JP3344195B2 - カラオケ採点装置 - Google Patents

カラオケ採点装置

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JP3344195B2 JP02968496A JP2968496A JP3344195B2 JP 3344195 B2 JP3344195 B2 JP 3344195B2 JP 02968496 A JP02968496 A JP 02968496A JP 2968496 A JP2968496 A JP 2968496A JP 3344195 B2 JP3344195 B2 JP 3344195B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラオケ装置に
おいて歌い手の歌唱力を評価するためのカラオケ採点装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置では、その場の雰囲気を盛
り上げるための装置を種々備えることが多い。その1つ
として歌い手の歌唱力を採点するカラオケ採点装置が知
られている。この種のカラオケ採点装置は、一般に、歌
い手による実歌唱であるマイクボーカルと、LD(Lase
r Disc),CD(Compact Disc)などの記録媒体(カラ
オケソース)から抽出されたお手本ボーカルとの間でピ
ッチ(又は音程)、音量及びそれらの変化等を比較し
て、その一致度から歌い手の歌唱力を採点するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のカラオケ採点装置は、マイクボーカルとお手本
ボーカルとの間のピッチ、音量等を機械的に比較するだ
けであるため、人間による主観的な採点に比べて面白味
がなく、盛り上がりに欠けるという問題がある。
【0004】この発明は、このような問題点に鑑みなさ
れたもので、採点結果に面白味を付加し、その場の雰囲
気を盛り上げることが可能なカラオケ採点装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】の発明に係るカラオ
ケ採点装置は、実歌唱であるマイクボーカルとカラオケ
ソースから供給されるお手本ボーカルとを1又は複数の
比較パラメータについて比較してその一致度を曲の所定
区間繰り返し求め、この求められた一致度に基づいて、
曲の前半よりも曲の後半の方がより採点値が増加するよ
うに前記採点値を増減させることにより歌唱力を採点す
ることを特徴とする。
【0007】第の発明に係るカラオケ採点装置は、実
歌唱であるマイクボーカルとカラオケソースから供給さ
れるお手本ボーカルとを1又は複数の比較パラメータに
ついて比較してその一致度を曲の所定区間繰り返し求
め、この求められた一致度と乱数とに基づいて採点値を
増減させることにより歌唱力を採点することを特徴とす
る。
【0008】更に、第の発明に係るカラオケ採点装置
は、前記採点値を増減させるための前記比較パラメータ
の一致度及び前記乱数の比率を任意の値に設定可能にし
たことを特徴とする。
【0009】一般に、スポーツ(例えばボクシング)等
の優劣を人間が評価する場合、前半よりも後半の方が印
象度が大きく、重要であるのは誰しもが認めるところで
ある。カラオケにおいても同様で、後半の残り1分の頑
張りが印象度を大きく左右する。この発明に係るカラオ
ケ採点装置によれば、マイクボーカルとお手本ボーカル
との間の比較パラメータの一致度に基づく増減値で採点
値を増減させると共に、採点値を最低点と最高点でそれ
ぞれリミットさせるようにしているので、曲の前半が好
調でも採点値を貯金しておくことができず、後半のつま
ずきで最高点を逃すことになる。逆に、曲の前半が調子
外れでも、最低点よりも下の点数にはならないため、後
半の頑張りで最高点を取ることが可能である。
【0010】また、第の発明に係るカラオケ採点装置
によれば、マイクボーカルとお手本ボーカルとの間の比
較パラメータの一致度に基づく増減値で採点値を増減さ
せる際に、曲の前半よりも曲の後半の方がより採点値が
増加するため、この場合にも、後半の頑張りが採点値の
向上につながるようになっている。このような処理を行
うことにより、採点結果が人間の主観的評価によりマッ
チし、場を大いに盛り上げることができる。
【0011】第の発明によれば、マイクボーカルとお
手本ボーカルの間の音程、ピッチ、音量等の比較パラメ
ータに加え、乱数要素を加味して採点値の増減値を決定
しているので、全く同一の歌い方でも採点結果が適度に
バラツキ、更に採点結果が人間の主観的評価に近づくと
共に、意外性が受けて場を盛り上げることができる。
【0012】更に、第の発明によれば、第の発明に
おいて増減値を決定する比較パラメータ及び乱数の比率
を任意の値に設定可能としているので、例えば、比較パ
ラメータとしての音程データの比率を高めたり、音量デ
ータの比率を高めることにより、歌の練習として捉えた
場合、音程がずれて採点値が低かったのか、音量がずれ
て採点値が低かったのかといった分析が容易になる。ま
た、乱数の比率を高めれば、全ては運任せというゲーム
(遊び)モードに設定することもでき、場が更に盛り上
がる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の好ましい実施の形態について説明する。図1は、この
発明の一実施例に係るカラオケ採点装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0014】カラオケ用レーザーディスク等のLD1か
ら再生される楽音に含まれるお手本ボーカルとマイクロ
フォン2から入力される実歌唱とは、それぞれ前処理部
3を介して音程抽出部4及び音量抽出部5に供給され、
ここで音程抽出処理及び音量抽出処理が施されて、採点
部6に供給される。採点部6に供給された実歌唱は、前
処理部3で抽出されたお手本ボーカルに基づいて採点処
理が施され、パラメータ設定部7で設定されるパラメー
タに応じて表示部8に得点として出力される。
【0015】図2は、同装置の前段の詳細な構成を示す
ブロック図である。LD1から再生されたアナログ音声
は音声多重方式であり、左右チャネルの信号がそれぞれ
ボーカル抽出部11に供給される。左側チャネル信号に
は、伴奏が記録されている。また、右側チャネル信号に
は、伴奏及びお手本ボーカル信号が記録されている。ボ
ーカル抽出部11は、右側チャネル信号から左側チャネ
ル信号を減算することによりお手本ボーカル信号を抽出
する。抽出されたお手本ボーカル信号は、音声帯域のみ
が通過するHPF121及びLPF131に供給され、こ
こでノイズが除去されて、音程抽出部4及び音量抽出部
5にそれぞれ供給される。一方、マイクロフォン2から
入力される実歌唱であるマイクボーカル信号も、HPF
122及びLPF132により低域及び高域のノイズが除
去されて、音程抽出部4及び音量抽出部5にそれぞれ供
給される。
【0016】音程抽出部4に供給されたお手本ボーカル
信号及びマイクボーカル信号は、ピッチ抽出部211,
212でそれぞれピッチ抽出される。ピッチ抽出の手法
としては、周知のゼロクロス間隔検出法、自己相関法又
はそれらの組合せ法などを用いることができる。ピッチ
抽出されたお手本ボーカル信号及びマイクボーカル信号
は、ON/OFF設定が可能なLPF221,222でそ
れぞれ適宜ビブラート成分が除去された後、周波数音程
変換部231,232でそれぞれ音程データに変換され
る。
【0017】即ち、抽出されたピッチの逆数である周波
数fは、基本周波数32.7032Hzからのずれとし
てオクターブデータP及び半音階データQを用いて次式
のように表わされる。
【0018】
【数1】
【0019】従って、周波数音程変換部231,232で
は、音程データを次式に基づいて算出する。
【0020】
【数2】
【0021】なお、オクターブデータPは整数で、Qの
絶対値が最小となるように決められる。このように音程
データに変換するのは、後述する音程比較処理におい
て、聴覚特性にマッチングした比較をすることができる
からである。また、半音階単位で与えられるキーコント
ローラ情報に基づいてお手本ボーカルの音程の補正も容
易になる。このようにして得られたお手本ボーカル信号
及びマイクボーカル信号の音程データは、レジスタ(R
EG)241,242にそれぞれ格納される。
【0022】また、音量抽出部5に供給されたお手本ボ
ーカル信号及びマイクボーカル信号は、絶対値化回路
(ABS)311,312でそれぞれ振幅値を絶対値化さ
れ、平滑化部321,322でそれぞれ平滑化される。こ
のようにして得られたお手本ボーカル信号及びマイクボ
ーカル信号の音量データは、レジスタ(REG)33
1,332にそれぞれ格納される。
【0023】これにより、音程抽出部4からはお手本ボ
ーカル信号の音程データ及びマイクボーカル信号の音程
データが常に出力され、音量抽出部5からはお手本ボー
カル信号の音量データ及びマイクボーカル信号の音量デ
ータが常に出力されることになる。そして、これらのデ
ータが例えば一定間隔で更新される。なお、これらのデ
ータの更新の際に、例えば直前のデータから判断してピ
ッチ抽出に失敗したと判断される場合には、データの更
新を行わないようにする。
【0024】図3は、同装置の後段の詳細な構成を示す
ブロック図である。お手本ボーカル信号及びマイクボー
カル信号の音程データは、音程比較部41に供給され、
ここで一定周期又はお手本ボーカル信号から抽出された
ピッチに基づく比較タイミング信号TMに同期して比較
され、両音程データが一致するか否かが判別される。両
者が概ね一致していれば、カウンタ(CNT)42はカ
ウントアップする。カウンタ42のカウント値は、比較
回数Kに基づいて正規化部43で1/Kに正規化され
る。これが0〜1までの値を持つ音程データの一致度A
となる。
【0025】同様にして、お手本ボーカル信号及びマイ
クボーカル信号の音量データは、音量比較部44に供給
され、比較タイミング信号TMに同期して比較され、両
音量データが一致するか否かが判別される。両者が概ね
一致していれば、カウンタ(CNT)45はカウントア
ップする。カウンタ45のカウント値は、比較回数Kに
基づいて正規化部46で1/Kに正規化される。これが
0〜1までの値を持つ音量データの一致度Bとなる。
【0026】更に、乱数発生部47からは0〜1までの
任意の乱数Cが与えられる。
【0027】これら音程データの一致度A、音量データ
の一致度B及び乱数Cは、単純に加算されるようにして
もよいが、この実施例では、これらに音程重視パラメー
タα、音量重視パラメータβ及び乱数重視パラメータγ
をそれぞれ乗算器48〜50で乗算した後、加算器51
で加算するようにしている。各パラメータα,β,γ
は、パラメータ設定部7によってα+β+γ=1を満た
すように任意の割合で調整可能となっている。
【0028】加算器51の出力である加算値xは0〜1
までの値を持ち、甘めの採点から辛めの採点までを行う
複数の変換テーブル又は演算手段を備えた増減値変換部
52に供給され、ここで加算値xに対応した増減値yに
変換される。この増減値yは、累算部53に供給され
る。累算部53には、得点を所定の範囲内、例えば0点
〜100点に制限するリミッタ機能が設けられている。
累算部53は、予め設定された初期値(例えば50点)
に増減値yを累算すると共に、時々刻々変化する点数
(又は最終結果のみ)を得点としてレジスタ(REG)
54を介して表示部8に出力する。
【0029】なお、お手本ボーカル信号の音量データ
は、常に音量比較部55で所定のしきい値THと比較さ
れており、お手本ボーカル信号が存在しない、例えば前
奏・間奏部分では、累算部53での累算を行わないよう
にする。また、増減値変換部52及び累算部53は、比
較回数Kをカウントするカウンタ(CNT)56によっ
て曲の前半部分及び後半部分を判別する。
【0030】次に、同装置の増減値変換処理について説
明する。図4は、同実施例における増減値変換部52の
変換テーブルを示す図である。いま、加算値x=0.4
が入力される場合を考えると、同図(a)の変換テーブ
ルを用いれば、増減値y=1が得られる。また、同図
(b)の変換テーブルを用いれば、増減値y=−1が得
られる。このため、同図(a)に示すような入出力特性
をもつ変換テーブルを設定することにより、採点を甘く
したり、あるいは、同図(b)に示すような入出力特性
をもつ変換テーブルを設定することにより、採点を厳し
くすることができる。このとき、曲の前半(又は後半)
では同図(b)の変換テーブルを用い、曲の後半(又は
前半)では同図(a)の変換テーブルを用いることによ
り、曲の前半と曲の後半とで採点基準を変えることもで
きる。一般に、主観を伴う優劣評価では、前半よりも後
半の方が印象度が大きく重要視される傾向にあるので、
前半を甘めに評価して、人間による主観的評価に近づけ
ることができる。このとき、経時的な変換テーブルの組
合せに対して前半重視型,後半重視型などの採点者のタ
イプを設け、いずれかのタイプを選択することにより、
複数の変換テーブルを一度に設定するようにしてもよ
い。なお、ここでは変換テーブルに基づいて増減値yを
得るようにしたが、演算によって求めるようにしてもよ
い。
【0031】図5は、累算部53の出力状態を示す図で
ある。この実施例によれば、50点をスタートとして採
点値の累算が実行される。同図で示すように前半で好
調でも、累算部53のリミッタ機能により、100点よ
り大きい得点にはならないので、後半でつまずくと10
0点を逃してしまう場合がある。一方、同図で示すよ
うに前半で手を抜いても、累算部53のリミッタ機能に
より、0点より小さい得点にはならないので、後半での
み頑張り100点を得る場合がある。このため、最後で
逆転というゲーム感覚が加味され、その場を盛り上げる
ことができる。
【0032】また、この実施例によれば、乱数生成部4
7で生成される乱数“0”〜“1”に依存する度合を大
きくすることにより、再現性のある機械的な比較処理で
なくなるので、全く同じ歌い方でも採点がばらつき、人
間による主観的評価に近づけることができる。また、着
目したい評価項目に応じて乗算器48〜50に重みを付
加することにより、加算値xが変化するので、歌唱力を
分析することもできる。更に、上手な歌い方でも採点が
低くなったり、あるいは下手な歌い方でも採点が高くな
ったりするので、すべては運任せというゲーム感覚が加
味され、その場を盛り上げることができる。
【0033】なお、この実施例では、比較パラメータと
して音程データ及び音量データを用いた場合について説
明したが、音程データに代えて周波数データを用いても
よい。
【0034】先の実施例では、採点者が一人である場合
を例に挙げたが、採点者が複数である場合について適用
することもできる。図6は、この発明の他の実施例に係
るカラオケ採点装置の要部構成を示すブロック図であ
る。この実施例では、複数の採点部611〜61nが設け
られる。採点部611〜61nは、表示部62を介して得
点をそれぞれ出力する。これにより、いわゆるコンクー
ル形式の歌唱力の評価に近づけることができる。また、
予想される審査員を想定し、各審査員のタイプを選択す
ることにより、シミュレーションを行うこともできる。
【0035】なお、上述した実施例では、記憶媒体がL
Dである場合について説明したが、記録媒体がCDであ
る場合には、再生される楽音信号の左チャネル側及び右
チャネル側のいずれにも伴奏とお手本ボーカルとが記録
されている。この場合でも、両チャネルの信号を加算
し、音声帯域のみBPFで抜き取る等の手段でお手本ボ
ーカルが抽出できれば、本願発明を利用できる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
マイクボーカルとお手本ボーカルとの間の比較パラメー
タの一致度に基づく増減値で採点値を増減させると共
に、採点値を最低点と最高点でそれぞれリミットさせる
ようにしているので、曲の前半が好調でも採点値を貯金
しておくことができず、後半のつまずきで最高点を逃す
ことになる。逆に、曲の前半が調子外れでも、最低点よ
りも下の点数にはならないため、後半の頑張りで最高点
を取ることが可能である。
【0037】また、この発明によれば、マイクボーカル
とお手本ボーカルとの間の比較パラメータの一致度に基
づく増減値で採点値を増減させる際に、曲の前半よりも
曲の後半の方がより採点値が増加するため、この場合に
も、後半の頑張りが採点値の向上につながるようになっ
ている。
【0038】更に、この発明によれば、マイクボーカル
とお手本ボーカルの間の音程、ピッチ、音量等の比較パ
ラメータに加え、乱数要素を加味して採点値の増減値を
決定しているので、全く同一の歌い方でも採点結果が適
度にバラツキ、更に採点結果が人間の主観的評価に近づ
くと共に、意外性が受けて場を盛り上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るカラオケ採点装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 同装置の前段の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図3】 同装置の後段の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図4】 同実施例における増減値変換部の変換テーブ
ルを示す図である。
【図5】 同実施例における累算部の出力状態を示す図
である。
【図6】 この発明の他の実施例に係るカラオケ採点装
置の要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…LD、2…マイクロフォン、3…前処理部、4…音
程抽出部、5…音量抽出部、6,611〜61n…採点
部、7…パラメータ設定部、8,62…表示部、11…
ボーカル抽出部、121,122…HPF、131,13
2,221,222…LPF、211,212…ピッチ抽出
部、231,232…周波数音程変換部、241,242,
331,332,54…REG、311,312…ABS、
321、322…平滑化部、41…音程比較部、42,4
5,56…CNT、43,46…正規化部、44,55
…音量比較部、47…乱数生成部、48〜50…乗算
器、51…加算器、52…増減値変換部、53…累算
部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−83096(JP,A) 実開 平4−93872(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 11/00 G10K 15/04 302

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実歌唱であるマイクボーカルとカラオケ
    ソースから供給されるお手本ボーカルとを1又は複数の
    比較パラメータについて比較してその一致度を曲の所定
    区間繰り返し求め、 この求められた一致度に基づいて、曲の前半よりも曲の
    後半の方がより採点値が増加するように前記採点値を増
    減させることにより歌唱力を採点することを特徴とする
    カラオケ採点装置。
  2. 【請求項2】 実歌唱であるマイクボーカルとカラオケ
    ソースから供給されるお手本ボーカルとを1又は複数の
    比較パラメータについて比較してその一致度を曲の所定
    区間繰り返し求め、 この求められた一致度と乱数とに基づいて採点値を増減
    させることにより歌唱力を採点することを特徴とするカ
    ラオケ採点装置。
  3. 【請求項3】 前記採点値を増減させるための前記比較
    パラメータの一致度及び前記乱数の比率を任意の値に設
    定可能にしたことを特徴とする請求項記載のカラオケ
    採点装置。
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