JPH026809Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH026809Y2 JPH026809Y2 JP1046386U JP1046386U JPH026809Y2 JP H026809 Y2 JPH026809 Y2 JP H026809Y2 JP 1046386 U JP1046386 U JP 1046386U JP 1046386 U JP1046386 U JP 1046386U JP H026809 Y2 JPH026809 Y2 JP H026809Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- hole
- main body
- draw
- biting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 241000282472 Canis lupus familiaris Species 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は紐ネクタイ等の紐締具、犬などの愛
玩動物の首輪を兼ねる引き紐の首輪部調節具(以
下紐締具と総称する)に関するものである。
玩動物の首輪を兼ねる引き紐の首輪部調節具(以
下紐締具と総称する)に関するものである。
紐締具として、一端に紐の二つ折り折曲げ部
(以下環部という)引出し孔、他端に前記紐の遊
離両端(以下両端という)引出し孔をそなえる中
空の本体と前記本体内に装填される紐噛込み部材
とからなり、本体の環部引出し孔から内側は左右
側壁を奥広がりのテーパとし、紐噛込み部材には
本体の少なくとも一面に形成した両孔方向の長孔
を貫通する軸をそなえ且つ軸の先端に操作ボタン
をそなえた形式のものがある(実公昭48−7267
号、実公昭59−42867号)。
(以下環部という)引出し孔、他端に前記紐の遊
離両端(以下両端という)引出し孔をそなえる中
空の本体と前記本体内に装填される紐噛込み部材
とからなり、本体の環部引出し孔から内側は左右
側壁を奥広がりのテーパとし、紐噛込み部材には
本体の少なくとも一面に形成した両孔方向の長孔
を貫通する軸をそなえ且つ軸の先端に操作ボタン
をそなえた形式のものがある(実公昭48−7267
号、実公昭59−42867号)。
上記従来の紐締具は、これに紐を二つ折りした
状態でその環部を紐の両端引出し孔から挿入し紐
の環部引出し孔から引出し、且つ環部を引締めて
紐噛込み部材を環部引出し孔側に移動すると共に
紐に噛込ませることで紐の環部が緩まないように
なつているのであるが、紐の遊離両端側が緩んで
いると紐を噛み込んでいる部材の噛込みが緩むお
それがある。その理由は紐の環部引出し孔から内
側で左右側壁が奥広がりのテーパとなつているこ
とに起因すると思われる。
状態でその環部を紐の両端引出し孔から挿入し紐
の環部引出し孔から引出し、且つ環部を引締めて
紐噛込み部材を環部引出し孔側に移動すると共に
紐に噛込ませることで紐の環部が緩まないように
なつているのであるが、紐の遊離両端側が緩んで
いると紐を噛み込んでいる部材の噛込みが緩むお
それがある。その理由は紐の環部引出し孔から内
側で左右側壁が奥広がりのテーパとなつているこ
とに起因すると思われる。
この考案は、紐の環部引出し孔から内側の前記
奥広がりテーパをそなえているにもかかわらず、
紐の遊離両端側が緩んでも紐噛込み部材の噛込み
が緩むおそれなき紐締具とするにある。
奥広がりテーパをそなえているにもかかわらず、
紐の遊離両端側が緩んでも紐噛込み部材の噛込み
が緩むおそれなき紐締具とするにある。
上記の問題点を解決するために、この考案は紐
噛込み部材を、本体の紐両端引出し孔側に固定し
て紐の環部引出し孔に達する支軸に通して進退自
在とし、且つ紐噛込み部材には常時支軸から抜け
る方向への復元性を付与した紐締具としたもので
ある。
噛込み部材を、本体の紐両端引出し孔側に固定し
て紐の環部引出し孔に達する支軸に通して進退自
在とし、且つ紐噛込み部材には常時支軸から抜け
る方向への復元性を付与した紐締具としたもので
ある。
本体から引出した紐の環部を引締めた状態で、
紐噛込み部材を後退させていた操作ボタンを放す
と、紐噛込み部材は付与された復元弾性で支軸の
先側に移動し紐の環部の、引出し孔内の紐部を噛
み込み、紐の両端側が緩んでも紐の噛み込みが緩
むことがない。
紐噛込み部材を後退させていた操作ボタンを放す
と、紐噛込み部材は付与された復元弾性で支軸の
先側に移動し紐の環部の、引出し孔内の紐部を噛
み込み、紐の両端側が緩んでも紐の噛み込みが緩
むことがない。
第1図は本考案に係る紐締め具の一例の分解斜
視図、第2図は同上の組立て状態の横断平面図で
あり1は本体、2は本体1内に装填された紐噛込
み部材である。
視図、第2図は同上の組立て状態の横断平面図で
あり1は本体、2は本体1内に装填された紐噛込
み部材である。
本体1は一端に紐3の二つ折りした折曲げ部
(環部)4の引出し孔5、他端に紐3の両端6,
6の引出し孔7をそなえる中空体であり、紐の環
部引出し孔5から内側は左右側壁が奥広がりのテ
ーパにしてある。aはテーパ部を示す。
(環部)4の引出し孔5、他端に紐3の両端6,
6の引出し孔7をそなえる中空体であり、紐の環
部引出し孔5から内側は左右側壁が奥広がりのテ
ーパにしてある。aはテーパ部を示す。
紐噛込み部材2は紐の環部引出し孔5側に移動
すると環部4の両紐部を孔壁に押して噛み込んで
紐が環部引出し孔5から抜け出るのを阻止する。
すると環部4の両紐部を孔壁に押して噛み込んで
紐が環部引出し孔5から抜け出るのを阻止する。
紐噛込み部材2には本体1の上下両面に形成し
た両孔5,7の方向の長孔8を貫通する軸9をそ
なえ、本体1外でこの軸に操作用ボタン10をそ
なえている。
た両孔5,7の方向の長孔8を貫通する軸9をそ
なえ、本体1外でこの軸に操作用ボタン10をそ
なえている。
以上は従来構造である。この考案は特に、紐の
両端引出し孔7側に支軸11が固定してあつてそ
の先側は紐の環部引出し孔5にまで達しており、
この支軸に紐噛込み部材2が進退自在に通してあ
る。12は支軸通し用孔である。
両端引出し孔7側に支軸11が固定してあつてそ
の先側は紐の環部引出し孔5にまで達しており、
この支軸に紐噛込み部材2が進退自在に通してあ
る。12は支軸通し用孔である。
又紐噛込み部材2は常時紐の環部引出し孔5の
方への復元性が付与されている。13は復元性付
与のための、紐噛込み部材2と支軸11の後端側
間に介在した圧縮コイルスプリングである。
方への復元性が付与されている。13は復元性付
与のための、紐噛込み部材2と支軸11の後端側
間に介在した圧縮コイルスプリングである。
本体1は、紐噛込み部材2を支軸11に通す必
要から前後の分割体14a,14bにしてあつ
て、両分割体の嵌合部には雌雄嵌合して係止する
突部15とその嵌合用孔16が形成してある。
要から前後の分割体14a,14bにしてあつ
て、両分割体の嵌合部には雌雄嵌合して係止する
突部15とその嵌合用孔16が形成してある。
又図示の紐締具は、使用する紐3を平紐とする
ために、特に紐の両端引出し孔7が縦長にしてあ
り、従つて本体1の外側厚みが大になつている。
ために、特に紐の両端引出し孔7が縦長にしてあ
り、従つて本体1の外側厚みが大になつている。
第3図第4図は丸紐3a用の紐締具を示し、紐
の両端引出し孔7aは紐3aを通し得るだけの大
きさとし、従つて本体1aの外側厚みが比較的薄
く、長孔8は本体1aの一面側にのみ設けてあ
る。
の両端引出し孔7aは紐3aを通し得るだけの大
きさとし、従つて本体1aの外側厚みが比較的薄
く、長孔8は本体1aの一面側にのみ設けてあ
る。
この紐締具の使用は、第1図第2図の形状のも
のに基いて説明すると、2つ折りに折曲げた紐3
を図示のように通し、両紐部間に紐噛込み部材2
を位置させ、紐3の環部4を目的物にかけ渡した
状態で本体1から引出した紐の後側両端6,6部
分を持つて本体1を環部4側に移動し引締める
と、紐噛込み部材2は常時前進方向の復元性を有
するので噛み込み状態が緩むことがない。
のに基いて説明すると、2つ折りに折曲げた紐3
を図示のように通し、両紐部間に紐噛込み部材2
を位置させ、紐3の環部4を目的物にかけ渡した
状態で本体1から引出した紐の後側両端6,6部
分を持つて本体1を環部4側に移動し引締める
と、紐噛込み部材2は常時前進方向の復元性を有
するので噛み込み状態が緩むことがない。
環部4を緩めたい場合は操作ボタン10を操作
し、紐噛込み部材2を強制的に後退させる。
し、紐噛込み部材2を強制的に後退させる。
この考案の紐締具とすることにより次のような
効果がある。
効果がある。
(1) 紐噛込み部材は支軸に通して進退するので進
退作動がスムーズである。
退作動がスムーズである。
(2) 紐噛込み部材は常時紐の環部引出し孔側への
復元性が付与してあるので、引き紐側が緩んで
いても紐の噛み込みが緩むおそれがない。
復元性が付与してあるので、引き紐側が緩んで
いても紐の噛み込みが緩むおそれがない。
第1図第3図は本考案紐締具の各例の分解斜視
図、第2図第4図は同上の組立て状態の横断平面
図である。 1,1a……本体、2……紐噛込み部材、5…
…紐の環部引出し孔、a……テーパ部、7,7a
……紐の両端引出し孔、8……長孔、9……軸、
10……操作ボタン、11……支軸、13……コ
イルスプリング、3,3a……紐、4……紐の環
部、6……紐の両端。
図、第2図第4図は同上の組立て状態の横断平面
図である。 1,1a……本体、2……紐噛込み部材、5…
…紐の環部引出し孔、a……テーパ部、7,7a
……紐の両端引出し孔、8……長孔、9……軸、
10……操作ボタン、11……支軸、13……コ
イルスプリング、3,3a……紐、4……紐の環
部、6……紐の両端。
Claims (1)
- 一端に紐の二つ折り折曲げ部引出し孔、他端に
前記紐の遊離両端引出し孔をそなえる中空の本体
と、前記本体内に装填される紐噛込み部材とから
なり、前記本体の紐折曲げ部引出し孔から内側は
左右側壁を奥広がりのテーパとし、紐噛込み部材
には本体の少なくとも一面に形成した両孔方向の
長孔を貫通する軸をそなえ且つ軸の先端に操作ボ
タンをそなえた紐締具において、前記紐噛込み部
材は前記本体の紐遊離端引出し孔側に固定して紐
折曲げ部引出し孔に達する支軸に通して進退自在
とし、且つ紐噛込み部材には常時支軸から抜ける
方向への復元性を付与したことを特徴とする紐締
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1046386U JPH026809Y2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1046386U JPH026809Y2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134409U JPS62134409U (ja) | 1987-08-24 |
JPH026809Y2 true JPH026809Y2 (ja) | 1990-02-19 |
Family
ID=30796778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1046386U Expired JPH026809Y2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH026809Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3333452A1 (en) | 2016-12-06 | 2018-06-13 | Nifco Inc. | Cord lock |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0755931Y2 (ja) * | 1989-06-20 | 1995-12-25 | タマパック株式会社 | 物品係止具 |
KR100366279B1 (ko) * | 2000-12-26 | 2003-01-09 | 권혁수 | 목걸이 줄의 걸이 위치 조절장치. |
JP6873873B2 (ja) * | 2017-09-11 | 2021-05-19 | 株式会社ニフコ | コードロック |
-
1986
- 1986-01-27 JP JP1046386U patent/JPH026809Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3333452A1 (en) | 2016-12-06 | 2018-06-13 | Nifco Inc. | Cord lock |
US10398197B2 (en) | 2016-12-06 | 2019-09-03 | Nifco Inc. | Cord lock |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62134409U (ja) | 1987-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH026809Y2 (ja) | ||
JPH0211293U (ja) | ||
JPH0486022U (ja) | ||
JPH0316487Y2 (ja) | ||
JPS5937011Y2 (ja) | 釣用筒形リ−ルシ−トにおける摺動スリ−ブと螺環との係合構造 | |
JPH0382755U (ja) | ||
JP2530259Y2 (ja) | リール用ケース | |
JP3032686U (ja) | 床束の内体仮保持機構 | |
JPS62192682U (ja) | ||
JPH0139278Y2 (ja) | ||
JPH0441237U (ja) | ||
JPS6124054Y2 (ja) | ||
JPH029237B2 (ja) | ||
JPH0287465U (ja) | ||
JPH0423714U (ja) | ||
JPS62177806U (ja) | ||
JPH0291209U (ja) | ||
JPS63176566U (ja) | ||
JPH0336515U (ja) | ||
JPH0466075U (ja) | ||
JPH0271189U (ja) | ||
JPS63102279U (ja) | ||
JPS63143521U (ja) | ||
JPS6298543U (ja) | ||
JPS6339213B2 (ja) |