JP6211959B2 - 火災受信機 - Google Patents
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Description
停電時に火災受信機は、予備電源による動作に移行すると、所定時間(例えば60秒)ごとに警報音を鳴動して、建物の管理者などに予備電源で動作していることを知らせる。
警報音を聞いた管理者は、火災受信機に付属している取扱説明書を見ながら、火災受信機の表示灯を確認して、火災受信機が予備電源による動作であることを認識することができる。
また、地震発生時以外の停電の場合には消費電力を低減させるために簡易的な停電警報を行うのに対して、地震発生時の停電の場合には、管理者にわかりやすい停電警報を行うため、警報が停電によるものであることを理解した管理者が他の地震発生時の対応に素早く復帰できる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る火災受信機10を含む火災報知設備1の一例を示す概略構成図である。
また、図1における火災報知設備1は、火災受信機10と火災感知器100が通信により情報の授受を行う、いわゆるR型火災報知設備であるが、火災を検知すると火災感知器100が伝送線200を短絡させて火災を通知する、いわゆるP型火災報知設備であってもよい。
火災受信機10は、伝送部11、状態判定部12、警報部13、商用電源接続部14、電池15、電源部16および地震判定部17を備える。
伝送部11は、伝送線200が接続され、伝送線200に電流を流すことにより伝送線200の電圧を変動させて火災感知器100に制御信号を送り、制御信号に対する火災感知器100からの返送信号を受信して、火災感知器100の状態情報を収集する。
状態判定部12は、伝送部11が受信した火災感知器100の状態情報を解析し、火災の発生や火災感知器100の異常の発生を判断する。
商用電源接続部14は、端子台やコネクタ等からなり、商用電源である例えば交流100Vが接続される。
電池15は、商用電源が停電したときに火災受信機10に電源を供給して火災報知設備1を動作させる予備電源である。電池15は、例えば、60分間火災の監視後に2回線火災発報10分間動作の規格を満たすことができる容量である。
また、電源部16は、商用電源監視部30および電池監視部31を有する。
商用電源監視部30は、商用電源接続部14に接続された商用電源の電圧を監視し、商用電源の電圧が低下したときに停電と判断する。また、電池監視部31は、電池15の電圧を監視し、電池15の電圧が低下したときに電池異常と判断する。
通常、火災受信機10は、商用電源から電源供給を受け動作している。火災受信機10は、火災感知器100と通信を行って火災感知器100の状態情報を収集し、火災や異常を検出する。火災受信機10は、火災や異常を検出したとき、また停電による予備電源動作時にそれぞれの状態に応じた警報を警報部13により行う。
火災が発生したとき、火災受信機10は、火災警報として、表示部20の火災灯を点灯させ、LCD表示装置により火災の状態情報を発した火災感知器100の設置場所等の詳細表示を行い、音声部21から「ピィー、ピィー、ピィー、火災発生現場を確認してください」を繰り返し出力する。
また、異常が発生したとき、火災受信機10は、異常警報として、表示部20の異常灯を点灯させ、LCD表示装置により異常の状態情報を発した火災感知器100の設置場所等の詳細表示を行い、音声部21から「ピ、ピ、ピ、異常発生現場を確認してください」を繰り返し出力する。
また、地震発生時に停電が発生したとき、火災受信機10は、地震時停電警報として、表示部20の電源灯を点灯から点滅に変化させるとともに、LCD表示装置により停電発生中の表示を行い、音声部21から「ピ、ピ、ピ、停電発生中です」を所定間隔(例えば60秒間隔)で出力する。このように、火災受信機10は、地震時の停電警報を通常時の停電警報に追加して、停電詳細警報として停電発生をLCD表示装置の表示および「停電発生中です」の音声フレーズを追加した音声警報を行い、管理者に火災受信機10が予備電源で動作していることをわかりやすく警報する。 なお、地震時停電警報は、停電詳細警報として、LCD表示装置の表示または音声フレーズの追加のいずれか一方のみを行うようにしてもよい。また、停電詳細警報を所定間隔より長い間隔(例えば10分間隔)で追加して行うようにしてもよい。
火災受信機10は、商用電源接続部14から供給された電源を電源部16で動作電源に変換し、商用電源で動作を開始する(S01)。火災受信機10が動作を開始すると、伝送部11が伝送線200を介して火災感知器100と通信を行い、状態情報を収集する(S02)。状態判定部12は、状態情報を解析し、火災が発生していないか(S03)、また異常が発生していないか(S04)を判定する。S03において、火災が発生している場合には、警報部13が前述の火災警報を行う(S05)。S04において、異常が発生している場合には、警報部13が前述の異常警報を行う(S06)。
S12において、電池電圧が低下していない場合は、S11に戻り遅延時間の判定を繰り返す。S11において、遅延時間が経過した場合に地震判定部17は、警報部13に地震時停電警報を行わせ(S13)、S02に戻る。
また、S09で地震判定部17が地震発生を検知した場合に、S11の遅延を行わず、すぐにS13に進んで地震時停電警報を行うようにしてもよい。
また、地震発生時以外の停電の場合には消費電力を低減させるために簡易的な停電警報を行うのに対して、地震発生時の停電の場合には、管理者にわかりやすい停電警報を行うため、管理者が他の地震発生時の対応に素早く復帰できる。
Claims (2)
- 火災監視用の火災感知器が接続され、商用電源の停電時に予備電源で動作し、予備電源で動作中であることを警報部により停電警報する火災受信機において、
地震の発生を検知する地震判定部を備え、
該地震判定部は、地震を検知しているときに停電が発生した場合に、前記警報部に停電警報を遅延させることを特徴とする火災受信機。 - 前記地震判定部は、地震と検知したときと、していないときとで前記警報部に異なる停電警報を行わせることを特徴とする請求項1に記載の火災受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014049417A JP6211959B2 (ja) | 2014-03-12 | 2014-03-12 | 火災受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014049417A JP6211959B2 (ja) | 2014-03-12 | 2014-03-12 | 火災受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015172918A JP2015172918A (ja) | 2015-10-01 |
JP6211959B2 true JP6211959B2 (ja) | 2017-10-11 |
Family
ID=54260186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014049417A Active JP6211959B2 (ja) | 2014-03-12 | 2014-03-12 | 火災受信機 |
Country Status (1)
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2014
- 2014-03-12 JP JP2014049417A patent/JP6211959B2/ja active Active
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