JP3339960B2 - 作業情報作成システム - Google Patents

作業情報作成システム

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JP3339960B2
JP3339960B2 JP04752994A JP4752994A JP3339960B2 JP 3339960 B2 JP3339960 B2 JP 3339960B2 JP 04752994 A JP04752994 A JP 04752994A JP 4752994 A JP4752994 A JP 4752994A JP 3339960 B2 JP3339960 B2 JP 3339960B2
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誠一 瓜田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業情報作成システムに
係り、特に、プリント板組立・試験作業に必要な図面等
の情報を各作業工程に作成し提供する作業情報作成シス
テムに関する。
【0002】近年、製品の多品種の要求に伴ないプリン
ト板上にIC、LSI、コンデンサ、抵抗等の各種電子
部品を搭載する製造現場での設計情報に応じた迅速な対
応が要求されている。
【0003】製造現場では設計部門からの設計情報に応
じて各工程毎に情報を分類し、各工程毎に必要な情報を
得ている。このため、製造現場が設計情報に迅速に対応
するためには設計情報の効率的な分類が必要であった。
【0004】
【従来の技術】図14に従来の製造作業図面等の作成手
順を説明するための図を示す。
【0005】設計部門42から工場部門43に対する設
計・製造インタフェースは、紙図面であるCAD適用設
計品又は人手設計品を郵送により設計部門42から工場
部門43へ提供していた。設計部門42でCAD装置4
2a等で作成された設計図は実装部品出力部42bを介
して実装マスタファイル42c及び部品マスタファイル
42dに格納される。実装ファイル42c及び部品マス
タファイル42dに格納されたデータはプリンタ42e
によりプリントアウトされ、工場部門43に郵送され
る。プリントアウトされる紙図面42fとしては例え
ば、版数管理表、部品構成品表、部品搭載実装図、改造
図面(パターン切断図、パターン布線図)等である。工
場部門43では、郵送された紙図面42fに基づいて人
手により工程別の作業図面43aを作成する。このと
き、人手作業で部品形状別(たとえば、QFP,SO
P,CHIP,DIP)、仕様別、極性有無、仕様別等
を対象に色識別を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来、作業
用図面等の作業情報は設計情報に基づいて人手により作
成れていたため、作業用図面等の作業情報を作成するの
に時間がかかってしまうと共に作成時に誤記等のミスが
生じてしまい、提供された設計情報に対して迅速に対応
できず、設計された製品の製造を迅速に実現できない等
の問題点があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、設計情報より作業情報を効率的に作成できる作業情
報作成システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
図を示す。
【0009】設計情報作成部1は製造対象の設計情報を
作成する。
【0010】指示部2は作業に応じた指示情報を作成す
る。
【0011】情報抽出部3には、設計情報作成部1で作
成された設計情報が供給されており、指示部2で作成さ
れた指示情報に応じて所定の情報を抽出する。また、情
報抽出部3は、製造工程毎に前記設計情報に対応した工
程振分情報が設定された工程振分テーブルと、初期指定
部品情報および代換部品情報を含む部品テーブルと、工
程振分テーブルを参照することにより製造工程毎に部品
の物理的作業特性情報を抽出する機能と、部品テーブル
を参照して、前記部品情報に対応する初期指定部品と代
換部品のいずれかを選択する機能とを有する
【0012】出力処理部4は前記指示情報に基づいて前
記指示情報に応じて前記抽出部3で抽出された情報に所
定の処理を施し、出力する。
【0013】請求項2は、前記情報抽出部3に製造工程
毎に前記設計情報に対応した情報が設定されたテーブル
を有し、該テーブルを参照することにより前記設計情報
を工程毎に分割する機能を持たせてなる。
【0014】請求項は、前記設計情報作成部1に異な
る様式で作成された設計情報を前記情報抽出部3で処理
できる様式に変換する変換手段13,14,22,23
(図2)を持たせてなる。
【0015】請求項は、指示部2を各作業工程部所毎
に配置し、夫々の工程で指示が行える構成としてなる。
【0016】
【0017】
【作用】本発明の請求項によれば、製造工程毎に設計
情報に対応した工程振分情報が設定された工程振分テー
ブルを参照することにより製造工程毎に部品の物理的作
業特性情報を抽出でき、また、初期指定部品情報および
代換部品情報を含む部品テーブルと部品テーブルを参照
して、部品情報に対応する初期指定部品と代換部品のい
ずれかを選択することができる。
【0018】請求項3によれば、異なる様式で作成され
た設計情報を情報抽出部で処理できる様式に変換して入
力することにより、他の様式で作成された設計情報でも
処理が上記のような処理を行ない得る。
【0019】請求項4によれば、指示部を各工程毎に持
つことにより各工程で必要に応じて必要とする情報が容
易に得られるため、設計部門から送られる設計情報に対
してその場で対応できる。
【0020】請求項5によれば、設計情報に記載された
部品とは異なる部品での対応を容易にとることができ、
設計情報での部品が入手困難な場合においても容易に代
替の部品を見つけ出すことができる。
【0021】
【実施例】図2に本発明の一実施例の概略構成図を示
す。本実施例ではプリント板の設計・製造について説明
する。設計部門11は設計用CAD(Computer
Aided Design)装置12、変換手段に対
応するコンバート処理部13、変換手段に対応する電子
化処理部14、設計情報作成部1に対応する統合化実装
ファイル作成用CAD装置15、総合化ファイル出力部
16、インタフェースファイル作成部17、送信装置1
8を有し、使用電子部品、接続情報等よりなるプリント
板の設計図面等の設計情報を作成する。
【0022】設計者は例えば設計用CAD装置12を用
いて、プリント板の製造に必要なすべての情報を入力す
る。設計用CAD装置12で作成された設計情報はコン
バート処理部13により統合化実装ファイル作成用デー
タに変換され、統合化ファイル作成用CAD装置15に
供給される。
【0023】また、このとき、設計者が手作業で設計用
情報19を作成した場合には電子化処理部14により統
合化実装ファイル作成用データに変換され、統合化ファ
イル作成用CAD装置15に供給される。
【0024】工場部門20は受信装置21、電子処理
部22、コンバート処理部23、マルチプレクサ24、
製造インタフェースワーク部25、作業情報作成部2
6、パソコン27を有し、各作業工程の作業者からの指
示に従って各作業工程毎の作業用図面を作成する。
【0025】設計部門11で作成された送信装置18か
ら送信された設計情報は受信装置21で受信される。ま
た、設計部門11で人手により書き込まれた設計情報が
そのまま、工場部門に供給された場合には工場部門20
で電子化処理部22により電子化される。
【0026】また、設計部門11で設計用CAD装置1
2で設計された設計情報がフロッピーディスク等により
工場部門20に供給された場合はコンバート処理部23
により作業情報作成に適したデータに変換される。
【0027】受信装置21、電子化処理部22、コンバ
ート処理部23はマルチプレクサ24に接続される。
ルチプレクサ24は受信装置21、電子化処理部22、
コンバート処理部23からのいずれかのデータを選択す
る。
【0028】マルチプレクサ24で選択されたデータは
製造インタフェースワーク部25に供給される。製造イ
ンタフェースワーク部25はマルチプレクサ24で選択
された設計情報を保持し、作業情報作成部26からの指
示に応じて作業情報作成部26に供給する。
【0029】作業情報作成部26は抽出処理部28、作
業情報作成処理部29、パソコン連携部30、デフォル
ト処理部31、検索処理部32、編集処理部33、印刷
処理部34、表示制御部35よりなり、各製造作業部毎
に設置され、指示部2に相当するパソコン27と接続さ
れ、パソコン27からの指示に基づいて上記各処理部で
データの処理を実行し、パソコン27で指示された作業
工程で必要とする作業情報を作成する。
【0030】図3に作業情報作成部26のハード構成図
を示す。作業情報作成部26の前記各処理部を実現する
ハード構成はデータ処理部36、メモリ部37、ネット
ワークコントロール部38、ディスプレイ端末39、キ
ーボード端末40、プリンタ41、バス42よりなる。
【0031】データ処理部36は中央処理装置(CP
U)36a、及び、浮動小数点演算装置(FPU)36
bより構成されており、各種の演算、データ処理を実行
する。また、メモリ部37はメインメモリ37a、キャ
ッシュメモリ37b、仮想メモリ管理部37cより構成
され、データ処理部36で扱われるデータの保持・管理
を行なう。ネットワークコントロール部38はパソコン
27と接続されており、パソコン27との連携をとる。
【0032】ディスプレイ端末39はデータの表示を行
ない、キーボード端末40はデータ処理部36に対して
各種動作指示を行なう。プリンタ41はデータを印刷し
て出力する。
【0033】上記データ処理部36、メモリ部37、ネ
ットワークコントロール部38、ディスプレイ端末3
9、キーボード端末40、プリンタ41はバス42を介
して互いに接続されていて、データのやりとりを行な
う。
【0034】また、バス42はバス43を介して製造イ
ンタフェースワーク部25と接続されていて、設計部門
11で作成された設計情報が供給されると共に処理用の
テーブル、ライブラリ、出力データがファイルされてい
る。
【0035】図4に本発明の一実施例の製造インタフェ
ースワーク部の構成図を示す。製造インタフェースワー
ク部25は設計・製造インタフェースファイル部25
a、部品ライブラリ25b、工程振分テーブル25c、
未登録品ファイル部25e、該当なしファイル部25
f、工程別ファイル部25gより構成される。
【0036】図5は設計・製造インタフェースワーク部
25aのデータ構造図を示す。設計・製造インタフェー
スワーク部25aはn個の部品RC1〜RCnが1ブロ
ックにブロック化されており、ブロックのヘッドRCに
はブロックに登録されている部品の部品種類数、部品
数、部品ピン数等が記憶されている。ヘッドRCの次に
は部品仕様が記憶されており、部品仕様としては手配図
番、回路、記号、捺印記号、DA(CAD用部品品種)
品種、部品形状コード、形状名、部品数、ピン数、ケー
スタイプ(パッケージ形状:QFP,SOP,CHIP
等)等の情報が記憶されている。このとき、形状名は他
の専用のブロックで定義されている。形状名を定義する
ブロックにはヘッドRCに定義数、全データ数等の情報
が記憶されており、ヘッドRCの次に部品形状定義RC
が順次設けられている。
【0037】部品形状定義RCは定義データ及び部品形
状を決めるための図形要素より構成されている。
【0038】定義データは部品形状名、実装領域、図形
要素数より構成される。また、図形要素はライン、矩
形、円弧、円により形状が決定されており、ラインはそ
の始点、及び終点が記憶され、矩形は一対の対角点、円
弧は中心点、半径、始角、終角、円は中心点半径が記憶
された構成とされ、以上により部品の形状が決定され
る。
【0039】部品仕様の次には部品RC1が記憶されて
おり、部品RC1は部品区分、実装位置名、実装区分
(SMD,DIP等)、搭載面(半田面,実装面等)、
配置角度、基準ピン、X座標、Y座標等が記憶されてい
る。
【0040】部品RC1の次にはその部品の各ピン毎の
データであるピンRC1〜RCnが記憶されている。ピ
ンRCにはピン名X座標、Y座標、ピン種別、ランド番
号、回転角度、ネット番号等のデータが記憶されてい
る。ピンRCnの次には図面種類、コード、テキスト等
の部品RC1の備考的データが記憶されている。
【0041】部品ライブラリ25bは設計・製造インタ
フェースファイル部25aの手配図番をキーに記憶され
ており、手配図番に応じて読み出され、併合される。
【0042】図6に本発明の一実施例の工程振分テーブ
25cデータ構成図を示す。工程振分テーブル25
cには工程1〜n毎にその洗浄性の可・不可を表すデー
タDn1、前処理なし、乾燥後、処理可能等の耐熱性を表
すデータDn2、搭載面を表わすデータDn-3 、テーピン
グ仕様を示すデータDn4、ラジアルアキシャル仕様を示
すデータDn5、手付け、仕様治具、自動搭載機の仕様を
区分するデータDn6、SMD、DIP、異型等の搭載部
品の区分を示すデータDn7、QFP、SOJ、SOP、
SMPGA等のパッケージのタイプを区分するデータD
n8、DA(CAD用部品コード)品種を区分するデータ
Dn9、ROM仕様を区別するデータDn10 、工程部品リ
ストを示すデータDn11 より構成されている。
【0043】図7に本発明の一実施例のセカンドサー
ドソーステーブル25dの構成図を示す。セカンド、サ
ードソーステーブル25d購入仕様毎にそのパッケ
ージ形状、捺印、セカンドソース、サードソースに関す
るデータが順に格納されており、購入仕様によりセカン
ドソース、サードソースを容易に選択できる構成とされ
ている。
【0044】図8に本発明の一実施例の作業情報作成部
の全体動作説明図を示す。作業情報作成部26では作業
者がパソコン(又はWS:ワークステーション)27を
操作して、作業者が必要とする図番、部品搭載面(半田
面又は実装面)、版数等を指定することにより、指定さ
れた図番部品搭載面、版数のデータが製造インタフェー
スワーク部25より読み出され、パソコン(又はWS:
ワークステーション)27に表示される(ステップS1
−1)。
【0045】次に作業者はパソコン(又はWS:ワーク
ステーション)27を操作してステップS1−1で読み
出され表示されたデータに基づいて使用できる部品を設
定して部品仕様を決定する(ステップS1−2)。
【0046】次に作業情報作成部26は工程振分テーブ
25cを参照し、ステップS1−2で決定された部品
仕様に応じた工程データを読み出す(ステップS1−
3)。
【0047】次に作業情報作成部26は工程振分テーブ
ル25cを参照して、ステップS1−3で読み出された
工程データと比較する(ステップS1−4)。
【0048】次に工程振分テーブルの工程データと一致
するデータを有する工程を該当工程と判定する(ステッ
プS1−5)。
【0049】該当工程に対応した出力ファイルを作成
し、出力する(ステップS1−6)。
【0050】図9にステップS1−2の部品仕様選択処
理のフローチャートを示す。部品仕様選択処理では設計
・製造インタフェースファイル部25aから全ての部品
仕様レコードを抽出する(ステップS2−1)。
【0051】次に抽出された設計・製造インタフェース
ファイル部25aからの全部品仕様レコードから作業者
が指定した手配図番をキーに部品ライブラリ25bより
設計・製造インタフェースファイル部25aから得た情
報以外に必要とする情報を抽出する(ステップS2−
2)。
【0052】このとき、必要とする部品の情報が未登録
の場合は未登録ファイル25fに格納する。
【0053】各部品はステップS2−1,S2−2で抽
出された部品仕様データを、工程振分テーブル25cを
参照することにより各部品に適した工程に振り分けられ
る(ステップS2−3)。
【0054】このとき、部品仕様データが工程振分テー
ブル25cのどの工程にも該当しない場合には該当なし
ファイル25fに格納される。
【0055】上記ステップS2−2,S2−3で未登録
ファイル25e、該当なしファイル25fに格納された
部品は表示、及び、プリントアウトされ、作業者がパソ
コン27を操作することにより作業者の判断に従って部
品仕様及び工程が定義される。
【0056】以上により工程毎に取付ける部品を分類で
き、ファイルすることができ、各工程毎にこのファイル
を容易に読み出すことができるため、夫々の工程で必要
とする情報を容易に読み出すことができる。
【0057】図10に工程別に分配された情報の表示/
非表示動作の説明図を示す。
【0058】まず、作業者はパソコン27(又はWS)
により対象部品毎に表示/非表示部品の選択を行なう
(ステップS3−1)。
【0059】表示が選択された対象部品はディスプレイ
端末上に表示され、非表示が選択さた対象部品は表示さ
れない(ステップS3−2)。
【0060】また、プリンタよりプリントアウトした場
合にもステップS3−1で設定された表示/非表示選択
に基づいてプリントが行なわれる(ステップS3−
3)。
【0061】図11,図12に対象部品表示の一例の画
面イメージを示す図を示す。対象部品を実装図として出
力する場合の画面イメージを示しており、図11(A)
に示すようにサブウインドウ表示により全体表示と詳細
表示を選択できる構成とされている。
【0062】また、図11(B)に示すように部品毎の
型格、個数、色での識別を選択した場合の型格毎の識別
色、また、備考としてモノクロでの表示等の型格毎の識
別文様が表示される表示画面を有し、部品毎の識別が可
能な構成とされている。
【0063】図11(C)に自動搭載機1で搭載される
部品の表示例を示す。
【0064】このとき、図12(A)が全部品が搭載さ
れた全体実装図を示し、図12(B)が本工程で実装さ
れる部品のみを表示した実装図を示す。
【0065】さらに、選択によっては図12(C)に示
すように同一の部品のみを表示することもできる。
【0066】以上のように自動的に各製造工程条件を満
足する部品を選択し、工程別対象部品の表示/非表示す
るように構成することにより得たい情報のみを選択的に
表示でき、夫々の製造工程で正確な情報を迅速に得るこ
とができる。
【0067】また、部品仕様選択処理時にセカンド,サ
ードソーステーブル25dを参照し、必要に応じてセカ
ンド,サードソースに置き換えることにより代換え部品
に置き代えての以後の処理が可能となる。
【0068】以上により、現場で得やすい部品を用いて
の製造を容易に実施できる。
【0069】以上は部品の選択分類について説明した
が、プリント板の開孔部の加工寸法チェックについて説
明する。
【0070】図13はプリント板の開孔部開口寸法チェ
ック処理動作フローを示す。
【0071】まず、ソルダクリーム印刷製版開孔部の加
工データを抽出する(ステップS4−1)。このとき、
開孔部加工形状は、ガーバーデータ(世界標準)に変換
されており、ガーバーデータから形状データに逆変換処
理を行う。ここでは多面取プリント板を対象すとるスル
ーホールガーバーデータが抽出される。
【0072】次にソルダクリーム印刷・製版・製造特有
の情報が抽出される(ステップS4−2)。このとき、
製造特有情報とはセンターマーク、コーナマーク、文字
情報等のことでこれらの情報はハーフエッチングガーバ
データより抽出される。
【0073】次にプリント板ユニット設計・製造ファイ
ルより原寸フットパターンデータを抽出する(ステップ
S4−3)。ここで、原寸フットパターンデータはプリ
ント板のフットパターン形状情報(原寸フットパター
ン)を示す。
【0074】次に原寸フットパターン及び開孔部加工フ
ットパターンとを比較表示する(ステップS4−4)。
このとき、原寸フットパターン/開孔部フットパターン
各形状情報は色により識別される。
【0075】次に図形要素寸法チェックを行なう(ステ
ップS4−5)。
【0076】本実施例によれば、既存のCADシステ
ム、市販流通CADシステム、人手設計品の紙図面等の
複数の設計インタフェースが介在しても、電子化処理部
等を設けることにより、あらゆるインタフェースに対応
できる。
【0077】また、ネットワーク構成によりワークステ
ーション、パソコン連携を可能とすることにより、分散
型製造作業図面作成システムが構成でき、これに伴な
い、各作業現場で必要とする情報を迅速に得ることがで
きる。
【0078】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項によれ
ば、製造工程毎に設計情報に対応した工程振分情報が設
定された工程振分テーブルを参照することにより製造工
程毎に部品の物理的作業特性情報を抽出でき、また、初
期指定部品情報および代換部品情報を含む部品テーブル
と部品テーブルを参照して、部品情報に対応する初期指
定部品と代換部品のいずれかを選択することができるた
め、効率的にプリント板製造作業に必要とする情報を入
手できる等の特長を有する。
【0079】
【0080】請求項によれば、変換手段により異なる
様式で作成された情報を取り込むことができるため、広
範囲での適用が可能となる等の特長を有する。
【0081】請求項3によれば、各作業工程毎に作業に
必要な情報を格納及び取り出すことが可能であり、よっ
て、その場で必要な情報を取得でき、プリント板製造作
業を迅速に行うことができる等の特長を有する。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例の作業情報作成部のハード構
成図である。
【図4】本発明の一実施例の製造インタフェースワーク
部の構成図である。
【図5】本発明の一実施例の設計・製造インタフェース
ファイル部のデータ構成図である。
【図6】本発明の一実施例の工程振分テーブルのデータ
構成図である。
【図7】本発明の一実施例のセカンド・サードソース対
応テーブルのデータ構成図である。
【図8】本発明の一実施例の作業情報作成部の全体動作
説明図である。
【図9】本発明の一実施例の工程振分処理の動作説明図
である。
【図10】本発明の一実施例の表示/非表示処理動作説
明図である。
【図11】本発明の一実施例の出力画面の一例を説明す
るための図である。
【図12】本発明の一実施例の出力画面の一例を説明す
るための図である。
【図13】本発明の一実施例のプリント板のチェック処
理動作説明図である。
【図14】従来の一例の概念図である。
【符号の説明】
1 設計情報作成部 2 指示部 3 情報抽出部 4 出力処理部 11 設計部門 12 設計用CAD装置 13 コンバート処理部 14 電子化処理部 15 統合化実装ファイル作成用CAD装置 16 統合化ファイル出力部 17 インタフェースファイル作成部 18 送信装置 19 手書設計情報 20 工場部門 21 受信装置 22 電子化処理部 23 コンバート部 24 選択部 25 製造インタフェースワーク部 26 作業情報作成部 27 パソコン(指示部)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−283530(JP,A) 特開 平1−267777(JP,A) 特開 平5−174078(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント板製造のための作業情報作成シ
    ステムにおいて、 製造対象の設計情報を作成する設計情報作成部と、 得ようとする情報に応じた指示情報を作成する指示部
    と、 前記設計情報作成部で作成された前記設計情報が供給さ
    れ、前記指示部で作成された前記指示情報に応じて前記
    設計情報より所定の情報を抽出する情報抽出部と、 前記指示情報に応じて前記抽出部で抽出された情報を製
    造工程毎に、複数の表示形態のうちいずれか選択された
    表示形態にて表示出力する出力処理部とを有し、前記情報抽出部は、製造工程毎に前記設計情報に対応し
    た工程振分情報が設定された工程振分テーブルと、 初期指定部品情報および代換部品情報を含む部品テーブ
    ルと、 前記工程振分テーブルを参照することにより製造工程毎
    に部品の物理的作業特性情報を抽出する機能と、 前記部品テーブルを参照して、前記部品情報に対応する
    初期指定部品と代換部品のいずれかを選択する機能とを
    有することを特徴とするプリント板製造のための 作業情
    報作成システム。
  2. 【請求項2】 前記設計情報作成部は、異なる様式で作
    成された設計情報を前記情報抽出部で処理できる様式に
    変換する変換手段を有することを特徴とする請求項1記
    載のプリント板製造のための作業情報作成システム。
  3. 【請求項3】 前記指示部は、各作業工程部所毎に配置
    され、夫々の工程で指示が行える構成とすることを特徴
    とする請求項1又は2記載のプリント板製造のための作
    業情報作成システム。
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