JPH06261367A - 無線電話システム - Google Patents

無線電話システム

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JPH06261367A
JPH06261367A JP5047008A JP4700893A JPH06261367A JP H06261367 A JPH06261367 A JP H06261367A JP 5047008 A JP5047008 A JP 5047008A JP 4700893 A JP4700893 A JP 4700893A JP H06261367 A JPH06261367 A JP H06261367A
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JP
Japan
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connection device
unit
registered
handset
switching mode
Prior art date
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Application number
JP5047008A
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English (en)
Inventor
Koji Shinohara
原 浩 二 篠
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続装置に未登録の子機からの発信を可能と
する。 【構成】 接続装置43に子機登録されていない未登録
子機32が、接続装置43のIDを暗唱番号で入力して
記憶する接続装置ID記憶部42を備え、接続装置43
に子機登録されている登録子機20が、接続装置43と
の発着信を禁止する切り替えモードを設定、解除するモ
ード操作部26を備え、接続装置43が、登録子機20
の切り替えモード状態を管理するモード管理部51と、
切り替えモード時の登録子機20へのダイヤル番号を記
憶するダイヤル記憶部52と、登録子機20の切り替え
モード時に未登録子機32からの発信を受け付ける制御
部47とを備える。これにより、無線ゾーン内の接続装
置に子機登録されていない子機でも、接続装置を介して
発呼が可能となり、かつ通話可能チャネル数内において
チャネルの有効利用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事業所内に引き込まれ
た局線に接続された構内交換機に複数の接続装置が接続
され、または家庭内に引き込まれた局線に接続された接
続装置の制御管理下で発着信および通話動作を行なう1
以上の子機で構成される無線電話システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年の無線電話システムの発展には目覚
ましいものがあり、接続装置1台に対し、複数のコード
レス電話機である子機が使用可能であったり、携帯電話
のように移動しながらも電話をかけるサービスも提供さ
れている。また、一般のオフィスや工場などの事業所内
では、部屋から部屋へ、建物から建物へ持ち歩くことの
できる無線システムが構内交換機に接続された形で検討
されてきている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の無線電話
システムについて説明する。図5は従来の無線電話シス
テムの子機および接続装置の構成図である。図5におい
て、1は子機であり、12は接続装置である。子機1に
おいて、2は音声の入力を行なう送話器、3は音声の出
力を行なう受話器、4は音声信号のゲイン調整を行なう
音声インタフェース、5は音声や制御の符号データを接
続装置12と送受信するための接続装置間無線インタフ
ェース、6は外部からダイアル入力やオンフック、オフ
フック等の機能の指示を行なう操作部、7は接続装置1
2との間の電波の送受信を行なうアンテナ部、8は子機
1を制御する制御部、9はダイアル番号、日付などの情
報を表示するためにLEDおよびLCDディスプレイ等
で構成される表示部、10は子機1の識別コードを格納
する子機ID記憶部、11は接続装置12の識別コード
を格納する接続装置ID記憶部である。
【0004】接続装置12において、13は子機との間
の電波の送受信を行なうアンテナ部、14は音声や制御
の符号データを子機と送受信するための子機間無線イン
タフェース、15は音声や制御データのディジタル信号
を局線に対し送受信する通信部、16は接続装置12を
制御する制御部、17は接続装置12の識別コードを格
納する接続装置ID記憶部、18は子機1の識別コード
を格納する子機ID記憶部、19は子機1が接続装置1
2の無線ゾーン内にいるかどうかを管理する位置登録管
理部である。なお、接続装置12の通信部15から局線
へはディジタル回線で接続されている。
【0005】以上のように構成された従来の無線電話シ
ステムについて、以下その動作を説明する。このような
無線電話システムにおいては、子機1が事業所内または
家庭内に設置された接続装置12の識別コード(以下I
Dと称する)を登録し、また接続装置12も自身の接続
装置に接続できる子機のIDを登録しておく必要があ
る。ここでは、このような接続装置12と子機1間の発
着信における認証処理について説明する。
【0006】まず子機1の制御部8は、接続装置12か
ら定期的に送信される接続装置IDが、子機の接続装置
ID記憶部11に登録されているかどうかを認証する。
次に制御部8は、子機ID記憶部10に登録されている
子機IDを接続装置間無線インタフェース5へ送出する
指示を行ない、データを接続装置12のアンテナ部13
へ無線で送信する。これに対し、接続装置12の子機間
無線インタフェース14は、制御部16の制御により受
信した無線周波数帯域信号を復調し、制御情報である子
機IDを子機ID記憶部18に登録されているものかど
うかを認証する。認証後にリンクチャネル確立処理を行
なう。
【0007】図6は従来例における接続装置にID登録
された子機とID登録されていない子機の発着信の可、
不可を説明するための模式図である。図6において、接
続装置Aの無線ゾーン内に接続装置AにID登録されて
いる子機A〜DとID登録されていない子機Eがあり、
子機Aは接続装置AのIDを登録しており、子機Eは接
続装置AのIDを登録していない場合を考える。この場
合、子機Aは接続装置Aに対して発着信が可能である
が、子機Eにおいては接続装置Aとの認証ができず、接
続装置Aに対して発着信が不可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の無線電話システムの構成では、接続装置に
子機として登録されていない子機では、その接続装置を
介しての発着信ができないという問題点を有していた。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するもので
あり、接続装置に子機登録されていない子機でも発着信
できるようにした無線電話システムを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、従来の構成に加えて、接続装置に子機登
録されていない未登録子機が、接続装置のIDを暗唱番
号で入力して記憶する接続装置ID記憶部を備え、接続
装置に子機登録されている登録子機が、その接続装置と
の発着信を禁止する切り替えモードを設定するモード操
作部を備え、接続装置が、登録子機の切り替えモード状
態を管理するモード管理部と、切り替えモード時に登録
子機へ着信があったときにそのダイヤル番号を記憶する
ダイヤル記憶部と、登録子機の切り替えモード時に未登
録子機からの発信があときにこれを許可する制御部とを
備えたものである。
【0011】
【作用】本発明は、上記構成により、接続装置に登録さ
れている登録子機の発着信を禁止する切り替えモード時
に、接続装置に登録されていない未登録子機が発信操作
において接続装置の暗唱番号入力操作を行なうと、その
子機の子機ID記憶部に記憶された子機IDが接続装置
間無線インタフェースを介して接続装置の子機間無線イ
ンタフェースへ送出される。接続装置のモード管理部で
は、切り替えモード時に未登録子機からの子機IDを通
常の登録子機IDに代えて局線に発信する。また、切り
替えモード時に登録子機に対して着信があった場合は、
そのダイヤル番号をダイヤル記憶部に記憶した後、切り
替えモード解除後に登録子機に伝え、登録子機がその相
手にダイヤルすることを可能とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における無
線電話システムの構成を示すブロック図である。図1に
おいて、20は登録子機、32は未登録子機、43は接
続装置である。登録子機20および未登録子機32にお
いて、21と33は音声の入力を行なう送話器、22と
34は音声の出力を行なう受話器、23と35は音声信
号のゲイン調整を行なう音声インタフェース、24と3
6は音声や制御の符号データを接続装置43と送受信す
るための接続装置間無線インタフェース、25と37は
外部からダイアル入力やオンフック、オフフック等の機
能の指示を行なう操作部、26は子機20を切り替えモ
ードあるいは切り替えモード解除の指定を行なうモード
操作部、27と38は接続装置43との間の電波の送受
信を行なうアンテナ部、28は子機20を制御する制御
部、39は子機32を制御する制御部、29と40はダ
イアル番号、日付などの情報を表示するためにLEDお
よびLCDディスプレイ等で構成される表示部、30と
41は自身の子機IDを格納する子機ID記憶部、31
は接続装置43のIDを格納する接続装置ID記憶部、
42は子機32が別に登録した接続装置のIDと暗唱番
号の入力によって未登録接続装置43のIDを格納する
接続装置ID記憶部である。
【0013】接続装置43において、44は子機20や
32との間の電波の送受信を行なうアンテナ部、45は
音声や制御の符号データを子機20や32と送受信する
ための子機間無線インタフェース、46は音声や制御デ
ータのディジタル信号を局線に対して送受信する通信
部、47は接続装置43を制御する制御部、48は自身
の接続装置IDを格納する接続装置ID記憶部、49は
接続装置43に登録された子機のIDを格納する子機I
D記憶部、50は登録子機20が接続装置43の無線ゾ
ーン内にいるかどうかを管理する位置登録管理部、51
は登録子機20の発着信を禁止する切り替えモード時の
登録子機20のIDと未登録子機32のIDを格納する
モード管理部、52は切り替えモード時の登録子機20
への着信ダイヤル番号を格納するダイヤル記憶部であ
る。なお、接続装置43の通信部46から局線へはディ
ジタル回線で接続されている。
【0014】以上のように構成された無線電話システム
について、以下その動作について説明する。図2は本無
線電話システムにおいて、接続装置43に登録されてい
ない未登録子機32の発信を実行する場合の動作を示す
フローチャートである。まず未登録子機32において、
操作部37のダイヤルボタンにより接続装置43の暗唱
番号を押し、接続装置43との認証処理操作を行なう
(ステップ53)。制御部39は、暗唱番号を接続装置
43のIDに変換して、接続装置ID記憶部42の切り
替えモード時の接続装置ID記憶エリアに格納する(ス
テップ54)。次いで制御部39は、接続装置間無線イ
ンタフェース36に無線回線の制御チャネルが空き状態
かどうかをチェックさせ(ステップ55)、チャネルが
空いていなければ制御部39のタイマが規定時間に達し
ていないかどうかをチェックする(ステップ69)。タ
イムアウトでないならば空き状態をさらにチェックし、
タイムアウトならば所定時間後さらに空き状態を再チェ
ックする(ステップ70)。再チェック済みならば、制
御部39は、リンクチャネル確立要求拒否を確定し(ス
テップ72)、表示部40にチャネルの空きがない旨を
回線状態通知として送出する(ステップ73)。制御チ
ャネルが空き状態の場合、制御部39は、制御チャネル
のID信号を受信する(ステップ56)。次に制御部3
9は、接続装置間無線インタフェース36から受信した
制御チャネルの接続装置IDと接続装置ID記憶部42
に一時登録した切り替えモード時の接続装置IDとを比
較し(ステップ57)、IDが一致していなければ(ス
テップ58)、リンクチャネル確立要求拒否を確定し
(ステップ72)、表示部40に回線状態通知として送
出する(ステップ73)。IDが一致しているならば、
接続装置ID記憶部42の切り替えモードの接続装置I
Dと子機ID記憶部41の子機IDを接続装置間無線イ
ンタフェース36から制御チャネルの空きチャネルを使
用して接続装置43に送出する(ステップ59)。
【0015】接続装置43の制御部47は、子機間無線
インタフェース45から受信される制御情報のID情報
を確認し、送られてくるIDの中に自分自身のIDを確
認すると(ステップ60)、モード管理部51に切り替
えモード時の子機が存在するかどうかを確認する(ステ
ップ61)。制御部47は、切り替えモード時の子機が
なければ、未登録子機32へリンクチャネル割り当て拒
否を行ない(ステップ71)、切り替えモード時の子機
があれば、受信子機IDをモード管理部51の未登録子
機ID記憶部へ記憶する(ステップ62)。次に制御部
47は、モード管理部51の未登録子機IDを切り替え
モード子機のIDに変換し、子機ID記憶部49のID
を比較し(ステップ63)、IDが一致していなければ
(ステップ64)、未登録子機32へリンクチャネル割
り当て拒否を行ない(ステップ71)、IDが一致して
いるならば、モード管理部51の未登録子機ID記憶部
のIDを使って未登録子機32と無線リンクを確立し
(ステップ65)、接続装置43とその登録子機間で行
なわれる従来の発信処理と同じように、接続装置43と
未登録子機32間で発信処理を行なう(ステップ6
6)。その間、制御部47は、切り替えモード時の登録
子機20への着信があったときは(ステップ67)、ダ
イヤル記憶部52に切り替えモード時の子機IDと着信
ダイヤル番号を記録する(ステップ68)。
【0016】次に、図3を参照して登録子機20の切り
替えモード時の動作を説明する。まず登録子機20にお
いて、モード操作部26の切り替えボタン操作を行なう
(ステップ74)。制御部28は、接続装置間無線イン
タフェース24に無線回線の制御チャネルが空き状態か
どうかをチェックし(ステップ75)、チャネルが空い
ていなければ、制御部28のタイマが規定時間に達して
いないかどうかをチェックする(ステップ89)。タイ
ムアウトでないならば空き状態をさらにチェックし、タ
イムアウトならば所定時間後さらに空き状態の再チェッ
クをする(ステップ90)。再チェック済みならば、制
御部28は、モード設定拒否を確定し(ステップ9
2)、表示部29にモード切り替え未実施の表示をする
(ステップ93)。制御チャネルが空き状態の場合、制
御部28は、制御チャネルのID信号を受信する(ステ
ップ76)。次に制御部28は、接続装置間無線インタ
フェース24から受信した制御チャネルの接続装置ID
と接続装置ID記憶部31に記憶されている接続装置I
Dとを比較し(ステップ77)、IDが一致していなけ
れば(ステップ78)、モード設定拒否を確定し(ステ
ップ92)、表示部29にモード切り替え未実施の表示
をする。IDが一致しているならば、接続装置ID記憶
部31に記憶されている接続装置IDと子機ID記憶部
30に記憶されている子機IDを接続装置間無線インタ
フェース24から制御チャネルの空きチャネルを使用し
て接続装置に送出する(ステップ79)。
【0017】接続装置43の制御部47は、子機間無線
インタフェース45から受信される制御情報のID情報
を確認し、送られてくるIDの中に自分自身のIDを確
認し、ID情報の中の子機IDと子機ID記憶部49の
子機のIDを比較する(ステップ80)。制御部47
は、IDが一致していなければ(ステップ81)、子機
20へリンクチャネル割り当て拒否を行ない(ステップ
91)、IDが一致しているならば、子機20と無線リ
ンクを確立する(ステップ82)。無線リンク確立後、
登録子機20の制御部28は、切り替えモード信号を接
続装置間無線インタフェース24から付加情報として接
続装置43に送出する(ステップ83)。接続装置の制
御部47は、子機間無線インタフェース45から受信さ
れる付加情報(切り替えモード信号)を確認し(ステッ
プ84)、モード管理部51へ切り替えモード時の子機
ID登録処理を行なう(ステップ85)。登録処理後、
制御部47は、切り替えモード確認信号を付加情報とし
て子機間無線インタフェース45から登録子機20へ送
出する(ステップ86)。これに対し子機20の制御部
28は、接続装置間無線インタフェース24から受信さ
れる付加情報(切り替えモード確認信号)を確認し(ス
テップ87)、表示部29へ切り替えモードに変わった
旨を表示する(ステップ88)。
【0018】次に、図4を参照して登録子機20の切り
替えモード解除時の動作を説明する。登録子機20にお
いて、モード操作部26の切り替えボタン操作を行なっ
てからリンク確立までの処理は図3のステップ74〜8
2と同じであり、タイムアウト後の処理も図3のステッ
プ89〜93と同じである。無線リンク確立後、子機2
0の制御部28は、切り替えモード解除信号を接続装置
間無線インタフェース24から付加情報として接続装置
43に送出する(ステップ94)。接続装置43の制御
部47は、子機間無線インタフェース45から受信され
る付加情報(切り替えモード解除信号)を確認し(ステ
ップ95)、モード管理部51へ切り替えモード時の子
機ID・未登録子機IDの登録解除処理を行なう(ステ
ップ96)。登録解除処理後、制御部47は、切り替え
モード解除確認信号を付加情報として子機間無線インタ
フェース45から子機20へ送出する(ステップ9
7)。子機20の制御部28は、接続装置間無線インタ
フェース24から受信される付加情報(切り替えモード
解除確認信号)を確認し(ステップ98)、表示部29
へ切り替えモードが解除された旨を表示する(ステップ
99)。次に制御部28は、保管着信ダイヤル要求信号
を接続装置間無線インタフェース24から付加情報とし
て接続装置43に送出する(ステップ100)。接続装
置の制御部47は、子機間無線インタフェース45から
受信される付加情報(保管着信ダイヤル要求信号)を確
認し(ステップ101)、ダイヤル記憶部52に子機2
0宛に着信ダイヤル番号が記録されているかどうかをチ
ェックする(ステップ102)。着信ダイヤル番号が記
録されていなければ、保管着信ダイヤル拒否信号を付加
情報として子機間無線インタフェース45から子機20
へ送出し(ステップ103)、子機20の制御部28
は、接続装置間無線インタフェース24から受信される
付加情報(保管着信ダイヤル拒否信号)を確認する(ス
テップ104)。着信ダイヤル番号が記録されているな
らば、ダイヤル記憶部52の着信ダイヤル番号を付加情
報として子機間無線インタフェース45から子機20へ
送出し(ステップ105)、子機20の制御部28は、
接続装置間無線インタフェースから受信される付加情報
(着信ダイヤル番号)を確認し(ステップ106)、表
示部29に着信ダイヤル番号の表示をする(ステップ1
07)。
【0019】以上のように、本実施例によれば、接続装
置43に子機登録されていない未登録子機32が、接続
装置43に対するIDを暗唱番号により入力して接続装
置ID記憶部42に記憶し、接続装置43に子機登録さ
れている登録子機20が、切り替えモードの設定と解除
をユーザーが操作するモード操作部26から行ない、接
続装置43は、この登録子機20からの切り替えモード
の設定と解除をモード管理部51で管理することによ
り、制御装置47が、登録子機20の切り替えモード時
に未登録子機32からの発信を受け付けることができ
る。
【0020】なお、本実施例において、従来の無線によ
る発着信方法も併用できることはいうまでもない。ま
た、接続装置43につながる子機は単一でも複数でもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明は、接続装置の子
機との通話チャネル数が複数ある場合において、接続装
置に子機登録されていない子機から発信する手段とし
て、子機から接続装置のIDを暗唱番号で入力し、かつ
登録子機に接続装置との発着信の許可を禁止する切り替
えモードをモード操作部により選択するとともに、接続
装置にモード管理部を設けることにより、未登録子機が
登録子機の切り替えモード時に自身のIDを使用して発
信することができる。さらに、接続装置にダイヤル記憶
部を備えることにより、切り替えモード時の登録子機に
着信があった場合に着信ダイヤル番号を記録し、登録子
機は切り替えモード解除後に着信ダイヤル番号を受信す
ることが可能となり、通話チャネルを有効利用可能な無
線電話システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線電話システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の無線電話システムにおける
接続装置に登録されていない子機の発信動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の一実施例における接続装置に登録され
ている子機の切り替えモード動作を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の一実施例における接続装置に登録され
ている子機の切り替えモード解除動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】従来の無線電話システムの構成を示すブロック
図である。
【図6】従来の無線電話システムの発着信と無線ゾーン
を説明する模式図である。
【符号の説明】
20 登録子機 21 送話器 22 受話器 23 音声インタフェース 24 接続装置間無線インタフェース 25 操作部 26 モード操作部 27 アンテナ部 28 制御部 29 表示部 30 子機ID記憶部 31 接続装置ID記憶部 32 未登録子機 33 送話器 34 受話器 35 音声インタフェース 36 接続装置間無線インタフェース 37 操作部 38 アンテナ部 39 制御部 40 表示部 41 子機ID記憶部 42 接続装置ID記憶部 43 接続装置 44 アンテナ部 45 子機間無線インタフェース 46 通信部 47 制御部 48 接続装置ID記憶部 49 子機ID記憶部 50 位置登録管理部 51 モード管理部 52 ダイヤル記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル電話局線に接続されて局線と
    の通話切断の制御やその他の動作制御ができ、かつ音声
    および制御データを無線で送受信する接続装置とその無
    線ゾーン内で交信できる1以上の子機とで構成された無
    線電話システムにおいて、前記子機のうち、前記接続装
    置に子機登録されていない未登録子機が、前記接続装置
    のIDを暗唱番号で入力して記憶する接続装置ID記憶
    部を備え、前記子機のうち、前記接続装置に子機登録さ
    れている登録子機が、前記接続装置との発着信を禁止す
    る切り替えモードを設定するモード操作部を備え、前記
    接続装置が、前記登録子機の切り替えモード状態を管理
    するモード管理部と、切り替えモード時に前記登録子機
    へ着信があったときにそのダイヤル番号を記憶するダイ
    ヤル記憶部と、前記登録子機の切り替えモード時に前記
    未登録子機からの発信があときにこれを許可する制御部
    とを備えた無線電話システム。
JP5047008A 1993-03-08 1993-03-08 無線電話システム Pending JPH06261367A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07203535A (ja) * 1993-12-08 1995-08-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 局の動的な登録または登録解除を行うための方法および通信システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07203535A (ja) * 1993-12-08 1995-08-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 局の動的な登録または登録解除を行うための方法および通信システム

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