JP2697963B2 - カラー複写機 - Google Patents

カラー複写機

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JP2697963B2
JP2697963B2 JP3088346A JP8834691A JP2697963B2 JP 2697963 B2 JP2697963 B2 JP 2697963B2 JP 3088346 A JP3088346 A JP 3088346A JP 8834691 A JP8834691 A JP 8834691A JP 2697963 B2 JP2697963 B2 JP 2697963B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単色コピーモードと
フルカラーコピーモードとを有するカラー複写機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラー複写機では、原稿反射光
を青、緑、赤の光3原色に分解する色分解フィルタと、
それらの補色であるイエロー、マゼンダ、シアンの色3
原色の各トナーを有する3つの現像器とを備え、3度の
トナー像形成プロセスを経てフルカラー画像を形成す
る。
【0003】以上のようなフルカラーコピーモードを有
するカラー複写機は、一般に黒または前記3原色のうち
1色による単色コピーモードをも有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなカラー複
写機における複写プロセスは、次の如くである。
【0005】まず原稿を走査して感光体を露光する。露
光により原稿の明部の反射光が感光体を除電して感光体
上に潜像を形成する。その潜像領域を現像器を通過させ
現像処理をする、すなわち除電されなかった帯電部(原
稿の暗部)にトナーを付着させてトナー像を形成する。
次に転写ローラに電圧を印加することによりトナー像を
転写体に転写する。単色コピーであれば、そのまま転写
体より用紙に転写し、フルカラーコピーであれば、上述
のようなトナー像形成プロセスを3度行い、転写体上に
3色の像を重ね合わせたのち、転写体より用紙に転写す
る。
【0006】このような通常のアナログ複写機では、原
稿の明部の反射光が感光体を除電し、その除電部にはト
ナーは付着せず、帯電部のみにトナーが付着することに
より像が形成される。したがって、原稿の暗部にトナー
を付着させることができないので、白黒反転などの単色
コピーの明暗反転複写が不可能であった。
【0007】そこでこの発明の目的は、単色コピーモー
ドでの明暗反転複写が可能なカラー複写機を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、単色コピー
モードとフルカラーコピーモードとを有し、感光体上の
トナー像を、前記感光体に当接する転写体にその当接部
に配設された転写ローラにより転写したのち、前記転写
体から用紙にトナー像を転写するカラー複写機におい
て、露光前に、感光体上の露光されるべき全領域を帯電
させたのち未露光のまま現像器を通過させて感光体の露
光されるべき全領域にトナーを付着させ、次に前記転写
体に当接させる感光体制御手段と、前記感光体上の露光
されるべき全領域が前記転写体に当接する際に前記転写
ローラに電圧を印加して感光体上の露光されるべき全領
域のトナーの全でを転写体に吸着させ、この後、感光体
露光後に前記転写ローラを零電位として転写体上のト
ナーと感光体上に形成した潜像とを重ね合わせ、潜像に
対向する転写体上のトナーを感光体上に逆転写するとと
もに転写体上に残留したトナーを用紙に転写する電圧印
加制御手段と、を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】図1(A)〜(E)は、この発明に係るカラー
複写機の明暗反転複写の作用図である。図ではベルト状
の感光体(感光ベルト)1と転写体(転写ベルト)2を
用いている。21は転写ローラであり必要に応じて電圧
が印加される。露光前に予め感光体1上の露光されるべ
き全領域11を帯電させ、帯電した前記全領域11を図
示せぬ現像器を通過させることにより前記全領域11に
トナーを付着させた(図1(A)参照)のち、トナーの
付着領域を転写体に当接させる。この当接の際に転写ロ
ーラ21に例えば負の電圧を印加をすると、感光体上の
露光されるべき全領域11に付着したトナーが全て転写
体に吸着される(吸着領域22)(図1(B)参照)。
次に露光が行われ感光体上に潜像が形成される(図1
(C)参照)と、転写ローラを零電位とする。すると転
写体のトナーの吸着領域22のトナーが、感光体上の露
光により除電されなかった部分、すなわち原稿の暗部に
逆転写する(図1(D)参照)。そこで転写体上のトナ
ー像は、原稿の暗部のトナーは除去され、明部のトナー
は残り、明部と暗部が反転する。この反転したトナー像
を用紙10に転写して(図1(E)参照)、白黒反転な
どの明暗反転複写ができる。
【0010】
【実施例】図3は、この発明の実施例であるカラー複写
機の概略構成図である。
【0011】本体100のほぼ中央部にはベルト状の感
光体5が配設されている。この感光体5の周囲には、帯
電チャージャ51、現像器71〜74(71から順に
黒、シアン、マゼンダ、イエローのトナーが充填されて
いる。)、転写体6、その他が配設されている。転写体
6は感光体5に当接し、その当接部には一次転写ローラ
61が設けられ、また転写体6の周囲には二次転写ロー
ラ62などが配設されている。
【0012】本体100の右側部には給紙部4が、左側
部には定着器8および排紙部9が配設されている。本体
100の上面には走査用の光源、ミラー、レンズ、色分
解フィルタなどを含む光学装置3が配設されている。
【0013】このカラー複写機におけるフルカラー複写
のプロセスを説明する。
【0014】光学装置3が原稿を走査し、色分解フィル
タにより先ず青色光のみが透過して感光体を露光する。
これにより青色の情報を持つ潜像が形成されて現像器7
4によりイエローのトナーが付着される。このイエロー
のトナー像が一次転写ローラに負の電圧を印加すること
により転写体6に転写される。再び光学装置3が原稿を
走査して緑色光の情報を持つ潜像にマゼンダのトナーが
付着し、マゼンダのトナー像が形成され、赤色光の情報
を持つ潜像にシアンのトナーが付着して、シアンのトナ
ー像が形成され、転写体6上で以上3つのトナー像が重
ねられる。この3色のトナー像が、給紙部4から給紙さ
れた用紙に転写され、定着部8で定着されて、排紙部5
に排紙される。
【0015】次に図示せぬ操作パネル上のキーにより白
黒反転複写が選択された場合を説明する。
【0016】給紙部4の図示せぬセンサにより選択され
た用紙のサイズが検出され、感光体5上の用紙のサイズ
全領域を帯電する。感光体5は矢印の方向に回転してお
り、帯電された全領域は現像器71を通過し黒のトナー
が付着される。トナーの付着した前記全領域は転写体6
に当接する。このとき一次転写ローラ61には負の電圧
が印加されているので、感光体上の全領域に付着された
黒のトナーは転写体6に吸着される。その後光学装置3
が原稿を走査して露光がおこなわれ、感光体5上には原
稿の明部の反射光により除電されて潜像が形成される。
その後一次転写ローラ61の電位を零にし、感光体5と
転写体を当接させると、感光体上の除電されていない暗
部に転写体6のトナーが付着し、転写体6上は暗部が白
くなる。
【0017】この転写体6上の白黒反転のトナー像は用
紙に転写されたのち、定着部8で定着され、排紙部5に
排紙される。
【0018】図2は同カラー複写機の明暗反転像のプリ
ント動作の制御フローチャートである。まず操作パネル
の色変換キーにより色が選ばれ、明暗反転キーが押され
ると反転複写プロセスが選択される。プリントキーが押
されプロセスがスタートすると、センサにより用紙のサ
イズが検出され(n1)、その検出に従い感光体上では
用紙のサイズ全領域が帯電される(n2)。帯電された
全領域は現像器を通過し現像処理され(n3)、帯電さ
れた全領域にトナーが付着する。つぎに一次転写ローラ
に負の電圧が印加される(n4)。感光体のトナー付着
領域が転写体に当接して感光体の前記全領域に付着され
た黒のトナーが転写体に吸着される(n5)。その後露
光が行われ(n6)、露光により感光体上では原稿の明
部が除電されて潜像が形成される。次に一次転写ローラ
の電位を零にし(n7)、感光体と転写体が当接する
際、感光体上の除電されていない暗部にトナーが逆転写
され(n8)、転写体上では暗部のトナーが除去され
る。最後に転写体から用紙に明暗反転像が転写される
(n9)。
【0019】以上の構成でn2〜n3、n5が感光体制
御手段、n4とn6が一次転写ローラの電圧印加算制御
手段に相当する。
【0020】以上のように動作させて充分なコントラス
トを得ることが出来ない場合は、n6からn8を繰り返
した後にn9を行うようにすると、一層の効果が得られ
る。
【0021】また、操作パネル上のキーの種類、位置な
どは本実施例に限られるものではない。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、露光
前に予め感光体上の露光されるべき全領域を帯電させ現
像処理を行い、前記全領域にトナーを付着させたのち、
トナーの付着領域を転写体に当接させ、転写ローラに負
の電圧を印加してトナーを転写体に吸着させる。次に露
光が行われ感光体上に潜像が形成されると、転写ローラ
を零電位とし、感光体の潜像領域と転写体のトナーの吸
着領域を当接させ、トナーが、感光体上の露光により除
電されなかった部分(原稿の暗部)に逆転写されるよう
にした。これにより、原稿の暗部のトナーは除去され、
明部のトナーは残り、転写体上のトナー像は明部と暗部
とを反転することになり、白黒反転はもちろん、単色カ
ラーの明暗反転複写が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の作用図である。
【図2】この発明の実施例であるカラー複写機における
明暗反転像の複写動作の制御フローチャートである。
【図3】この発明の実施例であるカラー複写機の概略構
成図である。
【符号の説明】
3−光学装置 5−感光体 6−転写体 61−一次転写ローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単色コピーモードとフルカラーコピーモ
    ードとを有し、感光体上のトナー像を、前記感光体に当
    接する転写体にその当接部に配設された転写ローラによ
    り転写したのち、前記転写体から用紙にトナー像を転写
    するカラー複写機において、 露光前に、感光体上の露光されるべき全領域を帯電させ
    たのち未露光のまま現像器を通過させて感光体の露光さ
    れるべき全領域にトナーを付着させ、次に前記転写体に
    当接させる感光体制御手段と、 前記感光体上の露光されるべき全領域が前記転写体に当
    接する際に前記転写ローラに電圧を印加して感光体上の
    露光されるべき全領域のトナーの全てを転写体に吸着さ
    せ、この後、感光体の露光後に前記転写ローラを零電位
    して転写体上のトナーと感光体上に形成した潜像とを
    重ね合わせ、潜像に対向する転写体上のトナーを感光体
    上に逆転写するとともに転写体上に残留したトナーを用
    紙に転写する電圧印加制御手段と、 を設けたことを特徴とするカラー複写機。
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