JP3028937B2 - コードレス電話システムとその親機装置と子機装置 - Google Patents

コードレス電話システムとその親機装置と子機装置

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JP3028937B2
JP3028937B2 JP18972197A JP18972197A JP3028937B2 JP 3028937 B2 JP3028937 B2 JP 3028937B2 JP 18972197 A JP18972197 A JP 18972197A JP 18972197 A JP18972197 A JP 18972197A JP 3028937 B2 JP3028937 B2 JP 3028937B2
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英樹 根岸
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話や携帯
電話、PHS等の携帯用コードレス電話システムの通信
制御方式に関し、特に隣接した親機同士で同一タイムス
ロットを制御チャネルとして使用された場合の制御方式
及びそのコードレス電話システムにおける親機装置及び
子機装置に関する。
【0002】[発明の概要]子機が、常に通話を始めら
れるようにシステム制御することで、発呼および着呼の
有効率を上げることを目的とし、製品の信頼性を向上さ
せる一つの周波数を所定の時間で区切り、その区切られ
た部分(以下、タイムスロットと呼ぶ)を使用し、通信
を行うコードレス電話システムにおいて、親機が待ち受
け中の子機に対し間欠送信している制御信号を使って、
子機が通話を始められない状態にあること、つまり、通
話開始のために親機と子機の間でやり取りされる制御信
号の送受信ができない状態にあることの検出を行う。親
機において、このような状態を検出した場合、親機は制
御信号を送信するタイミングを変更し、常に親機と子機
の間で制御信号の送受信をできるように制御する。
【0003】また、待ち受け中の子機に対して、親機が
所定のタイムスロットで間欠送信している着呼通知用の
制御信号を使い、子機が通話可能かどうかを確認する旨
を通知する。この制御信号(以下、通話確認信号と呼
ぶ)を正常に受信した子機は親機に対し、親機からの
“通話確認信号”を正常受信したことを通知する制御信
号(以下、通話可能信号と呼ぶ)を送信する。ここで、
子機が制御信号を正しく受信できていない場合や、受信
していても子機の送信する制御信号が親機に届かない場
合、すなわち、正常受信を示す子機からの“通話可能信
号”を親機で受信できなかった場合、親機において子機
との間で双方向の通信ができないと判断する。このよう
な現象が発生する原因として電波干渉が発生しているこ
とが考えられ、親機が制御信号を送信するのに使ってい
るタイムスロットを変更し、電波干渉が起こらないタイ
ムスロットを使って送信するように制御する。
【0004】
【従来の技術】コードレス電話システムでは、特にアナ
ログ自動車電話と同様に12.5kHz間隔で分割して全部で8
9チャネルを作り、このうち2チャネルを制御用チャネ
ル、87チャネルを音声用チャネルとして空いているチャ
ネルから選んで使用している。また、他のコードレス電
話機と区別するため、識別符号(ID)を付けておき、
このIDをチェックすることで接続してよい組合せかど
うかを判別し、このIDを25ビットを使って225のコ
ードレス電話のセット数として、コードレス電話機の需
要数をカバーしていた。しかし、需要の増大で、IDの
ビット数を増加して28ビットとすることも為されたが、
需要数をカバーできず、近年では、第二世代のコードレ
ス電話として、デジタル方式で使用周波数を1.9GHzのP
HS(Personal Handy-Phone System)という名称で利
用されている。このPHSは、従来のアナログ・コード
レス電話と同じ屋内(家庭内)での利用、より広い屋内
(事業所内)でのPBXと接続する利用、公共的な構内
での屋内公衆としての利用、屋外公衆としての利用、ト
ランシーバのように短距離でのコードレス端末間の直接
通話としての利用を可能としている。このPHSはデジ
タル方式として秘話性を高めており、送受信共に同一周
波数を用いて4スロットのTDMA(Time Division Mu
ltiple Access)で、時間を区切って交互に送受信する
TDD(Time Division Duplex)方式を採用している。
また、サービスゾーンを形成するセルシステムを採用
し、位置登録、一斉呼び出し、追跡接続、移動中通話
(ハンドオーバ)、秘密保持、誤接続防止等の機能を有
している。
【0005】次に、PHSの通話接続について説明す
る。PHSの通話接続は、位置登録と追跡接続の2つの
段階からなる。位置登録は自動的に行われる。携帯機所
持者が移動すると、携帯機は自動的に自分のIDをネッ
トワークに発信する。ネットワーク側はこのID情報に
より携帯機の位置を把握し、位置情報としてサービスコ
ントロールセンタに登録する。次に、追跡接続について
説明する。一般の電話からPHS携帯機の番号を発信す
る。その番号は、自動車電話やフリーダイヤルのような
番号形態(例えば、050,020)になる。送り側交換機で
は、PHSの番号だと判断すると、PHSサービスコン
トロールセンタにこの番号を送り、PHSサービスコン
トロールセンタでは、予め位置登録されているエリアの
番号とPHS番号を照合して、該当するPHSのいる受
け側交換機の番号を送り側交換機に知らせ、送り側交換
機はその番号に従って受け側の交換機に接続する。この
受け側の交換機に接続されたPHS接続装置では、その
配下にいる無線基地局に一斉呼び出しをかける。自分の
IDを呼ばれたPHS携帯機では、応答を即座に無線基
地局に返す。受け側交換機はその応答により、該当する
無線基地局を知り、通話が開始される。上記は一般のP
HSのシステムについて説明したが、以下家庭用コード
レス電話システムの基地局である親局とPHS携帯機の
子機について説明する。
【0006】親機は、図1に示すように、RF部102
により子機と送受信する周波数を合わせ、アンテナ10
1で子機との間で電波の送受信を行う。受信したデータ
はモデム部103によりチャネルコーデック部104に
引き渡す形に加工され、逆に送信時はモデム部103に
より、チャネルコーデック部104のデータをRF部1
02に引き渡す形に加工される。チャネルコーデック部
104は、モデム部103とRF部102の制御を行
い、通信/周辺デバイス制御部107からの指示に従っ
た送受信タイミングの管理や、通信/周辺デバイス制御
部107との間で送受信データの引き渡しを行う。ま
た、電波品質を測定し、測定結果を通信/周辺デバイス
制御部107に通知する。通信/周辺デバイス制御部1
07では、受信したデータや通知された電波品質などを
基にして、システムの状態変更などの総合的な制御や、
送信データの生成を行う。音声コーデック部105で
は、チャネルコーデック部104から渡されたデータを
加入者回線接続部106に引き渡し、加入者回線接続部
106は公衆回線の一つであるISDN回線との接続制
御を行う。各部は家庭用電源108より電力の供給を受
ける。
【0007】一方、子機は、図2に示すとおり、RF部
202により親機と送受信する周波数を合わせ、アンテ
ナ201で親機との間で電波の送受信を行う。受信した
データはモデム部203によりチャネルコーデック部2
04に引き渡す形に加工され、逆に送信時はモデム部2
03により、チャネルコーデック部204のデータをR
F部202に引き渡す形に加工される。チャネルコーデ
ック部204は、モデム部203とRF部202の制御
を行い、通信/周辺デバイス制御部210からの指示に
従った送受信タイミングの管理や、通信/周辺デバイス
制御部210との間で送受信データの引き渡しを行う。
また、電波品質を測定し、測定結果を通信/周辺デバイ
ス制御部210に通知する。通信/周辺デバイス制御部
210では、受信したデータや通知された電波品質やキ
ー入力部208からの通知を基にして、システム状態な
どの総合的な制御や送信データの生成を行い、また、表
示部209の制御を行う。音声コーデック部205で
は、チャネルコーデック部204から渡された音声デー
タをスピーカー206から出力し、マイク207から入
力された音声をチャネルコーデック部204に引き渡
す。各部はバッテリー211より電力の供給を受ける。
【0008】以下、従来技術の実施例として、第二世代
コードレス電話システムの家庭用システムにおける通信
制御手順を、図面を参照し説明する。
【0009】第二世代コードレス電話システムは、一つ
の周波数を所定の時間で区切り、その時分割した部分
(以下、タイムスロットと呼ぶ)を使用し、親機と子機
の間で通信を行う。図9に、親機が通信する制御信号の
タイムスロットイメージ図を示す。フレーム長は5ms
で、8スロットを配置し、一つのスロット長は625μs
である。このスロットに240ビットの情報パルスを配置
している。制御信号は、制御信号送信周期で間欠して送
信され、親機側における受信タイムスロット(RX)
は、送信タイムスロット(TX)の4タイムスロット後
のタイムスロットとなる。一方、子機は親機に応じて、
受信タイムスロット(RX)と、送信タイムスロット
(TX)で対応する。なお、nの値は事業者により決定
される。
【0010】次に、図10のように、親機は待ち受け中
の子機に対し、着呼の有無を通知する制御信号を制御信
号送受信用の特定の周波数を使って一定間隔で送信のみ
を3回行っており、発呼側子機では通話開始操作の準備
をし、4回目の制御信号を送信したとき、発呼側子機か
ら図10のに示す制御信号<発呼信号>を発呼側親機
に送信する。ここで、子機はその制御信号の受信のみ行
う片方向の通信を行っている。複数の子機がある場合
は、一つの発呼側親機が送信した制御信号を複数の子機
が受信している場合がある。また、発呼側子機の利用者
が通話開始操作(発呼操作)を行った場合、その子機
(以下、発呼側子機と呼ぶ)は親機(以下、発呼側親機
と呼ぶ)に対し、通話開始を要求する制御信号(図10
−の制御信号。以下、”発呼信号”と呼ぶ)を送信す
る。
【0011】発呼側子機からの“発呼信号”を受信した
発呼側親機は、発呼した子機が通話したい通話相手の電
話番号受付準備して番号受信し、その電話番号に応じ
て、公衆回線の通信網を検索して交換機を介して着呼先
の子機がある親機(以下、着呼側親機と呼ぶ)に有線電
話回線(通信網)を使って通話開始を通知する。一方、
着呼側親機は着呼側子機がコードレス電話機であった場
合には、着呼側親機は発呼側親機と同様に、複数の子機
に対して一定間隔で制御信号<着呼なし信号>を送信し
ており、図10では5回目の制御信号<着呼なし信号>
を送信して後に、着呼側子機に制御信号<着呼信号>
を送信する。
【0012】即ち、通知を受けた着呼側親機は、着呼先
である子機(以下、着呼側子機と呼ぶ)に通話開始要求
があったことを通知する制御信号(図10−の制御信
号。以下、着呼信号と呼ぶ)を送信する。“着呼信号”
を受信した着呼側子機は着呼側親機に対し“着呼信号”
を正常受信したことを通知する制御信号(図10−の
制御信号。以下、応答信号と呼ぶ)を送信し、発呼側お
よび着呼側の子機は、通話を開始するために親機との間
でそれぞれ決められた手順に従った通信を行い通話を開
始する。以後通話信号を相互に予め定めた周波数の特定
スロットで通話を開始し、どちらかがフックオンして終
了するまで続行する。
【0013】しかし、発呼側における発呼信号と、着呼
側における応答信号をそれぞれの親機で受信できなかっ
た場合、また、着呼信号を子機で受信できなかった場
合、発呼は無効になり、通話を始めることができない。
【0014】図11に、従来の親機における制御フロー
チャートを示す。まず、発呼側又は着呼側親機の場合、
待ち受け状態への遷移要求の発生が合った場合(S3
1)、制御信号の送信するタイミングかどうかの時間を
待ち(S32)、着呼が公衆回線である有線電話回線
(通信網)から発生しているか否かを判断し(S3
3)、着呼が発生しているときには複数の子機の特定電
話番号の子機に対して着呼信号を送信し(S34)、そ
の子機から応答信号を受信したか否かを判断し(S3
6)、応答が有れば、通話状態に遷移する(S37)。
一方ステップS33で、着呼が発生していないときには
複数の子機に対して制御信号<着呼無し>を送信し(S
35)、また、ステップS36で応答信号を受信しない
ときは、ステップS32に移行する。
【0015】又、図12に、従来の子機における制御フ
ローチャートを示す。待ち受け状態への遷移要求が発生
したとき(S41)、受信タイミングにおいて制御信号
を受信したか否かを判断し(S42)、親機から一定間
隔で送信される制御信号を受信できなかったときは、制
御信号を受信できる親機が見つかるまで親機検索し(S
46)、親機が見つかったか否かを判断し(S47)、
見つからなかった場合は再度親機を検索し、見つけた場
合にはステップ41に移行する。制御信号を受信したと
きに受信した制御信号が着呼信号か否かを判断し(S4
3)、着呼信号であった場合には応答信号を親機に送信
し(S44)、続いて通話チャネルの特定スロットで通
話状態に移行する(S45)。またステップS43にお
いて、“着呼信号”を受信するまで“着呼なし信号”の
受信のみを行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】親機が制御信号の送信
に使用する周波数は決められており、全ての親機はその
決められた周波数の特定のタイムスロットを使って制御
信号の送信を行わなければならない。そのため、他の親
機が制御信号の送信に使用しているタイムスロットと重
なったときは電波干渉が発生する。電波干渉が発生して
いるときは、親機と子機のそれぞれにおいて、相手から
の制御信号を正常に受信することができず、その場合の
発呼は無効になっていた。
【0017】このような現象が発生する理由は、子機の
待ち受け中は親機から子機方向の片方向の通信を行って
いるため、制御信号を子機が正しく受信できているかど
うか、もしくは、子機からの制御信号を親機が正しく受
信できるかどうか検出し、子機が常に制御信号を正常受
信できるようなシステム制御を行っていなかったためで
ある。
【0018】図8に、電波干渉が起こり得る場合の親機
の位置関係を示す。待ち受け中の子機a、子機b、子機
cは親機Aが送信する制御信号を、子機d、子機eは親
機Bが送信する制御信号を受信している。このように各
親機は、子機に制御信号が届くエリア(サービスエリ
ア)を持ち、他の親機と接近して配置された場合、サー
ビスエリアに重なり(図中の縦線部)ができる。この重
なった部分で親機どうしの制御信号が電波干渉を起こす
場合がある。
【0019】図13に、親機が送信している制御信号が
電波干渉を起こしているときのイメージ図を示す。親機
Aが予めコードレス電話システムで定められている親機
の制御信号の送信周期(5msec×n)でスロットT
Xに制御信号を送信し、親機Bが少々ずれて親機Bから
スロットTX時に制御信号を送信する。このように親機
Aと親機Bが重なるタイミング(タイムスロット)で制
御信号を送信したとき、サービスエリアが重なった部分
では制御信号がぶつかり電波干渉を起こす。
【0020】また、図8の親機A、親機Bが、図13で
示すようなタイミングで制御信号を送信していた場合、
図8の子機cが矢印のように移動すると、縦線部に入っ
た時点で親機Aからばかりでなく次にハンドオーバする
親機Bからの制御信号を受信できなくなる。
【0021】本発明は、上記不具合点を解消するべく、
コードレス電話システムにおいて、サービスエリア毎に
配置された親機の隣接親機同士の制御信号の重なりを防
止し、各サービスエリアの子機の制御信号の受信を正確
に受信でき、その後その制御信号を受信した子機の着呼
動作を円滑に行えるようにすることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレス電話
システムは、一つの親機装置によりサービスエリアを構
成し、前記サービスエリア圏内で前記親機装置と通信接
続可能な子機装置とからなり、一つの周波数を所定の時
間で区切り、前記所定の時間で区切った部分を使用し、
該親機装置と前記子機装置の間で通信を行うことを特徴
とする。
【0023】また、本発明のコードレス電話システム
は、一つの親機装置によりサービスエリアを構成し、前
記サービスエリア圏内で前記親機装置とコードレスで通
信接続可能な子機装置とからなり、制御チャネル用の一
つの周波数を所定の時間で区切り、前記所定の時間で区
切ったスロット部分を使用し、前記親機装置から前記ス
ロットの変更制御信号を送信し、前記子機は前記変更制
御信号に従って受信スロットを変更し、前記親機装置と
前記子機装置の間で通信を行うことを特徴とする。
【0024】さらに、本発明のコードレス電話システム
の親機装置は、システムおよび通信/周辺デバイスを含
む総合的な制御を行う通信制御部と、通信周波数を合わ
せ電波の送受信を行うRF部と、送受信データの変調お
よび復調を行うモデム部と、電波の送受信タイミング制
御と電波品質の測定を行うチャネルコーデック部と、前
記制御信号のA/D変換、D/A変換および圧縮および
伸長を行う音声コーデック部と、利用する回線との接続
を行う加入者回路接続部と、電源部とを有するものであ
って、前記通信制御部は、子機装置が通話開始可能かど
うかの確認を通知する制御信号を前記子機装置に送信す
る機能と、前記子機装置からの通話開始可能を通知する
制御信号を、受信する機能と、子機が通話開始できない
場合、制御信号の送信タイミングを変更する機能を有す
ることを特徴とする。
【0025】本発明のコードレス電話システムの子機装
置は、システムおよび通信/周辺デバイスを含む総合的
な制御を行う通信制御部と、通信周波数を合わせ電波の
送受信を行うRF部と、送受信データの変調および復調
を行うモデム部と、電波の送受信タイミング制御と電波
品質の測定を行うチャネルコーデック部と、音声信号お
よび前記制御信号をA/D変換、D/A変換および圧
縮、伸長し、スピーカおよびマイクの駆動を行う音声コ
ーデック部と、操作制御および表示制御を行うマンマシ
ン部と、電源部と送受話器部とを有するものであって、
前記親機装置から送られてくる通話可能かどうかの確認
を通知する制御信号を検出する機能と、該親機装置に通
話開始可能を通知する制御信号を送信する機能を有する
ことを特徴とする。
【0026】本発明のコードレス電話システムの親機装
置は、待ち受け中の子機装置に対し、着呼の有無を通知
する制御信号を制御信号送受信用の特定の周波数を使っ
て一定間隔で送信のみ行い、また、待ち受け中の子機装
置は、親機装置からの制御信号の受信のみ行うことを特
徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】待ち受け中の子機と親機は、定期
的に子機が通話を開始できるかどうかの確認を行う。確
認の結果、子機が通話を開始できない状態だった場合、
制御信号が電波干渉を起こしていることが考えられるた
め、親機は制御信号の送信タイミングを変更し、電波干
渉が起こらないように制御する。
【0028】本発明の家庭用コードレス電話システムに
よるシステム構成及び各親機の構成と各子機の構成とは
図8,図1,および図2によって説明したとおりであ
る。また、基地局および移動局の基本的な動作について
も、従来と同じである。但し、本発明によるコードレス
電話システムとしては、家庭用に限らず、公衆用、業務
用等に、多彩に活用できるものである。
【0029】以下、本発明の詳細をその実施形態とし
て、第二世代コードレス電話システムの家庭用システム
における通信制御手順を、図面を参照し説明する。
【0030】図3に示すように、待ち受け中の子機に対
して、親機が所定のタイムスロットで間欠送信している
着呼通知用の制御信号を使い、定期的に子機が通話可能
かどうかを確認する旨(図3−の制御信号。以下、
「通話確認信号」と呼ぶ)を通知する。また、一つの親
機のサービスエリア内に複数の子機がある場合は、その
サービスエリアの親機から同じ制御信号を複数の子機が
受信しているため、その場合は、各子機が持つ固有の番
号(子機のID)を使って、どの子機の通話確認を行う
かを指定し、全ての子機について順番に通話確認を行
う。この通話確認信号を正常に受信した子機は親機に対
し、“通話確認信号”を正常受信したことを通知する制
御信号(図3−の制御信号。以下、「通話可能信号」
と呼ぶ)を送信する。
【0031】ここで、子機が制御信号を正しく受信でき
ていない場合や、受信していても子機の送信する制御信
号を親機で受信できない場合、すなわち、正常受信を示
す子機からの“通話可能信号”を親機で受信できない場
合、親機において子機との間で双方向の通信ができない
と判断する。なお、このとき、この通話できない状態に
ある子機は、正常に受信できる制御信号の検索動作(親
機検索)を行っている。
【0032】このような場合、親機は制御信号を送信す
るタイムスロットを変更する。なお、親機の送信する制
御信号は複数の子機が受信している場合があるため、タ
イムスロット変更前に、制御信号を正常受信している子
機に対して、変更先のタイムスロット(現在使用してい
るタイムスロットを基準として何タイムスロット移動す
るか)を指示する制御信号(図3−の制御信号)を送
信する。このタイムスロット変更により電波干渉をなく
せば、通話できない状態にある子機は“親機検索”によ
り制御信号を捕捉(受信)し、通話可能状態に復帰でき
る。ここで、親機の制御ソフトが同じだった場合、電波
干渉を起こしている親機それぞれの変更先のタイムスロ
ットが同じで、再度タイムスロットが重なり、電波干渉
をなくせない場合が考えられる。この問題の対策とし
て、変更先のタイムスロットを決めるとき全ての親機が
持つ固有のID番号(親機ID)を用いる方法がある。
例えば、“親機ID=9453652”の親機で電波干
渉が検出された場合、最初のタイムスロット変更で9タ
イムスロット(最上位の親機ID値が“9”)変更し、
更に電波干渉が検出された場合は、4タイムスロット
(上位2番目の親機ID値が“4”)に変更するという
ように、親機IDの数値により変更先のタイムスロット
を決定する。この方法だと、親機IDは親機毎に異なる
ため、電波干渉を起こしている親機どうしで移行先のタ
イムスロットが再度重なることを防ぐことができる。
【0033】制御信号を送信するタイムスロットを変更
した後、親機は通話できない状態にあった子機及び変更
を知らせた子機に再度、親機の制御信号送信周期に則っ
て、通話可能かどうかを確認する制御信号(図3−の
制御信号)を送信し、通話可能かどうかの確認を行う。
この通話可能確認の結果、子機から通話可能を示す制御
信号(図3−の制御信号)を親機で受信できると、親
機はその子機が通話可能な状態に復帰したとして、通常
の着呼なしを示す制御信号の送信動作を行う。また、タ
イムスロット変更後の通話可能確認の結果、再び子機か
らの通話可能を示す制御信号(図3−の制御信号)を
受信できなかった場合、子機が通話可能な状態になるま
でタイムスロット変更−通話可能確認を繰り返す。ここ
で、予想される電波干渉以外(子機の故障など)による
通信不可の場合も考えられるため、タイムスロット移動
をリトライする回数は、例えばタイムスロット変更先を
決定する親機IDの桁数を最大リトライ回数にするなど
として決めておく。
【0034】図4に、本発明の親機における制御フロー
チャートを示す。図4において、まず待ち受け状態への
遷移要求を発生する場合(S60)、親機の制御信号送
信周期に則った送信タイミングであるか否かを判断し
(S61)、送信タイミングの場合に公衆回線に接続さ
れているISDN回線から管理している子機宛用の着又
は呼信号又はサービスエリア内の子機からの呼信号があ
るか否かを判断し(S62)、その着呼信号がある場合
には、その子機宛に「着呼信号」を送信し(S69)、
その子機から「応答信号」を受信したか否かを判断し
(S70)、「応答信号」を受信した場合には、通話チ
ャネルに変更して通話状態に遷移する(S71)。ま
た、ステップ62で子機用の着呼信号がない場合には定
期的に通話確認のためタイミングであるか否かを判断し
(S63)、そのタイミングの場合には制御信号(通話
確認信号)を送信し(S64)、子機からその通話確認
信号に応じた「通話可能信号」を受信したか否かを判断
し(S65)、通話可能信号を受信しない場合には、
「タイムスロット変更指示」の制御信号をそのサービス
エリアの複数の子機に送信し(S66)、続いて、制御
信号を変更指示したタイムスロットで複数の子機に送信
する(S67)。そうして、ステップS63で通話確認
のためタイミングでない場合、ステップS65で通話可
能信号を受信した場合、ステップS67で複数の子機に
変更したタイムスロットで制御信号を送信した場合、ス
テップ61に移行して、以後続行する。
【0035】図5に、本発明の子機における制御フロー
チャートを示す。図5において、まず待ち受け状態への
遷移要求を発生する場合(S80)、受信タイミングに
制御信号を受信したか否かを判断し(S81)、受信で
きない場合は制御信号を受信できる親機で見つかるまで
親機の検索を行い(S85)、親機が見つかったか否か
を判断し(S86)、見つかった場合には場合にはステ
ップS81に移行し、見つからなかった場合には再度親
機の検索を行う(S85)。つぎに、親機から一定間隔
で送信される制御信号を受信できたときは(S81)、
受信した制御信号が「着呼信号」か否かを判断し(S8
2)、着呼信号であれば親機に「応答信号」を送信し
(S89)、その後通話チャネルに移行して親機と子機
との通話状態に遷移する(S90)。ステップS82で
「着呼信号」でないときは「着呼信号なし」を含めた制
御信号であり、これに続いて親機から受信した定期的に
送られてくる通話確認のための制御信号が「通話確認信
号」であるか否かを判断し(S83)、「通話確認信
号」であれば「通話可能信号」を親機に送信する(S8
4)。ステップS83で、「通話確認信号」でなければ
受信した制御信号が「タイムスロット変更指示」である
か否かを判断し(S87)、「タイムスロット変更指
示」であれば子機の制御信号受信用のスロットを変更指
示されたタイムスロットに変更してステップS81に移
行する。また、「タイムスロット変更指示」でない場合
にもステップS81に移行する。
【0036】図6に、タイムスロット変更のイメージ図
を示す。図6において、親機側のタイムスロットで送信
スロットTX1,変更後の送信スロットTX2とこれに
対応したタイムスロットの受信スロットRX1,変更後
の受信スロットRX2とを含めて5msecの間隔で1フレ
ームの送受信を行い、親機の制御信号の送信周期を5ms
ec×nとする。また、子機A側のタイムスロットの受信
スロットRX1と送信スロットTX1と、タイムスロッ
トを移動した後の子機A側のタイムスロットの受信スロ
ットRX2と送信スロットTX2と配置されている。
【0037】この図6は、親機において制御信号の送信
を送信スロットTX1の「●」のタイムスロット、受信
スロットRX1を「○」のタイムスロットで行っていた
ときに、送信スロットTX2を「▲」のタイムスロッ
ト、受信スロットRX2を「△」のタイムスロットで行
うように変更した(送受信タイミングを2タイムスロッ
トずらした)場合である。
【0038】図7に、親機と子機の間でやりとりされる
制御信号のフォーマット例を示す。制御信号は、1スロ
ット625μsの240ビットの制御スロットで、スター
トシンボルSS6bitsと、ビット同期用のプリアンブル
Pre62bitsと、フレーム同期確立のためのユニークワ
ードUN32bitsと、CI4bitsと、CS−ID/PS
−ID54bitsを含む制御データ120bitsと、誤り検
出ビット16bitsとから構成されている。
【0039】この信号制御データのうち、CS−ID/
PS−IDはそれぞれ通信している親機/子機のID番
号の通知、制御信号種別は制御信号の種類の通知、デー
タ1〜データ7は、制御用データの通知に使用される部
分である。本実施形態の実施手順において、変更先のタ
イムスロットを指示する場合は、制御信号種別8bitsと
して“着呼なし・タイムスロット指示”を設定し、デー
タ1に現在使用しているタイムスロットを基準として何
タイムスロット移動するかを示す数値データ(例えば0
〜255の値)を設定し送信する。この場合、データ2
〜データ7は未使用となり、この部分のデータは無効
(例えば、全て“0”を設定)とする。また、“着呼な
し・タイムスロット指示”以外の制御信号のときは、制
御信号種別の設定を行い、データ1〜データ7は未使用
(無効)となる。例として、制御信号種別部のデータと
して、着呼なし、着呼なし・通話確認、着呼なし・タイ
ムスロット指示、通話可能信号、着呼信号、応答信号と
いう具合の種別を示すことができる。
【0040】このように、親機は、制御信号によって、
特定の子機に対して、制御信号のスロットを変更して新
たなスロットで送信するので、子機が制御信号を受けづ
らかったり、隣接する親機からの制御信号と混在する場
合等に、それらの干渉等の妨害を削減することができ
る。
【0041】また、上記実施形態では、PHSシステム
について説明したが、TDMA/TDD方式の通信シス
テムであれば、他のコードレス通信システムや他の通信
システムであっても本発明を適用できる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、コードレス電話システ
ムにおいて、個別にサービスエリアを割り当てられたシ
ステムであっても、サービスエリアを限定されず輻輳し
て割り当てられたシステムであっても、親機側で、電波
干渉が起こらないタイムスロットを使って制御信号を送
信し、常に子機が通話を始められるように制御するた
め、発呼(着呼)の有効率を上げることができ、製品の
信頼性を向上させることができる。特に緊急の連絡を行
う場合において、大きな効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である第二世代コードレス
電話システムの親機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態である第二世代コードレス
電話システムの子機の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による着呼側の親機および子機における
制御タイミングチャートである。
【図4】本発明の親機における制御フローチャートであ
る。
【図5】本発明の子機における制御フローチャートであ
る。
【図6】本発明によるタイムスロット変更のイメージ図
である。
【図7】親機と子機の間でやりとりされる制御信号のフ
ォーマット例である。
【図8】電波干渉が起こり得る場合の親機の位置関係を
示す図である。
【図9】親機が送信する制御信号のタイムスロットイメ
ージ図である。
【図10】従来の親機および子機の動作における制御タ
イミングチャートである。
【図11】従来の親機における制御フローチャートであ
る。
【図12】従来の子機における制御フローチャートであ
る。
【図13】親機が送信している制御信号が電波干渉を起
こしているときのタイムスロットイメージ図である。
【符号の説明】
101 アンテナ 102 RF部 103 モデム部 104 チャネルコーデック部 105 音声コーデック部 106 加入者回路接続部 107 通信/周辺デバイス制御部 108 家庭用電源 201 アンテナ 202 RF部 203 モデム部 204 チャネルコーデック部 205 音声コーデック部 206 スピーカ 207 マイク 208 キー入力部 209 表示部 210 通信/周辺デバイス制御部 211 バッテリー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの親機装置によりサービスエリアを
    構成し、前記サービスエリア圏内で前記親機装置とコー
    ドレスで通信接続可能な子機装置とからなり、制御チャ
    ネル用の一つの周波数を所定の時間で区切り、前記所定
    の時間で区切ったスロット部分を使用し、前記親機装置
    が前記スロットによって送信する制御信号として前記子
    機装置が正常に受信しているかどうかを確認するための
    通話確認信号を前記子機装置に送り、前記通話確認信号
    に対して前記子機装置が発信する通話可能信号を前記親
    機装置が受信できなかった場合に、前記親機装置から前
    記スロットの変更制御信号を送信し、前記子機装置は前
    記変更制御信号に従って受信スロットを変更し、前記親
    機装置と前記子機装置の間で通信を行うことを特徴とす
    るコードレス電話システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコードレス電話システ
    ムにおいて、前記親機装置は、待ち受け中の前記子機装
    置に対し、着呼の有無を通知する制御信号を制御信号送
    受信用の特定の周波数を使って一定間隔で送信のみ行
    い、また、待ち受け中の子機装置は、前記親機装置から
    の制御信号の受信のみ行うことを特徴とするコードレス
    電話システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のコードレス電話システ
    ムにおいて、前記親機装置はそのサービスエリアに在す
    る前記子機装置に対し、前記制御チャネルのタイムスロ
    ットを変更指示する制御信号を送信し、前記子機装置は
    当該制御信号を特定のタイムスロットにて受信して当該
    受信タイムスロットを変更指示されたタイムスロットに
    変更することを特徴とするコードレス電話システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のコードレス電話システ
    ムにおいて、前記親機装置はそのサービスエリアに在す
    る前記子機装置に対し、前記制御チャネルの特定のタイ
    ムスロットで前記通話確認信号の制御信号を送信し、前
    記子機装置は前記通話確認信号に応じて前記通話可能信
    号の制御信号を当該親機装置に返送することを特徴とす
    るコードレス電話システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のコードレス電話システ
    ムにおける親機装置であって、当該システムおよび通信
    /周辺デバイスを含む総合的な制御を行う通信制御部
    と、前記子機装置からの通信周波数に合わせ電波の送受
    信を行うRF部と、送受信データの変調および復調を行
    うモデム部と、前記電波の送受信タイミング制御と電波
    品質の測定を行うチャネルコーデック部と、前記送受信
    タイミング制御の制御信号のA/D変換、D/A変換お
    よび圧縮、伸長を行う音声コーデック部と、利用する回
    線との接続を行う加入者回路接続部と、電源部とを有す
    るものであって、前記通信制御部は、前記子機装置が通
    話開始可能かどうかの確認を通知する前記通話確認信号
    制御信号を前記子機装置に送信する機能と、前記子機
    装置からの通話開始可能を通知する前記通話通知信号を
    受信する機能と、前記子機装置が通話開始できない場
    合、前記制御信号の前記スロットの変更制御信号を送信
    して変更する機能を有することを特徴とするコードレス
    電話システムの親機装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコードレス電話システ
    ムの親機装置において、前記通信制御部は、前記子機装
    置に対して前記通話確認信号を送信し、該通話確認信号
    に対応して前記通話可能信号を受け取らなかった場合に
    タイムスロット変更指示の前記変更制御信号を送信し、
    その後タイムスロット変更指示のタイムスロットにて前
    記制御信号を送信することを特徴とするコードレス電話
    システムの親機装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のコードレス電話システ
    ムにおける子機装置であって、当該通信/周辺デバイス
    を含む当該子機の制御を行う通信制御部と、前記親機装
    置からの通信周波数を合わせ電波の送受信を行うRF部
    と、送受信データの変調および復調を行うモデム部と、
    前記電波の送受信タイミング制御と電波品質の測定を行
    うチャネルコーデック部と、音声信号および前記制御信
    号をA/D変換、D/A変換および圧縮、伸長し、スピ
    ーカおよびマイクの駆動を行う音声コーデック部と、操
    作制御および表示制御を行うマンマシン部と、電源部
    送受話器部とを有するものであって、前記親機装置
    から送られてくる通話可能かどうかの確認を通知する
    記通話確認信号を検出する機能と、該親機装置に通話開
    始可能を通知する前記通話可能信号を送信する機能を有
    することを特徴とするコードレス電話システムの子機装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のコードレス電話システ
    ムの子機装置において、前記通信制御部は前記親機装置
    から前記通話確認信号の制御信号を受信した場合には
    通話可能信号を返送し、前記親機装置からタイムスロ
    ット変更指示の前記変更制御信号を受信した場合にはそ
    の直後の変更指示されたタイムスロットにて前記親機装
    置に返送することを特徴とするコードレス電話システム
    の子機装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のコードレス電話システ
    ムにおいて、前記親機装置が送る前記通話確認信号に対
    して、前記子機装置が前記通話可能信号を発信したこと
    を前記親機装置が所定の回数確認できなかった時に、前
    記子機装置が電波干渉以外によって通信不可であると前
    記親機装置が判断することを特徴とするコードレス電話
    システム。
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