JP2518484Y2 - コインホルダー - Google Patents

コインホルダー

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JP2518484Y2
JP2518484Y2 JP1989100416U JP10041689U JP2518484Y2 JP 2518484 Y2 JP2518484 Y2 JP 2518484Y2 JP 1989100416 U JP1989100416 U JP 1989100416U JP 10041689 U JP10041689 U JP 10041689U JP 2518484 Y2 JP2518484 Y2 JP 2518484Y2
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JP
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casing
coin
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convex
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JP1989100416U
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JPH0339415U (ja
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雅章 石川
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TAMAPACK Co.,Ltd.
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TAMAPACK Co.,Ltd.
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、コインホルダーに関し、特に手間取らずに
係止具に着脱でき、手軽に携行できるようにしたコイン
ホルダーに係る。
〔従来の技術〕
“マイルドセブンを一つ下さい”とたばこ屋さんに告げ
て、いざお金を支払おうとすると小銭を持ち合わせてな
くて困ることがしばしばある。また、乗り物の発車間際
に駅等に着いて、切符を買おうと小銭入れを見ると、あ
いにく小銭がなくて、切符を買うのに手間取り、慌てた
り、ともすると電車に乗り損ねたりすることもある。そ
うしたときのために、紐や鎖に繋いて小銭を携行できる
ようにしたコインコルダーと云うものが知られている。
〔従来技術の問題点〕 しかしながら、そうしたコインホルダーを紐や鎖で着
衣等に止め付けておくと、紐や鎖が短い場合にはコイン
ホルダーから硬貨を取り出し難くく、紐や鎖が長い場合
はそれが立ち居、歩行の際に邪魔になったり、場合によ
っては何かに引っ掛かったりすることがあると云った問
題点があった。
〔考案の目的〕
本考案は前記従来の問題点に鑑み、手間取らずにコイ
ンホルダー自体を係止具に着脱でき、該係止具を邪魔に
ならない程度の長さの紐や鎖を介して着衣等に止着し、
手軽に携行できるようにしたコインホルダーを提供する
ことを目的とする。
〔考案の要点〕
前記目的は本考案によれば、ケーシングを有し、該ケ
ーシングの外面の表裏に大きさの異なる硬貨を挿脱でき
る硬貨収納部を形成し、該ケーシングの外面の表裏に形
成された前記硬貨収納部の低壁側に一辺を支点に揺動可
能な揺動板を形成し、該揺動板が前記硬貨収納部の入り
口を臨む部位に前記硬貨収納部に収納された硬貨の脱落
を防止するための段部を形成し、前記揺動板の一端には
該揺動板を押圧して該段部を下方に押し下げる操作をす
るための操作部を設け、一方、プラスチック、金属その
他の材料でほぼU字状の湾曲体を形成し、該湾曲体の両
端近傍の側面に係合突起を形成し、前記ケーシングには
前記湾曲体を内部へ案内するガイド部材と前記係合突起
と係合する係合段部を形成し前記湾曲体で前記ケーシン
グを係止できるようにしたことを特徴とするコインホル
ダーを提供することにより達成される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は本考案のコインホルダーの外観を示す平面図
である。同図において、コインホルダー1はプラスチッ
ク、金属その他の材料で成型されたケーシングを有して
いる。該ケーシングの外面には一端(入り口)から硬貨
を滑らせて挿脱できる凹陥状態を為す硬貨収納部2を形
成してあり、他端側は硬貨の周辺の曲率に相応する弧状
壁を形成してある。
前記硬貨収納部2の周辺上縁の要所には収納される硬
貨の縁部に当接し抜け止めの作用を為す押さえ爪3、
3、3を形成してある。また、前記硬貨収納部2の低壁
側には一辺を支点に揺動可能な揺動板4を形成してあ
り、該揺動板4の一端には該揺動板4を押圧して下方に
押し下げる操作をするための操作部5を設けている。そ
して、前記揺動板4が前記硬貨収納部2の入り口を臨む
部位には段部6を形成してあり、該段部6によって前記
硬貨収納部2に収納された硬貨の脱落を防止している。
なお、ケーシングの側部には後記の湾曲体23(第5図)
を装着した状態を示してある。
第2図は前記湾曲体23を脱抜した状態における前記ケ
ーシングの側部を示す平面図である。同図において、前
記ケーシングは二分割可能な型式に形成されており、一
方のケーシング7aを他方のケーシング7bに衝合したり、
分離したりできるようになっている。前記ケーシング7
a、7bの側壁には凹溝8を形成してあり、該凹溝8の奥
に前記ケーシング7a、7bの内壁に立設された後記するリ
ブ状の凸体9、9を若干隙間を空けて対峙させてある。
第3図(a)は前記コインホルダー1の一面を示す平
面図であり、第3図(b)は前記コインホルダー1の他
面を示す平面図である。両図を参照して、ケーシング7
a、7bの双方にはほぼ同様に前述の硬貨収納部2、押さ
え爪3、揺動板4、操作部5、段部6を形成してあり、
前記ケーシング7aの前記硬貨収納部2の幅は前記ケーシ
ング7bの前記硬貨収納部2の幅よりも少し広目に形成し
てある。そして、前記ケーシング7aの前記硬貨収納部2
には500円硬貨を収納できるようにしてあり、前記ケー
シング7bの前記硬貨収納部2には5円硬貨や100円硬貨
を収納できるようになっている。前記ケーシング7aの揺
動板4と前記ケーシング7bの揺動板4のほぼ中央には小
孔10を穿設してあり、前記ケーシング7a、7bを衝合した
際、内部に挟み入れたゴム等の如き弾性材料の一部を前
記小孔10から僅か突出させ前記硬貨収納部2に収納され
た硬貨に当接して、揺動に伴う硬貨の不協和音の発生を
防止するようにしている。また、前記ケーシング7bの図
において上部中央部位には小ねじ11を挿通する孔を穿設
してあり、挿通された小ねじ11は前記ケーシング7aの内
面にねじ込まれて前記ケーシング7aと前記ケーシング7b
とが衝合される。
第4図(a)は前記ケーシング7aの内面側を示す平面
図であり、第4図(b)は前記ケーシング7bの内面側を
示す平面図である。両図を参照して、前記ケーシング7b
の内面には該内面から立ち上がるリブ状の凸体(ガイド
部材)12a、12bを形成してあり、これら凸壁12aと凸壁1
2b間の最大幅は後記する湾曲体23の脚部24、24の内側面
の開き幅より若干狭い間隔に形成している。そして、前
記凸壁12aと前記凸壁12bの間隔は位置が下方に向かうに
つれて次第に狭まるように形成してある。
一方、前記凸壁12aと前記凸壁12bに挟まれて前記ケー
シング7bの上方には前記凸壁12aと前記凸壁12bの高さの
略半分の高さの凸壁13を前記凸壁12a及び前記凸壁12bと
一連に形成している。また、前記凸壁13に連通して該凸
壁13の下方には該凸壁13と同じ高さに形成した支承面14
があり、該支承面14のほぼ中央に孔15を穿設してある。
前記ケーシング7bの周壁の内側には前記内面から前記
凸壁12a及び前記凸壁12bの高さの略三分の一の高さに立
ち上げてリブ状の凸体9、9を形成してあり、該凸体
9、9の内方を向く面は前記凸壁12a及び前記凸壁12bの
外方を向く面に対峙させている。そして、前記凸体と前
記凸壁間の隙間によって後記する湾曲体23の脚部24、24
を内部へ案内するガイド溝17、17を形成している。
前記凸体9、9の上端部はやや外側に開くよう湾曲さ
せて形成してあり、後記の湾曲体23の脚部24、24が上方
より挿入された際、該脚部24、24が前記ケーシング7bの
周壁の内側と前記凸体9、9の外側壁間にもぐり込むの
を防止している。
前記凸体9、9の下端側は前記ケーシング7bの周壁に
連通する係合段部18、18を形成してあり、該係合段部1
8、18に後記の湾曲体23の脚部24、24に形成されている
係合突起25が係合するようにしている。
前記ケーシング7bの内壁には該内壁より立ち上げて突
起19aを形成してあり、また、前記揺動板4の前記操作
部5の裏面側にも突起20aを形成してある。
ケーシング7aの内面側も前記ケーシング7bの内面側と
ほぼ同様に形成してあり、その周壁の内側には前記凸体
9、9と同様の凸体9、9を形成してある。また、前記
支承面15の位置に相応する前記ケーシング7aの部位には
同様の支承面21を形成してあり、該支承面21のほぼ中央
にねじ孔22を穿設してある。尚、図示を省略したが前記
孔15の上面周囲は円形凹部に凹ませてあり、前記ねじ孔
22の周囲は円形凸部に形成し、前記ケーシング7a、7bの
内面同志が合わされた際、前記円形凸部が前記円形凹部
に嵌入し前記ケーシング7aと前記ケーシング7bとがずれ
動くのを阻止している。また、前記ケーシング7aにおけ
る前記操作部5の裏面側には前記突起19aに対応するよ
う突起19bを形成してあり、前記突起20aに対応して前記
ケーシング7aの内壁には突起20bを形成してある。尚、
前記凸壁12a及び前記凸壁12bの上端面は前記ケーシング
7a、7bの内面同志が合わされた際、前記ケーシング7aの
内壁に殆ど隙間がない程度に近接するようその高さを設
定してあるので、前記ケーシング7a側には前記凸壁12a
及び前記凸壁12bに相当する凸壁は設けられていない。
第5図は本考案のコインホルダーを吊り下げて携行で
きるようにするための係止具の斜視図である。同図にお
いて、係止具には湾曲体23があり、該湾曲体23はプラス
チック、金属その他の材料でほぼU字状に開く脚部24、
24を有している。該脚部24、24の外側面下方には外から
内に向かって傾斜する傾斜面を持った係合突起25、25を
形成してあり、該係合突起25、25の上側は平面にして前
記湾曲体23の外側面に対して段差を設けている。前記係
合突起25、25からやや離れた上方には操作部26、26があ
り、該操作部26、26には滑り止め用の凸部27、27を図示
のものでは三つづつ形成してある。また、前記操作部2
6、26の表面と裏面の両面には下方に延びる凹溝28、28
を形成している。そして、前記湾曲体23の頂部には紐や
鎖等を挿通する孔29を穿設してある。
前述の如く構成された前記ケーシング7aと前記ケーシ
ング7bを前記小ねじをねじ込んで衝合すればコインホル
ダー1はでき上がる。使用に当たっては、例えば、500
円硬貨を前記硬貨収納部に臨ませ、滑らせて行くと、硬
貨の周辺が前記弧状壁に当たるとほぼ同時に、該弧状壁
に対向する側に位置する硬貨の周辺に前記段部6が係合
して硬貨が前記硬貨収納部2から脱落しなくなる。同様
にして他面側に100円硬貨も収容することができる。そ
して、コインホルダー1を片方の手に持ち他方の手に持
った前記湾曲体23を前記凹溝8に臨ませ、そのまま両者
を近付けて行くと、前記脚部24の内面が前記凸壁12a、1
2bに案内されつつ、該凸壁12a、12bと前記凸体9、9、
9、9の間の隙間(ガイド溝17)を前記脚部24が進行
し、更に押し込めば前記係合突起25、25が前記係合段部
18、18に係合する。そして、前記孔29に紐や鎖等を止着
してコインホルダー1を携行できるようになる。
前記ケーシングから前記湾曲体23を外すには前記湾曲
体23の前記操作部26を親指と人指し指で挟み軽く押圧す
ると、前記脚部24の先端が内側に変位し、その結果、前
記係合突起25、25と前記係合段部18、18との係合が外れ
前記湾曲体23を前記ケーシングから簡単に離脱させるこ
とができる。
硬貨を前記硬貨収容部から取り出すには前記操作部5
を押圧し、硬貨の面をおさえたまま硬貨を入れる時とは
逆方向に滑らせれば簡単に取り出すことができる。その
際、前記突起19a、19bや前記突起20a、20bがてこの作用
により、前記操作部5の押圧に伴って前記段部6部分を
顕著に押下させることができるようになり、前記揺動板
4における前記小孔10の近傍区域の動きを抑制すること
ができる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案によれば、ケーシン
グの外側の表裏に大きさの異なる硬貨を確実に収納し、
且つ容易に取り出すことができるスペースを取らないコ
インホルダーを得ることができ、又、手間とらずにコイ
ンホルダー自体を係止具に着脱でき、該係止具を邪魔に
ならない程度の長さの紐や鎖を介して着衣等に止着し、
手軽に携行できるコインホルダーを得ることができ、う
っかり小銭の用意を忘れた時等には極めて便利なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコインホルダーの外観を示す平面図、 第2図は湾曲体を脱抜した状態におけるケーシングの側
部を示す平面図、 第3図(a)はコインホルダーの一面を示す平面図、 第3図(b)はコインホルダーの他面を示す平面図、 第4図(a)はケーシング7aの内面側を示す平面、 第4図(b)はケーシング7bの内面側を示す平面、 第5図は本考案のコインホルダーを吊り下げて携行でき
るようにするための係止具の斜視図である。 2……硬貨収納部、7a……ケーシング、7b……ケーシン
グ、17……ガイド溝、18……係合段部.

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングを有し、該ケーシングの外面の
    表裏に大きさの異なる硬貨を挿脱できる硬貨収納部を形
    成し、該ケーシングの外面の表裏に形成された前記硬貨
    収納部の低壁側に一辺を支点に揺動可能な揺動板を形成
    し、該揺動板が前記硬貨収納部の入り口を臨む部位に前
    記硬貨収納部に収納された硬貨の脱落を防止するための
    段部を形成し、前記揺動板の一端には該揺動板を押圧し
    て該段部を下方に押し下げる操作をするための操作部を
    設け、一方、プラスチック、金属その他の材料でほぼU
    字状の湾曲体を形成し、該湾曲体の両端近傍の側面に係
    合突起を形成し、前記ケーシングには前記湾曲体を内部
    へ案内するガイド部材と前記係合突起と係合する係合段
    部を形成し前記湾曲体で前記ケーシングを係止できるよ
    うにしたことを特徴とするコインホルダー。
JP1989100416U 1989-08-30 1989-08-30 コインホルダー Expired - Lifetime JP2518484Y2 (ja)

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JPH0339415U JPH0339415U (ja) 1991-04-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5474607U (ja) * 1977-11-01 1979-05-28
JPS60184599U (ja) * 1984-05-17 1985-12-07 株式会社 タカラ 時計玩具

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