JP2834093B2 - 携帯電話システム - Google Patents
携帯電話システムInfo
- Publication number
- JP2834093B2 JP2834093B2 JP21982296A JP21982296A JP2834093B2 JP 2834093 B2 JP2834093 B2 JP 2834093B2 JP 21982296 A JP21982296 A JP 21982296A JP 21982296 A JP21982296 A JP 21982296A JP 2834093 B2 JP2834093 B2 JP 2834093B2
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- JP
- Japan
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- base station
- mobile phone
- telephone
- communication channel
- mobile
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話システムに
関し、特にハンドオーバー処理失敗による通話中断を軽
減できる携帯電話システムに関する。
関し、特にハンドオーバー処理失敗による通話中断を軽
減できる携帯電話システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】移動通信システムでは、電話端末機が異
なる基地局の電波エリア間を移動しても、通話を継続で
きるようにするためにハンドオーバー処理を行ってい
る。例えば自動車電話システムではハンドオーバー処理
のために、専用の交換機およびゾーン切替制御装置等を
設けている。しかし、携帯電話システムでは低コスト化
が必要であるため、例えば特開平６−３４３１９１号公
報に示されているように、各基地局に広いエリアをカバ
ーできる高出力送受信機をそれぞれ設置し、携帯電話機
が異なる電波エリアへ移動するとき、高出力送受信機間
の回線を使用してゾーン切替えを行うことにより、追跡
交換技術を必要としない低価格のシステムが実現できる
としている。
なる基地局の電波エリア間を移動しても、通話を継続で
きるようにするためにハンドオーバー処理を行ってい
る。例えば自動車電話システムではハンドオーバー処理
のために、専用の交換機およびゾーン切替制御装置等を
設けている。しかし、携帯電話システムでは低コスト化
が必要であるため、例えば特開平６−３４３１９１号公
報に示されているように、各基地局に広いエリアをカバ
ーできる高出力送受信機をそれぞれ設置し、携帯電話機
が異なる電波エリアへ移動するとき、高出力送受信機間
の回線を使用してゾーン切替えを行うことにより、追跡
交換技術を必要としない低価格のシステムが実現できる
としている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例では、通話中の携帯電話機が移動しようとしている電
波エリアの基地局において、全ての通話チャネルが使用
中である場合には、通話チャネルを確保できずハンドオ
ーバー処理は失敗して通話が途絶してしまう。このた
め、携帯電話端末機の利用者は、別の電波エリアを探索
しながら発呼操作を繰り返さなければならないという問
題点を有している。
例では、通話中の携帯電話機が移動しようとしている電
波エリアの基地局において、全ての通話チャネルが使用
中である場合には、通話チャネルを確保できずハンドオ
ーバー処理は失敗して通話が途絶してしまう。このた
め、携帯電話端末機の利用者は、別の電波エリアを探索
しながら発呼操作を繰り返さなければならないという問
題点を有している。
【０００４】本発明の目的は、通話中の電波エリアから
別の電波エリアに移動するとき、ハンドオーバー可能な
基地局の位置を表示することにより、ハンドオーバー処
理失敗による通話途絶を低減し、無駄な発呼操作をなく
すことにある。
別の電波エリアに移動するとき、ハンドオーバー可能な
基地局の位置を表示することにより、ハンドオーバー処
理失敗による通話途絶を低減し、無駄な発呼操作をなく
すことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話システ
ムは、通話中の携帯電話機が移動していく移動先電波エ
リアの基地局および各基地局での通話チャネルの使用状
況を監視し、移動先電波エリアの基地局に空き通話チャ
ネルが無いとき、通話中の基地局に隣接し且つ空き通話
チャネルを有する基地局の位置情報を生成し、この位置
情報を通話中の基地局から送信する手段を備える。一
方、携帯電話機は位置情報を受信して表示する手段を備
える。
ムは、通話中の携帯電話機が移動していく移動先電波エ
リアの基地局および各基地局での通話チャネルの使用状
況を監視し、移動先電波エリアの基地局に空き通話チャ
ネルが無いとき、通話中の基地局に隣接し且つ空き通話
チャネルを有する基地局の位置情報を生成し、この位置
情報を通話中の基地局から送信する手段を備える。一
方、携帯電話機は位置情報を受信して表示する手段を備
える。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００７】図１は本発明の一実施形態を示すブロック
図である。ここで、ＰＨＳ加入者が携帯する各携帯電話
機１には、該当する電波エリアの基地局２に対して位置
登録するためのＩＤ番号がそれぞれ付与されている。ま
た、通話チャネルに空きがある、つまりハンドオーバー
可能な基地局の位置情報を表示する基地局位置表示部１
１が設けられている。
図である。ここで、ＰＨＳ加入者が携帯する各携帯電話
機１には、該当する電波エリアの基地局２に対して位置
登録するためのＩＤ番号がそれぞれ付与されている。ま
た、通話チャネルに空きがある、つまりハンドオーバー
可能な基地局の位置情報を表示する基地局位置表示部１
１が設けられている。
【０００８】一方、ＰＨＳサービスを提供する通信業者
の局舎内にはＰＨＳサービス用の電話交換機３およびホ
ーム・ロケーション・レジスタ４並びに基地局位置情報
処理装置５が設置されている。電話交換機３は、電話交
換処理および各基地局との通信制御信号の送受信処理を
行う。
の局舎内にはＰＨＳサービス用の電話交換機３およびホ
ーム・ロケーション・レジスタ４並びに基地局位置情報
処理装置５が設置されている。電話交換機３は、電話交
換処理および各基地局との通信制御信号の送受信処理を
行う。
【０００９】ホーム・ロケーション・レジスタ４は、各
基地局の電波エリア内に存在する携帯電話機のＩＤ番号
を基地局番号に対応させて記憶し、これら情報を常に更
新する。
基地局の電波エリア内に存在する携帯電話機のＩＤ番号
を基地局番号に対応させて記憶し、これら情報を常に更
新する。
【００１０】基地局位置情報処理装置５は、全基地局の
所在地、隣接する基地局の位置関係を記憶していると共
に、ホーム・ロケーション・レジスタ４を介して全基地
局の通信チャネルの空き状況を監視し、ハンドオーバー
可能な基地局の位置情報を生成し該当する基地局から送
信させる。
所在地、隣接する基地局の位置関係を記憶していると共
に、ホーム・ロケーション・レジスタ４を介して全基地
局の通信チャネルの空き状況を監視し、ハンドオーバー
可能な基地局の位置情報を生成し該当する基地局から送
信させる。
【００１１】各基地局２は、各電波エリア内の携帯電話
機１に対して通話用チャネルを割当てる通信制御機能、
ハンドオーバー可能な基地局位置情報をデータ形式で送
信する機能、および電波エリア内に存在する携帯電話機
をデータ形式でホーム・ロケーション・レジスタ４へ通
報する機能等を有している。
機１に対して通話用チャネルを割当てる通信制御機能、
ハンドオーバー可能な基地局位置情報をデータ形式で送
信する機能、および電波エリア内に存在する携帯電話機
をデータ形式でホーム・ロケーション・レジスタ４へ通
報する機能等を有している。
【００１２】次に動作を説明する。
【００１３】例えば、基地局２−２の電波エリア内で携
帯電話機１が通話する場合、基地局２−２は、携帯電話
機１が自局の電波エリア内に存在して通話チャネルを使
用していることを、ホーム・ロケーション・レジスタ４
に対してデータ形式で通知する。ホーム・ロケーション
・レジスタ４は、基地局２−２からの通知を記憶する。
帯電話機１が通話する場合、基地局２−２は、携帯電話
機１が自局の電波エリア内に存在して通話チャネルを使
用していることを、ホーム・ロケーション・レジスタ４
に対してデータ形式で通知する。ホーム・ロケーション
・レジスタ４は、基地局２−２からの通知を記憶する。
【００１４】いま、基地局２−３の通話チャネルが全て
使用中であるときに、通話中の携帯電話機１が基地局２
−３の方向へ移動していく場合を想定する。基地局２−
３は、携帯電話機１が自局の電波エリアに接近したこと
を認識したとき、携帯電話機１が自局の電波エリアへ移
動中であること及び通話チャネルが全て使用中であるこ
と示す情報を、電話交換機３のデータパケット転送回線
によりホーム・ロケーション・レジスタ４へ通知する。
使用中であるときに、通話中の携帯電話機１が基地局２
−３の方向へ移動していく場合を想定する。基地局２−
３は、携帯電話機１が自局の電波エリアに接近したこと
を認識したとき、携帯電話機１が自局の電波エリアへ移
動中であること及び通話チャネルが全て使用中であるこ
と示す情報を、電話交換機３のデータパケット転送回線
によりホーム・ロケーション・レジスタ４へ通知する。
【００１５】ホーム・ロケーション・レジスタ４は、ハ
ンドオーバー不可能な基地局２−３の電波エリアへ携帯
電話機１が移動中である旨を基地局位置情報処理装置５
へ通知する。
ンドオーバー不可能な基地局２−３の電波エリアへ携帯
電話機１が移動中である旨を基地局位置情報処理装置５
へ通知する。
【００１６】基地局位置情報処理装置５は、ハンドオー
バー不可能な基地局２−３に隣接する基地の通話チャネ
ルの使用状況について、ホーム・ロケーション・レジス
タ４を検索し、ハンドオーバー可能な隣接基地局があれ
ば、その位置情報を生成して電話交換機３を介し基地局
２−２へ送出する。基地局２−２は、ハンドオーバー可
能な隣接基地局の位置情報を携帯電話機１へ送信する。
バー不可能な基地局２−３に隣接する基地の通話チャネ
ルの使用状況について、ホーム・ロケーション・レジス
タ４を検索し、ハンドオーバー可能な隣接基地局があれ
ば、その位置情報を生成して電話交換機３を介し基地局
２−２へ送出する。基地局２−２は、ハンドオーバー可
能な隣接基地局の位置情報を携帯電話機１へ送信する。
【００１７】携帯電話機１は基地局２−２から送信され
た位置情報を受信し、ハンドオーバー可能な隣接した基
地局位置を示す情報を、基地局位置表示部１１により表
示する。通話中の使用者は、携帯電話機１の基地局位置
表示部１１により表示された基地局の方向に進路を変え
て移動することにより、通話回線が途絶することなく通
話を継続しながら移動できる。
た位置情報を受信し、ハンドオーバー可能な隣接した基
地局位置を示す情報を、基地局位置表示部１１により表
示する。通話中の使用者は、携帯電話機１の基地局位置
表示部１１により表示された基地局の方向に進路を変え
て移動することにより、通話回線が途絶することなく通
話を継続しながら移動できる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
話中の携帯電話機が移動していく移動先電波エリアの基
地局に空き通話チャネルが無いとき、空き通話チャネル
を有し且つ隣接する基地局の位置情報を基地局から通話
中の携帯電話機へ送信して通報することにより、携帯電
話機の使用者は位置情報によりハンドオーバー可能な基
地局の方向に移動できるので、無駄な発呼操作を行うこ
となく、ハンドオーバー処理失敗による通話途絶を低減
できる。必然的に、ＰＨＳサービスを提供する電話交換
機側における交換処理動作を軽減することができる。
話中の携帯電話機が移動していく移動先電波エリアの基
地局に空き通話チャネルが無いとき、空き通話チャネル
を有し且つ隣接する基地局の位置情報を基地局から通話
中の携帯電話機へ送信して通報することにより、携帯電
話機の使用者は位置情報によりハンドオーバー可能な基
地局の方向に移動できるので、無駄な発呼操作を行うこ
となく、ハンドオーバー処理失敗による通話途絶を低減
できる。必然的に、ＰＨＳサービスを提供する電話交換
機側における交換処理動作を軽減することができる。
【図１】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
１ 携帯電話機 ２ 基地局 ３ 電話交換機 ４ ホーム・ロケーション・レジスタ ５ 基地局位置情報処理装置 １１ 基地局位置表示部
Claims (2)
- 【請求項１】 電話交換機に接続された複数の基地局の
電波エリア内の携帯電話機に対して電話サービスを行う
携帯電話システムにおいて、前記電話交換機側は、通話
中の携帯電話機が移動していく移動先電波エリアの基地
局および前記複数の基地局での通話チャネルの使用状況
を監視し、前記移動先電波エリアの基地局に空き通話チ
ャネルが無いときに前記携帯電話機が通話中の基地局に
隣接し且つ空き通話チャネルを有する基地局の位置情報
を生成して前記通話中の基地局から送信し、前記携帯電
話機は、前記位置情報を受信して表示することを特徴と
する携帯電話システム。 - 【請求項２】 電話交換機に接続された複数の基地局の
電波エリア内の携帯電話機に対して電話サービスを行う
携帯電話システムにおいて、前記電話交換機側は、通話
中の携帯電話機が移動していく移動先電波エリアの基地
局および前記複数の基地局での通話チャネルの使用状況
を監視する手段と、前記移動先電波エリアの基地局に空
き通話チャネルが無いときに前記携帯電話機が通話中の
基地局に隣接し且つ空き通話チャネルを有する基地局の
位置情報を生成して前記通話中の基地局から送信する手
段とを有し、前記携帯電話機は、前記位置情報を受信し
て表示する手段を有することを特徴とする携帯電話シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21982296A JP2834093B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 携帯電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21982296A JP2834093B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 携帯電話システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1066132A JPH1066132A (ja) | 1998-03-06 |
| JP2834093B2 true JP2834093B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=16741590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21982296A Expired - Lifetime JP2834093B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 携帯電話システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2834093B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6459894B1 (en) * | 2000-02-22 | 2002-10-01 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for assisting a user to find a communication resource of sufficient capacity |
| KR20030044634A (ko) * | 2001-11-30 | 2003-06-09 | 엘지전자 주식회사 | 핸드오프 방법 |
| JP4046705B2 (ja) * | 2004-03-23 | 2008-02-13 | 三洋電機株式会社 | 移動通信支援装置、移動通信端末および移動通信システム |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP21982296A patent/JP2834093B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1066132A (ja) | 1998-03-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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