JP3342781B2 - 減光式煙感知器における送光部、受光部および減光式煙感知器 - Google Patents

減光式煙感知器における送光部、受光部および減光式煙感知器

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JP3342781B2 JP05514995A JP5514995A JP3342781B2 JP 3342781 B2 JP3342781 B2 JP 3342781B2 JP 05514995 A JP05514995 A JP 05514995A JP 5514995 A JP5514995 A JP 5514995A JP 3342781 B2 JP3342781 B2 JP 3342781B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災報知設備における
減光式煙感知器にかかり、特に、送光部における送光用
LEDの発光量を制御する減光式煙感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の減光式煙感知器において、送光部
における送光用LEDの発光量を調整する場合、送光用
LEDの発光量を変化させる可変抵抗が、送光用LED
と直列に設けられ、また、この可変抵抗の抵抗値を調整
する孔が送光部に設けられ、この孔にドライバー等を挿
通し、そのドライバを調整者が手で回すことによって、
上記可変抵抗の値を変化させ、送光用LEDの発光量を
制御している。
【0003】一方、受光部においては、送光部からの光
を受け、その受光量が所定の範囲に達しているか否かを
検出し、この検出量が所定の基準値範囲に達したとき
に、送光用LEDの発光量の調整を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、減
光式煙感知器は受光部と送光部との距離が比較的長いの
で、上記従来例においては、送光部における発光量を制
御するために、送光部を調整する作業者が1人必要であ
り、また、受光部において受光量を測定する作業者が別
に1人必要であり、したがって、送光部の発光量調整に
少なくとも2人の作業者が必要であり、作業者の少人数
化という点からは問題がある。
【0005】一方、上記従来例において、送光部におけ
る発光量を調整する作業者が、受光部において受光量を
測定するようにすれば、1人の作業者でも送光部の発光
量を調整することができるものの、発光量を少し変える
度に、送光部と受光部との間を往復する必要があり、特
に、送光部の発光量を微調整する段階では、送光部と受
光部との間を作業者が頻繁に往復する必要が生じ、1人
の作業者が送光部の発光量を適切に調整するには、長時
間かかるという問題がある。
【0006】本発明は、減光式煙感知器における送光部
の発光量を1人の作業者が適切に調整することができ、
しかも迅速に調整することができる減光式煙感知器を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、受光部と送光
部との間に同期線が接続され、上記同期線を介して上記
受光部から上記送光部に送られた同期パルスに基づい
て、上記送光部における送光用LEDが発光する減光式
煙感知器において、上記同期パルスの幅を検出するパル
ス幅検出手段と、上記パルス幅検出手段が検出した上記
同期パルスの幅が、通常幅と同じであれば、発光量を変
化させず、上記同期パルスの幅が、上記通常幅と同じで
なければ、上記同期パルスの幅に応じて、上記送光用L
EDが発光する発光量を制御する発光量制御手段とを有
する減光式煙感知器における送光部である。
【0008】
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である減光式煙感
知器SE1を示すブロック図である。
【0010】この減光式煙感知器SE1は、送光部10
と受光部20とを有し、送光部10と受光部20との間
に同期線兼電源線30が接続され、この同期線兼電源線
30を介して受光部20から送光部10に同期パルスが
送られている。
【0011】送光部10は、送光用LED11と、LE
Dドライブ回路12と、LEDドライブ回路12と直列
に接続されている発光量調整回路13とを有する。
【0012】発光量調整回路13は、複数の抵抗を有
し、後述するパルス幅検出回路15が出力する制御信号
に応じて、その複数の抵抗の中から所望に抵抗値の抵抗
を選択するものである。つまり、発光量調整回路13
は、パルス幅検出手段が検出した同期パルスの幅に応じ
て、送光用LEDが発光する発光量を制御する発光量制
御手段の例である。
【0013】また、送光部10は、送受光部インタフェ
ース14と、パルス幅検出回路15と、発光タイマ回路
16と、発振回路17と、定電圧回路18と、定電流回
路19とを有する。
【0014】パルス幅検出回路15は、受光部20から
受けた同期パルスの幅を検出するパルス幅検出手段の例
であり、その同期パルスの幅と監視状態における同期パ
ルスの幅(通常幅)とを比較し、同期パルスの幅が上記
通常幅よりも広いことを検出したときに、そのときにお
ける送光用LED11の発光量を所定量だけ増加させる
制御信号を発光量調整回路13に送り、一方、同期パル
スの幅が上記通常幅よりも狭いことを検出したときに、
そのときにおける送光用LED11の発光量を所定量だ
け減少させる制御信号を発光量調整回路13に送る回路
である。
【0015】発光タイマ回路16は、同期信号の立ち上
がりから所定時間、発振回路17を起動する信号を発生
させる回路である。発振回路17は、発光タイマ回路1
6から起動信号を受けている間、所定周波数の信号を出
力し、この所定周波数信号に応じて、LEDドライブ回
路12を動作させる回路である。この発振回路17は、
フラッシュ等のノイズによって受光部20が動作するこ
とを防止するものであるが、省略するようにしてもよ
い。
【0016】受光部20は、受光部における受光量に応
じて、同期パルスのパルス幅を変化させるものであり、
受光素子21と、増幅回路22と、サンプルホールド回
路23と、マイコン(マイクロコンピュータ)24と、
監視/調整切り換えスイッチ25と、送受光部インタフ
ェース26と、送受信回路27とを有する。
【0017】マイコン24は、監視/調整切換スイッチ
25が調整側に切り換えられているときに、そのときに
受光した受光量と所定の基準レベル範囲とを比較し、受
光量から最低基準レベルを差引いた差のレベルLs1が
正であれば、同期パルスのパルス幅を、監視状態におけ
る同期パルスの通常幅よりも広くし、一方、差のレベル
Ls1が負で、かつ受光量から最高基準レベルを差引い
た差のレベルLs2が負であれば、同期パルスのパルス
幅を、監視状態における同期パルスの通常幅よりも狭く
する手段である。
【0018】なお、上記とは逆にしてもよく、すなわ
ち、差のレベルLs1が正であれば、同期パルスのパル
ス幅を、上記通常幅(監視状態における同期パルスの
幅)よりも狭くし、一方、差のレベルLs1およびLs
2が負であれば、同期パルスのパルス幅を、上記通常幅
よりも広くするようにしてもよい。
【0019】つまり、マイコン24は、監視/調整切換
スイッチ25が調整側に切り換えられているときに、そ
のときに受光した受光量と所定の基準レベル範囲とを比
較し、受光量と最低基準レベルとの差のレベルLs1お
よび受光量と最大基準レベルとの差のレベルLs2の正
負に応じて、同期パルスのパルス幅を変化させるパルス
幅制御手段の例である。
【0020】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0021】図2は、上記実施例中の受光部20の動作
を示すフローチャートである。
【0022】まず、送光部10における送光用LED1
1の発光量を調整する前は、監視/調整切換スイッチ2
5が監視側に切り換わっているので(S1)、送光部1
0からの光を受光し、この受光量に基づいて火災監視を
行う(S2)。
【0023】送光部10における送光用LED11の発
光量を調整したければ、作業者は、監視/調整切換スイ
ッチ25を調整側に切り換える。このときに、監視状態
における同期パルス(通常幅の同期パルス)を送光部1
0に送り(S3)、受光し(S4)、その受光量から所
定の最低基準レベルを差引いた差のレベルLs1を求め
る(S5)。
【0024】差のレベルLs1が負であれば(S6)、
発光量が基準レベルよりも少ないので、発光量を増加さ
せるために、同期パルスの幅を広くし(S7)、この広
くした同期パルスを送光部10に送り、その後、同期パ
ルスの幅を通常幅に戻す(S11)。逆に、差のレベル
Ls1が正であれば(S6)、さらに、受光量から所定
の最高基準レベルを差引いた差のレベルLs2を求め
(S8)、差のレベルLs2が負またはゼロであれば
(S9)、送光部10における発光量が適切であるの
で、同期パルスの幅を変える必要がないので、ステップ
S1に戻る。また、差のレベルLs2が正であれば(S
9)、発光量が基準レベル範囲よりも多いので、発光量
を減少させるために、同期パルスの幅を狭くし(S1
0)、この狭くした同期パルスを送光部10に送り、そ
の後、同期パルスの幅を通常幅に戻す(S11)。
【0025】図3は、上記実施例中の送光部10の動作
を示すフローチャートである。
【0026】同期パルスを受信する度に(S21)、そ
のパルス幅を通常幅(監視状態における同期パルスの
幅)と比較し、受信した同期パルスの幅が通常幅と同じ
であれば(S22)、発光量を変化させる必要がないの
で、監視時における発光制御を行い(S23)、ステッ
プS21に戻る。
【0027】受信した同期パルスの幅が通常幅よりも広
ければ(S24)、発光量を1ピッチ分増加するよう
に、発光量調整回路13の抵抗値を制御する(S2
5)。その後は、増加された発光量と同じ発光量で発光
される。なお、上記1ピッチ分の発光量は必要に応じて
適宜定めればよい。その後、受信した同期パルスの幅が
通常幅よりも再び、広ければ、発光量をさらに1ピッチ
分増加するように、発光量調整回路13の抵抗値を制御
する(S24、S25)。
【0028】一方、受信した同期パルスの幅が通常幅よ
りも狭ければ(S24)、発光量を1ピッチ分減少する
ように、発光量調整回路13の抵抗値を制御する(S2
6)。その後は、減少された発光量と同じ発光量で発光
される。そして、受信した同期パルスの幅が通常幅より
も再び、狭ければ、発光量をさらに1ピッチ分減少する
ように、発光量調整回路13の抵抗値を制御する(S2
4、S26)。
【0029】上記動作を通じて、発光量が適正な範囲に
達すれば、受信した同期パルスの幅が通常幅と同じにな
り(S22)、受信側では同期パルスの幅を変化させる
動作を行わない。なお、受信した同期パルスの幅と通常
幅との差が所定の範囲に入れば、受信した同期パルスの
幅と通常幅とが同じであるとして処理することが実際的
である。
【0030】また、上記動作を通じて発光量が適正な範
囲に達すれば、受光部20は図示しない調整終了表示灯
を点灯し、送光部10における発光量の調整が終了した
ことを示す。作業者は、その調整終了表示灯の点灯を見
た後に、監視/調整切換スイッチ25を監視側に切り換
えれば、減光式煙感知器SE1は通常の監視状態に戻
る。または、調整終了表示灯の点灯を見た後に、監視/
調整切換スイッチ25を監視側に切り換えしかも図示し
ないリセットスイッチでリセットすることによって、減
光式煙感知器SE1が通常の監視状態に戻るようにして
もよい。
【0031】図4は、上記実施例における受光部20の
別の動作を示すフローチャートである。
【0032】このフローチャートは、受光量と基準レベ
ルとの差の値に応じて、同期パルスの幅を広くしたり狭
くしたりするものであり、受光量と基準レベルとの差の
値と同期パルスの変化幅とを対応させたものである。
【0033】図4に示すフローチャートは、受光量から
基準レベルを差引いた差のレベルLsおよび受光量から
最低基準レベルを差引いた差のレベルLs1を求める動
作(S5a)と、差のレベルLs1が負であるときに、
差のレベルLsの値に応じて、同期パルスの幅を広くす
る動作(S7a)と、差のレベルLs1および差のレベ
ルLs2が正であるときに、差のレベルLsの値に応じ
て、同期パルスの幅を狭くする動作(S10a)とが、
図2に示すフローチャートとが異なり、それ以外の動作
は、図2に示すフローチャートの動作と同じである。つ
まり、図4に示すフローチャートにおいては、差のレベ
ルLs1が負であるときには、差のレベルLsの絶対値
が大きい程、同期パルスの幅がより広くなり、差のレベ
ルLs1および差のレベルLs2が正であるときには、
差のレベルLsの値が大きい程、同期パルスの幅がより
狭くなる。
【0034】なお、逆に、差のレベルLs1が負である
ときには、差のレベルLsの絶対値が大きい程、同期パ
ルスの幅がより狭くなり、差のレベルLs1および差の
レベルLs2が正であるときには、差のレベルLsの値
が大きい程、同期パルスの幅がより広くなるようにして
もよい。また、S11の動作を省いて、差のレベルLs
1が正で(S6)、かつ差のレベルLs2が負またはゼ
ロであるときに(S9)、同期パルスの幅を通常幅に戻
すようにしてもよい。
【0035】図5は、上記実施例における送光部10の
別の動作を示すフローチャートである。
【0036】このフローチャートは、受信した同期パル
スの幅と通常幅との差の値に応じて、発光量を制御する
ものであり、受信した同期パルスの幅と通常幅との差
と、発光量の増減量とを対応させたものである。
【0037】図5に示すフローチャートは、受信した同
期パルスの幅が通常幅よりも広いときに、受信した同期
パルスの幅と通常幅との差に応じた発光量を増加するよ
うに、発光量調整回路の抵抗値を制御する動作(S25
a)と、受信した同期パルスの幅が通常幅よりも狭いと
きに、受信した同期パルスの幅と通常幅との差の絶対値
に応じた発光量を減少するように、発光量調整回路の抵
抗値を制御する動作(S26a)とが異なり、それ以外
の動作は、図3に示すフローチャートの動作と同じであ
る。
【0038】なお、上記とは逆に、受信した同期パルス
の幅が通常幅よりも広いときに、受信した同期パルスの
幅と通常幅との差に応じた発光量を減少するようにし、
受信した同期パルスの幅が通常幅よりも狭いときに、受
信した同期パルスの幅と通常幅との差の絶対値に応じた
発光量を減少するようにしてもよい。
【0039】つまり、発光調整回路13は、同期パルス
の幅が所定のパルス幅よりも広いことをパルス幅検出手
段が検出したときに、所定のパルス幅よりも検出された
同期パルスの幅が広い量に応じて、そのときにおける送
光用LEDの発光量を増加させ、この増加した発光量を
維持し、一方、同期パルスの幅が所定のパルス幅よりも
狭いことをパルス幅検出手段が検出したときに、所定の
パルス幅よりも検出された同期パルスの幅が狭い量に応
じて、そのときにおける送光用LEDの発光量を減少さ
せ、この減少した発光量を維持する発光量制御手段の例
である。
【0040】図6は、本発明の他の実施例である減光式
煙感知器SE2を示すブロック図である。
【0041】減光式煙感知器SE2は、基本的には、減
光式煙感知器SE1と同じであり、減光式煙感知器SE
1におけるパルス幅検出回路15、発光タイマ回路1
6、発振回路17の代りに、これらと同様の機能を有す
るマイコン(マイクロコンピュータ)15Aを使用した
ものである。
【0042】なお、減光式煙感知器SE1、SE2の受
光部20において、センサレベル出力回路を設けるよう
にしてもよい。このセンサレベル出力回路は、サンプル
ホールド回路23の出力値に対応した電圧を出力する回
路であって、増幅回路22の出力レベルが適正値である
ときに、所定電圧(たとえば8V)を出力する電圧変換
回路である。このようなセンサレベル出力回路を設けれ
ば、この出力電圧を作業者が測定することによって、増
幅回路22の出力レベルが適正値に維持されていること
を作業者が視認できる。
【0043】また、発光量調整回路13において、複数
の抵抗の代りに、内部抵抗値が変化する半導体素子を使
用するようにしてもよい。さらに、送光部10、10A
において、定電流回路19の負荷と並列にコンデンサを
接続すれば、送光用LED11を安定して発光させるこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、減光式煙感知器におけ
る送光部の発光量を1人の作業者が適切に調整すること
ができ、しかも迅速に調整することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である減光式煙感知器SE1
を示すブロック図である。
【図2】上記実施例中の受光部20の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】上記実施例中の送光部10の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】上記実施例における受光部20の別の動作を示
すフローチャートである。
【図5】上記実施例における送光部10の別の動作を示
すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例である減光式煙感知器SE
2を示すブロック図である。
【符号の説明】
SE1、SE2…減光式煙感知器、 10、10A…送光部、 11…送光用LED、 12…LEDドライブ回路、 13…発光量調整回路、 14…送受光部インタフェース、 15…パルス幅検出回路、 20…受光部、 21…受光素子、 24…マイコン、 25…監視/調整切換スイッチ、 26…送受光部インタフェース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 - 17/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光部と送光部との間に同期線が接続さ
    れ、上記同期線を介して上記受光部から上記送光部に送
    られた同期パルスに基づいて、上記送光部における送光
    用LEDが発光する減光式煙感知器において、 上記同期パルスの幅を検出するパルス幅検出手段と;上記パルス幅検出手段が検出した上記同期パルスの幅
    が、通常幅と同じであれば、発光量を変化させず、上記
    同期パルスの幅が、上記通常幅と同じでなければ、 上記
    同期パルスの幅に応じて、上記送光用LEDが発光する
    発光量を制御する発光量制御手段と; を有することを特徴とする減光式煙感知器における送光
    部。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記発光量制御手段は、上記同期パルスの幅が所定のパ
    ルス幅よりも広いことを上記パルス幅検出手段が検出し
    たときに、そのときにおける上記送光用LEDの発光量
    を所定量だけ増加させ、この増加した発光量を維持し、
    一方、上記同期パルスの幅が上記所定のパルス幅よりも
    狭いことを上記パルス幅検出手段が検出したときに、そ
    のときにおける上記送光用LEDの発光量を所定量だけ
    減少させ、この減少した発光量を維持する手段であるこ
    とを特徴とする減光式煙感知器における送光部。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記発光量制御手段は、上記同期パルスの幅が所定のパ
    ルス幅よりも広いことを上記パルス幅検出手段が検出し
    たときに、上記所定のパルス幅よりも上記検出された同
    期パルスの幅が広い量に応じて、そのときにおける上記
    送光用LEDの発光量を増加させ、この増加した発光量
    を維持し、一方、上記同期パルスの幅が上記所定のパル
    ス幅よりも狭いことを上記パルス幅検出手段が検出した
    ときに、上記所定のパルス幅よりも上記検出された同期
    パルスの幅が狭い量に応じて、そのときにおける上記送
    光用LEDの発光量を減少させ、この減少した発光量を
    維持する手段であることを特徴とする減光式煙感知器に
    おける送光部。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3において、 上記所定のパルス幅は、監視状態における同期パルスの
    幅であることを特徴とする減光式煙感知器における送光
    部。
  5. 【請求項5】 受光部と送光部との間に同期線が接続さ
    れ、上記同期線を介して上記受光部から上記送光部に送
    られた同期パルスに基づいて、上記送光部における送光
    用LEDが発光する減光式煙感知器において、 上記受光部における受光量に応じて、上記同期パルスの
    パルス幅を変化させる同期パルス幅変化手段と; 監視/調整切換スイッチと; この監視/調整切換スイッチが調整側に切り換えられて
    いるときに、そのときに受光した受光量と所定の基準レ
    ベルとを比較し、上記受光量と上記基準レベルとの差の
    正負に応じて、上記同期パルスのパルス幅を変化させる
    パルス幅制御手段と; を有する ことを特徴とする減光式煙感知器における受光
    部。
  6. 【請求項6】 受光部と送光部との間に同期線が接続さ
    れ、上記同期線を介して上記受光部から上記送光部に送
    られた同期パルスに基づいて、上記送光部における送光
    用LEDが発光する減光式煙感知器において、 上記受光部における受光量に応じて、上記同期パルスの
    パルス幅を変化させるパルス幅変化手段と; 上記同期パルスの幅を検出するパルス幅検出手段と;上記パルス幅検出手段が検出した上記同期パルスの幅
    が、通常幅と同じであれば、発光量を変化させず、上記
    同期パルスの幅が、上記通常幅と同じでなければ、 上記
    同期パルスの幅に応じて、上記送光用LEDが発光する
    発光量を制御する発光量制御手段とを有し、上記パルス
    幅変化手段が上記受光部に設けられ、上記パルス幅検出
    手段と上記発光量制御手段とが上記送光部に設けられて
    いることを特徴とする減光式煙感知器。
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