JP3351767B2 - セグメント用継手およびセグメント締結方法 - Google Patents

セグメント用継手およびセグメント締結方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドトンネル
などの地下空洞の内壁を覆うセグメント同士を締結する
のに好適であり、特に、締結を簡単にするとともに継手
部が露出しないセグメント用継手およびこれを用いたセ
グメント締結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネルや坑道を作製する方法の一つで
あるシールド工法は、トンネルの切羽面に当接するシー
ルド機を用いて穴を掘進し、さらに、穴の内壁をセグメ
ントリングで覆ってトンネルを作製する工法であり、安
全かつ確実に作業を行えるという特徴がある。このシー
ルド工法に用いられるセグメントリングは、通常は複数
のセグメントに分割された状態で穴の内部に運ばれ、施
工現場で穴の内壁に沿って組み立てられている。このた
め、セグメント同士を締結する方法は簡便であることが
望まれている。また、同時に耐久性などの面からトンネ
ル内面に継手部が露出しないことも望まれている。
【0003】通常、セグメント同士の締結は、ねじ切り
したピンを一方のセグメントに出没自在に設け、これを
他方のセグメントに設けた穴に通してナットで締め付け
ることにより行われている(例えば特開平6−1467
94号公報参照)が、この他に例えば特開平8−021
195号公報に開示された方法もある。特開平8−02
1195号公報に開示された方法は、セグメントの対向
する2側面に雄コッター金具または雌コッター金具をそ
れぞれ配設し、また他の2側面には雌ほぞ、雄ほぞを配
設し、これらを互いに嵌合し、さらに雌ほぞ、雄ほぞに
ボルトを通すことによりセグメント同士を締結する方法
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ピンやボル
ト、ナットを用いてセグメントを締結する場合は、ナッ
トを締め付ける作業を行う必要があった。また、これら
を取り付ける位置や角度がずれるとピンやボルトがナッ
トに填らなくなるため、これらの加工精度、取り付け位
置、当該セグメントの設置位置の各々を厳密に管理する
必要があった。また、特開平8−021195号公報に
開示された方法も、同様の理由により、雌ほぞ,雄ほぞ
の位置がずれるとセグメントを締結できない可能性があ
ったため、これらの設置位置と当該セグメントの設置位
置の双方を厳密に管理する必要があった。
【0005】また、上述したピンとナットを用いた従来
例は、ナットを取り付けるためにセグメントの上面或い
は下面の一部の窪ませてボルトやピンの先端を露出させ
るなど、締結構造を複雑にする必要があったため、セグ
メントの単価が高くなっていた。また、トンネルの使用
目的によっては、これらの窪みを埋める二次覆工を行う
必要もあった。さらに、ナットには緩みが生じるため、
ナットの増し締めという事後工程を行う必要があった。
【0006】上記事情に鑑み、本発明は、加工精度、セ
グメントへの取り付け位置、セグメントの設置位置に幅
を持たせ、また、締結構造を簡単にし、さらには事後工
程を無くすことにより、セグメント同士の締結を簡単に
し、かつ、安価に施工できるセグメント用継手およびこ
れを用いたセグメント締結方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載するように、地下空洞内
面を覆工するセグメント同士を締結するセグメント用継
手であって、一方のセグメントに固定され、金属板の先
端を二股状に開口したクリップ状の雌部と、他方のセグ
メントから突出し、前記雌部から抜けないように先端を
膨らませて膨らみ部を設けた雄部と、を備えており、前
記雌部のそれぞれの端部は、板バネとして機能するもの
であり、前記雌部に前記雄部の先端を填め込むことによ
り、雌部のそれぞれの端部が板バネの機能によって雄部
の先端を締付けるとともに斜め内側の向きの力を常に雄
部に加えて保持することにより、セグメント同士を締結
するものであり、前記雄部を受け入れやすくするため
に、前記雌部の開口部の一部を切り欠いて隙間を設けた
ことを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載のセグメント用継手に
よれば、例えば請求項6に記載するように、一方のセグ
メントの側面に雌部を固定し、他方のセグメントの側面
に雄部を固定し、前記一方のセグメントの側面と前記他
方のセグメントの側面とを互いに押しつけて前記雄部
先端を前記雌部に、当該雌部の開口部から填め込むこと
により、前記雌部のそれぞれの端部が板バネ機能によっ
て、雄部の先端を締付けるとともに斜め内側の向きの力
を常に雄部に加えて保持するので、前記一方のセグメン
トと前記他方のセグメントとを締結することができる。
また、本セグメント用継手によれば、請求項7に記載す
るように、一方のセグメントの側面に雌部を固定し、他
方のセグメントの側面に雄部を固定し、前記一方のセグ
メントと前記他方のセグメントとを、側面に水平な方向
に動かして前記雄部の頭部を前記雌部の側部から填め込
むことにより、前記雌部のそれぞれの端部が板バネ機能
によって、雄部の先端を締付けるとともに斜め内側の向
きの力を常に雄部に加えて保持するので、前記一方のセ
グメントと前記他方のセグメントとを締結することもで
きる。
【0009】通常、セグメントは、組立済みのセグメン
トリングの前方に配置してから後方に押し込まれること
により、当該組立済みのセグメントリングおよび組立途
中のセグメントリングに組み込まれる。この際、請求項
6の方法を用いると、前後するセグメントリング同士を
締結することができ、また、請求項7の方法を用いる
と、同一のセグメントリングを形成するセグメント同士
を結合できる。すなわち、セグメントを所定の位置に組
み込むという従来から行われている一つの工程を行うの
みでセグメント同士を締結できる。
【0010】この際、前記雌部はある程度の幅を有して
いるので、当該雌部と前記雄部の相対的な位置が多少ず
れていても前記雄部を前記雌部に填め込むことができ
る。また、前記雌部を形成する金属板はクリップ状の形
状をしており、前記雄部を填め込んだときに外側に反っ
て板バネと同様の働きをするので、前記雌部は常に前記
雄部を締め付けた状態でいる。従って、ナットの増し締
めに相当する作業など、事後工程は必要なくなる。さら
に、当該セグメント用継手をセグメントの側面に取り付
けるのみでよく、セグメントの露出面に窪みを設けたり
する必要もないため、従来例と異なり継手金物の防食の
ための二次覆工を行う必要もない。
【0011】従って、本発明によれば、セグメント同士
の締結を簡単に行うことができ、地下空洞内壁をセグメ
ントリングで覆工するのに必要なコストも削減できる。
【0012】さらに、当該セグメント用継手はセグメン
ト覆工後には外部に露出しないため腐食しにくく、その
結果、セグメントリングの耐久性も向上する。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】また、請求項1記載の本発明に係るセグメ
ント用継手は、雄部を受け入れやすくするために、雌部
の開口部の一部を切り欠いて隙間(例えば切り欠き3
d,5f)を設けた構成とする。この場合は、雌部の開
口部を形成する両端部は互いに接しているため、当該雌
部のバネとしての機能は最大となり、雄部は雌部からさ
らに抜けにくくなる。また、開口部の一部を切り欠いて
隙間を設けたため、雄部は容易に雌部に填め込まれる。
【0017】また、本発明に係るセグメント用継手は、
請求項2に記載するように、雌部の開口部の深さを一端
(6e)から他端(6f)に向けて深くして、雄部の先
端の膨らみ部の幅を、一端(側端部6b)においては前
記開口部の一端に合わせ、他端においては前記開口部の
他端に合わせ、当該一端から他端に向けて広くした構成
にしてもよい。この場合は、請求項3記載の方法により
セグメント同士を締結する際に、雌部の一端側の側部
に、雄部の膨らみ部を他端側から填め込むようにする
と、当該側部の幅は膨らみ部の他端の幅より広いため、
より容易に雄部を雌部に填め込むことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】<第1の実施例>以下、図1〜図
9を用いて本発明の第1の実施例であるセグメント用継
手1について詳細に説明する。図1はセグメント110
…をセグメント用継手1を用いて固定する方法を説明す
る概略図である。図2はセグメント用継手1の雌部3の
構成を説明する斜視概略図であり、図4および図5は雌
部3をセグメント110に取り付ける方法を説明する断
面概略図である。図6はセグメント用継手1の雄部4が
スペーサー32を押しのける様子を説明する図である。
図7(A),(B)は雄部4の頭部の構成を説明する平
面図及び正面図である。図8はセグメント110…を固
定する際に雄部4を雌部3に填め込む様子を説明する概
略図である。図9はセグメント用継手1の締結力を説明
する概略図である。
【0019】まず、セグメント用継手1の構成について
説明する。セグメント用継手1は前後するセグメントリ
ング100同士、すなわち矩形RCタイプのセグメント
110…同士を長手方向の側面111間で締結する継手
であり、図1に示すように、セグメント110の一方の
側面111に取り付けられる雌部3と、他方の側面11
1に取り付けられる雄部4とにより構成されている。す
なわち、雌部3に雄部4を填め込むことによりセグメン
ト110…同士を締結する継手である。ここで、雌部3
および雄部4は条件によって異なるが、例えば一つのセ
グメント110につき4つずつ等間隔毎に設けられる
が、その間隔は、セグメント110の長さの1/4であ
る。また、セグメント110の角部と、当該角部側に設
けられる雌部3,雄部4との距離は、セグメント110
の長さの1/8である。このため、図1に示すように、
前後するセグメントリング100間で、継ぎ目が連続し
ないようにセグメント110を互い違いに設けることが
可能になっている。
【0020】雌部3は、図2に示すように、金属板の両
端部を折り曲げて開口部3aを形成した構造であり、あ
る程度の幅を有する。ここで、開口部3aの断面形状
は、図2に示すように略U字状でもよく、また、図3に
示すように、端部3b,3bの端を互いに近づけて略三
角形状として、雄部4を締め付ける力すなわち雄部4の
引き抜き抵抗力を向上させた構成としてもよい。ここ
で、端部3bは板バネとして機能し、また、開口部3a
の内側には突出した返し3cを設ける。返し3cは奥側
に向かって高くなっており、雄部4を開口部3aから抜
けにくくしている。
【0021】この雌部3は、例えば図4に示すように、
断面形状が略コ字状の押さえ金物30の底部内側にボル
ト31a,ナット31bを用いて、開口部3aが当該押
さえ金物30の開口部30aから外部に露出するように
固定するが、その他、溶接など他の方法を用いて固定し
てもよい。なお、押さえ金物30は底部外側にアンカー
筋30b…を有する。すなわち、雌部3は、図5に示す
ように、押さえ金物30を介してセグメント110に固
定される。この際、押さえ金物30の開口部上端30c
はセグメント110の長手方向の側面111と面一にな
るように当該セグメント110に埋め込まれている。こ
の際、アンカー筋30b…はセグメント110の奥深く
まで達しているため、押さえ金物30,雌部3はセグメ
ント110から外れにくくなっている。
【0022】また、図2および図4に示すように、雌部
3の開口部3aにはスペーサー32を噛ませて広げてお
き、雄部4が簡単に開口部3aから填め込めるようにし
ておく。ここで、スペーサー32は断面形状を略台形に
しておき、その頭頂部側を外側に向けて返し3cに内側
から当接するように開口部3aに噛ませておくと、図6
に概略を図示するように、スペーサー32は雄部4を雌
部3に填め込む際に、当該雄部4によって開口部3aか
ら外れて奥に押し込まれる。
【0023】雄部4は、略棒状であり、セグメント11
0に後端側を埋め込むことによって直接固定されてい
る。また、その形状は、図7に示すように、頭部4aが
上下方向に膨らんでおり、その先端は窄んでいる。ここ
で、頭部4aの上下方向の断面は、好ましくは円形では
なく多角形状にして雌部3の返し3cにかかるようにす
る。これにより、セグメント用継手1の引き抜き抵抗力
は向上する。
【0024】次に、セグメント用継手1を用いてセグメ
ント110…同士を長手方向の側面で締結する方法につ
いて説明する。図1に示すように、セグメント110
を、通常のセグメント組立工程と同様に、一つ前のセグ
メントリング100に前方から当接させる。ここで、セ
グメント110…の継ぎ目が連続しないように、当該セ
グメント110の円周方向の位置を一つ前のセグメント
リング100を形成するセグメント110から、セグメ
ント110半個分ほどずらしておく。
【0025】この際、当該セグメント110に設けた雄
部4の位置と、一つ前のセグメントリング100の雌部
3の位置とは一致するため、雄部4は雌部3に開口部3
aを押し広げつつ填め込まれる。さらに雄部4を押し込
んで頭部4aが返しを通過したら、開口部3aは端部3
bの板バネ機能により閉じて、図8に示すように、雄部
4を締め付け保持する。その結果、当該セグメント11
0は一つ前のセグメントリング100に締結される。
【0026】また、雌部3の幅は雄部4の頭部4aより
も大きく、ある程度の値を有するため、セグメント11
0と一つ前のセグメントリング100との相対的な位置
が多少ずれたり、あるいは雌部3や雄部4を取り付ける
位置が多少ずれても、雄部4を雌部3に填め込んでセグ
メント110を一つ前のセグメントリング100に締結
することができる。
【0027】ここで、セグメント用継手1の締結力につ
いて図9を用いて説明する。雌部3は、図9(A)に示
すように、端部3bの板バネ機能により、端部3bに垂
直な方向すなわち斜め内側の向きの力Xを、常に雄部4
に加えている。このため、ボルトなどのネジ止め式の締
結構造とは異なり、増し締めなどの後工程を行う必要は
ない。
【0028】また、雄部4に、雌部3から引き抜こうと
する引き抜き力Yが加わった場合を考える。この力Y
は、図9(B)に示すように上述した力Xに対向する力
1と、この力Y1に垂直な方向の力Y2とに分解でき
る。ここで、力Y1が力Xより小さく、さらに、力Y2
力Xに摩擦係数を乗じた値より小さい限りは開口部3a
は開かず、雄部4を締め付けたままである。また、力Y
1の引き抜き力Yに対する比は、端部3bの角度が水平
に近いほど小さくなる。ここで、雄部4の頭部4aは有
る程度の大きさを備えるため、端部3bの角度は水平に
近くなる。従って、力Y1は引き抜き力Yに対してかな
り小さくなり、力Y2が力Xに摩擦係数を乗じた値を越
えることは少ない。すなわち、セグメント用継手1の締
結力は十分大きいといえる。
【0029】以上より、本発明の第1の実施例であるセ
グメント用継手1によれば、一方のセグメント110の
長手方向の側面111に雌部3を取り付け、他方のセグ
メント110の側面111に雄部4を取り付けることに
より、セグメント110を一つ前のセグメントリング1
00に前方から当接させるという通常のセグメント組立
工程と同様の工程を行うのみで、雄部4を雌部3に填め
込んでセグメントリング100同士を締結できる。従っ
て、ボルトやナットを締め付ける等の特別な作業を行う
必要はないため、セグメントリング100の組立は容易
になる。また、雌部3の開口部3aを形成する端部3b
は板バネとして機能するため、増し締めに相当する作業
などを行う必要もない。
【0030】また、雌部3は有る程度の幅を有するた
め、セグメント110同士の相対的な位置が多少ずれた
り、あるいは雌部3や雄部4を取り付ける位置が多少ず
れても、雄部4を雌部3に填め込んでセグメントリング
100同士を締結できる。従って、セグメントリング1
00の施工条件は緩くなり、セグメントリング100の
組立はさらに容易になる。
【0031】また、セグメント110を特殊な形状にす
る必要はなく、また、セグメント用継手1の構造も簡単
であるため、コスト的にも従来と比べて有利になる。ま
た、セグメントリング100を組み立てた後は、セグメ
ント用継手1が外部に露出することはないため、セグメ
ントリング100の防食性は高まる。
【0032】なお、本実施例において、例えば図10
(A),(B)(返し3cは図示省略)に示すように、
雌部3の開口部3aの中央部付近を切り欠いて切り欠き
3dを設けてもよい。この場合は、切り欠き3dは常に
口を開いた状態となるため、開口部3aにスペーサー3
2を噛ませなくても雄部4を切り欠き3dから雌部3に
填め込むことができる。また、端部3b,3bを当接さ
せない場合も同様の効果を得る。また、図11に示すよ
うに、雌部3の返し3cの頭頂部を当該返し3cの付け
根より奥に突出させ、さらに、雄部4の頭部4aの付け
根を当該頭部4a側に窪ませ、返し3cと頭部4aが完
全に噛み込むようにしてもよい。この場合はセグメント
用継手1の引き抜き抵抗力はさらに向上する。さらに、
セグメント110…の継ぎ目を互い違いにさせる必要は
なく、当然継ぎ目が連続するようにセグメント110…
を締結することも可能である。
【0033】<第2の実施例>次に、図12〜図21を
用いて本発明の第2の実施例であるセグメント用継手2
について説明する。図12(A),(B)はセグメント
用継手2をセグメント110に取り付けた例を説明する
正面概略図および側面概略図である。図13(A)はセ
グメント用継手2の雌部5を説明する断面概略図であ
り、図13(B)は雌部5にスペーサー33を噛ませた
状態を説明する断面概略図である。図14は雌部5をセ
グメント110に固定する構造を説明する断面概略図で
ある。図15(A)はセグメント用継手2の雄部6を説
明する斜視概略図であり、図15(B)は雄部6の側面
概略図である。図16(A),(B)はセグメント用継
手2を備えたセグメント110同士を締結する手順を説
明する図である。図17は雄部6を雌部5に填め込む様
子を説明する斜視概略図であり、図18(A),(B)
は同断面概略図である。図19(A),(B)はセグメ
ント用継手2の締結機構を説明する図である。
【0034】セグメント用継手2は、セグメントリング
100を形成するために、セグメント110…を幅方向
の側面112間で締結する継手であり、図12に示すよ
うに、側面112の一端側に取り付けられる雌部5と、
他端側に取り付けられる雄部6とにより構成されてい
る。すなわち、雌部5の側部開口部5cから雄部6の側
端部6bを差し込むことにより雌部5に雄部6を填め込
んでセグメント110…同士を締結する継手である。
【0035】ここで、雌部5と雄部6は、例えば2つあ
る側面112の双方にそれぞれ一つずつ取り付けられる
が、この場合は一方の側面112の雌部5,雄部6は、
それぞれ、他方の側面112の雌部5,雄部6に対して
対角上に位置させる。すなわち、隣接するセグメント1
10…は、2つのセグメント用継手2によって締結され
ることになる。ここで、セグメント110の側面112
には、雌部5を設置するための窪み112aと、この窪
み112aにつながっており、他のセグメント110に
設けられた雄部6を受け入れるための窪み112bとを
設ける。
【0036】雌部5は、図13(A)に示すように雌部
3と概略同じ構成であり、また、図14に示すように雌
部3と同様の構造により押さえ金物30を介して側面1
12に固定されているが、端部5bの内側すなわち開口
部5aの内側には返しを設けていない。また、端部5b
も板バネとして機能する。ここで、本実施例における押
さえ金物30の開口部30aは開口部上端30cに向か
うにつれて狭くなっており、雌部5の開口部5aは最も
広く開いた時、すなわち開口部30a内壁に当接する状
態になっても、その幅は雄部6の頭部6a(詳細は後
述)の幅より狭くなっている。また、図13(B)示す
ように、開口部5aにはスペーサー33を噛ませて広げ
ておき、雄部6が簡単に雌部5の側部開口部5c(図1
7参照)から填め込めるようにしておく。ここで、スペ
ーサー33は断面形状を、長方形の両側面を切り欠いた
形にしておき、その切り欠き部33aに開口部5aの端
を填め込むと、雄部6を雌部5の側部から填め込む際に
確実に側部開口部5cまで押されて当該開口部5aから
外れることになる。
【0037】雄部6は、略厚板状であり、セグメント1
10に後端側を埋め込むことによって直接固定されてい
る。また、図15に示すように、頭部6aは上下方向に
膨らんでいるが、側端部6b側においては側端部6bに
近づくに従って薄くなっており、側端部6b近傍では他
の部分と同じ厚さである。このため、雄部6は側部開口
部5cに填りやすくなっている。
【0038】次に、セグメント用継手2を用いてセグメ
ント110同士を長手方向の側面で締結する方法につい
て説明する。まず、図16(A)に示すように、2つの
セグメント110を互いに隣接させ、一方のセグメント
110の雄部6を他方のセグメント110の窪み112
bに填め込みながら側面112同士を当接させる。ここ
で、セグメント110,110は互いに前後にずれてい
る。
【0039】次に、図16(B)に示すように、側面1
11…が面一になるようにセグメント110…を前後に
動かす。この際、図17に示すように雄部6は側端部6
bから雌部5の側部開口部5cに填め込まれるが、頭部
6aは側端部6b側で薄くなっているため、図18
(A)に示すように側端部6bは側部開口部5cに簡単
に填る。さらにセグメント110…を前後に動かすと、
雄部6は、図18(B)に示すようにスペーサー33を
押しのけ、かつ、開口部5aを押し広げつつ、雌部5に
完全に填る。その結果、雌部5の開口部5aは雄部6の
頭部6aより広くならないにも係わらず、雌部5を雄部
6に填め込んで、セグメント110同士を締結できる。
【0040】また、雌部5,雄部6は有る程度の幅を有
しており、また、雄部6の側端部6bの厚みは薄くなっ
ているため、セグメント110と一つ前のセグメントリ
ング100との相対的な位置が上下あるいは左右に多少
ずれたり、あるいは雌部5や雄部6を取り付ける位置が
多少ずれても、雄部6を雌部5に填め込んでセグメント
110を一つ前のセグメントリング100に締結するこ
とができる。
【0041】ここで、セグメント用継手1の締結力につ
いて図19を用いて説明する。図19(A)に示すよう
に、雌部5は雌部3と同様に、力Xを常に雄部6に加え
ている。このため、ボルトなどのネジ止め式の締結構造
とは異なり、増し締めなどの後工程を行う必要はない。
【0042】また、雄部6に引き抜き力Yが加わった場
合を考える。この力Yにより開口部5aは広げられる
が、上述したようにに頭部6aよりは広くならない(図
19(B)参照)ため、雄部6が雌部5から引き抜かれ
ることはない。従って、セグメント用継手1の締結力は
十分大きいことがわかる。
【0043】以上より、本発明の第2の実施例であるセ
グメント用継手2によれば、ボルトやナットを締め付け
る等の特別な作業を行うことなくセグメント110同士
を締結できるため、セグメントリング100の組立は容
易になる。また、雌部5の開口部5aを形成する端部5
bは板バネとして機能するため、増し締めに相当する作
業などを行う必要もない。
【0044】また、雌部5および雄部6は有る程度の幅
を有しており、また、雄部6の側端部6bが薄くなって
いるため、セグメント110同士の相対的な位置が多少
ずれたり、あるいは雌部5や雄部6を取り付ける位置が
多少ずれても、雄部6を雌部5に填め込んでセグメント
リング100同士を締結できる。従って、セグメントリ
ング100の施工条件は緩くなり、セグメントリング1
00の組立はさらに容易になる。
【0045】また、セグメントリング100を組み立て
た後は、セグメント用継手1が外部に露出することはな
いため、セグメントリング100の防食性は高まる。
【0046】なお、本実施例において、例えば図20に
示すように、雌部5の開口部5aの端部を切り欠いて切
り欠き5dを設けてもよい。この場合は、切り欠き5d
は常に口を開いた状態であるため、開口部5aにスペー
サー33を噛ませなくても雄部6を切り欠き5dから雌
部3に填め込むことができる。
【0047】また、同様の構造や手法を用いることによ
り、図21に示すようにK型のセグメント120とセグ
メント110とを締結したり、図22に示すようにウイ
ング型のセグメント130,130を締結することもで
きる。
【0048】また、側面111にセグメント用継手1を
設けると、セグメント110を前後に動かして側面11
1を面一にする際に当該セグメント110を一つ前のセ
グメントリング100に締結できるため、セグメントリ
ング100の施工はさらに簡単になる。また、側面11
2に雌部5や雄部6を上下に複数段設ける構成としても
よく、セグメント用継手1と同様に開口部5aの内側に
返しを設けてもよい。
【0049】また、図23(A)の上面概略図および同
図(B)の側面概略図に示すように、雌部5の開口部5
aの奥行きを、一端5eから他端5fに向けて深くして
いき、また、図24(A)の上面概略図および同図
(B)の側面概略図に示すように、雄部6の頭部6aの
幅を、側端部6bにおいては一端5eの深さに合わせ、
他方の側端部においては他端5fの深さに合わせ、当該
一端5eから他端5fに向けて広くしてもよい。この場
合は、雄部6の側端部6bを雌部5の一端5e側から填
めることにより、より容易に雄部6を雌部5に填め込む
ことができる。なお、この場合も、頭部6aの厚さを側
端部6b側で薄くしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上より、本発明に係るセグメント用継
手によれば、一方のセグメントの側面に雌部を固定し、
他方のセグメントの側面に雄部を固定し、前記一方のセ
グメントの側面と前記他方のセグメントの側面とを互い
に押しつけて前記雄部の先端を前記雌部に填め込むこと
により、前記雌部のそれぞれの端部が板バネ機能によっ
て、雄部の先端を締付けるとともに斜め内側の向きの力
を常に雄部に加えて保持するので、前記一方のセグメン
トと前記他方のセグメントとを締結することができる。
また、一方のセグメントの側面に雌部を固定し、他方の
セグメントの側面に雄部を固定し、前記一方のセグメン
トと前記他方のセグメントとを、側面に水平な方向に動
かして前記雄部の頭部を前記雌部の側部から填め込むこ
とにより、前記雌部のそれぞれの端部が板バネ機能によ
って、雄部の先端を締付けるとともに斜め内側の向きの
力を常に雄部に加えて保持するので、前記一方のセグメ
ントと前記他方のセグメントとを締結することもでき
る。
【0051】この際、前記雌部は有る程度の幅を有して
いるので、当該雌部と前記雄部の相対的な位置が多少ず
れていても前記雄部を前記雌部に填め込むことができ
る。また、前記雌部を形成する金属板は板バネと同様の
働きをするので、前記雌部は常に前記雄部を締め付けた
状態でいる。従って、ナットの増し締めに相当する作業
など、事後工程は必要なくなる。さらに、当該セグメン
ト用継手をセグメントの側面に取り付けるのみでよく、
セグメントの露出面に窪みを設けたりする必要もないた
め、従来例と異なり二次覆工を行う必要もない。
【0052】従って、セグメント同士の締結を簡単に行
うことができ、地下空洞内壁をセグメントリングで覆工
するのに必要なコストも削減できる。さらに、当該セグ
メント用継手はセグメント覆工後には外部に露出しない
ため腐食しにくく、その結果、セグメントリングの耐久
性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】セグメントを、本発明の一実施の形態であるセ
グメント用継手を用いて固定する方法を説明する概略図
である。
【図2】同セグメント用継手の雌部の構成を説明する斜
視概略図である。
【図3】同雌部の他の例の構成を説明する斜視概略図で
ある。
【図4】同雌部をセグメントに取り付ける方法を説明す
る断面概略図である。
【図5】同雌部をセグメントに取り付ける方法を説明す
る断面概略図である。
【図6】同セグメント用継手の雄部がスペーサーを押し
のける様子を説明する図である。
【図7】(A),(B)は同雄部の頭部の構成を説明す
る平面図及び正面図である。
【図8】セグメントを固定する際に雄部を雌部に填め込
む様子を説明する概略図である。
【図9】セグメント用継手の締結力を説明する概略図で
ある。
【図10】雌部の変形例を説明する斜視概略図である。
【図11】雄部及び雌部の他の変形例を説明する断面概
略図である。
【図12】(A),(B)は本発明の第2の実施例であ
るセグメント用継手を矩形セグメントに取り付けた例を
説明する正面概略図および側面概略図である。
【図13】(A)は同セグメント用継手の雌部を説明す
る断面概略図であり、(B)は同雌部にスペーサーを噛
ませた状態を説明する断面概略図である。
【図14】同雌部をセグメントに固定する構造を説明す
る断面概略図である。
【図15】(A)はセグメント用継手の雄部を説明する
斜視概略図であり、(B)は雄部の側面概略図である。
【図16】(A),(B)はセグメント用継手を備えた
セグメント同士を締結する手順を説明する図である。
【図17】雄部を雌部に填め込む様子を説明する斜視概
略図である。
【図18】(A),(B)は雄部を雌部に填め込む様子
を説明する断面概略図である。
【図19】(A),(B)はセグメント用継手の締結機
構を説明する図である。
【図20】雌部の変形例を説明する斜視概略図である。
【図21】セグメント用継手を用いてK型セグメントと
矩形RCセグメントとを締結する方法を説明する図であ
る。
【図22】セグメント用継手を用いてウイング型セグメ
ント同士を締結する方法を説明する図である。
【図23】(A)はセグメント用継手の雌部の変形例の
構成を説明する上面概略図であり、(B)は同断面概略
図である。
【図24】(A)はセグメント用継手の雄部の変形例の
構成を説明する上面概略図であり、(B)は同断面概略
図である。
【符号の説明】
1,2 セグメント用継手 3,5 雌部 3a,5a 開口部 3b,5b 端部 3c 返し 3d,5d 切り欠き(隙間) 4,6 雄部 4a,6a 頭部(一端) 32,33 スペーサー
フロントページの続き (72)発明者 三戸 憲二 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松 建設株式会社内 (72)発明者 大西 徳治 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松 建設株式会社内 (72)発明者 大江 郁夫 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−193693(JP,A) 特開 平9−60488(JP,A) 特開 平10−205288(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下空洞内面を覆工するセグメント同士
    を締結するセグメント用継手であって、 一方のセグメントに固定され、金属板の先端を二股状に
    開口したクリップ状の雌部と、 他方のセグメントから突出し、前記雌部から抜けないよ
    うに先端を膨らませて膨らみ部を設けた雄部と、 を備えており、 前記雌部のそれぞれの端部は、板バネとして機能するも
    のであり、 前記雌部に前記雄部の先端を填め込むことにより、雌部
    のそれぞれの端部が板バネの機能によって雄部の先端を
    締付けるとともに斜め内側の向きの力を常に雄部に加え
    て保持することにより、セグメント同士を締結するもの
    であり、 前記雄部を受け入れやすくするために、前記雌部の開口
    部の一部を切り欠いて隙間を設けたこと を特徴とするセ
    グメント用継手。
  2. 【請求項2】 地下空洞内面を覆工するセグメント同士
    を締結するセグメント用継手であって、 一方のセグメントに固定され、金属板の先端を二股状に
    開口したクリップ状の雌部と、 他方のセグメントから突出し、前記雌部から抜けないよ
    うに先端を膨らませて膨らみ部を設けた雄部と、 を備えており、 前記雌部のそれぞれの端部は、板バネとして機能するも
    のであり、 前記雌部に前記雄部の先端を填め込むことにより、雌部
    のそれぞれの端部が板バネの機能によって雄部の先端を
    締付けるとともに斜め内側の向きの力を常に雄部に加え
    て保持することにより、セグメント同士を締結するもの
    であり、 前記雌部の開口部の深さを一端から他端に向けて深くし
    て、 前記雄部の膨らみ部の幅を、一端においては前記開口部
    の一端に合わせ、他端においては前記開口部の他端に合
    わせ、当該一端から他端に向けて広くしたこと を特徴と
    するセグメント用継手。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のセグメント用継
    手を用いたセグメント締結方法であって、 一方のセグメントの一面に雌部を固定し、他方のセグメ
    ントの一面に雄部を固定し、 前記一方のセグメントの一面と前記他方のセグメントの
    一面とを互いに押しつけて、前記雄部の先端を前記雌部
    に、当該雌部の開口部から填め込むことにより、前記雌
    部のそれぞれの端部が板バネ機能によって、雄部の先端
    を締付けるとともに斜め内側の向きの力を常に雄部に加
    えて保持し、前記一方のセグメントと前記他方のセグメ
    ントとを締結してなり、 前記雌部の開口部にスペーサーを噛ませて当該開口部を
    広げて雄部を填め込みやすくし、 前記雄部を前記雌部の開口部に填め込むと同時に、当該
    雄部の填め込み力を用いて前記スペーサを前記開口部か
    ら外すことを特徴とするセグメント締結方法。
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