JP3336719B2 - ラミネートフィルムおよびその製造方法 - Google Patents

ラミネートフィルムおよびその製造方法

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    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラミネートフィルムの製
造方法に関する。さらに詳しくは、廃棄性に優れ、かつ
アンカーコート剤を用いることなく、乾燥状態および低
湿度状態において優れた接着力を有し、乾燥食品,浴用
剤顆粒・粉末等の包装材として好適なラミネートフィル
ムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム箔は、その酸素バリア性,
水蒸気バリア性,遮光性,保香性等の優れた性質から、
各種包装を目的としたラミネートフィルムに広く利用さ
れている。
【0003】また、包装用途に関しては、包装容器用蓋
材や袋状包装材等として使用される場合が多く、そのた
めヒートシール性を備えていることが要求される。
【0004】そこで、セロハン,二軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム,二軸延伸ナイロンフィルム,二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルム等に、アルミニウム
箔、さらに種々の目的から他の高分子フィルム,樹脂を
ラミネートした基材に対し、ヒートシール性を有し、食
品等の包装内容物に影響の少ないポリエチレン,エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−メタクリル酸共重
合体等のポリエチレン系樹脂を内側に押出ラミネートす
るラミネートフィルムの製造方法が広く知られている。
【0005】特に、アルミニウム箔を構成中に含む基材
の場合、アルミニウム箔面を接合面とし、その金属接着
性・低温ヒートシール性・夾雑物ヒートシール性・ホッ
トタック性・耐ピンホール性等の優れた性質から、エチ
レン−メタクリル酸共重合体樹脂を押出ラミネートする
ことが多く、さらに耐スクラッチ性等の問題より、他樹
脂およびフィルムをさらにラミネートする場合も多い。
【0006】ここで、押出ラミネート法とは、各種高分
子フィルム・紙・アルミニウム箔あるいはこれらのラミ
ネートフィルムを基材とし、溶融したポリエチレン,エ
チレン−酢酸ビニル共重合体等の樹脂を、押出成形機の
T−ダイより押出し、製膜すると共に、これを前記基材
に圧着ラミネートする方法である。
【0007】しかしながら、基材を、アルミニウム箔を
接合面に設けたラミネートフィルムとし、溶融押出樹脂
をエチレン−メタクリル酸共重合体樹脂とした場合、両
者(アルミニウム箔とエチレン−メタクリル酸共重合体
樹脂)の強固な接着性ゆえに、ラミネートフィルムの使
用後、アルミニウム箔を分別し、廃棄することができな
い。
【0008】そのため、ラミネートフィルムを焼却処理
する際には、アルミニウムを酸化させるためには700
℃以上で燃焼させることが必要であり、多くの場合は、
灰の中にアルミニウムが箔として残留するため、重大な
環境問題となっている。
【0009】そのため、基材として用いる二軸延伸ポリ
プロピレンフィルム,二軸延伸ナイロンフィルム,二軸
延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムに、ポリ塩化
ビニリデンをコートしたフィルムを使用することや、基
材としてエチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム
を構成中に含むラミネートフィルム等を使用することが
提案されているが、ポリ塩化ビニリデンコートフィルム
においては、塩素を含んでいるために、焼却時に塩化水
素ガスが発生するという問題点があり、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体フィルムにおいては、その酸素透
過性に、温度や湿度への依存性があるという問題点があ
り、さらには、いずれのフィルムにおいても、紫外線を
はじめとする光による劣化を嫌う内容物を包装するに際
して、遮光性がないという致命的欠点が指摘されてい
る。
【0010】さらには、これらポリ塩化ビニリデンコー
トフィルムのコート面および非コート面や、エチレン−
ビニルアルコール共重合体フィルムに対し、エチレン−
メタクリル酸共重合体を含むポリエチレン系樹脂を押出
ラミネートする場合は、実用に供するに充分な接着強度
を得るためには、前記フィルムにアンカーコート処理を
行わねばならず、作業工程が複雑となり、また用いるア
ンカーコート剤によっては、接着後に数日から一週間の
エージング期間を必要としたり、溶剤使用による作業環
境悪化や防災上の問題、塗布後の乾燥が不十分な場合、
フィルム中の残留溶剤による包装内容物への着臭の可能
性が残る等多くの問題が生じてくる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点を解消すべく、廃棄性に優れ、かつアンカーコート剤
を用いることなく、乾燥状態および低湿度状態において
優れた接着力を有し、乾燥食品,浴用剤顆粒・粉末等の
包装材として好適であるラミネートフィルムおよびその
製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、アル
ミニウム箔を構成中に含むラミネートフィルムからなる
基材に、エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂を押出ラ
ミネートするラミネートフィルムの製造方法において、
前記基材の接合面側を、二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートフィルムあるいは二軸延伸ナイロンフィルムと
し、前記接合面にインラインコロナ放電処理を施し、他
方、押出成形機のT−ダイより押出され、製膜されるエ
チレン−メタクリル酸共重合体樹脂の接合面側に、1g
/Nm3 以上のオゾンを含有する空気を、0.5Nm3
/hr以上の条件で吹き付けた後、両者を圧着させるこ
とを特徴とするものである。
【0013】また、本発明によるラミネートフィルム
は、少なくとも、基材およびエチレン−メタクリル酸共
重合体樹脂層からなる構成のラミネートフィルムにおい
て、基材が、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィ
ルム若しくは二軸延伸ナイロンフィルムと、アルミニウ
ム箔とからなり、基材側の、前記エチレン−メタクリル
酸共重合体樹脂層との接合面を、二軸延伸ポリエチレン
テレフタレートフィルム若しくは二軸延伸ナイロンフィ
ルムとし、前記接合面における接着強度が、乾燥状態お
よび低湿度状態では200gf/15mm以上であり、
水分浸透時には10gf/15mm以下であることを特
徴とするものである。
【0014】本発明においては、特に、前記基材とし
て、アルミニウム箔を構成中に含むラミネートフィルム
であることを特徴とする。
【0015】前記エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂
としては、分子鎖中に不規則に存在するカルボキシル基
が水素結合によって分子鎖間で架橋したエチレンとメタ
クリル酸のランダム共重合体等が多く用いられるが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0016】エチレン−メタクリル酸共重合体中の酸含
量としては、好ましくは1〜20wt%、更に好ましく
は7〜13wt%程度である。
【0017】前記二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フィルムとしては、例えばテレフタル酸のエステルまた
は塩化物と、エチレングリコールとの重縮合反応によっ
て得られる線状ポリエステルをフィルム状に成形し、縦
軸方向および横軸方向に二軸延伸したもの等が挙げら
れ、一般の市販品がそのまま使用可能である。この時、
種々の目的から、テレフタル酸の一部を他のジカルボン
酸としたり、あるいはエチレングリコールの一部を他の
ジオールとすることも可能である。
【0018】前記二軸延伸ナイロンフィルムとは、分子
内にアミド結合を有する線状重合体をフィルム状に成形
し、縦軸方向および横軸方向に二軸延伸したものであ
り、一般の市販品がそのまま使用可能である。
【0019】
【作用】エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂を、押出
成形機のT−ダイより溶融状態にて押出し、薄膜状とす
ると共に、溶融薄膜樹脂に対しオゾン処理を施すことに
より、強制的にエチレン−メタクリル酸共重合体の酸化
反応が進み、接着性が改善される。
【0020】この時、オゾン処理の条件としては、前記
条件を満たすことが必要であり、その条件以下では酸化
反応が充分ではなく、実用に供することができない。
【0021】また、基材側接合面に対するコロナ放電処
理の作用としては、表面に細かな凹凸ができる物理的作
用と、酸化あるいはイオン化による活性化という化学的
作用の2つが考えられ、これらの作用により接着性が改
善される。
【0022】また、一般にコロナ放電処理の効果は、経
時的に退行することが知られているが、本発明では、イ
ンラインつまり押出ラミネート加工時に一体的にコロナ
放電処理を施すことで、経時的退行なしに絶大なる処理
効果を得て押出ラミネートを行うことができる。
【0023】本発明は、以上の作用の相乗効果により、
実現が可能とされたもので、ポリエチレンテレフタレー
トまたはナイロンとエチレン−メタクリル酸共重合体と
いう全く異なった樹脂系のものをアンカーコート剤を用
いることなく強固な接着をせしめるものである。
【0024】また、驚くべきことに、上記ラミネート方
法による接着では、水が介在することにより直ちに接着
性が失われることが確認された。そのため、本発明によ
るラミネートフィルムは、使用後、アルミニウム箔を構
成中に含む基材を分離することができ、分別して廃棄す
ることが可能となる。従って、焼却処理の際に焼却炉中
にアルミニウムが箔として残存することを防止できる。
【0025】すなわち、本発明のラミネートフィルム
は、使用後に水に浸漬させておくことにより、アルミニ
ウム箔を構成中に含む基材とエチレン−メタクリル酸共
重合体層との間に水が浸透することにより、容易にアル
ミニウム箔を含む基材側が剥離可能となり、誰もが簡単
にかつ手早く、有効に廃棄することが可能となるわけで
ある。
【0026】
【実施例】以下、本発明を、図面を参照し、実施例によ
りさらに詳細に説明する。
【0027】<実施例1>軟質アルミニウム箔1(三菱
アルミニウム(株)製、厚み=7μm)に対し、二軸延
伸ポリエチレンテレフタレートフィルム3(E520
2:東洋紡績(株)製、厚み=12μm)をあらかじめ
ドライラミネートした基材4の二軸延伸ポリエチレンテ
レフタレートフィルム面に、3.5kWの条件でインラ
インコロナ放電処理を施し、一方、エチレン−メタクリ
ル酸共重合体樹脂5(N0908C:三井デュポンポリ
ケミカル(株)製、酸含有量=9wt%、MFR=8d
g/min、密度=0.93g/cm3 )を、下記(表
1)の条件で、T−ダイ20より溶融状態にて押出し、
薄膜状とすると共に、下記(表2)の条件で、前記溶融
薄膜樹脂5´の片面に、オゾン処理バー30よりオゾン
含有空気を吹き付け、前記溶融薄膜樹脂のオゾン処理面
を接合面とし、冷却ロール10とニップロール40との
間で、前記基材4のコロナ処理面に圧着ラミネートし
た。(図1・図2参照)
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】上記条件で製造されたラミネートフィルム
について、基材とエチレン−メタクリル酸共重合体層と
の接着強度の測定(測定条件:T型剥離、剥離速度30
0mm/min)を行い、さらに、上記フィルムを蒸留
水に5分間浸透させた後に、同様の条件で接着強度の測
定を行った。測定結果を表3に示す。
【0031】<実施例2>軟質アルミニウム箔1(実施
例1と同様)に対し、二軸延伸ナイロンフィルム3(ボ
ニールW:興人(株)製、厚み=15μm)をあらかじ
めドライラミネートした基材4の二軸延伸ナイロンフィ
ルム面に、3.5kWの条件でインラインコロナ放電処
理を施し、一方、エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂
(実施例1と同様)を実施例1と同様の条件にて溶融状
態にて押出し、薄膜状とすると共に、オゾン含有空気を
吹き付け、前記溶融薄膜樹脂のオゾン処理面を接合面と
し、冷却ロール10とニップロール40との間で、前記
基材4のコロナ処理面に圧着ラミネートした。(図1・
図2参照)
【0032】得られたラミネートフィルムに対し、実施
例1と同様の条件にて接着強度の測定を行った。測定結
果を、表3に示す。
【0033】<比較例1>軟質アルミニウム箔(実施例
1と同様)に対し、二軸延伸ポリエチレンテレフタレー
トフィルム(実施例1と同様)をあらかじめドライラミ
ネートした基材に対し、エチレン−メタクリル酸共重合
体樹脂(実施例1と同様)を、実施例1と同様の条件に
て溶融押出製膜し、冷却ロールとニップロールとの間
で、前記基材のアルミニウム箔面に圧着ラミネートし
た。
【0034】得られたラミネートフィルムに対し、実施
例1と同様の条件にて接着強度の測定を行った。測定結
果を表3に示す。
【0035】<比較例2>軟質アルミニウム箔(実施例
1と同様)に対し、二軸延伸ポリエチレンテレフタレー
トフィルム(実施例1と同様)をあらかじめドライラミ
ネートした基材に対し、エチレン−メタクリル酸共重合
体樹脂(実施例1と同様)を、実施例1と同様の条件に
て、溶融状態にて押出し、薄膜状とすると共に、オゾン
含有空気を吹き付け、前記溶融薄膜樹脂のオゾン処理面
を接合面とし、冷却ロールとニップロールとの間で、前
記基材の二軸延伸ポリエチレンテレフタレート面に圧着
ラミネートした。
【0036】得られたラミネートフィルムに対し、実施
例1と同様の条件にて接着強度の測定を行った。測定結
果を表3に示す。
【0037】<比較例3>軟質アルミニウム箔(実施例
1と同様)に対し、二軸延伸ポリエチレンテレフタレー
トフィルム(実施例1と同様)をあらかじめドライラミ
ネートした基材に対し、エチレン−メタクリル酸共重合
体樹脂(実施例1と同様)を、実施例1と同様の条件で
溶融状態にて押出し、薄膜状とすると共に、冷却ロール
とニップロールとの間で、前記基材の二軸延伸ポリエチ
レンテレフタレート面に圧着ラミネートした。
【0038】得られたラミネートフィルムに対し、実施
例1と同様の条件にて接着強度の測定を行った。測定結
果を表3に示す。
【0039】<比較例4>軟質アルミニウム箔(実施例
1と同様)に対し、二軸延伸ポリプロピレンフィルム
(P2261:東洋紡績(株)製、厚み=20μm)を
あらかじめドライラミネートした基材の二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルム面に、3.5kWの条件でインライン
コロナ放電処理を施し、一方、エチレン−メタクリル酸
共重合体樹脂(実施例1と同様)を実施例1と同様の条
件にて溶融状態にて押出し、薄膜状とすると共に、オゾ
ン含有空気を吹き付け、前記溶融薄膜のオゾン処理面を
接合面とし、冷却ロールとニップロールとの間で前記基
材コロナ処理面に圧着ラミネートした。
【0040】得られたラミネートフィルムに対し、実施
例1と同様の条件にて接着強度の測定を行った。測定結
果を表3に示す。
【0041】
【表3】
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、アルミニ
ウム箔を構成中に含むラミネートフィルムからなる基材
に、エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂を押出ラミネ
ートするラミネートフィルムの製造方法において、前記
基材の接合面側を、二軸延伸ポリエチレンテレフタレー
トフィルムあるいは二軸延伸ナイロンフィルムとし、前
記接合面にインラインコロナ放電処理を施し、他方、押
出成形機のT−ダイより押出され、製膜されるエチレン
−メタクリル酸共重合体樹脂の接合面側に、1g/Nm
3 以上のオゾンを含有する空気を、0.5Nm3 /hr
以上の条件で吹き付けた後、両者を圧着させることを特
徴とするラミネートフィルムの製造方法であり、インラ
インコロナ放電処理およびオゾン処理の相乗効果によ
り、乾燥状態および低湿度状態において、二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルムあるいは二軸延伸ナイ
ロンフィルムとエチレン−メタクリル酸共重合体樹脂と
の間で優れた接着力を有し、かつ廃棄性に優れ、乾燥食
品,浴用剤顆粒・粉末等の包装材として好適なラミネー
トフィルムが得られる。
【0043】すなわち、本発明のラミネートフィルム
は、使用後に水に浸漬させておくことにより、つまりア
ルミニウム箔を構成中に含む基材とエチレン−メタクリ
ル酸共重合体層との間に水を浸透させることにより、容
易にアルミニウム箔を含む基材を剥離させることがで
き、誰もが簡単にかつ手早く、有効に廃棄することが可
能である。
【0044】また、前記基材にアンカーコート処理を行
う必要がないため、作業工程が簡略であり、エージング
期間の不要による製造工程の短縮化が図れ、更にはアン
カーコート剤塗布後の乾燥が不十分な場合の、残留溶剤
による包装内容物への着臭の可能性,溶剤の揮発による
作業環境の悪化,および防災上の問題等、非常に多くの
問題が解消されるものである。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラミネートフィルムの層構成を示す断
面説明図。
【図2】本発明によるラミネートフィルムの製造工程の
要部概略を示す説明図。
【符合の説明】
1…軟質アルミニウム箔 2…ドライラミネート接着剤層 3…二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(ナイロン)
フィルム 4…基材 5…エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂 5’…エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂の溶融状態
の薄膜 10…冷却ロール 20…T−ダイ 30…オゾン処理バー 40…ニップロール 50…コロナ放電処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B32B 27/28 101 B32B 27/28 101 27/34 27/34 27/36 27/36 B65D 65/40 B65D 65/40 D (56)参考文献 特開 平7−125161(JP,A) 特開 平4−368845(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム箔を構成中に含むラミネート
    フィルムからなる基材に、エチレン−メタクリル酸共重
    合体樹脂を押出ラミネートするラミネートフィルムの製
    造方法において、 前記基材の接合面側を、二軸延伸ポリエチレンテレフタ
    レートフィルムあるいは二軸延伸ナイロンフィルムと
    し、前記接合面にインラインコロナ放電処理を施し、他
    方、押出成形機のT−ダイより押出され、製膜されるエ
    チレン−メタクリル酸共重合体樹脂の接合面側に、1g
    /Nm3 以上のオゾンを含有する空気を、0.5Nm3
    /hr以上の条件で吹き付けた後、両者を圧着させるこ
    とを特徴とするラミネートフィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】少なくとも、基材およびエチレン−メタク
    リル酸共重合体樹脂層からなる構成のラミネートフィル
    ムにおいて、基材が、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
    若しくは二軸延伸ナイロンフィルムと、アルミニウム箔
    とからなり、 基材側の、前記エチレン−メタクリル酸共
    重合体樹脂層との接合面を、二軸延伸ポリエチレンテレ
    フタレートフィルム若しくは二軸延伸ナイロンフィルム
    とし、前記接合面における接着強度が、乾燥状態および
    低湿度状態では200gf/15mm以上であり、水分
    浸透時には10gf/15mm以下であることを特徴と
    するラミネートフィルム。
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NL1006109C2 (nl) * 1997-05-22 1998-11-25 Hoogovens Staal Bv Werkwijze voor met thermoplastisch bekledingsmateriaal bekleden van een metallisch substraat.
JP4993504B2 (ja) * 2008-04-02 2012-08-08 三井・デュポンポリケミカル株式会社 太陽電池用積層体シート及びそれを用いた太陽電池モジュール

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