JP3336092B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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英昭 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDやCD−ROMの
ディジタルデータを高速処理する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)やCD−R
OMに記録された映像などのデジタルデータを再生する
CD−ROMプレーヤ等では、通常の再生におけるデー
タ転送レートは決まっている。動画などのデータ量の多
いデータなどを再生する場合、通常再生におけるデータ
転送レートでは不足するため、光ディスクを高速回転さ
せ、データ転送レートを上げて再生しなければならな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのデジ
タルデータの再生においては、エラー訂正などの処理を
必要とする。エラー訂正等の処理を行うデコーダの処理
速度の高速化にも限度があり、通常再生の処理速度の
倍程度が限界である。それ以上の処理速度を実現するた
めには、特殊な半導体などを必要とし、実現が困難であ
った。
【0004】本発明では、通常のデコーダを用いて、デ
ータ量の多い(データ転送レートの高い)データをデコ
ードし再生しようとするものである。第1のデータ転
送レートのデータをリングバッファに書き込み、リング
バッファに書き込まれたデータを第1のデータ転送レー
トより低い第2のデータ転送レートで複数の分割された
位相で読み出し、各々データ転送レートの異なるデータ
をそれぞれ複数のデコーダでデコードし、各デコーダの
出力を集合することにより再生されたデータとして出力
する。
【0005】ここで再生データのドロップアウト等に
対処するためのインターリーブ等の処理を補うため、イ
ンターリーブ長以上のデータ長をオーバーラップするよ
うにリングバッファからデータを読み出す。このため、
データの分割数にしたがってデコーダ1つ当たりのデコ
ードするデータのデータ転送レートを下げることがで
き、通常のデコーダを用いてデータ転送レートが高い
ータをデコードし再生することができる
【0006】
【実施例】本発明を実施例により説明する。図1は、本
発明の再生装置の一実施例のブロック図である。図2
は、各部の処理を説明するため図である。ここでは
D−ROMフォーマットの再生信号を2つに分割し、2
つのデコーダを用いてデコードする場合の例を示す。入
力端1から入力したCD−ROMフォーマットのEFM
信号(図2(イ))は、従来と同様にオートスライス回
路2によって振幅の中心でスライスされ、図2(ロ)に
示すようなパルス波信号となる。このパルス波信号を再
生データとしてラッチするためその抜き取りクロック
PLL(Phase Locked Loop)回路3により生成す
る。このPLL回路3も、従来と同様に、入力クロック
と出力されたクロックとの位相を比較し積分する位相比
較部3−1とVCO1(3−2)からなる。このVCO
の出力信号(図2(ハ))は、入力データの時間軸方
向のゆれに同期したクロックとなり、データラッチ回路
4は、このクロックに基づいてデータをラッチしてデー
タを抜き取る。クロックCK1(図2(ハ))は、CD
−ROMフォーマットのEFM信号の場合には基準の
1倍の再生データ転送レートの時、4.3MHzであ
る。このクロックCK1に基づいて、データをリングバ
ッファ7に書き込む。
【0007】一方、リングバッファ7からデータを読み
出すためのクロックCK2は、クロックCK1に同期
、クロックCK1よりも低いデータ転送レートになる
ようにする。クロックCK2は、図1に示す分周回路5
及びPLL回路6により生成される。図2(ハ)に示す
クロックCK1は、分周回路5により1/20に分周
れる。これによりクロックCK1の0.05倍の周波数
215kHzの信号が生成され、この信号に基づいて
PLL回路6によりクロックCK2が生成される。この
PLL回路6においてVCO2(6−2)からの出力
は、分周器(6−3)により1/11に分周され、位相
比較器(6−1)により、分周回路5からの出力信号
(クロックCK1の周波数を0.05倍した周波数の信
号)と比較される。このため、PLL回路6から出力さ
れるクロックCK2は、クロックCK1に同期し、クロ
ックCK1の周波数の0.05倍の周波数(クロックC
K1の周波数を1/20に分周した周波数)の11倍の
周波数となる。すなわち、クロックCK2は、0.05
×11=0.55となり、入力信号のデータ転送レート
のほぼ1/2のクロックとなる。メモリコントローラ8
は、クロックCK2に基づいてリングバッファ7に書き
込まれているデータを分割して、2のデータ(図2
(ニ)、図2(ホ))として読み出す
【0008】図2に示すように、リングバッファに入
力されるデータ(図2(チ))は、A及びBに分割され
る。各々AとBのデータ転送レート0.55となる。
ここで、データ転送レートが0.5より大きいために
リングバッファ7に記憶されたデータは、一部オーバー
ラップして読み出される
【0009】図3は、メモリコントローラの動作を説明
する図である。リングバッファ7へデータを書き込む位
置を決める書き込みアドレスは、クロックCK1に基づ
いて決められ、図の実線Wのようにアドレス0からFま
で時間Tの周期で繰り返される。これに対しリングバッ
ファ7からデータを読み出すための読み出しカウンタ出
力は、クロックCK2により0.55のデータ転送レー
に基づいてカウントされる。リングバッファ7の出力
(図2(ニ))に対応するA系列の出力では、図3の
AのようにFの値の1/2の0〜F/2までを読み出す
と共に同じTの時間の間に0アドレスの前にFアドレ
ス前の一部を読み出す。
【0010】すなわち図2に示すデータ(チ)におい
て、A1、A2・・・等の範囲はB0、B1・・・の
後部の一部を含むことにより、A系列のデータは、図2
(ニ)に示すように、0.55のデータ転送レートで連
して出力される。一方、図2に示すデータ(チ)に示
すB系列のデータも同様に、図3に示すTの時間の中間
よりアドレスF/2下のアドレスの一部のA領域を
含んだ部分からカウントアップしてアドレスFまでのデ
ータを、0.55のデータ転送レートで繰り返し出力す
る。したがって、図2(ホ)に示すように、B1’、B
2’・・・のように、A1、A2の後部の一部を含んで
連続して出力される。
【0011】これらの出力は、CDデコーダ9及び11
又はCD−ROMデコーダ10及び12により、各々エ
ラー訂正、デインターリーブ等の処理が行われデコード
され目的の復調データとなる。ここでデコードする
めに、再生データより同期信号を抽出している。このた
データ中の同期信号は正しい周期であることが望ま
しい。同期がずれていると再同期のために失われるデー
タが増加することがある。このため本発明では、図4に
示すようにA1A2の周期が同期信号の周期と常に等
しくなるようにする。すなわち、RA及びRBのカウンタ
の数が同期信号の周期の整数倍となるように設定する。
【0012】すなわち図3に示すように、RA及びRBの
読み出し周期を同期ブロックSBのn倍とすると、デー
タの読み出し周期がくるわずに連続して読み出すことが
できる。EFMのデータの場合には588のチャンネル
ビット毎に同期信号が設けられているので、588×n
倍の値とする。又さらにCD−ROMのデータのデコー
ドのためにもさらに同期ブロックSBの98倍で同期
が設けられており、588×98×nであれば常に
いずれの同期信号に対しても連続してデータのデコード
ができる
【0013】ここでEFM信号ではドロップアウト等よ
りデータを守るためにデータにインターリーブを施され
ている。このため、A,Bをオーバーラップせずに切り
換えるとデコードできないデータが出現するが本発明で
はこのインターリーブ長以上オーバーラップしてA,B
に振り分けてあるために、デコード出力A1”,B1”は
デコード不能区間xを省いても有効な再生デコード信号
は全データを得ることができる。
【0014】本発明の実施例では、入力データ転送レー
トを1/2の0.5ずつではなく、0.55ずつのデー
タ転送レートで分けている。リングバッファ7から読み
出す各々のデータの一割をオーバーラップとしており
リングバッファ7は、インターリーブ長がこの一割に入
るバッファ量、逆にはインターリーブ長等の10倍以上
のメモリ容量を有し、かつ先の同期信号の周期のn倍の
値を満足する容量である。このリングバッファ7に記憶
されたデータによりデコーダが全データをデコードする
ことができる。ここでデコーダではディスクの回転を制
御し、入力のデータのデータ転送レートと出力のデータ
の基準信号から得るデータ転送レートとが同じになるよ
うに保つようにしている。
【0015】これには、デコーダの入力と出力の誤差出
(エラー信号)が取り出され、スピンドルモータM
は、増幅器14を介しこのエラー信号によりコントロー
される。この場合も従来の1つのデコーダのみと同様
に作用する。各デコーダ9,10,11,12は0.
55のデータ転送レートを基準としてデータ(ニ)又は
(ホ)をデコードするように、スピンドルモータを制御
する。これによりEFM信号が再生される。エラー信号
は、VCO1をへてVCO2に現れるため、データ
(ニ)及び(ホ)のデータ転送レートはEFM信号が
丁度0.55のデータ転送レートで再生されているよう
にデコーダからは見ることができる。
【0016】このため、一方のデコーダよりのエラー信
号によりモータの制御をすることができる。又、両デコ
ーダのエラーを混合しても良い。デコーダされたデータ
はCD−ROMではアドレスが与えられているため(ヘ)
(ト)のデータのアドレスによってバッファセレクタBで
そのアドレスより連続のアドレスのデータとして出力す
ることが容易に可能となる。
【0017】以上のように、再生のデータ転送レートを
ほぼ1/2としデコードできるので2倍の処理速度のデ
コーダを用いると、ほぼ4倍の再生ができる。さらに同
様手段で3分割すると6倍の再生が可能となり高速再生
が可能となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、CDやCD−ROMに
記録されたデジタルデータを複数のデコーダで並列処理
するのでデジタルデータの高速処理に対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】各部の処理を示す図。
【図3】処理の振り分けを示す図。
【図4】同期信号とデータの関係を示す図。
【符号の説明】
1 入力端 2 オートスライス回路 3 PLL回路 4 データラッチ回路 5 分周回路 6 PLL回路 7 リングバッファ 8 メモリーコントローラ 9,11 CDデコーダ 10,12 CD−ROM 13 バッファセレクタ 14 増幅器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エラー訂正コードの付加及びインターリー
    が行われたデジタルデータを再生する再生装置におい
    て、再生データを記憶するリングバッファメモリと、該
    リングバッファメモリに記憶されたデータをインターリ
    ーブ長以上のデータ長をオーバーラップさせて分割し
    生データのデータ転送レートより低いデータ転送レート
    で読み出す手段と、前記リングバッファメモリから読み
    出された複数のデータを各々デコードする手段と、
    コード手段によりデコードされた複数のデータを集合さ
    せて再生データとして出力する手段とを備えたことを特
    徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の再生装置において、前記読
    み出し手段は、データの同期信号の間隔の整数倍に相当
    する間隔にデータを分割して読み出すことを特徴とする
    再生装置。
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