JP3344043B2 - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
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- JP3344043B2 JP3344043B2 JP31951093A JP31951093A JP3344043B2 JP 3344043 B2 JP3344043 B2 JP 3344043B2 JP 31951093 A JP31951093 A JP 31951093A JP 31951093 A JP31951093 A JP 31951093A JP 3344043 B2 JP3344043 B2 JP 3344043B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/04—TPC
- H04W52/18—TPC being performed according to specific parameters
- H04W52/28—TPC being performed according to specific parameters using user profile, e.g. mobile speed, priority or network state, e.g. standby, idle or non transmission
- H04W52/283—Power depending on the position of the mobile
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/04—TPC
- H04W52/30—TPC using constraints in the total amount of available transmission power
- H04W52/34—TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線電話装置に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信、特に無線電話装置の
発展には目ざましいものがあり、基地局と移動局の通信
方法として、基地局を分散配置し、同一周波数帯域を繰
り返し利用することにより収容できる移動局数を多くす
るマルチゾーン方式が採用されている。この方式では1
つの基地局のサービスエリアを比較的狭い無線ゾーンに
区切り、出力の低い電波で周波数を繰り返し利用するの
で、送信電力の低減や収容移動局数を多く取ることがで
きるといった長所があるが、移動局が通話中に他の基地
局の無線ゾーンに移動する場合、移動局の位置を追跡し
通話を継続させる技術が必要になり、様々な方式が開発
されている。
発展には目ざましいものがあり、基地局と移動局の通信
方法として、基地局を分散配置し、同一周波数帯域を繰
り返し利用することにより収容できる移動局数を多くす
るマルチゾーン方式が採用されている。この方式では1
つの基地局のサービスエリアを比較的狭い無線ゾーンに
区切り、出力の低い電波で周波数を繰り返し利用するの
で、送信電力の低減や収容移動局数を多く取ることがで
きるといった長所があるが、移動局が通話中に他の基地
局の無線ゾーンに移動する場合、移動局の位置を追跡し
通話を継続させる技術が必要になり、様々な方式が開発
されている。
【0003】以下に従来の無線電話装置について説明す
る。図7は従来の無線電話装置の構成を示すブロック図
である。1は一定の無線ゾーン内の通話サービス等を受
け持つ基地局、2は移動局、3は回線制御局や周辺基地
局と通信を行うための内線、4は回線制御局等と音声や
制御データ等を送受信する通信部、5は移動局2と通信
を行うための通話用及び制御用チャネル送受信機等から
なる移動局間無線インタフェース、6は移動局2と電波
の送受信を行うための基地局用アンテナ、7は基地局1
の識別コード(以下、IDと称する)が書き込まれた基
地局ID記憶部、8は真正な移動局2のIDが登録され
ている移動局ID記憶部、9は基地局1の無線ゾーン内
にいる移動局2のIDを登録管理している位置登録管理
部、10は基地局1が行う移動局2及び回線制御局の通
信、その他基地局1の動作をコントロールする基地局制
御部、11は基地局1と通信を行うための通話用及び制
御用チャネル送受信機等からなる基地局間無線インタフ
ェース、12は基地局1と電波の送受信を行うための移
動局用アンテナ、13は移動局2が現在いる無線ゾーン
を管理している基地局1のIDが記憶されている基地局
ID記憶部、14は移動局2のIDが記憶されている移
動局ID記憶部、15はダイヤル入力やオンフック,オ
フフック等の指示入力を行う操作部、16はダイヤル番
号,日付等の情報を表示するためにLEDやLCD等で
構成される表示部、17は送話器、18は受話器、19
は音声信号の入出力のゲイン調整等を行う音声インタフ
ェース、20は移動局2の動作をコントロールする移動
局制御部である。
る。図7は従来の無線電話装置の構成を示すブロック図
である。1は一定の無線ゾーン内の通話サービス等を受
け持つ基地局、2は移動局、3は回線制御局や周辺基地
局と通信を行うための内線、4は回線制御局等と音声や
制御データ等を送受信する通信部、5は移動局2と通信
を行うための通話用及び制御用チャネル送受信機等から
なる移動局間無線インタフェース、6は移動局2と電波
の送受信を行うための基地局用アンテナ、7は基地局1
の識別コード(以下、IDと称する)が書き込まれた基
地局ID記憶部、8は真正な移動局2のIDが登録され
ている移動局ID記憶部、9は基地局1の無線ゾーン内
にいる移動局2のIDを登録管理している位置登録管理
部、10は基地局1が行う移動局2及び回線制御局の通
信、その他基地局1の動作をコントロールする基地局制
御部、11は基地局1と通信を行うための通話用及び制
御用チャネル送受信機等からなる基地局間無線インタフ
ェース、12は基地局1と電波の送受信を行うための移
動局用アンテナ、13は移動局2が現在いる無線ゾーン
を管理している基地局1のIDが記憶されている基地局
ID記憶部、14は移動局2のIDが記憶されている移
動局ID記憶部、15はダイヤル入力やオンフック,オ
フフック等の指示入力を行う操作部、16はダイヤル番
号,日付等の情報を表示するためにLEDやLCD等で
構成される表示部、17は送話器、18は受話器、19
は音声信号の入出力のゲイン調整等を行う音声インタフ
ェース、20は移動局2の動作をコントロールする移動
局制御部である。
【0004】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【0005】まず、移動局2が発信する場合について説
明する。移動局制御部20は基地局ID記憶部13に記
憶されている基地局IDと音声信号等を基地局間無線イ
ンタフェース11を介して基地局1へ送信する。一方、
移動局間無線インタフェース5を介して基地局IDを受
信した基地局1では基地局制御部10によって受信した
基地局IDと基地局ID記憶部7に記憶されている基地
局IDを比較し、この両者が一致したことを検出し、内
線3を介して通話を可能にしている。次に、移動局2が
着信する場合について説明する。基地局1は移動局2が
自己の無線ゾーン内に位置するかどうかを位置登録管理
部9の管理テーブルにより調べ、無線ゾーン内に移動局
2が存在していることを確認すると、移動局ID記憶部
8に書き込まれている移動局IDと音声を移動局間無線
インタフェース5を介して移動局2へ送信する。一方、
基地局間無線インタフェース11を介して移動局IDを
受信した移動局2では移動局制御部20によって受信し
た移動局IDと移動局ID記憶部14に記憶されている
移動局IDとを比較し、この両者が一致したことを検出
して、移動局2と基地局1を介して内線3との通話が可
能になる。
明する。移動局制御部20は基地局ID記憶部13に記
憶されている基地局IDと音声信号等を基地局間無線イ
ンタフェース11を介して基地局1へ送信する。一方、
移動局間無線インタフェース5を介して基地局IDを受
信した基地局1では基地局制御部10によって受信した
基地局IDと基地局ID記憶部7に記憶されている基地
局IDを比較し、この両者が一致したことを検出し、内
線3を介して通話を可能にしている。次に、移動局2が
着信する場合について説明する。基地局1は移動局2が
自己の無線ゾーン内に位置するかどうかを位置登録管理
部9の管理テーブルにより調べ、無線ゾーン内に移動局
2が存在していることを確認すると、移動局ID記憶部
8に書き込まれている移動局IDと音声を移動局間無線
インタフェース5を介して移動局2へ送信する。一方、
基地局間無線インタフェース11を介して移動局IDを
受信した移動局2では移動局制御部20によって受信し
た移動局IDと移動局ID記憶部14に記憶されている
移動局IDとを比較し、この両者が一致したことを検出
して、移動局2と基地局1を介して内線3との通話が可
能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、基地局の無線ゾーン内に移動局が存在しな
い場合や、移動局が基地局の周辺に集中している場合で
も基地局からの電波は一定の無線ゾーンを形成するため
に高出力で送信されており、必要以上の電力を消費する
という問題点を有していた。
の構成では、基地局の無線ゾーン内に移動局が存在しな
い場合や、移動局が基地局の周辺に集中している場合で
も基地局からの電波は一定の無線ゾーンを形成するため
に高出力で送信されており、必要以上の電力を消費する
という問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、基地局の無線ゾーン内に移動局が存在しない時は無
線ゾーンを解除し、また、基地局の周辺に移動局が集中
している場合は、全ての移動局に届く範囲のできるだけ
狭い無線ゾーンを形成し、消費電力の低減と電磁波によ
る電波障害の軽減を図ることができる無線電話装置を提
供することを目的とする。
で、基地局の無線ゾーン内に移動局が存在しない時は無
線ゾーンを解除し、また、基地局の周辺に移動局が集中
している場合は、全ての移動局に届く範囲のできるだけ
狭い無線ゾーンを形成し、消費電力の低減と電磁波によ
る電波障害の軽減を図ることができる無線電話装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載された無線電話装置は、複数
の無線ゾーンを有する基地局と、この基地局と無線通信
を行う移動局とを有する無線電話装置であって、前記基
地局は、所定の時間毎に前記移動局に対しエコーバック
要求信号を送出し、前記エコーバック要求信号に対する
エコーバック応答信号を受信する基地局エコーバック送
受信部と、移動局の位置登録の管理を行う位置登録管理
部と、無線ゾーンを最大に拡大したときに前記エコーバ
ック送受信部によりエコーバック応答信号を受信した移
動局を記憶する移動履歴管理部と、基地局エコーバック
送受信部により所定時間毎にエコーバック信号を送信
し、前記エコーバック要求信号に対するエコーバック応
答信号を受信した移動局数と前記移動履歴管理部に記憶
した移動局数とが一致し、かつ無線ゾーンが最小となる
ように無線ゾーンを可変する無線ゾーン可変手段を有す
る基地局制御部とを備え、移動局は基地局からのエコー
バック要求信号を受信し基地局にエコーバック応答信号
を返す移動局エコーバック送受信部を備えた構成を有し
ている。
に本発明の請求項1に記載された無線電話装置は、複数
の無線ゾーンを有する基地局と、この基地局と無線通信
を行う移動局とを有する無線電話装置であって、前記基
地局は、所定の時間毎に前記移動局に対しエコーバック
要求信号を送出し、前記エコーバック要求信号に対する
エコーバック応答信号を受信する基地局エコーバック送
受信部と、移動局の位置登録の管理を行う位置登録管理
部と、無線ゾーンを最大に拡大したときに前記エコーバ
ック送受信部によりエコーバック応答信号を受信した移
動局を記憶する移動履歴管理部と、基地局エコーバック
送受信部により所定時間毎にエコーバック信号を送信
し、前記エコーバック要求信号に対するエコーバック応
答信号を受信した移動局数と前記移動履歴管理部に記憶
した移動局数とが一致し、かつ無線ゾーンが最小となる
ように無線ゾーンを可変する無線ゾーン可変手段を有す
る基地局制御部とを備え、移動局は基地局からのエコー
バック要求信号を受信し基地局にエコーバック応答信号
を返す移動局エコーバック送受信部を備えた構成を有し
ている。
【0009】
【作用】この構成によって、基地局から予め定められた
時間毎に移動局に対してエコーバック要求信号を送信
し、基地局の無線ゾーン内に存在する移動局の局数を確
認することができる。また、無線ゾーンを最大に拡大し
たときにエコーバック応答信号を受信した移動局を記憶
する移動履歴管理部を備えたことにより、エコーバック
応答信号を受信した移動局数と前記移動履歴管理部に記
憶した移動局数とが一致し、かつ最小の無線ゾーンを形
成することができる。
時間毎に移動局に対してエコーバック要求信号を送信
し、基地局の無線ゾーン内に存在する移動局の局数を確
認することができる。また、無線ゾーンを最大に拡大し
たときにエコーバック応答信号を受信した移動局を記憶
する移動履歴管理部を備えたことにより、エコーバック
応答信号を受信した移動局数と前記移動履歴管理部に記
憶した移動局数とが一致し、かつ最小の無線ゾーンを形
成することができる。
【0010】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1
実施例における無線電話装置の構成を示すブロック図で
ある。3は内線、4は通信部、5は移動局間無線インタ
フェース、6は基地局用アンテナ、7は基地局ID記憶
部、8は移動局ID記憶部、9は位置登録管理部、11
は基地局間無線インタフェース、12は移動局用アンテ
ナ、13は基地局ID記憶部、14は移動局ID記憶
部、15は操作部、16は表示部、17は送話器、18
は受話器、19は音声インタフェースであり、これらは
従来例と同様なもので同一の符号を付し説明を省略す
る。1aは後述のエコーバック送受信部等を備えた基地
局、10aは基地局1aの動作をコントロールする基地
局制御部、2aは後述のエコーバック管理部を備えた移
動局、20aは移動局2aの動作をコントロールする移
動局制御部、21aは移動局2aの存在位置確認をする
エコーバック信号の送受信を行う基地局エコーバック送
受信部、21bは基地局1aから移動局2aに対してエ
コーバック要求信号を送出する間隔を規定するエコーバ
ックタイマ制御部、22は基地局1aへの存在位置確認
をするエコーバック信号の送受信を行う移動局エコーバ
ック送受信部である。
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1
実施例における無線電話装置の構成を示すブロック図で
ある。3は内線、4は通信部、5は移動局間無線インタ
フェース、6は基地局用アンテナ、7は基地局ID記憶
部、8は移動局ID記憶部、9は位置登録管理部、11
は基地局間無線インタフェース、12は移動局用アンテ
ナ、13は基地局ID記憶部、14は移動局ID記憶
部、15は操作部、16は表示部、17は送話器、18
は受話器、19は音声インタフェースであり、これらは
従来例と同様なもので同一の符号を付し説明を省略す
る。1aは後述のエコーバック送受信部等を備えた基地
局、10aは基地局1aの動作をコントロールする基地
局制御部、2aは後述のエコーバック管理部を備えた移
動局、20aは移動局2aの動作をコントロールする移
動局制御部、21aは移動局2aの存在位置確認をする
エコーバック信号の送受信を行う基地局エコーバック送
受信部、21bは基地局1aから移動局2aに対してエ
コーバック要求信号を送出する間隔を規定するエコーバ
ックタイマ制御部、22は基地局1aへの存在位置確認
をするエコーバック信号の送受信を行う移動局エコーバ
ック送受信部である。
【0011】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作について説明する。図2は本発明の
第1実施例における無線電話装置の基地局のエコーバッ
ク処理を示すフローチャートであり、図3は本発明の第
1実施例における無線電話装置の移動局のエコーバック
処理を示すフローチャートである。
いて、以下その動作について説明する。図2は本発明の
第1実施例における無線電話装置の基地局のエコーバッ
ク処理を示すフローチャートであり、図3は本発明の第
1実施例における無線電話装置の移動局のエコーバック
処理を示すフローチャートである。
【0012】初めに、基地局1aにおけるエコーバック
処理について、図2を用いて説明する。まず、基地局制
御部10aはエコーバックタイマ制御部21bのタイマ
を起動する(S1)。次に、エコーバックタイマ制御部
21bのタイマがタイムアウトしているかどうかを調べ
る(S2)。Noである場合は、S12へジャンプし、
Yesである場合は、移動局間無線インタフェース5に
空きチャネルがあるかどうか調べる(S3)。Noであ
る場合は、再度エコーバックタイマ制御部21bのタイ
マを起動(S4)してS2へジャンプする。Yesであ
る場合は、位置登録管理部9に登録されているPS管理
テーブルを参照して基地局1aの移動局ID記憶部8内
のPS−IDを確認し(S5)、基地局エコーバック送
受信部21aにより移動局間無線インタフェース5を介
して移動局1aへエコーバック要求メッセージが送信さ
れる(S6)。次に、基地局制御部10aはエコーバッ
ク要求メッセージに対する応答メッセージが受信された
かどうか調べる(S7)。Noである場合は、その移動
局は基地局1aの無線ゾーン内に存在しないと見做し位
置登録管理部9でPS管理テーブルを更新して(S8)
S9へジャンプし、Yesである場合は、位置登録管理
部9は無線ゾーン内の移動局の存在を確認し、他の全て
の移動局についての存在を確認するために再度PS管理
テーブルを参照(S9)し、位置登録されている移動局
全てにエコーバック処理がなされたかどうかを調べる
(S10)。Noである場合は、S3へジャンプし、全
ての移動局に対して存在確認が終了するまでエコーバッ
ク処理を繰り返し、Yesである場合は、再度基地局エ
コーバックタイマ制御部21bのタイマを起動してS2
へジャンプし、同様な処理を繰り返す。S12はS2の
タイムアウトに関係なく基地局1aで全移動局に対して
送信イベントがある場合に送信イベントと同時にエコー
バック要求信号を送信するためのものであり、S2がN
oである場合、全移動局に対して送信イベントがあるか
どうか調べる(S12)。Noである場合は、S2へジ
ャンプし、Yesである場合は、送信イベントの後ろに
エコーバック要求信号を付加して全移動局に送信するた
めにS3へジャンプする。次に、移動局2aにおけるエ
コーバック処理について、図3を用いて説明する。ま
ず、移動局2aは通常受信状態にあり、移動局制御部2
0aは受信イベントがあるかどうか調べる(S13)。
Noである場合は、受信ループを繰り返し、Yesであ
る場合は、受信イベントの中にエコーバック要求メッセ
ージが存在しているか調べる(S14)。Noである場
合は、S15へジャンプし受信イベントに対して通常の
応答イベント処理を行った後、S13へジャンプし、Y
esである場合は、受信イベントがエコーバック要求信
号のみであるかどうか調べる(S16)。Yesである
場合は、移動局エコーバック送受信部22によりエコー
バック応答メッセージを送出した後S13へジャンプ
し、Noである場合は、通常の処理(S18)を行った
後、移動局2aからの送信イベントの後ろにエコーバッ
ク応答信号を付加して基地局1aに送信した後、S13
へジャンプする。
処理について、図2を用いて説明する。まず、基地局制
御部10aはエコーバックタイマ制御部21bのタイマ
を起動する(S1)。次に、エコーバックタイマ制御部
21bのタイマがタイムアウトしているかどうかを調べ
る(S2)。Noである場合は、S12へジャンプし、
Yesである場合は、移動局間無線インタフェース5に
空きチャネルがあるかどうか調べる(S3)。Noであ
る場合は、再度エコーバックタイマ制御部21bのタイ
マを起動(S4)してS2へジャンプする。Yesであ
る場合は、位置登録管理部9に登録されているPS管理
テーブルを参照して基地局1aの移動局ID記憶部8内
のPS−IDを確認し(S5)、基地局エコーバック送
受信部21aにより移動局間無線インタフェース5を介
して移動局1aへエコーバック要求メッセージが送信さ
れる(S6)。次に、基地局制御部10aはエコーバッ
ク要求メッセージに対する応答メッセージが受信された
かどうか調べる(S7)。Noである場合は、その移動
局は基地局1aの無線ゾーン内に存在しないと見做し位
置登録管理部9でPS管理テーブルを更新して(S8)
S9へジャンプし、Yesである場合は、位置登録管理
部9は無線ゾーン内の移動局の存在を確認し、他の全て
の移動局についての存在を確認するために再度PS管理
テーブルを参照(S9)し、位置登録されている移動局
全てにエコーバック処理がなされたかどうかを調べる
(S10)。Noである場合は、S3へジャンプし、全
ての移動局に対して存在確認が終了するまでエコーバッ
ク処理を繰り返し、Yesである場合は、再度基地局エ
コーバックタイマ制御部21bのタイマを起動してS2
へジャンプし、同様な処理を繰り返す。S12はS2の
タイムアウトに関係なく基地局1aで全移動局に対して
送信イベントがある場合に送信イベントと同時にエコー
バック要求信号を送信するためのものであり、S2がN
oである場合、全移動局に対して送信イベントがあるか
どうか調べる(S12)。Noである場合は、S2へジ
ャンプし、Yesである場合は、送信イベントの後ろに
エコーバック要求信号を付加して全移動局に送信するた
めにS3へジャンプする。次に、移動局2aにおけるエ
コーバック処理について、図3を用いて説明する。ま
ず、移動局2aは通常受信状態にあり、移動局制御部2
0aは受信イベントがあるかどうか調べる(S13)。
Noである場合は、受信ループを繰り返し、Yesであ
る場合は、受信イベントの中にエコーバック要求メッセ
ージが存在しているか調べる(S14)。Noである場
合は、S15へジャンプし受信イベントに対して通常の
応答イベント処理を行った後、S13へジャンプし、Y
esである場合は、受信イベントがエコーバック要求信
号のみであるかどうか調べる(S16)。Yesである
場合は、移動局エコーバック送受信部22によりエコー
バック応答メッセージを送出した後S13へジャンプ
し、Noである場合は、通常の処理(S18)を行った
後、移動局2aからの送信イベントの後ろにエコーバッ
ク応答信号を付加して基地局1aに送信した後、S13
へジャンプする。
【0013】以上のように本実施例によれば、基地局1
aに基地局エコーバック送受信部21a及びエコーバッ
クタイマ制御部21bを備え、また移動局2aに移動局
エコーバック送受信部22を備えることにより、基地局
1aは予め定められた一定時間毎に移動局2aに対して
エコーバック要求信号を送出することにより無線ゾーン
内の移動局の存在を効率よく確認することができる。
aに基地局エコーバック送受信部21a及びエコーバッ
クタイマ制御部21bを備え、また移動局2aに移動局
エコーバック送受信部22を備えることにより、基地局
1aは予め定められた一定時間毎に移動局2aに対して
エコーバック要求信号を送出することにより無線ゾーン
内の移動局の存在を効率よく確認することができる。
【0014】(実施例2)以下本発明の第2実施例にお
ける無線電話装置について、図面を参照しながら説明す
る。図4は本発明の第2実施例における無線電話装置の
構成を示すブロック図である。実施例1と異なるのは基
地局1bに移動局の過去の移動履歴を管理する移動履歴
管理部23と無線ゾーンの大きさを記憶管理する無線管
理部24と、一定時間毎に無線ゾーンの範囲を最大にし
て移動局2aの確認を行うための無線ゾーンタイマ制御
部25が追加された点である。1bは無線ゾーンの大き
さを制御する機能を備えた基地局、10bは基地局1b
の動作をコントロールする制御部である。
ける無線電話装置について、図面を参照しながら説明す
る。図4は本発明の第2実施例における無線電話装置の
構成を示すブロック図である。実施例1と異なるのは基
地局1bに移動局の過去の移動履歴を管理する移動履歴
管理部23と無線ゾーンの大きさを記憶管理する無線管
理部24と、一定時間毎に無線ゾーンの範囲を最大にし
て移動局2aの確認を行うための無線ゾーンタイマ制御
部25が追加された点である。1bは無線ゾーンの大き
さを制御する機能を備えた基地局、10bは基地局1b
の動作をコントロールする制御部である。
【0015】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。図5は本発明の第2実
施例における無線電話装置の基地局の動作を示すフロー
チャートであり、図6(a)は本発明の第2実施例にお
ける無線電話装置の最大無線ゾーンを示す図であり、図
6(b)は本発明の第2実施例における無線電話装置の
無線ゾーンを縮小した状態を示す図である。図6におい
て、26,27,28は基地局1bの無線管理部24に
より規定された無線ゾーン、29,30,31は移動局
である。まず、基地局制御部10bは無線ゾーンタイマ
制御部25のタイマを起動する(S20)。次に、無線
ゾーンタイマ制御部25のタイマがタイムアウトしてい
るかどうかを調べる(S21)。Noである場合は、S
21へループし、Yesである場合は、図6(a)に示
すように無線ゾーンを最大に拡大し、無線管理部24に
無線ゾーンの範囲を登録する(S22)。次に、基地局
制御部10bは基地局エコーバック送受信部21a及び
エコーバックタイマ制御部21bにより移動局ID記憶
部8及び位置登録管理部9で登録管理している全移動局
に対してPS管理テーブルを参照してエコーバック処理
を行う(S23)。エコーバック処理で最大無線ゾーン
内の移動局の存在を確認する際、無線ゾーン内の移動局
数Xを移動履歴管理部23に登録する(S24)。次
に、無線ゾーン内に移動局が1局も存在しないかどうか
調べる(S25)。Yesである場合は、無線ゾーンを
解除(S26)した後、再度無線ゾーンタイマ制御部2
5のタイマを起動(S27)しS20へジャンプし、N
oである場合は、基地局制御部10bは無線管理部24
の無線ゾーン規模のデータにより無線ゾーンをある規定
値分だけ縮小し、無線管理部24の無線ゾーン規模のデ
ータを更新(S28)し、再び基地局エコーバック送受
信部21aによりエコーバック処理を行い、縮小した無
線ゾーン内の移動局2a及びその局数Yを確認する(S
29)。次に、移動履歴管理部23に記憶しておいた無
線ゾーンを縮小する前の移動局2aの数Xと無線ゾーン
を縮小した後の移動局2aの数Yを比較し移動局数が等
しいかどうか調べる(S30)。Yesである場合は、
図6(b)に示すように縮小した無線ゾーン内に移動局
2aが全て存在することになるので更に無線ゾーンを縮
小するためにS28へジャンプし、Noである場合は、
無線ゾーンから外れた移動局2aがあると見做し、無線
ゾーンをある規定値分だけ拡大(S31)した後、再度
基地局エコーバック送受信部21a及びエコーバックタ
イマ制御部21bによりエコーバック処理を行い、移動
局2aの存在及びその局数Zを調べる(S32)。次
に、移動履歴管理部23に登録されている移動局数Xと
エコーバック処理により確認された移動局数Zとが同じ
かどうか調べる(S33)。Noである場合は、現在の
無線ゾーンが基地局1bにおける最大ゾーンかを調べる
ためにS35へジャンプし、Yesである場合は、無線
ゾーンを確定するためにS34へジャンプする。S33
で移動履歴管理部23に登録されている移動局数Xと無
線ゾーンを拡大して確認された移動局数Zが等しくない
場合は拡大した無線ゾーンがその基地局1bにおける最
大ゾーンかどうか調べる(S35)。Noである場合
は、更に無線ゾーンを拡大するためにS31へジャンプ
し、Yesである場合は、これ以上無線ゾーンを拡大で
きないので無線ゾーンを確定するためにS34へジャン
プする。次に、S33で移動局数Xと無線ゾーンを拡大
して確認された移動局数Zが等しいか、S35で既に最
大無線ゾーンにある場合はそのまま無線ゾーン確定(S
34)となり無線管理部24の無線ゾーン規模のデータ
を更新(S36)した後、無線ゾーンタイマ制御部25
のタイマを起動(S37)してS21にジャンプする。
いて、以下その動作を説明する。図5は本発明の第2実
施例における無線電話装置の基地局の動作を示すフロー
チャートであり、図6(a)は本発明の第2実施例にお
ける無線電話装置の最大無線ゾーンを示す図であり、図
6(b)は本発明の第2実施例における無線電話装置の
無線ゾーンを縮小した状態を示す図である。図6におい
て、26,27,28は基地局1bの無線管理部24に
より規定された無線ゾーン、29,30,31は移動局
である。まず、基地局制御部10bは無線ゾーンタイマ
制御部25のタイマを起動する(S20)。次に、無線
ゾーンタイマ制御部25のタイマがタイムアウトしてい
るかどうかを調べる(S21)。Noである場合は、S
21へループし、Yesである場合は、図6(a)に示
すように無線ゾーンを最大に拡大し、無線管理部24に
無線ゾーンの範囲を登録する(S22)。次に、基地局
制御部10bは基地局エコーバック送受信部21a及び
エコーバックタイマ制御部21bにより移動局ID記憶
部8及び位置登録管理部9で登録管理している全移動局
に対してPS管理テーブルを参照してエコーバック処理
を行う(S23)。エコーバック処理で最大無線ゾーン
内の移動局の存在を確認する際、無線ゾーン内の移動局
数Xを移動履歴管理部23に登録する(S24)。次
に、無線ゾーン内に移動局が1局も存在しないかどうか
調べる(S25)。Yesである場合は、無線ゾーンを
解除(S26)した後、再度無線ゾーンタイマ制御部2
5のタイマを起動(S27)しS20へジャンプし、N
oである場合は、基地局制御部10bは無線管理部24
の無線ゾーン規模のデータにより無線ゾーンをある規定
値分だけ縮小し、無線管理部24の無線ゾーン規模のデ
ータを更新(S28)し、再び基地局エコーバック送受
信部21aによりエコーバック処理を行い、縮小した無
線ゾーン内の移動局2a及びその局数Yを確認する(S
29)。次に、移動履歴管理部23に記憶しておいた無
線ゾーンを縮小する前の移動局2aの数Xと無線ゾーン
を縮小した後の移動局2aの数Yを比較し移動局数が等
しいかどうか調べる(S30)。Yesである場合は、
図6(b)に示すように縮小した無線ゾーン内に移動局
2aが全て存在することになるので更に無線ゾーンを縮
小するためにS28へジャンプし、Noである場合は、
無線ゾーンから外れた移動局2aがあると見做し、無線
ゾーンをある規定値分だけ拡大(S31)した後、再度
基地局エコーバック送受信部21a及びエコーバックタ
イマ制御部21bによりエコーバック処理を行い、移動
局2aの存在及びその局数Zを調べる(S32)。次
に、移動履歴管理部23に登録されている移動局数Xと
エコーバック処理により確認された移動局数Zとが同じ
かどうか調べる(S33)。Noである場合は、現在の
無線ゾーンが基地局1bにおける最大ゾーンかを調べる
ためにS35へジャンプし、Yesである場合は、無線
ゾーンを確定するためにS34へジャンプする。S33
で移動履歴管理部23に登録されている移動局数Xと無
線ゾーンを拡大して確認された移動局数Zが等しくない
場合は拡大した無線ゾーンがその基地局1bにおける最
大ゾーンかどうか調べる(S35)。Noである場合
は、更に無線ゾーンを拡大するためにS31へジャンプ
し、Yesである場合は、これ以上無線ゾーンを拡大で
きないので無線ゾーンを確定するためにS34へジャン
プする。次に、S33で移動局数Xと無線ゾーンを拡大
して確認された移動局数Zが等しいか、S35で既に最
大無線ゾーンにある場合はそのまま無線ゾーン確定(S
34)となり無線管理部24の無線ゾーン規模のデータ
を更新(S36)した後、無線ゾーンタイマ制御部25
のタイマを起動(S37)してS21にジャンプする。
【0016】以上のように本実施例によれば、エコーバ
ック処理に加えて移動履歴管理部23,無線管理部2
4,及び無線ゾーンタイマ制御部25を備えることによ
り、基地局1bの形成する無線ゾーン内の移動局2aの
状況によって一時的に送信電力を変え無線ゾーンを拡大
又は縮小することで効率よく無線ゾーン規模を制御する
ことができる。
ック処理に加えて移動履歴管理部23,無線管理部2
4,及び無線ゾーンタイマ制御部25を備えることによ
り、基地局1bの形成する無線ゾーン内の移動局2aの
状況によって一時的に送信電力を変え無線ゾーンを拡大
又は縮小することで効率よく無線ゾーン規模を制御する
ことができる。
【0017】エコーバックタイマ制御部21bや無線ゾ
ーンタイマ制御部25の値は予め設定された固定値であ
ってもよいし、無線ゾーン内の移動局2aの数等によっ
てダイナミックに変更できるようにしてもよい。移動履
歴管理部23の移動局2aの変化が激しい場合等は上記
各タイマー値をダイナミックに変更することにより、よ
りフレキシブルなゾーン形成を行うことができる。
ーンタイマ制御部25の値は予め設定された固定値であ
ってもよいし、無線ゾーン内の移動局2aの数等によっ
てダイナミックに変更できるようにしてもよい。移動履
歴管理部23の移動局2aの変化が激しい場合等は上記
各タイマー値をダイナミックに変更することにより、よ
りフレキシブルなゾーン形成を行うことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、基地局から予め
定められた時間毎に、移動局に対してエコーバック要求
信号を送信して、無線ゾーン内に存在する移動局数を確
認し、無線ゾーン内に移動局が存在しない場合は無線ゾ
ーンを解除し、また、移動局が存在する場合は、最遠の
移動局に電波が届く範囲でできるだけ狭い無線ゾーンを
一定時間形成することにより基地局の消費電力の低減化
と電磁波による電波障害の軽減化を図ることができる高
品質で信頼性,経済性に優れた無線電話装置を実現でき
るものである。
定められた時間毎に、移動局に対してエコーバック要求
信号を送信して、無線ゾーン内に存在する移動局数を確
認し、無線ゾーン内に移動局が存在しない場合は無線ゾ
ーンを解除し、また、移動局が存在する場合は、最遠の
移動局に電波が届く範囲でできるだけ狭い無線ゾーンを
一定時間形成することにより基地局の消費電力の低減化
と電磁波による電波障害の軽減化を図ることができる高
品質で信頼性,経済性に優れた無線電話装置を実現でき
るものである。
【図1】本発明の第1実施例における無線電話装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図2】本発明の第1実施例における無線電話装置の基
地局のエコーバック処理を示すフローチャート
地局のエコーバック処理を示すフローチャート
【図3】本発明の第1実施例における無線電話装置の移
動局のエコーバック処理を示すフローチャート
動局のエコーバック処理を示すフローチャート
【図4】本発明の第2実施例における無線電話装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図5】本発明の第2実施例における無線電話装置の基
地局の動作を示すフローチャート
地局の動作を示すフローチャート
【図6】(a)は本発明の第2実施例における無線電話
装置の最大無線ゾーンを示す図 (b)は本発明の第2実施例における無線電話装置の無
線ゾーンを縮小した状態を示す図
装置の最大無線ゾーンを示す図 (b)は本発明の第2実施例における無線電話装置の無
線ゾーンを縮小した状態を示す図
【図7】従来の無線電話装置の構成を示すブロック図
1,1a 基地局 2,2a,29,30,31 移動局 3 内線 4 通信部 5 移動局間無線インタフェース 6 基地局用アンテナ 7 基地局ID記憶部 8 移動局ID記憶部 9 位置登録管理部 10,10a 基地局制御部 11 基地局間無線インタフェース 12 移動局用アンテナ 13 基地局ID記憶部 14 移動局ID記憶部 15 操作部 16 表示部 17 送話器 18 受話器 19 音声インタフェース 20,20a 移動局制御部 21a 基地局エコーバック送受信部 21b エコーバックタイマ制御部 22 移動局エコーバック送受信部 23 移動履歴管理部 24 無線管理部 25 無機ゾーンタイマ制御部 26,27,28 無線ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (5)
- 【請求項1】複数の無線ゾーンを有する基地局と、前記
基地局と無線通信を行う移動局とを有する無線電話装置
であって、 前記基地局は、 所定の時間毎に前記移動局に対しエコーバック要求信号
を送出し、前記エコーバック要求信号に対するエコーバ
ック応答信号を受信する基地局エコーバック送受信部
と、 前記移動局の位置登録の管理を行う位置登録管理部と、 無線ゾーンを最大に拡大したときに前記エコーバック送
受信部によりエコーバック応答信号を受信した移動局を
記憶する移動履歴管理部と、 前記基地局エコーバック送受信部により所定時間毎にエ
コーバック信号を送信し、前記エコーバック要求信号に
対するエコーバック応答信号を受信した移動局数と前記
移動履歴管理部に記憶した移動局数とが一致し、かつ前
記無線ゾーンが最小となるように前記無線ゾーンを変更
する無線ゾーン可変手段を有する基地局制御部とを備
え、 前記移動局は前記基地局からの前記エコーバック要求信
号を受信し前記基地局にエコーバック応答信号を返す移
動局エコーバック送受信部を備えたことを特徴とする無
線電話装置。 - 【請求項2】複数の無線ゾーンを有する基地局と、前記
基地局と無線通信を行う移動局とを有する無線電話装置
であって、 前記基地局は、 所定の時間毎に前記移動局に対しエコーバック要求信号
を送出し、前記エコーバック要求信号に対するエコーバ
ック応答信号を受信する基地局エコーバック送受信部
と、 前記移動局の位置登録の管理を行う位置登録管理部と、 無線ゾーンを最大に拡大したときに前記エコーバック送
受信部によりエコーバック応答信号を受信した移動局を
記憶する移動履歴管理部と、 基地局制御部とを備え、 前記基地局制御部は、前記基地局エコーバック送受信部
により所定時間毎にエコーバック信号を送信し、前記エ
コーバック要求信号に対するエコーバック応答信号を受
信した移動局数と前記移動履歴管理部に記憶した移動局
数とが等しい場合に無線ゾーンを縮小し、再度エコーバ
ック応答信号を受信した移動局数と前記移動履歴管理部
に記憶した移動局数とが等しいか否かを調べ、等しい場
合は更に無線ゾーンを縮小し、一致しない場合は無線ゾ
ーンを拡大して再度エコーバック応答信号を受信した移
動局数と前記移動履歴管理部に記憶した移動局数とが等
しいか否かを調べ、エコーバック応答信号を受信した移
動局と前記移動履歴管理部に記憶した移動局とが等しい
状態になるように無線ゾーンを変更する基地局制御部と
を備え、 前記移動局は、 前記基地局からの前記エコーバック要求信号を受信し前
記基地局にエコーバック応答信号を返す移動局エコーバ
ック送受信部を備えたことを特徴とする無線電話装置。 - 【請求項3】前記基地局制御部による前記無線ゾーンの
変更は、前記無線ゾーンの解除を含むことを特徴とする
請求項1記載の無線電話装置。 - 【請求項4】前記基地局は、一定時間を規定する無線ゾ
ーンタイマ制御部を備え、規定された時間では前記基地
局制御部による前記無線ゾーンの変更を行わないことを
特徴とする請求項2若しくは請求項3記載の無線電話装
置 - 【請求項5】少なくとも1以上の無線ゾーンを有する基
地局と、前記基地局と無線通信を行う移動局と、を有す
る無線電話装置であって、 前記基地局は予め定められた時間毎にタイマ出力信号を
送出するエコーバックタイマ制御部と、 前記エコーバックタイマ制御部からのタイマ出力信号に
基づいて前記無線ゾーン内の移動局の存在を確認するた
めのエコーバック要求信号を送出し前記エコーバック要
求信号に対するエコーバック応答信号を受信する基地局
エコーバック送受信部と、 前記エコーバック応答信号により前記移動局の位置登録
の管理を行う位置登録管理部と、 無線ゾーンを最大に拡大したときに前記エコーバック送
受信部によりエコーバック応答信号を受信した移動局を
記憶する移動履歴管理部と、 無線ゾーンの範囲を登録するための無線管理部と、 一定時間毎に無線ゾーンの範囲を最大にして移動局の確
認を行うための無線ゾーンタイマ制御部と、 基地局の動作をコントロールする基地局制御部とを備
え、 前記基地局制御部は、前記無線ゾーンタイマ制御部によ
って一定時間ごとに無線ゾーンを最大に拡大し、 その状態で前記無線管理部に無線ゾーンの範囲を登録す
るとともに前記基地局エコーバック送受信部により前記
位置登録管理部で登録管理している全移動局に対してエ
コーバック処理を行ない、 最大無線ゾーンの状態で存在を確認した移動局の数Xを
前記移動履歴管理部に登録し、 次いで無線ゾーンをある規定値分だけ縮小するとともに
前記無線管理部の現在無線ゾーン規模のデータを更新
し、 その状態で前記基地局エコーバック送受信部によりエコ
ーバック処理を行い、 縮小した無線ゾーンの状態で存在を確認した移動局の数
Yと前記移動履歴管理部に記憶されている縮小前の移動
局の数Xとを比較して等しいかどうか調べ、等しい場合
は更に無線ゾーンを縮小する処理へ移り、 移動局の数Xと数Yが等しくない場合は無線ゾーンをあ
る規定値分だけ拡大し、その状態で前記基地局エコーバ
ック送受信部によりエコーバック処理を行い、 拡大した無線ゾーンの状態で存在を確認した移動局の数
Zと前記移動履歴管理部に登録されている移動局数Xと
を比較して等しいかどうか調べ、等しい場合は無線ゾー
ンを確定し、 移動局数Xと移動局数Zとが等しくない場合は現在の無
線ゾーンが基地局における最大ゾーンかを調べ、最大ゾ
ーンである場合には無線ゾーンを確定し、 最大ゾーンでない場合には再度無線ゾーンをある規定値
分だけ拡大してエコーバック処理を行なうことを特徴と
する無線電話装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31951093A JP3344043B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 無線電話装置 |
US08/359,743 US6873855B1 (en) | 1993-12-20 | 1994-12-20 | Radio telephone system with base station capable of updating data of mobile stations and changing transmission power level |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31951093A JP3344043B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 無線電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177567A JPH07177567A (ja) | 1995-07-14 |
JP3344043B2 true JP3344043B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=18111035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31951093A Expired - Fee Related JP3344043B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 無線電話装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP3987460B2 (ja) | 2003-04-22 | 2007-10-10 | 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー | 無線通信装置及び無線通信網 |
US7310519B2 (en) | 2003-04-22 | 2007-12-18 | Hitachi Communication Technologies, Ltd. | Wireless communication apparatus, wireless communication network and software upgrading method |
US7406310B2 (en) | 2003-04-22 | 2008-07-29 | Hitachi Communication Technologies, Ltd. | Network management apparatus and method of selecting base station for software update |
JP2006173691A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Hitachi Ltd | 無線通信システム |
EP1887002B1 (en) * | 2005-05-31 | 2015-08-26 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Carboxamide compound and use thereof |
WO2007097671A1 (en) * | 2006-02-21 | 2007-08-30 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Avoiding disturbance of restricted local access points in a wireless network |
WO2008056887A1 (en) * | 2006-11-07 | 2008-05-15 | Lg Electronics Inc. | Performing presence service in a wireless communication system |
WO2008056889A1 (en) * | 2006-11-07 | 2008-05-15 | Lg Electronics Inc. | Performing presence service in a wireless communication system |
EP1986341A1 (en) * | 2007-04-23 | 2008-10-29 | Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europe B.V. | Method for controlling the operation of a base station of a wireless cellular telecommunication network |
WO2009022534A1 (ja) * | 2007-08-13 | 2009-02-19 | Ntt Docomo, Inc. | 移動通信システム、統括基地局装置、基地局装置、および、基地局状態制御方法 |
JP5210649B2 (ja) * | 2008-01-30 | 2013-06-12 | 京セラ株式会社 | 移動体通信システムの基地局およびそのシャットダウン方法 |
EP2291009A4 (en) | 2008-06-13 | 2014-01-29 | Fujitsu Ltd | GATEWAY DEVICE, RADIO TRANSMISSION CONTROL METHOD, AND RADIO COMMUNICATION SYSTEM |
JP2010081525A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Fujitsu Ltd | 移動通信システム、管理装置、および通信エリア変更方法 |
JP4847570B2 (ja) * | 2009-10-08 | 2011-12-28 | 株式会社日立製作所 | 無線通信網及びソフトウェア更新方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3925782A (en) * | 1975-02-28 | 1975-12-09 | Us Army | Adaptive RF power output control for net radios |
JPH02215238A (ja) | 1989-02-15 | 1990-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 移動無線装置 |
JPH036929A (ja) * | 1989-06-03 | 1991-01-14 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 移動体位置監視方式及びその装置 |
US5257283A (en) * | 1989-11-07 | 1993-10-26 | Qualcomm Incorporated | Spread spectrum transmitter power control method and system |
US5153902A (en) * | 1990-04-27 | 1992-10-06 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson | Multi-exchange paging system for locating a mobile telephone in a wide area telephone network |
JP2637624B2 (ja) | 1990-11-29 | 1997-08-06 | ローム株式会社 | コードレス電話機の送受信制御回路 |
JP2737860B2 (ja) | 1991-07-01 | 1998-04-08 | シャープ株式会社 | コードレス電話機 |
US5369681A (en) * | 1992-05-12 | 1994-11-29 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson | Cellular communications system utilizing paging areas |
US5475863A (en) * | 1993-10-04 | 1995-12-12 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for delivering messages to portable communication units in a radio communication system |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP31951093A patent/JP3344043B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-12-20 US US08/359,743 patent/US6873855B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07177567A (ja) | 1995-07-14 |
US6873855B1 (en) | 2005-03-29 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |