JPH07147192A - 照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置

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Publication number
JPH07147192A
JPH07147192A JP5293625A JP29362593A JPH07147192A JP H07147192 A JPH07147192 A JP H07147192A JP 5293625 A JP5293625 A JP 5293625A JP 29362593 A JP29362593 A JP 29362593A JP H07147192 A JPH07147192 A JP H07147192A
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JP
Japan
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signal
intensity
unit
control
light source
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Withdrawn
Application number
JP5293625A
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English (en)
Inventor
Rei Horiguchi
玲 堀口
Nobuo Iwata
信男 岩田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明器具にアドレスを付与することなく、ま
た、親器を必要とせずに、容易に最適な照度分布を得
る。 【構成】 光源4と、外部からの信号を受信する信号受
信部5と、信号受信部5で受信した信号を解読して光源
4の出力を制御する制御部6とを備えてなる複数の照明
器具2と、照明器具2の信号受信部5に信号を送出する
少なくとも1つの信号送信部3とを有してなる照明制御
装置1において、照明器具2の信号受信部5に、信号受
信部5で受信した信号の強度を測定する信号強度検出部
11を設け、受信した信号の強度を測定する共に、その
信号の強度に応じた制御信号を制御部6に出力する制御
信号変換部12を設け、受信した信号の強度に応じて光
源4の出力を制御した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号受信部を有してな
る複数の照明器具を、少なくとも1つの信号送信部で制
御する照明制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10乃至図12は、従来の第1の照明
制御装置1(第1の従来例)を示すものであり、照明制
御装置1は、複数の照明器具2と、1つの信号送信部3
により構成されている。
【0003】照明器具2は、光源4を有してなり、その
器具固有のアドレスを持たず、外部からのリモコン信号
等の信号を受信する信号受信部5と、その信号受信部5
で受信した信号を解読して光源3を点滅あるいは調光制
御する制御部6とを有して構成されている。また、この
ような複数の照明器具2は、それぞれ独立して配設され
ており、1つのリモコン等の信号送信部3から信号を送
信することにより、その信号を信号受信部5で受信した
照明器具2の光源3が点滅あるいは調光制御される。た
とえば、図11に示すように照明器具2である器具A乃
至器具Fが配設され、信号送信部3の信号送信範囲が器
具B乃至器具Fをカバーする状態であった場合には、照
明器具2の出力は、図12に示すように、器具B乃至器
具Fが同様に制御されて、略均一の出力とされる。
【0004】また、図13及び図14は、従来の第2の
照明制御装置1(第2の従来例)を示すものであり、前
記第1の従来例と異なる点は、照明器具2に個々のアド
レスを設定するDip スイッチ等のアドレス設定部7が設
けられ、信号送信部3からアドレスを指定して信号を送
信する点であり、他は前記第1の従来例と同様に構成さ
れている。
【0005】このように構成された照明制御装置1で
は、たとえば、照明器具2である器具Dに100%、器
具C及び器具Eに60%、器具B及び器具Fに20%の
調光信号を、それぞれのアドレスを付して送信すると、
照明器具2である器具A乃至器具Fは、その信号を受信
して、信号に付加されたアドレスによりその信号が自己
に対する信号かどうかを判別し、自己に対するものであ
れば、その信号を取り込んで自己の器具2を制御し、そ
の出力が、図14に示すようにそれぞれ指定した通りに
器具によって異なる出力とされる。
【0006】また、図15及び図16は、従来の第3の
照明制御装置1(第3の従来例)を示すものであり、前
記第2の従来例と異なる点は、全ての照明器具2を信号
線8を介して制御部である親器9に接続し、また、その
信号線に昼光センサ10を接続した点であり、他は前記
第2の従来例と同様に構成されている。
【0007】照明器具2である器具A乃至器具Eは、昼
光センサ10の出力によって親器9により制御され、昼
光センサ10の出力により、それぞれの照明器具2をど
のように制御するかは、あらかじめ親器9に設定されて
おり、たとえば、昼光センサ10の出力が所定レベル以
下の場合には、図16(a) に示すように全ての照明器具
2の出力は、たとえば100%と全て同一の出力とさ
れ、昼光センサのレベルが上がると、たとえば図16
(b) に示すように、器具Dは器具A乃至器具Cよりも少
し低く、器具Eではさらに低く調光制御される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された第1の従来例に示す照明制御装置1に
おいては、信号を受信した全ての照明器具2が同一の出
力に制御されるため、不要なエリアをも必要なエリアと
同一の状態で点灯させることになり無駄が多く、最適な
照度分布を得ることができないという問題点があった。
【0009】また、第2の従来例に示す照明制御装置1
においては、各照明器具2にアドレスを設定する必要が
あり、その設定には手間がかかるばかりか、照明器具2
に制御指令を出す際にも、アドレスを指示しなければ照
明器具2の制御ができないという問題点があった。
【0010】さらには、第3の従来例に示す照明制御装
置1においては、照明制御装置1全体の制御を行う親器
9が必要であるばかりか、親器9や照明器具2を信号線
8により接続しておく必要があり、また、昼光センサ1
0の出力により制御される照明器具2の制御パターン
を、あらかじめ親器9に設定しておかなければならない
という問題点があった。
【0011】本発明は、上記の問題点を改善するために
なされたもので、その目的とするところは、照明器具に
アドレスを付与することなく、また、親器を必要とせず
に、容易に最適な照度分布が得られる照明制御装置を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、光源4
と、外部からの信号を受信する信号受信部5と、該信号
受信部5で受信した信号を解読して前記光源4の出力を
制御する制御部6とを備えてなる複数の照明器具2と、
該照明器具2の信号受信部5に信号を送出する少なくと
も1つの信号送信部3とを有してなる照明制御装置1に
おいて、前記照明器具2に、前記信号受信部5で受信し
た信号の強度を測定する信号強度検出部11を設け、受
信した信号の強度を測定する共に、該信号の強度に応じ
て制御信号を出力する制御信号変換部12を設け、受信
した信号の強度に応じて光源4の出力を制御したことを
特徴とするものである。
【0013】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記照明器具2に、前記光源4を点灯させるために用いら
れた第1の信号の強度を記憶させる記憶部13と、該記
憶部13に記憶された第1の信号の強度と新たに受信さ
れる第2の信号の強度を比較する比較演算部14を設
け、前記第1及び第2の信号の強度のうち、強い強度を
有する信号を前記制御部6に送出して前記光源4の出力
を制御すると共に、前記強い強度を有する信号を前記記
憶部13に記憶させたことを特徴とするものである。
【0014】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記照明器具2に、前記光源4を制御するための信号の強
度の最低動作レベルを設定する動作レベル判別部15を
設け、該動作レベル判別部15で、受信した信号の強度
を前記最低動作レベルと比較し、前記受信した信号の強
度が最低動作レベルに達しない場合には、受信した信号
を消去し、最低動作レベル以上の強度を有する信号のみ
により、前記光源4の出力を制御したことを特徴とする
ものである。
【0015】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、前記照明器具2に、受信した信号が強度に応じた制
御をすべき信号か強度に無関係に制御すべき信号かを判
別する信号コード判別部16を設け、該信号コード判別
部16により、受信した信号の強度に応じた光源4の制
御と、受信した信号の強度に無関係な光源4の制御とを
選択して行うことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】上記のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、照明器具2に、前記信号受信部5
で受信した信号の強度を測定する信号強度検出部11を
設け、受信した信号の強度を測定する共に、該信号の強
度に応じて制御信号を出力する制御信号変換部12を設
け、受信した信号の強度に応じて光源4の出力を制御し
たため、照明器具2にアドレスを付与することなく、ま
た、照明制御装置1全体を制御する親器を必要とせず
に、信号送信部3が向けられた照明器具2が最も明るく
調光制御でき、その照明器具2から離れるに従って徐々
に暗くなるように調光制御できて、照明器具2を調光制
御する人にとって必要なエリアで、容易に最適な照度分
布が得られる。これは、一般的には、照明器具2の信号
送信部3を操作する人は、その人の位置する場所で、天
井等に取り付けられた照明器具2に向かって信号送信部
3の操作を行うが、その操作は、操作する人に最も近い
照明器具2に向けて行うのが普通である。このため、信
号送信部3が向けられた照明器具2が、信号送信部3と
の距離が最も近くなり、その照明器具2から離れるにし
たがって、その距離も遠くなり、その距離に応じて、受
信される信号の強度も近い程強く、遠くなるにしたがっ
て弱くなっていくためである。
【0017】また、請求項2記載の発明にあっては、光
源4を点灯させるために用いられた第1の信号の強度を
記憶させる記憶部13と、該記憶部13に記憶された第
1の信号の強度と新たに受信される第2の信号の強度を
比較する比較演算部14を設け、前記第1及び第2の信
号の強度のうち、強い強度を有する信号を前記制御部6
に送出して前記光源4の出力を制御すると共に、前記強
い強度を有する信号を前記記憶部13に記憶させたた
め、異なる2ヵ所から照明器具2が調光制御された場
合、つまり、異なる2ヵ所で一定の照度レベルを得たい
場合であって、一部または全ての照明器具2が異なる2
ヵ所の両方から異なる強度を有する信号を受信した場合
にも、照明器具2にアドレスを付与することなく、ま
た、照明制御装置1全体を制御する親器を必要とせず
に、その異なる2ヵ所で容易に、かつ最適な照度分布を
得ることができる。
【0018】また、請求項3記載の発明にあっては、光
源4を制御するための信号の強度の最低動作レベルを設
定する動作レベル判別部15を設け、該動作レベル判別
部15で、受信した信号の強度を前記最低動作レベルと
比較し、前記受信した信号の強度が最低動作レベルに達
しない場合には、受信した信号を消去し、最低動作レベ
ル以上の強度を有する信号のみにより、前記光源4の出
力を制御したため、信号送信部3から送信された信号
が、天井や壁、室内の異物等で反射されて、不要なエリ
アの照明器具2の信号受信部5で受信されても、その信
号を無視して照明器具2の制御をすることができ、照明
器具2にアドレスを付与することなく、また、照明制御
装置1全体を制御する親器を必要とせずに、不要なエリ
アを照明せず、必要なエリアで容易に最適な照度分布を
得ることができる。
【0019】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、受信した信号が強度に応じた制御をすべき信号か強
度に無関係に制御すべき信号かを判別する信号コード判
別部16を設け、該信号コード判別部16により、受信
した信号の強度に応じた光源4の制御と、受信した信号
の強度に無関係な光源4の制御とを選択して行ったため
照明器具2にアドレスを付与することなく、また、照明
制御装置1全体を制御する親器を必要とせずに、受信し
た信号の強度に応じた制御と、受信した信号の強度に無
関係の制御を選択して行うことができる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明に係る照明制御装置1の第1
の実施例を示すものであり、前記第1の従来例と異なる
点は、照明器具2に、信号強度検出部11と、制御信号
変換部12が設けられた点であり、他は、前記第1の従
来例と同様に構成されている。
【0021】信号強度検出部11は、照明器具2の信号
受信部5に設けられ、受信した信号の強度を検出するも
ので、たとえば、その強度を電圧等の電気信号に変換す
るものである。また、制御信号変換部12は、その信号
強度検出部11から出力される信号受信部5で受信され
た信号の強度を示す電気信号を受けて、その強度に応じ
た制御信号を制御部6に送出するもので、たとえば、強
度に比例して調光比を変化させた信号を出力している。
【0022】このため、信号送信部3から送出された信
号は、信号受信部5で受信され、たとえば、その信号が
照明器具2の調光信号である場合、信号強度検出部11
でその強度が測定されて制御信号変換部12に送られ、
さらに制御信号変換部12でその強度に応じた(たとえ
ば比例した)信号とされて、制御部6により光源4の出
力を制御することになるのである。
【0023】このように本実施例における照明制御装置
1においては、照明器具2の信号受信部5に、その信号
受信部5で受信した信号の強度を測定する信号強度検出
部11を設け、受信した信号の強度を測定する共に、信
号の強度に応じて制御信号を出力する制御信号変換部1
2を設け、受信した信号の強度に応じて光源4の出力を
制御したため、照明器具2にアドレスを付与することな
く、また、照明制御装置1全体を制御する親器を必要と
せずに、信号送信部3が向けられた照明器具2が最も明
るく調光制御でき、その照明器具2から離れるに従って
徐々に暗くなるように調光制御できて、照明器具2を調
光制御する人にとって必要なエリアで、容易に最適な照
度分布が得られる。これは、一般的には、照明器具2の
信号送信部3を操作する人は、その人の位置する場所
で、天井等に取り付けられた照明器具2に向かって信号
送信部3の操作を行うが、その操作は、操作する人に最
も近い照明器具2に向けて行うのが普通である。このた
め、信号送信部3が向けられた照明器具2が、信号送信
部3との距離が最も近くなり、その照明器具2から離れ
るにしたがって、その距離も遠くなり、その距離に応じ
て、受信される信号の強度も近い程強く、遠くなるにし
たがって弱くなっていくためである。
【0024】図2乃至図4は、本発明に係る照明制御装
置1の第2の実施例を示すものであり、前記第1の実施
例と異なる点は、照明器具2に、記憶部13と、比較演
算部14を設けた点であり、他は、前記第1の実施例と
同様に構成されている。
【0025】記憶部13は、受信した信号の強度を記憶
するために制御信号変換部12に設けられ、制御信号を
受けて照明器具2が点灯制御されている間は、その時点
で自己の照明器具2を点灯している第1の信号の強度
(第1の信号強度)を記憶しているものであり、また、
比較演算部14は、1つの照明器具2が点灯中に新たな
第2の信号を受信した場合、その新たに受信した第2の
信号の強度(第2の信号強度)と、記憶部13に記憶さ
れた第1の信号強度とを比較し、第1及び第2の信号の
強度のうち、強い強度を有する信号を選択して制御信号
変換部12に送出すると共に、その強い強度を有する信
号の信号強度を記憶部13に記憶させるものである。
【0026】つまり、図3に示すように、まず、信号送
信部3である送信機aから信号が送出され、その信号送
信範囲内に位置する照明器具2である器具E乃至器具I
が、その第1の信号を受けてその信号強度(第1の信号
強度)により図4の(a) に示すような出力に調光制御さ
れており、その第1の信号強度は記憶部13に記憶され
ている。この状態で、異なる箇所から信号送信部3であ
る送信機bを操作すると、その信号送信範囲内に位置す
る照明器具2である器具B乃至器具Fで、その信号が受
信される。このとき、器具B乃至器具Fが点灯状態にな
ければ、それらは図4の(b) に示すような出力に調光制
御されるが、器具Eと器具Fでは、既に第1の信号強度
により光源4が点灯制御されているため、新たに受信し
た第2の信号の強度(第2の信号強度)と、記憶部に記
憶された第1の信号強度を、比較演算部14で比較し、
強い強度を有する信号を選択して、器具F乃至器具Iを
第1の信号により、器具B乃至器具Eを第2の信号によ
り制御し、その出力を図4の(c) に示すような出力とす
ると共に、その選択された信号の信号強度を記憶部13
に記憶させるのである。
【0027】なお、ここで、記憶部13と比較演算部1
4は、上述のような機能を有するものであれば、信号強
度検出部11と制御部6の間のどの位置に接続されたも
のであっても良い。
【0028】このように本実施例における照明制御装置
1においては、照明器具2に、光源4を点灯させるため
に用いられた第1の信号の強度を記憶させる記憶部13
と、その記憶部13に記憶された第1の信号の強度と新
たに受信される第2の信号の強度を比較する比較演算部
14を設け、第1及び第2の信号の強度のうち、強い強
度を有する信号を前記制御部6に送出して光源4の出力
を制御すると共に、その強い強度を有する信号を記憶部
13に記憶させたため、第1の実施例の効果に加えて、
異なる2ヵ所から照明器具2が調光制御された場合、つ
まり、異なる2ヵ所で一定の照度レベルを得たい場合で
あって、一部または全ての照明器具2が異なる2ヵ所の
両方から異なる強度を有する信号を受信した場合にも、
その異なる2ヵ所で容易に、かつ最適な照度分布を得る
ことができる。
【0029】図5乃至図7は、本発明に係る照明制御装
置1の第3の実施例を示すものであり、前記第1の実施
例と異なる点は、照明器具2に、動作レベル判別部15
を設けた点であり、他は、前記第1の実施例と同様に構
成されている。
【0030】動作レベル判別部15は、信号強度検出部
11に設けられ、信号受信部5で受信された信号の強度
を、あらかじめ設定された所定の強度レベルである最低
動作レベルと比較し、受信した信号の強度が最低動作レ
ベルに達しない信号を消去して、所定の強度レベル以上
の信号のみを制御信号変換部12に送出するものであ
る。図7の(a) は照明器具2の受信した信号強度を示す
もので、同図では、器具A乃至器具Cに信号が送られて
いるが、反射等により器具Eにも信号が受信されてい
る。一般に、このように反射等により入力される信号の
強度は、非常に弱いものである。そこで、動作レベル判
別部で、あらかじめ設定した所定値である最低動作レベ
ルと比較して、その最低動作レベルに達しない場合には
その信号を消去して、照明器具2である器具A乃至器具
Cを制御し、同図(b) に示すような出力を得るのであ
る。
【0031】このように本実施例における照明制御装置
1においては、照明器具2の信号強度検出部11に、光
源4を制御するための信号の強度の最低動作レベルを設
定する動作レベル判別部15を設け、その動作レベル判
別部15で、受信した信号の強度を最低動作レベルと比
較し、受信した信号の強度が最低動作レベルに達しない
場合には、受信した信号を消去し、最低動作レベル以上
の強度を有する信号のみにより、光源4の出力を制御し
たため、第1の実施例の効果に加えて、信号送信部3か
ら送信された信号が、天井や壁、室内の異物等で反射さ
れて、不要なエリアの照明器具2の信号受信部5で受信
されても、その信号を無視して照明器具2の制御をする
ことができ、不要なエリアを照明せず、必要なエリアで
容易に最適な照度分布を得ることができる。
【0032】なお、本実施例においては、照明器具2が
記憶部及び比較演算部を持たないものを例示している
が、第2の実施例と同様に記憶部及び比較演算部を有し
たものであっても良く、この場合においては、上記効果
に加えて、第2の実施例と同様の効果をも奏する。
【0033】図8は、本発明に係る照明制御装置1の第
4の実施例を示すものであり、前記第3の実施例と異な
る点は、照明器具2に、信号コード判別部16を設けた
点であり、他は、前記第3の実施例と同様に構成されて
いる。
【0034】信号コード判別部16は、受信された信号
が、信号強度に応じて制御されるものか、信号強度に無
関係に制御されるものかを選別し、信号強度に応じて制
御されるものであれば前記第3の実施例と同様に動作
し、信号強度に無関係に制御されるもの第1の従来例と
同様に動作するものである。
【0035】このように本実施例における照明制御装置
1においては、照明器具2の信号受信部5に、受信した
信号が強度に応じた制御をすべき信号か強度に無関係に
制御すべき信号かを判別する信号コード判別部16を設
け、該信号コード判別部16により、受信した信号の強
度に応じた光源4の制御と、受信した信号の強度に無関
係な光源4の制御とを選択して行ったため、第3の実施
例の効果に加えて、受信した信号の強度に応じた制御
と、受信した信号の強度に無関係の制御を選択して行う
ことができる。
【0036】図9は、本発明の第5の実施例を示すもの
であり、前記第4の実施例と異なる点は、第4の実施例
に示す照明制御装置1に、第2の実施例に示す記憶部1
3と比較演算部14を設けた点であり、他は、前記第4
の実施例と同様に構成されている。
【0037】このように本実施例における照明制御装置
1においては、第4の実施例に示す照明制御装置1に、
第2の実施例に示す記憶部13と比較演算部14を設け
たため、前記第1乃至第4に示す実施例と同様の効果を
奏する。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る照明制御装置は、上述のよ
うに構成したものであるから、請求項1記載の発明にあ
っては、照明器具に、信号受信部で受信した信号の強度
を測定する信号強度検出部を設け、受信した信号の強度
を測定する共に、該信号の強度に応じて制御信号を出力
する制御信号変換部を設け、受信した信号の強度に応じ
て光源の出力を制御したため、照明器具にアドレスを付
与することなく、また、親器を必要とせずに、信号送信
部が向けられた照明器具が最も明るく調光制御でき、そ
の照明器具から離れるに従って徐々に暗くなるように調
光制御できて、照明器具を調光制御する人にとって必要
なエリアで、容易に最適な照度分布が得られる。これ
は、一般的には、照明器具の信号送信部を操作する人
は、その人の位置する場所で、天井等に取り付けられた
照明器具に向かって信号送信部の操作を行うが、その操
作は、操作する人に最も近い照明器具に向けて行うのが
普通である。このため、信号送信部が向けられた照明器
具が、信号送信部との距離が最も近くなり、その照明器
具から離れるにしたがって、その距離も遠くなり、その
距離に応じて、受信される信号の強度も近い程強く、遠
くなるにしたがって弱くなっていくためである。
【0039】また、請求項2記載の発明にあっては、光
源を点灯させるために用いられた第1の信号の強度を記
憶させる記憶部と、該記憶部に記憶された第1の信号の
強度と新たに受信される第2の信号の強度を比較する比
較演算部を設け、前記第1及び第2の信号の強度のう
ち、強い強度を有する信号を前記制御部に送出して前記
光源の出力を制御すると共に、前記強い強度を有する信
号を前記記憶部に記憶させたため、異なる2ヵ所から照
明器具が調光制御された場合、つまり、異なる2ヵ所で
一定の照度レベルを得たい場合であって、一部または全
ての照明器具が異なる2ヵ所の両方から異なる強度を有
する信号を受信した場合にも、請求項1記載の発明の効
果に加えて、その異なる2ヵ所で容易に、かつ最適な照
度分布を得ることができる。
【0040】また、請求項3記載の発明にあっては、光
源を制御するための信号の強度の最低動作レベルを設定
する動作レベル判別部を設け、該動作レベル判別部で、
受信した信号の強度を前記最低動作レベルと比較し、前
記受信した信号の強度が最低動作レベルに達しない場合
には、受信した信号を消去し、最低動作レベル以上の強
度を有する信号のみにより、前記光源の出力を制御した
ため、信号送信部から送信された信号が、天井や壁、室
内の異物等で反射されて、不要なエリアの照明器具の信
号受信部で受信されても、その信号を無視して照明器具
の制御をすることができ、請求項1又は請求項2記載の
発明の効果に加えて、不要なエリアを照明せず、必要な
エリアで容易に最適な照度分布を得ることができる。
【0041】さらには、請求項4記載の発明にあって
は、受信した信号が強度に応じた制御をすべき信号か強
度に無関係に制御すべき信号かを判別する信号コード判
別部を設け、該信号コード判別部により、受信した信号
の強度に応じた光源の制御と、受信した信号の強度に無
関係な光源の制御とを選択して行ったため、請求項3記
載の発明の効果に加えて、受信した信号の強度に応じた
制御と、受信した信号の強度に無関係の制御を選択して
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明制御装置の第1の実施例を示
す要部ブロック図である。
【図2】本発明に係る照明制御装置の第2の実施例を示
す要部ブロック図である。
【図3】同上の構成図である。
【図4】同上の出力状態を示すもので、(a) は図3にお
ける信号送信部aのみを操作した場合の説明図、(b) は
図3における信号送信部bのみを操作した場合の説明
図、(c) は信号送信部a及びbの両方を操作した場合の
説明図である。
【図5】本発明に係る照明制御装置の第3の実施例を示
す要部ブロック図である。
【図6】同上の構成図である。
【図7】同上の照明器具が受信した信号強度と出力状態
を示すもので、(a) は受信された信号強度の説明図、
(b) は出力状態の説明図である。
【図8】本発明に係る照明制御装置の第4の実施例を示
す要部ブロック図である。
【図9】本発明に係る照明制御装置の第5の実施例の動
作を示すフローチャートである。
【図10】従来の照明制御装置(第1の従来例)を示す
要部ブロック図である。
【図11】同上の構成図である。
【図12】同上の照明器具の出力状態を示す説明図であ
る。
【図13】従来の別の照明制御装置(第2の従来例)を
示す構成図である。
【図14】同上の照明器具の出力状態を示す説明図であ
る。
【図15】従来のさらに別の照明制御装置(第3の従来
例)を示す構成図である。
【図16】同上の出力状態を示すもので、(a) は図15
における昼光センサの出力が所定値以下の場合の照明器
具の出力の説明図、(b) は昼光センサの出力が所定値以
上のある状態における照明器具の出力の説明図である。
【符号の説明】
1 照明制御装置 2 照明器具 3 信号送信部 4 光源 5 信号受信部 6 制御部 11 信号強度検出部 12 制御信号変換部 13 記憶部 14 比較演算部 15 動作レベル判別部 16 信号コード判別部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、外部からの信号を受信する信号
    受信部と、該信号受信部で受信した信号を解読して前記
    光源の出力を制御する制御部とを備えてなる複数の照明
    器具と、該照明器具の信号受信部に信号を送出する少な
    くとも1つの信号送信部とを有してなる照明制御装置に
    おいて、前記照明器具に前記信号受信部で受信した信号
    の強度を測定する信号強度検出部を設け、受信した信号
    の強度を測定する共に、該信号の強度に応じて制御信号
    を出力する制御信号変換部を設け、受信した信号の強度
    に応じて光源の出力を制御したことを特徴とする照明制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記照明器具に、前記光源を点灯させる
    ために用いられた第1の信号の強度を記憶させる記憶部
    と、該記憶部に記憶された第1の信号の強度と新たに受
    信される第2の信号の強度を比較する比較演算部を設
    け、前記第1及び第2の信号の強度のうち、強い強度を
    有する信号を前記制御部に送出して前記光源の出力を制
    御すると共に、前記強い強度を有する信号を前記記憶部
    に記憶させたことを特徴とする請求項1記載の照明制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記照明器具に、前記光源を制御するた
    めの信号の強度の最低動作レベルを設定する動作レベル
    判別部を設け、該動作レベル判別部で、受信した信号の
    強度を前記最低動作レベルと比較し、前記受信した信号
    の強度が最低動作レベルに達しない場合には、受信した
    信号を消去し、最低動作レベル以上の強度を有する信号
    のみにより、前記光源の出力を制御したことを特徴とす
    る請求項1、または請求項2記載の照明制御装置。
  4. 【請求項4】 前記照明器具に、受信した信号が強度に
    応じた制御をすべき信号か強度に無関係に制御すべき信
    号かを判別する信号コード判別部を設け、該信号コード
    判別部により、受信した信号の強度に応じた光源の制御
    と、受信した信号の強度に無関係な光源の制御とを選択
    して行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の
    照明制御装置。
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