JP3345103B2 - バルブ装置 - Google Patents

バルブ装置

Info

Publication number
JP3345103B2
JP3345103B2 JP16420793A JP16420793A JP3345103B2 JP 3345103 B2 JP3345103 B2 JP 3345103B2 JP 16420793 A JP16420793 A JP 16420793A JP 16420793 A JP16420793 A JP 16420793A JP 3345103 B2 JP3345103 B2 JP 3345103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
spool
output shaft
steering
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16420793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06346977A (ja
Inventor
良裕 長友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP16420793A priority Critical patent/JP3345103B2/ja
Publication of JPH06346977A publication Critical patent/JPH06346977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3345103B2 publication Critical patent/JP3345103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステッピングモータの
回転を減速機構を介して伝達することでスプールをスリ
ーブに対し相対回転させて絞り部の開度を変化させるバ
ルブ装置に関し、例えば、車速等の運転条件に応じ操舵
補助力を制御する油圧パワーステアリング装置において
用いることができる。
【0002】
【従来の技術】操舵抵抗に応じ相対回転する入出力軸
と、この入出力軸の相対回転量に応じて操舵補助力発生
用油圧を制御するロータリー式制御バルブとを備えたパ
ワーステアリング装置が従来より用いられている。この
ようなパワーステアリング装置において、その入出力軸
の相対回転を油圧に応じ規制する規制手段と、その規制
手段に作用する油圧をスプールの回転により圧油を絞る
ことで調節するバルブ装置と、そのスプールを運転条件
に応じてステッピングモータにより回転駆動する制御装
置とを設けることで、低速走行時における操舵の高応答
性と高速走行時における操舵の安定性を満足させること
が行なわれている。
【0003】図7に示すように、そのバルブ装置100
は、スリーブ101と、このスリーブ101に同軸中心
に相対回転可能に挿入されるスプール102と、このス
プール102をスリーブ101に対し相対的に回転駆動
させるステッピングモータ105と、このステッピング
モータ105の回転を減速してスプール102に伝達す
る減速機構108とを備えている。そのスリーブ101
にポンプ側の油路103が形成され、そのスプール10
2に入出力軸の相対回転を油圧に応じ規制する規制手段
側の油路104が形成されている。そのスリーブ101
の油路103とスプール102の油路104との重なり
部分が圧油の絞り部とされている。その絞り部の流路面
積は、スプール102のスリーブ101に対する相対回
転により可変とされる。
【0004】従来、その減速機構108は、そのモータ
105の出力軸に取り付けられた駆動平歯車109に噛
み合う第1中間平歯車108aと、この平歯車108a
に一体化された第2中間平歯車108bと、この第2中
間平歯車108bに噛み合うようにスプール102に取
り付けられた従動平歯車108cとで構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のバルブ装置
100においては、減速機構108の減速比を大きくす
るには第1中間平歯車108aと従動平歯車108cの
径を大きくする必要があるが、車体内部はスペースが制
限されるため減速比も制限されていた。そのため、ステ
ッピングモータ105の1ステップ当たりのスプール1
02の回転角度が大きくなり、その1ステップ当たりの
絞り部の流路面積変化も大きくなると共に流路面積変化
精度も低下する。そうすると、車速の変化により操舵補
助力が急激に変化し、また、車速に応じ正確に操舵補助
力を制御できないため操舵フィーリングが低下するとい
う問題がある。また、中間平歯車108a、108b
や、中間平歯車108a、108bを支持する軸が必要
なため部品点数が多く、加工工数の増大により回転伝達
精度が低下し、さらに噛み合いによる騒音が大きいとい
う問題がある。
【0006】上記問題は、油圧パワーステアリング装置
に用いられるバルブ装置に限らず、減速機構を介しステ
ッピングモータによってスプールをスリーブに対し相対
回転させるバルブ装置であれば同様に問題になる。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ことのできるバルブ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、バルブハウジングに取り付けられるステッピング
モータの回転を減速機構を介して伝達することでスプー
ルをスリーブに対し相対回転させて絞り部の開度を変化
させるバルブ装置において、その減速機構が、ステッピ
ングモータの出力軸に取り付けられるウォームギアと、
このウォームギアに噛み合うようにスプールおよびスリ
ーブの一方に取り付けられるウォームホイールとにより
構成され、そのウォームホイールは切欠き部を有し、そ
のバルブハウジングに調整ねじがねじ込まれ、その調整
ねじと切欠き部との当接位置がウォームギヤとウォーム
ホイールとの噛み合い基準位置とされ、その調整ねじの
バルブハウジングへのねじ込み量の変化によりその噛み
合い基準位置は変化するものとされ、その噛み合い基準
位置から一定のステップ数だけステッピングモータの出
力軸が回転した位置を起点としてステッピングモータは
制御される点にある。
【0009】
【作用】本発明の構成によれば、ステッピングモータの
回転をウォームギアとウォームホイールとにより減速し
てスプールまたはスリーブに伝達しているので、平歯車
により減速する場合に比べ、減速機構を小型化して減速
比を大きくすることができ、ウォームギアとウォームホ
イールとの間に中間歯車を介在させていないので部品点
数が少なく加工工数が低減されて回転伝達精度が向上
し、また、噛み合いにより発生する音を平歯車の噛み合
いの場合よりも小さくできる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0011】図1に示すラックピニオン式油圧パワース
テアリング装置1は、車両のハンドル(図示省略)に連
結される入力軸2と、この入力軸2にトーションバー6
を介し連結される出力軸3とを備えている。そのトーシ
ョンバー6は、ピン4を介し入力軸2に連結され、セレ
ーション5を介して出力軸3に連結されている。その入
力軸2は、ベアリング8を介しバルブハウジング7によ
り支持され、ベアリング12を介し出力軸3により支持
されている。その出力軸3は、ベアリング10、11を
介してラックハウジング9により回転可能に支持されて
いる。その出力軸3にピニオン15が形成され、このピ
ニオン15に噛み合うラック16に操舵用車輪(図示省
略)が連結される。これにより、操舵による入力軸2の
回転は、トーションバー6を介してピニオン15に伝達
され、このピニオン15の回転によりラック16は車両
幅方向に移動し、このラック16の移動により車両の操
舵がなされる。なお、入出力軸2、3とバルブハウジン
グ7との間にはオイルシール47、48が介在する。ま
た、ラック16を支持するサポートヨーク40がバネ4
1の弾性力によりラック16に押し付けられている。
【0012】操舵補助力を付与する油圧アクチュエータ
として油圧シリンダ20が設けられている。この油圧シ
リンダ20は、ラックハウジング9により構成されるシ
リンダチューブと、ラック16に一体化されるピストン
21とを備えている。そのピストン21により仕切られ
る油室22、23に操舵方向と操舵抵抗に応じて圧油を
供給するため、ロータリー式油圧制御バルブ30が設け
られている。その制御バルブ30は、バルブハウジング
7に回転可能に挿入されている筒状の第1バルブ31
と、この第1バルブ31に相対回転可能に挿入されてい
る第2バルブ32とを備えている。その第1バルブ31
は出力軸3にピン(図示省略)を介して同行回転するよ
う連結されている。その第2バルブ32は入力軸2と一
体的に成形され、入力軸2の外周部が第2バルブ32と
され、これにより第2バルブ32は入力軸2と同行回転
する。
【0013】そのバルブハウジング7に、ポンプ42に
接続されるポンプポート34と、タンク43に接続され
るタンクポート36と、前記油圧シリンダ20の一方の
油室22に接続される第1ポート37と、他方の油室2
3に接続される第2ポート38とが設けられている。各
ポート34、36、37、38は、その第1バルブ31
と第2バルブ32との間に形成された弁間流路27を介
し互いに連通する。その弁間流路27の絞り度は、操舵
抵抗によるトーションバー6のねじれによる入出力軸
2、3の相対回転により変化する。
【0014】すなわち、図6に示すように、第1バルブ
31の内周に複数の第1バルブ側凹部50が周方向に関
し互いに等間隔に形成され、第2バルブ32の外周に複
数の第2バルブ側凹部51が周方向に関し互いに等間隔
に形成されている。その第1バルブ側凹部50は、前記
第1ポート37に連通するものと第2ポート38に連通
するものとが周方向に沿って交互に並列し、その第2バ
ルブ側凹部51は、第前記ポンプポート34に連通する
ものとトーションバー6と入力軸2との内外周間の空間
を介し前記タンクポート36に連通するものとが周方向
に沿って交互に並列する。その第1バルブ側凹部50の
軸方向に沿う縁と第2バルブ側凹部51の軸方向に沿う
縁との周方向間が絞り部A、B、C、Dとされている。
図6は操舵が行なわれていない状態を示し、ポンプポー
ト34とタンクポート36とが弁間流路27を介し連通
し、ポンプ42から制御バルブ30に流入する油はタン
ク43に還流し、操舵補助力は発生しない。この状態か
ら左右一方へ操舵することによって生じる操舵抵抗によ
り入出力軸2、3と共に第1バルブ31と第2バルブ3
2とが相対回転すると、ポンプポート34と第1ポート
37との間の絞り部Aの開度が大きくなり、第1ポート
37とタンクポート36との間の絞り部Bの開度が小さ
くなり、ポンプポート34と第2ポート38との間の絞
り部Cの開度が小さくなり、第2ポート38とタンクポ
ート36との間の絞り部Dの開度が大きくなる。これに
よって、油圧シリンダ20の一方の油室22に操舵方向
と操舵抵抗に応じた圧力の圧油が供給され、また、他方
の油室23からタンク43に油が還流し、車両の左右一
方への操舵補助力が油圧シリンダ20からラック16に
作用する。また、左右他方へ操舵すると第1バルブ31
と第2バルブ32とが左右一方へ操舵した場合と逆方向
に相対回転するので、各絞り部A、B、C、Dの開度も
左右一方へ操舵した場合と逆になり、車両の左右他方へ
の操舵補助力が油圧シリンダ20からラック16に作用
する。
【0015】図1に示すように、前記ポンプ42から送
り出される油の圧力が作用することによりトーションバ
ー6のねじれを規制する規制手段45が設けられてい
る。この規制手段45は、出力軸3に形成された複数の
挿入孔52に、出力軸3の径方向に沿って移動可能に挿
入されたプランジャ53を有する。各プランジャ53の
先端は入力軸2の外周に当接されている。各プランジャ
53の図中上下位置において、出力軸3とバルブハウジ
ング7との間を油密状にシールするシール部材55、5
6が設けられている。これにより、両シール部材55、
56の軸方向間が油室57とされている。この油室57
は前記ポンプポート34にバルブ装置60を介し接続さ
れる。これにより、油圧が各プランジャ53に作用する
と、各プランジャ53は出力軸3の径方向内方に移動し
て入力軸2を押し付け、入力軸2と出力軸3との相対回
転を規制する。
【0016】そのバルブ装置60は、図2にも示すよう
に、バルブハウジング7に形成された挿入孔63と、こ
の挿入孔63に挿入されたスリーブ61と、このスリー
ブ61に同軸中心に回転可能に挿入されたスプール62
と、このスプール62をスリーブ61に対し相対的に回
転駆動させるステッピングモータ90と、このステッピ
ングモータ90の回転を減速してスプール62に伝達す
る減速機構91とを備えている。
【0017】その挿入孔63と制御バルブ30のポンプ
ポート34とを連通する圧油供給路64と、その挿入孔
63と制御バルブ30のタンクポート36とを連通する
圧油排出路65と、その挿入孔63と前記規制手段45
の油室57とを連通する圧油導入路66とが、バルブハ
ウジング7に形成されている。また、図4に示すよう
に、その圧油排出路65と挿入孔63の内部とを連通す
るドレン流路83がバルブハウジング7に形成されてい
る。
【0018】図2、図5に示すように、そのスリーブ6
1の外周に、その圧油供給路64に連通する第1周溝7
0と、その圧油導入路66に連通する第2周溝72とが
形成され、その第1周溝70とスリーブ61の内部とを
連通する第1油路73と、その第2周溝72とスリーブ
61の内部とを連通する第2油路75とがスリーブ61
に形成されている。そのスプール62に径方向に沿う第
3油路77が形成され、また、そのスプール62の外周
に前記第2油路75に連通する周溝80が形成され、こ
の周溝80と第3油路77とを連通する第4油路81が
スプール62に形成されている。そのスリーブ61の第
1油路73とスプール62の第3油路77との重なり部
分が圧油の絞り部とされ、この絞り部の流路面積がスプ
ール62のスリーブ61に対する回転により可変とされ
ている。また、そのスプール62に、第3油路77とス
プール62の軸方向一端外方とを連通する軸方向孔78
が形成され、この軸方向孔78は小径とされることで固
定絞りを構成する。そのスプール62の軸方向一端外方
において、挿入孔63に前記圧油排出路65が接続され
ている。
【0019】そのステッピングモータ90は、図2、図
3に示すように、バルブハウジング7に取り付けられ、
そのモータ出力軸90aの軸心方向とスプール62の軸
心方向とは直角とされる。そのモータ出力軸90aの回
転をスプール62に伝達する減速機構91は、そのモー
タ出力軸90aに取り付けられるウォームギア92と、
このウォームギア92に噛み合うようスプール62に取
り付けられるウォームホイール93とで構成されてい
る。前記圧油の絞り部の基準開度を調整するため調整ね
じ95がバルブハウジング7にねじ込まれている。すな
わち、ウォームホイール93は、外周の一部に切欠き部
93aを有し、スプール62の端部の小径部62aに圧
入されており、軸方向下方への移動はスプール62の外
周の段差62bにより規制され、軸方向上方へはスプー
ル62の端部の小径部62aと押さえ蓋97とにより規
制される。その調整ねじ95の先端のテーパ部95aと
ウォームホイール93の切欠き部93aの一端との当接
位置がウォームギヤ92とウォームホイール93との噛
み合い基準位置とされ、この噛み合い基準位置から一定
のステップ数だけモータ出力軸90aが回転した位置が
制御基準位置とされ、この制御基準位置を起点としてモ
ータ出力軸90aは車速に応じたステップ数だけ回転す
る。これにより、その調整ねじ95のバルブハウジング
7へのねじ込み量を変化させることで、ウォームホイー
ル93とウォームギヤ92との噛み合い基準位置を変化
させ、前記絞り部の基準開度を調整できる。なお、調整
ネジ95にはロックナット96がねじ合わされている。
【0020】そのステッピングモータ90は制御装置9
4により車速に応じ制御され、車速に応じたステップ信
号の数に対応する角度だけモータ出力軸90aは前記制
御基準位置から回転し、スプール62がスリーブ61に
対し回転する。図5の(1)は低速あるいは停車状態を
示し、この状態では第1油路73と第3油路77との重
なり部分である絞り部は全閉とされ、ポンプポート34
に連通する圧油供給路64と規制手段45の油室57に
連通する圧油導入路66との間はスプール62により閉
鎖されている。よって、規制手段45のプランジャ53
が入力軸2を押し付けることはないため、入力軸2と出
力軸3との相対回転は規制されない。これにより、操舵
入力トルクに対する操舵補助力を発生させる油圧の増加
割合を大きくし、操舵の高応答性を満足させている。車
両速度が増加してスプール62がスリーブ61に対し回
転すると、図5の(2)に示すように、第1油路73と
第3油路77との重なり部分である絞り部の流路面積が
増加する。これにより、車速が増加するに従い規制手段
45のプランジャ53が入力軸2を押し付けるための油
圧が大きくなり、操舵抵抗によるトーションバー6のね
じれの阻止力が大きくなり、操舵抵抗が大きくなっても
入力軸2と出力軸3との相対回転は規制されるため、操
舵入力トルクに対する操舵補助力を発生させる油圧の増
加割合が小さくなり、操舵の安定性が満足される。
【0021】上記構成によれば、ステッピングモータ9
0の回転をウォームギア92とウォームホイール93と
により減速してスプール62に伝達しているので、平歯
車により減速する場合に比べ、減速機構91を小型化し
て減速比を大きくすることができ、ウォームギア92と
ウォームホイール93との間に中間歯車を介在させてい
ないので部品点数が少なく加工工数の低減により回転伝
達精度が向上する。これにより、ステッピングモータ9
0の1ステップ当たりの絞り部の流路面積変化を小さく
且つ精度良く制御し、車速の変化により操舵補助力が急
激に変化するのを防止し、また、車速に応じ正確に操舵
補助力を制御でき、操舵フィーリングを向上することが
できる。また、噛み合いにより発生する音を平歯車の噛
み合いの場合よりも小さくして騒音を低減できる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例ではスプール62を車
速に応じ回転制御したが、舵角等の他の運転条件に応じ
制御してもよい。また、ウォームホイール93をスリー
ブ61に取り付け、スプール62をバルブハウジング7
に固定するようにしてもよい。また、油圧パワーステア
リング装置に用いられるバルブ装置に限らず、減速機構
を介しステッピングモータによってスプールをスリーブ
に対し相対回転させることで絞り部の開度を変化させる
バルブ装置であれば本発明を適用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明のバルブ装置によれば、減速機構
をウォームギアとウォームホイールとにより構成するこ
とで、コンパクト化を図り、部品点数を削減し、ステッ
ピングモータの1ステップ当たりの絞り部の流路面積変
化を小さく且つ精度良く制御し、ギヤの噛み合いによる
騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の油圧パワーステアリング装置
の断面図
【図2】図1のII‐II線断面図
【図3】図2のIII‐III線断面図
【図4】図2のIV‐IV線に沿うバルブハウジングの
断面図
【図5】(1)は本発明の実施例のバルブ装置の低速状
態での横断面図、(2)はそのバルブ装置の高速状態で
の横断面図
【図6】本発明の実施例の制御バルブの要部の横断面図
【図7】従来のバルブ装置の断面図
【符号の説明】
60 バルブ装置 61 スリーブ 62 スプール 90 ステッピングモータ 91 減速機構 92 ウォームギア 93 ウォームホイール
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−287673(JP,A) 特開 昭63−186012(JP,A) 特開 平6−293270(JP,A) 特開 昭60−263784(JP,A) 特開 平3−182882(JP,A) 特公 平2−1716(JP,B2) 実公 昭63−14140(JP,Y2) 実公 昭60−17580(JP,Y2) 実公 昭34−19622(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/00 - 31/05 B62D 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブハウジングに取り付けられるステッ
    ピングモータの回転を減速機構を介して伝達することで
    スプールをスリーブに対し相対回転させて絞り部の開度
    を変化させるバルブ装置において、その減速機構が、ス
    テッピングモータの出力軸に取り付けられるウォームギ
    アと、このウォームギアに噛み合うようにスプールおよ
    びスリーブの一方に取り付けられるウォームホイールと
    により構成され、そのウォームホイールは切欠き部を有
    し、そのバルブハウジングに調整ねじがねじ込まれ、そ
    の調整ねじと切欠き部との当接位置がウォームギヤとウ
    ォームホイールとの噛み合い基準位置とされ、その調整
    ねじのバルブハウジングへのねじ込み量の変化によりそ
    の噛み合い基準位置は変化するものとされ、その噛み合
    い基準位置から一定のステップ数だけステッピングモー
    タの出力軸が回転した位置を起点としてステッピングモ
    ータは制御されることを特徴とするバルブ装置。
JP16420793A 1993-06-08 1993-06-08 バルブ装置 Expired - Fee Related JP3345103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16420793A JP3345103B2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 バルブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16420793A JP3345103B2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 バルブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06346977A JPH06346977A (ja) 1994-12-20
JP3345103B2 true JP3345103B2 (ja) 2002-11-18

Family

ID=15788706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16420793A Expired - Fee Related JP3345103B2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 バルブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3345103B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100957023B1 (ko) 2007-11-29 2010-05-13 현대자동차주식회사 엔진의 액츄에이터 구조와 그 제어방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113187951A (zh) * 2021-04-26 2021-07-30 中国船舶重工集团公司第七0三研究所 节流降噪滤网调节阀

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100957023B1 (ko) 2007-11-29 2010-05-13 현대자동차주식회사 엔진의 액츄에이터 구조와 그 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06346977A (ja) 1994-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3469965B2 (ja) 可変絞り弁および油圧パワーステアリング装置
JPH07156812A (ja) 油圧パワーステアリング装置
JPH0224373Y2 (ja)
EP1652751A2 (en) Power steering apparatus
JP3345103B2 (ja) バルブ装置
JP3532964B2 (ja) バルブ装置および油圧パワーステアリング装置
JP3148296B2 (ja) 操舵装置
JP3655696B2 (ja) 可変絞り弁および油圧パワーステアリング装置
JP2989990B2 (ja) バルブ装置
JP2005262929A (ja) 油圧パワーステアリング装置
JP3762531B2 (ja) 可変絞り弁
JPH0692246A (ja) パワーステアリング装置
JP3847487B2 (ja) 油圧パワーステアリング装置
US4583610A (en) Power steering apparatus
JP3634014B2 (ja) 油圧パワーステアリング装置
JP4042314B2 (ja) パワーステアリング装置
JP4433178B2 (ja) 油圧パワーステアリング装置とその製造方法
JPH06239254A (ja) 油圧パワーステアリング装置
JP2852997B2 (ja) 油圧パワーステアリング装置
JPH068841A (ja) 油圧パワーステアリング装置用ロータリー式制御バルブ
JP3664515B2 (ja) 油圧パワーステアリング装置
JP3910700B2 (ja) 油圧パワーステアリング装置
JP3563157B2 (ja) 油圧パワーステアリング装置
JPH10331996A (ja) 可変絞り弁
JP4433179B2 (ja) 油圧パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees