JP3346419B2 - プリンタの用紙送り装置 - Google Patents
プリンタの用紙送り装置Info
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Description
て印字するプリンタにおいて、用紙送り経路の異なる複
数の用紙搬送装置に関する。
用紙といった各種用紙を供給するために用紙搬送機構を
備えたものがある。そのような用紙搬送機構の従来例と
しては、例えば図17に示すようなものがある。
リンタ本体の背面からプラテン10に対し巻回して所定
の印字を行なうように、紙送り手段が背面部に設けてあ
る。特に連続用紙7に対しては、紙送り手段としてトラ
クタ9が1組だけ設けられており、連続用紙は1種類の
み装着できる構成である。
は、2種類のプッシュ式ピントラクタを配設し、異なる
連続用紙を装着でき、またそれぞれ交互に連続紙を使用
できるプリンタの構成が提案されている。
号のものは、サイズ,フォーマット等の異なる2種類の
連続紙を印字することは可能であるが、連続紙をセット
した状態で単票紙に印字することに対しては対応できず
不便であった。単票紙を印字しようとするときはトラク
タを外さなければならなかった。また二つの紙送り経路
を有するとはいえ、実質上は一方の紙送り経路しか使え
ないものであり、従って用紙挿入作業能率は悪いという
欠点があった。
ので、その目的とするところは、二種類以上の紙経路を
有したプリンタに於てそれぞれの紙経路から連続紙、単
票紙をそれぞれ独立して供給することが可能な、使いや
すいプリンタの用紙搬送装置を提供するものである。
成するための連続用紙と単票紙を選択的に印字部に給送
するプリンタにおいて、印字部に連続紙と単票紙を給送
する少なくとも2つの共通な用紙搬送経路を設けるとと
もに、この用紙搬送経路のそれぞれに設けた連続紙を給
送するトラクタと単票紙を給送するローラのそれぞれに
駆動力を選択的に接断する切換え手段を設けて、各用紙
搬送経路から印字部に給送すべき用紙の種類に応じてこ
の切換え手段を手動によりもしくは自動により切換え操
作するようにしたものである。
図1は本発明によるプリンタの外観斜視図、図2はその
用紙搬送装置の要部断面図、図3〜6は同装置における
切り替えレバーの各状態に対応する要部側面図、図7〜
10は図3〜6の各レバー位置に対応する状態を示す要
部平断面図、図11〜13は各々フリクション方式で単
票用紙搬送、プッシュ方式での連続用紙搬送、及びプル
方式での連続用紙搬送する時のプラテンに対するピンチ
ローラの接合状態を示す要部側断面図、図14は図1
1、図12、図13の状態におけるプラテン及び、フィ
ードローラに押さえ付ける荷重を示す図であり、図9は
同装置の切り替えレバー及び主要ギアを示す要部分解斜
視図、図16は本発明装置の他の実施例のシステムブロ
ック図を示す。
字ヘッド1を搭載しているキャリッジである。3は後述
する切り替え手段を操作するための切り替え用レバーで
ある。5はフロント用紙挿入口、6,7は各々連続用紙
である。8は第1の用紙搬送手段をなす前部トラクタ機
構であり、フロント用紙挿入口5から供給される連続用
紙6を搬送する。9は第2の用紙搬送手段をなす後部ト
ラクタ機構であり、後方から供給される連続用紙7を搬
送する。10はプラテン、11は排紙ローラである。1
2,13は第2の用紙搬送手段をなす後部ピンチロー
ラ、14,15は第1の用紙搬送手段をなす前部ピンチ
ローラである。52は後部ピンチローラホルダであり、
前記後部ピンチローラ12,13を回転可能に保持する
(図11参照)。53は前部ピンチローラホルダであ
り、前記前部ピンチローラ14,15を回転可能に保持
する(図11参照)。18は前部ホルダ付勢用のバネ
で、前部ピンチローラ15を前部ピンチローラ14に対
して付勢する。54はピンチローラホルダー付勢用のバ
ネで、後部ピンチローラホルダ52を介して後部ピンチ
ローラ12,13をプラテン10に向け付勢する。55
は後部ピンチローラ付勢用のバネで後部ピンチローラ1
2をプラテン10に付勢する。19は第2の用紙搬送経
路を形成する用紙ガイド、20はベースフレーム、21
は第1の用紙搬送経路を形成する用紙ガイド板である。
22は単票用紙である。23は前部であり検出器であ
り、連続用紙6または単票用紙25が供給されたとき、
これを検知する。24は後部紙検出器であり、連続用紙
7または単票用紙22が供給されたとき、これを検知す
る。図3〜10および図15において29は駆動源をな
す紙送り用モータである。また、切り替え手段は次の各
部材により構成されている。すなわち、30はモータプ
ーリ、31は伝達ギア、32はプラテンギア、4は切り
替え用スライダ、33はトラクタシャフト、35,36
はトラクタギア、37,38はディスエンゲージギア、
39,40は接続ギア、42はサイドフレーム、41は
プルトラクタ伝達ギア、43はプラテンシャフト、44
前部ピンチローラ駆動ギアである。なお、60は第3の
用紙搬送手段をなす上部トラクタ機構である。 次に以
上のようなプリンタの用紙搬送装置の動作について説明
する。プリンタ本体に対して、図1,2に示すように前
方から連続用紙6を挿入し、後方から別の連続用紙7を
挿入する場合、前記連続用紙の一方に印字、他方を待機
状態とする。
aの位置にある状態では、前後の連続紙のいずれも搬送
されない。即ち、図3及び図7に示す通り、モータ29
が紙送り信号の伝達により回転し、伝達ギア31によっ
てプラテンギア32が回転するが、この状態ではディス
エンゲイジギア37,38は切り替えレバー3の段部3
ーg及び切り替えスライダ4の段部4ーaに乗っている
ためトラクタギア35,36と噛合されずトラクタ8,
9を駆動させず、従って連続用紙は搬送されることはな
い。
ー3をフロントプッシュモード3ーbの位置に倒すと、
切り替えレバー3と連動した切り替えスライダ4が平行
移動してディスエンゲイジギア38は図8のように切り
替えスライダの凹部4−bに入って接続ギア40と噛合
し、トラクタギア36を回転させ連続用紙6を搬送せし
める。この時切り替えレバー3を回転させると切り替え
レバー3のギア部分3−fと噛合うレリーズ伝達ギア5
0が回転し、さらにレリーズ伝達ギア50と直結したレ
リーズシャフト51が回転する。レリーズシャフト51
にはカム面51−aが形成されており、そのカム作用で
図12に示すようにピンチローラホルダ52がプラテン
10から退避することにより、後部ピンチローラ12,
13に作用する荷重は図14のフロントプッシュモード
8ー2の状態となる。この状態で紙送り信号が入力され
るとトラクタ8によって連続用紙6が搬送され、前部紙
検出器23から所定の量だけ紙送りされて印字開始位置
にセットされる。また、この状態において印字部より下
流側にあるトラクタ機構60を駆動すれば、プッシュア
ンドプル送り方式が可能となる。
レバー3をリアプッシュモード3ーcの位置に倒すと、
切り替えレバー3に形成されたカム面3−eによってデ
ィスエンゲイジギア37は図9のようにトラクタギア3
5と噛合し、トラクタ9を回転させて連続用紙7を搬送
せしめる、この時切り替えレバー3を回転させてもレリ
ーズ伝達ギア4との間に間欠歯車を形成しているため切
り替えレバー3の回転を伝達することがない。従ってレ
リーズシャフト51には回転力が伝わらず、ピンチロー
ラホルダ52及びピンチローラレバー53の状態はフロ
ントプッシュモード8ー2と同じ状態を保つ。また各ピ
ンチローラに作用する荷重は図14のフロントプッシュ
モード8ー2の状態と同様である。この状態で紙送り信
号が入力されるとトラクタ9によって、7が搬送され、
後部紙検出器24から所定の量だけ紙送りされ印字開始
位置にセットされる。また、この状態において、印字部
より下流側にあるトラクタ機構60を駆動すればプッシ
ュアンドプル送り方式が可能となる。
レバー3をプルモード3ーdの位置に倒すと、切り替え
レバー3に形成されたカム面3−eによってディスエン
ゲージギア37は図410のようにプルトラクタ伝達ギ
ア41と噛合しト、ラクタ10を回転させ連続用紙6ま
たは7を搬送せしめる。この時切り替えレバー3を回転
させるとレリーズ伝達ギア50との間でギア部分に3−
fにより噛合しているため、レリーズ伝達ギア50へ回
転が伝達し、レリーズ伝達ギア50と直結したレリーズ
シャフト51に回転力が伝わってピンチローラホルダ5
2およびピンチローラレバー53が図13の状態とな
る。また各ピンチローラはそれぞれプラテン10、紙送
りローラ14から解除されるため荷重は図14のプルモ
ード8ー4の状態のように作用しなくなる。この状態で
用紙をプリンタの前方入口15、下方入口あるいは後方
入口15−aから連続用紙を挿入してプルトラクタ60
にセットしてから印字を開始させる。
示す状態において、図の、後方または前方から単票用紙
22または25を挿入する。
を挿入する時、単票用紙25を前方から挿入し、切り替
えレバー3を図3の位置にし、前部ピンチローラ14,
15に当接する迄挿入すると、前部紙検出器23がオン
状態となり約2秒ほどして自動に紙送りモータ29が所
定量だけ回転してピンチローラ14,15の回転に応じ
て搬送され、印字開始位置にセットされる。
紙22を挿入する時、単票用紙22を後方から挿入し、
切り替えレバー3を図3aの位置にし、プラテン10お
よび後部ピンチローラ12に当接する迄挿入すると、後
部部紙検出器24がオン状態となり約2秒ほどして自動
的に紙送りモータ29が所定量だけ回転してプラテン1
0の回転に応じて搬送され、印字開始位置にセットされ
る。
部トラクタ9または前部トラクタ8に切り替える際に切
り替えレバー3によって手動にてディスエンゲージギア
37,38をそれぞれ切り替えた例について説明した
が、図16のように前記レバー3の切り替えの代わり
に、プリンタ上のパネルスイッチ(切り替え用スイッ
チ)70や、ホストコンピュータ65からの情報による
プリンタ内部の中央情報処理装置(CPU)67の命令
により切り替え信号を加え、切り替えモータ駆動回路7
1により切替モータ72を回転させ前記ディスエンゲー
ジギア37,38を作動カムにより切り替える構成でも
よい。
部に連続紙と単票紙を給送する少なくとも2つの共通な
用紙搬送経路を設けるとともに、これらの用紙搬送経路
に設けた連続紙給送用のトラクタと単票紙給送用のロー
ラに駆動力を選択的に接断する切換え手段を設け、給送
すべき用紙に応じてこの切換え手段を切換え操作するよ
うにしたので、単に切換え手段を切換え操作にすること
によって、サイズやフォーマット等を異にする少なくと
も2種類の連続紙と単票紙に印字することを可能とし
て、この種のプリンタの用紙搬送装置をきわめて使い易
く構成することができる。
示す要部断面図。
状態を示す要部側面図。
状態を示す要部側面図。
状態を示す要部側面図。
状態を示す要部側面図。
平面図。
平面図。
平面図。
部平面図。
ンに対するピンチローラの接合状態を示す要部側断面
図。
に対するピンチローラの接合状態を示す要部側断面図。
するピンチローラの接合状態を示す要部側断面図。
テン及びフィードローラに押さえ付ける荷重を示す図。
要部分解斜視図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 連続用紙と単票紙を選択的に印字部に給
送するプリンタにおいて、 前記印字部に連続紙と単票紙を給送する少なくとも2つ
の共通な用紙搬送経路を設けるとともに、該各用紙搬送
経路に設けた連続紙を給送するトラクタと単票紙を給送
するローラのそれぞれに駆動力を選択的に接断する切換
え手段を設けて、前記各用紙搬送経路から前記印字部に
給送すべき用紙の種類に応じて前記切換え手段を切換え
操作するようにしたことを特徴とするプリンタの用紙送
り装置。 - 【請求項2】 前記切換え手段を手動により切換え操作
可能となしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ
の用紙送り装置。 - 【請求項3】 前記切換え手段を、コンピュータからの
情報に応じて自動的に切換え操作するようにしたことを
特徴とする請求項1記載のプリンタの用紙送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13465091A JP3346419B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | プリンタの用紙送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13465091A JP3346419B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | プリンタの用紙送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04358864A JPH04358864A (ja) | 1992-12-11 |
JP3346419B2 true JP3346419B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=15133334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13465091A Expired - Fee Related JP3346419B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | プリンタの用紙送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3346419B2 (ja) |
-
1991
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