JP3337726B2 - 冷凍米飯類およびその製法 - Google Patents

冷凍米飯類およびその製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍状態で保管し、そ
のまま直接電子レンジ、オーブン、オーブントースタ
ー、蒸し器等の調理器具によって、調理または自然解凍
される米飯類に関し、喫食する際、最適な水分を保ち、
ふっくらとたきたての食感を有する米飯類に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の、冷凍状態の米飯食品を加温する
だけで、米粒の結着性と食味の良い米飯食品をえる方法
としては、(1)炊飯して得た米飯に、脱脂粉乳、強力
粉、もち米粉、澱粉粉、乾燥卵白の1種または2種以上
並びに液状調味料及び必要により適宜具を混合して、味
付け米飯を得、これを任意の形状に成形し、衣付けした
後、凍結することを特徴とするコロッケ状冷凍味付け米
飯の製造方法(特開昭54−46848号公報)、
(2)炊飯されたライスと加熱によってゲル化する食品
糊料と水及び遊離水分解防止材を均一に混ぜ合わせたも
のを所定形状に成形してなるライス成形品(特開平02
−60556号公報)があり、また、米飯の混合性、成
形性、復元性の向上を目的とするものに、(3)炊飯し
た米飯の米粒表面の水分を減らし、これに油を加えて混
合し、ついで液状物を加えて混合した後、成形機により
成形する方法(特開平03−58760号公報)、
(4)含水させたもち米粉を多数の通気孔を有するプラ
スチックトレイに充填した後、蒸煮開始10分後、打ち
水をしながら20分蒸煮を実施し、さらに、約20分蒸
煮を行い、凍結する方法(特開平04−8416号公
報)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(1)、
(2)法によれば、米以外の添加物を利用しており、米
粉にしても、本来食味に寄与しない繊維質、高分子の澱
粉や蛋白も含まれており、米飯本来のおいしさが得られ
ない。(3)の方法によれば、とくに粘着性の強いもち
米の場合、冷却した時点で強固に固結し、その混合でさ
え容易でない。混合しやすいように水を減らして炊飯、
蒸煮したものを使用して水を加えても、冷却後は既に米
澱粉のβ化が進んでおり、澱粉の米粒以外への移行が少
ないので、成形性が悪く、米粒の喫食最適水分値まで吸
水しないので、ふっくらとした食感は得られない。さら
に、油を全体重量中の1%以上加える必要があり、食
感、食味に悪影響を与える。(4)法にしても、米の膨
潤を抑えつつ成形されるので、ふっくらとした食感は得
られない等、種々改善すべき問題点があった。
【0004】以上の点に鑑みて本発明の課題は、冷凍状
態の米飯食品を加温するだけで、結着性と食感、食味の
良い米飯食品を得ることができる冷凍米飯類を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決しうる
第1の発明は、通常の米及び水の比率で炊飯または蒸煮
後冷凍された米飯であって、前記米飯中のうるち米の配
合率がA%、もち米の配合率がB%、A+B=100%
であるとき、前記米飯の米粒表面に、前記米粒全固形分
重量の0.04A+0.03B)重量%以上の固形分
を含む炊飯された米飯の米粒溶出物層を有することを特
徴とする冷凍米飯類、第2の発明は、上記の冷凍米飯類
を加熱調理、または自然解凍することによって得られる
米飯食品、第3の発明は、通常の米及び水の比率で炊飯
または蒸煮後の米飯に加水し、前記米飯の形状が崩壊し
ない程度圧力をかけた後、これを冷凍することを特徴
とする上記第1に記載の冷凍米飯類の製造方法、第4の
発明は、通常の米及び水の比率で炊飯または蒸煮後の米
飯に、米飯由来の糊状物である米粒溶出液を添加した
後、冷凍することを特徴とする上記第1に記載の冷凍米
の製造方法である。
【0006】本発明でいう米飯類としては、炊飯された
米飯あるいはこれに調味料や各種具材を含んでなる物で
もよく、白飯、赤飯、おこわ、ピラフ等が挙げられる。
本発明で使用しうる米飯類としては、うるち米、もち米
のいずれでも良く、また、これらの混米でも良い。本発
明でいう炊飯とは、米粒を炊飯釜、蒸し器、電子炊飯
器、ガス式またはスチーム式連続炊飯装置を使い、通常
の方法に従って炊飯または蒸煮する工程を言う。
【0007】炊飯によって得られる米飯の水分量(後
述)は、うるち米であれば49〜57重量%、もち米で
あれば39〜46重量%程度であると好ましく、さらに
好ましくはうるち米であれば52〜57重量%、もち米
であれば42〜46重量%である。本発明において水分
量とは米飯中に含まれる水分量を言い、冷凍後の米飯中
の水分量は、前記米飯中のうるち米の配合率がA%、も
ち米の配合率がB%、A+B=100%であるとき、
(0.63〜0.67)×A+(0.55〜0.58)
×B(重量%)の範囲に調整されることが好ましい。
【0008】水分量の調整は、通常の米及び水の比率で
炊飯または蒸煮を行った後に、上記の範囲の水分量とな
る様に水を添加することによって行えば良い。例えばう
るち米の場合、炊飯後の最適水分量は49〜57重量%
程度であるが、本発明においては水分量を63〜67重
量%に調整すると、米粒内部に完全に吸収されない水分
は後に述べる米粒溶出液として存在するようになるので
ある。このように水分量を調節することにより、炊飯米
を崩壊させずに十分膨潤させ、米粒表層に米粒溶出液を
十分に付着させ、冷凍による変性や加熱調理による表面
の水分蒸発、褐変を防ぐことができる。
【0009】冷凍後の米飯の水分値がこの範囲より低い
値であると、米粒中の水分が不足し、後に述べる米粒溶
出液の溶出が十分起こらず好ましい食感を得ることがで
きず、また、この範囲を越える値であると米飯内の水分
が過剰となり、やはり好ましい食感を得ることができな
い。上記水分量は、一定量の米飯を135℃で2時間乾
燥させたときの、乾燥減量(%)を測定することによっ
て得られる。
【0010】本発明における米粒溶出物とは、炊飯時に
熱水により米粒細胞壁から溶出される糊状物である米粒
溶出液、いわゆる「おねば」と呼ばれるものが冷凍され
たものである。これは、低分子の澱粉やグルコース、ペ
プチド、アミノ酸、ミネラル等を含んだ食味の成分が含
まれているものである。本発明では、冷凍した米飯粒の
表層部に前記米粒溶出液が、米粒内には完全には吸収さ
れない状態のまま付着され、冷凍状態では米粒溶出物付
着層として存在するよう構成されていることが必要であ
り、米粒溶出液の付着量は、米飯中のうるち米の配合率
がA%、もち米の配合率がB%、A+B=100%であ
るとき、米粒溶出液の固形分重量が、米粒全固形分重量
0.04A+0.03B)重量%以上であることが
必要である。好ましくは7.0重量%以下である。
【0011】付着量が上記範囲未満であると、もち米の
場合では、食味、食感の良い米粒同志の粘着性とふっく
ら感を両立させることができない。またうるち米の場合
では、凍結時、調理時に過乾燥を引き起こし、米粒にひ
び割れを生じ易く、食感が悪くなる。付着している米粒
溶出液の固形分比率は、製品(解凍品)を水に混合分散
し、付着している米粒溶出液を洗い流し、残りの米粒を
メッシュでろ過したときの、固形分損失量で測定でき
る。
【0012】米粒溶出物の付着量を調整するには、炊飯
時の米の浸漬温度、時間、蒸煮、炊飯時間、蒸煮後の加
水温度及び時間の設定を行う方法や炊飯後の加水量を調
節する方法、炊飯後に加圧する方法等があげられ、これ
らの1法によってもこれらの方法を組み合わせても構わ
ないが、炊飯後に加圧する方法が最も好ましい方法とい
える。
【0013】加圧量は米粒溶出液が表面に溶出されてい
ながら、米粒が崩壊されていない程度にする。加圧の後
に水分を更に添加して、溶出液の濃度の調整を行うこと
もできる。また別法として、炊飯、あるいは蒸煮された
米に、濃度の調整された米粒溶出液を加える方法もあ
る。この場合米粒溶出液は、米粒から溶出したものをそ
のまま、精製せずに適した濃度に希釈されたものを添加
すると好ましい。更に、米粒溶出液の溶出後の再吸収を
防ぐため適量の油を添加することも有効な手段である。
この場合、油の量は食味に影響のないようにすべきであ
り、1%以下が好ましい。尚、米粒溶出液の濃度は食味
を考慮して適宜設定すれば良い。濃度の調整は上記の付
着量の調整と同様の方法によれば達成される。
【0014】以下、本発明の冷凍米飯類の製造方法を、
炊飯後加圧によって米粒溶出液の付着量を調節する方法
を例として述べる。先ず、生米を洗米し、定量の水に浸
漬させ、常法に従い炊飯、あるいは蒸煮する。うるち米
の場合は、米内部への吸収を良くするために、蒸煮の途
中で適当時間水に浸漬させ、さらに蒸煮を行えば好まし
い。
【0015】炊飯、あるいは蒸煮が終わったら、米粒溶
出液の溶出を行うが、米粒溶出液の再吸収の抑制のため
に油を添加する場合は炊飯、あるいは蒸煮直後に添加す
る。加圧は、例えば圧力容器、攪拌容器、縦型ミキサー
等の装置を用いることができる。加圧前に、目標水分値
に見合う水を加水後、圧力で1〜5分程度処理を行った
後、30分程度放置することによって適量の米粒溶出液
を米粒内に吸収させる。
【0016】こうして米粒溶出液を適量付着させた米飯
が得られたら、これを常法に従い冷凍することによって
本発明の冷凍米飯が得られる。本発明の冷凍米飯類を食
する際には、公知の方法、例えば電子レンジ、オーブン
トースター、蒸し器等の調理器具によって加熱調理ある
いは自然解凍することにより解凍すれば良い。
【0017】
【実施例】本発明の詳細を、以下の実施例で示す。
【0018】
【実施例1】精白うるち米5.0Kgを洗米し、水中に
1時間浸漬し、水中に1時間浸漬した後、蒸し器で蒸煮
を10分間行った。これを20℃の水中に30分間浸漬
したのち、さらに蒸煮を20分間行った。蒸煮後の重量
を測定したところ、10.0Kgであった。直ちに食用
サラダ油62.5gを添加し、さらに水を2.5Kg加
えた。
【0019】次に、縦型ミキサー(関東混合機社製、S
S型71E)により2分間処理することにより、米粒が
破壊されない程度に圧力をかけて米粒から液を溶出さ
せ、30分間放置して溶出液を適量吸収させた。これを
100gずつ分配し、飯盛りを作った。これを−40℃
で1時間冷凍した。米粒溶出液の固形分重量の、製品全
体の固形分に対する割合を測定することによって、米粒
溶出液の米粒表層への付着量を出した。また、一定量の
米飯を135℃で2時間乾燥させたときの乾燥減量
(%)を測定し、米飯中の水分値を求めた。
【0020】冷凍飯盛りを500W電子レンジにて2分
20秒間調理してえられた飯盛りを喫食評価した。評価
方法は、ふっくら感についての官能検査とし、パネラー
16名に最もふっくら感があり、好ましいと思われるも
のを5点とする5点評価法によった。製品水分値、米溶
出液の付着量及び官能検査の結果を表1にしめす。
【0021】
【実施例2】精白うるち米1.0Kgを洗米し、水中に
1時間浸漬した後、蒸し器で蒸煮を10分間行った。こ
れを20℃の水中に30分間浸漬したのち、さらに蒸煮
を20分間行った。蒸煮後の重量を測定したところ、
2.0Kgであった。直ちに食用サラダ油12.5gを
添加し、さらに水を0.5Kg加えた。これを炊飯米A
とする。
【0022】精白もち米5.0Kgを洗米し、水中に2
時間浸漬し、蒸し器で蒸煮を30分間行った。蒸煮後の
重量を測定したところ、7.5Kgであった。直ちに食
用サラダ油50gを添加し、さらに水を2.5Kg加え
た。これを炊飯米Bとする。加水後5分以内(A,B
共)に炊飯米A,Bを混合し、実施例1と同様にして圧
力をかけて米粒から液を溶出させ、30分間放置して溶
出液を適量吸収させた。これを100gずつ分配し、飯
盛りを作った。これを−40℃で1時間冷凍した。
【0023】以下、実施例1と同様の方法によって、米
粒表層への付着量、米飯中の水分値の測定、およびふっ
くら感についての官能検査を行った。以上の結果を表1
にしめす。
【0024】
【実施例3】精白もち米5.0Kgを洗米し、水中に2
時間浸漬し、蒸し器で蒸煮を30分間行った。蒸煮後の
重量を測定したところ、7.5Kgであった。直ちに食
用サラダ油50gを添加し、さらに水を2.5Kg加え
た。次に、実施例1と同様にして圧力をかけて米粒から
液を溶出させ、30分間放置して溶出液を適量吸収させ
た。これを100gずつ分配し、飯盛りを作り、これを
−40℃で1時間冷凍した。
【0025】以下、実施例1と同様の方法によって、米
粒表層への付着量、米飯中の水分値の測定、およびふっ
くら感についての官能検査を行った。以上の結果を表1
にしめす。
【0026】
【比較例1】精白うるち米5.0Kgを洗米し、水中に
1時間浸漬した後、蒸し器で蒸煮を10分間行った。こ
れを20℃の水中に20分間浸漬したのち、さらに蒸煮
を20分間行った。蒸煮後の重量を測定したところ、
9.0Kgであった。直ちに食用サラダ油45gを添加
した。これを炊飯米Aとする。
【0027】精白もち米2.0Kgを洗米し、水中に2
時間浸漬した後、蒸し器で蒸煮始めて7分後と15分後
に打ち水をそれぞれ0.5Kgずつ行い、さらに15分
蒸煮した。蒸煮後の重量を測定したところ、3.3Kg
であった。直ちに食用サラダ油17gを添加し、さらに
これを炊飯米Bとする。サラダ油添加後5分以内(A,
B共)に炊飯米A,Bを混合し、実施例1と同様に圧力
をかけて米粒から液を溶出させ、30分間放置して溶出
液を適量吸収させた。これを100gずつ分配し、飯盛
りを作り、これを−40℃で1時間冷凍した。
【0028】以下、実施例1と同様の方法によって、米
粒表層への付着量、米飯中の水分値の測定、およびふっ
くら感についての官能検査を行った。以上の結果を表1
にしめす。
【0029】
【比較例2】精白うるち米2.0Kgを洗米し、水中に
1時間浸漬した後、蒸し器で蒸煮を10分間行った。こ
れを20℃の水中に30分間浸漬したのち、さらに蒸煮
を20分間行った。蒸煮後の重量を測定したところ、
4.0Kgであった。直ちに食用サラダ油10gを添加
し、さらに水を2.0Kg加えた。これを炊飯米Aとす
る。
【0030】精白もち米5.0Kgを洗米し、水中に2
時間浸漬し、蒸し器で蒸煮を30分間行った。蒸煮後の
重量を測定したところ、7.5Kgであった。直ちに食
用サラダ油50gを添加し、さらに水を5.0Kg加え
た。これを炊飯米Bとする。加水後5分以内(A,B
共)に炊飯米A,Bを混合し、実施例1と同様に圧力を
かけて米粒から液を溶出させ、30分間放置して溶出液
を適量吸収させた。これを100gずつ分配し、飯盛り
を作り、これを−40℃で1時間冷凍した。
【0031】以下、実施例1と同様の方法によって、米
粒表層への付着量、米飯中の水分値の測定、およびふっ
くら感についての官能検査を行った。以上の結果を表1
にしめす。
【0032】
【比較例3】実施例1の方法と同様に炊飯米A、Bを得
た後、同様に炊飯米A,Bを混合した。前記の炊飯米の
米粒に圧力のかからない様に軽く混合し、30分間放置
した。これを100gずつ分配し、飯盛りを作り、これ
を冷凍した。以下、実施例1と同様の方法によって、米
粒表層への付着量、米飯中の水分値の測定、およびふっ
くら感についての官能検査を行った。以上の結果を表1
にしめす。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】以上の構成にすることにより、冷凍状態
および解凍状態において、米粒表層部には米粒溶出液が
完全には吸収されない形で存在しており、米粒同士が好
ましい結着性を有し、米飯の凍結による変性、調理加熱
による表面の水分の過度な蒸発、褐変等をふせぐことが
でき、喫食する際、最適な水分を保ち、ふっくらと炊き
たての食感を有する冷凍米飯を提供することが出来る。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の米及び水の比率で炊飯または蒸煮
    後冷凍された米飯であって、前記米飯中のうるち米の配
    合率がA重量%、もち米の配合率がB重量%、A+B=
    100重量%であるとき、前記米飯の米粒表面に、前記
    米粒全固形分重量の(0.04A+0.03B)重量%
    以上の固形分を含む炊飯された米飯の米粒溶出物層を有
    することを特徴とする冷凍米飯類。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の冷凍米飯類を加熱調
    理、または自然解凍することによって得られる米飯食
    品。
  3. 【請求項3】 通常の米及び水の比率で炊飯または蒸煮
    後の米飯に加水し、前記米飯の形状が崩壊しない程度の
    圧力をかけた後、これを冷凍することを特徴とする請求
    項1に記載の冷凍米飯類の製造方法。
  4. 【請求項4】 通常の米及び水の比率で炊飯または蒸煮
    後の米飯に、米飯由来の糊状物である米粒溶出液を添加
    した後、これを冷凍することを特徴とする請求項1に記
    の冷凍米飯の製造方法。
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