JP3148031B2 - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP3148031B2
JP3148031B2 JP544393A JP544393A JP3148031B2 JP 3148031 B2 JP3148031 B2 JP 3148031B2 JP 544393 A JP544393 A JP 544393A JP 544393 A JP544393 A JP 544393A JP 3148031 B2 JP3148031 B2 JP 3148031B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内において、無線子
機と局線との間で発着信および通話動作する無線電話装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の無線電話装置の発展には目ざまし
いものがあり、親機1台に対し複数のコードレス電話機
である無線子機が使用可能であったり、携帯電話のよう
に移動しながらも電話をかけるサービスも提供されてい
る。また、一般的オフィスや工場などの事業所内では、
部屋から部屋へ、建物から建物へ持ち歩くことのできる
無線電話装置システムが構内変換機に接続された形で検
討されてきている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の無線電話
装置について説明する。従来例として特に事業所内の無
線電話装置を説明する。従来の無線電話装置は図8に示
すように、無線子機1、接続装置11および制御装置1
6で構成されている。
【0004】無線子機1は次のように構成されている。
2は音声の入力を行う送話器、3は音声出力を行う受話
器、4は音声信号のゲイン調整を行う音声インタフェー
ス、5は音声や制御符号データを接続装置11と送受信
する為の接続装置間無線インタフェース、6は外部から
ダイアル入力やオンフック,オフフックなどの機能の指
示を行う操作部、7は接続装置11間の電波の送受信を
行うアンテナ部、8は無線子機1を制御する第1の制御
部、9はダイアル番号,日付などの情報を表示する為に
LEDおよびLCDディスプレイなどで構成される表示
部、10は無線子機1の識別コードを格納する子機ID
記憶部である。接続装置11は次のように構成されてい
る。12は無線子機1間の電波の送受信を行うアンテナ
部、13は音声や制御の符号データを無線子機1と送受
信する為の子機間無線インタフェース、14は制御装置
16と音声や制御データのディジタル信号を送受信する
通信部、15は接続装置11を制御する第2の制御部、
22は接続装置11の識別コードを格納する接続装置I
D記憶部である。制御措置生16は次のように構成され
ている。17は接続装置11と音声や制御データのディ
ジタル信号を送受信する通信部、18は通信部17側の
複数の回線をグループ化し空いている回線と局線を接続
する通話路スイッチ部、19は一般電話網や専用線など
と制御装置16を接続するための局線インタフェース、
20は無線子機1が装置中のどの接続装置11の無線ゾ
ーンにいるか管理する位置登録管理部、21は制御装置
16を制御する第3の制御部である。なお、接続装置1
1の通信部14と制御装置16の通信部17間はディジ
タル回線で接続している。
【0005】以上のように構成された従来の無線電話装
置について、以下その動作を説明する。無線電話装置に
おいては、無線子機1が事業所内に複数設置されたどの
接続装置11の無線ゾーンに位置しているか制御装置1
6は把握しておく必要性がある。無線ゾーンとは接続装
置11の電波が正常に届き無線子機1と正常に通信可能
な範囲である。着信時、制御装置16は位置登録管理部
20の情報により無線子機1が位置する無線ゾーンの接
続装置11を選択し局線を接続する。無線子機1の位置
登録の操作によりどの無線ゾーンにおいても無線子機1
が使用可能となる。事業所内無線電話では、この位置登
録を通常の発着信制御とは独立した位置登録機能として
実現している。位置登録の方法としては、手動モードと
自動モードがある。手動モードでは、ユーザが無線子機
1の位置登録ボタンを操作することにより実現してい
る。自動モードでは、接続装置11から定期的に送信さ
れる報知信号に基づき無線子機1が識別コード(以下I
Dと称する)を制御装置16へ送信し自動的に登録す
る。
【0006】ここでは、無線子機1を手動モードで位置
登録する場合の動作を説明する。まず、無線子機1の操
作部6の位置登録のボタン操作が行われると操作部6は
第1の制御部8へ位置登録の要求があることを通知す
る。第1の制御部8は子機ID記憶部10に子機IDを
接続装置間無線インタフェース5へ送出する指示を行
う。接続装置合田無線インタフェース5はアンテナ部7
を介して子機IDデータを制御データと同様に接続装置
11のアンテナ部12へ無線で送信する。子機間無線イ
ンタフェース13は第2の制御部15の制御により受信
した無線周波帯域信号を復調し通信部14へ出力する。
第2の制御部15は、接続装置ID記憶部2に記憶して
いる接続装置11のIDを通信部14へ出力する。通信
部14は、ディジタル回線を介して制御装置16の通信
部17へ前記復調されたデータおよび接続装置11のI
Dデータを送出する。第3の制御部21は、通信部17
から子機IDデータおよび接続装置IDを抽出し位置登
録管理部20へ送出する。位置登録管理部20は、子機
IDを送った接続装置のIDと送られた子機IDの対応
テーブルを持ち管理する。
【0007】次に局線から無線子機1への着信時の動作
を説明する。着信が局線から制御装置16へ生じた場
合、局線インタフェース19は信号を受け取り通話路ス
イッチ部18へ送出する。通話路スイッチ部18は、局
線と内線の通話路を切り替え接続する。そのとき第3の
制御部21は位置登録管理部20の位置登録情報に基づ
き着信先電話番号に対する無線子機1が位置している無
線ゾーンの接続装置11と制御装置16を通信部14お
よび通信部17を介して接続する。子機間無線インタフ
ェース13はアンテナ部12とアンテナ部7を介して無
線子機1の接続装置間無線インタフェース5へ呼制御デ
ータを送出する。第1の制御部8は前記呼制御データよ
り着信があったことを検知し受話器3から着信音を発す
る。操作者がその対応として無線子機1の操作部6の操
作でオフフックすることによりオフフック信号が接続装
置間無線インタフェース5からアンテナ部7を介して接
続装置11いへ送出される。アンテナ部12はオフフッ
ク信号を受信し子機間無線インタフェース13から通信
部14へと送出される。制御装置16は通信部17を介
しオフフック信号を接続装置11から受信し通話路スイ
ッチ部18および局線インタフェース19を通って局線
へと送出され、網はその応答信号を受手発信者の呼を無
線子機1に接続する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、着信があつた場合、この着信に対
応する局線番号が割り当てられてた無線子機グループに
所属しない無線子機1ではこの着信に代理応答ができな
いという問題点を有している。例えば、会議室内に無線
子機1が複数台所在し、その中の1台に着信があった場
合で何らかの理由でこの着信に対応する無線子機1が応
答できない場合に会議室内の他の局線番号が割り当てら
れている子機グループに所属する無線子機1での代理応
答ができないということである。
【0009】本発明は、同一接続装置11と送受信する
ことが可能な無線ゾーン内に位置登録し異なる局線番号
がそれぞれ割り当てられた各子機グループに所属する全
子機の相互間で自己および自己以外に対する着信に応答
することが可能な無線電話装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の無線電
話装置は、局線に接続された制御装置が、この制御装置
に接続された接続装置とこの接続装置との間で無線通信
する無線子機とを制御管理し、前記無線子機により局線
と発着信および通話動作する無線電話装置において、無
線子機に、着信番号とあらかじめ対応登録された無線子
機のみこの着信に応答可能な個人モードと異なる着信番
号とあらかじめそれぞれ対応登録された各無線子機が自
己以外の着信にも対応可能な共通モードとが切り替えて
設定されるモード設定部を設け、制御装置に、前記接続
装置の識別コードと前記モードとが書き込まれるモード
管理部を設け、無線子機からの前記モードの設定操作の
際にこのモードと前記無線子機が無線通信する接続装置
の識別コードとを対応させて前記モード管理部に書き込
み前記接続装置のモードの状態を設定するよう構成した
ことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の無線電話装置は、請求項
1の無線子機に、モード設定の完了の情報を発生する確
認情報発生部を設けたことを特徴とする。請求項3に記
載の無線電話装置は、請求項1または請求項2の制御装
置に、無線子機からの共通モードの設定を禁止する接続
装置の識別コードが書き込まれる接続装置管理部を設け
たことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の無線電話装置は、請求項
1から請求項3の無線子機に、無線子機を共通モードか
ら個人モードに設定変更するモード解除部を設け、制御
装置に、前記無線子機の前記設定変更に基づいて、前記
無線子機の識別コードが書き込まれる共通モード変更管
理部を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1の構成によると、無線子機に接続装置
の動作状態としての個人モードと共通モードとが切り替
えて設定されるモード設定部を設け、制御装置に接続装
置の識別コードとモードとが対応して書き込まれるモー
ド管理部を設けて、接続装置のモードを無線子機からの
モード設定の操作によりこのモードに切り替え、制御装
置が、無線子機により接続装置のモードが選択された際
にこの接続装置のモードと識別コードをモード管理部に
書き込み、このモード管理部の内容に基づいて接続装置
のモードを管理する。
【0014】請求項2の構成によると、無線子機に、モ
ード設定の完了の情報を発生する確認情報発生部を設け
て、モード設定の完了の情報は制御装置の制御により無
線子機から出力される。
【0015】請求項3の構成によると、制御装置に、共
通モードの設定を禁止する接続装置の識別コードが書き
込まれる接続装置管理部を設けて、制御装置が無線子機
からの共通モードの設定動作に対して接続装置管理部の
内容を参照して共通モード設定の可否を判定し、この判
定に応じた情報は制御装置により接続装置を介して無線
子機から出力される。
【0016】請求項4の構成によると、無線子機に、無
線子機を共通モードから個人モードに設定変更するモー
ド解除部を設け、制御装置に、前記無線子機の前記設定
変更に基づいて、前記無線子機の識別コードが書き込ま
れる共通モード変更管理部を設けて、無線子機が、自己
が共通モードである接続装置に所属する場合、モード解
除部への設定により、自己を共通モードから個人モード
に変更し、制御装置が無線子機の個人モードへの変更操
作の際に、共通モード変更管理部に個人モードへ変更操
作した無線子機の識別コードを書き込む。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明第1の実施例における
無線電話の構成を示すブロック図である。
【0018】図1において32は音声の入力を行う送話
器、33は音声出力を行う受話器、34は音声信号のゲ
イン調整を行う音声インタフェース、35は音声インタ
フェース34より入力される音声帯域信号と制御信号を
無線周波帯域信号に偏重しアンテナ部37へ出力する機
能と、アンテナ部37を介して受信する無線周波帯域信
号に変調された信号を音声帯域信号とディジタル制御信
号に分離し復調し音声インタフェース34へ出力する機
能を具備する接続装置間無線インタフェース、36は外
部からダイアル入力やオンフック、オフフックなどの機
能の指示を行う操作部、37は接続装置間の電波の送受
信を行うアンテナ部、38は無線子機31を制御する第
1の制御部、39はダイアル番号,日付などの情報を表
示する為にLEDおよびLCDディスプレイなどで構成
される表示部、40は子機の識別コードを格納する子機
ID記憶部、53は無線子機を個人モードあるいは共通
モードの指定を行うモード操作部、54はモード操作部
の指示をうけて前記一方のモードの設定を行うモード設
定部、55はモード設定が正常に完了した際に発生する
完了音を生成する確認情報発生部としての確認トーン発
生部、56は前記二つのモードの何れに設定されている
かを表示部39に表示する確認表示作成部、以上で構成
される無線子機31と、42は無線子機31と接続装置
間の電波の送受信を行うアンテナ部、43は通信部44
より入力される音声帯域信号と制御信号を無線周波帯域
信号に変調しアンテナ部42へ出力する機能と、アンテ
ナ部42を介して受信する無線周波帯域信号に変調され
た信号を音声帯域信号とディジタル制御信号に分離し復
調し通信部44へ出力する機能を具備する子機間無線イ
ンタフェース、44は制御装置と音声や制御データのデ
ィジタル信号を送受信する通信部、45は接続装置41
を制御する第2の制御部、52は接続装置の識別コード
を格納する接続装置ID記憶部、以上で構成される接続
装置41と、47は接続装置41と音声や制御データの
ディジタル信号を送受信する通信部、48は通信部47
側の複数の回線をグループ化して空いている回線と局線
を接続する通話路スイッチ部、49は一般電話網や専用
線等と制御装置を接続するための局線インタフェース、
50は無線子機がシステム中のどの接続装置の無線ゾー
ンにいるか管理する位置登録管理部、51は制御装置を
制御する第3の制御部、57は接続装置41の無線ゾー
ンが前記二つの何れのモードであるかを管理するモード
管理部、以上で構成される制御装置46である。なお、
接続装置の通信部44と制御装置の通信部47間はディ
ジタル回路で接続している。
【0019】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作について説明する。本無線電話装置
は前記のように着信時に個人モードと共通モードの二つ
のモードを有する。個人モードは、従来通りの着信に対
する応答の方法であり発信者がダイアルしてきた電話番
号に対応した無線子機31のみに着信音が鳴り着信に応
答可能で呼を接続できるモードである。共通モードは、
発信者が他意或るしてきた電話番号に対応した当事者の
無線子機31以外の無線子機31であっても同一無線ゾ
ーン内に位置登録されていれば着信に応答可能となるモ
ードである。共通モードの設定は、無線ゾーン内の一無
線子機31が共通モードの設定操作を行うことにより実
行される。
【0020】図2は、本無線電話装置において共通モー
ドを実行する場合の動作を示すフローチャートである。
無線子機31上のモード操作部53を操作し共通モード
にセットする(#1)。第1の制御部38はモード設定
部54にモード情報を接続装置間無線インタフェース3
5を介して接続装置41へ送出する指示を行う(#
2)。アンテナ部37より、接続装置41のアンテナ部
42へモード情報を送信する(#3)。接続装置41の
子機間無線インタフェース43は前記モード信号を受け
とる(#4)。第2の制御部45は回線の制御チャネル
が空き状態かチェックし(#5)、チャネルが空いてい
なければ第2の制御部45のタイマが規定時間に達して
いないかチェックする(#14)。タイムアウトでない
ならば空き状態をさらにチェックする。タイムアウトな
らば所定時間後さらに空き状態のチェックをする(#1
5)。再確認済みならば第2の制御部45から無線子機
31の第1の制御部38へモード設定拒否通知を行う
(#16)。第1の制御部38は確認トーン発生部55
にエラー音を作成し受話器33から発生する通知をする
(#17)。制御チャネルが空き状態の場合、第2の制
御部45は制御チャネルにモード情報信号を送出し、接
続装置ID記憶部52から接続装置のIDを送出する指
示をする(#6)。通信部44はその制御チャネルで前
記モード情報信号と前記接続装置IDデータ信号を制御
装置46の通信部47へ送信する(#7)。通信部47
では、データにエラーがないか判定し(#8)、エラー
がある場合通信部44から再送する(#18)。エラー
がない場合、第3の制御部51は制御チャネルからモー
ド情報と接続装置IDデータを抽出しモード管理部57
へ送出する(#9)。モード管理部57は、前記モード
情報を送った接続装置41のIDとモード情報を対応さ
せたテーブルを作成し、管理する(#10)。第3の制
御部51は無線子機31の第1の制御部38へモード情
報を無機子機31から制御装置46まで送信した逆の経
路でモード設定完了通知を送る(#11)。第1の制御
部38はその通知を受手確認トーン発生部55にモード
設定確認トーンを発生するように指示し(#12)、確
認表示作成部56にモード表示を表示部39にするよう
に指示する(#13)。受話器33からは確認トーンが
流れ、表示部39には設定モードが表示される。
【0021】図3は本無線電話装置において着信があっ
た場合の動作を示すフローチャートである。制御装置4
6の第3の制御部51は無線子機31がオンフック状態
かオフフック状態かの状態判定を行い(#19)、オン
フック招待であれば無線子機への着信検知判定に以降す
る(#20)。局線インタフェース49が着信を検知し
ていなければ第3の制御部51は無線子機の第1の制御
部38へ着信音停止要求を送信する(#21)。ところ
でこの着信音停止要求の送信は、既に着信音が鳴動状態
である場合に着信音停止の為に送出するものであり、着
信時でない場合に常に無線子機に対して送出するもので
はない。一方、着信を検知した場合、第3の制御部51
は位置登録管理部50の位置登録管理テーブルより目的
の子機がどの無線ゾーンに位置登録されているか検索し
接続装置IDを得る(#22)。その接続装置IDをモ
ード管理部57のモード管理テーブルと照合し着信先の
無線ゾーンが共通モードかどうか判定する(#23)。
共通モードであれば第3の制御部51は接続装置41を
介して同一無線ゾーン内に位置登録されている全無線子
機に対し着信音発生要求を送信する(#24)。それら
の無線子機の内少なくとも一つの無線子機がオフフック
状態になりオフフックデータを第3の制御部51が受信
したならば前記着信音を停止させる着信音停止要求を前
記無線子機に対し送信する(#26)。そしてオフフッ
クした無線子機と局線を接続する(#27)。一方、オ
フフックデータを第3の制御部51が受信しなければ、
着信音はそのまま発生状態で再び無線子機がオンフック
状態であるか判定した後(#19)、着信検知の判定を
行う(#20)。その際発信者が呼を切断していれば着
信は検知されず着信音を停止する必要があり第3の制御
部51は無線子機に対し着信音停止要求を送信する(#
21)。
【0022】また、着信先のモード判定を行った#23
で着信先のモードが個人モードの場合は、発信者がダイ
アルした電話番号に対応する無線子機にのみ着信音発生
要求を送信する(#19)。その無線子機がオフフック
状態になりオフフックデータを第3の制御部51が受信
したならばその無線子機に対し着信音停止要求を送信し
(#30)、その無線子機を局線に接続する(#3
1)。無線子機がオフフック状態にならなければ前記共
通モードの場合と同様な処理に移行する。
【0023】無線子機の現在の状態がオフフック状態で
あると判定した場合(#19)には、オフフック状態か
らオンフック状態に遷移したどうかの判定に移行する
(#32)。オンフック状態に遷移した場合は無線子機
が呼を切断した意味であるので局線を解放する(#3
6)。一方、オフフック状態のままであっても終話信号
を局線インターフェース49が検知しているかどうかの
判定を行い(#33)、終話信号を検知していれば発信
者が呼を切断した意味であるので局線を解放する(#3
6)。オフフック状態のままでダイアルデータを題3の
制御部51が受信したならば局線インタフェース49か
らDTMF信号を送出する(#35)。
【0024】この実施例によれば、制御装置46は着信
先の無線子機31が一登録している無線ゾーンが共通モ
ードか否か把握することができる。以下、本発明の第2
の実施例について、図面を参照しながら説明する。第2
の実施例は、あらかじめ共通モード設定禁止の無線ゾー
ンを制御装置に指定しておくことにより共通モード禁止
ゾーンを設けることを可能とする無線電話装置である。
【0025】図4は本発明の第2の実施例における無線
電話装置の構成を示すブロック図である。図4において
128は前記共通モードの設定操作を無線子機101が
行った場合に無線ゾーンを共通モードに設定することを
制御装置116が禁止するために用いられる接続装置管
理部である。接続装置管理部128では共通モード設定
禁止の接続装置IDをテーブルに持つ。なお、他の構成
は図1に示した第1の実施例の構成と同じものである。
【0026】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作について説明する。図5は、本発明
の第2の無線電話装置において共通システムにおいて共
通モード設定を実行する場合の動作を示すフローチャー
トである。
【0027】無線子機101のモード操作部123で共
通モードに操作する動作(#37)からモード情報と接
続装置IDを制御装置116に送信しデータのエラーチ
ェックする動作(#44)までは、前記実施例の動作と
同じである。第2の実施例では、制御装置116に送信
されたモード情報が共通モードであるか否かをまず判定
する(#46)。共通モードの設定操作であれば指定さ
れた接続装置は共通モードにすることを許可されている
か否かの判定を行う(#52)。そのとき共通モード禁
止に指定されていれば第3の制御部121は接続装置1
11を介して設定操作を行った無線子機の第1の制御部
に共通モード設定拒否通知を送出し(#53)確認トー
ン発生部でエラー音を作成し受話器からエラー音を発す
る(#54)。一方、指定された接続装置が共通モード
禁止でなければ前記第1の実施例と同様の処理を行う。
【0028】以上のように第2の実施例によれば、無線
子機101が共通モードの設定動作を行った場合あらか
じめ設定されている接続装置管理部128のテーブルを
参照することによって共通モード設定禁止になった接続
装置111でないか確認ができるとともに設定禁止なら
ば無線子機101の受話器103からエラー音を発生さ
せユーザーに知らせることができる。
【0029】以下、本発明の第3の実施例について、図
面を参照しながら説明する。第3の実施例は、共通モー
ドに設定された無線ゾーン内に位置登録している無線子
機が単独的に共通モードを解除し個人モードに設定変更
可能な無線電話装置である。
【0030】図6は本発明の第3の実施例における無線
電話装置の構成を示すブロック図である。図6におい
て、188は共通モードに設定された無線子機をモード
操作部183の操作により個人モードに変更するモード
解除部、189は共通モードから個人モードにモード変
更した子機の管理を行う共通モード変更管理部である。
なお、他の構成は図1に示した第1の実施例の構成と同
じものである。
【0031】図7は、本発明の第三の無線電話装置にお
いて個人モードから共通モードへまたは共通モードから
個人モードへモード変更する場合の動作を示すフローチ
ャートである。
【0032】無線子機161上のモード操作部183で
共通モードまたは個人モードに設定する動作(#59)
からモード情報と接続装置IDと子機IDを制御装置1
76に送信しデータのエラーチェクする動作(#66)
までは、前記実施例の動作と同じである。第三の実施例
では、まず制御装置176に送信されてきた接続装置I
Dとモード管理部187のモード管理テーブルの接続装
置IDを照合し現在設定されているモードを求める。そ
の現在設定されているモードが共通モードか否かを判定
する(#68)。モード設定を行おうとしている無線子
機は位置登録動作ですでに何れの接続装置の無線ゾーン
内に位置しているかは位置登録管理部180によって管
理されている。また、前記接続装置の無線ゾーンが個人
モードあるいは共通モードの何れかに現在設定されてい
るかモード管理部187によって管理されている。即ち
制御装置176は無線子機IDがわかると位置登録管理
部180およびモード管理部187からその無線子機が
位置登録されている接続装置の無線ゾーンが共通モード
か個人モードの何れかに現在設定されているか判定でき
る。共通モードに設定されている場合、共通モード変更
管理部189にモード設定する無線子機161の子機I
Dが登録されているか判定する(#73)。共通モード
変更管理テーブルに登録されているのは無線子機が共通
モードから個人モードに変更された場合である。前記共
通モード変更管理テーブルに登録されていて個人モード
に設定した場合(#74)、モードの変更はない(#7
6)。共通モードに設定操作した場合(#74)、無線
子機のみのモード変更があり共通モード変更管理テーブ
ルから登録を削除する(#75)。
【0033】一方、共通モード変更管理テーブルに登録
されていいない場合(#73)、モーードを共通モード
に設定操作するならば(#77)、モードの変更はない
(#79)。個人モードに設定したならば(#77)、
共通モードの無線子機を個人モードに変更するため共通
モード変更管理部189に子機IDを登録する(#7
8)。
【0034】#68の判定で現在接続装置が個人モード
と判定された場合、無線子機161のモード設定を個人
モードに設定しようとするならば(#80)、モード変
更なし(#83)。共通モードに設定しようとするなら
ばモード情報をモード管理部187へ送信(#81)し
モード管理テーブルを変更し接続装置IDの属性を共通
モードにする(#82)。
【0035】モード設定が終了したならば第3の制御部
181は接続装置171を介してモード設定操作を行っ
た無線子機161の第1の制御部168にモード設定完
了通知をする(#84)。第1の制御部161は確認ト
ーン発生部185へモード設定確認トーンを発生する通
知をし(#85)受話器163から発する。次に、第1
の制御部168は確認表示作成部186へモード表示を
する通知を行い(#86)表示部169に表示する。
【0036】以上のように第3の実施例によれば、共通
モードに設定されている無線ゾーンの全無線子機のうち
共通モード解除操作、すなわち、個人モードへ変更操作
することにより単独に個人モードに戻ることが可能とな
る。
【0037】上記においては、各実施例を単独に実施し
たが、第2の実施例と第3の実施例を同時に実施するこ
ともでき、これにより、これらの実施例によるそれぞれ
の効果が同時に得られる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、無線子機に接
続装置の動作状態としての個人モードと共通モードとが
切り替えて設定されるモード設定部を設け、制御装置に
接続装置の識別コードとモードとが対応して書き込まれ
るモード管理部を設けて、制御装置が、無線子機からの
接続装置のモード設定の操作の際にこの接続装置のモー
ドと識別コードをモード管理部に書き込み、このモード
管理部の内容に基づいて接続装置のモードを管理するこ
とができる。そのため、無線子機からの設定操作によっ
て接続装置のモードを個人モードと共通モードとに切り
替えることができる。その結果、接続装置が共通モード
に設定されていれば本人への着信が本人以外の無線子機
で代理応答が可能となる優れた無線電話装置を実現でき
る。
【0039】請求項2の構成によれば、無線子機にモー
ド設定の完了の情報を発生する確認情報発生部を設けた
ので、制御装置の制御により、モード設定の完了の情報
を無線子機から出力することができる。そのため、無線
子機からの設定操作時の誤操作を防止することができ
る。
【0040】請求項3の構成によれば、無線子機でこの
無線子機が所属する接続装置の無線ゾーン内の他の全て
の無線子機を共通モードに設定しようとした際に、この
無線ゾーンがあらかじめ共通モードの設定が禁止になっ
ている無線ゾーンか否かを制御装置が判定するための接
続装置管理部を制御装置に設けることにより、共通モー
ド設定が禁止状態であれば共通モードに設定できないよ
うにすることが可能となる。そのため、盗聴や誤接続が
防止される。
【0041】請求項4の構成によれば、無線子機に共通
モードから個人モードに変更するモード解除部を備え、
制御装置に共通モードから個人モードにモード変更した
無線子機を管理する共通モード変更管理部を備えて、無
線ゾーンが共通モードに設定されている場合、この無線
ゾーン内の共通モードの全無線子機の内で共通モード解
除操作した無線子機が単独に共通モードを解除し個人モ
ードに変更することが可能となる。そのため、共通モー
ドに設定された無線ゾーン内で共通モード解除操作した
無線子機が単独に個人モードで使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の無線電話装置の構成を
示すブロック図
【図2】同実施例の無線電話装置のモード設定動作を示
すフローチャート図
【図3】同実施例の無線電話装置の着信処理を示すフロ
ーチャート図
【図4】本発明の第2の実施例の無線電話装置の構成を
示すブロック図
【図5】同実施例の無線電話装置のモード設定動作を示
すフローチャート図
【図6】本発明の第3の実施例の無線電話装置の構成を
示すブロック図
【図7】同実施例の無線電話装置のモード設定動作を示
すフローチャート図
【図8】従来の無線電話装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
31,101,161 無線子機 46,116,176 制御装置 54,124,184 モード設定部 55,125,185 確認トーン発生部(確認情報
発生部) 57,127,187 モード管理部 128 接続装置管理部 188 モード解除部 189 共通モード変更管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/58 - 3/62 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局線に接続された制御装置が、この制御
    装置に接続された接続装置とこの接続装置との間で無線
    通信する無線子機とを制御管理し、前記無線子機により
    局線と発着信および通話動作する無線電話装置におい
    て、無線子機に、着信番号とあらかじめ対応登録された
    無線子機のみこの着信に応答可能な個人モードと異なる
    着信番号とあらかじめそれぞれ対応登録された各無線子
    機が自己以外の着信にも対応可能な共通モードとが切り
    替えて設定されるモード設定部を設け、制御装置に、前
    記接続装置の識別コードと前記モードとが書き込まれる
    モード管理部を設け、無線子機からの前記モードの設定
    操作の際にこのモードと前記無線子機が無線通信する接
    続装置の識別コードとを対応させて前記モード管理部に
    書き込み前記接続装置のモードの状態を設定するよう構
    成した無線電話装置。
  2. 【請求項2】 無線子機に、モード設定の完了の情報を
    発生する確認情報発生部を設けた請求項1に記載の無線
    電話装置。
  3. 【請求項3】 制御装置に、無線子機からの共通モード
    の設定を禁止する接続装置の識別コードが書き込まれる
    接続装置管理部を設けた請求項1または請求項2に記載
    の無線電話装置。
  4. 【請求項4】 無線子機に、この無線子機を共通モード
    から個人モードに設定変更するモード解除部を設け、制
    御装置に、前記無線子機の前記設定変更に基づいて、前
    記無線子機の識別コードが書き込まれる共通モード変更
    管理部を設けた請求項1から請求項3のどれかに記載の
    無線電話装置。
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