JP3337384B2 - 医療用コルセット - Google Patents

医療用コルセット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、腰痛を緩和させ
る為の医療用コルセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】腰痛は、股関節近傍を走行する大腿神経
や仙腸関節近傍を走行する座骨神経がが刺激を受けるこ
とによって発生することが多い。図7に示すように、仙
骨(12)と腸骨(11)の連結部たる仙腸関節(13)(13)の近傍
には座骨神経(21)(21)が走行しており、又、大腿骨(17)
(17)と腸骨(11)の連結部たる股関節(16)(16)の近傍には
大腿神経(22)が走行している。
【0003】前記仙腸関節(13)(13)は平板関節であり、
顕著な動きはしないが、該部分に疾患が生じて腸骨(11)
と仙骨(12)の結合力が低下すると、これら両者が異常な
方向に相対運動し易くなる。そして、前記腸骨(11)と仙
骨(12)が異常な方向に相対移動した場合には、その近傍
を走行する前記座骨神経(21)(21)が刺激を受けて腰痛が
生じる。
【0004】又、腰部から背中側に延びる起立筋や、横
腹部分に位置する内腹斜筋や外腹斜筋(両腹斜筋を総称
する場合は「内外腹斜筋」と言う)等の抗重力筋が筋力
低下を起こすと、該抗重力筋の機能(身体を起立姿勢に
支える機能)が阻害され、上半身を十分に支えるのが困
難になって腰骨を延ばした姿勢に保つのが難しくなる。
従って、かかる場合は、仙腸関節(13)(13)に過大な負担
が掛かって腰痛が一層激しく成る。
【0005】又、股関節(16)に疾患が生じて腸骨(11)と
大腿骨(17)の結合力が低下すると、大腿骨(17)が腸骨(1
1)に対して異常な方向に動き易くなる。すると、異常な
方向に運動する前記大腿骨(17)によって前記股関節(16)
(16)近傍を走行する前記大腿神経(22)が刺激され、この
場合も腰痛が生じる。従来の医療用コルセットとして
は、単純な帯状に形成されたものがあるが、このもので
は、同図に示すように、上半身の横腹から身体正面側に
続く上腹部を包囲するように捲回して仙骨(12)の上方に
続く腰椎(18)(18)の安静を確保する機能がある。従っ
て、このものでは、腰椎(18)(18)部やこれらの間に介在
する椎間板の障害に起因する腰痛の緩和にはある程度の
効果を発揮する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の医療用コルセット(9) は腰椎(18)(18)部分の安静を
保つものであるから、仙腸関節(13)(13)や股関節(16)(1
6)の疾患に起因する腰痛を効果的に防止することができ
ない。請求項1〜3の発明は、仙腸関節(13)(13)及び股
関節(16)(16)部分の安定化を図ると共に前記仙腸関節(1
3)(13)部分に過剰な負担が掛かるのを防止し、これによ
り、これら仙腸関節(13)(13)や股関節(16)(16)の疾患に
起因する腰痛を効果的に緩和できるようにすることをそ
の課題とする。
【0007】請求項4の発明は上記腰痛を一層効果的に
緩和できるようにすることをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
為に請求項1の発明が採用した手段は、『身体の横腹か
らこれの正面側に続く上腹部を包囲する弾性材製の上帯
部と、前記上帯部の下部に連設され且つ仙腸関節(13)(1
3)と股関節(16)(16)部分の外周を共に包囲する弾性材製
の中間帯部と、前記中間帯部の下部であって股関節部か
ら臀部の範囲に対応する部分に連設され且つ大腿部を包
囲する左右一対の下帯部とを具備する』ことである。
【0009】上記医療用コルセットを身体に装着するに
は、身体の横腹から正面側に続く上腹部を包囲するよう
に上帯部を捲回すると共に、仙腸関節(13)(13)及び股関
節(16)(16)部分の外周を共に包囲するように中間帯部を
捲回し、更に、中間帯部に連設された一対の下帯部を左
右の大腿部に捲回固定すると、上記医療用コルセットの
装着作業が完了する。そして、この装着状態では、前記
下帯部が大腿部に捲回固定されているから、例えば屈伸
運動を繰り返した場合でも、コルセット全体が上方にず
れることがない。
【0010】一方、仙腸関節(13)(13)及び股関節(16)(1
6)部分の外周を包囲する中間帯部は弾性材で構成されて
いるから、その捲回部が若干締め付けられた状態にな
る。従って、大腿骨(17)(17)の上端の大腿骨頭(171) (1
71) が腸骨(11)側に押し付けられた状態に成る。従っ
て、腸骨(11)と大腿骨(17)(17)の結合力が低下しても、
前記押し付けによって前記結合力が強化され、これら腸
骨(11)と大腿骨(17)(17)が離反し難くなる。よって、大
腿骨(17)(17)を動かしたときの大腿神経(22)の刺激が防
止できる。
【0011】他方、上記中間帯部は仙腸関節(13)(13)部
分も包囲して該部分も締め付けているから、腸骨(11)と
仙骨(12)の結合力が前記締め付けによって強化され、こ
れらの固定状態が向上する。従って、腸骨(11)と仙骨(1
2)が異常な方向に相対移動するのが抑えられ、これによ
り、該動きに伴う座骨神経(21)の刺激が防止できる。
又、横腹部分の外周を包囲する上帯部も弾性材で構成さ
れているから、身体を起立姿勢に支える抗重力筋、即
ち、前記横腹部分に位置する内外腹斜筋や腰部背面側の
起立筋が前記上帯部で若干締め付けられた状態で全体的
に包囲された状態になる。即ち、前記抗重力筋の外周に
上帯部が若干締め付け状態で捲回され、該締付力を発揮
する上帯部の弾力によって前記抗重力筋の筋力が補完さ
れた状態になり、これにより、上帯部が前記内外腹斜筋
等と共に完全な抗重力筋の機能を発揮した状態になる。
そして、前記抗重力筋の筋力が上帯部で補完される結
果、上半身が正しい起立姿勢に支えられて仙腸関節(13)
(13)部分に過剰な負担が掛からなくなる。
【0012】請求項2の発明は、『前記上帯部の両端に
各別に設けられた係脱自在の第1の連結具及び第1の被
連結具と、前記中間帯部の両端に各別に設けられた係脱
自在の第2の連結具及び第2に被連結具と、前記一対の
下帯部の夫々の両端に各別に設けられた係脱自在の第3
の連結具及び第3の被連結具とを具備する』ものであ
り、請求項3の発明のように、『前記第1から第3の連
結具は平面ファスナーの雄具であり、前記第1から第3
の被連結具は前記雄具に結合し得る雌具である』ものと
することができる。
【0013】このようにすれば、上帯部と中間帯部と更
に下帯部を身体に捲回した状態で夫々の両端部を前記第
1〜第3の連結具及び第1〜第3の被連結具を利用して
連結結合すると、医療用コルセットを身体に装着するこ
とができ、又、連結具及び被連結具の結合状態を解除す
ると装着した医療用コルセットを取り外すことができ
る。
【0014】請求項4の発明のように、『身体を押圧す
る指圧具が設けられている』場合は、前記指圧具の指圧
効果によっても腰痛の緩和が図れる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
4の発明では、仙腸関節(13)(13)及び股関節(16)(16)部
分の安定化が図れると共に、抗重力筋の筋力が補完され
て仙腸関節(13)(13)や股関節(16)(16)部分に過剰な負担
が掛からなくなるから、仙腸関節(13)(13)部分に疾患が
あっても、座骨神経(21)(21)や大腿神経(22)(22)が刺激
を受け難くくなり、該疾患に起因する腰痛の緩和を効果
的に防止することができる。
【0016】又、上帯部で抗重力筋の筋力が補完される
から、該筋力が衰えた高齢者でも身体を確実に支えるこ
とができるようになり、楽に体を動かすことができる。
更に、請求項4の発明では指圧具も腰痛緩和効果を発揮
するから、該腰痛を一層効果的に緩和することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を図
1〜図6に基づいて説明する。本実施の形態にかかる医
療用コルセットは、図2に示すように弾性ゴムシートで
形成されたベースシート(91)とその表面に貼着された表
生地(96)を具備し、該表生地の表面には、後述する平面
ファスナーの雄具が係脱自在に連結できるように起毛さ
れている。又、前記ベースシート(91)の裏面にはナイロ
ンジャージ(92)が張りつけられている。尚、前記弾性ゴ
ムシートの素材としては、例えばネオプレーンゴムが採
用できる。
【0018】図1は本実施の形態にかかる医療用コルセ
ット(3) を、身体側に面する裏面側から見た展開図であ
り、全体として横長のシート状に形成されていると共
に、その外周縁はバイアステープ(8) で縁巻きされてい
る。上記医療用コルセット(3) の外周の左右対向位置に
は、上部近傍の第1切り込み(37)(37)の下方の第2切り
込み(38)(38)が開設されており、第1切り込み(37)(37)
を繋ぐように延びる直線より上方全域が上帯部(32)に成
っている。又、医療用コルセット(3) の下部には左右一
対の大腿部捲回帯(34)(35)が設けられている。尚、本実
施の形態にかかる医療用コルセット(3) では、上帯部(3
2)より下方に位置する部分(第1切り込み(37)(37)を繋
ぐように延びる直線より下方全体)の内、身体装着時に
仙腸関節(13)(13)及び股関節(16)(16)を全体的に取り囲
むように腰部外周に捲回される領域が請求項1の発明の
発明特定事項として記載の中間帯部(31)になっていると
共に、該中間帯部(31)の下方に位置する部分が請求項1
の発明の発明特定事項たる下帯部に対応している。
【0019】中間帯部(31)と上帯部(32)の裏面側(身体
側)の一端には平面ファスナーを構成する雄具(311) (3
21) が縫着されており、これら雄具(311) (321) は、上
記の医療用コルセット(3) の表面に貼り付けられた表生
地(96)の表面の起毛部(95)に連結結合できるようになっ
ている。上記上帯部(32)の裏面側には、身体に装着した
時に、横腹部分に位置する後述の内外腹斜筋を押圧する
指圧具(71)(72)が配設されており、中間帯部(31)の中央
部には、仙骨(12)及び仙腸関節(13)(13)を含む範囲を押
圧する指圧具(73)が設けられている。尚、指圧具(71)(7
2)の指圧機能を発揮する領域の横幅及び縦幅、即ち、有
効横幅A及び有効縦幅Bは、夫々、約14cmと約10cm
に設定されている。又、指圧具(73)の有効横幅C及び有
効縦幅Dは、夫々、約20cmと約12cmに設定されてい
る。
【0020】図2は、指圧具(71)の配設部の断面を示し
ているが、他の指圧具(72)(73)もこれと同一の構造を有
している。指圧具(71)は、同図に示すように柔軟な布状
のベースシート(75)の内面に衝撃吸収ゴムで形成された
網目状隆起部(76)が貼着されたものである。上記網目状
隆起部(76)は平行な四本のリブ(761) (761) と、これら
リブ(761) (761) と交差する方向に走行する他の平行な
四本のリブ(761) (761) から構成された網目構造を有す
る。そして、各リブ(761) の幅は約6mmに設定されてい
ると共にその隆起高さは約4mmに設定されている。又、
このように構成された指圧具(71)の周囲は、医療用コル
セット(3) の本体部に対して縫着されており、これと同
様な構造を有する指圧具(72)(73)の周囲も医療用コルセ
ット(3) の本体部に対して縫着されている。
【0021】前記大腿部捲回帯(34)の上辺部(341) は、
その上方に続く生地部分の下辺に突き合わされた状態で
相互に縫着されている。又、上記大腿部捲回帯(34)の裏
面側の一端には、既述上帯部(32)や中間帯部(31)と同様
に平面ファスナーを構成する雄具(342) が縫着されてい
る。他方の大腿部捲回帯(35)は前記大腿部捲回帯(34)と
左右対称の形状を有し、裏面側の一端にも上記と同様に
平面ファスナーを構成する雄具(352) が縫着されてい
る。
【0022】医療用コルセット(3) の表面には、既述し
たように表てが起毛部(95)となった表生地(96)が貼着さ
れており(図2参照)、前記起毛部(95)には既述した平
面ファスナーの雄具(311) (321) (342) (352) が係脱自
在に連結し得るようになっている。従って、この実施の
形態では、表生地(96)の起毛部(95)が請求項3の発明の
発明特定事項として記載した平面ファスナの雌具に対応
する。又、該起毛部(95)は請求項2の発明の発明特定事
項として記載した第1〜第3の被連結具にも対応すると
共に、雄具(311) (321) (342) (352) が請求項2の発明
の発明特定事項として記載した第1〜第3の連結具に対
応する。尚、上記平面ファスナーの雄具(311) (321) (3
42) (352) に結合される平面ファスナーの雌具を別途用
意し、これを、上帯部(32)や中間帯部(31)や大腿部捲回
帯(34)大腿部捲回帯(35)に於ける前記雄具(311) (321)
(342) (352) の配設端と反対側の端部に縫着してもよ
い。
【0023】上記医療用コルセット(3) は、図3,図4
の如き態様で身体に装着される。上帯部(32)を腰部背面
から横腹(59)及びこれに続く上腹部(50)の部分に捲回
し、その両端を重ね合わせて平面ファスナーの雄具(32
1) を、医療用コルセット(3) の表生地(96)の起毛部(9
5)に連結し、これにより、上帯部(32)の両端部を上腹部
(50)正面で連結結合する。
【0024】次に、中間帯部(31)を臀部側から下腹部(5
1)に捲回し、中間帯部(31)の両端部を、上記上帯部(32)
と同様に雄具(311) を利用して下腹部(51)の正面で連結
固定する。次に、大腿部捲回帯(34)(35)を後方から大腿
部(52)(52)の上端域に捲回し、夫々の端部の雄具(342)
(352) を他方の端部表面の起毛部(95)に連結する。する
と、正面から見た状態を示す第3図と臀部側から見た状
態を示す第4図の如く医療用コルセット(3) が身体に装
着された状態になる。そして、この状態では、仙腸関節
(13)(13)や股関節(16)(16)の外周部、即ち、股関部から
臀部及び下腹部及び横腹(59)や上腹部(50)の部分が全体
的に医療用コルセット(3) で若干締め付けられた状態で
包囲される。
【0025】又、上記医療用コルセット(3) では、中間
帯部(31)と上帯部(32)の左右両端部には第1切り込み(3
7)(37)が形成されて中間帯部(31)と上帯部(32)の端部が
互いに分離されているから、図3に示すように、前記第
1切り込み(37)(37)が身体の下腹部(51)と上腹部(50)の
境界部に位置する。従って、腰を曲げて上半身を前傾姿
勢にしても、上腹部(50)から下腹部(51)に至る腹部全体
の形状変化に医療用コルセット(3) が追随して変形し、
前記姿勢変化に関わらず常に医療用コルセット(3) が身
体にフィットした状態に保たれる。即ち、中間帯部(31)
と上帯部(32)で上腹部(50)や下腹部(51)が常に締め付け
られた状態に保たれる。
【0026】図6に示すように、医療用コルセット(3)
を身体に装着した状態では、弾性を有する中間帯部(31)
が仙腸関節(13)(13)部分を締め付けて、仙骨(12)と腸骨
(11)(11)を固定化してその安定性を確保する。従って、
身体を動かしたときに仙骨(12)と腸骨(11)(11)が相対的
に動きにくくなるから、その近傍を走行する座骨神経(2
1)(21)が刺激を受け難くくなる。
【0027】又、図5,図6に示すように、医療用コル
セット(3) は股関節(16)(16)部分を締め付けることによ
り、大腿骨(17)上端の大腿骨頭(171) を腸骨(11)側に押
している。即ち、大腿骨(17)と腸骨(11)の結合状態が不
安定に成っている場合はこれを安定化させるのである。
従って、腸骨(11)に対して大腿骨(17)が異常な方向に動
くのが抑えられ、股関節(16)近傍を走行する大腿神経(2
2)が刺激を受けに難く成る。
【0028】又、図5に示すように、横腹(59)部分に位
置する内外腹斜筋(57)(58)、即ち、外腹斜筋(58)(58)及
びこれに内臓側から重なっている内腹斜筋(57)(57)や、
更に腰部から上方に延びる起立筋(25)等、即ち、身体を
起立姿勢に支える抗重力筋が全体的に上帯部(32)で若干
締め付けられた状態で包囲され、これら抗重力筋の筋力
が上帯部の締め付け力で補完された状態になる。その結
果、上帯部(32)が前記内外腹斜筋(57)(58)等の抗重力筋
の機能の一部を負担し、これにより、上記筋力が低下し
ても上半身が正しい姿勢に保たれる。よって、仙腸関節
(13)(13)部分に負担が掛り難い態様で体重が作用するこ
ととなり、かかる点からも腰痛の緩和が図れる。
【0029】又、上記医療用コルセット(3) を装着した
状態では、図4に示すように指圧具(71)(72)が横腹(59)
を押圧して内外腹斜筋(57)(58)部分を指圧し、更に指圧
具(73)がこれに対応する仙骨(12)や仙腸関節(13)(13)部
分を指圧するから、これらの指圧効果によって一層腰痛
が緩和される。尚、上記医療用コルセット(3) は通気性
を有する素材で形成するのが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態の医療用コルセット
(3) の展開図
【図2】図1の医療用コルセット(3) の指圧具(71)部分
の拡大断面図
【図3】図1の医療用コルセット(3) を装着して身体前
方から見た状態を示す斜視図
【図4】図1の医療用コルセット(3) を装着して身体背
面側から見た状態を示す図
【図5】図1の医療用コルセット(3) を身体に装着した
状態の縦断面図
【図6】身体に装着した医療用コルセット(3) と骨格の
位置関係を示す身体背面側から見た状態の説明図
【図7】従来例の説明図
【符号の説明】
(13)・・・仙腸関節 (16)・・・股関節 (31)・・・中間帯部 (32)・・・上帯部 (34)(35)・・・大腿部捲回帯
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−135856(JP,A) 特開 平8−103458(JP,A) 実開 平5−10407(JP,U) 実開 昭63−92614(JP,U) 実開 昭62−9413(JP,U) 実開 平7−15009(JP,U) 実開 昭62−48315(JP,U) 実開 昭62−36707(JP,U) 登録実用新案3020250(JP,U) 登録実用新案3027008(JP,U) 登録実用新案3010157(JP,U) 登録実用新案3023504(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 5/02 A61F 13/14 A61H 39/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の横腹からこれの正面側に続く上腹
    部を包囲する弾性材製の上帯部と、 前記上帯部の下部に連設され且つ仙腸関節(13)(13)と股
    関節(16)(16)部分の外周を共に包囲する弾性材製の中間
    帯部と、 前記中間帯部の下部であって股関節部から臀部の範囲に
    対応する部分に連設され且つ大腿部を包囲する左右一対
    の下帯部とを具備する医療用コルセット。
  2. 【請求項2】 前記上帯部の両端に各別に設けられた係
    脱自在の第1の連結具及び第1の被連結具と、 前記中間帯部の両端に各別に設けられた係脱自在の第2
    の連結具及び第2に被連結具と、 前記一対の下帯部の夫々の両端に各別に設けられた係脱
    自在の第3の連結具及び第3の被連結具とを具備する請
    求項1に記載の医療用コルセット。
  3. 【請求項3】 前記第1から第3の連結具は平面ファス
    ナーの雄具であり、前記第1から第3の被連結具は前記
    雄具に結合し得る雌具である請求項2に記載の医療用コ
    ルセット。
  4. 【請求項4】 身体を押圧する指圧具が設けられている
    請求項1から請求項3の何れかに記載の医療用コルセッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記指圧具は、仙腸関節に対応する部分
    と内外腹斜筋に対応する部分に設けられている請求項4
    に記載の医療用コルセット。
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