JP3347915B2 - アクセル制御装置 - Google Patents

アクセル制御装置

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JP3347915B2
JP3347915B2 JP14156095A JP14156095A JP3347915B2 JP 3347915 B2 JP3347915 B2 JP 3347915B2 JP 14156095 A JP14156095 A JP 14156095A JP 14156095 A JP14156095 A JP 14156095A JP 3347915 B2 JP3347915 B2 JP 3347915B2
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D2011/101Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
    • F02D2011/102Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being moved only by an electric actuator

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホウ、ホイール
ローダ等の建機に好適なアクセル操作装置に関する。コ
ンバインや田植機等の農機にも適用可能である。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平3‐147937号公報
に示されたバックホウでは、エンジン回転数調節手段の
被操作レバー(符号9)と人為操作レバー(符号7)と
をワイヤー(符号11)によって連動連結させており、
人力によってアクセリングするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】建機や農機においては
作業環境改善の動きから、操縦者の負担を軽減するべく
操作性向上も一つの課題であるが、上記した人為操作式
のアクセル操作構造では、操作力が比較的重いものであ
る。そこで、本発明の目的は、アクセル操作自体はアク
チュエータ動力によって行わせ、人為操作としてはその
アクチェータへの信号操作とすることにより、アクセル
操作が楽で軽快に行えるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のために本
発明は、エンジン回転数調節手段の被操作レバーと、こ
れを駆動操作可能な電動アクチュエータと、アクセルレ
バーと、このアクセルレバーの操作位置を検出する第1
センサと、被操作レバーの操作位置を検出する第2セン
サとを備えるとともに、下記〔イ〕,〔ロ〕,〔ハ〕
記載の構成を備えたことを特徴とするものである。 〔イ〕アクセルレバーで設定されたエンジン回転数が現
出されるように、第1、第2センサ、及び電動アクチュ
エータとを連係して被操作レバーを駆動操作する位置制
御手段を設ける。 〔ロ〕第1センサの検出値に対応する第2センサの検出
値に幅を持たせて、アクセルレバーの微操作では被操作
レバーの操作位置が変化しない不感帯を設定するととも
に、アクセルレバーの操作に基づく被操作レバーのハン
チング頻度を検出可能な頻度検出手段を備え、頻度検出
手段の検出値の増減に応じて不感帯の広さを増減調節す
る不感帯幅調節制御手段を設ける。〔ハ〕前記頻度検出手段を構成するに、前記被操作レバ
ーに対する第2センサの位置検出値が前記不感帯の一方
の端部に達してから一定値に収束せずその不感帯の他方
の端部から反対側に抜け出すに要する基準となる所定時
間を設定し、前記第2センサが実際に検出した位置検出
値が前記不感帯を反対側に抜け出した場合における抜け
出し時間が前記所定時間以内である場合には、ハンチン
グとしてカウントし、カウント数によってハンチング頻
度を判断するように構成してある。
【0005】
【作用】請求項1の構成では、被操作レバーを電動アク
チュエータで駆動操作するに当たり、アクセルレバーの
操作位置を検出する第1センサに加えて、被操作レバー
の操作位置を検出する第2センサを設けることにより、
アクセルレバーの操作通りのエンジン回転数が現出され
るようにする、所謂フィードバック制御を行うものであ
る。実際には、電動アクチュエータへの通電を断って
も、慣性によって若干被操作レバーが動く傾向があるこ
と、及び、僅かなアクセルレバー操作では被操作レバー
が動かないように、すなわち、若干のレバー遊びを設け
ることが操作性の点で良いことから、アクセルレバーの
微操作では被操作レバーの操作位置が変化しない不感帯
を設定することになる。
【0006】しかしながら、不感帯の幅が狭いとハンチ
ングが発生し、狭過ぎるとハンチングが止まらなくなる
不都合が生じる。反対に、ハンチングしないようにする
には不感帯をかなり大きくしなければならないが、そう
なると位置制御の精度が出ず、制御にならないのであ
る。従って、不感帯を適切な幅に設定することが重要に
なってくる。そこで構成〔ロ〕により、アクセルレバー
の操作に基づく被操作レバーのハンチング頻度を検出可
能な頻度検出手段と、頻度検出手段の検出値の増減に応
じて不感帯の広さを増減調節する不感帯幅調節手段とが
備えてあるから、ハンチングが多いと不感帯幅を広め、
かつ、ハンチングが少ないと不感帯幅を狭めるといった
調節が自動的に行われるようになる。従って、不感帯幅
の調節操作を行うことなくアクセルレバー操作を行うだ
けで適切な不感帯幅に調節されるようになり、適度なレ
バー遊びを有しながら、迅速で正確な位置制御を実行さ
せることが可能になる。
【0007】
【発明の効果】その結果、電動アクチュエータによって
軽快なアクセリングが行える操作性の向上したアクセル
操作装置を、ハンチング少なく迅速にアクセルレバー通
りのエンジン回転数を現出でき、しかも適度のレバー遊
びを備えた操作性に優れる状態で提供することができ
た。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、バックホウのア
クセル操作装置について図面に基づいて説明する。図1
にバックホウが示され、1はクローラ走行装置、2は旋
回台、3は掘削作業装置、19はドーザ、20は運転部
である。掘削作業装置3は、旋回台2に上下揺動自在に
取付けられるブーム4、アーム5、及びバケット6を備
えるとともに、ブームシリンダ11、アームシリンダ1
2、及びバケットシリンダ13を備えて構成されてい
る。ブーム4は、中間ブーム14及びオフセットシリン
ダ7を備えた平行オフセット構造に構成されている。運
転部20には、操縦席30が配置され、その左右両脇に
十字揺動可能な操作レバー9,10が配備されている。
【0009】図2には油圧回路が示されている。簡単に
説明すると、掘削作業装置3やクローラ走行装置1用等
のセンターバイパス形式の各制御弁V1 〜V9 のうち、
ブームシリンダ11、アームシリンダ12、バケットシ
リンダ13、及び旋回モータ(図示せず)用の4個の制
御弁V2,V5,V6,V7 については、前述した一対の操作
レバー9,10によるパイロット圧で切換操作されるよ
うにしてある。エンジン8で駆動される3個の油圧ポン
プ15,16,17は9個の制御弁用であり、18は前
述した4個の制御弁V2,V5,V6,V7 を切換操作するパ
イロット弁31〜34にパイロット圧を供給するパイロ
ットポンプである。
【0010】このバックホウでは、作業負荷が作用して
いる状態では、ハンドアクセルレバー21で設定された
作業用のエンジン回転数維持し、作業負荷が作用してい
ない状態ではエンジン回転数を下げて燃費向上と騒音改
善を図る自動アクセリング装置Aを装備してある。すな
わち、図2に示すように、エンジン8にはガバナー(エ
ンジン回転数調節手段の一例)22が備えられ、これの
ガバナレバー23を駆動操作するギヤードモータ24、
パイロット圧を検出する圧力センサ25、及びハンドア
クセルレバー21の操作位置を検出するポテンショメー
タ26を制御装置27に接続して自動アクセリング装置
Aを構成してある。
【0011】つまり、アイドリング位置aにあるハンド
アクセルレバー21を操作して、作業状態におけるエン
ジン回転数(通常はフルアクセル位置mにセットする)
を設定し、作業状態であればその設定回転数を維持し、
非作業時(無負荷時)にはアクセルレバー21が位置m
にセットされたままとしながらエンジン回転数をアイド
リング状態に落とすのである。作業状態であるか否かは
パイロット圧が立つているか否かで判断される。すなわ
ち、いずれかの操作レバー9又は10が操作されてパイ
ロット圧が立つと制御弁が中立位置以外の位置に切換ら
れている状態であり、パイロット圧が立たないと制御弁
は中立位置にあるからである。
【0012】従って、圧力センサ25の検出情報によっ
て作業状態であるか否かの判断を行い、作業状態であれ
ばハンドアクセルレバー21で設定されたエンジン回転
数となるように、ギヤードモータ24でガバナレバー2
3が操作されるとともに、非作業状態であればギヤード
モータ24を駆動してアイドリング状態に操作されるの
である。又、左右の走行用制御弁V3,V4 夫々の中立位
置を検出する走行検出スイッチ(図示せず)を設け、こ
れら両走行用制御弁V3,V4 が共に中立操作されると自
動的にアイドリング状態になるように、両走行検出スイ
ッチが制御装置27に接続されている。従って、作業中
だけでなく、移動走行中においても負荷がなくなる(走
行停止)と、エンジン回転数を設定回転数からアイドリ
ングに自動的に落とすように作用するのである。
【0013】次に、ガバナー22を自動操作するアクセ
ル操作装置Bについて説明する。図3〜図5に示すよう
に、ギヤードモータ(駆動操作用アクチュエータの一
例)24の出力アーム28とガバナレバー(被操作レバ
ーの一例)23とをプッシュプル式の操作ワイヤー(連
動部材の一例)29で連動連結してある。又、ガバナレ
バー23は、ガバナー22に内装されたリターンバネ
(図示せず)によってアイドリング位置i側に戻し付勢
されている。そして、出力アーム28の単位回動角に対
する操作ワイヤー29の移動量が、出力アーム28の回
動角が大になるに伴って小さくなるように、ガバナレバ
ー23がアイドリング位置にあるときの出力アーム28
と操作ワイヤー29とで形成される挟角を、ガバナレバ
ー23が最大操作位置にあるときの出力アーム28と操
作ワイヤー29とで形成される挟角よりも小に設定して
ある。
【0014】すなわち、出力アーム28と操作ワイヤー
29との挟角αは、ガバナレバー23がアイドリング位
置iにあるときでは約75度であり、ガバナレバー23
が最大操作位置maxにあるときでは約165度になっ
ている。その最大回動状態は、ギヤードモータ24の取
付基板35に取付けられたピン36と出力アーム28と
の接当によって現出されており、確実に出力アーム28
を止める構造である。アイドリング位置においても出力
アーム28の位置を規制するピン36aを設けても良
い。
【0015】又、ガバナレバー23と操作ワイヤー29
との挟角βは、ガバナレバー23がアイドリング位置i
にあるときでは約140度に、かつ、ガバナレバー23
が最大操作位置maxにあるときでは約90度になるよ
うに設定してある。つまり、ガバナー22側において
は、操作ワイヤー29の単位移動量に対するガバナレバ
ー23の揺動角度が、ガバナレバー23の非操作揺動角
度が大になるに連れて小さくなるようにしてあり、戻し
付勢力の軽いアイドリング位置付近ではガバナレバー2
3は大きく動くが、最大操作位置付近では動きが鈍くな
るようにしてある。ガバナレバー23は2箇所のストッ
パー機構37,38によってアイドリング位置iと最大
操作位置maxを位置決めするようにしてある。
【0016】図6,図7に示すように、大型のエンジン
にも使用できるよう、外部のギヤ減速機構39でトルク
アップさせたギヤードモータ24でも良い。つまり、駆
動小ギヤ40に咬合する従動大ギヤ41を取付基板35
に支承するとともに、その軸に嵌装された巻バネ42に
より、エンジン回転数が上がる方向に従動大ギヤ41を
戻し付勢してある。そして、従動大ギヤ41に取付けら
れた出力アーム28と操作ワイヤー29とが連結されて
いる。この場合でも、出力アーム28と操作ワイヤー2
9との挟角α、及びガバナレバー23と操作ワイヤー2
9との挟角βの関係は上述した通りである。
【0017】次に、アクセル操作装置Bの電流制御につ
いて説明する。このアクセル操作装置Bでは、アクセル
レバー21の操作通りにガバナレバー23を操作するた
めの位置制御手段C、エンジンの最高回転数を必ず現出
させるための押付け制御手段D、ギヤードモータ24を
操作位置で確実に停止させるための電流漸減制御手段
E、ガバナレバー23を操作位置に確実に保持させるた
めの保持電流制御手段F、不要なハンチングを防止する
べく不感帯幅を自動的に調節する不感帯幅調節制御手段
G、故障等の異常時におけるギヤードモータ保護のため
の遮断制御手段Hを制御装置27に備えてある。図8に
示すように、アクセルレバー21の操作位置を検出する
第1ポテンショメータ(第1センサの一例)26、出力
アーム28の操作位置を検出する第2ポテンショメータ
(第2センサの一例)43、不感帯幅の設定器44、ギ
ヤードモータ24、及び電源45等を制御装置27に接
続してある。
【0018】位置制御手段Cは、アクセルレバー21で
設定されたエンジン回転数が現出されるように、第1,
第2ポテンショメータ26,43、及びギヤードモータ
24とを連係して出力アーム28を駆動操作するもので
ある。つまり、アクセルレバー21を揺動操作すると、
その操作量を第1ポテンショメータ26が読み取り、そ
の操作量に見合った目標操作位置に出力アーム28を移
動させるようにギヤードモータ24を正又は負方向に駆
動(以下、正駆動、負駆動と定義する)する。そして、
出力アーム28が目標操作位置になったかどうかを第2
ポテンショメータ44が読み取り、異なるときにはその
目標操作位置が現出されるまでギヤードモータ24を正
又は負駆動するフィードバック制御を行うのである。
【0019】位置制御手段Cにおいては、図10に示す
ように、アクセルレバー21の操作による目標停止位置
と現在のモータ位置との偏差値に応じてギヤードモータ
24の駆動速度を変える制御を行うモータ速度制御手段
Mcが制御装置27に備えてある。すなわち、偏差値が
ある程度小さな値p1 以下であれば、ギヤードモータ2
4を最低速度で駆動し、そこからある程度大きな値p2
までは、その偏差値の大小に応じて駆動速度を増減す
る。そして、値p2 を越える偏差値ではギヤードモータ
24を最高速度で駆動させるのであり、位置制御を正
確、かつ、迅速に行わせることに寄与している。従っ
て、アクセルレバー21をゆっくり操作すればギヤード
モータ24は低速駆動され、アクセルレバー21を素早
く操作すればギヤードモータ24は高速駆動されるので
ある。
【0020】押付け制御手段Dは、出力アーム28が、
これの最大操作位置maxの少し手前に設定された所定
操作位置sに到達すると、第1ポテンショメータ26の
検出値の如何に拘らずに、出力アーム28が最大操作位
置maxへ強制操作されるように、つまり、ギヤードモ
ータ24で常にトルクを発生させて出力アーム28をそ
の操作限界に押付けるように、第2ポテンショメータ4
3とギヤードモータ24とを連係するものである。
【0021】すなわち、上述した位置制御状態におい
て、第2ポテンショメータ43の検出値kを読み取るこ
とにより、アクセルレバー21の揺動操作に伴う出力ア
ーム28の操作位置が所定操作位置sに到達したことを
検出すると、図11に示すように、ギヤードモータ24
の駆動電流を迅速に増大し、ガバナレバー23を限界ま
で操作するべく出力アーム28を最大操作位置maxへ
一気に操作する。それから、電流を徐々に減少させてガ
バナレバー23の戻し付勢力に対向し得るトルクを発生
するに必要なアイドリング電流(後述する保持電流制御
状態)まで下げ、その状態を維持するのである。つま
り、所定操作位置sを境に位置制御状態と押付け制御状
態とが切換わるようになる。但し、所定操作位置sまで
の領域では位置制御状態にあるので、押付け制御開始時
点での電流は必ずしも一定ではなく、例として図11に
おいて実線、一点破線、二点破線等で示されるように、
ケース・バイ・ケースによって異なるものである。
【0022】電流漸減制御手段Eは、位置制御手段Cに
よって出力アーム28が目標操作位置に到達すると、ギ
ヤードモータ24の駆動電流を、操作された位置におい
てガバナレバー23の戻し付勢力に対抗し得るトルクを
発生するに必要なアイドリング電流まで徐々に減らす制
御を行うものである。すなわち、ギヤードモータ24へ
の電流を急に断つと、あたかも動摩擦状態であるギヤー
ドモータ24に戻し付勢力が作用するような状況とな
り、目標操作位置から押し戻されてしまい易いのである
が、電流を漸減させるとあたかも静止摩擦状態となった
ギヤードモータ24に対して戻し付勢力が作用するよう
な状況となり、その付勢力に十分対向して目標操作位置
から押し戻されないようにできるのである。
【0023】つまり、図12に示すように、目標停止位
置(目標操作位置)の不感帯(後述)に、エンジン回転
数増大方向である正駆動で達した場合には、その時点で
の正の駆動電流を保持電流(アイドリング電流)まで線
型に下げる(実線ライン)のであり、エンジン回転数減
少方向である負駆動で不感帯に達した場合には、その時
点での負の駆動電流から生の値である保持電流まで漸変
(一点破線ライン)させるのである。又、図6、図7に
示す外部減速機構付きギヤードモータ24(バネアシス
ト付き)では、アイドリング位置付近においては負の保
持電流に落ち着くようになる(二点破線ライン)。
【0024】電流の漸減(又は漸増)形態としては、電
流値(アンペア)を次第に(線型に、又は非線型に)減
らしていくやり方でも、パルス電流におけるデューティ
ー比を変化させるやり方でも良く。要するに、いきなり
アイドリング電流に下げず、穏やかに減じてゆくのであ
る。尚、図12において、実線ラインと一点破線ライン
夫々の平行部分は同じ電流値である。
【0025】保持電流制御手段Fは、出力アーム28が
目標操作位置達した後に、ガバナレバー23の戻し付勢
力に対向し得るトルクをギヤードモータ24が発生する
に必要な保持電流(アイドリング電流)を供給するもの
であり、前述したように、押付け制御手段D又は電流漸
減制御手段Eの後において作動するものである。ギヤー
ドモータ24は、故障時に人為操作で動かせるように、
ウォームギヤではなく平ギヤによる減速機構(図示せ
ず)を内蔵している。そのため、その平ギヤ減速機構の
摩擦抵抗、操作ワイヤー29の摺動抵抗、及びモータの
ブラシ抵抗の合計抵抗では戻し付勢力に対向して出力ア
ーム28を停止させるには不十分であり、その足りない
分のトルクをモータで発生させることにより、確実に目
標操作位置に保持させるものである。
【0026】すなわち、出力アーム28の角度(つまり
は、ガバナレバー23の角度)に対応した保持電流のマ
ップデータが制御装置27に予め記憶させてあり、出力
アーム28が目標操作位置に達した後にその保持電流が
持続されるように制御されるのである。具体的には、図
13(ロ)に示すように、出力アーム28にアシストバ
ネが装着されないタイプのギヤードモータ24の場合に
は、出力アーム28の全回動角の前半分の角度域では、
前述した合計抵抗でガバナレバー23の戻し付勢力に対
抗できるので保持緒電流は零であり、そこから後半分の
回動角域では保持電流は線型に増加されるという保持電
流マップ・データが制御装置27にインプットされてい
る。
【0027】一方、図13(イ)に示すように、出力ア
ーム28にエンジン回転数増大方向に付勢するアシスト
バネ(巻きバネ)42が装着された外部減速機付きギヤ
ードモータ24(図6、図7参照)の場合には、ガバナ
レバー23の戻し付勢力とアシストバネ42の付勢力と
の相殺により、出力アーム28の全回動角の前4等分部
分では負の保持電流を供給し、後4等分部分では正の保
持電流を供給し、そして、中央2箇所の4等分部分では
保持電流が零に設定されているのである。
【0028】不感帯幅調節制御手段Gは、位置制御にお
けるギヤードモータ24の素早いハンチングの回数が所
定回数よりも多いと自動的に不感帯を拡大するように制
御させるものであり、不要なハンチングを防止して、目
標操作位置で出力アーム28を良好に停止保持させるも
のである。すなわち、位置制御手段Cでは、ギヤードモ
ータ24の通電停止後の微量のオーバーランを許容する
とか連続的なハンチングを避けるために、アクセルレバ
ー21の操作位置に対応する出力アーム28の操作位置
を一点ではなく、ある幅を持った操作領域として定めて
いる。その操作領域が不感帯に相当し、アクセルレバー
21の操作位置に対応した不感帯が重なる部分に出力ア
ーム28が位置しているようなときには、アクセルレバ
ー21を微操作しても出力アーム28は動かないように
作用するのである。
【0029】そこで、例を挙げてハンチング発生時の制
御作動を、図14、図15を参照して説明する。ここ
で、素早いハンチングが2回起きれば不感帯幅を拡大す
るものと想定する。先ず、制御開始前に設定器44を操
作して不感帯幅を設定し、それから、アクセルレバー2
1をアイドリング位置aから所定操作位置s以下の範囲
におけるエンジン回転数増大方向へ適量操作する。そし
て、位置制御手段Cによって目標停止位置の不感帯にお
ける最小操作位置に到達する〔図14(イ)〕と、漸減
制御によってアイドリング電流まで徐々に供給電流を下
げるのであるが、その間に出力アーム28が、すなわ
ち、第2ポテンショメータ43の検出値kが不感帯にお
ける最大目標操作位置を通り越して反対側に抜け出てし
まうとハンチングが生じることになる。
【0030】この場合、上記抜け出しに要する時間が所
定時間(予め、制御装置27に記憶されている)以内で
あればハンチング回数がカウントされるとともに再び位
置制御状態〔図14(ロ)〕になる(但し、所定時間よ
りも長いとカウントされずに位置制御状態に戻る)。そ
して、位置制御によってギヤードモータ24が負駆動さ
れ、第2ポテンショメータ43の検出値kが不感帯の最
大操作位置に達する〔図14(ハ)〕と、漸減制御によ
ってその位置で必要なアイドリング電流まで徐々に供給
電流が下げられるが、その間に動いても検出値kが不感
帯内で止まれば保持電流制御に切換わって制御終了〔図
14(ニ)〕になるが、不感帯の最小操作位置を通り過
ぎれば2回目のハンチングとなる。
【0031】その場合、不感帯の抜け出しに要する時間
が前述した所定時間よりも長いと、ハンチングカウント
されずに位置制御状態にに戻り(図15〔ホ〕)、ギヤ
ードモータ24の正駆動によって検出値kが不感帯内で
止まれば保持電流制御に切換わって制御終了〔図15
(ヘ〕)となる。しかしながら、再び不感帯抜け出し時
間が所定時間以内(図15〔ト〕)であればハンチング
カウントされて計2回となり、不感帯幅が拡大され(図
15〔チ〕)、位置制御に戻るのである。つまり、不感
帯内に検出値kが所定回数以下のハンチングで落ち付く
まで、制御作動が繰り返されるのである。
【0032】つまり、ハンチングの状態により、図1
4、図15に示す(イ)から(チ)の各作用は、
(イ)→(ロ)→(ハ)→(ニ)、(イ)→(ロ)→
(ハ)→(ホ)→(ヘ)、及び(イ)→(ロ)→
(ハ)→(ト)→(チ)という順で作動する種々の作動
挙動があり、要は、ハンチングの頻度が設定状態よりも
多いと不感帯幅を広げるのである。
【0033】以上、一連の動作においては、所定時間以
内で不感帯を通り越すハンチングであるかどうかの判
断、及び、素早いハンチン回数をカウントすることで、
ハンチング回数を検出する頻度検出手段48が構成され
ている。そして、その素早いハンチング回数が所定回数
を上回ると、不感帯幅を最初に設定した状態よりも拡大
し、不要なハンチングが生じない状態となるまで不感帯
幅が自動調節されるのである。この不感帯幅の調節を電
気的に処理して、設定器44の表示部(液晶表示等)4
4aに、最初の設定値とともに表示すれば、不感帯幅調
節制御手段Gによる不感帯の変化状況を把握できて便利
である。
【0034】遮断制御手段Hは、ギヤードモータ24へ
の電流値を検出する電流計46と、第2ポテンショメー
タ43が目標値に到達するに要する時間を検出する計測
手段47とを備えて構成され、計測手段47による検出
時間が所定時間よりも長いとギヤードモータ24への通
電を断つように作動する。所定時間とは、ギヤードモー
タ24の最大操作量を移動するに要する時間であり、具
体的には、出力アーム28をアイドリング位置iから最
大操作位置max迄(又はこの逆)操作するに必要なギ
ヤードモータ24の連続駆動動時間、又はこれに若干の
誤差時間を加算した時間として制御装置27において設
定されている。
【0035】つまり、操作ワイヤー29が錆びて摩擦抵
抗が増大する等によって出力アーム28の追従速度が遅
いとか、或いは異物の噛み込みで揺動不能になるといっ
た不都合が生じると、ギヤードモータ24への電流が通
常よりも増大するから、そのことによって制御に異常を
来したと判断してギヤードモータ24への通電を断つよ
うに、遮断制御手段Hが作用するのである。
【0036】以上、一連の制御は、図9に示すフローチ
ャートに従って行われる。先ず、設定器44で不感帯幅
を設定(#1)し、それから、例えばアイドリング位置
にあるアクセルレバー21を作業状態とするべく所定の
操作位置に操作(#2)し、エンジン8の回転数を上昇
させる。そして、位置制御(#3)による第2ポテンシ
ョメータ43の検出値kが所定値(出力アーム28のs
位置)よりも大きいと、位置制御から押付け制御に切換
わり(#5)、出力アーム28をエンジン回転数が最大
となるように最大操作位置maxに向けて押付けてか
ら、電流漸減制御状態(#9)を経て保持電流制御状態
(#6)になる。
【0037】第2ポテンショメータ43の検出値kが所
定値よりも小であれば、その目標値の不感帯に到達する
に要した時間を検出し(#7)、その時間が所定時間よ
りも長いと何らかの異常があったとしてギヤードモータ
24への通電を断つ遮断制御手段H(#8)が作動し、
制御が中断されるのである。上記到達時間が所定時間内
であり、かつ、不感帯内にあれば(#10)、電流漸減
制御手段E(#9)が作動してギヤードモータ24への
供給電流をフェードアウトして停止させて#6の保持電
流制御に切換わり、出力アーム28をその位置に保持す
るのである。そして、#10において第2ポテンショメ
ータ43の検出値kが設定された不感帯外にあり、か
つ、その不感帯通り越しに要する時間が所定時間よりも
長い(#11)と、再度#3の位置制御に戻り、ギヤー
ドモータ24が負駆動される状態からやり直される。つ
まり、不感帯抜け出し時間が長いと、以後、この状態が
繰り返されないので、不感帯を拡大する対象とはしない
考えである。
【0038】不感帯通り越し時間が所定時間より短い
と、以後にもハンチングが繰り返されるおそれが高いの
で、不感帯拡大の対象と見なし、頻度検出手段48の機
能によってハンチング回数がカウントされる(#1
2)。ハンチング回数が1回以下であれば#3の位置制
御からやり直し、2回になると不感帯幅を拡大し(#1
3)、それから#3の位置制御からやり直すのである。
つまり、ハンチングが2回以上になると不感帯が狭いと
判断し、不感帯幅調節制御手段Gが作動して不感帯を拡
大するのであり、最初に設定された不感帯が非常に狭い
と、不感帯拡大調節が2回以上行われることもありう
る。尚、このハンチングに伴う詳しい制御作動状態は、
図14,15を参照して説明済である。以上の電流制御
作動は、自動アクセリング装置Aによるギヤードモータ
24の自動調節作動中においても同様に発揮されるので
ある。
【0039】〔別実施例〕上記した本実施例では、不感
帯を広める側への自動調節であるが、例えば、ハンチン
グが1回だけ起きる広さまで不感帯を狭めるといった具
合に、ハンチングが生じないと不感帯幅を狭める機能を
制御装置27に盛り込み、不感帯幅調節制御手段Gを、
頻度検出手段48の検出値の増減に応じて不感帯の広さ
を増減調節するように構成しても良い。
【0040】本実施例では、ガバナレバー23の操作位
置を検出する第2センサ43をギヤードモータ24内に
設けて、出力アーム28の角度を計ること間接的にガバ
ナレバー23の角度を検出するように構成してあるが、
直接ガバナレバー23の角度を検出するよう、該ガバナ
レバー23に第2ポテンショメータ43を設けても良
い。又、エンジン回転数調節手段としては、ディーゼル
エンジン8用のガバナーの他、ガソリンエンジン用のス
ロットルでも良い。
【0041】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの側面図
【図2】油圧回路図
【図3】アクセル操作装置の実機での配置状態を示す平
面図
【図4】アクセル操作装置のアイドリング状態を示す作
用図
【図5】アクセル操作装置の最大操作状態を示す作用図
【図6】別構造アクセル操作装置のアイドリング状態を
示す作用図
【図7】別構造アクセル操作装置の最大操作状態を示す
作用図
【図8】アクセル操作装置及びその電流制御装置の制御
系統を示すブロック図
【図9】電流制御のフローチャートを示す図
【図10】ギヤードモータの作動目標速度グラフを示す
【図11】押付け制御による電流の経時変化を示す図
【図12】電流漸減制御による電流の経時変化を示す図
【図13】保持電流制御における電流の経時変化を示す
【図14】ハンチング及び不感帯幅調節制御の機能を示
す概念図その1
【図15】ハンチング及び不感帯幅調節制御の機能を示
す概念図その2
【符号の説明】
21 アクセルレバー 22 エンジン回転数調節手段 23 被操作レバー 24 電動アクチュエータ 26 第1センサ 43 第2センサ 48 頻度検出手段 C 位置制御手段 G 不感帯幅調節制御手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−169280(JP,A) 特開 平5−321728(JP,A) 特開 平4−124434(JP,A) 特開 昭60−203513(JP,A) 実開 昭61−145849(JP,U) 実開 平4−14(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 9/00 - 11/10 G05B 5/01

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン回転数調節手段(22)の被操
    作レバー(23)と、これを駆動操作可能な電動アクチ
    ュエータ(24)と、アクセルレバー(21)と、この
    アクセルレバー(21)の操作位置を検出する第1セン
    サ(26)と、前記被操作レバー(23)の操作位置を
    検出する第2センサ(43)とを備えるとともに、下記
    〔イ〕,〔ロ〕,〔ハ〕に記載の構成を備えたアクセル
    制御装置。 〔イ〕 前記アクセルレバー(21)で設定されたエン
    ジン回転数が現出されるように、前記第1、第2センサ
    (26),(43)、及び前記電動アクチュエータ(2
    4)とを連係して前記被操作レバー(23)を駆動操作
    する位置制御手段(C)を設ける。 〔ロ〕 前記第1センサ(26)の検出値に対応する前
    記第2センサ(43)の検出値に幅を持たせて、前記ア
    クセルレバー(21)の微操作では前記被操作レバー
    (23)の操作位置が変化しない不感帯を設定するとと
    もに、前記アクセルレバー(21)の操作に基づく前記
    被操作レバー(23)のハンチング頻度を検出可能な頻
    度検出手段(48)を備え、該頻度検出手段(48)の
    検出値の増減に応じて前記不感帯の広さを増減調節する
    不感帯幅調節制御手段(G)を設ける。〔ハ〕 前記頻
    度検出手段(48)を構成するに、前記被操作レバー
    (23)に対する第2センサ(43)の位置検出値が前
    記不感帯の一方の端部に達してから一定値に収束せずそ
    の不感帯の他方の端部から反対側に抜け出すに要する基
    準となる所定時間を設定し、前記第2センサ(43)が
    実際に測定した位置検出値が前記不感帯を反対側に抜け
    出した場合における抜け出し時間が前記所定時間以内で
    ある場合には、ハンチングとしてカウントし、カウント
    数によってハンチング頻度を判断するように構成してあ
    る。
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