JP2697673B2 - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
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- JP2697673B2 JP2697673B2 JP7109441A JP10944195A JP2697673B2 JP 2697673 B2 JP2697673 B2 JP 2697673B2 JP 7109441 A JP7109441 A JP 7109441A JP 10944195 A JP10944195 A JP 10944195A JP 2697673 B2 JP2697673 B2 JP 2697673B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は無線電話装置に関し、特
に複数の種類の通信機能を有する無線電話装置に関す
る。
に複数の種類の通信機能を有する無線電話装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図２はこの種の無線電話装置の従来例
（特開平５−１５３０４３号公報）を示すブロック図で
ある。１は表示部、２は操作部、３は受話部、４は送話
部、５はアンテナ、６はコードレス電話用の無線通信を
行うコードレス無線部、７はセルラー電話用の無線通信
を行うセルラー無線部、８はコードレス電話の親機ある
いは基地局と連続的あるいは定期的に通話を行いコード
レス電話の無線電波到達範囲内であることを検出する検
出部、９は前記各部に電源を供給するとともに前記検出
部８の検出結果に従い前記表示部１に表示要求を行う制
御部、１０は前記各部を備えた無線電話装置である。
（特開平５−１５３０４３号公報）を示すブロック図で
ある。１は表示部、２は操作部、３は受話部、４は送話
部、５はアンテナ、６はコードレス電話用の無線通信を
行うコードレス無線部、７はセルラー電話用の無線通信
を行うセルラー無線部、８はコードレス電話の親機ある
いは基地局と連続的あるいは定期的に通話を行いコード
レス電話の無線電波到達範囲内であることを検出する検
出部、９は前記各部に電源を供給するとともに前記検出
部８の検出結果に従い前記表示部１に表示要求を行う制
御部、１０は前記各部を備えた無線電話装置である。
【０００３】次に図２の従来例の動作について説明す
る。コードレス電話での待ち受け状態において、制御部
９にセルラー電話からコードレス電話への切り替え要求
を受信すると、制御部９は検出部８にＩＤコード要求信
号を送信させ、検出部８をＩＤコード待ち状態とする。
次に、予め決められた時間内に検出部８がＩＤコードを
受信すると、検出成功信号を制御部９に通知し、制御部
９はコードレス電話の目的とする電波の無線電波到達範
囲であると判断し表示部１へその旨を表示させる。一
方、予め決められた時間内に検出部８がＩＤコードを受
信できないと検出失敗信号を制御部９に通知し、制御部
９はコードレス電話の無線電波到達範囲外であると判断
し、表示部１へその旨を表示させる。
る。コードレス電話での待ち受け状態において、制御部
９にセルラー電話からコードレス電話への切り替え要求
を受信すると、制御部９は検出部８にＩＤコード要求信
号を送信させ、検出部８をＩＤコード待ち状態とする。
次に、予め決められた時間内に検出部８がＩＤコードを
受信すると、検出成功信号を制御部９に通知し、制御部
９はコードレス電話の目的とする電波の無線電波到達範
囲であると判断し表示部１へその旨を表示させる。一
方、予め決められた時間内に検出部８がＩＤコードを受
信できないと検出失敗信号を制御部９に通知し、制御部
９はコードレス電話の無線電波到達範囲外であると判断
し、表示部１へその旨を表示させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の無線電話装置では、無線電話装置の使用者がセルラ
ー電話とコードレス電話の切り替えを行った場合に、Ｉ
Ｄコード要求信号などの位置登録要求の信号を切り替え
先の移動網に通信しているが、切り替え元の移動網への
通信を行うようにしていない。
来の無線電話装置では、無線電話装置の使用者がセルラ
ー電話とコードレス電話の切り替えを行った場合に、Ｉ
Ｄコード要求信号などの位置登録要求の信号を切り替え
先の移動網に通信しているが、切り替え元の移動網への
通信を行うようにしていない。
【０００５】このため、切り替え元の移動網で位置情報
管理をしている場合には、無線電話装置との通信が不能
な状態においても自分の移動網に在圏している管理状態
となってしまい、該無線電話装置への着信要求が切り替
え元の移動網に発生した場合には、在圏しているものと
して該無線電話装置への呼出を行ってしまうため無線資
源の無効負荷が増加する問題がある。
管理をしている場合には、無線電話装置との通信が不能
な状態においても自分の移動網に在圏している管理状態
となってしまい、該無線電話装置への着信要求が切り替
え元の移動網に発生した場合には、在圏しているものと
して該無線電話装置への呼出を行ってしまうため無線資
源の無効負荷が増加する問題がある。
【０００６】本発明は上記問題に鑑み、コードレス電話
とセルラー電話の切り替え要求発生時に、切り替え元の
移動網が切り替えを検知せずに、通信不能に陥ることの
ない無線電話装置を提供することを目的とする。
とセルラー電話の切り替え要求発生時に、切り替え元の
移動網が切り替えを検知せずに、通信不能に陥ることの
ない無線電話装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による無線電話装
置は、基地局とのセルラー通信機能と、移動端末の親機
とのコードレス通信機能とを有し、セルラー通信機能と
コードレス通信機能の切り替えを行う場合に、切り替え
元に対し通信が不能になることを通知してから切り替え
を行う制御手段を有する。また、前記制御手段は、待ち
受け中の状態で無線電話装置に通信機能の切り替え要求
が発生した場合に、切り替え元の移動網に切り替えを行
う旨の信号を送信する制御部と、セルラー電話およびコ
ードレス電話の双方の無線電波の検出が可能な検出部と
からなるのが好ましい。
置は、基地局とのセルラー通信機能と、移動端末の親機
とのコードレス通信機能とを有し、セルラー通信機能と
コードレス通信機能の切り替えを行う場合に、切り替え
元に対し通信が不能になることを通知してから切り替え
を行う制御手段を有する。また、前記制御手段は、待ち
受け中の状態で無線電話装置に通信機能の切り替え要求
が発生した場合に、切り替え元の移動網に切り替えを行
う旨の信号を送信する制御部と、セルラー電話およびコ
ードレス電話の双方の無線電波の検出が可能な検出部と
からなるのが好ましい。
【０００８】
【作用】一方の通信機能を用いて通信を行なっていると
き、他方の通信機能に切り換える場合に、切り替え元の
網にその旨を通知するので、切り替え元の網が切り替え
られた通信機能を用いて通信接続を試みる無駄がなくな
る。
き、他方の通信機能に切り換える場合に、切り替え元の
網にその旨を通知するので、切り替え元の網が切り替え
られた通信機能を用いて通信接続を試みる無駄がなくな
る。
【０００９】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の無線電話装置の一実施例を
示すブロック図である。表示部１１、操作部１２、受話
部１３、送話部１４、アンテナ１５、コードレス無線部
１６、セルラー無線部１７は従来と同様であり、１８は
コードレス無線およびセルラー無線の無線状態を検出す
る検出部、１９は上記各部に電源を供給するとともにセ
ルラー電話とコードレス電話の切り替え要求発生時に切
り替え元の移動網へ切り替え要求の発生した旨の信号を
送信した後、切り替え先の移動網に切り替え要求の発生
した旨の信号を送信し切り替え要求を行う制御部、２０
は上記各部を備えた無線電話装置本体である。
て説明する。図１は本発明の無線電話装置の一実施例を
示すブロック図である。表示部１１、操作部１２、受話
部１３、送話部１４、アンテナ１５、コードレス無線部
１６、セルラー無線部１７は従来と同様であり、１８は
コードレス無線およびセルラー無線の無線状態を検出す
る検出部、１９は上記各部に電源を供給するとともにセ
ルラー電話とコードレス電話の切り替え要求発生時に切
り替え元の移動網へ切り替え要求の発生した旨の信号を
送信した後、切り替え先の移動網に切り替え要求の発生
した旨の信号を送信し切り替え要求を行う制御部、２０
は上記各部を備えた無線電話装置本体である。
【００１０】次に、上述のように構成された無線電話装
置の動作について説明する。無線電話装置の使用者が予
め決められた操作をすることにより、操作部１２あるい
はコードレス無線の電界強度の低下を検出した検出部１
８から、制御部１９へ無線電話装置におけるコードレス
電話からセルラー電話への切り替えの要求を行うと、制
御部１９は、切り替え要求発生によりコードレス無線に
よる通信が不能になる旨の圏外離脱信号を、コードレス
無線部１６が送信するようにさせる。次に制御部１９は
検出部１８にセルラー無線の検出を要求し、検出部１８
がセルラー無線の検出を行い、検出通知を制御部１９に
通知すると、制御部１９はセルラー無線部１７に位置登
録要求信号の送出を要求する。
置の動作について説明する。無線電話装置の使用者が予
め決められた操作をすることにより、操作部１２あるい
はコードレス無線の電界強度の低下を検出した検出部１
８から、制御部１９へ無線電話装置におけるコードレス
電話からセルラー電話への切り替えの要求を行うと、制
御部１９は、切り替え要求発生によりコードレス無線に
よる通信が不能になる旨の圏外離脱信号を、コードレス
無線部１６が送信するようにさせる。次に制御部１９は
検出部１８にセルラー無線の検出を要求し、検出部１８
がセルラー無線の検出を行い、検出通知を制御部１９に
通知すると、制御部１９はセルラー無線部１７に位置登
録要求信号の送出を要求する。
【００１１】なお、上述の例においては、コードレス電
話からセルラー電話への切り替えの例を説明したが、逆
にセルラー電話からコードレス電話への切り替えの場合
も動作の手順の内容はほぼ同様であるのは容易に理解で
きよう。
話からセルラー電話への切り替えの例を説明したが、逆
にセルラー電話からコードレス電話への切り替えの場合
も動作の手順の内容はほぼ同様であるのは容易に理解で
きよう。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、無線電話
装置が使用者の要求あるいは無線電波の受信状態により
通信機能の切り替えが生じた場合に、切り替え元の移動
網に切り替えが生じた旨の通知を行うことを可能とする
無線電話装置を提供することができる。したがって、切
り替え元の移動網に通知ができることにより、無線電話
装置への着信要求時に移動網からの無効な呼出しを抑制
でき、無線資源の有効活用をはかることができる。
装置が使用者の要求あるいは無線電波の受信状態により
通信機能の切り替えが生じた場合に、切り替え元の移動
網に切り替えが生じた旨の通知を行うことを可能とする
無線電話装置を提供することができる。したがって、切
り替え元の移動網に通知ができることにより、無線電話
装置への着信要求時に移動網からの無効な呼出しを抑制
でき、無線資源の有効活用をはかることができる。
【００１３】また、予め無応答時の着信転送先が移動網
に登録されている場合には、呼出不能な無線電話装置に
着信要求呼は着信呼出を行わずに登録されている転送先
に転送されるので呼の連続遅延が短縮される効果があ
る。さらに、切り替えが生じた場合に無線電話装置は、
切り替え元および切り替え先の双方の移動網にそれぞれ
通信を行うので、移動網相互間で位置管理のための制御
情報の通信を必要としないので、既存の通信網を経済的
に該無線電話装置の移動網に移行できるようになる。
に登録されている場合には、呼出不能な無線電話装置に
着信要求呼は着信呼出を行わずに登録されている転送先
に転送されるので呼の連続遅延が短縮される効果があ
る。さらに、切り替えが生じた場合に無線電話装置は、
切り替え元および切り替え先の双方の移動網にそれぞれ
通信を行うので、移動網相互間で位置管理のための制御
情報の通信を必要としないので、既存の通信網を経済的
に該無線電話装置の移動網に移行できるようになる。
【図１】本発明の無線電話装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】従来例を示すブロック図である。
１１ 表示部 １２ 操作部 １３ 受話部 １４ 送話部 １５ アンテナ １６ コードレス無線部 １７ セルラー無線部 １８ 検出部 １９ 制御部 ２０ 無線電話装置
Claims (1)
- 【請求項１】 基地局とのセルラー通信機能と、移動端
末の親機とのコードレス通信機能とを有し、待ち受け中
の状態で無線電話装置に通信機能の切り替え要求が発生
した場合に、切り替え元の移動網に切り替えを行う旨の
信号を送信する送信部と、セルラー電話およびコードレ
ス電話の双方の無線電波の検出が可能な検出部とから構
成されるとともにセルラー通信機能とコードレス通信機
能の切り替えを行う場合に、切り替え元に対し通信が不
能になることを通知してから切り替えを行う制御手段を
有する無線制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7109441A JP2697673B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7109441A JP2697673B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 無線電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08307933A JPH08307933A (ja) | 1996-11-22 |
| JP2697673B2 true JP2697673B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=14510332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7109441A Expired - Fee Related JP2697673B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2697673B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2734821B2 (ja) * | 1991-08-20 | 1998-04-02 | 松下電器産業株式会社 | 無線電話装置 |
| JPH05244088A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-21 | Nec Commun Syst Ltd | 携帯電話端末機 |
| JPH06296155A (ja) * | 1993-04-08 | 1994-10-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線電話装置 |
| JPH0767180A (ja) * | 1993-08-24 | 1995-03-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯電話装置 |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP7109441A patent/JP2697673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08307933A (ja) | 1996-11-22 |
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