JP3338511B2 - 封止コイルの製造方法 - Google Patents

封止コイルの製造方法

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JP3338511B2
JP3338511B2 JP12340693A JP12340693A JP3338511B2 JP 3338511 B2 JP3338511 B2 JP 3338511B2 JP 12340693 A JP12340693 A JP 12340693A JP 12340693 A JP12340693 A JP 12340693A JP 3338511 B2 JP3338511 B2 JP 3338511B2
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sealed
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千一 大友
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エヌイーシートーキン株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型トロイダルコイル
を絶縁樹脂モールドにより封止した、対向側面に短冊形
端子をもつ封止コイルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の封止コイルの製造方法を、図2を
参照して説明する。図2において、リードフレーム1
は、弾性に富む帯状金属板をその長さ方向に沿って一定
間隔でH形に打ち抜いたものである。図2は3個のH形
打抜き部分を示しており、リードフレーム1は、右手前
(1番目)の打抜き部に示したように互いに対向する一
対の端子部2と両側のフレーム部3と打抜き部の境界で
ある連結部4とから成り立っている。短冊形の端子部2
の先端部が上方に直角に曲げられて立上り片5が設けら
れている。立上り片5の間隔は、小型のトロイダルコイ
ル6(図では巻線を省いて示す)の外形寸法より若干大
きく設定する。図2の2番目の打抜き部に示したよう
に、両側の立上り片5の下部を埋め込み、中央部に円形
収納部8のある収納ケース7を樹脂モールドにより一体
に形成する。収納部8は、トロイダルコイル6(以下コ
イルと記す)の軸方向外形寸法より若干大きい深さであ
る。図示したように、収納部8にコイル6を入れた後、
立上り片5の突出部を内側に倒し、倒した部分にコイル
6の巻線の端部を点溶接等により接続する。図2の3番
目の打抜き部に示したように、収納ケース7の外面、開
口面、巻線の端部の接続部を覆って絶縁樹脂モールドに
より外形直方体に封止して端子部2を所定個所で切断
し、フレーム部3から切り離して封止コイルが出来上が
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の製造方法は、上
述したように収納ケースの形成と、コイルを収納してか
らの封止との2回の絶縁樹脂モールドを行うので、完成
するまでに要する時間が長く工程数が多いので、生産能
率が低く、小型化しにくいと云う欠点があった。従っ
て、本発明の課題は、絶縁樹脂モールドの回数が少くて
小型に出来上る経済的な封止コイルの製造方法を供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、リードフレー
ムの対の端子部の立上り片の間隔を狭めるとともに立上
り片に貫通孔を設けることと、絶縁樹脂材の棒部の一端
に鍔を一体に設けた位置決め部材を用い、軸方向を水平
にしたトロイダルコイルを立上り片の間隙に配置し、位
置決め部材の棒部を両側の貫通孔とコイルの中央孔とに
挿通してから巻線の端部を端子部に接続し、絶縁樹脂モ
ールドにより外形直方体に封止することを特徴とする。
即ち、本発明は、短冊形端子を対向側面から突出してト
ロイダルコイルを絶縁樹脂で封止してなる封止コイルの
製造方法において、互いに対向する短冊形端子部の先端
に貫通孔を有する立上り片を形成したリードフレーム
と、棒部の一端に鍔を備えた絶縁樹脂の位置決め部材と
を用い、軸方向を水平にしたトロイダルコイルを立上り
片間隙に配置し、位置決め部材の棒部を貫通孔とコイル
の中央孔とに挿通してコイルを端子部に保持し、巻線の
端部を端子部に接続して封止することを特徴とする封止
コイルの製造方法である。
【0005】
【作用】位置決め部材の棒部は、端子部立上り片の貫通
孔に架け渡して通り、コイルの中央孔の内周面と当接し
て軸方向を水平にした姿勢にコイルを保持し、鍔は立上
り片に当接して棒部を位置決めする。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の実施例を説明するための図
である。図1において、リードフレーム1は、中央の横
棒部分を幅狭にしたH形に帯状金属板を打ち抜くととも
に端子部2の先端部に貫通孔10をあけて先端部を上方
に直角に曲げた、複数(図では3個を図示)の打抜き部
を有している。先端部の立上り片9の間隔は、トロイダ
ルコイル6の軸方向外寸より僅かに大きい寸法である。
立上り片9の高さは、コイル6の中央孔の直径より大き
く、コイル6の外径よりも小さい寸法である。図1の2
番目の打抜き部に示すように、立上り片9の間隙に軸方
向を水平にしたコイル6を、その中央孔と貫通孔10と
対応させて配置し、棒部12の一端に鍔13のある絶縁
樹脂製位置決め部材11の棒部12を、片方の貫通孔1
0に通しコイル6の中央孔にも通して他方の貫通孔10
(図示しない)に通し、鍔13を立上り片9に当接す
る。立上り片9と位置決め部材11により、図1の3番
目の打抜き部に示すように、コイル6を支持した状態
で、コイル6の巻線の端部を端子部2の先端に点溶接に
より接続する。接続部はなるべく立上り片9に近接させ
る。コイル6と接続部を、一点鎖線で示すように絶縁樹
脂モールドにより外形直方体に封止する。フレーム部3
から端子部2を切り離して封止コイルが出来上がる。
【0007】
【発明の効果】本発明の方法によれば、トロイダルコイ
ルを簡単に端子部に支持できて、一回の絶縁樹脂モール
ドにすむため、生産能率が従来より大幅に向上し、小型
の直方体に封止できて樹脂量を削減できるので、安価な
封止コイルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の1実施例についての説明図で
ある。
【図2】図2は、従来例についての説明図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム 2 端子部 3 フレーム部 4 連結部 5,9 立上り片 6 (トロイダル)コイル 7 収納ケース 8 収納部 10 貫通孔 11 位置決め部材 12 棒部 13 鍔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 41/12 H01F 17/06 H01F 27/02 H01F 41/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短冊形端子を対向側面から突出してトロ
    イダルコイルを絶縁樹脂で封止してなる封止コイルの製
    造方法において、互いに対向する短冊形端子部の先端に
    貫通孔を有する立上り片を形成したリードフレームと、
    棒部の一端に鍔を備えた絶縁樹脂の位置決め部材とを用
    い、軸方向を水平にしたトロイダルコイルを立上り片間
    隙に配置し、位置決め部材の棒部を貫通孔とコイルの中
    央孔とに挿通してコイルを端子部に保持し、巻線の端部
    を端子部に接続して封止することを特徴とする封止コイ
    ルの製造方法。
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