JP3343789B2 - レール状の咬合ファスナーのスライダー取付け装置 - Google Patents

レール状の咬合ファスナーのスライダー取付け装置

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JP3343789B2 JP16594293A JP16594293A JP3343789B2 JP 3343789 B2 JP3343789 B2 JP 3343789B2 JP 16594293 A JP16594293 A JP 16594293A JP 16594293 A JP16594293 A JP 16594293A JP 3343789 B2 JP3343789 B2 JP 3343789B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レール状の咬合ファス
ナ−にスライダ−を取付ける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製の袋物やバッグ等では、
その開口部にレール状の咬合ファスナ−が用いられてい
る。この種のファスナ−は製作過程において凹凸の咬合
部を有する一対の咬合片をスライダ−の案内溝に手で差
し込んで組み立てているので大変な手間を要している。
【0003】
【発明の解決課題】本発明は、従来の問題点を改良し、
レール状の咬合ファスナ−の咬合片にスライダ−を簡便
に取付けることができるようにすると共に経済的で取扱
いやすい装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題の解決手段】本発明は、レール状の咬合ファスナ
−のスライダ−を収容する収容部を設けると共に該スラ
イダ−の案内溝に一対のファスナ−咬合片を仕切り片で
分離した状態で案内する案内路を設けている。又上記案
内路を形成する案内壁を揺動可能に形成し、上記ファス
ナ−の咬合片を上記案内路より容易に取外せるようにし
ている。
【0005】
【実施例】基板(1)は、その一方側上面に壁(2),
(2)を対向状に設け、その間にレール状の咬合ファス
ナ−のスライダ−(3)を収容する収容部(4)を形成
している。図示のものでは上記壁(2),(2)の内面
に凹み(5)を設けると共に入口に斜面(6)を形成し
ている。
【0006】上記基板(1)の他方側は、上記スライダ
−の案内溝(7)の下面の高さが上記ファスナ−の一対
の咬合片(8),(8)を案内する案内路(9)の下面
の高さに一致するように、上記スライダ−の底壁(10)の
厚さ分ほど少し高くなっている。
【0007】上記案内路(9)は、基板(1)上に案内
壁(11),(11)を対向させて形成している。
【0008】上記案内路(9)の中央には、上記一対の
咬合片(8),(8)を分離した状態で押入案内できる
ように仕切り片(12)が設けられている。
【0009】上記案内壁(11),(11)の下部内面には、上
記咬合片の凹凸の咬合部(13),(13)を案内する長溝(14)
が形成されている。なお上記案内壁(11),(11)の挿入口
側及び挿出口側にはそれぞれ斜面(15),(16)が形成され
ている。
【0010】上記ファスナ−の両端が開放しているタイ
プのものは、該ファスナ−の一対の咬合片(8),
(8)を上記仕切り片(12)で分離しながら案内路(9)
に案内し、その先端部を上記収容部(4)に収容された
スライダ−(3)の案内溝(7)に差し込み通すことに
よって装着される(図3)。
【0011】上記ファスナ−の一方端のみが開放したも
のでは、咬合片(8)をスライダ−(3)に装着した
後、上記案内壁(11),(11)を外方へ倒し、案内路(9)
を開放することによってファスナ−を取外すようにして
いる。
【0012】スライダーを装着したファスナーの取外し
方を以下に説明する。上記案内壁(11),(11)は、その外
方側下辺にヒンジ(17)を介して基板(1)に連結してお
り、該ヒンジによって外方に揺動可能になっている。
【0013】一方、上記基板(1)の端部には、操作板
(18)がヒンジ(19)を介して連結されており、該操作板(1
8)に設けた押え部材(20)を上記案内壁(11),(11)の外面
に当て、これを離脱することによって上記案内壁の揺動
を阻止したり開放したりしている(図7)。この場合、
上記押え部材には案内しやすいように適宜面取り(21)が
施される。なお図に示すものでは、壁(2),(2)を
基板に一体に形成しているが、該壁を上記案内壁(11),
(11)のように揺動可能に設けると共に押え部材(20)を設
けるようにしてもよい。
【0014】図示のものでは、上記仕切り片(12)を金属
で形成し他の部材をプラスチックで形成すると共に、該
仕切り片を基板(1)に形成した孔(22)に差し込んで固
定しているが、全体をプラスチックで一体に形成した
り、そのヒンジ部をプラスチックヒンジとしたり、全体
または一部を金属や木等で作ったりすることもできる。
【0015】図8は、上記案内路の側面を下部側に広く
斜状に形成した場合を示している。
【0016】図9及び図10は、基板(1)と操作板(1
8)を別体に設けた場合を示し、該操作板と基板に係合す
る突起(23)と凹部(24)を設け操作板を位置決めしてい
る。
【0017】上記基板は、その表面を同一表面とした
り、該同一表面の上記スライダ−が挿入される部分にそ
の底壁の厚さ分だけ低い凹部を形成したりその他適宜の
設計変更を施すことができる。
【0018】図11に示すものは、上記案内壁(11)に弾
性を有する壁(2)をビス(25)で連結し、該壁の先端部
に上記スライダーを保持する押え部(26)を設けている。
そのために該スライダーに咬合片を挿通した後、外方に
押し出してやれば上記壁の弾性作用によって壁が押し広
がり、咬合片に装着したスライダーを容易に取り出すこ
とができる。
【0019】図12に示すものは、上記壁(2)と案内
壁(11)を一体に形成し、これをヒンジ(27)を介して基板
(1)に連結し外方に揺動可能に形成している。また上
記壁(案内壁)には、押え部(28)が形成され、これによ
って上記スライダーを保持している。なお図示のもので
は、ヒンジにスプリング(29)を設け、上記壁(案内壁)
を内方に付勢しているが、この場合はそのスプリングに
抗し上記壁(案内壁)を手で押し広げてスライダーを収
容し、その後に手を離し該スライダーに咬合片を挿通し
た後、該咬合片を上方へ引き抜くことによって楽に取り
出すことができる。また上記壁(案内壁)を外方に付勢
するようにスプリングを設けた場合は、スライダーを収
容した後に上記壁(案内壁)を手で内方に押して上記案
内路を形成し、該スライダーに咬合片を挿通して後、上
記壁(案内壁)より手を離すことによって容易に取り出
すことができる。このようにヒンジにスプリングを設け
た場合は上記押え部材を省略することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、ファス
ナ−のスライダ−を簡単にかつ円滑に装着することがで
き、装置全体もコンパクトでプラスチック材で一体に成
形する等簡易に製作でき経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】ファスナ−にスライダ−を取付ける状態を示す
平面図である。
【図4】図2における中央縦断面図である。
【図5】図2におけA−A線断面図である。
【図6】図2におけるB−B線断面図である。
【図7】操作板を操作した状態を示す斜面図である。
【図8】案内溝の他の例を示す断面図である。
【図9】他の例の操作板の使用状態を示す平面図であ
る。
【図10】操作板の他の例を示す平面図である。
【図11】他の例を示す斜面図である。
【図12】更に他の例を示す斜面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 壁 3 スライダ− 4 収容部
7 案内溝 8 咬合片 9 案内路 11 案内壁 12
仕切り片 13 咬合部 14 長溝 17 ヒンジ 18
操作板 19 ヒンジ 20 押え部材 26 押え部
27 ヒンジ 28 押え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角川 菊夫 富山県魚津市仏田2900ー46 (56)参考文献 実公 昭45−24596(JP,Y1) 実公 昭47−24722(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A44B 19/42 A44B 19/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に壁を対向状に設けてレ−ル状の
    咬合ファスナ−のスライダ−を収容する収容部を形成
    し、該スライダ−に形成される案内溝に上記ファスナ−
    一対の咬合片の咬合部を案内するようそのスライダ−
    の咬合片挿入側前方に案内壁を対向状に設けて上記ファ
    スナ−の一対の咬合片を案内する案内路を形成すると共
    に該案内路内のほぼ中央に上記ファスナ−の一対の咬合
    片を分離した状態で案内する案内仕切り片を設けたレ−
    ル状の咬合ファスナ−のスライダ−取付け装置。
  2. 【請求項2】 上記スライダ−の案内溝の下面の高さ
    と、上記ファスナ−の一対の咬合片を案内する案内路
    下面の高さが一致する請求項1に記載のレ−ル状の咬合
    ファスナ−のスライダ−取付け装置。
  3. 【請求項3】 上記案内路を開放するよう上記案内壁を
    外方に揺動可能にヒンジを設けると共に該案内壁の揺動
    を阻止,解除する押え部材を設けた請求項1または2に
    記載のレール状の咬合ファスナ−のスライダ−取付け装
    置。
  4. 【請求項4】 上記収容部および案内路を開放するよう
    上記壁と案内壁を外方に揺動可能にすると共に内方また
    は外方に付勢するヒンジを設けた請求項1または2に記
    載のレール状の咬合ファスナ−のスライダ−取付け装
    置。
  5. 【請求項5】 上記基板にヒンジで連結した操作板を有
    し、該操作板上に上記押え部材を設けた請求項3に記載
    のレール状の咬合ファスナ−のスライダ−取付け装置。
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