JP3346668B2 - 固体電解質型燃料電池セル - Google Patents

固体電解質型燃料電池セル

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JP3346668B2 JP01345295A JP1345295A JP3346668B2 JP 3346668 B2 JP3346668 B2 JP 3346668B2 JP 01345295 A JP01345295 A JP 01345295A JP 1345295 A JP1345295 A JP 1345295A JP 3346668 B2 JP3346668 B2 JP 3346668B2
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    • H01M4/86Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/90Selection of catalytic material
    • H01M4/9016Oxides, hydroxides or oxygenated metallic salts
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    • H01M4/9033Complex oxides, optionally doped, of the type M1MeO3, M1 being an alkaline earth metal or a rare earth, Me being a metal, e.g. perovskites
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体電解質型燃料電池
セルに関し、特にZrO2 を主成分とする固体電解質を
用いた燃料電池セルにおける改良に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、固体電解質型燃料電池セルは、
次世代の発電システムとして注目されているが、この燃
料電池セルには、円筒型と平板型の2種類の燃料電池が
知られている。平板型燃料電池セルは、発電の単位体積
当り出力密度が高いという特長を有するが、実用化に際
してはガスシ−ルの不完全性やセル内の温度分布の不均
一性などの問題がある。それに対して、円筒型燃料電池
セルでは、出力密度は低いものの、セルの機械的強度が
高く、またセル内の温度分布の均一性が保てるという特
長がある。両形状の固体電解質燃料電池セルとも、それ
ぞれの特長を生かして積極的に研究開発が進められてい
る。
【0003】一般に、円筒型燃料電池セルとしては、図
1に示されるように、開気孔率が約40%程度のCaO
安定化ZrO2 からなる支持管1の表面に、例えばスラ
リーディップ法によりLaMnO3 系材料からなる多孔
性の空気極2を形成し、その表面に気相成長法や溶射法
等の手法により、例えば、Y2 3 含有の安定化ZrO
2 固体電解質3が形成され、さらに固体電解質の表面に
多孔性のNi−ジルコニアなどからなる燃料極4が形成
される。燃料電池のモジュールは、上記構成からなる複
数の単セルがLaCrO3 系材料などからなるインター
コネクタ5を介して接続される。また、最近では、セル
の製造プロセルを単純化するため、空気極であるLaM
nO3 系材料を直接多孔性の支持管として使用する試み
がなされている。空気極としての機能を合わせ持つ支持
管材料としては、Laの一部をCaや他の希土類元素で
置換したLaMnO3 固溶体材料が主として用いられて
いる。
【0004】また、平板型燃料電池の単セルは、図2に
示すように、円筒型と同様な材料により固体電解質6の
片面に空気極7、他方の面に燃料極8が積層され、単セ
ル間はセパレータ9と呼ばれるMgOやCaOを添加し
た緻密質のLaCrO3 系材料により電気的に接続され
ている。
【0005】発電は、図1の円筒管の場合、支持管の内
部に空気(酸素)を、外部に燃料(水素)を流し、図2
の平板型の場合には空気極側に空気(酸素)を、燃料極
側に燃料(水素)を流し1000〜1050℃の温度で
行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、従来
の空気極を形成するアルカリ土類や希土類元素によりL
aの一部を置換されたLaMnO3 系材料は、高温での
発電を長時間行うと、空気極に直接接触しているZrO
2 系の固体電解質と反応し例えばLa2 Zr2 7など
のジルコネート化合物が生成される。ところが、このよ
うなジルコネート化合物自体、LaMnO3 系材料に比
較して電気伝導度が格段に低い物質であるために、ジル
コネート化合物が生成されるに従い、電極性能が低下
し、その結果発電性能が徐々に低下するという問題があ
った。
【0007】従って、本発明は、ZrO2 系固体電解質
との反応性を抑制し、セルの出力が長期にわたり安定し
た燃料電池セルを提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、ジルコ
ニア系固体電解質とLaMnO3系空気極材料との反応
性について検討を重ねた結果、空気極を構成するマンガ
ネート化合物を構成する周期律表第3a族元素として、
Nd、Pm、SmおよびEuの群から選ばれる少なくと
も1種を、またその周期律表第3a族元素を一部置換す
るアルカリ土類金属としてSrを用いると、ZrO2
体電解質との反応性が大きく抑制されることを見いだ
し、本発明に至った。
【0009】即ち、本発明の固体電解質型燃料電池セル
は、ZrO2 を主成分とする固体電解質の片面に空気極
が、他方の面に燃料極が形成された固体電解質型燃料電
池セルにおいて、前記空気極が、下記化1
【0010】
【化1】
【0011】で表され、式中、R元素は、Nd、Pm、
SmおよびEuの群から選ばれる少なくとも1種からな
り、前記xが0.2≦x≦0.50の関係を満足するセ
ラミック材料からなり、1200℃での前記固体電解質
と前記空気極の間に生成されるR2Zr27および/ま
たはSrZrO3のジルコネート化合物の厚みが0〜1
0μmであることを特徴とするものである。
【0012】以下、本発明を詳述する。本発明のセルに
おける空気極は、一般式がABO3 で表される複合ペロ
ブスカイト型結晶を主体とするものであり、前記化1で
示したように、R元素およびSrがAサイト、MnがB
サイトを構成する複合ペロブスカイト型結晶を主とする
マンガネート化合物からなるものであり、固体電解質に
対して酸素を供給するために、25〜40%の開気孔率
を有する多孔質体からなるものである。
【0013】本発明によれば、前記化1においてSrの
R元素に対する置換量xが0.2≦x≦0.5の範囲に
あることが重要である。これは、xが0.25未満の時
はR2 Zr2 7 が、xが0.40以上の時はSrZr
3 が空気極とZrO2 固体電解質との界面にそれぞれ
生成されるが、xが0.2≦x≦0.5の範囲をはずれ
るとその厚みが10μmを越え、燃料電池セルの発電性
能が低下する。特に好ましい範囲は前記ジルコネートの
反応生成物が析出しない0.25≦x≦0.4である。
【0014】なお、本発明における空気極材料は、Zr
2 固体電解質との反応性を抑制しえる範囲で、化1中
のMnの一部を10原子%までNi、Fe、Co、C
r、Ce、Zr等の原子で置換することができる。ま
た、ABO3 のペロブスカイト型結晶のAサイト/Bサ
イト比を1.1から0.8まで変化させることもでき
る。さらに、ペロブスカイト型結晶のAサイトに30原
子%までを前記R元素以外の周期律表第3a族元素によ
って置換させることもできる。
【0015】本発明における空気極は、粉末の作製条件
あるいは焼成条件により、ペロブスカイト型主結晶相の
他に、Aサイト成分を含む酸化物、例えばNd2 3
Eu2 3 などが第2結晶相が少量析出することもある
が、主結晶相自体の組成が、前記化1で示される組成を
満足するものであれば、特に問題はない。
【0016】本発明において上記空気極と直接接触して
いるZrO2 系固体電解質は、ZrO2 を主体するもの
であるが、ZrO2 以外に安定化材としてY2 3 を3
〜20モル%、あるいはYb2 3 を3〜25モル%固
溶した立方晶ZrO2 からなる、いわゆる安定化ZrO
2 からなるものである。この固体電解質は相対密度95
%以上の緻密質から構成される。
【0017】また、固体電解質の他方の面に形成される
燃料極としては、周知の導電性材料が用いられるが、例
えばNiやNiOを酸化物換算で50〜90重量%含む
ZrO2 材料などが用いられる。
【0018】なお、本発明における空気極材料は、図1
に示したような円筒型の燃料電池セルにおいて、支持管
の表面に形成される空気極の他、支持管としての機能を
有する空気極としても用いることができる。また、図2
に示したような平板型の燃料電池セルにおける空気極と
しても用いられるものである。
【0019】本発明において用いられる空気極は、それ
を構成する金属の酸化物、あるいは熱処理で酸化物を形
成することのできる炭酸塩、硝酸塩、酢酸塩などの粉末
を前記化1の組成を満足するように調合した後、これを
1300〜1600℃の酸化性雰囲気中で仮焼してペロ
ブスカイト型固溶体を作製する。そして、円筒型セルの
場合、この固溶体を粉砕して得た粉末によりスラリーを
調製して、前記支持管の表面に塗布して乾燥後1000
〜1500℃の温度で焼成するか、あるいは、押出成形
や冷間静水圧成形などにより円筒体に成形した後、同様
な条件で焼成するか、またはシート状成形体を作製し
て、所定の箇所に巻き付け同様な条件で焼成するなど種
々の方法により形成することができる。
【0020】その後、空気極の表面にスラリーディップ
法、溶射法、気相成長法等により固体電解質、燃料極お
よびインターコネクタを積層形成することによりセルを
作製することができる。
【0021】
【作用】本発明によれば、空気極材料として、前述した
化1で示されるような、特定の周期律表第3a族元素
(R)とSrを含むマンガネート化合物により構成する
ことにより、ジルコニアからなる固体電解質との反応性
を顕著に抑制することができる。
【0022】このR1-X Srx MnO3 とZrO2 固体
電解質の化学反応は、R1-X SrxMnO3 がRMnO
3 とSrMnO3 との理想固溶体と仮定すると、下記化
2、化3
【0023】
【化2】
【0024】
【化3】
【0025】で表される。ここで、(R2 3 )ZrO2(s
s)、(SrO)ZrO2(ss)はZrO2 に固溶したR元素お
よびSrである。
【0026】反応生成物は、このZrO2 に固溶したR
元素およびSrの固溶量が、固溶限界を越えたときに生
成される。また、理想溶液の化学反応と同様に、化2、
化3で表される反応にも平衡状態が存在する。R1-X
x MnO3 とZrO2 を接合して加熱すると、その界
面では上記化2の反応が起こるが、その平衡状態でのR
元素およびSrのZrO2 への固溶量が固溶限界以下な
ら反応生成物は永久に生成されないことになる。
【0027】上記化2、化3は、また、ZrO2 へのR
元素およびSrの固溶量がR元素およびSrのペロブス
カイト型結晶中での存在比によることも示している。例
えば上記化2で表される反応は、下記化4
【0028】
【化4】
【0029】で表される平衡が成り立つまで進む。この
反応の平衡定数をK、ペロブスカイト型結晶中のR元素
の原子濃度を(1−x)、ZrO2 中のR元素の原子濃
度をw、Mnの濃度をzとすると、平衡状態では、下記
数1
【0030】
【数1】
【0031】が成り立つ。ペロブスカイト中でのR元素
の原子濃度(1−x)が小さければ、平衡状態でのZr
2 中のR元素の原子濃度wも小さくなり、その固溶量
が固溶限界を越えていなければR2 Zr2 7 は生成さ
れないのである。
【0032】上述の議論はペロブスカイト型結晶中のR
元素、Srのそれぞれについて独立に成り立つので、R
1-X Srx MnO3 とZrO2 が反応しないxの範囲が
存在することが予想される。
【0033】本発明においては、R元素としてPr、N
d、Pm、SmおよびEuを用いたペロブスカイト型酸
化物R1-X Srx MnO3 において上述の議論が適応さ
れることを見いだし、しかも、x値を0.2≦x≦0.
50の範囲に制御することにより、上記議論に基づき、
2 Zr2 7 やSrZrO3 のジルコネート化合物の
生成を抑制するに至ったのである。
【0034】また、本発明においては、Mnの一部をC
r、Ni、CoおよびFeなどで置換した系、R元素を
他の周期律表第3a属元素で少量置換した系、ペロブス
カイト型結晶のAサイトを不定比にした系では、数1中
の平衡定数Kに変化を与えるが、その度合いが小さいた
め同様な傾向にある。
【0035】本発明によれば、かかる空気極材料を用い
ることにより、ジルコニア固体電解質との界面にジルコ
ネート化合物の生成を抑制できるために、良好な空気極
性能を長期にわたり維持できるためにセルの信頼性を高
めることができる。
【0036】
【実施例】
実施例1 市販の純度99.9%のPr2 3 、Nd2 3 、Pm
2 3 、Sm2 3 、Eu2 3 、Sr2 3 、Y2
3 、Mn2 3 、Cr2 3 、NiO、CoO、Fe2
3 の粉末を出発原料として、これを表1〜表3の組成
になるように調合し、ジルコニアボールを用いて20時
間混合した後、1500〜1600℃で5時間固相反応
させた。この粉末にメタノール溶液を加え、ジルコニア
ボールを用いてさらに24時間粉砕し、乾燥して平均粒
径が約2μmの固溶体粉末を得た。
【0037】また、市販の純度99.9%以上の10モ
ル%Y2 3 含有ZrO2 固溶体粉末を円板状に成形
し、1500℃で5時間焼成して理論密度98.5%の
大きさが直径約20mm、厚み0.5mmの円板状焼結
体を作製した。
【0038】上記のようにして作製した円板状焼結体に
前記空気極の固溶体粉末を厚み50μmとなるように塗
布し、1200℃で大気中3000時間加熱した。加熱
後の固溶体粉末層と固体電解質との断面をEPMAおよ
びSEMで観察し、固溶体粉末層と固体電解質との界面
に生成された反応層の厚みを測定した。また、反応生成
物の同定はX線回折測定により行った。測定の結果は表
1〜表3に示した。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】表1〜表3から明らかなように、Srの置
換比率xが小さい試料ではR2 Zr2 7 が、xが大き
い試料ではSrZrO3 が反応層として析出しており、
x値が0.2〜0.50を逸脱する試料では、いずれも
反応層の厚みが10μmを超えるものであり、その他の
本発明は、いずれの反応層の厚みが10μm以下で、中
には全く無反応のものもあった。
【0043】実施例2 実施例1の表1〜表3中、試料No.6、7、8、9、1
0、26、38、40、55組成の空気極固溶体粉末を
用いて、押出成形により一端を封じた円筒管を成形し
た。これを焼成して開気孔率が31〜33%の多孔質の
円筒状焼結体を作製した。この表面に気相合成法にYC
3 、ZrCl4 のガスを用いて1100℃で厚み約5
0μmになるように8〜10モル%Y2 3 含有の安定
化ZrO2膜を成膜した。その後、表面に60重量%の
Niを含むZrO2 (8モル%Y23 含有)サーメッ
トを厚み30μm塗布後、1100℃で焼成して燃料極
を作製した。
【0044】この円筒体の内側に酸素ガスを、外側に水
素ガスを流し1050℃で3000時間発電させた。そ
して、発電時間と出力密度との関係を図3に示した。図
3から明らかなように、本発明のNo.7、8、9、2
6、40および55は出力密度が高く、安定しているの
に対して、本発明以外の試料No.6、10および38は
出力密度の低下が認められた。これにより本発明品が優
れたものであることが理解された。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の燃料電池セ
ルによれば、作動温度において空気極とZrO2 固体電
解質との反応性を抑制することができるために、燃料電
池セルとしての出力の低下のない、長期安定性に優れた
信頼性の高いセルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】円筒型燃料電池セルの構造を説明するための図
である。
【図2】平板型燃料電池セルの構造を説明するための図
である。
【図3】実施例2において、発電時間と出力密度との関
係を示す図である。
【符号の説明】
1 支持管 2、7 空気極 3、6 固体電解質 4、8 燃料極 5 インターコネクタ 9 セパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−226209(JP,A) Solid State Ionic s,Vol.72(1994),p.257〜264 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/86 H01M 8/02 H01M 8/12 C04B 35/495 C04B 35/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ZrO2を主成分とする固体電解質の片面
    に空気極が、他方の面に燃料極が形成された固体電解質
    型燃料電池セルにおいて、前記空気極が、 R1-xSrxMnO3 で表され、式中、R元素は、Nd、Pm、SmおよびE
    uの群から選ばれる少なくとも1種からなり、前記xが
    0.2≦x≦0.50の関係を満足するセラミック材料
    からなり、1200℃での前記固体電解質と前記空気極
    の間に生成されるR2Zr27および/またはSrZr
    3のジルコネート化合物の厚みが0〜10μmである
    ことを特徴とする固体電解質型燃料電池セル。
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JP5044392B2 (ja) * 2006-02-10 2012-10-10 株式会社日本触媒 固体酸化物形燃料電池用空気極材料

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