JP3010157U - 脊髄固定腸骨矯正コルセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現代人には腰痛が非常に多い。その為のコル
セットは今迄種々あったが体になじみにくかったり、着
脱が面倒だったり、腸骨までしっかりと押さえる物がな
かった。本考案はその欠点をカバーして体にぴったりと
なじみ脊髄を固定し腸骨もきちんと押えて、あまりかさ
ばらず、つけて居ることによって日常生活での腰の動き
をカバーして治療効果をあげようとするコルセット。 【構成】 本考案はポリエステルのメリヤス地の間にポ
リウレタンを使用したウエットスーツ地を表，裏にし芯
に生ゴムを使用、伸縮するコルセットの前部を上，下段
２段に分けて、上部をバックルで止め下部をマジックテ
ープ（登録商標）で止める。後にはアルミの骨を２本い
れて脊髄を固定し腰を支え、体になじませて腸骨もしっ
かり押さえ、保温効果も上げようとする物である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は現代人に多い腰痛の為のコルセットとして後ろに入れたアルミの骨で 脊髄を固定し痛い腰を支え腸骨をしっかりと押さえて体の動きをスムーズにする ためのコルセットである。

【０００２】

【従来の技術】

体に合わせて型を取り制作するもの、伸縮しない１枚の物，生ゴムだけの物な どがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のコルセットは伸縮しない生地のものは体になじみにくく、型をとって製 作したものは出来上るまでに時間がかかり腸骨のところが当っていたい。生ゴム のものは体になじんでも弱く痛みやすい。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

本考案は１枚では弱い生ゴムを芯にして、伸縮するポリエステルのメリヤス地 にポリウレタンを挟んだウエットスーツ地を表と裏に使用、後には脊髄の両側に ５cm間隔で、２cm幅のアルミの骨を２本縦にいれる。前は脇の部分から上、下２ 段に分け上段は着脱を楽にする為にバックルで固定して、下段は幅１０cmのマジ ックテープで体に合わせてしっかりとなじませ、上前の折り返し部分を中に折り 返して補強し固定する事により後は脊髄を固定し、下段のマジックテープによっ て腸骨をしっかりと押さえ、保温もして着脱を楽にし、腰の動きもスムーズにす る事で解決している。

【０００５】

【実施例】

以下添付図にしたがって説明する。 １はコルセットの前部の上段で幅２７cm高さ８cm、２は前上段下前で上前と同 寸で、この両端に３のバックルをつける。４は前の下段のマジックテープ、５は 下段の上前、６はマジックテープで１の上前と止めた時に中に折り込み止めた所 を保護と補強する為のものである。７は４枚重ねて押さえた縫い目、８は後部分 の脊髄の両側に縦に５cmの間隔で幅２cmのアルミの骨を入れる。

【０００６】

【考案の効果】

以上説明した様に本考案は腰痛で困っている人の為に生ゴムを芯にして表裏共 に伸縮するウエットスーツ地を使用し、後ろに２本のアルミ骨を縦に入れる事で 脊髄を固定して腰も保護、前を上、下２段に分ける事により体にぴったりとなじ みやすく生地が伸縮して柔らかいので腸骨もしっかりと押さえる。又前下段の上 前をマジックテープで止めて図６の部分を中に折込んで補強し、腰痛でも日常生 活での動きをスムーズにし、保温効果も上げようとするものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】考案によるコルセット表の平面図

【図２】考案によるコルセットの立体図

【図３】考案によるコルセットを装着した前の部分

【図４】考案によるコルセットを装着した後の部分

【符号の説明】

１ 表の上段上前 ２ 表の上段下前 ３ 前上段のバックル ４ 表の下段上前のマジックテープ ５ 表の下段上前 ６ 下段のマジックテープで止めた所を補強する折り込
み ７ ４枚重ねて押さえたミシン目 ８ 後部分のアルミの骨 ９ 前下段上前のマジックテープ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コルセットの素材として、ポリエステル
   のメリヤス地の間にポリウレタンを使用したウエットス
   ーツ地を表と裏にして、芯に生ゴムを入れ、コルセット
   の前部分を上、下２段に分けて、上段をバックルで止
   め、下段をマジックテープで腰回りに合わせて止める。
   後には脊髄の両側にアルミの骨を２本いれて腰を支え体
   になじませて腸骨をしっかり押さえ、保温する事を特徴
   とするコルセット。