JP2654392B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2654392B2
JP2654392B2 JP63116850A JP11685088A JP2654392B2 JP 2654392 B2 JP2654392 B2 JP 2654392B2 JP 63116850 A JP63116850 A JP 63116850A JP 11685088 A JP11685088 A JP 11685088A JP 2654392 B2 JP2654392 B2 JP 2654392B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は無線通信装置、特に複数の通信局の間で所定
の無線通信チャンネルを用いて通信を行なう無線通信装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来より、免許不要の無線通信機として、たとえば、
コードレス電話が知られている。コードレス電話は、電
話回線に接続された親機(固定局)とこの親機に無線接
続される子機(移動局)からなり、子機を携帯して自由
に移動しながら親機との無線接続を介して通信できるよ
うになっている。
親機と子機の間の無線通信では、所定の周波数帯の微
弱電波を用いて行なわれる。この周波数帯には、複数の
通信チャンネルが設定される。
[発明が解決しようとする課題] 現在では、上記のような通信システムはまだそれほど
普及していないので、ある固定局のサービスエリア内の
移動局の数が相対的に少なく、また固定局のサービスエ
リアの重複の可能性も小さいため、電波干渉や全通信チ
ャンネルがふさがってしまうという事態が起こる可能性
は少なかった。
しかし、コードレス電話以外にもこのような無線通信
を利用するシステム(たとえば、コードレスデータ端末
など)はこれから増加する傾向とみられ、無線通信を利
用する装置の普及台数が増加し、さらにそのサービスが
多様になると、前記周波数帯には限られたチャンネル数
しかないために全チャンネルふさがりということが考え
られ、その場合ビジー状態が検出され、通信は不可能と
なる。
本発明の課題は、以上の問題を解決し、重要な通信を
行なう場合、無線通信チャンネルのビジーにより通信が
不可能になるといった事態を回避できるようにすること
である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、無線通信チャンネルがビジー状態にならな
いようにすることにより、通信を行いたいときにすぐに
通信を開始することができるようにすると共に、無線通
信チャンネルを他の無線通信装置と有効に使用し、無線
通信チャンネルの使用状態を確認できるようにすること
を目的とし、複数の無線通信チャンネルの中から所定の
無線通信チャンネルを用いて通信を行う無線通信装置に
おいて、少なくとも一つの無線通信チャンネルを他の無
線通信装置が使用しないようにする無線通信チャンネル
の予約の指示に応じて、少なくとも一つの空いている無
線通信チャンネルを所定時間未使用のままで確保してお
くことにより、通信を任意のタイミングで行えるように
し、さらに、この無線通信チャンネルの確保状態を表示
することによって無線通信チャンネルの使用状態を確認
できるように構成した。
[作用] 以上の構成によれば、通信を行う前に、予め未使用の
無線チャンネルを確保しておくため、通信を行いたいと
きはすぐに通信を開始でき、無線通信チャンネルがビジ
ーのために通信が不可能になるということがなくなる。
さらに、所定時間を過ぎれば、確保されていた無線通
信チャンネルを他の無線通信装置が使用できるようにな
るので、無線通信チャンネルを有効に使用でき、また、
無線通信チャンネルの確保状態を表示するので、無線通
信チャンネルの使用状態を容易に確認することが出来
る。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。ここでは、本発明のコードレス電話による実施
例を示す。
第1図は、本実施例における無線通信装置の構成図で
ある。図において符号1は電話回線などの有線通信回線
で、交換部2に収納されている。交換部2は符号3,4,5
で各々表される親機a,親機b,親機cすなわち3つの固定
局を収納している。また、符号6,7,8で各々表される子
機a1,子機a2,子機anは符号3の親機aに対応する子機す
なわち移動局であり、同様に符号9,10で各々表される子
機bn,子機cnは各々符号4の親機b,符号5の親機cの子
機である。
第2図は親機すなわち固定局の構造を示している。図
において符号11は有線通信回線18と接続するための回線
接続部で、着信検出部,発呼部,回線接続保持装置など
から構成される。回線接続部11は送信部12および受信部
13を介して送受信共用回路16と接続されている。送受信
共用回路16は送受信回路の共用回路で、送受信共用回路
16にはアンテナ17が接続される。
送信部12は、変調部,送信アンプなどから構成され、
受信部13は受信アンプ,復調部などから構成される。送
受信周波数の制御は公知のPLL方式などによるシンセサ
イザ部15により制御される。シンセサイザ部15は送受信
帯域の所定通信チャンネルに対応した周波数に送受信周
波数を制御する。
この送受信周波数制御および、固定局の各部の制御は
マイクロプロセッサなどから構成された制御部14により
統括される。制御部14の制御手順はプログラムとしてRO
M14aに格納される。RAM14bは制御部14のワークエリアと
して利用される。また、制御部14には各種操作入力のた
めの操作パネル19が設けられる。
一方、第3図に子機すなわち移動局の構造を示す。
第2図において無線送受信系の構造はほぼ第1図の固
定局に準じたものとなっている。すなわち、無線送受信
系は、アンテナ27,送信部22,受信部23,シンセサイザ部2
5および制御部24からなる。制御部24の制御手順はROM24
aに格納され、RAM24bは制御部24のワークエリアとして
利用される。
第2図の移動局では、送信部22,受信部23には回線の
代わりに送受話部21が接続されている。送受話部21はハ
ンドセット(送受話器)、低周波増幅器など公知の構成
を有する。
さらに、本実施例では、LCDパネル,LEDその他の表示
素子を用いて構成されたチャンネル予約表示部28が設け
られている。チャンネル予約表示部28は後述の制御によ
り、無線通信チャンネルの予約状態を表示するために用
いられる。このチャンネル予約表示部28は発呼操作など
に用いられる公知のテンキーなどから構成された操作パ
ネル29に設けられる。
以上のような構成において本実施例では以下に説明す
るように初期設定されている。
第1図における符号6の子機a1のみをチャンネル予約
可能な子機とし、子機a(6)には符号3、4、5の親
機のIDが登録されている。ただし子機a(6)が実際に
通話できるのは子機a(6)の親機である、親機a3のみ
とし、他の親機とは制御チャンネルを用いた信号のやり
とりのみを可能とした。また全ての親機、つまり符号3,
4,5で表わされたものには、チャンネル予約可能な子
機、つまり子機a(6)のIDが登録されている。これも
子機の場合と同様に、実際に通話できるのは、各々の親
機に対応した子機だけでチャンネル予約可能な子機とし
てIDが登録されていても、対応する子機ではないと制御
チャンネルを用いた信号のやりとりのみを可能とした。
次に以上の構成,初期設定における動作を第4図のフ
ローチャート図を参照して説明する。第4図の手順はRO
M24aに格納されており、この手順はチャンネル予約可能
な移動局において行なわれる通信制御に注目した1つの
フローチャートとして示したものである。
本実施例では限定された固定局および移動局の間の1
つ(あるいは複数)の無線通信チャンネルを一定時間予
約し、ある通信を確実に行なえるようにする。
まずある操作者が重要な通信を行なうために、無線通
信チャンネルを一定時間確保し、この一定時間内にコー
ドレス電話を使いたい場合にはステップS1においてチャ
ンネルを確保するためのチャンネル予約モードの設定を
第3図の操作パネル29を介して行なう。
入力された情報がステップS2において時刻設定モード
すなわち、ある時刻にチャンネルを確保したい場合のた
めのモードと判断されると、ステップS3に進む。ステッ
プS3では操作パネル29から入力されたチャンネル予約時
刻をRAM24bに格納する。そしてその入力時刻のある一定
時間前になったとステップS4において判断したら、ステ
ップS5に移る。
またステップS2において時刻設定モードではない、つ
まりすぐに空チャンネル確保したい場合もそのままステ
ップS5に移る。
ステップS5において子機は、発呼信号を親機に送信す
る。親機は応答信号を子機に対し送信するとともに空チ
ャンネルをサーチし子機に通知する。そしてステップS6
において親機からの応答信号を子機が受信すると、実際
の発呼手順においては子機は親機にチャンネル切替完了
信号を送信するが本手順ではステップS7でチャンネル予
約信号を親機に送出する。親機はこのチャンネル予約信
号を受信した時点でチャンネル予約モードとなりRAM14b
に指定チャンネル,チャンネル予約子機など必要なデー
タを書き込むことにより予約チャンネルを他の子機が使
用できないようにする。またチャンネル予約完了信号を
子機に送信する。
次にステップS8において子機がチャンネル予約完了信
号を受信すると、ステップS9でチャンネル予約設定を子
機は行なう。つまりRAM24bに予約チャンネルを記録す
る。
次にステップS10からS14ではチャンネル予約をした子
機が親機以外のサービスエリアの重なった固定局に対し
て予約チャンネルの通知を行なう。つまり子機に登録さ
れている親機以外の固定局に発呼する。例えば第1図で
子機をaとすると親機bと親機cに発呼する。固定局は
子機からの発呼信号を受信しIDをチェックするがその際
自分の子機ではなくチャンネル予約可能な他の親機に対
する子機だと判断すると、チャンネル予約モードとな
り、応答信号を送信する。
子機はステップS11においてその応答信号を受信する
とステップS12でチャンネル予約信号をそのサービスエ
リアの重なっている固定部に送信するとともに、予約チ
ャンネルをその固定部に通知する。また応答信号がある
一定時間たっても応答ない場合、その固定部はサービス
エリアが重なっていないとみなし、別の固定部をチェッ
クする。チャンネル予約信号を受信した固定部は、前記
の場合と同様に予約チャンネルなど必要なデータを登録
しタイマをセットして、そのタイマが走行中登録したチ
ャンネルを使用不可にしチャンネル予約子機にチャンネ
ル予約完了信号を送信する。
ステップS13でその予約完了信号を子機が受信する
と、ステップS14で他にチェックしていない固定部があ
るかをみて、あれば同じ動作を行ない、なければステッ
プS15に移り、子機のチャンネル予約表示部28にチャン
ネル予約中であることを表示しステップS16でタイマを
セットする。この状態はステップS17,S18でタイムアウ
トあるいは子機への着呼または発呼によるオフフックま
で続き、この状態が遷移するとステップS19においてチ
ャンネル予約解除を行なう。つまり子機のメモリの開
放,表示のクリア,親機に対して解除信号を送信し、親
機のチャンネル予約モードを解除する。
以上の構成によれば、操作者は移動局の操作パネルに
より所定のチャンネル予約処理を行ない、一定時間無線
通信チャンネルをその移動局のために確保することがで
きるから、重要な通信を行なう場合にチャンネルふさが
りによる通信不能を生じるおそれがない。チャンネル予
約の可否はチャンネル予約表示部28を介して表示される
ため、移動局の操作者は容易にチャンネル予約状態を識
別することができる。
なお、以上の制御手順の説明では、ある制御は移動局
の一方の制御部が行なう旨述べたが、どの制御ステップ
も固定局あるいは移動局のいずれの制御部を用いても実
行可能である。予約処理などの際、固定局、移動局の間
でデータを交換する必要があれば、無線通信部を用いて
データを送受信すればよい。
また、チャンネル予約表示部28は移動局側に設けるよ
うにしたが、固定局側あるいは、双方に設けるようにし
てもよい。
さらに、以上の説明ではコードレス電話の実施例を例
示したが、本発明はこれに限定されることなく、コード
レスファクス,コードレスパーソナルコンピュータその
他の無線通信を行なうデータ端末にも適用できることが
できるのは言うまでもない。
また、固定局の操作パネル19を介した操作により、固
定局側からもチャンネルの予約が可能である。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、通信を行
う前に、予め未使用の無線チャンネルを確保しておくた
め、通信を行いたいときはすぐに通信を開始でき、無線
通信チャンネルがビジーのために通信が不可能になると
いうことがなくなる。
さらに、所定時間を過ぎれば、確保されていた無線通
信チャンネルを他の無線通信装置が使用できるようにな
るので、無線通信チャンネルを有効に使用でき、また、
無線通信チャンネルの確保状態を表示するので、容易に
確保状態を確認することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用したコードレス電話装置における
構成図,第2図は固定局の構成を示したブロック図,第
3図は移動局の構成を示したブロック図,第4図は第2
図,第3図の装置の制御手順を示したフローチャート図
である。 1……通信回線、2……交換部 3……親機a、4……親機b 5……親機c、6……子機a1 7……子機a2、8……子機an 9……子機bn、10……子機cn 11……回線接続部、12、22……送信部 13、23……受信部、14、24……制御部 15、25……シンセサイザ部 16、26……送受信共用回路 17……アンテナ、18……通信回線 19、29……操作パネル 21……送受話器 28……チャンネル予約表示部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の無線通信チャンネルの中から所定の
    無線通信チャンネルを用いて通信を行う無線通信装置に
    おいて、 少なくとも一つの無線通信チャンネルを他の無線通信装
    置が使用しないように無線通信チャンネルの予約の指示
    を行う指示手段と、 所定の時間を計時する計時手段と、 前記指示手段による予約指示に応じて、少なくとも一つ
    の空いている無線通信チャンネルを前記計時手段が計時
    する所定時間の間未使用のまま確保する確保手段と、 前記確保手段による無線通信チャンネルの確保状態を表
    示する表示手段を有することを特徴とする無線通信装
    置。
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JPS60229540A (ja) * 1984-04-27 1985-11-14 Toshiba Corp 電話装置

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