JPH0755931Y2 - 物品係止具 - Google Patents
物品係止具Info
- Publication number
- JPH0755931Y2 JPH0755931Y2 JP1989071205U JP7120589U JPH0755931Y2 JP H0755931 Y2 JPH0755931 Y2 JP H0755931Y2 JP 1989071205 U JP1989071205 U JP 1989071205U JP 7120589 U JP7120589 U JP 7120589U JP H0755931 Y2 JPH0755931 Y2 JP H0755931Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- convex
- curved body
- wall
- article
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、物品係止具に関し、特に小型の時計、方位磁
石、万歩計その他の物品を吊り下げて携行できるように
するための物品係止具に係るものである。
石、万歩計その他の物品を吊り下げて携行できるように
するための物品係止具に係るものである。
懐中時計、方位磁石、万歩計と云った吊り下げて携行す
る物品はそのケーシングと一体に係止部が形成されてい
て該係止部に穿設されている小孔に環などを通して該環
に紐や鎖を繋げて携行するようにしている。
る物品はそのケーシングと一体に係止部が形成されてい
て該係止部に穿設されている小孔に環などを通して該環
に紐や鎖を繋げて携行するようにしている。
しかしながら、従来のそうした物品の係止手段は止めに
くく面倒であったり、物品に係止部が一体に形成されて
いるため携行する物品を変える度に付け換えなければな
らなかった。また、前述の如き物品を種々製造し販売す
る業者にとっては物品の係止部へ前述の環を取り付けた
りする必要から作業効率が良くないとか経済的に製造し
難いと云った問題があった。
くく面倒であったり、物品に係止部が一体に形成されて
いるため携行する物品を変える度に付け換えなければな
らなかった。また、前述の如き物品を種々製造し販売す
る業者にとっては物品の係止部へ前述の環を取り付けた
りする必要から作業効率が良くないとか経済的に製造し
難いと云った問題があった。
本考案は前記従来の問題点に鑑み、小型の時計、方位磁
石、万歩計、コインホルダーのように吊り下げて携行す
る物品に好適な着脱容易な物品係止具を提供することを
目的とする。
石、万歩計、コインホルダーのように吊り下げて携行す
る物品に好適な着脱容易な物品係止具を提供することを
目的とする。
前記目的は本考案によれば、プラスチック、金属その他
の材料でほぼU字状の湾曲体を形成し、該湾曲体の両端
近傍の側面に係合突起を形成し、且つ、前記湾曲体を逆
U字状に見たときに頂部となる部分に紐や鎖を挿通する
孔を形成し、一方、被係止体には前記湾曲体を内部へ案
内するガイド部材と前記係合突起と係合する係合段部を
形成し前記湾曲体で、時計、方位磁石、万歩計、コイン
ホルダーその他の小間物になる前記被係止体を係止でき
るようにしたこ物品係止具を提供することにより達成さ
れる。
の材料でほぼU字状の湾曲体を形成し、該湾曲体の両端
近傍の側面に係合突起を形成し、且つ、前記湾曲体を逆
U字状に見たときに頂部となる部分に紐や鎖を挿通する
孔を形成し、一方、被係止体には前記湾曲体を内部へ案
内するガイド部材と前記係合突起と係合する係合段部を
形成し前記湾曲体で、時計、方位磁石、万歩計、コイン
ホルダーその他の小間物になる前記被係止体を係止でき
るようにしたこ物品係止具を提供することにより達成さ
れる。
以下本考案の実施例について図面を参照しながら詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本考案に係る物品係止具の湾曲体の斜視図であ
る。同図において、湾曲体1はプラスチック、金属その
他の材料でほぼU字状に開く脚部2、2を有している。
該脚部2、2の外側面下方には外から内に向かって傾斜
する傾斜面を持った係合突起3を形成してあり、該係合
突起3の上側は平面にして前記湾曲体1の外側面に対し
て段差を設けている。前記係合突起3からやや離れた上
方には操作部4があり、該操作部4には滑り止め用の凸
部5を図示のものでは三つづつ形成してある。また、前
記操作部4の表面と裏面の両面には下方に延びる凹溝6
を形成している。そして、前記湾曲体1の頂部には紐や
鎖等を挿通する孔7を穿設してある。
る。同図において、湾曲体1はプラスチック、金属その
他の材料でほぼU字状に開く脚部2、2を有している。
該脚部2、2の外側面下方には外から内に向かって傾斜
する傾斜面を持った係合突起3を形成してあり、該係合
突起3の上側は平面にして前記湾曲体1の外側面に対し
て段差を設けている。前記係合突起3からやや離れた上
方には操作部4があり、該操作部4には滑り止め用の凸
部5を図示のものでは三つづつ形成してある。また、前
記操作部4の表面と裏面の両面には下方に延びる凹溝6
を形成している。そして、前記湾曲体1の頂部には紐や
鎖等を挿通する孔7を穿設してある。
第2図(a)、(b)は時計、方位磁石、万歩計、コイ
ンホルダー等になるケーシングを示す平面図である。両
図はケーシング(被係止体)8を側面中央部位(略半厚
み部位)にて表面と平行な面で二分割した場合における
それぞれ(8a、8b)の内面側を示している。
ンホルダー等になるケーシングを示す平面図である。両
図はケーシング(被係止体)8を側面中央部位(略半厚
み部位)にて表面と平行な面で二分割した場合における
それぞれ(8a、8b)の内面側を示している。
ケーシング8a、8bはプラスチック、金属その他の材料で
成型され、ケーシング8aの底壁9aには該底壁9aから立ち
上がるリブ状の凸壁(ガイド部材)10a、10bを形成して
あり、凸壁10aと凸壁10b間の最大幅は前記湾曲体1の前
記脚部2、2の内側面の開き幅より若干狭い間隔に形成
している。そして、前記凸壁10aと前記凸壁10bの間隔は
位置が下方に向かうにつれて次第に狭まるように形成し
てある。
成型され、ケーシング8aの底壁9aには該底壁9aから立ち
上がるリブ状の凸壁(ガイド部材)10a、10bを形成して
あり、凸壁10aと凸壁10b間の最大幅は前記湾曲体1の前
記脚部2、2の内側面の開き幅より若干狭い間隔に形成
している。そして、前記凸壁10aと前記凸壁10bの間隔は
位置が下方に向かうにつれて次第に狭まるように形成し
てある。
一方、前記凸壁10aと前記凸壁10bに挟まれて前記ケーシ
ング8aの上方には前記凸壁10aと前記凸壁10bの高さの略
半分の高さの凸壁11を前記凸壁10a及び前記凸壁10bと一
連に形成している。また、前記凸壁11に連通して該凸壁
11の下方には該凸壁11と同じ高さに形成した支承面12が
あり、該支承面12のほぼ中央に孔13を穿設してある。
ング8aの上方には前記凸壁10aと前記凸壁10bの高さの略
半分の高さの凸壁11を前記凸壁10a及び前記凸壁10bと一
連に形成している。また、前記凸壁11に連通して該凸壁
11の下方には該凸壁11と同じ高さに形成した支承面12が
あり、該支承面12のほぼ中央に孔13を穿設してある。
前記ケーシング8の周壁の内側には前記底壁9aから前記
凸壁10a及び前記凸壁10bの高さの略三分の一の高さに立
ち上げてリブ状の凸壁14a、14bを形成してあり、該凸壁
14a、14bの一側面は前記凸壁10a及び前記凸壁10bの外側
面に対峙させている。そして、両凸壁間の隙間によって
前記湾曲体の前記脚部2を内部へ案内するガイド溝15、
15を形成している。
凸壁10a及び前記凸壁10bの高さの略三分の一の高さに立
ち上げてリブ状の凸壁14a、14bを形成してあり、該凸壁
14a、14bの一側面は前記凸壁10a及び前記凸壁10bの外側
面に対峙させている。そして、両凸壁間の隙間によって
前記湾曲体の前記脚部2を内部へ案内するガイド溝15、
15を形成している。
前記凸壁14a、14bの上端部はやや外側に開くよう湾曲さ
せて形成してあり、前記脚部2が上方より挿入された
際、該脚部2が前記ケーシング8aの周壁の内側と前記凸
壁14a、14bの外側壁間にもぐり込むのを防止している。
せて形成してあり、前記脚部2が上方より挿入された
際、該脚部2が前記ケーシング8aの周壁の内側と前記凸
壁14a、14bの外側壁間にもぐり込むのを防止している。
前記凸壁14a、14bの下端側は前記ケーシング8aの周壁に
連通する係合段部16、16を形成してあり、該係合段部1
6、16に前記脚部2の端部に形成されている前記係合突
起3が係合するようにしている。
連通する係合段部16、16を形成してあり、該係合段部1
6、16に前記脚部2の端部に形成されている前記係合突
起3が係合するようにしている。
ケーシング8bには前記凸壁14a、14bと同様の凸壁14c、1
4dを前記ケーシング8aに対応するよう同じ位置に底壁9b
より立ち上げて形成している。また、前記支承面12の位
置に相応する前記ケーシング8bの部位には同様の支承面
17を形成してあり、該支承面17のほぼ中央にねじ孔18を
穿設してある。尚、図示を省略したが前記孔13の上面周
囲は円形凹部に凹ませてあり、前記ねじ孔18の周囲は円
形凸部に形成し、前記ケーシング8a、8bの内面同志が合
わされた際、前記円形凸部が前記円形凹部に嵌入し前記
ケーシング8aと前記ケーシング8bとがずれ動くのを阻止
している。
4dを前記ケーシング8aに対応するよう同じ位置に底壁9b
より立ち上げて形成している。また、前記支承面12の位
置に相応する前記ケーシング8bの部位には同様の支承面
17を形成してあり、該支承面17のほぼ中央にねじ孔18を
穿設してある。尚、図示を省略したが前記孔13の上面周
囲は円形凹部に凹ませてあり、前記ねじ孔18の周囲は円
形凸部に形成し、前記ケーシング8a、8bの内面同志が合
わされた際、前記円形凸部が前記円形凹部に嵌入し前記
ケーシング8aと前記ケーシング8bとがずれ動くのを阻止
している。
第3図(a)、(b)は前記ケーシング8aと前記ケーシ
ング8bの概略側断面図である。同図において、前記ケー
シング8aの下方周壁のほぼ中央部には前記ケーシング8a
の横幅の略三分の一幅に亘り該周壁より延び出す凸片19
を形成してあり、該凸片19の先端よりやや前記周壁側に
寄った部位に切溝20を形成している。一方、前記ケーシ
ング8bの下方周壁ほぼ中央部には前記凸片19の先端部を
受け入れる孔21と前記切溝20に嵌入する壁部22を形成し
てある。
ング8bの概略側断面図である。同図において、前記ケー
シング8aの下方周壁のほぼ中央部には前記ケーシング8a
の横幅の略三分の一幅に亘り該周壁より延び出す凸片19
を形成してあり、該凸片19の先端よりやや前記周壁側に
寄った部位に切溝20を形成している。一方、前記ケーシ
ング8bの下方周壁ほぼ中央部には前記凸片19の先端部を
受け入れる孔21と前記切溝20に嵌入する壁部22を形成し
てある。
而して、例えばコインホルダーとして必要な構成が前記
ケーシング8に組み込まれると、前記凸片19の先端部を
前記孔21に嵌め入れて、そのまま前記ケーシング8a、8b
の内面同志を合わせる。次いで、前記孔13にタッピング
ねじもしくは単なるビスを挿入し、それを前記ねじ孔18
にねじ込んで前記ケーシング8a、8bを固定して製品がで
き上がる。
ケーシング8に組み込まれると、前記凸片19の先端部を
前記孔21に嵌め入れて、そのまま前記ケーシング8a、8b
の内面同志を合わせる。次いで、前記孔13にタッピング
ねじもしくは単なるビスを挿入し、それを前記ねじ孔18
にねじ込んで前記ケーシング8a、8bを固定して製品がで
き上がる。
こうして作られた製品に前記湾曲体1を係止するには、
先ず、前記湾曲体1を片方の手に持った前記ケーシング
8に臨ませ、そのまま両者を近付けて行く。すると、前
記脚部2の内面が前記凸壁10a及び前記凸壁10bに案内さ
れつつ前記ガイド溝15、15を前記脚部2が進行し、更に
押し込めば「カチリッ」という音を伴って前記係合突起
3が前記係合段部16、16に係合する。そして、前記孔7
に紐や鎖等を止着してコイルホルダー等を携行できるよ
うになる。
先ず、前記湾曲体1を片方の手に持った前記ケーシング
8に臨ませ、そのまま両者を近付けて行く。すると、前
記脚部2の内面が前記凸壁10a及び前記凸壁10bに案内さ
れつつ前記ガイド溝15、15を前記脚部2が進行し、更に
押し込めば「カチリッ」という音を伴って前記係合突起
3が前記係合段部16、16に係合する。そして、前記孔7
に紐や鎖等を止着してコイルホルダー等を携行できるよ
うになる。
前記ケーシング8から前記湾曲体1を外すには前記湾曲
体1の操作部4を親指と人指し指で挟み軽く押圧する
と、前記脚部2の先端が内側に変位し、その結果、前記
係合突起3、3と前記係合段部16、16との係合が外れ前
記湾曲体1を前記ケーシング8から簡単に離脱させるこ
とができる。
体1の操作部4を親指と人指し指で挟み軽く押圧する
と、前記脚部2の先端が内側に変位し、その結果、前記
係合突起3、3と前記係合段部16、16との係合が外れ前
記湾曲体1を前記ケーシング8から簡単に離脱させるこ
とができる。
以上詳細に説明したように本考案によれば、簡単に着脱
できるため、一つの湾曲体を種々の物品に共通に使用で
きるようになり、携行する物品を変える度に被服に付け
直す必要がなくなるようにできる。また、物品を種々製
造し販売する業者にとっては湾曲体をどの製品にも使え
るようになり経済的にも作業効率的にも有利な製品を提
供できるようになる。
できるため、一つの湾曲体を種々の物品に共通に使用で
きるようになり、携行する物品を変える度に被服に付け
直す必要がなくなるようにできる。また、物品を種々製
造し販売する業者にとっては湾曲体をどの製品にも使え
るようになり経済的にも作業効率的にも有利な製品を提
供できるようになる。
第1図は本考案に係る物品係止具の湾曲体の斜視図、 第2図(a)、(b)はケーシングを示す平面図、 第3図(a)、(b)はケーシングを示す概略側断面図
である。 1……湾曲体、3……係合突起、8(8a、8b)……ケー
シング、15……ガイド溝、16……係合段部.
である。 1……湾曲体、3……係合突起、8(8a、8b)……ケー
シング、15……ガイド溝、16……係合段部.
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチック、金属その他の材料でほぼU
字状の湾曲体を形成し、該湾曲体の両端近傍の側面に係
合突起を形成し、且つ、前記湾曲体を逆U字状に見たと
きに頂部となる部分に紐や鎖を挿通する孔を形成し、一
方、被係止体には前記湾曲体を内部へ案内するガイド部
材と前記係合突起と係合する係合段部を形成し前記湾曲
体で、時計、方位磁石、万歩計、コインホルダーその他
の小間物になる前記被係止体を係止できるようにしたこ
とを特徴とする物品係止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989071205U JPH0755931Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 物品係止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989071205U JPH0755931Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 物品係止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311814U JPH0311814U (ja) | 1991-02-06 |
JPH0755931Y2 true JPH0755931Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31608027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989071205U Expired - Lifetime JPH0755931Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 物品係止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755931Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH026809Y2 (ja) * | 1986-01-27 | 1990-02-19 |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1989071205U patent/JPH0755931Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0311814U (ja) | 1991-02-06 |
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