JPH1055627A - 同期回路 - Google Patents

同期回路

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JPH1055627A
JPH1055627A JP21002796A JP21002796A JPH1055627A JP H1055627 A JPH1055627 A JP H1055627A JP 21002796 A JP21002796 A JP 21002796A JP 21002796 A JP21002796 A JP 21002796A JP H1055627 A JPH1055627 A JP H1055627A
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synchronization
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和宏 杉山
Shigeru Matsui
滋 松井
Yukari Hiratsuka
由香里 平塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズなどが原因で同期信号が欠落した場合
でも同期を保護できるとともに、正しい同期信号を迅速
に検出できる同期回路を得る。 【解決手段】 同期信号検出部2aはフレーム同期信号
を検出して、SY0〜SY7のどのパターンかを出力す
る。同期信号タイプ符号化器23はこれを符号化し、ラ
ッチ回路24はこの符号をフレーム同期信号検出のタイ
ミングでラッチする。同期ナンバー符号化器25bは同
期信号の連続性をチェックし、同期ナンバーカウンタ2
6はこのチェックの結果から同期ナンバー符号化器25
bの出力をロードするか、カウントアップするかを決
め、比較器41,アップ・ダウンカウンタ42,零検出
器43は同期ナンバーカウンタ26のロード条件を決定
する。セクタ先頭検出部27によりセクタ先頭が判定さ
れ、その時に検出された同期保護をかけられたフレーム
同期信号がセクタ同期信号である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタルデー
タ再生装置に関し、特に光ディスクなどの再生信号処理
回路に用いて、ディジタル入力信号に含まれる同期信号
の検出と、同期信号が欠落した場合やノイズにより疑似
同期信号が発生した場合の同期保護を行い得る同期回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータ再生装置でデータ再生
を行うには、まずディスクなどの記録媒体から、光ピッ
クアップにより再生信号が読み取られ、この再生信号は
増幅器で増幅されて波形等価器でディジタル信号に変換
され、同期検出回路により同期信号が検出されてデータ
との同期がとられる。
【0003】コンパクトディスク(CD)の場合、ディ
スク上に記録されるディジタル情報はEFM(eight to
fourteen Modulation)変調を受けて、所定のフォーマッ
トに従ってフレーム内に配列されており、1フレームは
先頭に配置されたフレーム同期信号、複数のオーディオ
情報ワード、および誤り訂正用のビットを含み、全体と
して、588チャネルビットにより構成される。フレー
ム同期信号は24チャネルビットからなり、他の情報と
区別できるように特定のパターンを有している。フレー
ム同期信号は、情報を再生する際、フレーム分割と、フ
レーム内のデータを所定の単位で分割するための制御信
号を発生するために用いられる。同期検出回路はディス
ク上の傷などによる同期信号の欠落などにも対処できる
よう、通常、同期信号を補間する機能を持つ同期保護回
路を含んでいる。
【0004】また、新たな情報メディアとして注目され
ているディジタル・ビデオ・ディスク(DVD)は大容
量を実現しており、コンピュータ分野でも大きな期待が
もたれている。その読み出し専用メモリであるDVD−
ROMは、各フレームの先頭に配置された32チャネル
ビットからなるフレーム同期信号(SY0〜SY7)は
特定のパターンを有しており、ある決まった配列に従っ
て配置されて、1セクタを構成している。1セクタは2
6フレームからなり、セクタの先頭に配置されるフレー
ム同期信号を特に、セクタ同期信号という。DVDの再
生には、フレーム同期信号の検出およびセクタ同期信号
の検出と保護が必要である。
【0005】図8は従来技術の一例として、コンパクト
ディスク(CD)に見られる同期信号検出回路と同期保
護回路を含む同期回路を示す図、図9はその動作説明の
ためのタイミング図である。図8において、入力端子1
01に印加された同期信号を含む1フレームNビットの
入力信号は、ディスクからの再生信号に含まれるクロッ
ク成分を検出する図示していないPLL回路に基づいて
生成されるクロックと共に同期信号検出回路103に印
加されて同期信号を検出するクロックは1フレーム毎に
クロック端子102に印加される。同期信号検出回路1
03の出力はゲート104に接続され、そこではクロッ
クを分周し、1/N分周器(N進カウンタ)105のリ
セット端子に接続される。1/N分周器105の出力は
窓発生器106に接続され、この出力はゲート104の
出力によりリセットされるカウンタ107に接続され
る。セレクタ108は窓発生器106またはカウンタ1
07の出力をゲート104の制御端子に接続する。1/
N分周器105の出力は出力端子109に接続される。
【0006】この同期回路では、同期信号検出回路10
3は同期信号を検出し、ゲート104に出力する。ゲー
ト104はセレクタ108に応じて同期信号検出回路1
03の同期検出信号の1/N分周器105への供給を制
御する。1/N分周器105はゲート104の出力が
“H”になる毎にリセットされ、クロックのNビット毎
にフレーム同期制御信号を出力端子109に出力する。
窓発生器106は分周器105がフレーム同期制御信号
を出力してから次のフレーム同期信号が出力されるはず
のNビット目の前後数ビットの間その出力を“H”に、
つまり、窓を生成し、セレクタ108を介してゲート1
04を導通させる。同期信号検出回路103と分周器1
05との間で同期がとれている場合には、セレクタ10
8は窓発生器106の出力をゲート104に供給し、前
のフレームの同期信号によって作られた窓により同期信
号検出回路103の出力信号を分周器105に供給し、
これによって、真の同期信号以外のノイズによる誤動作
を防止する。
【0007】また、ドロップアウトなどによりフレーム
同期信号が検出されない場合には、同期信号検出回路1
03の出力およびゲート104の出力は図9(A)のよ
うに欠落する。この場合でも、分周器105によりNビ
ット毎に出力信号が現れる、すなわち、補間される。同
期信号が検出されない場合、カウンタ107はリセット
されず、窓発生器106の出力によりフレーム毎にカウ
ントアップされる。カウンタ107はあらかじめセット
されたカウント(ここでは4フレーム)になるとその出
力が“H”になる。セレクタ108はカウンタ107の
出力が“H”になるとゲート104を開く。この状態に
なって同期信号検出回路103から初めて出力される信
号がゲート104から出力され、分周器105およびカ
ウンタ107はリセットされる。このとき分周器105
はリセットされるときの出力信号を出力端子109に出
力する。
【0008】しかし、もし図9(B)のように、カウン
タ107の出力が“H”になって初めての同期信号検出
回路103の出力がノイズである場合には、このノイズ
により分周器105およびカウンタ107はリセットさ
れる。このため窓発生器106はこのノイズからNビッ
ト目前後に数ビットの窓を生成する。したがって、ノイ
ズの後に正しく同期信号が検出されたとしても、窓発生
器106の窓出力と同期信号検出回路103の出力のタ
イミングが合わないので、ゲート104から出力信号は
得られず、つまり、同期がとれない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル再生
装置の、同期検出回路は以上のように構成されているの
で、ノイズなどが原因で同期信号が欠落した場合、ノイ
ズの後に正しく同期信号が検出されたときでも同期がと
れずに誤りの同期信号を作ってしまうという欠点があ
る。
【0010】この発明は、上記のような問題点の解消を
目的としてなされたもので、同期信号が欠落してノイズ
などの疑似同期信号が検出された場合でも適切な同期保
護が可能な同期検出回路を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディジタ
ルデータ再生装置の同期検出回路は、記録媒体上に、各
フレームが、データと区別可能な特定パターンをもつフ
レーム同期信号とが連続して配置されている場合に、こ
の再生データをパラレルデータに変換するシリアル−パ
ラレル変換手段と、前記パラレルデータから前記フレー
ム同期信号を検出してフレーム同期検出信号を出力する
同期検出手段と、前記フレーム同期信号が欠落して検出
できない場合に、クロックパルスを計数して内挿同期検
出信号を発生する第1のカウンタと、前記第1のカウン
タからの出力により特定の幅を持つ窓を出力する窓発生
手段と、この窓内に前記フレーム同期検出信号または前
記内挿同期検出信号のいずれかが検出された場合のみ、
この検出信号を前記第1のカウンタのリセット信号とし
て出力する第1のゲート回路と、前記窓のオン・オフを
制御する状態遷移制御手段と、前記窓オンの時のみ窓出
力を有効にする第2のゲート回路と、前記窓オフの場合
には前記同期検出手段により検出された前記フレーム同
期検出信号をそのまま出力する第3のゲート回路とを備
え、フレーム同期信号の検出および保護が可能となるよ
うに構成したものである。
【0012】また、前記フレーム同期検出信号をリセッ
ト信号として用い、クロックパルスを計数して1フレー
ムを計数する毎に出力を変化する第2のカウンタと、前
記フレーム同期検出信号と前記第2のカウンタの出力と
が一致したときのみ、フレーム同期検出信号と判断する
第4のゲート回路とを備えたものである。
【0013】また、前記フレーム同期検出信号の判断手
段を、請求項1記載の手段によるか、または請求項2記
載の手段によるかを外部から選択する選択手段を備えた
ものである。
【0014】また、記録媒体上に各フレームは複数パタ
ーンのフレーム同期信号とデータとの連続で、前記フレ
ームがある一定の配列をもって配置され1セクタを構成
し、セクタ先頭に配された前記フレーム同期信号をセク
タ同期信号とされるディジタル信号が記録されている場
合に、この再生データをパラレルデータに変換するシリ
アル−パラレル変換手段と、前記パラレルデータから前
記フレーム同期信号を検出し、さらにその同期信号のタ
イプを検出する同期信号タイプ検出回路と、前記同期信
号タイプ検出回路で検出された同期信号のタイプを符号
化する第1の符号化手段と、前記第1の符号化手段から
1フレーム前に出力された符号を保持する第1の符号保
持手段と、前記第1の符号化手段と前記第1の符号保持
手段とから出力される2つの符号の組合せから前記フレ
ーム同期信号がセクタ内で何番目であるかを判断し、こ
の判断結果を符号化する第2の符号化手段と、前記第2
の符号化手段の出力をロードするか、またはカウントア
ップする第3のカウンタと、前記第3のカウンタの出力
からセクタ先頭を判定するセクタ先頭判定手段とを備
え、前記フレーム同期検出信号と前記セクタ先頭判定手
段の出力結果とから前記セクタ同期検出信号を得るよう
に構成したものである。
【0015】また、記録媒体上に各フレームは複数パタ
ーンのフレーム同期信号とデータとの連続で、前記フレ
ームがある一定の配列をもって配置され1セクタを構成
し、セクタ先頭に配された前記フレーム同期信号をセク
タ同期信号とされるディジタル信号が記録されている場
合に、時間軸で連続して検出された同期信号を前記第1
の符号化手段で符号化し、同期信号タイプ検出回路から
出力される同期信号タイプを複数の符号保持手段により
保持し、この保持した複数の符号化された同期信号タイ
プの組合せから、検出された前記フレーム同期信号がセ
クタ内で何番目であるか判断して符号化する第3の符号
化手段と、前記第3の符号化手段からの出力をロードす
るか、またはカウントアップする前記第3のカウンタ
と、前記第3のカウンタの出力からセクタ先頭を判定す
るセクタ先頭判定手段とを備え、前記フレーム同期検出
信号と前記セクタ先頭判定手段の出力結果とから前記セ
クタ同期検出信号を得るように構成したものであるか
ら、前記複数の符号保持手段の付加により、セクタ同期
信号の検出および保護の性能をより向上させることがで
きる。
【0016】また、記録媒体上に各フレームは複数パタ
ーンのフレーム同期信号とデータとの連続で、前記フレ
ームがある一定の配列をもって配置され1セクタを構成
し、セクタ先頭に配された前記フレーム同期信号をセク
タ同期信号とされるディジタル信号が記録されている場
合に、各フレームが、複数パターンのフレーム同期信号
とデータとの連続であって、前記フレームがある一定の
配列をもって配置されて1セクタを構成し、かつ各セク
タの先頭に配された前記フレーム同期信号をセクタ同期
信号とするディジタル入力信号をパラレルデータに変換
するシリアル−パラレル変換手段と、前記パラレルデー
タから前記フレーム同期信号を検出し、さらにその同期
信号のタイプを検出する同期信号タイプ検出回路と、前
記同期信号タイプ検出回路で検出れた同期信号のタイプ
を符号化する第1の符号化手段と、前記第1の符号化手
段から1フレーム前に出力された符号を保持する第1の
符号保持手段と、前記第1の符号化手段と前記第1の符
号保持手段とから出力される2つの符号の組合せから前
記フレーム同期信号がセクタ内で何番目であるかを判断
し、この判断結果を符号化する第2の符号化手段と、前
記第2の符号化手段の出力をロードするか、またはカウ
ントアップする第3のカウンタと、前記第3のカウンタ
の出力からセクタ先頭を判定するセクタ先頭判定手段
と、前記第3のカウンタへのロード条件を制御する制御
手段とを備え、前記フレーム同期検出信号と前記セクタ
先頭判定手段の出力結果とからセクタ同期検出信号を得
るように構成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1である
ディジタルデータ再生装置の同期検出部(フレーム同期
信号検出および保護回路)を示すブロック図である。図
において1はシリアル−パラレル変換器、2は同期信号
検出部、5は1フレームを計数するカウンタ、6はカウ
ンタ5の出力から窓(ある幅の間“L”を出力)を発生
する窓発生器、7は窓のオン・オフを切り換える状態遷
移カウンタ、8は窓の立ち上がりエッジを検出するエッ
ジ抽出器、10はカウンタ出力から内挿同期信号を発生
する内挿同期信号発生部、3,4,9および11はゲー
ト回路で、9は窓オン状態のときに窓発生器6出力を導
通させるゲート回路、3は窓オフ状態または窓オン状態
での窓に対して“L”を出力するゲート回路、4は同期
信号検出部2で検出されたフレーム同期信号が窓オフ状
態で検出されるか、または窓内に検出されたときにこの
フレーム同期信号を導通させるゲート回路、11は内挿
同期信号発生部10の出力である内挿同期信号、または
同期信号検出部2で検出したフレーム同期信号を出力す
るゲート回路である。
【0018】図2はDVD(ディジタル・ビデオ・ディ
スク)の物理フォーマットを示す。各フレームは、複数
パターン(DVDの場合8×4パターン、32ビット)
存在するフレーム同期信号とデータとの連続で構成さ
れ、フレームが複数個一定のフレーム同期信号の配列を
もって集まり、1セクタを構成する。以下、DVDを例
にして説明する。
【0019】次に動作について説明する。上記したよう
なディジタル入力信号がシリアルに入力されるのを受け
て、シリアル−パラレル変換器1はパラレルデータに変
換する。同期信号検出部2はこのパラレルデータからフ
レーム同期信号に一致するパターンがあるか比較し、一
致するパターンを検出した場合にはフレーム同期検出信
号“L”を出力する。
【0020】例えば、状態遷移カウンタ7は、2ビット
ダウンカウンタで構成され、窓オン状態で、かつ窓内に
同期信号を検出することができなかった場合、窓のエッ
ジ抽出器8の出力をイネーブルにし、窓のエッジでカウ
ントダウンする。それ以外の場合には次のような手続き
に従って表(STATE TABLE)の値をロードす
る。図1中の破線で囲まれた部分で示したように、表
(STATE TABLE)は窓のオン/オフ(WIN
OFF_)、および同期ロック信号(JUST_)の組
合せにより状態遷移カウンタ7にロードする値を決定す
る。 (1)窓オフ(WINOFF_=0)状態で同期信号を
検出した場合(JUST_=0にして) 、“1”をロー
ドする。 (2)窓オン(WINOFF_=1)状態でかつ窓内に
同期信号を検出したが、フレーム同期がとれていない
(JUST_=1)場合、“2”をロードする。 (3)窓オン(WINOFF_=1)状態でかつ窓内に
同期信号を検出し、さらに1488ビット間隔でフレー
ム同期がとれている(JUST_=0)場合には、
“3”をロードする。但し、ここでWINOFF_及び
JUST_は、それぞれWINOFF及びJUSTの反
転信号を表す。
【0021】図3はそのタイミングの一例を示した図で
ある。このケースでは、 (1)まず最初は窓はオフ状態にあり、状態遷移カウン
タ7の値は“0”なので“L”を出力している。従っ
て、ゲート3出力は“L”で、フレーム同期検出信号は
ゲート4を導通し、カウンタ5をリセットする。カウン
タ5は1フレーム(1488ビット)カウンタで、この
カウンタ5の出力から窓発生器6はある特定の幅を持っ
た窓を発生させる。 (2)状態遷移カウンタ7は“1”をロードする。ある
一定クロック後に窓はオン状態となる。 (3)窓オン状態であるので、窓発生器6で生成された
窓がゲート回路9を導通してゲート回路3より出力され
る。ゲート回路4は窓内にフレーム同期信号が存在する
場合にフレーム同期信号を導通するもので、これによっ
てカウンタ5はリセットされる。これとともに、前に検
出されたフレーム同期信号のちょうど1488クロック
後に同期信号が検出され、つまりフレーム同期がとれて
いるので状態遷移カウンタ7は“3”をロードする。窓
のエッジ抽出器8で抽出されるエッジで“2”にカウン
トダウンされる。
【0022】(4)次に、窓発生器6で生成された窓内
には同期信号が検出されなかったため、窓のエッジで
“1”にカウントダウンされる。 (5)同様に“0”にカウントダウンされ、状態遷移カ
ウンタ7の出力が“0”になったとき、窓はオフされ
る。 カウンタ5は、1488クロック後に内挿同期信号発生
部10から内挿同期信号を出力し、フレーム同期が得ら
れていない場合にもゲート回路11からフレーム同期信
号が出力され、同期保護が行われる。フレーム同期が得
られている場合にはこの内挿同期信号と同期信号検出部
2で検出したフレーム同期信号は同タイミングでゲート
回路11に入力され、フレーム同期信号が出力される。
【0023】PLL(Phase Locked Loop)制御の状態な
どによっては、フレーム同期信号が検出されてから次の
同期信号が検出されるまで、1488クロックより早く
検出されることがある。この場合、窓オン状態で窓発生
器6が生成した窓内にフレーム同期信号が検出されたの
であれば、状態遷移カウンタ7は“1”をロードし、こ
のフレーム同期信号によりカウンタ5はリセットされ
る。
【0024】また、1488クロックより遅く検出され
る場合、内挿同期信号発生部10から出力される内挿同
期信号と、同期信号検出部2で検出したフレーム同期信
号と、ゲート回路11から2度、フレーム同期信号を出
力することがある。この場合も、カウンタ5は同期信号
検出部2の出力のフレーム同期信号によりリセットされ
ることになる。
【0025】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2であるディジタルデータ再生装置の同期検出部
(フレーム同期信号検出および保護回路)を示すブロッ
ク図である。図において、図1と同一符号はそれぞれ同
一または相当部分を示しており、12は検出された同期
信号によりリセットされる1488クロックを計数する
カウンタ、13は1488ビット毎に“L”を出力する
1フレーム検出部、14は同期信号検出部2で検出した
同期信号と、同様に次に検出された同期信号の間隔が1
488ビットの場合のみ同期信号と見なすためのゲート
回路、15はこのような同期信号の判定基準を外部入力
により選択するセレクタである。
【0026】次に、実施の形態1と異なる部分の動作を
説明する。カウンタ12は、同期信号検出部2で検出し
た同期信号によりリセットされ、1488クロック分カ
ウントする。カウンタ12の出力から1フレーム検出部
13が1488クロックを検出し、“L”を出力する。
ゲート回路14で同期信号検出部2で検出した同期信号
と、同様に次に検出された同期信号の間隔が1488ビ
ットの場合のみ同期信号と見なし、“L”を出力する。
セレクタ15は、同期信号の判定基準を1回同期信号を
検出すると同期信号と見なすか、2回検出して初めて同
期信号と見なすかを、外部入力により選択することがで
きる。以降の動作は、実施の形態1で述べたものと同様
であるので説明を省略する。この実施の形態によれば、
ノイズなどによる疑似同期信号を検出することを防止で
きる。
【0027】実施の形態3.図2で示したように、各フ
レームは複数パターン(DVDの場合8×4パターン、
32ビット)存在するフレーム同期信号が一定の配列を
もって集まり、1セクタを構成する。ここで、フレーム
同期信号SY0からSY7のタイプを同期信号タイプ、
その同期信号タイプがセクタ内で何番目にあるものであ
るかを同期ナンバーと呼ぶことにする。
【0028】図5は、この発明の実施の形態3であるデ
ィジタルデータ再生装置の同期検出部(セクタ同期信号
検出および保護回路)を示すブロック図である。図5に
おいて、1はシリアル−パラレル変換器、2aは同期信
号検出部、23は同期信号タイプ符号化器、24はラッ
チ回路、25は同期ナンバー符号化器、26は同期ナン
バーカウンタ、27はセクタ先頭検出部、28はセクタ
同期信号を出力するゲート回路である。
【0029】次に動作について説明する。シリアル−パ
ラレル変換器1は、シリアルに入力されるディジタル入
力信号を受けて、パラレルデータに変換する。同期信号
検出部2aは、この32ビットパラレルデータからフレ
ーム同期信号がSY0からSY7のうち一致するパター
ンがあるかどうか検出し、一致したパターンが存在した
場合にはその同期信号タイプに対して“L”を出力す
る。例えば、SY2が入力されてきた場合、同期信号検
出部2aは“11011111”のように出力する。同
期信号タイプ符号化器23は、同期信号検出部2aの検
出結果から同期信号タイプを、例えば0(同期パターン
であることを示す)010(“2”を表す)のように4
ビットで符号化する。
【0030】ラッチ回路24は、符号化された同期信号
タイプを1フレーム毎に保持する。同期ナンバー符号化
器25は、同期信号タイプ符号化器23およびラッチ回
路24の出力から同期信号タイプの連続性をチェックす
る。例えばSY5,SY2の組合せなら同期ナンバー符
号化器25で“01010010”→“00101”な
どと変換する。“00101”はこの組合せはセクタ内
で4番目であることを示す。このように組合せが存在す
る、つまり連続性がとれている場合ば同期ナンバーカウ
ンタ26に対してロード信号を供給し、同期ナンバー符
号化器25の出力をロードする。もし連続性がとれてい
ない場合は同期ナンバーカウンタ26はロードせずにカ
ウントアップする。
【0031】ここで同期ナンバーカウンタ26は、DV
Dでは26フレームを1セクタとするため26アップカ
ウンタであり、セクタの先頭を検出するために使われる
ものである。先頭検出部27は、もし同期ナンバーカウ
ンタ26の出力からセクタ先頭であることが判定できた
ときセクタ“L”を出力する。セクタ先頭で、かつフレ
ーム同期信号が検出できた場合には、その同期信号をセ
クタ同期信号としてゲート回路28から出力する。
【0032】実施の形態4.図6は、この発明の実施の
形態4であるディジタルデータ再生装置の同期検出部
(セクタ同期信号検出および保護回路)を示すブロック
図である。図において、図5と同一符号はそれぞれ同一
または相当部分を示しており、31,32はラッチ回
路、25aは同期ナンバー符号化器である。
【0033】次に動作について説明する。記録媒体から
再生されて入力されたディジタル信号は、シリアル−パ
ラレル変換器1でパラレルデータに変換される。同期信
号検出部2aは、この32ビットパラレルデータからフ
レーム同期信号がSY0からSY7のうち一致するパタ
ーンがあるかどうかを検出する。同期信号タイプ符号化
器23はその検出された同期信号タイプを符号化する。
ラッチ回路31は符号化された同期信号タイプを保持
し、ラッチ回路32はラッチ回路31で保持された同期
信号タイプをさらに保持する。
【0034】同期ナンバー符号化器25aは、同期信号
タイプ符号化器23,ラッチ回路31およびラッチ回路
32の3つの連続する出力から同期信号タイプの連続性
をチェックし、連続性がとれていれば同期ナンバーカウ
ンタ26に対してロード信号を出力し、連続性がとれて
いなければ同期ナンバーカウンタ26はロードせずにカ
ウントアップする。このため、実施の形態3よりもロー
ドに関する条件が厳しくなるので、より適切な同期保護
ができるようになる。ここで、同期ナンバーカウンタ2
6は、DVDでは26フレームを1セクタとするため2
6アップカウンタであり、セクタの先頭を検出するため
に使われるものである。もし同期ナンバーカウンタ26
の出力からセクタ先頭であることが判定できたときセク
タ先頭検出部27は“L”を出力する。セクタ先頭で、
かつフレーム同期信号が検出できた場合には、その同期
信号をセクタ同期信号としてゲート回路28から出力す
る。
【0035】また、ラッチ回路をさらに一つ付加して、
同期信号タイプ符号化器23、および3つのラッチ回路
の出力から連続性をチェックし、連続性がとれていれば
同期ナンバーカウンタ26に対してロード信号を出力
し、連続性がとれていなければ同期ナンバーカウンタ2
6はロードせずにカウントアップするように構成するこ
ともできる。このように、連続性チェックのためにラッ
チ回路を付加することにより、フレーム同期信号のパタ
ーンが化けるようなエラーに対して、セクタ同期信号の
保護能力をより向上させることができる。
【0036】実施の形態5.図7は、この発明の実施の
形態5であるディジタルデータ再生装置の同期検出部
(セクタ同期信号検出および保護回路)を示すブロック
図である。図において、図6と同一符号はそれぞれ同一
または相当部分を示しており、25bは同期ナンバー符
号化器、41は比較器、42は2ビットのアップ・ダウ
ンカウンタで、0から3までカウントし、0のときはさ
らにダウンせず、また3のときはさらにアップしないよ
う制限されている。43はアップ・ダウンカウンタ42
の出力から“0”を検出する零検出器、44は同期ナン
バーカウンタ26のロード信号を作るゲート回路であ
る。
【0037】次に動作について説明する。図2で示した
ように、各フレームは複数パターン(DVDの場合8×
4パターン、32ビット)存在するフレーム同期信号が
一定の配列をもって集まり、1セクタを構成する。シリ
アル−パラレル変換器1は、このようなディジタル入力
信号を受けてパラレルデータに変換する。例えば、SY
2が入力されてきた場合、同期信号検出部2aはこの3
2ビットパラレルデータからフレーム同期信号がSY0
からSY7のうち一致するパターンがあるかどうかを検
出し、この場合は“11011111”なので同期信号
タイプ符号化器23はその検出結果から同期信号タイプ
を“0(同期パターンであることを示す)010
(“2”を表す)”と4ビットで符号化する。ラッチ回
路24で符号化された同期信号タイプを1フレームの
間、保持する。その際、フレーム同期信号からタイミン
グ調整して作った信号をイネーブルとする。
【0038】同期ナンバー符号化器25bでは同期信号
タイプ符号化器23およびラッチ回路24の出力の組合
せから同期信号タイプの連続性をチェックする。連続性
チェックのタイミングは上記したラッチタイミングと同
様である。例えばSY5,SY2の組合せで入力された
場合、この組合せはセクタ内で存在し、同期ナンバー符
号化器25bで“01010010”→“00101_
00100”と変換する。前5ビット“00101”
(図中α)がこの組合せはセクタ内で4番目であること
を示す。
【0039】後5ビット“00100”(図中のβ(α
の一つ前の値。ただし0の前は25である。))と同期
ナンバーカウンタ26との出力を比較器41で大きさを
比較し、この比較結果が等しければ“H”を、等しくな
ければ“L”を出力する。“H”が出力されている間に
イネーブルがアクティブになったときには、アップ・ダ
ウンカウンタ42はカウントアップし、同様に“L”の
ときにはダウンする。実施の形態3とは異なり、連続性
がとれていれば同期ナンバーカウンタ26はロードせず
にカウントアップする。(0から25までカウントアッ
プし、25の次は0になる。)
【0040】もし連続性がとれていない場合には、比較
器41の比較結果が等しくなく“L”を出力しているの
でアップ・ダウンカウンタ42は1フレーム毎にカウン
トダウンし、この出力結果から零検出器43が“0”を
検出し、かつ、同期信号タイプ符号化器23から実施の
形態3で述べたロード信号が供されていたならば同期ナ
ンバーカウンタ26では同期信号タイプ符号化器23の
出力(前5ビット(α)の値)をロードする。
【0041】こうして同期ナンバーカウンタの出力から
セクタ先頭であることが判定できたときセクタ先頭検出
部27は“L”を出力する。セクタ先頭でかつフレーム
同期信号が検出できた場合には、その同期信号をセクタ
同期信号としてゲート回路28から出力する。
【0042】データのエラーの状態によっては、これが
例えば、同期信号パターンにエラーが混入され、SY5
がSY7の化けた場合、“01110010”→“10
101_10100”などと変換され、これはセクタ内
で20番目であることを示し、誤ったカウントをしてし
まうことがある。ここで記述した実施の形態5の回路に
よると、このようなエラーに対しても大変有効である。
【0043】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0044】この発明によれば、記録媒体から再生され
るデータをパラレルデータに変換するシリアル−パラレ
ル変換手段と、変換後のパラレルデータから前記フレー
ム同期信号を検出してフレーム同期検出信号を出力する
同期検出手段と、クロックパルスを計数して内挿同期検
出信号を発生する第1のカウンタと、前記第1のカウン
タの出力から特定の幅を持つ窓を出力する窓発生手段
と、この窓内に前記フレーム同期検出信号または前記内
挿同期検出信号のいずれかが検出された場合のみ、この
信号を前記第1のカウンタのリセット信号として出力す
る第1のゲート回路と、前記窓のオン・オフを制御する
状態遷移制御手段と、前記窓オンの時のみ窓出力を有効
にする第2のゲート回路と、前記窓オフの場合には前記
同期検出手段により検出された前記フレーム同期検出信
号をそのまま出力するようにした第3のゲート回路とを
備えたので、読み取られた同期信号パターン中にエラー
がありフレーム同期信号が欠落した場合にも内挿同期検
出信号を発生し同期が保護される。
【0045】さらに、前記フレーム同期検出信号をリセ
ット信号として用い、クロックパルスを計数して1フレ
ームを計数する毎に出力を変化する第2のカウンタと、
前記フレーム同期検出信号と前記第2のカウンタの出力
とが一致したときのみ、フレーム同期検出信号と判断す
る第4のゲート回路とを備えたので、読み取られた同期
信号パターン中にエラーがありデータが疑似同期パター
ンをフレーム同期信号として検出してしまった場合にも
それを除外することができる。
【0046】さらにまた、前記フレーム同期検出信号の
判断手段を、請求項1記載の手段によるか、または請求
項2記載の手段によるかを外部から選択する選択手段を
備えたので、データのエラーの状態などにより同期検出
の精度を切り換えすることができる。
【0047】また、各フレームが、複数パターンのフレ
ーム同期信号とデータとの連続であって、前記フレーム
がある一定の配列をもって配置されて1セクタを構成
し、かつ各セクタの先頭に配された前記フレーム同期信
号をセクタ同期信号とするディジタル入力信号をパラレ
ルデータに変換するシリアル−パラレル変換手段と、前
記パラレルデータから前記フレーム同期信号を検出し、
さらにその同期信号のタイプを検出する同期信号タイプ
検出回路と、前記同期信号タイプ検出回路から出力され
る同期信号のタイプを符号化する第1の符号化手段と、
前記第1の符号化手段から1フレーム前に出力された符
号を保持する第1の符号保持手段と、前記第1の符号化
手段と前記第1の符号保持手段とから出力されるこの2
つの符号の組合せから前記フレーム同期信号がセクタ内
で何番目であるかを判断して符号化する第2の符号化手
段と、前記第2の符号化手段の出力をロードするか、ま
たはカウントアップする第3のカウンタと、前記第3の
カウンタの出力からセクタ先頭を判定するセクタ先頭判
定手段とを備え、前記フレーム同期検出信号と前記セク
タ先頭判定手段の出力結果とから前記セクタ同期検出信
号を得るように構成したので、迅速にセクタ同期信号を
検出し、また内挿セクタ同期信号を生成することがで
き、同期信号の保護に関して迅速な対応が可能である。
【0048】さらに、時間軸で連続して検出された同期
信号を前記第1の符号化手段で符号化し、同期信号タイ
プ検出回路から出力される同期信号タイプを複数の符号
保持手段により保持し、この保持した複数の符号化され
た同期信号タイプの組合せから、検出された前記フレー
ム同期信号がセクタ内で何番目であるか判断して符号化
する第3の符号化手段と、前記第3の符号化手段からの
出力をロードするか、またはカウントアップする前記第
3のカウンタと、前記第3のカウンタの出力からセクタ
先頭を判定するセクタ先頭判定手段とを備え、前記フレ
ーム同期検出信号と前記セクタ先頭判定手段の出力結果
とから前記セクタ同期検出信号を得るように構成したの
で、迅速にセクタ同期信号を検出し、また内挿セクタ同
期信号を生成することができ、特に、同期信号パターン
が他の異なるタイプの同期信号パターンに化けてしまう
ようなエラーが起こりうるデータのエラー状態の悪い場
合に、有効な同期信号の保護が可能である。
【0049】また、記録媒体上に各フレームは複数パタ
ーンのフレーム同期信号およびデータの連続がある一定
の配列をもって1セクタを構成し記録されている場合
に、記録媒体から再生されるデータをパラレルデータに
変換するシリアル−パラレル変換手段と、前記パラレル
データから前記フレーム同期信号を検出し、さらにその
同期信号のタイプを検出する同期信号タイプ検出回路
と、前記同期信号タイプ検出回路で検出れた同期信号の
タイプを符号化する第1の符号化手段と、前記第1の符
号化手段から1フレーム前に出力された符号を保持する
第1の符号保持手段と、前記第1の符号化手段と前記第
1の符号保持手段とから出力される2つの符号の組合せ
から前記フレーム同期信号がセクタ内で何番目であるか
を判断し、この判断結果を符号化する第2の符号化手段
と、前記第2の符号化手段の出力をロードするか、また
はカウントアップする第3のカウンタと、前記第3のカ
ウンタの出力からセクタ先頭を判定するセクタ先頭判定
手段と、 前記第3のカウンタへのロード条件を制御す
る制御手段とを備え、前記フレーム同期検出信号と前記
セクタ先頭判定手段の出力結果とから前記セクタ同期検
出信号を得るように構成したので、データのエラー状態
によって起こりうる同期信号パターンが他の異なるタイ
プの同期信号パターンに化けてしまうようなエラーに対
して、より適切な同期信号の保護が可能であるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるフレーム同
期信号検出部のブロック図である。
【図2】 DVDの再生データのセクタ物理フォーマッ
トを示す図である。
【図3】 実施の形態1における状態遷移カウンタの出
力タイミングの一例を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2におけるフレーム同
期信号検出部のブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態3におけるセクタ同期
信号検出部のブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態4におけるセクタ同期
信号検出部のブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態5におけるセクタ同期
信号検出部のブロック図である。
【図8】 従来の同期信号検出・保護回路の構成を示す
ブロック図である。
【図9】 従来の同期信号検出・保護回路における動作
説明のためのタイミング図である。
【符号の説明】
1 シリアル−パラレル変換器、2,2a 同期信号検
出部、5 カウンタ、6 窓発生器、7 状態遷移カウ
ンタ、8 窓のエッジ抽出器、10 内挿同期信号発生
部、12 1488カウンタ、13 1フレーム検出
部、15 セレクタ、3,4,9,11,14,28,
44 ゲート回路、23 同期信号タイプ符号化器、2
4,31,32 ラッチ回路、25,25a,25b
同期ナンバー符号化器、26 同期ナンバーカウンタ、
27 セクタ先頭検出部、41 比較器、42 アップ
・ダウンカウンタ、43 零検出器。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】例えば、状態遷移カウンタ7は、2ビット
ダウンカウンタで構成され、窓オン状態で、かつ窓内に
同期信号を検出することができなかった場合、窓のエッ
ジ抽出器8の出力をイネーブルにし、窓のエッジでカウ
ントダウンする。それ以外の場合には次のような手続き
に従って表(STATE TABLE) の値をロードする。図1中の
破線で囲まれた部分で示したように、表(STATE TABLE)
は窓のオン/オフ(WINOFF)、および同期ロック信号(JUS
T)の組合せにより状態遷移カウンタ7にロードする値を
決定する。 (1)窓オフ(WINOFF=0)状態で同期信号を検出した場
合(JUST=0にして) 、“1”をロードする。 (2)窓オン(WINOFF=1)状態でかつ窓内に同期信号を
検出したが、フレーム同期がとれていない(JUST=1)場
合、“2”をロードする。 (3)窓オン(WINOFF=1)状態でかつ窓内に同期信号を
検出し、さらに1488ビット間隔でフレーム同期がと
れている(JUST=0)場合には、“3”をロードする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 滋 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 平塚 由香里 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各フレームが、データと区別可能な特定
    パターンをもつフレーム同期信号とが連続して配置され
    ているディジタル入力信号をパラレルデータに変換する
    シリアル−パラレル変換手段と、 前記パラレルデータから前記フレーム同期信号を検出し
    てフレーム同期検出信号を出力する同期検出手段と、 前記フレーム同期信号が欠落して検出できない場合に、
    クロックパルスを計数して内挿同期検出信号を発生する
    第1のカウンタと、 前記第1のカウンタからの出力により特定の幅を持つ窓
    を出力する窓発生手段と、 この窓内に前記フレーム同期検出信号または前記内挿同
    期検出信号のいずれかが検出された場合のみ、この検出
    信号を前記第1のカウンタのリセット信号として出力す
    る第1のゲート回路と、 前記窓のオン・オフを制御する状態遷移制御手段と、 前記窓オンの時のみ窓出力を有効にする第2のゲート回
    路と、 前記窓オフの場合には前記同期検出手段により検出され
    た前記フレーム同期検出信号をそのまま出力する第3の
    ゲート回路とを備えた同期回路。
  2. 【請求項2】 前記フレーム同期検出信号をリセット信
    号として用い、クロックパルスを計数して1フレームを
    計数する毎に出力を変化する第2のカウンタと、 前記フレーム同期検出信号と前記第2のカウンタの出力
    とが一致したときのみ、フレーム同期検出信号と判断す
    る第4のゲート回路とを備えた請求項1記載の同期回
    路。
  3. 【請求項3】 前記フレーム同期検出信号の判断手段
    を、請求項1記載の手段によるか、または請求項2記載
    の手段によるかを外部から選択する選択手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載の同期回路。
  4. 【請求項4】 各フレームが、複数パターンのフレーム
    同期信号とデータとの連続であって、前記フレームがあ
    る一定の配列をもって配置されて1セクタを構成し、か
    つ各セクタの先頭に配された前記フレーム同期信号をセ
    クタ同期信号とするディジタル入力信号をパラレルデー
    タに変換するシリアル−パラレル変換手段と、 前記パラレルデータから前記フレーム同期信号を検出
    し、さらにその同期信号のタイプを検出する同期信号タ
    イプ検出回路と、 前記同期信号タイプ検出回路で検出された同期信号のタ
    イプを符号化する第1の符号化手段と、 前記第1の符号化手段から1フレーム前に出力された符
    号を保持する第1の符号保持手段と、 前記第1の符号化手段と前記第1の符号保持手段とから
    出力される2つの符号の組合せから前記フレーム同期信
    号がセクタ内で何番目であるかを判断し、この判断結果
    を符号化する第2の符号化手段と、 前記第2の符号化手段の出力をロードするか、またはカ
    ウントアップする第3のカウンタと、 前記第3のカウンタの出力からセクタ先頭を判定するセ
    クタ先頭判定手段とを備え、 前記フレーム同期検出信号と前記セクタ先頭判定手段の
    出力結果とから前記セクタ同期検出信号を得るように構
    成した同期回路。
  5. 【請求項5】 時間軸で連続して検出された同期信号を
    前記第1の符号化手段で符号化し、同期信号タイプ検出
    回路から出力される同期信号タイプを複数の符号保持手
    段により保持し、この保持した複数の符号化された同期
    信号タイプの組合せから、検出された前記フレーム同期
    信号がセクタ内で何番目であるか判断して符号化する第
    3の符号化手段と、 前記第3の符号化手段からの出力をロードするか、また
    はカウントアップする前記第3のカウンタと、 前記第3のカウンタの出力からセクタ先頭を判定するセ
    クタ先頭判定手段とを備え、 前記フレーム同期検出信号と前記セクタ先頭判定手段の
    出力結果とから前記セクタ同期検出信号を得るように構
    成した請求項4記載の同期回路。
  6. 【請求項6】 各フレームが、複数パターンのフレーム
    同期信号とデータとの連続であって、前記フレームがあ
    る一定の配列をもって配置されて1セクタを構成し、か
    つ各セクタの先頭に配された前記フレーム同期信号をセ
    クタ同期信号とするディジタル入力信号をパラレルデー
    タに変換するシリアル−パラレル変換手段と、 前記パラレルデータから前記フレーム同期信号を検出
    し、さらにその同期信号のタイプを検出する同期信号タ
    イプ検出回路と、 前記同期信号タイプ検出回路で検出れた同期信号のタイ
    プを符号化する第1の符号化手段と、 前記第1の符号化手段から1フレーム前に出力された符
    号を保持する第1の符号保持手段と、 前記第1の符号化手段と前記第1の符号保持手段とから
    出力される2つの符号の組合せから前記フレーム同期信
    号がセクタ内で何番目であるかを判断し、この判断結果
    を符号化する第2の符号化手段と、 前記第2の符号化手段の出力をロードするか、またはカ
    ウントアップする第3のカウンタと、 前記第3のカウンタの出力からセクタ先頭を判定するセ
    クタ先頭判定手段と、 前記第3のカウンタへのロード条件を制御する制御手段
    とを備え、 前記フレーム同期検出信号と前記セクタ先頭判定手段の
    出力結果とから前記セクタ同期検出信号を得るように構
    成した同期回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2007049452A1 (ja) * 2005-10-28 2007-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報再生装置、情報再生方法、及び情報再生プログラム
US7397750B2 (en) 2003-11-05 2008-07-08 Teac Corporation Optical disc apparatus with rule based synchronization

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