの限時動作を開始
させる(ステップM18)。ステップM19で制御マイコン
3が第1のタイマ8aの限時動作が終了したか否かを判
断し、第1のタイマ8aの限時動作が終了した場合、制
御マイコン3は音声合成部13を用いてスピーカ15か
ら電池交換を知らせるメッセージを出力し(ステップM
20)、第1のタイマ8aをリセットし(ステップ
21)、電池が交換されたか否かを判断する(ステップ
22)。ここで、電池が交換されていない場合、ステッ
プM17に戻り、電池が交換されるまで、制御マイコン3
は上述のループにしたがって音声合成部13を用いて音
声出力を行う。電池が交換された場合は、初期ルーチン
1 の端子B1に戻り、初期ルーチンL1 の処理を行
う。
【0055】ステップM19で第1のタイマ8aの限時動
作が終了したか否かを判断した結果、第1のタイマ8a
が限時動作を継続中の場合、電池が交換されたか否かを
判断し(ステップM23)、電池が交換された場合は、初
期ルーチンL1 の端子B1 に戻り、初期ルーチンL1
処理を行う。電池が交換されていない場合は、制御マイ
コン3はフラグf1 を1として(ステップM24)、地震
・停電検出ルーチンL 3 の端子B4 に移行し、地震や停
電の検出を行う。
【0056】このように、本実施形態では制御マイコン
3が例えば30日毎にバックアップ電源40の電池残量
を検出し、バックアップ電源40の電池残量が所定値を
下回ると電池が交換される迄、制御マイコン3はLED
表示により電池残量の低下を家人に知らせるとともに、
例えば22時間毎に音声出力により電池残量の低下を家
人に知らせている。ここで、制御マイコン3は22時間
毎に音声出力を行っており、1回毎に音声出力を行う時
間帯がずれるので、音声出力を行った際に家人がいなく
ても、いずれは家人がいる時間帯に音声出力を行うこと
ができ、家人に電池残量の低下を知らせることができ
る。
【0057】次に、地震・停電検出ルーチンL3 では、
図18に示すように、端子B4 からステップM25に移行
し、制御マイコン3は商用電源17の停電が発生したか
否かを検出する。制御マイコン3が商用電源17の停電
を検出した場合、制御マイコン3は切換回路41を用い
てコントロールユニット1の動作電源をDC電源7から
バックアップ電源40に切り換え(ステップM26)、限
時時間が例えば約8秒に設定された第3のタイマ8cの
限時動作を開始させる(ステップM27)。
【0058】ステップM28で、制御マイコン3は第3の
タイマ8cの限時動作が終了したか否かを判断し、第3
のタイマ8cの限時動作が終了していない場合、制御マ
イコン3は地震が発生したか否かを検出する(ステップ
29)。制御マイコン3が地震を検出しなかった場合、
ステップM28に戻し、制御マイコン3は第3のタイマ8
cの限時動作が終了したか否かを判断する。一方、制御
マイコン3が地震を検出した場合、制御マイコン3はE
EPROM6に地震と停電が発生したことを示すデータ
を退避させ(ステップM30)、切換回路41を用いてバ
ックアップ電源40からの電源供給を停止させ(ステッ
プM31)、動作を終了する。その後、商用電源17が復
電した際に、初期ルーチンL1 で制御マイコン3がEE
PROM6から地震と停電の発生を示すデータを読み込
むと、制御マイコン3はブレーカトリップ回路4に制御
信号を出力して、ブレーカトリップ回路4に主幹ブレー
カ2をトリップさせる。
【0059】一方、ステップM28で第3のタイマ8cの
限時動作が終了したか否かを判断した結果、第3のタイ
マ8cの限時動作が終了した場合、ステップM31に移行
し、切換回路41を用いてバックアップ電源40からの
電源供給を停止させ、動作を終了する。この場合、停電
のみで地震は発生していないので、制御マイコン3はE
EPROM6にデータを書き込んでいない。したがっ
て、商用電源17が復電した際に、制御マイコン3はブ
レーカトリップ回路4に制御信号を出力せず、主幹ブレ
ーカ2はトリップされない。
【0060】ステップM25で制御マイコン3が商用電源
17の停電が発生したか否かを検出した結果、制御マイ
コン3が商用電源17の停電を検出しなかった場合、制
御マイコン3は地震が発生したか否かを検出し(ステッ
プM32)、制御マイコン3が地震を検出した場合は、制
御マイコン3は限時時間が例えば48時間に設定された
第2のタイマ8bの限時動作を開始させて(ステップM
33)、第2のタイマ8bの限時動作が終了したか否かを
判断する(ステップM34)。第2のタイマ8bの限時動
作が終了していない場合は、制御マイコン3は商用電源
17の停電が発生したか否かを検出する(ステップ
35)。制御マイコン3が商用電源17の停電を検出し
なかった場合は、ステップM34に戻って、再び第2のタ
イマ8bの限時動作が終了したか否かを判断し、制御マ
イコン3が商用電源17の停電を検出した場合は、切換
回路41を用いてコントロールユニット1の動作電源を
DC電源7からバックアップ電源40に切り換えて(ス
テップM36)、ステップM30に移行し上述と同様の処理
を行う。このように、地震が発生してから例えば48時
間以内に商用電源17が停電がすると、その後、商用電
源17が復電した際に主幹ブレーカ2をトリップさせて
いるので、地震発生後の火災などの2次災害を防ぐこと
ができる。また、制御マイコン3は、DC電源7からバ
ックアップ電源40に切り換えてから所定時間が経過す
ると、バックアップ電源40からの電源供給を停止させ
ているので、バックアップ電源40の消耗を少なくする
ことができ、バックアップ電源40を長持ちさせること
ができる。
【0061】一方、制御マイコン3が、ステップM32
地震が発生したか否かを検出した結果、制御マイコン3
が地震の発生を検出しなかった場合、電池残量検出ルー
チンL2 の端子B5 に移行する。また、ステップM34
第2のタイマ8bの限時動作が終了するまでの間に、制
御マイコン3が停電を検出しなかった場合は、制御マイ
コン3はEEPROM6にデータを退避させて、EEP
ROMのデータを消去した後に(ステップM37)、電池
残量検出ルーチンL2 の端子B5 に移行する。電池残量
検出ルーチンL2 では端子B5 からステップM38に移行
し、フラグf1が1か否かを判断する。フラグf1 が1
の場合、即ち、バックアップ電源40の電池残量が所定
値未満の場合はステップM19に移行し、フラグf1 が1
でない場合、即ち、制御マイコン3がバックアップ電源
40の電池残量を検出していない場合はステップM11
移行して、上述の処理を行う。
【0062】上述のように、本実施形態では、停電が発
生した後に地震が発生した場合でも、制御マイコン3が
動作電源をDC電源7からバックアップ電源40に切り
換えて、停電後所定時間が経過するまで、地震の発生を
検出しているので、停電後に地震が発生した場合でも、
商用電源17の復電時に確実に主幹ブレーカ2をトリッ
プさせることができる。
【0063】この感震機能付回路遮断装置の概略構成図
を図13に示す。コントロールユニット1は、主幹ブレ
ーカ2の電源側から入力された商用電源17を各部の動
作電圧に変換して供給するDC電源7や、主幹ブレーカ
2の負荷側に設けたカレントトランス16から主幹ブレ
ーカ2に流れる電流を検出する電流検出部9等を含む電
源ボックス1aと、LED表示部12やスピーカ15を
備えた本体1bとから構成される。本体1bは電線を介
して電源ボックス1aに接続されているので、この本体
1bを住宅用分電盤に着脱自在に取り付けることもでき
る。
【0064】本体1bには、使用する主幹ブレーカ2の
リミッタ有り/無しを設定する切換スイッチ42と、定
格電流を設定する設定器43と、主幹ブレーカ2に流れ
る電流の定格比をLED表示するLED表示部12a
と、バックアップ電源40の残量低下を示すLED12
bと、例えばDC電源7の電圧から商用電源17の通電
を検出して商用電源17の通電状態を示すLED12c
と、スピーカ15とが前面に配設されている。この定格
電流は、主幹ブレーカ2がリミッタ有りの場合、リミッ
タの定格電流に設定し、主幹ブレーカ2がリミッタ無し
の場合、主幹ブレーカ2の定格電流と一致するように設
定される。
【0065】ここで、電流検出部9がカレントトランス
16を用いて主幹ブレーカ2に流れる電流を検出する
と、制御マイコン3は電流検出部9の検出結果から使用
電流の定格比を求め、ドライバ11を用いてLED表示
部12に使用電流の定格比をパーセント表示させる。そ
して、使用電流が定格値を越えると、制御マイコン3は
音声合成部13を用いて例えば「電気の使いすぎです」
といった音声を合成させ、アンプ14で増幅して、スピ
ーカ15から出力させ、家人に使用電流が定格を越えて
いることを知らせる。
【0066】また、制御マイコン3はバックアップ電源
40の残量が低下したのを検出すると、ドライバ11を
用いてLED12bを点灯させるとともに、音声合成部
13を用いてスピーカ15から音声を出力させる。さら
に、制御マイコン3は主幹ブレーカ2の電源側の印加電
圧を検出して、商用電源17の供給状態を検出し、商用
電源17が供給されている場合、LED12cを点灯さ
せている。
【0067】尚、第1〜第4のタイマ8a〜8d、バッ
クアップ電源40及び切換回路41以外の構成は実施形
態1と同様であるので、その説明は省略する。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明は、上述のように、予め
定めた震度の地震の発生を検出する地震検出手段と、商
用電源の停電を検出する停電検出手段と、地震検出手段
が地震の発生を検出した後に停電検出手段が商用電源の
停電を検出すると制御信号を出力する制御信号出力手段
と、制御信号出力手段の制御信号が入力されるとブレー
カを強制開極させる強制開極手段とを備えているので、
地震が発生してから停電が発生する迄は、負荷へ電力を
供給して、自動扉や電話機等の家人の避難に有用な設備
や機器を作動させて、一旦停電が発生した後は、負荷へ
の電力供給を遮断して火災や感電等の二次災害の発生を
防止するという効果がある。
【0069】請求項2の発明は、予め定めた震度の地震
の発生を検出する地震検出手段と、商用電源の停電を検
出する停電検出手段と、商用電源の復電を検出する復電
検出手段と、地震検出手段が地震の発生を検出した後の
停電検出手段の商用電源の停電検出後に復電検出手段が
商用電源の復電を検出すると制御信号を出力する制御信
号出力手段と、制御信号出力手段の制御信号が入力され
るとブレーカを強制開極させる強制開極手段とを備えて
いるので、地震が発生しても停電が発生する迄は、負荷
へ電力を供給し、自動扉や電話機等の家人の避難に有用
な設備や機器を作動させて、停電後電力供給が開始され
た後は、負荷への電力供給を遮断して、火災や感電等の
二次災害の発生を防止するという効果がある。
【0070】請求項3の発明は、予め定めた震度の地震
の発生を検出する地震検出手段と、商用電源の停電を検
出する停電検出手段と、商用電源の復電を検出する復電
検出手段と、地震検出手段が地震の発生を検出するとと
もに、停電検出手投が商用電源の停電を検出した後に、
復電検出手段が商用電源の復電を検出すると制御信号を
出力する制御信号出力手段と、制御信号出力手段の制御
信号が入力されるとブレーカを強制開極させる強制開極
手段とを備えているので、停電が発生した後に地震が発
生した場合でも、商用電源の復電時に、商用電源の電力
供給を確実に遮断することができるという効果がある。
【0071】請求項4の発明は、地震検出手段が地震の
発生を検出してから一定時間を限時するタイマ手段を備
え、タイマ手段の限時動作中に停電検出手段が商用電源
の停電を検出した場合のみ制御信号出力手段が制御信号
を出力しており、地震発生から一定時間が経過した場
合、停電及び復電が発生してもブレーカを遮断すること
がないので、住宅用分電盤の誤動作を防止できるという
効果がある。
【0072】請求項5の発明は、ブレーカが強制開極手
段によって強制開極された状態を表示する表示部を備え
ているので、家人はブレーカの開極状態を容易に把握す
ることができ、ブレーカを再投入できるという効果があ
る。請求項6の発明は、無線で送信された表示制御信号
を受信する無線信号受信手段を備えた表示部を別体に設
け、表示部を制御する表示制御信号を無線で送信する表
示制御部を設けているので、表示部の取り付け位置を容
易に変更することができ、表示部の使い勝手を良くする
ことができるという効果がある。
【0073】請求項7の発明は、地震検出手段及び停電
検出手段の検出情報が書き込まれるEEPROMを備え
ているので、停電後の復電時にブレーカの開極原因を容
易に把握できるという効果がある。また、停電時のEE
PROMの書込み用電源はDC電源に設けられた平滑コ
ンデンサの残留電圧を利用しているので、電池等の書込
み用電源を新たに設ける必要がないという効果もある。
【0074】請求項8の発明は、停電検出手段が商用電
源の停電を検出する前に地震検出手段が地震を検出した
ときには、商用電源により地震及び停電の検出情報がE
EPROMに書き込まれるとともに、停電検出手段が商
用電源の停電を検出した後に地震検出手段が地震を検出
したときには、商用電源からバックアップ電源に切り換
えられて、地震及び停電の検出情報がEEPROMに書
き込まれるので、商用電源の停電時に各検出情報をEE
PROMに記憶させておくことができる。
【0075】請求項9の発明は、バックアップ電源は、
切り換えられてから一定時間が経過すると、電源供給を
停止しているので、バックアップ電源の消耗を低減させ
ることができ、バックアップ電源の長時間使用できると
いう効果がある。請求項10の発明は、バックアップ電
源が電池からなり、電池の残量を検出する残量検出手段
と、電池の残量が所定値以下となるのを残量検出手段が
検出すると電池の残量不足を報知する報知手段とを設け
ているので、電池の残量不足を家人に知らせることがで
き、電池の残量がなくなる前に電池交換を行えるという
効果がある。
【0076】請求項11の発明は、残量検出手段が所定
時間毎に電池の残量を検出しているので、電池の残量不
足を正確に把握することができるという効果がある。請
求項12の発明は、報知手段は、電池の残量不足を表示
する表示器と、電池の残量不足を音声で出力する音声出
力器とから構成されているので、電池の残量不足を家人
に判りやすく知らせることができ、電池の残量がなくな
る前に電池交換を行えるという効果がある。
【0077】請求項13の発明は、音声出力器が所定時
間毎に電池の残量不足を音声で出力しているので、家人
に電池の残量不足を確実に知らせることができ、電池の
残量がなくなる前に電池交換を行えるという効果があ
る。請求項14の発明は、予め定めた震度の地震の発生
を検出する地震検出手段と、商用電源の停電を検出する
停電検出手段と、地震検出手段が地震の発生を検出した
後に停電検出手段が商用電源の停電を検出すると制御信
号を出力する制御信号出力手段と、制御信号出力手段の
制御信号が入力されると商用電源に介在する主幹ブレー
カを強制開極させる強制開極手段とからなる感震機能付
回路遮断装置と、主幹ブレーカの負荷側に電気的に接続
された第1の分岐ブレーカと、主幹ブレーカの電源側に
電気的に接続された第2の分岐ブレーカとを備えてい
る。
【0078】また、請求項15の発明は、予め定めた震
度の地震の発生を検出する地震検出手段と、商用電源の
停電を検出する停電検出手段と、商用電源の復電を検出
する復電検出手段と、地震検出手段が地震の発生を検出
した後の停電検出手段の商用電源の停電検出後に復電検
出手段が商用電源の復電を検出すると制御信号を出力す
る制御信号出力手段と、制御信号出力手段の制御信号が
入力されると商用電源に介在する主幹ブレーカを強制開
極させる強制開極手段とからなる感震機能付回路遮断装
置と、主幹ブレーカの負荷側に電気的に接続された第1
の分岐ブレーカと、主幹ブレーカの電源側に電気的に接
続された第2の分岐ブレーカとを備えている。
【0079】さらに、請求項16の発明は、予め定めた
震度の地震の発生を検出する地震検出手段と、商用電源
の停電を検出する停電検出手段と、商用電源の復電を検
出する復電検出手段と、地震検出手段が地震の発生を検
出するとともに停電検出手投が商用電源の停電を検出し
た後に、復電検出手段が商用電源の復電を検出すると制
御信号を出力する制御信号出力手段と、制御信号出力手
段の制御信号が入力されると商用電源に介在する主幹ブ
レーカを強制開極させる強制開極手段とからなる感震機
能付回路遮断装置と、主幹ブレーカの負荷側に電気的に
接続された第1の分岐ブレーカと、主幹ブレーカの電源
側に電気的に接続された第2の分岐ブレーカとを備えて
おり、請求項14、15の発明と同様に、強制開極手段
が第1の分岐ブレーカを開極した後も、第2の分岐ブレ
ーカを介して負荷に電力を供給することができるので、
第2のブレーカに照明器具を接続すれば、地震が発生し
た後も室内照明を確保でき、家人が容易に避難できると
いう効果がある。
【0080】請求項17の発明は、感震機能付回路遮断
装置が着脱自在に取り付けられているので、感震機能付
回路遮断装置を使い勝手の良い位置に取り付けることが
できるという効果がある。請求項18の発明は、主幹ブ
レーカに流れる電流の大きさを表示する電流表示手段を
備えているので、全電力使用量を容易に把握できるとい
う効果がある。
【0081】請求項19の発明は、第1の分岐ブレーカ
に流れる電流の大きさを個々の第1の分岐ブレーカ毎に
表示する個別電流表示手段を備えているので、各需要場
所における電力使用量を容易に把握できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のコントロールユニットを示すブロ
ック図である。
【図2】(a)同上の住宅用分電盤を示す一部省略せる
構成図である。 (b)同上の一部省略せる構成図である。 (c)同上の一部省略せる回路図である。
【図3】同上のフローチャートである。
【図4】実施形態2を示すフローチャートである。
【図5】同上の住宅用分電盤を示す一部省略せる構成図
である。
【図6】実施形態3の住宅用分電盤を示す構成図であ
る。
【図7】実施形態4の住宅用分電盤を示す分解斜視図で
ある。
【図8】同上のモニターユニットを示す分解斜視図であ
る。
【図9】(a)同上のコントロールユニットを示すブロ
ック図である。 (b)同上のモニターユニットを示すブロック図であ
る。
【図10】実施形態5のコントロールユニットを示すブ
ロック図である。
【図11】同上の住宅用分電盤を示す構成図である。
【図12】実施形態6のコントロールユニットを示すブ
ロック図である。
【図13】同上のコントロールユニットを用いたシステ
ムの概略構成図である。
【図14】同上の動作を示すタイムチャートである。
【図15】同上の全体の動作を示すフローチャートであ
る。
【図16】同上の初期ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図17】同上の電池残量検出ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図18】同上の地震・停電検出ルーチンを示すフロー
チャートである。
【図19】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コントロールユニット 2 漏電ブレーカ 3 制御マイコン 4 ブレーカトリップ回路 5 感震センサー 8 タイマ 10 設定スイッチ 12 LED表示部 15 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻野 裕 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 牧永 仁 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 神田 雅隆 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 高橋 和久 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 田中 毅 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−322120(JP,A) 特開 平5−225885(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 5/00 H02H 71/04 H02J 13/00 311

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定めた震度の地震の発生を検出する地
    震検出手段と、商用電源の停電を検出する停電検出手段
    と、前記地震検出手段が地震の発生を検出した後に前記
    停電検出手段が前記商用電源の停電を検出すると制御信
    号を出力する制御信号出力手段と、前記制御信号出力手
    段の制御信号が入力されるとブレーカを強制開極させる
    強制開極手段とを備えて成ることを特徴とする感震機能
    付回路遮断装置。
  2. 【請求項2】予め定めた震度の地震の発生を検出する地
    震検出手段と、商用電源の停電を検出する停電検出手段
    と、前記商用電源の復電を検出する復電検出手段と、前
    記地震検出手段が地震の発生を検出した後の前記停電検
    出手段の前記商用電源の停電検出後に前記復電検出手段
    が前記商用電源の復電を検出すると制御信号を出力する
    制御信号出力手段と、前記制御信号出力手段の制御信号
    が入力されるとブレーカを強制開極させる強制開極手段
    とを備えて成ることを特徴とする感震機能付回路遮断装
    置。
  3. 【請求項3】予め定めた震度の地震の発生を検出する地
    震検出手段と、商用電源の停電を検出する停電検出手段
    と、前記商用電源の復電を検出する復電検出手段と、前
    記地震検出手段が地震の発生を検出するとともに前記停
    電検出手投が前記商用電源の停電を検出した後に、前記
    復電検出手段が前記商用電源の復電を検出すると制御信
    号を出力する制御信号出力手段と、前記制御信号出力手
    段の制御信号が入力されるとブレーカを強制開極させる
    強制開極手段とを備えて成ることを特徴とする感震機能
    付回路遮断装置。
  4. 【請求項4】前記地震検出手段が地震の発生を検出して
    から一定時間を限時するタイマ手段を備え、前記タイマ
    手段の限時動作中に前記停電検出手段が前記商用電源の
    停電を検出した場合のみ前記制御信号出力手段が制御信
    号を出力して成ることを特徴とする請求項1乃至3記載
    の感震機能付回路遮断装置。
  5. 【請求項5】前記ブレーカが前記強制開極手段によって
    強制開極された状態を表示する表示部を備えて成ること
    を特徴とする請求項1乃至3記載の感震機能付回路遮断
    装置。
  6. 【請求項6】無線で送信された表示制御信号を受信する
    無線信号受信手段を備えた前記表示部を別体に設け、前
    記表示部を制御する表示制御信号を無線で送信する表示
    制御部を設けて成ることを特徴とする請求項4記載の感
    震機能付回路遮断装置。
  7. 【請求項7】前記地震検出手段及び前記停電検出手段の
    検出情報が書き込まれるEEPROMを備えて成ること
    を特徴とする請求項1乃至3記載の感震機能付回路遮断
    装置。
  8. 【請求項8】前記停電検出手段が前記商用電源の停電を
    検出する前に前記地震検出手段が地震を検出したときに
    は、前記商用電源により地震及び停電の検出情報が前記
    EEPROMに書き込まれるとともに、前記停電検出手
    段が前記商用電源の停電を検出した後に前記地震検出手
    段が地震を検出したときには、前記商用電源からバック
    アップ電源に切り換えられて、地震及び停電の検出情報
    が前記EEPROMに書き込まれることを特徴とする請
    求項7記載の感震機能付回路遮断装置。
  9. 【請求項9】前記バックアップ電源は、切り換えられて
    から一定時間が経過すると、電源供給を停止することを
    特徴とする請求項8記載の感震機能付回路遮断装置。
  10. 【請求項10】前記バックアップ電源が電池からなり、
    前記電池の残量を検出する残量検出手段と、前記電池の
    残量が所定値以下となるのを前記残量検出手段が検出す
    ると前記電池の残量不足を報知する報知手段とを設けた
    ことを特徴とする請求項8又は9記載の感震機能付回路
    遮断装置。
  11. 【請求項11】前記残量検出手段が所定時間毎に前記電
    池の残量を検出することを特徴とする請求項10記載の
    感震機能付回路遮断装置。
  12. 【請求項12】前記報知手段は、前記電池の残量不足を
    表示する表示器と、前記電池の残量不足を音声で出力す
    る音声出力器とから構成されることを特徴とする請求項
    10又は11記載の感震機能付回路遮断装置。
  13. 【請求項13】前記音声出力器が所定時間毎に前記電池
    の残量不足を音声で出力することを特徴とする請求項1
    2記載の感震機能付回路遮断装置。
  14. 【請求項14】予め定めた震度の地震の発生を検出する
    地震検出手段と、商用電源の停電を検出する停電検出手
    段と、前記地震検出手段が地震の発生を検出した後に前
    記停電検出手段が前記商用電源の停電を検出すると制御
    信号を出力する制御信号出力手段と、前記制御信号出力
    手段の制御信号が入力されると前記商用電源に介在する
    主幹ブレーカを強制開極させる強制開極手段とからなる
    感震機能付回路遮断装置と、前記主幹ブレーカの負荷側
    に電気的に接続された第1の分岐ブレーカと、前記主幹
    ブレーカの電源側に電気的に接続された第2の分岐ブレ
    ーカとを備えて成ることを特徴とする住宅用分電盤。
  15. 【請求項15】予め定めた震度の地震の発生を検出する
    地震検出手段と、商用電源の停電を検出する停電検出手
    段と、前記商用電源の復電を検出する復電検出手段と、
    前記地震検出手段が地震の発生を検出した後の前記停電
    検出手段の前記商用電源の停電検出後に前記復電検出手
    段が前記商用電源の復電を検出すると制御信号を出力す
    る制御信号出力手段と、前記制御信号出力手段の制御信
    号が入力されると前記商用電源に介在する主幹ブレーカ
    を強制開極させる強制開極手段とからなる感震機能付回
    路遮断装置と、前記主幹ブレーカの負荷側に電気的に接
    続された第1の分岐ブレーカと、前記主幹ブレーカの電
    源側に電気的に接続された第2の分岐ブレーカとを備え
    て成ることを特徴とする住宅用分電盤。
  16. 【請求項16】予め定めた震度の地震の発生を検出する
    地震検出手段と、商用電源の停電を検出する停電検出手
    段と、前記商用電源の復電を検出する復電検出手段と、
    前記地震検出手段が地震の発生を検出するとともに前記
    停電検出手投が前記商用電源の停電を検出した後に、前
    記復電検出手段が前記商用電源の復電を検出すると制御
    信号を出力する制御信号出力手段と、前記制御信号出力
    手段の制御信号が入力されると前記商用電源に介在する
    主幹ブレーカを強制開極させる強制開極手段とからなる
    感震機能付回路遮断装置と、前記主幹ブレーカの負荷側
    に電気的に接続された第1の分岐ブレーカと、前記主幹
    ブレーカの電源側に電気的に接続された第2の分岐ブレ
    ーカとを備えて成ることを特徴とする住宅用分電盤。
  17. 【請求項17】前記感震機能付回路遮断装置が着脱自在
    に取り付けられて成ることを特徴とする請求項14、1
    5又は16記載の住宅用分電盤。
  18. 【請求項18】前記主幹ブレーカに流れる電流の大きさ
    を表示する電流表示手段を備えて成ることを特徴とする
    請求項14、15、16又は17記載の住宅用分電盤。
  19. 【請求項19】前記第1の分岐ブレーカに流れる電流の
    大きさを個々の第1の分岐ブレーカ毎に表示する個別電
    流表示手段を備えて成ることを特徴とする請求項14、
    15、16又は17記載の住宅用分電盤。
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