JPH0651421B2 - 製版印刷方法および装置 - Google Patents

製版印刷方法および装置

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JPH0651421B2
JPH0651421B2 JP10326885A JP10326885A JPH0651421B2 JP H0651421 B2 JPH0651421 B2 JP H0651421B2 JP 10326885 A JP10326885 A JP 10326885A JP 10326885 A JP10326885 A JP 10326885A JP H0651421 B2 JPH0651421 B2 JP H0651421B2
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謙伍 三宅
實 中村
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セイキ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は製版手段と印刷手段が具備された製版印刷装置
に関し、特に製版動作と印刷動作を同時に実行し得るも
のである。
(ロ) 従来の技術 従来の製版印刷装置は、例えば特開昭47−13106号、特
開昭59−7082号公報に記載されているように、製版手段
と印刷手段が備えられてはいるが、いずれの装置も製版
手段と印刷手段が時系列的に各別に動作する構成となっ
ている。
即ち、孔版原紙に原稿像を形成する際には、製版手段の
みが動作し、用紙に印刷を行なう際には印刷手段のみが
動作するように構成されている。
また、印刷手段と製版手段との間に原紙の貯留部が備え
られている印刷装置としては、実開昭59−169960号公報
に記載されているものが提案されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 前述のように、従来の技術では、1台の装置に製版手段
と印刷手段が備えられているにも拘らず、いずれか一方
の手段のみしか動作しないものである。従って、製版時
間と印刷時間はオーバラップせず、それ等の合計時間が
総印刷時間となる。原稿が1枚につき数百枚以上の印刷
を行なう場合は、総印刷時間のうち製版時間の占める割
合が小さく、あまり問題とはならないが、原稿が1枚に
つき20〜30枚程度の印刷をする場合には、製版時間の占
める割合は相対的に大きくなる。
1枚の原稿を製版するのに要する時間が25秒で、1枚の
用紙に印刷するのに要する時間を0.5秒とすると、500枚
の用紙に1枚の原稿を印刷する場合、総印刷時間は25+
500×0.5=275(秒)となる。従って、このうちの製版
時間の占める割合は、25/275=0.09となり、僅か9%
に過ぎない。ところが、50枚の用紙に1枚の原稿を印刷
する場合は、総印刷時間が25+50×0.5=50(秒)とな
り、このうちの製版時間が占める割合は25/50/0.5と
なって、製版時間と印刷時間が等しくなる。
ところで近時の印刷コストの低下および印刷品質の向上
から、電子複写機に代って輪転膳写機が賞用されつつあ
り、それに伴い多種少量の印刷がなされる機会が増加し
てきている。
従って、場合によっては20枚の用紙に1枚の原稿像を印
刷することもあり、斯る場合には製版時間の占める割合
は約70%と異常に大きなものとなる。
従って、1枚の原稿に対する印刷枚数が減少すると、従
来の製版印刷装置では印刷効率の低下は否めない。
なお、実開昭59−169960号公報に記載されているもの
は、製版手段と印刷手段が同時に動作するものではない
が、やはり前述のような問題点は残る。
本発明は斯る従来技術の帯有する問題点に鑑みてなされ
たもので、製版動作と印刷動作を同時に実行することに
よって、印刷効率の向上を図らんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 第1の発明は、孔版原紙に原稿像を形成する製版工程
と、原稿像が形成された孔版原紙を一時貯留する貯留工
程と、この工程の下流側にあって前記孔版原紙を版胴に
装着して印刷する印刷工程からなる製版印刷方法におい
て、孔版原紙の移動方向に沿って下流側にある製版後の
孔版原紙を使用して印刷している間に、上流側にある未
製版の孔版原紙に製版して貯留工程に移送し、製版工程
と印刷工程を同時に動作させ得ることを特徴とするもの
である。
第2の発明は、孔版原紙に原稿像を形成する製版手段
と、原稿像が形成された孔版原紙を一時貯留する手段
と、この貯留手段の下流側にあって前記孔版原紙を版胴
に装着して印刷する印刷手段と、前記版胴の回転タイミ
ングを制御する手段と、前記製版手段に連動し製版後の
孔版原紙を前記貯留手段に向けて搬送する搬送ローラ
と、前記版胴の回転時に搬送ローラを駆動させ前記製版
手段と印刷手段を同時に動作させ得る制御手段とが具備
されている製版印刷装置である。
(ホ) 作 用 本発明では、版胴の回転タイミングを制御する手段と、
製版手段に連動し製版後の孔版原紙を貯留手段に向けて
搬送する搬送ローラと、前記版胴の回転時に前記搬送ロ
ーラを回転させ得る制御手段とが具備されているので、
搬送ローラと版胴を同時に回転させ、製版手段と印刷手
段を同時に動作させることができる。従って、先行する
原紙が版胴に装着されて印刷がなされている間に、後続
する原紙に原稿像が形成され(製版され)、その製版後
の原紙は貯留手段に貯留されて印刷待機状態となる。
(ヘ) 実施例 第1図は一実施例の概要を示す構成図である。この図に
おいて、装置本体(1)の右端上部に、複数枚の原稿(2)…
が積載される原稿載置台(3)が装着されている。この原
稿載置台(3)の基部には、積載されている複数の原稿(2)
…を最下部のものから1枚づつ分離供給する分離ローラ
(4)および給紙ローラ(5)が対設されている。この分離ロ
ーラ(4)と給紙ローラ(5)は、いずれも反時計方向に間欠
的に回転するように構成されている。
この給紙ローラ(5)の下流側には原稿(2)を検知するフォ
トセンサ(6)(6)が設けられている。
前記フォトセンサ(6)(6)の下流側には、原稿(2)とロー
ル状の孔版原紙(以下、単に原紙という。)(7)を、重
畳して搬送するための第1の搬送ローラ(8)(9)が設けら
れている。この第1の搬送ローラ(8)(9)の駆動軸には一
方向クラッチが設けられており、これらのローラ(8)(9)
にて原紙(7)および原稿(2)を搬送するときにのみ搬送力
が付与され、後述するグリッパ(24)(32)によって原
紙(7)が搬送されるときには従動するように構成されて
いる。
前記第1の搬送ローラ(8)(9)の下流側には、回転軸の周
側に若干ねじれた刃が植設されてなる円柱状のカッタ
(10)が備えられ、このカッタ(10)によって前記ロー
ル状の原紙(7)が所望の長さ寸法に切断される。
なお、図示はされていないが、前記円柱状のカッタ(1
0)下部には、当該カッタ(10)の軸線方向と平行に延
在する固定刃が設けられ、カッタ(10)が回転すること
により当該カッタ(10)の若干ねじれた刃と前記固定刃
に挟まれて、原紙(7)はその移送方向と直交方向に切断
されるものである。
前記カッタ(10)の下流側には、前記第1の搬送ローラ
(8)(9)と同様な第2の搬送ローラ(11)(12)が設けら
れている。
前記第2の搬送ローラ(11)(12)の下流側には、原紙
(7)に原稿像を形成する製版機(13)が設けられてい
る。この製版機(13)は、原稿(2)上面を保持する被押
圧板(14)、原紙(7)と原稿(2)とを被押圧板(14)に押
圧する透明ガラス板(15)、透明ガラス板(15)の裏面
に装着されているフラッシュランプ(16)、および透明
ガラス板(15)とフラッシュランプ(16)を共に上昇さ
せる加圧装置(17)とからなる。前記加圧装置(17)は
エアシリンダにて構成されているが、モータおよびカム
にて構成されていてもよい。
前記製版機(13)の下流側には、第3の搬送ローラ(1
8)が設けられており、この第3の搬送ローラ(18)
に、揺動レバー(19)の自由端部に回転自在に装着され
ている剥離ローラ(20)が圧接されている。この第3の
搬送ローラ(18)と剥離ローラ(20)との接点における
接線と、前記ガラス板(15)の平面とのなす角度は、原
紙(7a)と原稿(2)を剥離しやすくするため約60゜程度
に設定されている。なお、以下製版後の原紙を(7a)、
印刷後の原紙を(7b)で表示する。
前記第3の搬送ローラ(18)の下方には、原稿像が形成
されている製版後の原紙(7a)を、一時貯留するための
貯留室(21)が形成されている。
また、前記第3の搬送ローラ(18)の下流側には、この
搬送ローラ(18)と剥離ローラ(20)とによって原紙
(7a)から剥離された原稿(2)を排出する原稿ガイド板
(22)が設けられている。
印刷機(23)は、単胴式の版胴(25)と、この版胴(2
5)に印刷用紙(26)を押圧する周知のプレスローラ(2
7)等とから構成されている。前記版胴(25)の非印刷
領域には、原紙(7a)の下流側端縁部を保持するクラン
パ(28)が設けられ、このクランパ(28)は装置本体
(1)に設けられているカム(29)にて閉成され、後述す
る排版機(30)にて開放されるように構成されている。
版胴(25)自体の構造は、従来周知のものと同一である
ので、その説明は省略する。
前記カッタ(10)が設けられている位置から版胴(25)
が設けられている位置にかけて、1対の無端状のタイミ
ングベルト(31)(31)が往復可動に掛け渡され、この
タイミングベルト(31)(31)には、原紙(7)の下流側
端縁部に挟持するための、下部支持片(24)と上部舌片
(32)とからなるグリッパが装着されている(第2図、
第3図参照)。
前記版胴(25)の左方には、前記クランパ(28)を開放
すると共に、印刷完了後の原紙(7b)を版胴(25)から
離脱させるための排版機(30)が設けられている。この
排版機(30)は、前記クランパ(28)を開放する手段
(図示せず)と、原紙(7b)を版胴(25)から剥離する
剥離爪(33)と、剥離された原紙(7b)を原紙収納箱
(34)へ収納する1対のギア(35)(36)とよりなり、
原紙収納箱(34)は装置本体(1)に対して水平方向に装
脱自在に装着されている。
装置本体(1)の左側下部には、印刷前の用紙(26)が積
載される従来周知の給紙トレイ(37)および給紙ローラ
(38)が設けられており、最上部の用紙(26)から順次
版胴(25)とプレスローラ(27)の間に給紙される。ま
た、装置本体(1)の右側下部には、印刷後の用紙(26)
を搬送するコンベア(39)と、排出された用紙(26)を
積載収納する排紙トレイ(40)が設けられている。
なお、本実施例装置はマイクロコンピュータにてシーケ
ンス制御がなされ、製版機(13)と印刷機(23)が同時
に動作し得るように構成されている。
また、ロール状の原紙(7)には、第4図に示すように、
原稿像を形成する際、1回の閃光にて形成できる原稿像
(第1番目の領域)の長さに対応する間隔でフラッシュ
タイミングマーク(41)…が付されており、装置本体
(1)にはこのマーク(41)…を検知するフォトセンサ(4
2)が設けれている。このフラッシュタイミングマーク
(41)…は、予め原紙(7)にカーボンが含まれていない
インクで印刷されているものであるが、透孔にて表示さ
れていてもよい。
次に本実施例装置の動作につき、主として第1図、第4
図および第5図(タイムチャート)に沿って説明する。
前記原紙(7)は、予め第1、第2の搬送ローラ(8)(9)(1
1)(12)にて製版機(13)側に若干送り込まれてお
り、その下流側端縁部は、第2の搬送ローラ(11)(1
2)の下流側(A位置)にてグリッパ(32)(24)にて
挟持され停止している。このような状態で、操作者が原
稿載置台(3)上に複数の原稿(2)…を載置した後、スター
トスイッチ(図示せず)を操作すると、前記グリッパ
(32)(24)は原紙(7)を挟持したまま下流方向に前進
し、版胴(25)の上流側(B位置)にて停止する。
この時、前記第1、第2の搬送ローラ(8)(9)(11)(1
2)は原紙(7)の移動に伴って従動する。
なお、前記グリッパ(32)(24)が前進する際、剥離ロ
ーラ(20)は、このグリッパ(32)(24)の通過を許容
する位置(第1図2点鎖線位置)まで、第3の搬送ロー
ラ(18)から離間し退避している。
前記原紙(7)が給送を開始されると同時に、原稿(2)…の
分離ローラ(4)と給紙ローラ(5)がいずれも反時計方向に
若干回転し、最下部の原稿(2)のみが分離される。分離
された原稿(2)がフォトセンサ(6)(6)にて検知される
と、分離ローラ(4)が固定され、給紙ローラ(5)が従動状
態になるが、この時前記原稿(2)の下流側端縁は既に前
記第1の搬送ローラ(8)(9)間に送り込まれている。従っ
て原稿(2)が原紙(7上に重畳された状態で共に搬送され
る。なお、グリッパ(24)(32)がB位置まで到来した
とき、原稿(2)の下流側端縁が製版機(13)の透明ガラ
ス板(15)の下流側に位置するように構成されている。
また、このとき原紙(7)のフラッシュタイミングマーク
(41)がセンサ(42)にて検知されているが、この時点
では未だ閃光は発せられず、原紙(7)と原稿(2)は停止し
ているだけである。
原紙(7)および原稿(2)が停止している間に、製版機(1
3)の加圧装置(17)が動作して透明ガラス板(15)が
上昇し、前記原紙(7)および原稿(2)は被押圧板(14)と
透明ガラス板(15)にて挟圧される。その状態でフラッ
シュランプ(16)が閃光を発すると、この閃光によって
原紙(7)の第1番目の領域(第4図参照)に、原稿像が
形成される。この像形成作用については周知であるので
説明は略す。
第1番目の領域の原稿像の形成が終了すると、前記加圧
装置(17)が逆動して透明ガラス板(15)が降下し、製
版後の原紙(7a)および原稿(2)は非挟圧状態となる。
次いで、揺動レバー(19)が回転し、剥離ローラ(20)
が第3の搬送ローラ(18)に圧接され、この第3の搬送
ローラ(18)が反時計方向に回転を開始する。同時にそ
れに伴って前記第1、第2の搬送ローラ(8)(9)(11)
(12)も従動回転を開始する。
そうすると、原稿(2)と原紙(7a)は下流側に搬送さ
れ、剥離ローラ(20)により下流側端縁部から順次剥離
される。そして原稿(2)はガイド板(22)に沿って上方
に排出され、原紙(7a)は弛んで下方の貯留室(21)に
順次送り込まれる。
原紙(7a)が下流側に搬送されることによって、2番目
のフラッシュタイミングマーク(41)がセンサ(42)
(42)にて検知されると、即ち、原稿(2)の第2番目の
領域が透明ガラス板(15)上に到来すると、第3の搬送
ローラ(18)が停止し、それに伴ない従動している第
1、第2の搬送ローラ(8)(9)(11)(12)も停止する。
その後、前記と同様の工程が繰返し実行され、原紙(7)
の第2番目の領域に原稿像が形成され、その原紙(7a)
は順次貯留室(21)に貯留される。
この際、原紙(7)の第1番目の領域と第2番目の領域と
の間に非像形成部分が発生することを防止するため、両
領域が若干オーバラップするように搬送寸法が制御され
る。このようにして、1枚の原稿(2)につき、原紙(7)等
を6回間欠搬送しフラッシュランプ(16)を6回閃光さ
せると、原紙(7)の全領域(1枚の原稿長)にわたって
原稿像が形成され、製版工程が完了するとことになる。
本実施例では、6回の閃光によって原稿像の全領域が原
紙(7)に形成される訳であるが、フラッシュランプ(1
6)等を大型化、高出力化することによって、この回数
を減少させることは可能である。
なお、1回の閃光によって原稿像が形成される長さは、
前記第3の搬送ローラ(18)の搬送寸法によって規定さ
れ得るが、スリップ等を考慮すると、原紙(7)に予め形
成されているフラッシュタイミングマーク(41)をフォ
トセンサ(42)(42)にて検知することによって、搬送
寸法を規定する方が、より正確に搬送することができ
る。
製版動作が完了すると、前記グリッパ(24)(32)は版
胴(25)のクランパ(28)の直前の位置(C位置)まで
に更に前進して、原紙(7a)を開放する。
原紙(7a)の下流側端縁部がグリッパ(24)(32)から
開放されると同時に、版胴(25)のクランパ(28)が閉
成され、前記端縁部は版胴(25)のクランパ(28)に挟
持される。なお、この際グリッパ(24)(32)には原紙
(7a)を完全に開放させず、原紙(7a)に対する挟持力
を弱めるようにしてもよい。
その後、前記グリッパ(24)(32)は原紙(7a)を開放
した状態でB位置まで後退し、同時に原紙(7)は前記カ
ッタ(10)にて切断される。
より具体的には、第5図に示すように、原紙(7a)を開
放した後のグリッパ(24)(32)がC位置からB位置に
戻る間に、前記カッタ(10)が回転して前記原紙(7a)
が切断され、原紙(7a)が切断されると同時に版胴(2
5)が回転を開始することになる。
次いで、版胴(25)が反時計方向に回転すると、貯留室
(21)に貯留されている製版後の原紙(7)が引き出さ
れ、版胴(25)に巻着される。続いて試し刷りが2枚行
なわれ、印刷準備が完了する訳であるが、ここまでに要
する時間は25秒である。
その後、所定枚数の印刷が行なわれる。
このようにして、第1枚目の原稿(2)が印刷されている
間に、前記レバー(19)が時計方向に回転して、剥離ロ
ーラ(20)は第3の搬送ローラ(18)から再度離間し、
次いでタイミングルト(31)(31)が復動してグリッパ
(24)(32)は元の位置(A位置)まで帰還する。そし
てグリッパ(24)(32)が一旦開成した後、第1、第2
の搬送ローラ(8)(9)(11)(12)が駆動され、第2枚目
の原紙(7)の下流側端縁部がグリッパ(24)(32)間に
挿入され挟持される。この時点で1サイフルを終了する
訳であるが、ここまでに要する時間は、スタートスイッ
チの操作後30秒である。
そして、前述と同様の工程を経て、第2枚目の原稿(2)
の原稿像が原紙(7)に形成される。即ち、第1枚目の原
稿(2)が印刷されている間に、第2枚目の原稿(2)の原稿
像が原紙(7)に形成され、貯留室(21)に貯留される。
第1枚目の原稿(2)について所定枚数の印刷が終了する
と、前記排版機(30)が動作して、印刷後の原紙(7b)
は原紙収納箱(34)に収納される。
なお、排版機(30)は所定枚数の印刷の終了後直ちに動
作されてもよい。又、シーケンスを適当に選定すること
によって、貯留室(21)に次の製版された原紙(7a)が貯
留されている場合は原紙(7b)の収納箱(34)への収納
工程と次の原紙(7a)の版胴(25)への巻着工程とを連続
して行わせることも可能である。
而して、第2枚目の原稿(2)が印刷されている間に第3
枚目の原稿(2)の原稿像が原紙(7)に形成され、以後、原
稿載置台(3)上の全ての原稿が印刷されるまで、前記工
程を繰返し、第5図には示されていないが、最後の原稿
(2)の印刷が開始されると、製版機(13)はその動作を
停止する。
なお、製版手段としては、本実施例に使用されている製
版機(13)の他に、ドットプリンタやサーマルプリンタ
に使用し得る。このようなドットプリンタ等を使用する
と、ワードプロセッサの出力を直接印刷することも可能
となる。
(ト) 発明の効果 第1の発明では、複数の原稿を順次印刷す場合、先行す
る原稿が印刷されている間に後続する原稿が製版される
ので、印刷枚数によっては製版時間を無視でき、従来装
置のように製版が完了してから印刷を行なう必要はな
い。従って総印刷時間を短縮でき、効率よく印刷作業を
行なうことができる。
第2の発明では、原稿像が形成された孔版原紙を一時貯
留する手段および製版手段と印刷手段を同時に動作させ
得る制御手段が設けられており、印刷手段を動作させて
いる間に、後続の原稿を製版して一時貯留手段に一時貯
留することができるので、総時間の短縮ができ、効率よ
く印刷作業を行うことができる。
各種オフィスオートメーション機器が事務所等に多量に
設置されている昨今、多種少量印刷の需要およびそれに
対するコストダウンや迅速化への要請が益々増大するこ
とが予測されるが、本発明を実施することによって前記
需要および要請に充分応えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第1図は構成
図、第2図はグリッパの平面図、第3図は第2図に対応
する側面図、第4図は孔版原紙の平面図、第5図はタイ
ムチャートである。 (1)……装置本体、(2)……原稿、(7)(7a)(7b)……
孔版原紙、(13)……製版機、(21)……貯留室、(2
3)……印刷機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】孔版原紙に原稿像を形成する製版工程と、
    原稿像が形成された孔版原紙を一時貯留する貯留工程
    と、この工程の下流側にあって前記孔版原紙を版胴に装
    着して印刷する印刷工程からなる製版印刷方法におい
    て、孔版原紙の移動方向に沿って下流側にある製版後の
    孔版原紙を使用して印刷している間に、上流側にある未
    製版の孔版原紙に製版して貯留工程に移送し、製版工程
    と印刷工程を同時に動作させ得ることを特徴とする製版
    印刷方法。
  2. 【請求項2】孔版原紙に原稿像を形成する製版手段と、
    原稿像が形成された孔版原紙を一時貯留する手段と、こ
    の貯留手段の下流側にあって前記孔版原紙を版胴に装着
    して印刷する印刷手段と、前記版胴の回転タイミングを
    制御する手段と、前記製版手段に連動し製版後の孔版原
    紙を前記貯留手段に向けて搬送する搬送ローラと、前記
    版胴の回転時に搬送ローラを駆動させ前記製版手段と印
    刷手段を同時に動作させ得る制御手段とが具備されてい
    る製版印刷装置。
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