JP3346235B2 - 柔軟剤組成物 - Google Patents
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Description
軟性を付与する柔軟剤組成物に関する。より詳しくは、
良好な香気安定性を有する液状の柔軟剤組成物であっ
て、それで処理した衣料品の脱水時の香り立ち、乾燥後
の残香性を向上させることのできる液状の柔軟剤組成物
に関する。
を選択する際の重要な要素としては、衣料品に付与する
柔軟性と帯電防止性との程度であるが、組成物それ自体
が有する香りも柔軟仕上剤を選択する重要な要素になっ
ている。このため、殆どの柔軟仕上剤には香料が配合さ
れており、その香気安定化等のために様々な工夫がなさ
れている(例えば、特開平8−13335号公報、特開
平8−113871号公報、特開平8−246345号
公報)。
は、第3級アミン(又は無機酸もしくは有機酸によるそ
の中和物又はその4級化物)と脂肪酸と特定の香料とを
含有し、且つpH6以下の柔軟剤組成物が開示されてい
る。この柔軟剤組成物は、低pH域で保存した場合であ
っても、香りの変化を起こすことなく各種衣料品に対し
て十分な柔軟性、帯電防止性を付与できる。
は、長鎖脂肪酸と特定のアミン化合物と特定の香料と特
定のアルコールとを含有する柔軟剤組成物が開示されて
いる。この柔軟剤組成物は、各種繊維に対して良好な風
合い及び十分な柔軟性と帯電防止性とを付与することが
でき、しかも貯蔵時に脂肪酸臭を発生しない。
は、エステル結合を1個以上有する柔軟基剤と特定のノ
ニオン活性剤とエタノールと香料とを含有し、且つpH
2〜5の液体柔軟剤組成物が開示されている。この柔軟
剤組成物は貯蔵時の香気の安定性に優れ、しかも長期保
存した後の香り立ちの低下も抑制されている。
を選択するに際し、最近では、新品の柔軟仕上剤の香り
やその長期保存後の香りだけでなく、柔軟仕上剤を使用
した場合の洗濯工程から乾燥工程を経て着用に至る間、
特に、脱水処理直後の衣料品、乾燥後の衣料品において
香りを楽しめることも柔軟仕上剤を選択する重要な要素
になっている。
13335号公報、特開平8−113871号公報、特
開平8−246345号公報)に開示された柔軟剤組成
物については、処理された衣料品の香りについて全く考
慮されていない。このため、処理した衣料品の香りを考
慮した柔軟剤組成物の開発が待たれている。
しようとするものであり、洗濯後の衣料品の風合いや柔
軟性、帯電防止性に何ら影響を与えることなく、処理さ
れた衣料品の脱水時の香り立ち、乾燥後の残香性を向上
させることのできる柔軟剤組成物を提供することを目的
とする。
を解決するため、鋭意検討した結果、特定の成分を組み
合わせることにより上記の目的を達成できることを見出
し、本発明を完成するに至った。
(d): (a) 式(I)で表される第3級アミン、その中和物
又はその第4級化物
基又はヒドロキシアルキル基であり、R2及びR3はそれ
ぞれ独立的にC11〜21のアルキル基又はアルケニル
基であり、mは1〜10の数であり、nは2又は3であ
る。); (b) 式(II)式で表される脂肪酸
のC11〜21のアルキル基又はアルケニル基であ
る。); (c) C8〜18の芳香族エステル類及びC10〜1
5のテルペン系エステル類; 及び (d) 香料; を含有することを特徴とする柔軟剤組成物を提供する。
いて説明する。
以下に説明する成分(a)〜(d)を含有する。
式(I)で表される第3級アミン(以下、第3級アミン
(I)と略記する)、第3級アミン(I)の無機酸もし
くは有機酸による中和物、又は第3級アミン(I)の第
4級化物を使用する。
ては、式(Ia)〜(If)の化合物を挙げることがで
きる。
基は、それぞれ独立的に炭素数11〜21のアルキル基
又はアルケニル基であるが、これらは、ラウリン酸、パ
ルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、エイコサン
酸、ドコサン酸、オレイン酸、硬化牛脂由来脂肪酸、硬
化パーム油由来脂肪酸、未硬化パーム油由来脂肪酸、
(2−テトラデシル)オクタデカン酸などからカルボキ
シル基を除いた残基である。
は、R1=CH3であり、R2及びR3=硬化牛脂脂肪酸よ
りカルボキシル基を除いて得られる残基であり、m=2
であり、そしてn=2である化合物を挙げることができ
る。
アルカノールアミンやジエタノールアミン等のジアルカ
ノールアミンをシアノエチル化し、水素添加することに
より得られる式(III)
義されたとおりである。)で表される化合物を、直鎖も
しくは分岐鎖の飽和もしくは不飽和の炭素数12〜22
の脂肪酸又はその低級アルキルエステルと反応させるこ
とにより得ることができる。この場合、式(IV)
記の定義の通りである。)で表される化合物が副生する
が、本発明の柔軟剤組成物にこの副生成物が含有されて
いてもよい。
酸による中和物を得るための酸としては、塩酸、硝酸、
リン酸、硫酸等の無機酸や、酢酸、乳酸、グリコール
酸、シュウ酸、コハク酸、クエン酸、マレイン酸、フマ
ル酸、プロピオン酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン
酸、リンゴ酸、クロトン酸、安息香酸、パラトルエンス
ルホン酸、ポリアクリル酸等の有機酸を挙げることがで
きるが、中でも無機酸又は炭素数1〜7の有機酸が好ま
しく、特に塩酸が最も安価で高性能である点から好まし
い。
ミン(I)を予め中和したものを水に分散してもよい
し、酸水溶液中に第3級アミン(I)を液状または固体
状で投入してもよい。第3級アミン(I)と酸成分とを
同時に水に投入してもよい。
は、第3級アミン(I)を塩化メチル、ヨウ化メチル、
ジアルキル硫酸等の4級化剤を用いた公知の方法で4級
化することにより得ることができる。
前記の式(II)で表される脂肪酸を使用する。
ウリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン
酸、エイコサン酸、ドコサン酸、オレイン酸、硬化牛脂
由来脂肪酸、硬化パーム油由来脂肪酸、未硬化パーム油
由来脂肪酸、(2−テトラデシル)オクタデカン酸等を
挙げることができ、これらの脂肪酸は単一でもよく、ま
たは2種以上の混合物として使用してもよい。。
8〜18の芳香族エステル類及びC10〜15のテルペ
ン系エステル類を使用する。更に、C2〜6のグリコー
ル類又はC3〜6の脂肪族アルコール類を併用すること
が好ましい。
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール等を挙げる
ことができる。
ては、プロパノール、ペンタノール、ヘキサノール、ト
ランス−2−ヘキサノール、シス−3−ヘキサノール、
イソプロピルアルコール、3−メトキシ−3−メチル−
1−ブタノール等を挙げることができる。
ジメチルフタレート、ジエチルフタレート、フェニルエ
チルアセテート、フェニルプロペニルアセテート、メト
キシベンジルアセテート、p−トリルアセテート、ピペ
リニルアセテート、アセチルオイゲノール、アセチルイ
ソオイゲノール、ベンジルプロピオネート、シンナミル
プロピオネート、ベンジルブチレート、ベンジルイソブ
チレート、フェニルエチルイソブチレート、フェノキシ
エチルイソブチレート、ベンジルイソバレレート、シン
ナミルイソバレレート、フェニルエチルイソバレレー
ト、メチルベンゾエート、エチルベンゾエート、イソブ
チルベンゾエート、イソアミルベンゾエート、ゲラニル
ベンゾエート、リナリルベンゾエート、ベンジルベンゾ
エート、フェニルエチルベンゾエート、メチル 2,4
−ジヒドロキシ−3,6−ジメチルベンゾエート、メチ
ルフェニルアセテート、エチルフェニルアセテート、イ
ソブチルフェニルアセテート、イソアミルフェニルアセ
テート、ゲラニルフェニルアセテート、ベンジルフェニ
ルアセテート、フェニルエチルフェニルアセテート、p
−クレジルフェニルアセテート、メチルシンナメート、
エチルシンナメート、ベンジルシンナメート、フェニル
エチルシンナメート、メチルサリシレート、エチルサリ
シレート、イソブチルサリシレート、イソアミルサリシ
レート、ヘキシルサリシレート、cis−3−ヘキセニ
ルサリシレート、ベンジルサリシレート、フェニルエチ
ルサリシレート、メチルアニセート、エチルアニセー
ト、メチルアンスラニレート、エチルアンスラニレー
ト、及びエチル3−メチル−3−フェニルグリシデート
から選ばれる少なくとも一種を使用する。
シトロネリルアセテート、ゲラニルイソバレレート、シ
トロネリルチグレート、イソボルニルアセテート、セド
リルアセテート、ジヒドロテーピニルアセテート、ゲラ
ニルアセテート、リナリルアセテート、メンタニルアセ
テート、ペチバリルアセテート、シトロネリルフォーメ
ート、ゲラニルフォーメート、及びミルセニルアセテー
トから選ばれる少なくとも一種を使用する。
する。香料としては、柔軟剤用香料として一般的に使用
されている香料成分を用いることができ、例えば下記に
示すように分類される種々の香料(1)〜(10)を使
用することができる。
−サイメン等。
ル、ジヒドロミルセノール、ターピネオール、メントー
ル、ボルネオール、セドロール、ベンジルアルコール、
フェニルエチルアルコール、シンナミックアルコール、
フェニルプロピルアルコール、オイゲノール、合成サン
ダル類等。
テトラヒドロピラン、セドリルメチルエーテル、エトキ
シメチルシクロドデシルエーテル、ルボフィックス、ア
ンブロキサン、アネトール、ジフェニルオキサイド、β
−ナフチルメチルエーテル、β−ナフチルエチルエーテ
ル等。
デヒド、ドデシルアルデヒド、2,6−ノナジエナー
ル、ウンデシレンアルデヒド、シトラール、シトロネラ
ール、ミラックアルデヒド、リラール、ペルンアルデヒ
ド、ベンズアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド、シ
ンナミックアルデヒド、アニスアルデヒド、p−エチル
−2,2−ジメチルヒドロシンナムアルデヒド、ヘリオ
トロピン、ヘリオナール、バニリン、エチルバニリン
等。
等。
ン、ゲラニルアセトン、セドリルメチルケトン、イオノ
ン、メチルイオノン、ダマスコン、ダマセノン、ダイナ
スコン、マルトール、エチルマルトール、シスジャスモ
ン、イソ・イー・スーパー、ベンジルアセトン、カロー
ン、ラズベリーケトン、アニシルアセトン、メチルナフ
チルケトン、ベンゾフェノン等。
テート、イソノニルアセテート、テーピニルアセテー
ト、ノピルアセテート、ボルニルアセテート、p−t−
ブチルシクロヘキシルアセテート、o−t−ブチルヘキ
シルアセテート、トリシクロデセニルアセテート、ベン
ジルアセテート、スチラリルアセテート、ベンジルベン
ゾエート、メチルシンナメート、シンナミルシンナメー
ト、メチルサリシレート、ヘキシルサリシレート、ci
s−3−ヘキセニルサリシレート、ベンジルサリシレー
ト、メチルアンスラニレート、メチルジャスモネイト
等。
クトン、クマリン、ジャスモラクトン等。
ート、ムスクケトン、ムスクキシロール、ムスクアンブ
レット、ムスクチベテン、4−アセチルジメチル−t−
ブチルインダン、6−アセチル−1,1,2,4,4,
7−ヘキサメチルテトラリン、ヘキサメチルヘキサヒド
ロシクロペンタゾピランなど。
と成分(b)との含有量は、それらの合計量が少なすぎ
ると柔軟付与効果が不十分であり、多すぎると柔軟剤組
成物の流動性が損なわれ、取り扱い性が低下するので、
好ましくはそれらの合計で3〜30重量%、より好まし
くは5〜15重量%である。また、成分(a)に対する
成分(b)の重量比{[成分(b)の重量]/[成分
(a)の重量]}は、柔軟剤組成物の香りの変化を抑制
するために、好ましくは1/99〜30/70、より好
ましくは1/99〜25/75、特に好ましくは1/9
9〜20/80である。
(c)と成分(d)との含有量は、好ましくはそれらの
合計で0.03〜1.0重量%、より好ましくは0.1
〜0.6重量%である。また、成分(d)に対する成分
(c)の重量比{[成分(c)の重量]/[成分(d)
の重量]}は、好ましくは1/99〜99/1、より好
ましくは1/9〜9/1である。
性能を損なうことなく衣料品の肌ざわりを改良するため
に、更にシリコーン化合物、例えばジメチルポリシロキ
サン、部分的にアミノ基またはポリオキシアルキレン基
で変性されたジメチルポリシロキサン、特に好ましくは
部分的にポリオキシアルキレン基で変性されたジメチル
ポリシロキサンを含有させることが好ましい。
物中の配合量は、成分(a)と成分(b)との合計量に
対し、好ましくは0.05〜0.3重量%、より好まし
くは0.1〜0.2重量%である。
調整のために塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウム等の無機電解質を配合することが好ましい。
配合量は、好ましくは0.001〜0.2重量%、より
好ましくは0.003〜0.1重量%である。
て、通常の液体柔軟仕上剤に使用されているポリオキシ
エチレン(5〜50モル)アルキル又はアルケニル(C
12−24)エーテル等やポリオキシエチレン(5〜5
0モル)アルキル又はアルケニルアミン等のノニオン界
面活性剤、エタノール、8−アセチル化蔗糖変性エタノ
ール、イソプロパノール、プロピレングリコールやエチ
レングリコール、グリセリンのような溶剤、尿素、水等
を配合することができる。また、柔軟仕上剤基剤として
既知の非イオンあるいはカチオン化合物、長鎖アルコー
ル等を併用してもよい。組成物の見栄えをよくするため
に、顔料や染料を配合してもよい。更に、衣料品の仕上
がりの白さを増すために蛍光増白剤を配合することがで
きる。また、柔軟剤組成物の製造時及び輸送時やハンド
リング時の消泡のために、シリコーンなどの消泡剤を配
合することもできる。
法により製造することができる。
混合し、その混合物を水相(水、水混和性溶剤等)に添
加し、更に成分(c)と成分(d)とを添加する方法。
水相に添加し、それに予め混合した成分(a)と成分
(b)の混合物を添加する方法。
に成分(b)を添加し、次に成分(c)と成分(d)と
を添加する方法。
予め混合したもの水を混合し、次にその混合物に成分
(c)と成分(d)とを添加する方法。
(I)の酸による中和物を使用する場合、上記製造法
(i)〜(iv)において成分(a)を添加する際に第3
級アミン(I)の中和物そのものを使用してもよく、あ
るいは第3級アミン(I)と酸とを別々に添加し、組成
物中で中和反応を行い中和物とすることもできる。その
場合、酸は成分(b)、水、あるいは必要に応じて用い
られる他の成分と予め混合し添加してもよく、別々に添
加してもよい。ただし、成分(c)と酸とを予め混合す
ると、成分(c)を変質させる可能性があるので避けた
方がよい。
の剤型となっており、プラスチック容器に充填されて保
存される。また、その使用方法は、従来の柔軟仕上剤と
同様であるが、各種の繊維や衣料に対し、風合いや柔軟
性、帯電防止性を付与でき、かつ、処理された衣料品の
脱水時の香り立ち、乾燥後の残香性を、従来品に比べ向
上させることができる。
る。
として表2に示したb1〜b6、成分(c)として表3
に示したc1〜c3、及び成分(d)として表4〜表7
に示したd1〜d7を用いて表8及び表9に示す配合の
柔軟剤組成物を調製した。
チレン(20モル)ラウリルエーテルを成分(a)と成
分(b)との合計重量に対して1重量%配合し、また、
CaCl2を0.2重量%配合し、残部として水を使用
し、組成物のpHを6以下に調整した。また、比較例1
0及び11においては、成分(a)として式(I)の化
合物ではなくジ硬化アルキルジメチルアンモニウムクロ
ライドを使用した。
理方法により衣料品を処理し、その柔軟性及び香りの評
価を行った。得られた結果を表10及び表11に示す。
これらの表から明らかなように、実施例1〜21の柔軟
剤組成物は、対照(比較例10)の柔軟剤組成物に比べ
て布を柔軟化する能力に優れており、しかも脱水直後の
布と乾燥後の布との双方で香りを楽しめることがわか
る。
び2の柔軟剤組成物の場合、前者は乾燥後の布に残香さ
せることができず、後者は脱水直後の布に香りを残すこ
とができないことがわかる。
ジ1kg)を、3.5°DH硬水中で、市販洗剤アタッ
ク(花王株式会社製、登録商標)にて5回繰り返し洗濯
(30リットル洗濯機)を行い、繊維に付着していた繊
維処理剤を除去した後、表8及び表9に示した柔軟剤組
成物3.0gを投入し、25℃で1分間攪拌下で処理し
た。次に、柔軟剤組成物で処理した布をうず巻式の脱水
機で2分間処理し、室内で風乾後、25℃、65%RH
の恒温恒湿室にて24時間放置乾燥した。
メチルアンモニウムクロライド15重量%からなる柔軟
剤20mlで処理し乾燥し布を対照にして一対比較し、
以下の評価基準に従って評価した。
65%RHの恒温恒湿室にて、以下の評価基準に従って
香り強度の6段階評価を行った。
5%RHの恒温恒湿室にて、以下の評価基準に従って香
り強度の6段階評価を行った。
7
成分(a) 成分(b) 成分(c) 成分(d) 比較例 種類 wt% 種類 wt% 種類 wt% 種類 wt% 1 − − b1 0.1 c1 0.2 d1 0.2 2 − − b1 8 c2 0.5 d2 0.05 3 a4 3 − − c3 0.3 d3 0.05 4 a5 10 − − c1 0.5 d4 0.4 5 a6 5 b2 0.5 − − d5 0.6 6 a7 5 b3 2 − − d6 0.2 7 a8 8 b4 3 c2 0.01 − − 8 a9 20 b5 1 c3 0.5 − − 9 a1 15 b6 5 c1 0.01 d7 0.01 10 *1 15 b4 0.5 c2 0.005 d1 0.911 *1 17 b5 1.2 c3 0.8 d2 0.003 表9注 *1 ジ硬化牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロライド
の繊維や衣料品に対し、風合いや柔軟性、帯電防止性を
付与でき、且つ処理された衣料の脱水時の香り立ち、乾
燥後の残香性を向上させることができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 以下の成分(a)〜(d): (a) 式(I)で表される第3級アミン、その中和物
又はその第4級化物 【化1】 (式(I)中、R1はC1〜4のアルキル基又はヒドロ
キシアルキル基であり、R2及びR3はそれぞれ独立的に
C11〜21のアルキル基又はアルケニル基であり、m
は1〜10の数であり、nは2又は3である。); (b) 式(II)式で表される脂肪酸 【化2】 (式(II)中、R4は直鎖もしくは分岐鎖のC11〜2
1のアルキル基又はアルケニル基である。); (c) C8〜18の芳香族エステル類及びC10〜1
5のテルペン系エステル類(ここで、C8〜18の芳香
族エステル類は、ジメチルフタレート、ジエチルフタレ
ート、フェニルエチルアセテート、フェニルプロペニル
アセテート、メトキシベンジルアセテート、p−トリル
アセテート、ピペリニルアセテート、アセチルオイゲノ
ール、アセチルイソオイゲノール、ベンジルプロピオネ
ート、シンナミルプロピオネート、ベンジルブチレー
ト、ベンジルイソブチレート、フェニルエチルイソブチ
レート、フェノキシエチルイソブチレート、ベンジルイ
ソバレレート、シンナミルイソバレレート、フェニルエ
チルイソバレレート、メチルベンゾエート、エチルベン
ゾエート、イソブチルベンゾエート、イソアミルベンゾ
エート、ゲラニルベンゾエート、リナリルベンゾエー
ト、ベンジルベンゾエート、フェニルエチルベンゾエー
ト、メチル 2,4−ジヒドロキシ−3,6−ジメチル
ベンゾエート、メチルフェニルアセテート、エチルフェ
ニルアセテート、 イソブチルフェニルアセテート、イソ
アミルフェニルアセテート、ゲラニルフェニルアセテー
ト、ベンジルフェニルアセテート、フェニルエチルフェ
ニルアセテート、p−クレジルフェニルアセテート、メ
チルシンナメート、エチルシンナメート、ベンジルシン
ナメート、フェニルエチルシンナメート、メチルサリシ
レート、エチルサリシレート、イソブチルサリシレー
ト、イソアミルサリシレート、ヘキシルサリシレート、
cis−3−ヘキセニルサリシレート、ベンジルサリシ
レート、フェニルエチルサリシレート、メチルアニセー
ト、エチルアニセート、メチルアンスラニレート、エチ
ルアンスラニレート、及びエチル3−メチル−3−フェ
ニルグリシデートから選ばれる少なくとも一種であり、
C10〜15のテルペン系エステル類は、シトロネリル
アセテート、ゲラニルイソバレレート、シトロネリルチ
グレート、イソボルニルアセテート、セドリルアセテー
ト、ジヒドロテーピニルアセテート、ゲラニルアセテー
ト、リナリルアセテート、メンタニルアセテート、ペチ
バリルアセテート、シトロネリルフォーメート、ゲラニ
ルフォーメート、及びミルセニルアセテートから選ばれ
る少なくとも一種である。); 及び (d) 香料; を含有し、成分(a)と成分(b)との含有量が合計で
3〜30重量%であり、成分(a)に対する成分(b)
の重量比{[成分(b)の重量]/[成分(a)の重
量]}が1/99〜30/70であり、成分(c)と成
分(d)との含有量が合計で0.03〜1.0重量%で
あり、そして成分(d)に対する成分(c)の重量比
{[成分(c)の重量]/[成分(d)の重量]}が、
1/99〜99/1である柔軟剤組成物。 - 【請求項2】 第3級アミン(I)が、式(Ia)〜
(If) 【化3】 で表される化合物から選択される少なくとも一種である
請求項1記載の柔軟剤組成物。 - 【請求項3】 第3級アミンが、式(I)においてR1
がCH3、R2及びR3が硬化牛脂脂肪酸よりカルボキシ
ル基を除いて得られる残基、mが2、そしてnが2の化
合物である請求項1記載の柔軟剤組成物。 - 【請求項4】 成分(b)が、ラウリン酸、パルミチン
酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、エイコサン酸、ドコ
サン酸、オレイン酸、硬化牛脂由来脂肪酸、硬化パーム
油由来脂肪酸、未硬化パーム油由来脂肪酸及び(2−テ
トラデシル)オクタデカン酸から選択される少なくとも
一種である請求項1〜3のいずれかに記載の柔軟剤組成
物。 - 【請求項5】 成分(c)として、更にC2〜6のグリ
コール類及びC3〜6の脂肪族アルコール類を含有する
請求項1〜4のいずれかに記載の柔軟剤組成物。 - 【請求項6】 更に、シリコーン化合物を含有する請求
項1〜5のいずれかに記載の柔軟剤組成物。 - 【請求項7】 シリコーン化合物の含有量が、成分
(a)と成分(b)との合計量に対し0.05〜0.3
重量%である請求項6記載の柔軟剤組成物。 - 【請求項8】 無機電解質を含有する請求項1〜7のい
ずれかに記載の柔軟剤組成物。 - 【請求項9】 無機電解質の含有量が0.001〜0.
2重量%である請求項8記載の柔軟剤組成物。
Priority Applications (1)
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JP23522997A JP3346235B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 柔軟剤組成物 |
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