JPH11355846A - パーソナルハンディホンシステム - Google Patents
パーソナルハンディホンシステムInfo
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- JPH11355846A JPH11355846A JP10155006A JP15500698A JPH11355846A JP H11355846 A JPH11355846 A JP H11355846A JP 10155006 A JP10155006 A JP 10155006A JP 15500698 A JP15500698 A JP 15500698A JP H11355846 A JPH11355846 A JP H11355846A
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- base station
- mobile terminal
- unit
- signal
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動端末が待ち受け状態にあるときに発着信
不可である旨をユーザに報知することができるととも
に、サービスの向上を図ることができるパーソナルハン
ディホンシステムを得ること。 【解決手段】 本発明は、第1のゾーンZ1をサービス
エリアとし、無線を介して第1のゾーンZ1内に位置す
る移動端末11(移動端末12)を収容する基地局31
と、基地局31に隣接配置され、第2のゾーンZ2をサー
ビスエリアとする基地局32とを備え、基地局31は、輻
輳が発生することにより、第1のゾーンZ1内において
発着信できないとき、その旨を示す発着信不可報知信号
S1を送信する。この発着信不可報知信号S1を受信した
待ち受け中の移動端末11は、上記旨をディスプレイに
表示する。
不可である旨をユーザに報知することができるととも
に、サービスの向上を図ることができるパーソナルハン
ディホンシステムを得ること。 【解決手段】 本発明は、第1のゾーンZ1をサービス
エリアとし、無線を介して第1のゾーンZ1内に位置す
る移動端末11(移動端末12)を収容する基地局31
と、基地局31に隣接配置され、第2のゾーンZ2をサー
ビスエリアとする基地局32とを備え、基地局31は、輻
輳が発生することにより、第1のゾーンZ1内において
発着信できないとき、その旨を示す発着信不可報知信号
S1を送信する。この発着信不可報知信号S1を受信した
待ち受け中の移動端末11は、上記旨をディスプレイに
表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信に用い
られるパーソナルハンディホンシステムに関する。
られるパーソナルハンディホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパーソナルハンディホンシステム
は、複数の移動端末(PHS(パーソナルハンディホン
システム)端末)と、自身を中心とするゾーン内に存在
する記移動端末を無線を介して収容する複数の基地局
と、複数の基地局をディジタル網を介して収容し、一の
移動端末の呼を他の移動端末へ交換するPHSディジタ
ル交換機とから概略構成されている。上記複数の基地局
は、各ゾーンが極力重複しない位置に各々設置されてい
る。また、パーソナルハンディホンシステムにおいて
は、ゾーンの重複を極力さけ、かつ周波数の繰り返し使
用による周波数の効率利用を図ることができるマイクロ
セル方式が採用されている。
は、複数の移動端末(PHS(パーソナルハンディホン
システム)端末)と、自身を中心とするゾーン内に存在
する記移動端末を無線を介して収容する複数の基地局
と、複数の基地局をディジタル網を介して収容し、一の
移動端末の呼を他の移動端末へ交換するPHSディジタ
ル交換機とから概略構成されている。上記複数の基地局
は、各ゾーンが極力重複しない位置に各々設置されてい
る。また、パーソナルハンディホンシステムにおいて
は、ゾーンの重複を極力さけ、かつ周波数の繰り返し使
用による周波数の効率利用を図ることができるマイクロ
セル方式が採用されている。
【0003】上記構成において、基地局から送信される
電波を移動端末が認識することができない場合には、移
動端末のディスプレイに「圏外」が表示される。これに
より、ユーザは、現在、発着信不可のゾーンにいること
を認識する。また、パーソナルハンディホンシステムに
おいては、トラフィック量が規定値以上になった場合、
輻輳を防止すべく、基地局から規制報知情報をゾーン内
の移動端末へ報知することにより位置登録/発信を規制
したり、発信時に通信サービスの提供を受けることがで
きない旨をユーザへアナウンスしている。
電波を移動端末が認識することができない場合には、移
動端末のディスプレイに「圏外」が表示される。これに
より、ユーザは、現在、発着信不可のゾーンにいること
を認識する。また、パーソナルハンディホンシステムに
おいては、トラフィック量が規定値以上になった場合、
輻輳を防止すべく、基地局から規制報知情報をゾーン内
の移動端末へ報知することにより位置登録/発信を規制
したり、発信時に通信サービスの提供を受けることがで
きない旨をユーザへアナウンスしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパー
ソナルハンディホンシステムにおいては、輻輳により発
着信不可状態にならないこと、すなわち、いつでもユー
ザが通信サービスの提供を受けうる状態にあることが理
想である。しかしながら、現状は、トラフィック量等を
考慮して輻輳しないようにシステム設計がされているも
のの、限りあるリソースを使用して通信サービスの提供
を行っているため、実際には、輻輳により発着信不可状
態になる。
ソナルハンディホンシステムにおいては、輻輳により発
着信不可状態にならないこと、すなわち、いつでもユー
ザが通信サービスの提供を受けうる状態にあることが理
想である。しかしながら、現状は、トラフィック量等を
考慮して輻輳しないようにシステム設計がされているも
のの、限りあるリソースを使用して通信サービスの提供
を行っているため、実際には、輻輳により発着信不可状
態になる。
【0005】ここで、従来のパーソナルハンディホンシ
ステムにおいては、あるゾーン内のトラフィック量が増
加すると、通話チャネルリソースが不足して輻輳状態と
なる。この輻輳状態において、ユーザは、移動端末を用
いて発着信できない。すなわち、ユーザは、発信しては
じめて発着信不可状態にあることを知ることができる
が、待ち受け時(発信前)に発着信不可状態にあること
を知ることができないため、従来においては、このこと
がユーザの不満となっていた。
ステムにおいては、あるゾーン内のトラフィック量が増
加すると、通話チャネルリソースが不足して輻輳状態と
なる。この輻輳状態において、ユーザは、移動端末を用
いて発着信できない。すなわち、ユーザは、発信しては
じめて発着信不可状態にあることを知ることができる
が、待ち受け時(発信前)に発着信不可状態にあること
を知ることができないため、従来においては、このこと
がユーザの不満となっていた。
【0006】また、受信電界強度が強い基地局をアクセ
ス基地局とする移動端末は、該アクセス基地局が輻輳状
態となっても、別の基地局をアクセス基地局とする、い
わゆるゾーン移行を行うことができない。従って、従来
のパーソナルハンディホンシステムにおいては、ゾーン
移行ができないため、アクセス基地局の輻輳が解除され
るまでサービスの提供を受けることができないという欠
点があった。本発明はこのような背景の下になされたも
ので、移動端末が待ち受け状態にあるときに発着信不可
である旨をユーザに報知することができるとともに、サ
ービスの向上を図ることができるパーソナルハンディホ
ンシステムを提供することを目的とする。
ス基地局とする移動端末は、該アクセス基地局が輻輳状
態となっても、別の基地局をアクセス基地局とする、い
わゆるゾーン移行を行うことができない。従って、従来
のパーソナルハンディホンシステムにおいては、ゾーン
移行ができないため、アクセス基地局の輻輳が解除され
るまでサービスの提供を受けることができないという欠
点があった。本発明はこのような背景の下になされたも
ので、移動端末が待ち受け状態にあるときに発着信不可
である旨をユーザに報知することができるとともに、サ
ービスの向上を図ることができるパーソナルハンディホ
ンシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、無線を介して移動端末を収容する基地局を具備し、
前記基地局は、輻輳状態を監視する監視部と、前記監視
部の監視結果を前記無線を介して送信する送信部とを有
し、前記移動端末は、前記送信部からの前記監視結果を
受信する受信部と、表示部と、前記監視結果が輻輳状態
であるとき、待ち受け中に発着信できない旨を前記表示
部に表示させる制御部とを有していることを特徴とす
る。また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の
パーソナルハンディホンシステムにおいて、前記基地局
および通信網を介して入力される前記移動端末の呼を他
の基地局へ交換し、自身に輻輳が発生した場合、輻輳状
態にある旨の信号を前記通信網を介して前記基地局へ出
力する交換機を具備し、前記基地局の前記送信部は、前
記交換機より前記輻輳状態にある旨の信号が入力された
場合、該信号を無線を介して送信し、前記移動端末の前
記受信部は、前記信号を受信し、前記制御部は、前記受
信部が前記信号を受信した場合、待ち受け中に発着信で
きない旨を前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、各々が隣接配置され、
無線を介して移動端末を各々収容する複数の基地局を具
備し、前記基地局は、輻輳状態を監視する監視部と、前
記監視部の監視結果を前記無線を介して送信する送信部
とからなり、前記移動端末は、前記送信部からの前記監
視結果を受信する受信部と、前記監視結果が輻輳状態で
あるとき、現在アクセスしている一の基地局から、輻輳
状態にない他の基地局へアクセス基地局を切り替える制
御部とからなることを特徴とする。
は、無線を介して移動端末を収容する基地局を具備し、
前記基地局は、輻輳状態を監視する監視部と、前記監視
部の監視結果を前記無線を介して送信する送信部とを有
し、前記移動端末は、前記送信部からの前記監視結果を
受信する受信部と、表示部と、前記監視結果が輻輳状態
であるとき、待ち受け中に発着信できない旨を前記表示
部に表示させる制御部とを有していることを特徴とす
る。また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の
パーソナルハンディホンシステムにおいて、前記基地局
および通信網を介して入力される前記移動端末の呼を他
の基地局へ交換し、自身に輻輳が発生した場合、輻輳状
態にある旨の信号を前記通信網を介して前記基地局へ出
力する交換機を具備し、前記基地局の前記送信部は、前
記交換機より前記輻輳状態にある旨の信号が入力された
場合、該信号を無線を介して送信し、前記移動端末の前
記受信部は、前記信号を受信し、前記制御部は、前記受
信部が前記信号を受信した場合、待ち受け中に発着信で
きない旨を前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、各々が隣接配置され、
無線を介して移動端末を各々収容する複数の基地局を具
備し、前記基地局は、輻輳状態を監視する監視部と、前
記監視部の監視結果を前記無線を介して送信する送信部
とからなり、前記移動端末は、前記送信部からの前記監
視結果を受信する受信部と、前記監視結果が輻輳状態で
あるとき、現在アクセスしている一の基地局から、輻輳
状態にない他の基地局へアクセス基地局を切り替える制
御部とからなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるパーソナルハンディホンシステムの構成を示すブロ
ック図である。この図において、11は、アンテナ21を
有する移動端末(PHS端末)であり、ユーザにより携
帯される。12は、アンテナ22を有する移動端末であ
り、移動端末11と同一構成とされている。31は、所定
半径の第1のゾーンZ1をサービスエリアとする基地局
であり、アンテナ41を有している。この基地局31は、
無線を介して第1のゾーンZ1内に位置する移動端末11
(移動端末12)を収容している。また、基地局31にお
ける使用周波数は、例えば、f1とされている。
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるパーソナルハンディホンシステムの構成を示すブロ
ック図である。この図において、11は、アンテナ21を
有する移動端末(PHS端末)であり、ユーザにより携
帯される。12は、アンテナ22を有する移動端末であ
り、移動端末11と同一構成とされている。31は、所定
半径の第1のゾーンZ1をサービスエリアとする基地局
であり、アンテナ41を有している。この基地局31は、
無線を介して第1のゾーンZ1内に位置する移動端末11
(移動端末12)を収容している。また、基地局31にお
ける使用周波数は、例えば、f1とされている。
【0009】32は、基地局31に隣接配置され、かつ基
地局31と同一構成とされた基地局であり、所定半径の
第2のゾーンZ2をサービスエリアとする。ここで、第
1のゾーンZ1と第2のゾーンZ2とは、一部分が重複し
ており、以下の説明においては、上記重複した部分をオ
ーバラップゾーンZoと称する。また、基地局32におけ
る使用周波数は、上述した基地局31の使用周波数f1と
異なるf2とされている。 5は、ディジタル網100
を介して、基地局31および32を収容するPHSディジ
タル交換機であり、例えば、移動端末11からの呼を移
動端末12へ交換する。
地局31と同一構成とされた基地局であり、所定半径の
第2のゾーンZ2をサービスエリアとする。ここで、第
1のゾーンZ1と第2のゾーンZ2とは、一部分が重複し
ており、以下の説明においては、上記重複した部分をオ
ーバラップゾーンZoと称する。また、基地局32におけ
る使用周波数は、上述した基地局31の使用周波数f1と
異なるf2とされている。 5は、ディジタル網100
を介して、基地局31および32を収容するPHSディジ
タル交換機であり、例えば、移動端末11からの呼を移
動端末12へ交換する。
【0010】図2は、図1に示す基地局31および移動
端末11の構成を示すブロック図である。なお、図1に
示す基地局32および移動端末12の構成は、以下に説明
する基地局31および移動端末32の構成と同一である。
図2に示す基地局31において、6は装置の監視/制御
を行う制御部であり、後述する通話チャネルCHB1およ
び通話チャネルCHB2が使用中であるか否かの判断等を
行う。この制御部6の動作の詳細については後述する。
7は、基地局−ディジタル網間インターフェース101
におけるチャネルの監視/制御を行うチャネル制御部で
ある。
端末11の構成を示すブロック図である。なお、図1に
示す基地局32および移動端末12の構成は、以下に説明
する基地局31および移動端末32の構成と同一である。
図2に示す基地局31において、6は装置の監視/制御
を行う制御部であり、後述する通話チャネルCHB1およ
び通話チャネルCHB2が使用中であるか否かの判断等を
行う。この制御部6の動作の詳細については後述する。
7は、基地局−ディジタル網間インターフェース101
におけるチャネルの監視/制御を行うチャネル制御部で
ある。
【0011】ここで、基地局−ディジタル網間インター
フェース101は、基地局31とディジタル網100と
の間のインターフェースであり、通話チャネルCHB1、
通話チャネルCHB2および制御チャネルCHDを有して
いる。上記通話チャネルCHB1および通話チャネルCH
B2は、通話用のチャネルである。制御チャネルCHD
は、基地局32とPHSディジタル交換機5との間で送
受信される制御信号用のチャネルである。また、チャネ
ル制御部7は、通話チャネルCHB1およびCHB2の使用
状況を監視しており、全ての通話チャネルCHB1および
CHB2が使用中の状態、すなわち輻輳状態であるか否か
を監視する。
フェース101は、基地局31とディジタル網100と
の間のインターフェースであり、通話チャネルCHB1、
通話チャネルCHB2および制御チャネルCHDを有して
いる。上記通話チャネルCHB1および通話チャネルCH
B2は、通話用のチャネルである。制御チャネルCHD
は、基地局32とPHSディジタル交換機5との間で送
受信される制御信号用のチャネルである。また、チャネ
ル制御部7は、通話チャネルCHB1およびCHB2の使用
状況を監視しており、全ての通話チャネルCHB1および
CHB2が使用中の状態、すなわち輻輳状態であるか否か
を監視する。
【0012】8は、信号送受信制御部であり、通信に必
要な諸信号をアンテナ41を介して送受信する他、制御
部6の制御によりアンテナ41を介して発着信不可報知
信号S1、発着信可能報知信号S2を送信する。ここで、
上記発着信不可報知信号S1とは、通話チャネルCHB1
および通話チャネルCHB2の双方がともに使用中(BU
SY)という輻輳により、第1のゾーンZ1(図1参
照)内の移動端末11等が発着信できない状態にある旨
を報知するための信号をいう。一方、発着信可能報知信
号S2とは、通話チャネルCHB1および通話チャネルC
HB2のうち少なくとも一方が未使用であるという空きチ
ャネルがある旨、すなわち第1のゾーンZ1内の移動端
末11等が発着信できる状態にある旨を報知するための
信号をいう。
要な諸信号をアンテナ41を介して送受信する他、制御
部6の制御によりアンテナ41を介して発着信不可報知
信号S1、発着信可能報知信号S2を送信する。ここで、
上記発着信不可報知信号S1とは、通話チャネルCHB1
および通話チャネルCHB2の双方がともに使用中(BU
SY)という輻輳により、第1のゾーンZ1(図1参
照)内の移動端末11等が発着信できない状態にある旨
を報知するための信号をいう。一方、発着信可能報知信
号S2とは、通話チャネルCHB1および通話チャネルC
HB2のうち少なくとも一方が未使用であるという空きチ
ャネルがある旨、すなわち第1のゾーンZ1内の移動端
末11等が発着信できる状態にある旨を報知するための
信号をいう。
【0013】一方、移動端末11において、9は、信号
送受信制御部であり、通信に必要な諸信号をアンテナ2
1を介して送受信する他、上述した発着信不可報知信号
S1、発着信可能報知信号S2を受信する。10は、信号
送受信制御部9により受信された信号を解析する信号解
析部である。11は、装置各部を制御する移動端末制御
部であり信号解析部10の解析結果により信号送受信制
御部9を制御する。
送受信制御部であり、通信に必要な諸信号をアンテナ2
1を介して送受信する他、上述した発着信不可報知信号
S1、発着信可能報知信号S2を受信する。10は、信号
送受信制御部9により受信された信号を解析する信号解
析部である。11は、装置各部を制御する移動端末制御
部であり信号解析部10の解析結果により信号送受信制
御部9を制御する。
【0014】次に、上述した一実施形態によるパーソナ
ルハンディホンシステムの動作について図3を参照しつ
つ説明する。図3においては、移動端末11が第1のゾ
ーンZ1内に位置する一方、移動端末12がオーバラップ
ゾーンZo内に位置しているものとする。すなわち、今
の場合には、移動端末11が基地局31のサービスエリア
に位置しており、移動端末12が基地局31および基地局
32のサービスエリアに位置している。さらに、移動端
末11および12は、いずれも待ち受け状態にあるものと
する。また、今の場合、移動端末11および移動端末12
は、基地局31をアクセス基地局としている。
ルハンディホンシステムの動作について図3を参照しつ
つ説明する。図3においては、移動端末11が第1のゾ
ーンZ1内に位置する一方、移動端末12がオーバラップ
ゾーンZo内に位置しているものとする。すなわち、今
の場合には、移動端末11が基地局31のサービスエリア
に位置しており、移動端末12が基地局31および基地局
32のサービスエリアに位置している。さらに、移動端
末11および12は、いずれも待ち受け状態にあるものと
する。また、今の場合、移動端末11および移動端末12
は、基地局31をアクセス基地局としている。
【0015】このような状態において、第1のゾーンZ
1内に位置する他の複数の移動端末(図示略)が一定数
以上、一度に基地局31にアクセスすることにより、図
2に示す基地局31の通話チャネルCHB1およびCHB2
の全てが使用中(BUSY)になったとする。言い換え
れば、今の場合には、基地局31に空きチャネルがな
く、輻輳状態になっている。そして、上記輻輳状態は、
図2に示すチャネル制御部7により検出され、チャネル
制御部7は、上記検出結果の信号を制御部6へ出力す
る。
1内に位置する他の複数の移動端末(図示略)が一定数
以上、一度に基地局31にアクセスすることにより、図
2に示す基地局31の通話チャネルCHB1およびCHB2
の全てが使用中(BUSY)になったとする。言い換え
れば、今の場合には、基地局31に空きチャネルがな
く、輻輳状態になっている。そして、上記輻輳状態は、
図2に示すチャネル制御部7により検出され、チャネル
制御部7は、上記検出結果の信号を制御部6へ出力す
る。
【0016】これにより、制御部6は、第1のゾーンZ
1内に位置する移動端末が発着信できない状態にあるこ
とを示す発着信不可報知信号S1を信号送受信制御部8
およびアンテナ41を介して送信する。これにより、上
記発着信不可報知信号S1は、第1のゾーンZ1内に各々
位置する移動端末11および12にアンテナ21および22
を介して受信される。
1内に位置する移動端末が発着信できない状態にあるこ
とを示す発着信不可報知信号S1を信号送受信制御部8
およびアンテナ41を介して送信する。これにより、上
記発着信不可報知信号S1は、第1のゾーンZ1内に各々
位置する移動端末11および12にアンテナ21および22
を介して受信される。
【0017】そして、図2に示す移動端末11におい
て、信号送受信制御部9は、アンテナ21を介して受信
した発着信不可報知信号S1を信号解析部10へ出力す
る。これにより、信号解析部10は、発着信不可報知信
号S1を解析して、解析結果を移動端末制御部11へ出
力する。ここで、上記解析結果としては、基地局31に
おいて輻輳状態が発生しているため、第1のゾーンZ1
内における発着信ができない、というものである。
て、信号送受信制御部9は、アンテナ21を介して受信
した発着信不可報知信号S1を信号解析部10へ出力す
る。これにより、信号解析部10は、発着信不可報知信
号S1を解析して、解析結果を移動端末制御部11へ出
力する。ここで、上記解析結果としては、基地局31に
おいて輻輳状態が発生しているため、第1のゾーンZ1
内における発着信ができない、というものである。
【0018】そして、移動端末11の移動端末制御部1
1は、上記解析結果を受けて、周辺の電波状況を確認す
る。具体的には、移動端末制御部11は、一定時間内
に、アンテナ21を介して発着信可能報知信号S2が受信
されたか否かを、信号解析部10の解析結果から判断す
る。今の場合、図3に示すように、移動端末11が第1
のゾーンZ1のみに位置しているため、移動端末11は、
発着信可能報知信号S2を受信できない。
1は、上記解析結果を受けて、周辺の電波状況を確認す
る。具体的には、移動端末制御部11は、一定時間内
に、アンテナ21を介して発着信可能報知信号S2が受信
されたか否かを、信号解析部10の解析結果から判断す
る。今の場合、図3に示すように、移動端末11が第1
のゾーンZ1のみに位置しているため、移動端末11は、
発着信可能報知信号S2を受信できない。
【0019】従って、今の場合、図2に示す移動端末1
1の移動端末制御部11は、発着信可能報知信号S2が受
信されていないものと判断した後、基地局31以外にア
クセスできる基地局がないことを認識する。すなわち、
今、移動端末11は、前述したゾーン移行をすることが
できず、発着信が全くできない状態にある。そして、移
動端末11の移動端末制御部11は、基地局31の輻輳に
より発着信ができない状態にある旨を図示しないディス
プレイに表示させる。これにより、移動端末11のユー
ザは、待ち受け時に上記ディスプレイの表示を見ること
により、移動端末11が発着信不可にあることを認識す
る。
1の移動端末制御部11は、発着信可能報知信号S2が受
信されていないものと判断した後、基地局31以外にア
クセスできる基地局がないことを認識する。すなわち、
今、移動端末11は、前述したゾーン移行をすることが
できず、発着信が全くできない状態にある。そして、移
動端末11の移動端末制御部11は、基地局31の輻輳に
より発着信ができない状態にある旨を図示しないディス
プレイに表示させる。これにより、移動端末11のユー
ザは、待ち受け時に上記ディスプレイの表示を見ること
により、移動端末11が発着信不可にあることを認識す
る。
【0020】一方、図3に示すオーバラップゾーンZo
に位置する移動端末12において、図2に示す信号送受
信制御部9は、上述した動作と同様にして、アンテナ2
2を介して受信した発着信不可報知信号S1を信号解析部
10へ出力する。これにより、信号解析部10は、発着
信不可報知信号S1を解析して、解析結果を移動端末制
御部11へ出力する。ここで、上記解析結果としては、
基地局31において輻輳状態が発生しているため、第1
のゾーンZ1内における発着信ができない、というもの
である。
に位置する移動端末12において、図2に示す信号送受
信制御部9は、上述した動作と同様にして、アンテナ2
2を介して受信した発着信不可報知信号S1を信号解析部
10へ出力する。これにより、信号解析部10は、発着
信不可報知信号S1を解析して、解析結果を移動端末制
御部11へ出力する。ここで、上記解析結果としては、
基地局31において輻輳状態が発生しているため、第1
のゾーンZ1内における発着信ができない、というもの
である。
【0021】そして、移動端末12の移動端末制御部1
1は、上記解析結果を受けて、一定時間内に、アンテナ
22を介して発着信可能報知信号S2が受信されたか否か
を、信号解析部10の解析結果から判断する。今の場
合、基地局32において輻輳が発生していないものとす
ると、図2に示す基地局32のチャネル制御部7から
は、空きチャネルがあることを示す信号が制御部6へ出
力されている。従って、今の場合、制御部6は、アンテ
ナ42を介して、発着信可能報知信号S2を送信してい
る。
1は、上記解析結果を受けて、一定時間内に、アンテナ
22を介して発着信可能報知信号S2が受信されたか否か
を、信号解析部10の解析結果から判断する。今の場
合、基地局32において輻輳が発生していないものとす
ると、図2に示す基地局32のチャネル制御部7から
は、空きチャネルがあることを示す信号が制御部6へ出
力されている。従って、今の場合、制御部6は、アンテ
ナ42を介して、発着信可能報知信号S2を送信してい
る。
【0022】このことから、上記発着信可能報知信号S
2は、移動端末12のアンテナ22を介して信号送受信制
御部9に受信される。ここで、受信される発着信可能報
知信号S2の電界強度は、通話に支障がない程度の値で
ある。そして、信号送受信制御部9は、上記発着信可能
報知信号S2を信号解析部10へ出力する。これによ
り、信号解析部10は、発着信不可報知信号S2を解析
して、解析結果を移動端末制御部11へ出力する。ここ
で、上記解析結果としては、基地局32において輻輳状
態が発生しておらず、第2のゾーンZ2内において発着
信ができる、というものである。
2は、移動端末12のアンテナ22を介して信号送受信制
御部9に受信される。ここで、受信される発着信可能報
知信号S2の電界強度は、通話に支障がない程度の値で
ある。そして、信号送受信制御部9は、上記発着信可能
報知信号S2を信号解析部10へ出力する。これによ
り、信号解析部10は、発着信不可報知信号S2を解析
して、解析結果を移動端末制御部11へ出力する。ここ
で、上記解析結果としては、基地局32において輻輳状
態が発生しておらず、第2のゾーンZ2内において発着
信ができる、というものである。
【0023】そして、移動端末制御部11は、上記解析
結果を受けて、アクセス基地局を輻輳が発生している基
地局31から輻輳が発生していない基地局32へ切り替え
るべく、第1のゾーンZ1から第2のゾーンZ2へのゾー
ン移行動作を行う。具体的には、移動端末制御部11
は、使用周波数を基地局31の使用周波数f1から基地局
32の使用周波数f2に切り替える。これにより、ゾーン
移行が終了し、基地局32は、移動端末12のアクセス基
地局となる。従って、移動端末12のユーザは、上述し
たゾーン移行により、通信サービスを受け続けることが
できる。
結果を受けて、アクセス基地局を輻輳が発生している基
地局31から輻輳が発生していない基地局32へ切り替え
るべく、第1のゾーンZ1から第2のゾーンZ2へのゾー
ン移行動作を行う。具体的には、移動端末制御部11
は、使用周波数を基地局31の使用周波数f1から基地局
32の使用周波数f2に切り替える。これにより、ゾーン
移行が終了し、基地局32は、移動端末12のアクセス基
地局となる。従って、移動端末12のユーザは、上述し
たゾーン移行により、通信サービスを受け続けることが
できる。
【0024】以上説明したように、上述した一実施形態
によるパーソナルハンディホンシステムによれば、基地
局31の輻輳状態にある旨を第1のゾーンZ1内に位置す
る移動端末11等へ報知するように構成したので、移動
端末11が待ち受け状態にあるときに発着信不可である
旨をユーザに報知することができる。従って、上述した
一実施形態によるパーソナルハンディホンシステムによ
れば、待ち受け時に発着信不可状態にあることを知るこ
とができない、というユーザの不満を解消することがで
きる。
によるパーソナルハンディホンシステムによれば、基地
局31の輻輳状態にある旨を第1のゾーンZ1内に位置す
る移動端末11等へ報知するように構成したので、移動
端末11が待ち受け状態にあるときに発着信不可である
旨をユーザに報知することができる。従って、上述した
一実施形態によるパーソナルハンディホンシステムによ
れば、待ち受け時に発着信不可状態にあることを知るこ
とができない、というユーザの不満を解消することがで
きる。
【0025】また、上述した一実施形態によるパーソナ
ルハンディホンシステムによれば、基地局31が輻輳状
態になっても、隣接する基地局32をアクセス基地局と
すべく、第1のゾーンZ1から第2のゾーンZ2へのゾー
ン移行ができるように構成したので、ユーザが通信サー
ビスを継続して受けることができ、ひいてはサービスの
向上を図ることができる。
ルハンディホンシステムによれば、基地局31が輻輳状
態になっても、隣接する基地局32をアクセス基地局と
すべく、第1のゾーンZ1から第2のゾーンZ2へのゾー
ン移行ができるように構成したので、ユーザが通信サー
ビスを継続して受けることができ、ひいてはサービスの
向上を図ることができる。
【0026】以上本発明の一実施形態によるパーソナル
ハンディホンシステムについて詳述してきたが、具体的
な構成はこの一実施形態に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。例えば、上述した一実施形態によるパーソ
ナルハンディホンシステムにおいては、基地局31およ
び基地局32の輻輳状態を移動端末11および移動端末1
2へ報知する例について説明したが、これに限定される
ことなく、PHSディジタル交換機5の輻輳状態を報知
するようにしてもよい。
ハンディホンシステムについて詳述してきたが、具体的
な構成はこの一実施形態に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。例えば、上述した一実施形態によるパーソ
ナルハンディホンシステムにおいては、基地局31およ
び基地局32の輻輳状態を移動端末11および移動端末1
2へ報知する例について説明したが、これに限定される
ことなく、PHSディジタル交換機5の輻輳状態を報知
するようにしてもよい。
【0027】この場合には、PHSディジタル交換機5
の制御部(図示略)は、PHSディジタル交換機5の輻
輳状態を検出したとき、この検出結果のデータを図2に
示す制御チャネルCHDを使用して、基地局31(32)
のチャネル制御部7を介して制御部6へ出力する。これ
により、基地局31(32)の各制御部6は、前述した動
作と同様にして、信号送受信制御部8およびアンテナ4
1(42)を介して発着信可能報知信号S2を送信する。
これにより、第1のゾーンZ1および第2のゾーンZ2に
位置する移動端末11および移動端末12の各ユーザは、
待ち受け時に発着信できない状態にあることを認識す
る。
の制御部(図示略)は、PHSディジタル交換機5の輻
輳状態を検出したとき、この検出結果のデータを図2に
示す制御チャネルCHDを使用して、基地局31(32)
のチャネル制御部7を介して制御部6へ出力する。これ
により、基地局31(32)の各制御部6は、前述した動
作と同様にして、信号送受信制御部8およびアンテナ4
1(42)を介して発着信可能報知信号S2を送信する。
これにより、第1のゾーンZ1および第2のゾーンZ2に
位置する移動端末11および移動端末12の各ユーザは、
待ち受け時に発着信できない状態にあることを認識す
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2に記
載の発明によれば、輻輳状態であるとき、待ち受け中に
発着信できない旨を表示部に表示させるようにしたの
で、移動端末が待ち受け状態にあるときに発着信不可で
ある旨をユーザに報知することができるという効果が得
られる。従って、請求項1、2に記載の発明によれば、
待ち受け時に発着信不可状態にあることを知ることがで
きない、というユーザの不満を解消することができると
いう効果が得られる。
載の発明によれば、輻輳状態であるとき、待ち受け中に
発着信できない旨を表示部に表示させるようにしたの
で、移動端末が待ち受け状態にあるときに発着信不可で
ある旨をユーザに報知することができるという効果が得
られる。従って、請求項1、2に記載の発明によれば、
待ち受け時に発着信不可状態にあることを知ることがで
きない、というユーザの不満を解消することができると
いう効果が得られる。
【0029】請求項3に記載の発明によれば、一の基地
局が輻輳状態になっても、輻輳状態にない他の基地局を
アクセス基地局とするように構成したので、ユーザが通
信サービスを継続して受けることができ、ひいてはサー
ビスの向上を図ることができるという効果が得られる。
局が輻輳状態になっても、輻輳状態にない他の基地局を
アクセス基地局とするように構成したので、ユーザが通
信サービスを継続して受けることができ、ひいてはサー
ビスの向上を図ることができるという効果が得られる。
【図1】 本発明の一実施形態によるパーソナルハンデ
ィホンシステムの構成を示すブロック図である。
ィホンシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す基地局31および移動端末12の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施形態によるパーソナルハンデ
ィホンシステムの動作を説明する図である。
ィホンシステムの動作を説明する図である。
11 移動端末 31 基地局 12 移動端末 32 基地局 5 PHSディジタル交換機 6 制御部 7 チャネル制御部 8 信号送受信制御部 9 信号送受信制御部 10 信号解析部 11 移動端末制御部 100 ディジタル網 S1 発着信不可報知信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、無線を介して移動端末を収容する基地局を具備し、
前記基地局は、通話チャネルの輻輳状態を検出するチャ
ネル制御部と、検出結果に応じて、発着信不可報知信号
または発着信可能報知信号を出力する制御部と、前記発
着信不可報知信号または発着信可能報知信号を前記無線
を介して送信する送信部とを有し、前記移動端末は、前
記送信部から送信された信号を受信する受信部と、表示
部と、前記信号を解析して、その解析結果を出力する信
号解析部と、前記信号が発着信不可報知信号であり、か
つ他の基地局から送信された発着信可能報知信号を受信
できないとき、待ち受け中に発着信できない旨を前記表
示部に表示させる制御部とを有していることを特徴とす
る。また、請求項2に記載の発明は、前記基地局および
通信網を介して入力される前記移動端末の呼を他の基地
局へ交換し、自身に輻輳が発生した場合、輻輳状態にあ
る旨の信号を前記通信網を介して前記基地局へ出力する
交換機を具備し、前記基地局の前記送信部は、前記交換
機より前記輻輳状態にある旨の信号が入力された場合、
発着信不可報知信号を無線を介して送信することを特徴
とする。また、請求項3に記載の発明は、各々が隣接配
置され、無線を介して移動端末を各々収容する複数の基
地局を具備し、前記基地局は、通話チャネルの輻輳状態
を検出するチャネル制御部と、検出結果に応じて、発着
信不可報知信号または発着信可能報知信号を出力する制
御部と、前記発着信不可報知信号または発着信可能報知
信号を前記無線を介して送信する送信部とからなり、前
記移動端末は、前記送信部から送信された信号を受信す
る受信部と、前記信号を解析して、その解析結果を出力
する信号解析部と、待ち受け中において、前記信号が発
着信不可報知信号であり、かつ他の基地局から送信され
た発着信可能報知信号が受信できたとき、この発着信可
能報知信号を送信した基地局へアクセス基地局を切り替
える制御部とからなることを特徴とする。
は、無線を介して移動端末を収容する基地局を具備し、
前記基地局は、通話チャネルの輻輳状態を検出するチャ
ネル制御部と、検出結果に応じて、発着信不可報知信号
または発着信可能報知信号を出力する制御部と、前記発
着信不可報知信号または発着信可能報知信号を前記無線
を介して送信する送信部とを有し、前記移動端末は、前
記送信部から送信された信号を受信する受信部と、表示
部と、前記信号を解析して、その解析結果を出力する信
号解析部と、前記信号が発着信不可報知信号であり、か
つ他の基地局から送信された発着信可能報知信号を受信
できないとき、待ち受け中に発着信できない旨を前記表
示部に表示させる制御部とを有していることを特徴とす
る。また、請求項2に記載の発明は、前記基地局および
通信網を介して入力される前記移動端末の呼を他の基地
局へ交換し、自身に輻輳が発生した場合、輻輳状態にあ
る旨の信号を前記通信網を介して前記基地局へ出力する
交換機を具備し、前記基地局の前記送信部は、前記交換
機より前記輻輳状態にある旨の信号が入力された場合、
発着信不可報知信号を無線を介して送信することを特徴
とする。また、請求項3に記載の発明は、各々が隣接配
置され、無線を介して移動端末を各々収容する複数の基
地局を具備し、前記基地局は、通話チャネルの輻輳状態
を検出するチャネル制御部と、検出結果に応じて、発着
信不可報知信号または発着信可能報知信号を出力する制
御部と、前記発着信不可報知信号または発着信可能報知
信号を前記無線を介して送信する送信部とからなり、前
記移動端末は、前記送信部から送信された信号を受信す
る受信部と、前記信号を解析して、その解析結果を出力
する信号解析部と、待ち受け中において、前記信号が発
着信不可報知信号であり、かつ他の基地局から送信され
た発着信可能報知信号が受信できたとき、この発着信可
能報知信号を送信した基地局へアクセス基地局を切り替
える制御部とからなることを特徴とする。
Claims (3)
- 【請求項1】 無線を介して移動端末を収容する基地局
を具備し、 前記基地局は、 輻輳状態を監視する監視部と、 前記監視部の監視結果を前記無線を介して送信する送信
部とを有し、 前記移動端末は、 前記送信部からの前記監視結果を受信する受信部と、 表示部と、 前記監視結果が輻輳状態であるとき、待ち受け中に発着
信できない旨を前記表示部に表示させる制御部とを有し
ていることを特徴とするパーソナルハンディホンシステ
ム。 - 【請求項2】 前記基地局および通信網を介して入力さ
れる前記移動端末の呼を他の基地局へ交換し、自身に輻
輳が発生した場合、輻輳状態にある旨の信号を前記通信
網を介して前記基地局へ出力する交換機を具備し、 前記基地局の前記送信部は、前記交換機より前記輻輳状
態にある旨の信号が入力された場合、該信号を無線を介
して送信し、 前記移動端末の前記受信部は、前記信号を受信し、 前記制御部は、前記受信部が前記信号を受信した場合、
待ち受け中に発着信できない旨を前記表示部に表示させ
ることを特徴とする請求項1に記載のパーソナルハンデ
ィホンシステム。 - 【請求項3】 各々が隣接配置され、無線を介して移動
端末を各々収容する複数の基地局を具備し、 前記基地局は、 輻輳状態を監視する監視部と、 前記監視部の監視結果を前記無線を介して送信する送信
部とからなり、 前記移動端末は、 前記送信部からの前記監視結果を受信する受信部と、 前記監視結果が輻輳状態であるとき、現在アクセスして
いる一の基地局から、輻輳状態にない他の基地局へアク
セス基地局を切り替える制御部とからなることを特徴と
するパーソナルハンディホンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10155006A JPH11355846A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | パーソナルハンディホンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10155006A JPH11355846A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | パーソナルハンディホンシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11355846A true JPH11355846A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15596640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10155006A Pending JPH11355846A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | パーソナルハンディホンシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11355846A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006117870A1 (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Fujitsu Limited | 移動体通信システム及び携帯端末 |
US8036673B2 (en) | 2007-06-29 | 2011-10-11 | Hitachi, Ltd. | Status notification method in wireless communication apparatus |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP10155006A patent/JPH11355846A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006117870A1 (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Fujitsu Limited | 移動体通信システム及び携帯端末 |
JPWO2006117870A1 (ja) * | 2005-04-28 | 2008-12-18 | 富士通株式会社 | 移動体通信システム及び携帯端末 |
JP4527772B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2010-08-18 | 富士通株式会社 | 移動体通信システム及び携帯端末 |
US8036700B2 (en) | 2005-04-28 | 2011-10-11 | Fujitsu Limited | Mobile communication system and mobile terminal |
US8036673B2 (en) | 2007-06-29 | 2011-10-11 | Hitachi, Ltd. | Status notification method in wireless communication apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000822 |