JP3340545B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3340545B2
JP3340545B2 JP33739893A JP33739893A JP3340545B2 JP 3340545 B2 JP3340545 B2 JP 3340545B2 JP 33739893 A JP33739893 A JP 33739893A JP 33739893 A JP33739893 A JP 33739893A JP 3340545 B2 JP3340545 B2 JP 3340545B2
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image forming
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cleaning device
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祥之 木村
勝次 渡部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間転写体クリーニン
グ装置を備えた電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成プロセスにおいて、感光体上に
形成されたトナー像の転写を受けた後、この転写トナー
像をさらに転写紙に転写する中間転写媒体としての中間
転写体を保持する中間転写体ユニットを画像形成装置本
体に対し脱着自在に設けると共に、前記中間転写体上に
残留する未転写トナーを除去する中間転写体クリーニン
グ装置、中間転写体の表面にステアリン酸亜鉛等の離型
材を塗布してトナーの離型性を良好にしフィルミングを
防止するための離型材ユニット、中間転写体クリーニン
グ装置が中間転写体から掻き取ったトナーを回収する排
トナー回収ボトルを具備している画像形成装置がある。
【0003】かかる画像形成装置においては、中間転写
体ユニット、中間転写体クリーニング装置、離型材塗布
ユニット、排トナー回収ボトル等がそれぞれ別体で構成
され、画像形成装置本体に対し、着脱自在に構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、例えば、メンテナンスの際、それぞれのユニットが
引出可能なようにレールが設けられており、しかも、引
き出す順番を間違えると部材同士が干渉して引き出せな
いこと等から所定の順番を守らなければならないとの煩
雑さがあった。
【0005】また、中間転写体クリーニングユニットの
クリーニングブレードや、離型材塗布ユニットを構成す
る塗布ローラの、中間転写体に対する位置出しも困難で
あった。
【0006】本発明はこれらの問題を解消し、メンテナ
ンスに際してのユニットの脱着及び位置決めが容易な画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は次のように構成した。
【0008】(1).画像形成プロセスにおいて、感光
体上に形成されたトナー像の転写を受けた後、この転写
トナー像をさらに転写紙に転写する中間転写媒体として
の中間転写体を保持する中間転写体ユニットを画像形成
装置本体に対し脱着自在に設けると共に、前記中間転写
体上に残留する未転写トナーを除去する中間転写体クリ
ーニング装置を具備している画像形成装置において、
間転写体クリーニング装置を中間転写体ユニットに対し
て脱着自在に設けると共に、中間転写体クリーニング装
置の脱着が、中間転写体ユニットが画像形成装置本体か
ら引き出された状態、或は、画像形成装置本体外におか
れた状態で、中間転写体クリーニング装置の開口部が上
になる態位で可能とする、態位規制手段を具備した(請
求項1)。
【0009】(2).画像形成プロセスにおいて、感光
体上に形成されたトナー像の転写を受けた後、この転写
トナー像をさらに転写紙に転写する中間転写媒体として
の中間転写体を保持する中間転写体ユニットを画像形成
装置本体に対し脱着自在に設けると共に、前記中間転写
体上に残留する未転写トナーを除去する中間転写体クリ
ーニング装置を具備している画像形成装置において、中
間転写体クリーニング装置を中間転写体ユニットに対し
て脱着自在に設けると共に、中間転写体クリーニング装
置を中間転写体ユニットに位置決めするストッパーを具
備し、このストッパーは前記中間転写体クリーニング装
置のブレード加圧用支点と同軸上に位置決め基準を有す
ることとした(請求項2)。
【0010】(3).画像形成プロセスにおいて、感光
体上に形成されたトナー像の転写を受けた後、この転写
トナー像をさらに転写紙に転写する中間転写媒体として
の中間転写体を保持する中間転写体ユニットを画像形成
装置本体に対し脱着自在に設けると共に、前記中間転写
体上に残留する未転写トナーを除去する中間転写体クリ
ーニング装置を具備している画像形成装置において、中
間転写体クリーニング装置を中間転写体ユニットに対し
て脱着自在に設けると共に、離型材塗布ユニットを、中
間転写体ユニットに脱着自在に一体化した(請求項
3)。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】何ら障害物のない画像形成装置の外部に中間転
写体ユニットを引き出した状態の下で、この中間転写体
ユニットに対して中間転写体クリーニング装置を脱着で
きる。
【0014】
【実施例】
1.本発明が適用される画像形成装置の概要 図7を参照しつつ、本発明が適用される画像形成装置の
概要について説明する。図7は、カラーの画像形成装置
の概略構成を示しており、カラー画像読み取り装置、カ
ラー画像記録装置、給紙バンク等により構成されてい
る。
【0015】カラー画像読み取り装置(以下、カラース
キャナーという)200は、コンタクトガラス202上
の原稿180の画像を照明ランプ205、ミラー群20
4A〜C及びレンズ206を介してカラーセンサー20
7に結像して、原稿のカラー画像情報を、例えば、ブル
ー、グリーン、レッド(以下、それぞれB,G,Rで示
す)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換
する。
【0016】カラーセンサー207は、この例ではB,
G,Rの色分解手段と電荷結合素子(CCD)のような
光電変換素子で構成されており、3色同時読み取りを行
う。そして、このカラースキャナー200で得たB,
G,Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、画像
処理部(図示省略)で色変換処理を行い、ブラック(以
下、BKで示す)、シアン(同、C)、マゼンタ(同、
M)イエロー(同、Y)のカラー画像データを得る。
【0017】これを、次に述べるカラー画像記録装置
(以下、カラープリンターという)によって、BK,
C,M,Yの顕像化を行い、最終的なカラーコピーとす
る。なお、BK,C,M,Yの画像データを得るための
カラースキャナー200の動作方式は、カラープリンタ
ー400の動作とタイミングを取ったスキャナースター
ト信号を受けて、図7において照明・ミラー光学系が左
向きの矢印方向へ原稿走査し、1回走査毎に1色の画像
データを得る。
【0018】この動作を4回繰り返すことによって、順
次の4色画像データを得る。そして、その都度カラープ
リンター400で順次顕像化しつつ、これを重ね合わせ
て4色フルカラー画像を形成する。
【0019】次に、カラープリンター400の概要を説
明する。書き込み光学ユニットは、カラースキャナーか
らのカラー画像データを光信号に変換して、原稿画像に
対応した光書き込みを行い、ドラム状の感光体414に
静電潜像を形成する。
【0020】該光学ユニットは、レーザー発光手段44
1とその発光駆動制御部(図示省略)、ポリゴンミラー
443と、その回転用モーター444、fθレンズ44
2や反射ミラー446等で構成されている。
【0021】感光体414は、矢印で示す如く、反時計
回りの向きに回転するが、そのまわりには、感光体クリ
ーニングユニット421、除電ランプ414M、帯電器
419、電位センサー414D、リボルバー現像装置4
20中の選択された現像器、現像濃度パターン検知器4
14P、中間転写体としての中間転写ベルト415等が
配置されている。
【0022】リボルバー現像装置420は、BK現像器
420K、C現像器420C、M現像器420M、Y現
像器420Yと、各現像器を矢印で示す如く反時計回り
の向きに回転させる、リボルバー回転駆動部(図示省
略)からなる。
【0023】各現像器は、静電潜像を現像するために現
像剤の穂を感光体414の表面に接触させて回転する現
像スリーブ(420KS、420CS、420MS、4
20YS)と、現像剤を汲み上げ・撹拌するために回転
する現像パドル等で構成されている。
【0024】さて、待機状態では、リボルバー現像装置
はBKの位置にセットされており、コピー動作が開始さ
れると、カラースキャナー200で所定のタイミングか
らBK画像データの読み取りがスタートし、この画像デ
ータに基づきレーザー光による光書き込み・潜像形成が
始まる(以下、BK画像データによる静電潜像をBK潜
像と称す。C,M,Yについても同じ)。
【0025】このBK潜像の先端部から現像可能とすべ
くBK現像器の現像位置に潜像先端部が到達する前に、
現像スリーブ420KSを回転開始して、BK潜像をB
Kトナーで現像する。
【0026】そして、以後、BK潜像領域の現像動作を
続けるが、潜像後端部がBK現像位置を通過した時点
で、速やかにBK現像ユニット現像位置から次の色現像
位置まで、リボルバー現像装置が回転する。これは少な
くとも、次の画像データによる潜像先端部が到達する前
に完了させる。
【0027】像形成サイクルが開始されると、先ず感光
体414は矢印で示す如く反時計回りの向きに、中間転
写ベルト415は時計回りの向きに、それぞれ図示しな
い駆動モータによって回転される。
【0028】中間転写ベルト415の回転に伴ってBK
トナー像形成、C像形成、M像形成、Y像形成が行わ
れ、最終的にBK,C,M,Yの順に中間転写ベルト4
15上に重ねてトナー像が作られる。
【0029】先ず、BK像形成は次のようにして行われ
る。帯電器419はコロナ放電によって感光体414を
負電荷で約−700Vに一様に帯電する。続いて、レー
ザーダイオード441は、BK信号に基づいてラスタ露
光を行う。
【0030】このようにラスタ像が露光されたとき、当
初一様荷電された感光体414の露光された部分は、露
光光量に比例する電荷が消失し、静電潜像が形成され
る。
【0031】リボルバー現像装置420内のトナーはフ
ェライトキャリアとの撹拌によって負極性に帯電され、
また、本現像装置のBKスリーブ420KSは感光体4
14の金属基体層に対して図示しない電源手段によって
負の直流電位と交流とが重畳された電位にバイアスされ
ている。
【0032】この結果、感光体414の電荷が残ってい
る部分にはトナーが付着せず、電荷のない部分、つま
り、露光された部分にはBKトナーが吸着され、潜像と
相似なBK可視像が形成されることになる。
【0033】中間転写ベルト415は、駆動ローラ41
5D、転写対向ローラ415T、クリーニング対向ロー
ラ415C及び従動ローラ群に張架されており、図示し
てない駆動モータにより駆動制御される。
【0034】さて、感光体414上に形成したBKトナ
ー像は、感光体と接触状態で等速駆動している中間転写
ベルト415表面に、ベルト転写コロナ放電器(以下、
ベルト転写器)416によって転写される(以下、感光
体から中間転写ベルトへのトナー像転写を、ベルト転写
と称す)。
【0035】感光体414上の若干の未転写残留トナー
は、感光体414の再使用に備えて感光体クリーニング
ユニット421で清掃される。ここで回収されたトナー
は、回収パイプを経由して図示しない排トナータンクに
蓄えられる。
【0036】なお、中間転写ベルト415には、感光体
414に順次形成するBK,C,M,Yのトナー像を同
一面に順次、位置合わせして、4色重ねのベルト転写画
像を形成し、その後、転写紙にコロナ放電転写器にて、
一括転写を行う。
【0037】ところで、感光体414側ではBK工程の
次にC工程に進むが、所定のタイミングからカラースキ
ャナーによるC画像データ読み取りが始まり、その画像
データによるレーザー光書き込みで、C潜像形成を行
う。
【0038】C現像器は、その現像位置に対して、先の
BK潜像後端部が通過した後で、かつ、C潜像の先端が
到達する前にリボルバー現像装置の回転動作を行い、C
潜像をCトナーで現像する。
【0039】以後、C潜像領域の現像を続けるが、潜像
後端部が通過した時点で、先のBK現像器の場合と同様
にC現像ユニットの回動動作を行う。これもやはり、次
のM潜像先端部が到達する前に完了させる。なお、Mお
よびYの工程については、それぞれの画像データの読み
取り・潜像形成・現像の動作が上述のBK,Cの工程と
同様であるので説明は省略する。
【0040】中間転写体クリーニング装置500は、入
口シール、ゴムブレード、排出コイル、及び入口シー
ル、ブレードの接離機構等で構成されており、1色目の
BK画像をベルト転写した後の、2,3,4色目をベル
ト転写している間は、ブレード接離機構によってベルト
面から入口シール、ブレードを離間させておく。
【0041】紙転写コロナ放電器417(以下、紙転写
器という)は、コロナ放電方式にて、AC+DC、又は
DC成分を印加して、中間転写ベルト上の重ねトナー像
を転写紙に転写する。
【0042】給紙バンク内の転写紙カセット482に
は、各種サイズの転写紙が収納されており、指定された
サイズ紙の収納カセットから、給紙コロ483F,G,
Hによってレジストローラ方向に給紙・搬送される。符
号412B2は手差し給紙トレイを示す。
【0043】像形成が開始される時期に、転写紙190
Aは前記いずれかの給紙口から給送され、レジストロー
ル対418Rのニップで待機している。そして、紙転写
器417に中間転写ベルト421上のトナー像先端がさ
しかかるときに、丁度、転写紙190A先端がこの像先
端に一致する如くにレジストローラ対418Rが駆動さ
れ、紙と像のレジスト合わせが行われる。
【0044】このようにして転写紙が中間転写ベルトと
重ねられて正電位につながれた紙転写器417の上を通
過する。このとき、コロナ放電電流で転写紙が正電荷で
荷電され、トナー画像の殆どが転写紙上に転写される。
続いて、紙転写器417の左に配した図示しないAC+
DCコロナによる分離除電器を通過するときに、転写紙
は除電され、中間転写ベルトから剥離して搬送ベルト4
22に移る。
【0045】さて、中間転写ベルト面から4色重ねトナ
ー像を一括転写された転写紙は、搬送ベルト422で定
着器423に搬送され、所定温度にコントロールされた
定着ローラ423Aと加圧ローラー423Bのニップ部
でトナー像を溶融定着され、排出ロール対424で本体
外に送り出され、図示しないコピートレイに表向きにス
タックされ、フルカラーコピーを得る。
【0046】なお、ベルト転写後の感光体414はブラ
シローラ、ゴムブレード等を具備した感光体クリーニン
グユニット421で表面をクリーニングされ、また、除
電ランプ414Mで均一に除電される。また、転写紙に
トナー像を転写した後の中間転写ベルト415は、中間
転写体クリーニング装置500を再びブレード接離機構
によりブレードを押圧することによって表面がクリーニ
ングされる。
【0047】リピートコピーの時は、カラースキャナの
動作及び感光体への画像形成は、1枚目の(4色目)画
像工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目の(1色
目)画像工程に進む。
【0048】また、中間転写ベルトの方は、1枚目の4
色重ね画像の転写部への一括転写工程に引き続き、表面
をベルトクリーニング装置でクリーニングされた領域
に、2枚目のBKトナー像がベルト転写されるようにす
る。その後は、1枚目と同様動作になる。
【0049】以上は、4色フルカラーを得るコピーモー
ドの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモ
ードの場合は、指定された色と回数の分について、上記
同様の動作を行うことになる。
【0050】また、単色コピーモードの場合は、所定枚
数が終了するまでの間、リボルバー現像装置420の所
定色の現像器のみを現像作動(所定色の現像位置)状態
にして、中間転写体クリーニング装置500のブレード
をベルトに押圧状態のまま連続してコピー動作を行う。
【0051】2.請求項1〜3に対応する説明 本例では、図7に示した中間転写ベルト415及びその
付帯部材を一体的なユニットとして構成し、この中間転
写体ユニットを画像形成装置本体に対し、脱着自在に構
成している。
【0052】即ち図1において、中間転写体ユニットは
符号600で示され、紙面を貫く方向に対向して設けら
れた前後側板に設けられている。図1では、前側板60
0−1のみが示され、後側板は見えない。
【0053】この中間転写体ユニット600−1は、前
後側板の軸受により支持された駆動ローラ415D、前
後側板に装着されたばね600−4により外方に付勢さ
れたテンションローラ600−3、前後側板に設けられ
た対向ローラ解除ブラケット900に軸支されたクリー
ニング対向ローラ415C、紙転写器417に対向した
位置にて前後側板に軸支された従動ローラ415T、前
後側板に回動可能なアームの自由端側に軸支された従動
ローラ600−8等及びこれらのローラに張掛けられた
中間転写ベルト415、前後側板に対し脱着自在に設け
られた中間転写体クリーニング装置700等を具備して
いる。
【0054】前後側板には、中間転写体ユニット600
を引き出すための案内部材600−9が設けられてい
る。この案内部材600−9の下端部は、画像形成装置
本体側に設けられたレール800と係合する折曲片状の
ガイド600−10を構成している。
【0055】ここで、ガイド600−10は前後側板よ
りも下方に突出しており、該中間転写ユニット600を
画像形成装置本体から外した状態で、床面に安定して置
くことができるように重心を配慮した位置に設けられ、
床面に接する平坦な面を有している。かかるガイド60
0−1の構成により、該中間転写ユニット600を画像
形成装置外に取り出して置く際、中間転写ベルト415
は床面につかない。ベルト転写器416は図示省略の案
内手段を介して前後側板に対し脱着自在に設けられてお
り、感光体ドラム414に対向した位置をとる。
【0056】中間転写体クリーニング装置700は、未
転写トナーを掻き取るブレード700−1、該ブレード
を保持するブレードホルダー700−2、ブレードを中
間転写ベルトに対して加圧、解除するブレード解除ブラ
ケット700−3、ブレードで掻き取ったトナーが下に
こぼれないようにする入口シール700−4、該入口シ
ールを保持する入口シールホルダー700−5、ブレー
ドで掻き取ったトナーを装置外へ搬送するトナー排出コ
イル700−6等を具備している。
【0057】ブレード解除ブラケット700−3は、中
間転写体クリーニング装置700を構成する前後側板7
00−7に設けられた軸700−8を中心にして回動自
在であり、ブレード解除ブラケット700−3の自由端
側を引くばね700−9の力により、中間転写ベルト4
15に押圧される。また、入口シール700−4は図示
省略の付勢手段により、中間転写ベルト415に押圧さ
れるようになっている。
【0058】このように、ブレード700−1及び入口
シール700−4は通常、中間転写ベルト415に接触
しているが、多色コピーモードの際は、図示省略のブレ
ード接離機構により、中間転写ベルト415より離間さ
せることができる。
【0059】クリーニング対向ローラ415Cは対向ロ
ーラ解除ブラケット900に軸支されている。この対向
ローラ解除ブラケット900は4個所にて、中間転写体
ユニット600の前後側板に止められている。この4つ
の個所とは、枢着軸900−1、ねじ900−2、90
0−3、エンボス部900−4である。
【0060】このエンボス部900−4は対向ローラ解
除ブラケット900に形成された凸状部であり、この凸
状部に嵌合する凹部が前後側板に設けられていて、これ
らの嵌合関係により、位置決めがなされる。この位置決
め状態において、クリーニング対向ローラ415Cはブ
レード700−1と対向した位置にあり、ベルトの裏側
からブレードの押圧力を受ける。
【0061】対向ローラ解除ブラケット900は通常
は、エンボス部900−4により位置決めされ、ねじ9
00−2,900−3で止められている。中間転写ベル
ト415の交換時は、これらのねじ900−2,900
−3を外すことにより、対向ローラ解除ブラケット90
0を、枢着軸900−1を中心とする反時計回りの向き
に回動させて交換を容易にする。
【0062】図2において、対向ローラ解除ブラケット
900には、位置決めピン900−5、ねじ穴900−
6、開放溝900−7が設けられている。一方、図1、
図5、図6に示すように、中間転写体クリーニング装置
700の前後側板700−7には、鍵穴状の切欠き70
0−7−1が形成されており、この切欠き700−7−
1が中間転写体ユニット600の前側板に設けられた小
判型の保持ピン600−1−1に抜脱、回動自在に嵌合
している。後側板についても同じ。また、図1、図2に
おいて、軸700−8と同軸上には、ピン穴700−1
0が形成されている。
【0063】ブレード700−1が中間転写ベルト41
5を介してクリーニング対向ローラ415Cに適度の圧
接力で圧接した状態の下で、中間転写体クリーニング装
置700は保持ピン600−1−1を中心とする所定の
回動位置に保持される。この保持を行うのは、ストッパ
ー500である。
【0064】ストッパー500には、位置決めピン90
0−5と係合する凹部500−1、ねじ穴900−6と
合致する穴500−2、開放溝900−7と係合するエ
ンボス部500−3、ピン穴700−10に嵌合するス
トッパーピン500−4が設けられている。
【0065】これらの嵌合、係合等の関係を有する2つ
のストッパーピンを外側から挾むようにして、上記の嵌
合、係合関係におき、穴500−2を通してねじ穴90
0−6にねじ600−11をねじ込み、締め付けること
により、中間転写体クリーニング装置700は位置保持
される。
【0066】中間転写体クリーニング装置700を中間
転写体ユニット600から外す場合には、ねじ600−
11を外して、前側のストッパー500を外し、次に後
側のストッパーを外す。このとき、図5に示すように、
切欠き700−7−1はまだ保持ピン600−1−1に
嵌合している。
【0067】次に、保持ピン600−1−1を支点とし
て、中間転写体クリーニング装置700を反時計回りの
向きに回動させていくと、図4、図6に示すように保持
ピン600−1−1の平行部分と切欠き700−7−1
の平行部分が合致する状態に至る。
【0068】このとき、ブレード700−1と入口シー
ル700−4との対向間隔で形成される開口部は上方に
向いており、ブレード700−1で掻き取られたトナー
が飛散しないよう配慮されている。
【0069】かかる状態の下で、上記平行方向に中間転
写体クリーニング装置700を移動させれば、図4に示
すように、保持ピン600−1−1から切欠き700−
7−1を外すことができる。中間転写体クリーニング装
置700を中間転写体ユニット600に取付ける場合は
手順の逆を行えばよい。
【0070】ここで、中間転写体クリーニング装置70
0は、開口部が上方に向いた状態である、保持ピン60
0−1−1の平行部分と切欠き700−7−1の平行部
分が合致する態位のときに限り、中間転写体ユニット6
00に対して脱着自在であり、かかる態位を規制する機
能を有することから、保持ピン600−1−1と切欠き
700−7−1は本発明にいう態位規制手段の一例を構
成する。
【0071】図2に示すように、ブレードホルダー70
0−2は従来、ブレード700−1の中間転写ベルト4
15に対する位置出しが困難なため、首振りが可能なよ
うに、中央の段付きねじ700−11によりブレード解
除ブラケット700−3に取り付けられていたが、本例
のように、ブレード加圧支点たる軸700−8と同軸上
で中間転写体クリーニング装置700を中間転写体ユニ
ット600に支持しているので、段付きねじ700−1
1を使用しないで、単純に該段付きねじ700−11の
両側のねじ2本での固定が可能である。
【0072】このように、請求項1に対応する例では、
中間転写体クリーニング装置を中間転写体ユニットに脱
着可能に一体化しているため、メンテナンスの際、引出
が可能となる。また、従来のように、画像軽清楚うち本
体側に取り付けられていた中間転写体クリーニング装置
用のレールが不要になり、装置としての剛性も低くする
ことが可能になるため、安価な装置を提供することがで
きる。
【0073】請求項2に対応する例では、中間転写体ク
リーニング装置の脱着は、中間転写体ユニットが画像形
成装置本体から引き出された状態、或は、画像形成装置
本体外に置かれた状態で中間転写体クリーニング装置の
開口部が上にあるような方向に回転させることにより可
能としているため、中間転写体クリーニング装置の脱着
時における、開口部からのトナー落ちを防止することが
できる。
【0074】また、請求項3に対応する例により、中間
転写体クリーニング装置の位置決めは、中間転写体クリ
ーニング装置のブレード加圧支点と同軸上にしているた
め、中間転写体に対するブレードの位置出しが容易であ
り、ブレードの首振り機構が不要になり、簡単な装置を
提供できる。更に、ブレードを加圧する際の剛性を中間
転写体クリーニング装置の構造でもたなくてよい。
【0075】3.請求項に対応する説明 中間転写体クリーニング装置700によって除去された
未転写トナーを回収する回収ボトルは図示は省略されて
いるが、中間転写体ユニット600の前側板に固定され
ている。
【0076】ブレード700−1で掻き落された未転写
トナーは、装置外へ搬送するトナー排出コイル700−
6により、回収ボトル内へ直接搬送される。この回収ボ
トルは、中間転写体ユニット600に着脱可能に一体化
する。このようにすることにより、該ユニットを引き出
す際、回収トナーの搬送経路を遮断しなくともよく、機
構が簡単で、安価で、遮断部からのトナー落ちの心配が
なく、さらに、サービス性も向上させる等の利益を得
る。
【0077】請求項4に対応する例により、中間転写体
クリーニング装置によって除去される未転写トナーを回
収する回収ボトルを、中間転写体ユニットに脱着可能に
一体化したため、メンテナンスの際、回収経路の遮断が
不要になり、機構が簡単で安価で、遮断部からのトナー
落ちの心配もなく、さらに、ユニット引出が容易とな
る。
【0078】4.参考例 本例の画像形成装置では、中間転写ベルトのクリーニン
グ性能をあげるために離型材を塗布るする離型材塗布ユ
ニットが設けられる。図1において、離型材塗布ユニッ
ト1000は、ステアリン酸亜鉛等からなる離型材を、
図示省略の駆動ギヤで回転する塗布ブラシ1000−1
により掻き取り、中間転写ベルト415に塗布するよう
になっている。
【0079】離型材塗布ユニット1000の前後側板に
はユニット回動用の支点となる穴1000−2が開いて
おり、図2において説明したストッパー900による支
持方式に準じて中間転写体ユニット600の前後側板に
取り付けられている。
【0080】離型材塗布ユニット1000を離型材11
00が中間転写ベルト415に接離するように揺動させ
るリンクと、それを作動させるためのソレノイドは従来
同様に、装置本体側に取り付けられている。
【0081】上記ソレノイドにより、離型材塗布ユニッ
トの離型材1100を中間転写ベルト415に押しつけ
ることにより、上記駆動ギヤが本体側の駆動ギヤに噛み
合い、塗布ブラシ1000−1が回転すると同時に中間
転写ベルトに接触し、離型材が塗布される。
【0082】離型材の接離タイミングは、メインスイッ
チのオン時と、累積50枚以上のジョブ終了後、ソレノ
イドをオンし、塗布ブラシ1000−1を中間転写ベル
トに当接させることにより行う。次に、クラッチをオン
させ、塗布ブラシを約10秒間回転させる。自動原稿給
送装置を使用する場合は、累積150枚に1回(リピー
トはコピーを止めて)塗布を行う。
【0083】請求項5に対応する例によれば、中間転写
体クリーニング性能を上げるために離型材を塗布する離
型材塗布ユニットを、中間転写体ユニットに脱着可能に
一体化したため、中間転写体のメンテナンスの際、離型
材の摩耗状況を確認でき、交換も簡単となる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、メンテナンスに際して
のユニットの脱着及び位置決めが容易な画像形成装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の要部を説明した正面図である。
【図2】画像形成装置の要部を説明した斜視図である。
【図3】中間転写体クリーニング装置を中間転写体ユニ
ットに体して脱着するプロセスを説明した図である。
【図4】中間転写体クリーニング装置を中間転写体ユニ
ットに対して脱着するプロセスを説明した図である。
【図5】本発明にかかる態位規制手段の動作態様を説明
した図である。
【図6】本発明にかかる態位規制手段の動作態様を説明
した図である。
【図7】本発明の実施に適する画像形成装置の全体の概
要を説明した図である。
【符号の説明】
600 中間転写体ユニット 700 中間転写体クリーニング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−43374(JP,A) 特開 平4−133085(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 21/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成プロセスにおいて、感光体上に形
    成されたトナー像の転写を受けた後、この転写トナー像
    をさらに転写紙に転写する中間転写媒体としての中間転
    写体を保持する中間転写体ユニットを画像形成装置本体
    に対し脱着自在に設けると共に、前記中間転写体上に残
    留する未転写トナーを除去する中間転写体クリーニング
    装置を具備している画像形成装置において、 中間転写体クリーニング装置を中間転写体ユニットに対
    して脱着自在に設けると共に、 中間転写体クリーニング装置の脱着が、中間転写体ユニ
    ットが画像形成装置本体から引き出された状態、或は、
    画像形成装置本体外におかれた状態で、中間転写体クリ
    ーニング装置の開口部が上になる態位で可能とする、態
    位規制手段を具備した ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】画像形成プロセスにおいて、感光体上に形
    成されたトナー像の転写を受けた後、この転写トナー像
    をさらに転写紙に転写する中間転写媒体としての中間転
    写体を保持する中間転写体ユニットを画像形成装置本体
    に対し脱着自在に設けると共に、前記中間転写体上に残
    留する未転写トナーを除去する中間転写体クリーニング
    装置を具備している画像形成装置において、 中間転写体クリーニング装置を中間転写体ユニットに対
    して脱着自在に設けると共に、 中間転写体クリーニング装置を中間転写体ユニットに位
    置決めするストッパーを具備し、このストッパーは前記
    中間転写体クリーニング装置のブレード加圧用支点と同
    軸上に位置決め基準を有する ことを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】画像形成プロセスにおいて、感光体上に形
    成されたトナー像の転写を受けた後、この転写トナー像
    をさらに転写紙に転写する中間転写媒体としての中間転
    写体を保持する中間転写体ユニットを画像形成装置本体
    に対し脱着自在に設けると共に、前記中間転写体上に残
    留する未転写トナーを除去する中間転写体クリーニン
    装置を具備している画像形成装置において、 中間転写体クリーニング装置を中間転写体ユニットに対
    して脱着自在に設けると共に、離型材塗布ユニットを、
    中間転写体ユニットに脱着自在に一体化した ことを特徴
    とする画像形成装置。
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JP2012203133A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 中間転写体及びその製造方法、中間転写体ユニット、並びに、画像形成装置

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