JP3339527B2 - 送風ユニット及び換気方法 - Google Patents

送風ユニット及び換気方法

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JP3339527B2 JP13384094A JP13384094A JP3339527B2 JP 3339527 B2 JP3339527 B2 JP 3339527B2 JP 13384094 A JP13384094 A JP 13384094A JP 13384094 A JP13384094 A JP 13384094A JP 3339527 B2 JP3339527 B2 JP 3339527B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,換気の促進,暖房効果
の改善などに適した,送風ユニット及び地下駐車場の換
気方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば法令によって大量かつ厳格な換気
量が定められている地下駐車場、あるいは高い天井を有
する室内プール、体育館、ホール、大規模ロビー等の換
気にあたっては、従来次のような方法、手段が採られて
いた。 (1)目的室内に、大型の給気ダクト及び排気ダクト
を、できるだけ分散して設置する方法。 (2)給気ファン、排気ファンのみならず,小口径のダ
クトを用いた換気促進ファンを設ける方法。これは小口
径のダクトを例えば天井部に配管し、このダクトにダク
ト内流路と通ずるノズルを適当な間隔をおいて設置し、
ダクト内に換気促進ファンからの空気を通流させて前記
ノズルから噴流を吐出させ、目的室内に例えば強制対流
を形成して、換気を促進させるものである。 (3)小型の軸流ファンを多数設置して換気の促進を図
る方法。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、まず前
記(1)の大型の給気ダクト及び排気ダクトを施工する
方法では、天井、壁面に大きいサイズの給排気ダクトを
必要とする。特に地下駐車場向け換気の場合には、換気
風量が大きいため、低い天井面が、かかる大型の給排気
ダクトに占有され、照明、スプリンクラー設備等、他の
設備機器の配置に支障をきたす。またダクト配管が梁を
越えなければならない箇所では、その施工が難しい。ま
た前記(2)の小口径のダクトを用いた換気促進ファン
を設ける方法では、前記(1)の場合よりは、施工が簡
単でまた梁貫通も容易であるが、ダクトを施工するとい
う点が依然として残っている。また前記(3)の小型の
軸流ファンを多数設置してする方法では、ダクトの施工
は不要であるが、目的室、目的場内に空気の澱みをなく
して空気流を形成するためには、相当多数のファンが必
要であり、しかも軸流ファン自体と気流方向が同一なの
で、所定の空気流を形成する場合には、既に他の機器が
取り付けてあった場合のレイアウトの自由度が制限され
ることもある。しかも場内でのファン取付方向が一定と
ならないので、整然とせず外観上も見苦しい。
【0004】本発明はそのような点に鑑みてなされたも
のであり,ダクトの施工を不要とし,しかも噴流の吐出
方向が自在に変えることができ,また1つのユニットで
1方向のみならず多方向への吹出しも可能として,設置
レイアウトの自由度を大きく向上させた送風ユニットを
提供して,前記問題の解決を図ることを目的とするもの
である。また本発明は,かかる送風ユニットを用いた地
下駐車場の換気方法も提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め,請求項1によれば,内壁に吸音材を設けたチャンバ
内に,噴流を発生させる送風機を内蔵し,該チャンバ
一の側面に吸込口が設けられ,他の側面にノズルを
支持した中空の可撓支持体が1又は2以上設けられ,
込口から吸い込まれた気体を,送風機によって前記可撓
支持体を通じて前記ノズルから吐出する如く構成され
さらに前記可撓支持体は,前記他の側面を形成する側板
に設けられ,当該側板は,チャンバに対して着脱自在に
設けられたことを特徴とする,送風ユニットが提供され
る。
【0006】また請求項2によれば,地下駐車場を換気
する換気方法において,内壁に吸音材を設けたチャンバ
内に,噴流を発生させる送風機を内蔵し,該チャンバの
一の側面に吸込口が設けられ,他の側面にはノズルを支
持した中空の可撓支持体が2又は3設けられ,吸込口か
ら吸い込まれた気体を,送風機によって前記可撓支持体
を通じて前記ノズルから吐出する如く構成された送風ユ
ニットを用いると共に,前記送風ユニットの前記可撓支
持体のうちの1の可撓支持体は直線状に向け,他の可撓
支持体は俯角をつけることを特徴とする,換気方法が提
供される。
【0007】
【作用】請求項1によれば、チャンバ側面の吸込口から
吸い込まれた空気が、送風機によってノズルから吐出さ
れるようになっている。従って、例えば本発明にかかる
送風ユニットを複数用意して、噴流の吐出先に他の送風
ユニットの吸込口を位置させることによって、空気を次
々と搬送させることができる。それゆえ給・排気用のダ
クトを施工する必要はなく、また搬送用の空気を通流す
る小口径のダクトも不要である。
【0008】また噴流は周囲の空気を誘引、搬送するの
で、前記のように噴流の吐出先に必ずしも他の送風ユニ
ットの吸込口を位置させなくても、他のユニットのノズ
ル近傍へ向けて噴流を吐出させるように方向づけても、
空気を次々と搬送させることが可能である。
【0009】しかも前記ノズルは可撓支持体によって支
持され、ノズルから吐出される噴流を任意の方向へと向
けることができるので、チャンバの方向とは関係なく噴
流方向づけることができ、送風ユニットを整然と配設し
たまま所望の気流を形成することが可能である。
【0010】そして可撓支持体が2以上設けられている
場合には,1つの送風ユニットから2以上の異なった方
向へと噴流を吐出させることができ,目的室,場に応じ
て最適な気流を形成することができ,しかも送風ユニッ
トの配設を整然とすることが可能である。また1ユニッ
トで多方向気流が形成できるので,目的場内に空気のよ
どみをなくして空気流を形成するにあたり,必要ユニッ
トの数を従来より低減させることが可能である。またチ
ャンバの側面を形成する側板に,前記可撓支持体が設け
られ,この側板自体はチャンバに対して着脱自在である
から,側板の交換によって,1ユニット一方向噴流から
1ユニット多方向噴流のユニットへの変換が容易であ
り,その余の部分,例えばチャンバ,送風機,吸込口を
共通化することにより,全体として製造コストを低廉に
することができる。しかも一旦設置した後,目的室,場
におけるその後の環境変化などによって気流形成方向を
変更する場合,可撓支持体の方向付けの変更に加えて,
側板部分の交換によって多方向噴流のユニットを設置す
ることが可能である。
【0011】また本発明の換気方法によれば,前記送風
ユニットの前記可撓支持体のうちの1の可撓支持体は直
線状に向けられ,他の可撓支持体は俯角をつけられてい
るから,直線状に配置された可撓支持体によって給気を
搬送し,また俯角がつけられた可撓支持体によって車両
の排気ガスを撹拌して,車両の排気ガスが澱むことを防
止できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
れば、図1は第1実施例にかかるいわゆるシングルノズ
ルタイプの送風ユニット1の平面、図2は側面、図3は
背面、図4は正面、図5は外観を夫々示しており、この
送風ユニット1のチャンバ2は、全体として平面が略正
方形の箱形状をなしており、その側面は、左側板3、右
側板4、前側板5、後側板6によって形成されている。
そしてこのチャンバ2内に、遠心式の送風機7が設けら
れている。また前記左側板3、右側板4の上端部周縁に
は、吊下用の支持金具3a、4aが設けられ、右側板4
の適宜箇所には、前記送風機7に対して発停等が指示さ
れたり、また作動のための電力が供給されるためのター
ミナル等が収蔵された端子箱4bが設けられている。前
記後側板6は、図3に示したように、格子状のメッシュ
によって構成されており、空気の吸込口を形成してい
る。この後側板6は、かかる格子状に限らずその他例え
ばスリット状、パンチング状等、使用場所の環境等に応
じて任意の形状のものが選択できる。
【0013】前記送風機7の吐出口7aと、前側板5内
面との間には適当な距離が設けられ、さらにこの吐出口
7aを境としてチャンバ2内を前後に仕切る隔壁板8に
よって、吐出口7aと前側板5内面との間には、動圧室
Sが形成されている。そしてこのチャンバ2の内壁、即
ち左側板3、右側板4、前側板5の内面、さらには隔壁
板8、天板9、底板10の各内面には、例えばグラスウ
ール、ガラスクロスによって構成された吸音材11が各
々設けられており、送風機7の発する音はこの吸音材1
1によって吸収されるようになっている。チャンバ2に
対して着脱自在に取り付けられた前側板5の外面中央に
は、チャンバ2内の動圧室Sに通ずる、例えばフレキシ
ブルダクトによって構成された可撓性を有する中空の可
撓支持体12が設けられており、さらにこの可撓支持体
12の先端には、先細のノズル13が設けられている。
【0014】第1実施例にかかる送風ユニット1は、以
上の構成を有しており、送風機7を作動させると、後側
板6から周囲の空気が吸い込まれ、送風機7の吐出口7
aから動圧室Sを通じて、ノズル13から噴流となって
吐出される。
【0015】次に第2実施例について説明すると、図
6、図7に示したように、この第2実施例にかかる送風
ユニット21は、いわゆるダブルノズルタイプであり、
前記第1実施例にかかる送風ユニット1における前側板
5部分の構成のみを変えたものである。従って、図6、
7において前記第1実施例にかかる送風ユニット1の説
明の際に用いた部材番号と同一の番号で引用される部材
は、第1実施例にかかる送風ユニット1と同一の部材構
成を示している。
【0016】即ち第2実施例にかかる送風ユニット21
においては、チャンバ2の前面に着脱自在に取り付ける
前側板22に、前出可撓支持体12よりも径の小さい2
つの可撓支持体23、24を設け、これら各可撓支持体
23、24の先端に、前出ノズル13よりも小さい径の
ノズル25、26を設けたものである。なお各可撓支持
体23、24、及び各ノズル25、26相互は同一径を
有している。この第2実施例にかかる送風ユニット21
によれば、チャンバ2内の送風機を作動させると、これ
ら2つのノズル25、26から噴流が吐出される。
【0017】次に第3実施例について説明すると、図
8、図9に示したように、この第2実施例にかかる送風
ユニット31は、いわゆるトリプルノズルタイプであ
り、前出第2実施例の場合と同様、前記第1実施例にか
かる送風ユニット1における前側板5部分の構成のみを
変えたものである。従って、図8、9において前記第1
実施例にかかる送風ユニット1の説明の際に用いた部材
番号と同一の番号で引用される部材は、夫々第1実施例
にかかる送風ユニット1と同一の部材構成を示してい
る。
【0018】この第3実施例にかかる送風ユニット31
においては、チャンバ2の前面に着脱自在に取り付ける
前側板32に、前出第2実施例の可撓支持体23、24
よりもさらに径の小さい3つの可撓支持体33、34、
35を設け、これら各可撓支持体33、34、35の各
先端に、前出ノズル25、26よりもさらに小さい径の
ノズル36、37、38を設けたものである。なお各可
撓支持体33、34、35、及び各ノズル36、37、
38相互は同一径である。そしてこの第3実施例にかか
る送風ユニット31によれば、チャンバ2内の送風機を
作動させると、これら3つのノズル36、37、38か
ら夫々噴流が吐出される。
【0019】本発明の第1、第2、第3の各実施例にか
かる送風ユニット1、21、31は、以上のように構成
されており、夫々同一チャンバ2、同一送風機7を用い
ているので、各送風ユニット1、21、31のノズル1
3、25、36から吐出される噴流は、第1実施例にか
かる送風ユニット1のノズル13からの噴流が最も到達
距離が長く、以下、第2実施例にかかる送風ユニット2
1、第3実施例にかかる送風ユニット31の順に短くな
っている。
【0020】次にこれらの各実施例を用いた換気システ
ムについて、例えば図10に示したような平面形態を有
する地下駐車場Xを換気する場合について説明する。こ
の地下駐車場Xは、その一側に車両の出入口ゾーン41
があり、その出入口ゾーン41の両側に、給気ファン4
2、排気ファン43が設置されている。また車両Aのパ
ーキングエリアPは、適宜の区画線44、45によって
形成され、図10の例では、対向して設けられたパーキ
ングエリアP1、P2と出入口ゾーン41と対向する壁際
に沿って設けられたパーキングエリアP3との3つのパ
ーキングエリアが形成されている。
【0021】かかる構成を有する地下駐車場Xの換気を
行う場合には、給気ファン42からの給気を、効率よ
く、かつ澱みなくパーキングエリアP1、P2、P3の端
部近傍に通流させ、しかも最後は排気ファン43へと導
かなければならないが、本発明によれば、前出第1、第
2、第3の各実施例にかかる送風ユニット1、21、3
1を適宜組み合わせて使用することにより、極めて容易
にかつ必要最小限のユニット数でそのような要請に応え
ることが可能である。
【0022】即ち、給気ファン42からの給気をまずパ
ーキングエリアP1、P2、P3の端部にまで搬送しつ
つ、かつ各パーキングエリアP1、P2、P3の間のゾー
ンに導く必要があるが、本発明によればまず第2実施例
にかかる送風ユニット21を給気ファン42の給気方向
に設置する。そうすると、この送風ユニット21におけ
る各ノズル25、26は既述のように夫々可撓支持体2
3、24によって指示されているから、一のノズル25
をそのまま直線状に配置し、他のノズル26をパーキン
グエリアP1、P2の間のゾーンに向けることができる。
従って、給気ファン42からの給気をパーキングエリア
1、P2の間のゾーンと、いちばん奥にあるパーキング
エリアP3へと導くことが1つのユニットで行える。
【0023】そしてそのように導かれた給気を、今度
は、パーキングエリアP1、P2、P3の各端部に沿っ
て、各車両の排気を攪拌しつつかつ同時に地下駐車場X
の一側壁X1に直角に向けて搬送するのであるが、本シ
ステムでは、パーキングエリアP1と出入口ゾーン41
との間には、第2実施例にかかる送風ユニット21を2
カ所に設置し、一のノズル25を、車両の端部、即ちパ
ーキングエリアP1側に向け、他のノズル26をそのま
ま直線的に地下駐車場Xの一側壁X1に向ける。その場
合ノズル26は水平に単にパーキングエリアP1側に向
けるだけではなく、図11に示したように、適当な俯角
をつけることができる。これによって効率よくかつ澱み
なく車両の排気ガスを攪拌させることができる。
【0024】またパーキングエリアP2とP3の間には、
第3実施例にかかる送風ユニット31を3カ所に設置す
る。そしてこのパーキングエリアP2とP3の間に設置さ
れる送風ユニット31は、3つのノズル36、37、3
8を有しているので、中央のノズル37を搬送用に、両
側のノズル36、38を俯角をつけて各パーキングエリ
アP2、P3に向けることが可能であり、これら各パーキ
ングエリアP2、P3にある車両の排気ガスが澱むことを
防止できる。その様子を図12に示した。
【0025】そして地下駐車場Xの一側壁X1における
排気ファン43と対向するコーナーには、最も噴流の到
達距離が長い、第1実施例にかかる送風ユニット1を設
置するのである。即ち、一側壁X1に設置するユニット
は、単に排気ファン43に向けて、排気を搬送するだけ
でよいので、最も到達距離が長い送風ユニット1を1つ
設置するだけでよい。
【0026】以上のような地下駐車場Xの換気システム
は、場内に設置するユニットの数が従来よりも少なくて
済み、かつ空気の搬送と車両近傍の澱みの解消とを、効
率よく実現している。この点、例えば従来の小型軸流フ
ァンを用いる方式では、搬送用、攪拌用と夫々個別に設
置しなければならず、必要数が増加し、しかも俯角をつ
けたり、水平方向を適宜変える場合には、その配設方向
も雑然とならざるを得なかった。しかしながら本発明に
よれば、1つのユニットで多方向の噴流を得ることがで
きるので、必要設置数も少なくて済み、しかも水平方向
の角度変更、俯角をつけるのも、可撓支持体によって自
在である。従って、図10に示したように、ユニットの
配設も整然としている。
【0027】さらにまたユニット自体は、同一チャンバ
2、同一送風機7をそのまま使用し、前側板5、22、
32の変更によって、送風ユニット1、21、31へと
容易に変更ができるので、極めて量産性がよく、製造コ
ストも低廉に抑えることができる。もちろん騒音も発生
せず、ダクトを施工する必要もない。
【0028】なお前記実施例は、地下駐車場の換気につ
いて適用した例であったが、もちろん高い天井を有する
暖房の改善にもそのまま使用でき、かつその場合でも前
記したように整然とした配設が可能であるから、例えば
ホテルのロビーなど、室内装飾、意匠に配慮を必要とす
る空間においても、これらを阻害することなく、設置で
きるものである。
【0029】
【発明の効果】請求項1によれば,給排気用のダクトを
施工する必要はなく,また搬送用の空気を通流する小口
径のダクトも不要である。しかもノズルから吐出される
噴流を任意の方向へと向けることができるので,ユニッ
トの配設方向とは関係なく,気流を形成でき,送風ユニ
ットを整然と配設したまま所望の気流を形成することが
可能である。その他静粛性も備えている。さらにまた
つの送風ユニットから2以上の異なった方向へと噴流を
吐出させることができ,目的室,場に応じて最適な気流
を形成することができる。そして全体として製造コスト
を低廉にすることができ,1ユニット一方向噴流から1
ユニット多方向噴流ユニットへと変更する場合,ユニッ
トそのものを変更しなくても,側板部分の交換によって
多方向噴流のユニットを設置することが可能である。請
求項2の換気方法によれば,直線状に配置された可撓支
持体によって給気を搬送し,また俯角がつけられた可撓
支持体によって車両の排気ガスを撹拌して,車両の排気
ガスが澱むことを防止でき,空気の搬送と車両近傍の澱
みの解消とを効率よく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかる送風ユニットの平面図であ
る。
【図2】第1実施例にかかる送風ユニットの側面図であ
る。
【図3】第1実施例にかかる送風ユニットの背面図であ
る。
【図4】第1実施例にかかる送風ユニットの正面図であ
る。
【図5】第1実施例にかかる送風ユニットの斜視図であ
る。
【図6】第2実施例にかかる送風ユニットの正面図であ
る。
【図7】第2実施例にかかる送風ユニットの斜視図であ
る。
【図8】第3実施例にかかる送風ユニットの正面図であ
る。
【図9】第3実施例にかかる送風ユニットの斜視図であ
る。
【図10】実施例を使用した地下駐車場の換気システム
の平面説明図である。
【図11】実施例を使用した地下駐車場の換気システム
の側面説明図である。
【図12】実施例を使用した地下駐車場の様子を換気シ
ステムの斜視図である。
【符号の説明】
1、21、31 送風ユニット 2 チャンバ 5 前側板 6 後側板 7 送風機 11 吸音材 12 可撓支持体 13 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鑓 専次 京都府京都市伏見区桃山町大島38−338 (56)参考文献 特開 昭54−66542(JP,A) 特開 平4−356643(JP,A) 特開 平3−87543(JP,A) 実開 昭57−109300(JP,U) 実開 昭61−162733(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 7/007

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁に吸音材を設けたチャンバ内に,噴
    流を発生させる送風機を内蔵し,該チャンバの一の側面
    吸込口が設けられ,他の側面にはノズルを支持した
    中空の可撓支持体が1又は2以上設けられ,吸込口から
    吸い込まれた気体を,送風機によって前記可撓支持体を
    通じて前記ノズルから吐出する如く構成され,さらに前記可撓支持体は,前記他の側面を形成する側板
    に設けられ,当該側板は,チャンバに対して着脱自在に
    設けられたことを特徴とする, 送風ユニット。
  2. 【請求項2】 地下駐車場を換気する換気方法におい
    て, 内壁に吸音材を設けたチャンバ内に,噴流を発生させる
    送風機を内蔵し,該チャンバの一の側面に吸込口が設け
    られ,他の側面にはノズルを支持した中空の可撓支持体
    が2又は3設けられ,吸込口から吸い込まれた気体を,
    送風機によって前記可撓支持体を通じて前記ノズルから
    吐出する如く構成された送風ユニットを用いると共に, 前記送風ユニットの前記可撓支持体のうちの1の可撓支
    持体は直線状に向け,他の可撓支持体は俯角をつけるこ
    とを特徴とする,換気方法。
JP13384094A 1994-05-23 1994-05-23 送風ユニット及び換気方法 Expired - Lifetime JP3339527B2 (ja)

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TW084108195A TW345612B (en) 1994-05-23 1995-08-07 Blower unit, ventilating method and parking place ventilation system

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