JP3526434B2 - 柔軟剤組成物 - Google Patents

柔軟剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維製品の柔軟剤
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、柔軟剤には長鎖アルキル基を有す
る4級アンモニウム塩や3級アミンの酸塩が用いられて
いる。また、繊維製品の衛生や消臭の点から抗菌剤を柔
軟剤組成物に配合する試みがなされている。特開平10
−512015号公報には柔軟剤として水不溶性の4級
アンモニウム塩及び抗菌剤として水溶性4級アンモニウ
ム塩を配合した柔軟剤組成物が開示されている。しかし
ながら、このような組成物は、洗浄後、室内で乾燥させ
たときの異臭や着用時の汗に由来する臭いなどの衣料か
ら発生する悪臭を抑制する効果が満足できるレベルでは
ない。さらに、悪臭の抑制効果を高めるために抗菌剤の
配合量を増加させると柔軟効果が失われ、高温又は低温
で貯蔵すると白濁、分離、増粘などにより液の外観が損
なわれるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、汗に
由来する臭い等の衣料から発生する臭いを抑制する効果
が高く、貯蔵安定性及び柔軟効果が優れた柔軟剤組成物
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)一般式
(1)の水不溶性4級アンモニウム塩3〜50重量%と
(b)水溶性4級アンモニウム塩及び/又はピリジニウ
ム塩0.1〜10重量%を含有し、(a)成分/(b)
成分の配合割合が、重量比で50/1〜2/1である柔
軟剤組成物を提供するものである。
【0005】
【化2】
【0006】[式中、R1、R2、R3、R4の2又は3個
が炭素数16〜20のアルキル基又はアルケニル基であ
り、残りが炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3の
ヒドロキシアルキル基又は総炭素数7〜13のアリール
アルキル基であり、Z-は陰イオン基である。]
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の(a)成分の上記一般式
(1)で示される水不溶性4級アンモニウム塩は、10
0gのイオン交換水(20℃)に溶解する量が0.1g
未満のものであり、これは「化学大辞典」第9巻、39
9項(1989年8月15日発行、共立出版社)記載の
溶解度試験の方法で求めることができる。
【0008】一般式(1)中、R1、R2、R3、R4の2
又は3個が炭素数16〜20、好ましくは炭素数16〜
18のアルキル基又はアルケニル基、より好ましくは炭
素数16〜18のアルキル基であり、残りが炭素数1〜
3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基
又は総炭素数7〜13のアリールアルキル基、好ましく
はメチル基である。Z-で示される陰イオン基は、好ま
しくはハロゲンイオン、硫酸イオン、リン酸イオン、炭
素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜
12の脂肪酸イオン、より好ましくはハロゲンイオン、
炭素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオンである。
【0009】より好ましい例としては、ジステアリルジ
メチルアンモニウム塩、ジオレイルジメチルアンモニウ
ム塩、ジパルミチルジメチルアンモニウム塩、ジ(硬化
牛脂組成アルキル)ジメチルアンモニウム塩、ジ(パー
ム油組成アルキル)ジメチルアンモニウム塩を挙げるこ
とができ、特にジ(硬化牛脂組成アルキル)ジメチルア
ンモニウム塩、ジ(パーム油組成アルキル)ジメチルア
ンモニウム塩が柔軟効果を高める点で好ましい。
【0010】本発明の(b)成分は、好ましくは炭素数
8〜14の炭化水素基を1つ以上有する水溶性4級アン
モニウム塩及び/又はピリジニウム塩である。ここで水
溶性とは、100gのイオン交換水(20℃)に溶解す
る量が0.1g以上の化合物であり、「化学大辞典」第
9巻、399項(1989年8月15日発行、共立出版
社)記載の溶解度試験の方法で求めることができる。
【0011】好ましい例としては、下記一般式(3)〜
(5)の化合物を挙げることができる。
【0012】
【化3】
【0013】[式中、R5、R6、R7、R8の2又は3個
が炭素数8〜12のアルキル基であり、残りが炭素数1
〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル
基又は総炭素数7〜13のアリールアルキル基である。
9及びR14は炭素数8〜14、好ましくは炭素数8〜
12のアルキル基又はアルケニル基であり、R11、R12
は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基
である。Xは−COO−、OCO−、−CONH−、−
NHCO−、
【0014】
【化4】
【0015】から選ばれる基であり、nは0又は1の数
である。R10は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O
−R15m−である。ここでR15はエチレン基又はプロ
ピレン基であり、mは1〜10の数である。R13は炭素
数1〜3のアルキレン基である。Z-は陰イオン基であ
り、硫酸イオン、ハロゲンイオン、炭素数1〜12の脂
肪酸イオン又は炭素数1〜3のアルキル硫酸イオンが好
ましい。]本発明では、特に一般式(4)の化合物が悪
臭の抑制効果、貯蔵安定性の点で最も好ましい。本発明
の柔軟剤組成物は、(a)成分の含有量が3〜50重量
%、好ましくは3〜40重量%、より好ましくは5〜3
5重量%であり、(b)成分の含有量が0.1〜10重
量%、好ましくは0.2〜7重量%、より好ましくは
0.5〜5重量%である。また、(a)成分/(b)成
分の配合割合が、重量比で50/1〜2/1、好ましく
は30/1〜2/1、より好ましくは20/1〜2/1
である。本発明では、(a)及び(b)成分を水に溶解
又は分散させた水性組成物の形態が好ましい。使用する
水は蒸留水や、イオン交換水などの水に含まれるイオン
成分を除去したものが好ましい。また、水は組成物中に
40〜90重量%、特に60〜85重量%配合すること
が貯蔵安定性の点で望ましい。さらに、本発明の組成物
は悪臭抑制効果及び貯蔵安定性の点から、組成物の20
℃におけるpHを3〜8、好ましくは4〜7に調整する
ことが好ましい。
【0016】本発明では、貯蔵安定性の点から(a)及
び(b)成分に加えて、さらに(c)成分の非イオン性
界面活性剤を配合することが好ましい。非イオン性界面
活性剤としては炭素数8〜20のアルキル基又はアルケ
ニル基を1つ以上有するポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルが好ましく、一般式(6)の非イオン性界面活性
剤がより好ましい。
【0017】 R16−T−[(R17O)p−H]q (6) [式中、R16は、炭素数10〜18、好ましくは12〜
18のアルキル基又はアルケニル基であり、R17は炭素
数2又は3のアルキレン基であり、好ましくはエチレン
基である。また、pは2〜100、好ましくは5〜8
0、より好ましくは10〜80の数である。さらにTは
−O−又は−CON−、−N−であり、Tが−O−の場
合はqは1であり、Tが−CON−又は−N−の場合は
qは2である。]一般式(6)の化合物のより好ましい
例としては、下記一般式の化合物を挙げることができ
る。
【0018】R16−O−(C24O)r−H [式中、R16は上記の意味を示す。rは5〜100、好
ましくは10〜80の数である。] R16−O−(C24O)s(C36O)t−H [式中、R16は上記の意味を示す。s及びtはそれぞれ
独立に2〜40、好ましくは5〜40の数であり、s+
tは10〜80の数であり、エチレンオキシドとプロピ
レンオキシドはランダム又はブロック付加体であっても
よい。]
【0019】
【化5】
【0020】[式中、R16は上記の意味を示す。u+v
は10〜80の数である。] 上記非イオン性界面活性剤の配合量は、貯蔵安定性の点
から組成物中0.5〜10重量%、特に0.5〜3重量
%が好ましい。本発明では、柔軟効果を向上させるため
に(d)成分として炭素数8〜22、好ましくは8〜1
8の飽和又は不飽和の脂肪酸もしくはその塩類を配合す
ることが好ましく、具体的にはカプリル酸、カプリン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸又はこれらの混合物であり、特にラ
ウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸から選ばれる1種
以上が良好である。また、ヤシ油、パーム油、パーム核
油、牛脂から誘導されるアルキル組成を有する脂肪酸も
好ましい。塩として用いる場合は、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩が好ましく、特
にナトリウム塩が良好である。(d)成分の配合量は、
組成物中0.01〜5重量%、特に0.2〜3重量%が
好ましい。
【0021】本発明では、貯蔵安定性の点から(e)成
分として下記式(2)で求められるδが20〜40、好
ましくは25〜39であり、好ましくは沸点が100〜
350℃、より好ましくは沸点が150〜300℃の溶
剤を配合することが望ましい。
【0022】 δ=〔(14820+99.2Tb+0.084Tb2)/V〕1/2 (2) (式中、Tbは沸点(°K)、Vは20℃におけるモル
容積(cm3/mol)である) ここで本発明のδは、溶解度パラメータに近似するもの
であり「溶液と溶解度」篠田耕三著 平成3年4月30
日発行 丸善(株)78頁〜82頁に記載されているも
のである。上記δ値を満足する化合物としては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリ
コール、ジプロピレングリコール、アルキルグリセリル
エーテル、モノ、ジ、トリアルキレングリコールモノア
ルキルエーテル、モノ、ジ、トリアルキレングリコール
ジアルキルエーテル、モノ、ジ、トリアルキレングリコ
ールモノアリールエーテル、グリセリン、1,6−ヘキ
サンジイオール、2,5−ヘキサンジオール、3−ペン
タノン、シクロヘキサノール、2−ヘキサノール、1−
オクタノール等を挙げることができる。これらの中でも
特にグリセリン、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、炭素数3〜8のアルキルグリセリルエーテル類、ジ
又はトリエチレングルコールのモノ又はジアルキル(炭
素数1〜5)エーテル、ジ又はトリエチレングリコール
モノフェニルエーテルが好ましい。上記(e)成分の配
合量は、0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%が
好ましい。本発明では、貯蔵安定性の点から(f)成分
としてカルシウムイオン源を配合することが好ましい。
このような化合物としては塩化カルシウム、硫酸カルシ
ウムが好適である。上記(f)成分の配合量は、0.0
01〜0.5重量%、特に0.001〜0.1重量%が
好ましい。
【0023】本発明では、貯蔵安定性の点から、炭素数
8〜22の飽和又は不飽和脂肪酸と多価アルコールとの
エステル化合物を、組成物中0.1〜10重量%、特に
0.5〜5重量%配合することが好ましい。エステル化
合物としては、トリグリセライド、ジグリセライド、モ
ノグリセライド、ペンタエリスリトールのモノ、ジ、ト
リエステル、ソルビタンエステルが好ましい。本発明で
は、通常繊維処理剤に配合されるシリコーン、香料(特
に好ましくは特開平8−11387号公報記載の成分
(c)及び(d)にて示された香気成分の組み合わせ)
又は色素などの成分を配合しても差し支えない。
【0024】
【実施例】(a−1)
【0025】
【化6】
【0026】R;炭素数18及び16が混合した飽和ア
ルキル基(炭素数18:炭素数16=60/40) (a‘−1) ジオレオイルエチルジメチルアンモニウ
ムクロリド (b−1) ジデシルジメチルアンモニウムクロリド (b−2)
【0027】
【化7】
【0028】(b−3)
【0029】
【化8】
【0030】(b−4)
【0031】
【化9】
【0032】(c−1) 炭素数12の飽和アルコール
にエチレンオキサイドを平均21モル付加させたもの (c−2) ラウリン酸のジエタノールアミドにエチレ
ンオキシドを平均20モル付加させたもの (d−1) ラウリン酸 (d−2) ミリスリン酸 (d−3) パルミチン酸 (e−1) グリセリン(δ=36.54) (e−2) ジエチレングリコール(δ=30.58) (f−1) 塩化カルシウム (g−1) 色素(アシッドブルー9) (g−2) 香料[ヘキシルシンナミックアルデヒド
(18)、ネロリンヤラヤラ(4)、トリシクロデセニ
ルアセテート(4)、ベンジルアセテート(10)、ム
スクケトン(5)、アニシルアセトン(2)、サンダル
マイソールコア(2)、アルデヒドC14ピーチ
(1)、リナロール(18)、ジヒドロキシミルセノー
ル(8)、ボルネオール(4)、セドロール(4)、ム
ゴール(5)、ベンジルアルコール(5)、ジプロピレ
ングリコール(10)の混合物:カッコ内は香料中の重
量%]柔軟剤組成物及び処理方法 上記化合物を用いて表1に示す柔軟剤組成物を調製し
た。ワイシャツ(木綿100%)5枚及びタオル(木綿
100%)5枚(全衣料の重量1.5kg)を市販の弱
アルカリ性洗剤(花王製アタック)を用いて洗濯機で洗
浄した(東芝製2槽式洗濯機VH−360S1、洗剤濃
度0.0667重量%、水道水30L使用、水温20
℃、10分間)。その後、洗浄液を排出し、1分間脱水
後、30Lの水道水を注水して5分間すすぎを行い、排
水後1分間脱水を行った。その後、再度30Lの水道水
を注水した後、表1の組成物7mlを添加し5分間攪拌
した。その後、脱水し自然乾燥した。消臭効果の評価 上記の処理をしたワイシャツを20代男性5人に12時
間着用してもらい、着用後のワイシャツの汗由来の臭い
を10人のパネラー(30代男性10人)により下記の
基準で判定し、平均点を求めた。平均点が1.2未満を
○、1.2以上1.7未満を△、1.7以上を×として
評価し表1に示した。
【0033】 ほとんど臭いを感じない……0 かすかに臭いを感じるが気にならない程度である……1 臭いがする……2 顕著に臭いがする……3柔軟性評価 上記の処理をしたタオルと表1の組成物を用いずに同様
の処理を行ったタオル(対照)を10人のパネラー(3
0代男性10人)により下記の基準で判定し、平均点を
求めた。平均点が2以上を○、1以上2未満を△、1未
満を×として評価し表1に示した。
【0034】 +3:対照より非常に柔らかい +2;対照より柔らかい +1;対照よりやや柔らかい 0;対照と同等である 貯蔵安定性評価 表1の組成物を広口規格ビン(PS No11)に10
0ml入れ、−20℃/12時間→20℃/12時間の
サイクルにプログラムされた恒温槽に入れ、2日間貯蔵
した。貯蔵後の液の外観を下記の基準で評価した。
【0035】 外観に変化がみられない……○ ゲル化、分離、沈殿形成などの外観の変化がみられる…
…×
【0036】
【表1】
【0037】* pH調製は1/10N塩酸水溶液及び
1/10N水酸化ナトリウム水溶液で行った。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、着用後の汗に由来する
臭い等、衣料から発生した臭いを抑制する効果が高く、
柔軟効果及び貯蔵安定性も優れている柔軟剤組成物を提
供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田方 秀次 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (72)発明者 小倉 信之 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (56)参考文献 特開 昭56−9477(JP,A) 特開 平2−191766(JP,A) 特開2000−192967(JP,A) 特表 平10−512015(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 13/322 - 13/493

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)一般式(1)の水不溶性4級アン
    モニウム塩3〜50重量%と、(b)下記一般式(4)
    の水溶性4級アンモニウム塩0.1〜10重量%を含有
    し、(a)成分/(b)成分の配合割合が、重量比で3
    0/1〜2/1である柔軟剤組成物。 【化1】 〔式中、R、R、R、Rの2又は3個が炭素数
    16〜20のアルキル基又はアルケニル基であり、残り
    が炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキ
    シアルキル基又は総炭素数7〜13のアリールアルキル
    基であり、Zは陰イオン基である。〕 【化2】 〔式中、Rは炭素数8〜14のアルキル基又はアルケ
    ニル基であり、R11、R12は炭素数1〜3のアルキ
    ル基又はヒドロキシアルキル基である。Xは−COO
    −、OCO−、−CONH−、−NHCO−、 【化3】 から選ばれる基であり、nは1の数である。R10は炭
    素数1〜6のアルキレン基又は−(O−R15−で
    ある。ここでR15はエチレン基又はプロピレン基であ
    り、mは1〜10の数である。R13は炭素数1〜3の
    アルキレン基である。Z-は陰イオン基である。]
  2. 【請求項2】 (a)一般式(1)の水不溶性4級アン
    モニウム塩3〜50重量%と、(b)下記一般式(4)
    の水溶性4級アンモニウム塩0.1〜10重量%を含有
    し、(a)成分/(b)成分の配合割合が、重量比で3
    0/1〜2/1である柔軟剤組成物。 【化4】 〔式中、R、R、R、Rの2又は3個が炭素数
    16〜20のアルキル基又はアルケニル基であり、残り
    が炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキ
    シアルキル基又は総炭素数7〜13のアリールアルキル
    基であり、Zは陰イオン基である。〕 【化5】 〔式中、Rは炭素数8〜14のアルキル基又はアルケ
    ニル基であり、R11、R12はメチル基であり、nは
    0であり、R13は−CH−であり、Zは陰イオン
    基である。〕
  3. 【請求項3】 (c)成分として非イオン性界面活性剤
    を0.1〜10重量%含有する請求項1又は2記載の柔
    軟剤組成物。
  4. 【請求項4】 (d)成分として炭素数12〜20の飽
    和もしくは不飽和の脂肪酸又はその塩を0.1〜5重量
    %含有する請求項1、2又は3記載の柔軟剤組成物。
  5. 【請求項5】 (e)成分としてエチレングリコール、
    プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロ
    ピレングリコール、アルキルグリセリルエーテル、モ
    ノ、ジ、トリアルキレングリコールモノアルキルエーテ
    ル、モノ、ジ、トリアルキレングリコールジアルキルエ
    ーテル、モノ、ジ、トリアルキレングリコールモノアリ
    ールエーテル、グリセリン、1,6−ヘキサンジイオー
    ル、2,5−ヘキサンジオール、3−ペンタノン、シク
    ロヘキサノール、2−ヘキサノール、1−オクタノール
    から選ばれるものを0.1〜10重量%含有する請求項
    1〜4のいずれか1記載の柔軟剤組成物。
  6. 【請求項6】 (f)成分としてカルシウムイオン源を
    0.001〜0.5重量%含有する請求項1〜5のいず
    れか1記載の柔軟剤組成物。
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