JP3398213B2 - 固体電解質型燃料電池セル - Google Patents

固体電解質型燃料電池セル

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    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/86Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/90Selection of catalytic material
    • H01M4/9016Oxides, hydroxides or oxygenated metallic salts
    • H01M4/9025Oxides specially used in fuel cell operating at high temperature, e.g. SOFC
    • H01M4/9033Complex oxides, optionally doped, of the type M1MeO3, M1 being an alkaline earth metal or a rare earth, Me being a metal, e.g. perovskites
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、固体電解質型燃料電池
セルに関し、特にZrO2 を主成分とする固体電解質を
用いた燃料電池セルにおける改良に関する。 【0002】 【従来技術】従来より、固体電解質型燃料電池セルに
は、円筒型と平板型の2種類の燃料電池が知られてい
る。平板型燃料電池セルは、発電の単位体積当り出力密
度が高いという特長を有するが、実用化に際してはガス
シ−ルの不完全性やセル内の温度分布の不均一性などの
問題がある。それに対して、円筒型燃料電池セルでは、
出力密度は低いものの、セルの機械的強度が高く、また
セル内の温度分布の均一性が保てるという特長がある。
両形状の固体電解質燃料電池セルとも、それぞれの特長
を生かして積極的に研究開発が進められている。 【0003】一般に、円筒型燃料電池の単セルは、図1
に示すように開気孔率が約40%程度のCaO安定化Z
rO2 からなる支持管11の表面に例えば、スラリ−デ
ィップ法によりLaMnO3 系材料からなる多孔性の空
気極12を形成し、その表面に気相合成法(EVD)
や、溶射法などの手法により例えば、Y2 3 含有の安
定化ZrO2 固体電解質13が形成され、さらに固体電
解質13の表面に多孔性のNi−ジルコニアなどからな
る燃料極14が形成される。燃料電池のモジュ−ルは、
上記構成からなる複数の単セルがLaCrO3 系材料な
どからなるインタ−コネクタ15を介して接続される。
また、最近では、セルの製造プロセスを単純化するた
め、空気極であるLaMnO3 系材料を直接多孔性の支
持管11として使用する試みがなされている。空気極と
しての機能を合せ持つ支持管材料としては、Laの一部
をCaや他の希土類元素で置換したLaMnO3 固溶体
材料が主として用いられている。 【0004】また、平板型燃料電池の単セルは、図2に
示すように、円筒型と同様な材料を用いて、固体電解質
16の片面に空気極17、他方の面に燃料極18が積層
され、単セル間はセパレータ19と呼ばれる緻密質のM
gOやCaOを添加した緻密質のLaCrO3 系材料に
より電気的に接続されている。 【0005】発電は、図1の場合には、支持管11の内
部に空気(酸素)を、外部に燃料(水素)を流し、図2
の場合には空気極側に空気(酸素)を燃料極側に燃料
(水素)を流し、1000〜1050℃の温度で行われ
る。 【0006】 【発明が解決しようとする問題】しかしながら、従来の
空気極を形成するアルカリ土類や希土類元素によりLa
の一部を置換したLaMnO3 系材料は、高温での発電
を長時間行うと、空気極に直接接触しているZrO2
の固体電解質と反応しLa2 Zr2 7 を生成する。こ
のLa2 Zr2 7 自体、電気伝導度が低いために電極
性能が低下し、その結果発電性能が徐々に低下するとい
う問題があった。 【0007】従って、本発明は、ZrO2 系固体電解質
との反応性を抑制したセルの出力が長期にわたり安定し
た燃料電池セルを提供することを目的とするものであ
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するために検討を重ねた結果、空気極を一部が
CaやSrなどにより置換された周期律表第3a族元素
とMnを含むペロブスカイト型複合酸化物における酸素
不定比量とがZrO2 との反応性に対して密接な関係に
あることを突き止め、本発明に至った。 【0009】即ち、本発明の固体電解質型燃料電池セル
によれば、ZrO2 を主体とする固体電解質の片面に形
成された空気極を下記化1 【0010】 【化1】 【0011】で表され、式中、A元素は、Laを除く周
期律表第3a族元素、あるいはLaと、La以外の周期
律表第3a族元素の群から選ばれる少なくとも1種から
なり、Ca、SrおよびBaの群から選ばれる少なくと
も1種のB元素によって置換されており、C元素はC
r、Ni、CoおよびFeの群から選ばれる少なくとも
1種からなり、前記x、y、zおよび大気中、1000
℃におけるδが、0≦δ−x(1−y)/2、0≦z≦
0.30、0<xを満足する複合ペロブスカイト型結晶
を主とするセラミック材料により構成することにより、
上記目的が達成されることを見いだしたものである。 【0012】本発明における空気極を構成する材料は、
前記化1で表されるように、A元素およびB元素がAサ
イト、MnおよびCがBサイトを構成する複合ペロブス
カイト型結晶を主とする材料からなるものであり、固体
電解質に対して酸素を供給するために、25〜40%の
開気孔率の多孔質体からなるものである。 【0013】本発明によれば、前記化1においてδ−x
(1−y)/2で表される値(以下、εという場合もあ
る。)が0以上であることが重要である。ここで、δは
大気中1000℃の平衡状態での値であり、即ち、燃料
電池の作動時の酸素量の増減を示す値である。この前記
式で示されるεは、後述する説明から明らかなように、
酸素不定比性を示す値であるが、このεを0以上に限定
したのは、εが0未満では、空気極のZrO2 質固体電
解質との反応性が高くなり、セルの発電性能が低下す
る。 【0014】また、Mnに対するCr、Ni、Coおよ
びFe等の置換量zが0.30を越えると焼結性が増大
し、所定の開気孔率を有する空気極が形成されにくくな
るためである。 【0015】さらに、本発明において、前記化1中のA
元素としては、Laと、La以外の周期律表第3a族元
素とを組み合わせる。この場合、A元素合量に対するL
a以外の周期律表第3a族元素の比率は30%以下であ
ることが固体電解質との熱膨張係数の整合の点から望ま
しい。また、A元素としては、Laを除く周期律表第3
a族元素からなることも作動時の熱安定性の点からよ
い。 【0016】本発明における空気極は、粉末の作製条件
あるいは焼成条件により、ペロブスカイト型主結晶相に
他にAサイト成分を含む酸化物、例えばY2 3 、Yb
2 3 、YMnO3 などが第2結晶相として少量析出す
ることもあるが、主結晶相自体の組成が、前記化1で示
される組成を満足するものであれば、特に問題はない。 【0017】本発明において、上記空気極と直接接触し
ているZrO2 系固体電解質は、ZrO2 を主体するも
のであるが、ZrO2 以外に安定化材としてY2 3
3〜20モル%、あるいはYb2 3 を3〜25モル%
固溶した立方晶ZrO2 からなる、いわゆる安定化Zr
2 からなるものである。この固体電解質は、相対密度
95%以上の緻密質からなる。 【0018】また、固体電解質の空気極とは反対側の面
に形成される燃料極としては、周知の導電性材料が用い
られるが、例えばNiやNiOを酸化物換算で50〜9
0重量%含むZrO2 材料などが用いられる。 【0019】なお、本発明における空気極材料は、図1
に示したような支持管の表面に形成される空気極の他、
支持管としての役割をもつ空気極としても用いることが
できる。さらに、円筒型燃料電池セルに限ることなく、
空気極と固体電解質との反応性は平板型においても全く
同様であることから、平板型燃料電池セルの空気極とし
て用いることができることは言うまでもない。 【0020】本発明において用いられる空気極は、それ
を構成する金属の酸化物、あるいは熱処理で酸化物を形
成することのできる炭酸塩、硝酸塩、酢酸塩などの粉末
を前記化1の組成を満足するように調合した後、これを
1300〜1600℃の酸化性雰囲気中で仮焼してペロ
ブスカイト型固溶体を作製する。そして、この固溶体を
粉砕して得た粉末によりスラリーを調製して、前記支持
管の表面に塗布して乾燥後1000〜1500℃の温度
で焼成するか、あるいは、押出成形や冷間静水圧成形な
どにより円筒体に成形した後、同様な条件で焼成する
か、またはシート状成形体を作製して、所定の箇所に巻
き付け同様な条件で焼成するなど種々の方法により得ら
れる。 【0021】 【作用】本発明によれば、空気極材料と固体電解質との
反応性の関係を解明するために、材料中の格子欠陥構造
と化学反応のメカニズムについて検討を行った。検討で
は、空気極材料として(La0.85Ca0.151-y MnO
3 ±δ系でy=0とy=0.1の場合について検討し
た。 【0022】(イ)y=0の場合 結晶内においてLaをCaで置換すると系の電気的中性
を保持するためにホールが生成する。その際の格子欠陥
構造は下記化2により表される。 【0023】 【化2】 【0024】また、さらに大気中、1000℃において
は、結晶内に酸素を取り込み下記化3 【0025】 【化3】 【0026】によりLaとMnイオンの空孔が生成す
る。 【0027】(ロ)y=0.1の場合 結晶においては大気中高温においては、下記化4 【0028】 【化4】 【0029】で表される欠陥以外に、結晶中の電気的中
性を保持するために酸素イオン空孔が同時に生成する。
この欠陥は、yが大きくなるほど支配的になる傾向にあ
る。 【0030】上述のように、Ca、Srを添加したLa
MnO3 は不定性yと雰囲気の酸素分圧2 より変化す
る。 【0031】LaMnO3 と固体電解質との高温におけ
る反応性は、下記化5 【0032】 【化5】 【0033】に示されるようにLaMnO3 は、La2
3 、MnOに分解し、酸素を結晶外に放出するとされ
ている。 【0034】(La0.85Ca0.151-y MnO3 ±δ系
でy=0とy=0.1の材料を10モル%Y2 3 含有
ZrO2 からなる固体電解質と接触させ、1000℃で
長時間反応させると、CaZrO3 の生成速度およびM
nイオンの電解質への拡散速度はy=0.1の方がy=
0より速い。 【0035】この結果と、上述の格子欠陥構造との対応
させると、電解質中へのMnイオン拡散速度がy=0.
1の方が速いのは、y=0の結晶内における酸素イオン
空孔濃度が高いため酸素の結晶外への放出速度が速いた
めと推察される。即ち、LaMnO3 と電解質との高温
における反応は酸素拡散律速といえる。 【0036】このことから、電解質との反応性を観点か
らは、結晶内において酸素イオン空孔の生成をできる限
り抑制することが必要である。 【0037】この結果を基に、本発明では結晶内の格子
欠陥構造と反応性を関係付ける一般式を導入した。即
ち、化1で示される組成系において、x、y、δは雰囲
気の酸素分圧をPO2とすると、酸素イオン欠陥量δは下
記数1 【0038】 【数1】 【0039】で表される。 【0040】また、上述の数1は(イ)のLaとMnイ
オンの空孔の生成およびホールの生成が支配的な場合
は、下記数2 【0041】 【数2】 【0042】のように表される。 【0043】それに対して(ロ)の酸素イオン空孔の生
成が支配的な場合には、下記数3 【0044】 【数3】 【0045】が成立する。 【0046】LaMnO3 と固体電解質との高温におけ
る反応は、酸素拡散律速で起こることから、空気極と固
体電解質との反応を抑制するためには、下記数4 【0047】 【数4】 【0048】を満足することが必要となるのである。 【0049】本発明においては、この関係は、Laを他
の周期律表第3a族元素とともに、Ca、Sr、Baか
ら選ばれる少なくとも1種により置換したLaMnO3
材料、YMnO3 、YbMnO3 等において、YやYb
の一部をCa、Sr、Baにより置換した複合酸化物に
おいて適応されることを見いだした。また、本発明にお
いては、Mnの一部をCr、Ni、CoおよびFeなど
で置換した系では、数1中の係数kに変化を与えるが、
結晶内の格子欠陥構造には本質的に変化を与えないため
同様な傾向にある。 【0050】 【実施例】次に、本発明を実施例に基づき説明する。 実施例1 市販の純度99.9%のLa2 3 、CaCO3 、Sr
CO3 、BaCO3 、Y2 3 、Gd2 3 、Yb2
3 、Dy2 3 、MnO2 CrO3 、NiO、CoO、
Fe2 3 の粉末を出発原料として、これを表1および
表2の組成になるように調合し、ジルコニアボ−ルを用
いて20時間混合した後、1500〜1600℃で5時
間固相反応させた。この粉末にメタノール溶液を加え、
ジルコニアボールを用いてさらに24時間粉砕し、乾燥
して平均粒径が約2μmの固溶体粉末を得た。この粉末
を円板状に成形し、1450℃で10時間焼成して大き
さが約10mmφ、厚み5mmの空気極焼結体を作製し
た。 【0051】また、市販の純度99.9%の以上の10
モル%Y2 3 含有ZrO2 固溶体粉末を円板状に成形
し、1500℃で5時間焼成して理論密度比98.5%
の大きさが約20mmφ、厚み0.5mmの円板状焼結
体を作製した。 【0052】上記のようにして作製した円板状焼結体に
前記の空気極の固溶体粉末を厚み50μmとなるように
塗布し、1200℃で大気中3000時間加熱した。加
熱後の固溶体粉末層と固体電解質との断面をEPMAお
よびSEMで観察し、固溶体粉末層と固体電解質との界
面に生成された反応層の厚みとMn元素の固体電解質中
での侵入深さを測定した。また、反応生成物はX線回折
測定により行った。 【0053】一方、上述の空気極焼結体を1200℃で
大気中で50時間加熱し平衡状態にした後、水中に投下
し急冷した。そして、急冷した焼結体に対して焼結体中
の酸素量(3+δ)を、ヨウ素滴定法により下記数5に
より決定した。 【0054】 【数5】【0055】各特性の測定結果は表1および表2に示し
た。 【0056】 【表1】 【0057】 【表2】【0058】表1および表2から明らかなように、εが
0より小さい試料No.3、9、19、27ではCaZr
3 等の反応層が厚く、Mnの侵入深さも大きいもので
あった。yが1.05より大きいとLa2 3 の生成が
認められた。Mnに対するCr等の置換比率zが0.3
0を越えると1600℃の温度においても固溶体粉末が
作製できなかった。これに対して、その他の本発明品
は、いずれも反応層の厚みは25μm以下、Mnの侵入
深さも55μm以下と、固体電解質との反応性の小さい
ものであった。 【0059】実施例2 実施例1中のNo.1、3、10、18、19組成の空気
極固溶体粉末を用いて、押し出し成形により一端を封じ
た円筒管に成形した。これを焼成して開気孔率が31〜
33%の大きさ16mmφ、内径11mm、長さ200
mmの中空の円筒状焼結体を作製した。この表面に気相
合成法によりYCl3 、ZrCl4 を用いて1100℃
で厚み約50μmになるように8〜10モル%Y2 3
含有の安定化ZrO2 膜を作製した。その後、表面に6
0重量%のNiを含むZrO2 (8モル%Y2 3
有)サーメットを厚み30μm塗布後、1100℃で焼
成して燃料極を作製した。 【0060】この円筒体の内側に酸素を、外側に水素ガ
スを流し1050℃で3000時間発電させた。その結
果を図3に示した。 【0061】その結果、本発明のNo.1、10、18は
出力密度が高く、安定しているのに対して、本発明以外
のNo.3、19は出力密度が低く、また出力密度の低下
が認められる。これにより、本発明品が優れたものであ
ることが理解できた。 【0062】 【発明の効果】以上の説明したように、本発明によれ
ば、空気極の高温においてZrO2 を主体とする固体電
解質との反応性を抑制することができるために、燃料電
池セルとして出力の低下のない、長期安定性に優れたセ
ルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】円筒型燃料電池セルの構造を説明するための図
である。 【図2】平板型燃料電池セルの構造を説明するための図
である。 【図3】実施例における発電時間と出力密度との関係を
示す図である。 【符号の説明】 11 支持管 12 空気極 13 固体電解質 14 燃料極 15 インターコネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/86 H01M 8/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ZrO2を主成分とする固体電解質の片
    面に空気極が、他方の面に燃料極が形成された固体電解
    質型燃料電池セルにおいて、前記空気極が、下記化1 【化1】(A1-xx1-y(Mn1-zz 3+δ で表され、式中、A元素は、Laを除く周期律表第3a
    族元素、あるいはLaと、La以外の周期律表第3a族
    元素の群から選ばれる少なくとも1種からなり、Ca、
    SrおよびBaの群から選ばれる少なくとも1種のB元
    素によって置換されており、C元素は、Cr、Ni、C
    oおよびFeの群から選ばれる少なくとも1種からな
    り、前記x、y、zおよび大気中、1000℃における
    δが、0≦δ−x(1−y)/2、0≦z≦0.30、
    −0.05≦y≦0.04の関係を満足する複合ペロブ
    スカイト型結晶を主とするセラミック材料からなること
    を特徴とする固体電解質型燃料電池セル。
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