JP3335357B2 - 交換可能な耐熱性弁プレート集合体を有する滑り弁および滑り弁を交換する方法 - Google Patents

交換可能な耐熱性弁プレート集合体を有する滑り弁および滑り弁を交換する方法

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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
    • B22D41/24Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings characterised by a rectilinearly movable plate

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、溶湯の流量を調節する滑り弁に係り、特
に、メンテナンスを容易にするために交換可能な耐熱性
弁プレート集合体を有する滑り弁に関する。
この種の滑り弁は、製鋼用転炉等の冶金用容器に取付
けられた金属フレームと、少なくとも1つの流通用孔部
を有する少なくとも1つの固定耐熱プレートと、少なく
とも1つの流通用孔部を有する少なくとも1つの可動耐
熱プレートと、この可動耐熱プレートに固定された少な
くとも1つの注湯ノズルと、固定耐熱プレートの流通用
孔部と可動耐熱プレートの流通用孔部との重なりを制御
するために固定耐熱プレートに対して可動耐熱プレート
を移動させる移動手段と、固定耐熱プレートと可動耐熱
プレートとの間にシールを形成するために固定耐熱プレ
ートに対して可動耐熱プレートを押圧する押圧手段とを
有してなる。
この種の装置においては、滑り弁の金属部材、特に金
属製のフレームおよびハウジングが、一般的に数百ある
いは数千回の溶湯の湯出しに耐える有効寿命を有するの
に対して、流量を調節する耐熱部材(例えば、固定耐熱
プレート、可動耐熱プレート、および注湯ノズル)は湯
出しに耐える有効寿命が短かく、頻繁に交換する必要が
ある。
最近では、これらの耐熱部材を交換するために、2つ
の方法が採られている。
第1の方法によれば、それぞれの耐熱部材は個別に交
換される。部材の形状によっては、金属製フレームの外
側から注湯ノズルにアクセスできることもあるが、耐熱
プレートにアクセスするには、金属製フレームを開く必
要がある。例えば、滑り弁には、扉あるいはヒンジに連
結された扉状部材が設けられており、この場合には耐熱
部材にアクセスするのに、扉を開く必要がある。また、
損傷した耐熱部材は個別に取外され、金属外板で覆われ
ることもある耐熱部材と交換される。取扱われる耐熱部
材が手動で交換できるように充分に軽く、また作業員が
危険を伴わずに容易に耐熱部材にアクセスできるなら、
この方法は充分有効である。しかし、製鋼用の溶鉱炉や
転炉に設けられた巨大な滑り弁、巨大なトリベ、あるい
はツンディッシュ(tundish)等で使用される耐熱部材
では、それぞれの耐熱部材の重量が数百ポンドもある。
特に、溶鉱炉あるいは転炉に関しては、トリベやツンデ
ィッシュと異なり、これらを稼動場所から移動させるこ
とができないので、耐熱部材を稼動場所で交換する必要
があり、交換の際には、特に熱等の環境要因により作業
が妨害される。そして、交換作業中は製造作業が中断さ
れ、その分損失も生じるので、交換を最低限の時間で済
ませようとするから、滑り弁を充分に冷却することがで
きず、前記の環境要因は一層悪化されることになる。そ
れゆえ、耐熱部材の交換作業が一層困難なものとなる。
ここで、作業者をロボットあるいはマニピュレータのよ
うな装置で支援することが考えられる。このような装置
にとって、プレートの重量が問題になることはないが、
交換するのに必要な操作回数が問題となる。マニピュレ
ータあるいはロボットに支援されてプレートを交換する
のに要する時間は、作業者が同じ交換作業を手動で行な
うのに要する時間よりもはるかに長いものとなる。ま
た、把持装置は、操作対象物の形状に適するように構成
されなければならない。それゆえ、この種の問題は複雑
であり、解決するには非常に費用と時間とがかかる。
一般的に知られている第2の方法によれば、滑り弁全
体が冶金用容器から取外され、新しい耐熱部材を備えた
新しい滑り弁と交換される。この方法にもまた、幾つか
の欠点がある。滑り弁全体は、交換される耐熱部材と比
較して、例えば、20倍以上の重さがある。それゆえ、耐
熱部材が100Kgである場合には、2000Kgもある部材を操
作する必要があり、これには強力な装置がいるととも
に、操作にかなり長い時間がかかる。また、この方法に
よれば、可動耐熱プレートを前後に移動させる空気シリ
ンダあるいはこれに類似なもの、およびバルブを覆う種
々の保護シールドを取外すとともに取付ける必要があ
り、交換作業にかかる総時間および操作回数はかなりの
ものとなる。さらに、損傷した耐熱部材を新しい耐熱部
材と交換するために、損傷した耐熱部材を備えた滑り弁
を修理施設へ移送しなければならない。作業環境は、特
に熱に関しては、それほど厳しいものではない。また、
滑り弁の修理には、耐熱部材の交換と同じ操作回数を要
するが、この方法では、滑り弁の修理期間中に製造作業
が中断されることがないので、時間的にも余裕がある。
しかし、一方では、輸送費用や修理施設における修理費
用がかかることになる。
発明の概要 一般的に言えば、本発明では、滑り弁が、流量を調節
する耐熱部材からなる交換可能な集合体を有し、これら
が定期的に交換されて、上記の2つの方法の欠点が克服
される。さらに、本発明は、流量を調節する耐熱部材の
集合体を交換する方法をも含んでいる。
本発明によれば、流量を調節する耐熱部材の集合体に
おいて、注湯ノズルが可動耐熱プレートに固定され、ま
た、固定耐熱プレートと可動耐熱プレートとが、1回の
操作で滑り弁への取付けおよび滑り弁からの取外しがで
きる単一の構造体を形成するように連結されている。
本発明による方法は、冶金用容器に取付けられた金属
製フレームあるいはハウジングと、少なくとも1つの流
通用孔部を有する少なくとも1つの固定耐熱プレート
と、少なくとも1つの流通用孔部を有する少なくとも1
つの可動耐熱プレートと、固定耐熱プレートの流通用孔
部と可動耐熱プレートの流通用孔部との重なりを制御す
るために固定耐熱プレートに対して可動耐熱プレートを
移動させる移動手段と、固定耐熱プレートと可動耐熱プ
レートとの間にシールを形成するために固定耐熱プレー
トに対して可動耐熱プレートを押圧する押圧手段とを有
してなる滑り弁に適用され、すべての流量調節用の耐熱
部材の取付け、交換、あるいは取外しが1回の操作で行
なわれる。
本発明による方法の第1の工程では、使用済みの流量
調節用耐熱部材が1回の操作で取外され、第2の工程で
は、新しい流量調節用耐熱部材が取付けられる。したが
って、従来技術においては、それぞれの耐熱部材に対し
て個別の把持装置が必要とされ、それぞれ個別の移動形
態が採られていたのに対して、本発明の方法では、単一
の把持装置で充分であり、単一の移動形態が採られる。
それぞれの部材に対する個別の操作が単一の操作に統一
されることで、操作にかかる時間がかなり短縮される。
そして、作業における工程の減少により自動化が促進さ
れ、操作回数が2分の1あるいは3分の1に減らされ
る。
必要とされる操作が単純であるから操作を迅速に行え
るので、前記従来技術の第2の方法のように滑り弁全体
を取外して特殊な修理施設で分解するような方法を採る
必要がなく、対象物の稼動場所において作業を行なうこ
とができる。その結果、前記従来技術の第1の方法の利
点を有することができる。操作対象の部材の重量は、流
量調節用耐熱プレートの重量に限定され、これらのプレ
ートに金属外板が直接装着される場合にはその金属外板
の重量がこれに付加されるのみである。これにより、耐
熱部材を固定する金属製フレームのような非常に重い部
材を取り扱える装置を必要とせず、これが利点となる。
本発明の他の特徴および利点は、以下の典型的な実施
例に関する記載により明示される。これらの記載および
実施例は、発明を例示するために与えられ、発明の範囲
を限定するものではない。また、以下の記載において
は、次の図が参照される。
図面の簡単な説明 図1は、溶湯を収容する転炉および転炉に取付けられ
た滑り弁を示す斜視図である。
図2は、図1に示した型の滑り弁を示す縦断面図であ
る。
図3は、滑り弁の固定耐熱プレートと可動耐熱プレー
トとを連結する手段を詳細に示す、図2の断面と垂直な
断面による断面図である。
図4は、図2および図3で示した滑り弁が他の位置に
ある状態を示す図である。
図5は、他の実施例を示す図であり、耐熱プレート連
結手段が耐熱プレートの金属外板に取付けられている。
図6は、他の実施例を示す図であり、連結手段が、固
定耐熱プレートの金属外板と可動耐熱プレートが収容さ
れるフレームとに取付けられている。
図7は、本発明による方法において用いられる把持装
置を示す図である。
好適な実施例に関する詳細な説明 図1は、製鋼用の転炉1の一部を示す斜視図である。
滑り弁10が、転炉1に取付けられている。転炉1に収容
された溶湯は、滑り弁10により制御された転炉1の湯出
口を介して、トリベ3内へ移される。
図2は、転炉1に取付けられた滑り弁10の断面図であ
る。滑り弁10は鉄製フレーム(金属製フレーム)12を有
しており、鉄製フレーム12は転炉1の外壁部に取付けら
れるとともに、鉄製フレーム12には2つのプレート、す
なわち固定耐熱プレート14および可動耐熱プレート16か
らなる集合体が収容されている。それぞれのプレート1
4、16には、溶湯を流通させるための流通用孔部14aおよ
び流通用孔部16aが形成されている。また、押圧手段に
より、固定耐熱プレート14に対して可動耐熱プレート16
が押圧され、フレーム12の孔部に取付けられたプレート
36に対して固定耐熱プレート14が押圧される。押圧手段
26に関しては、図3を参照して後に詳細に記載される。
固定耐熱プレート14は、キャリヤフレーム20内に取付
けられている。また、可動耐熱プレート16は、別のキャ
リヤフレーム22内に取付けられている。滑り弁には、圧
縮空気シリンダあるいはこれに類する装置(以下、空気
シリンダと称す)が備えられ、空気シリンダのプランジ
ャ44が可動耐熱プレート16のキャリヤフレーム22内の収
容部に保持されている。空気シリンダにより、固定耐熱
プレート14に対して可動耐熱プレート16が移動される。
従来方法を用いたこの相対的な移動により、2つのプ
レートの孔部14aと孔部16aとの重なりを変えることがで
き、溶湯の流量を制御あるいはその流れを完全にせき止
めることができる。本実施例においては、滑り弁の流量
調節構造は、3つのプレート、つまり連結プレート36、
固定耐熱プレート14、および可動耐熱プレート16から構
成される。しかし、溶湯と接触することで損傷を被る作
動プレートは、固定耐熱プレート14および可動耐熱プレ
ート16のみである。連結プレート36は溶湯による損傷を
同程度に被ることはなく、また、転炉が空の時にのみ交
換される。本実施例においては、流量調節構造は、連結
プレートに加えて2つの作動プレートにより構成されて
いるが、滑り弁の設計使用によっては、3つ以上の作動
プレートを有するような構成も可能である。
本実施例において、「弁プレート集合体」という用語
は、金属外板38内に取付けらることもある固定耐熱プレ
ート14と、注湯ノズル42に連設された可動耐熱プレート
16とを示すものであり、プレート16およびノズル42は、
同様に、金属外板40内に取付けられることもある。しか
し、弁プレート集合体は、内部ノズル36aに連設された
連結プレート36は含まない。また、金属外板40は、可動
耐熱プレート16およびノズル42をともに支持している。
金属外板40は、後に記載する押圧手段26の支持面として
機能するとともに、集合体に充分な剛性を付与してい
る。また、金属外板40は、熱放射や溶湯の飛散から部材
を保護するためのシールド40aを支持している。
弁プレート集合体は、流量調節機能を有する最小構造
に抑えられ、その重量が減少される。図3は、図2で示
した実施例を図2の断面に垂直な断面により示した断面
図である。この図は、符号26で示される押圧手段の詳細
を示すものである。この押圧手段は、その一端部に軸体
102が連結されたレバー10を有している。レバー10の他
端部は、金属外板40に固定されたスライド自在な接触部
材104に係合されている。レバーによる押圧力は、可動
耐熱プレート16と、連結プレート36に対して支持されて
いる固定耐熱プレート14とに伝えられる。それゆえ、固
定耐熱プレート14と連結プレート36との間には固定シー
ルが形成され、固定耐熱プレート14と可動耐熱プレート
16との間には運動用シールが形成される。押圧手段26に
より、固定耐熱プレートが吐出口の連結面に対して押圧
されるとともに、同じ手段により、固定耐熱プレート14
が可動耐熱プレート16に対して押圧される。したがっ
て、同一の手段により、2つの個別の機能が実現され
る。
本発明によれば、固定耐熱プレート14が取付けられる
金属外板38は、凹部38aを有している。また、可動耐熱
プレート16および注湯ノズル42が取付けられる金属外板
40には、係合部材106が取付けられている。この係合部
材106は、凹部38aに係合される。係合部材106と凹部38a
とにより、耐熱部材を連結して集合体を形成し、滑り弁
10に対してこれらを1つの集合体として1回の操作によ
り取付けおよび取外しが行えるようにする手段が構成さ
れている。より正確に言えば、本実施例において、集合
体は、固定および可動耐熱プレートのみから構成される
のではなく、金属外板38、金属外板40、およびノズル42
をも有している。1回の操作により取付けおよび/ある
いは取外しが行われるのは、上記のような集合体に対し
てである。この集合体の重量は、耐熱プレートの重量よ
りも重いが、その重量の増加は大きなものではない。
次に、固定耐熱プレートのキャリヤフレーム20を、ハ
ウジング12および可動耐熱プレートのキャリヤフレーム
22に対して保持する手段に関して、図2を参照して詳細
に述べる。この手段は、固定耐熱プレートのキャリヤフ
レーム20に取付けられ、2つの係合位置を持つロック50
を有している。図1に示す第1の係合位置においては、
ロック50の係合部材は、ハウジング12に形成された凹部
51に係合されている。また、第2の係合位置において
は、係合部材は、可動耐熱プレート16のキャリヤフレー
ム22に形成された凹部53に係合されている。第1の係合
位置では、ロック50は、ハウジングに対して固定耐熱プ
レート14のキャリヤフレーム20を固定し、また、第2の
係合位置では、可動耐熱プレート16のキャリヤフレーム
22に対してキャリヤフレーム20を固定している。シリン
ダのプランジャ44は、吐出口の連結面に対して固定耐熱
プレートを押圧する手段の影響が及ぶ範囲外へ耐熱部材
を取外すために、2つのキャリヤフレーム20、22からな
る集合体を移動させるのに充分な動作範囲を有してい
る。また、2つの係合位置を持つロック50は、空気シリ
ンダが2つの個別の機能を実現できるようにする。ま
ず、第1に、空気シリンダにより、固定耐熱プレート14
に対して可動耐熱プレート16が移動される。第2に、交
換される部材を取外す際に、空気シリンダは、固定耐熱
プレート14と全く同じ新しい固定耐熱プレートを挿入す
る。この目的のために、ロック50は第2の係合位置に置
かれるが、これは固定耐熱プレート14のキャリヤフレー
ム20と可動耐熱プレート16のキャリヤフレーム22との間
において、1ブロック変位させることで実現され、ロッ
ク50によりこれら2つのフレームは連結される。キャリ
ヤフレーム20、22と同様に、交換される耐熱部材は、同
時に移動される。
図4は、図3のスライド構造の開いた位置における状
態、つまり部材を交換する位置における状態を示すもの
である。ロック50は前記の第2の係合位置に置かれ、こ
れにより、固定耐熱プレート14のキャリヤフレーム20が
可動耐熱プレート16のキャリヤフレーム22に連結され
る。可動耐熱プレート16のキャリヤフレーム22に連結さ
れた空気シリンダのプランジャ44は、2つのキャリヤフ
レーム20、22と、これらのキャリヤフレームの凹部に配
置されたプレート14、16とからなる集合体を押出すのに
用いられる。この移動における動作範囲は、押圧手段26
が作用する領域から前記の耐熱部材を完全に取外せるよ
うに充分な大きさを有している。また、キャリヤフレー
ム20およびキャリヤフレーム22の凹部が重なることで、
従来装置のように扉や扉状の部材を開く必要もなく、耐
熱部材を容易に取外すことができる。操作時において、
空気シリンダのプランジャ44が固定耐熱プレート14のキ
ャリヤフレーム20に連結されているので、新たに取付け
および取外しを行なう必要がない。交換される集合体、
つまり前述のように固定耐熱プレート14、可動耐熱プレ
ート16、固定耐熱プレート14の金属外板38、および可動
耐熱プレート16の金属外板40からなる集合体は、把持装
置を用いて、1回の操作により取外される。そして、新
しい耐熱部材からなる交換用集合体が、同一のあるいは
異なる把持装置を用いて挿入される。
空気シリンダが作動されて、新しい集合体が挿入され
た際には、集合体は押圧手段26の下で吐出口に対して横
方向内方へ移動される。この方法により、補足的な操作
なしに、新しいプレート14、16を配置することができ
る。そして、新しいプレート14の流通用孔部14aが連結
プレート36の吐出口に重なるまで、新しい固定耐熱プレ
ート14は押圧手段26の下でスライド移動される。
本実施例は2つの利点を有している。第1には、本発
明によれば、それぞれの耐熱プレート14、16を連続的か
つ個別に取り扱うことなく、1回の操作でこれら耐熱プ
レート14、16を交換することが可能となる。本実施例で
示すように、耐熱部材が2つのプレートから構成される
場合には、このことが重要となる。交換時間が短縮さ
れ、そして、2つの把持装置が用いられる場合には、第
1の把持装置が使用済みの耐熱プレート14、16を取外
し、第2の把持装置が新しい耐熱プレート14、16を挿入
するようにすれば、さらに時間が短縮される。このと
き、使用済みの耐熱プレート14、16を取外す作業は、新
しい耐熱プレート14、16を挿入する作業よりも簡単なの
で、2つの把持装置が同一の機能を有する必要はない。
したがって、取外し作業用の把持装置は、複雑な機構を
必要としない。また、2つの把持装置を用いることで、
新しい耐熱部材を挿入する第2の把持装置を、耐熱部材
を把持するとともにこれをすぐに挿入できる状態に待機
されることができる。それゆえ、使用済み耐熱プレート
14、16が取外されれば、すぐに第2の把持装置を作動し
てこれらを挿入することができる。これにより交換時間
が短縮され、特に耐熱部材の交換作業を数分で行なうの
が好適である転炉にこの方法を適用すれば有効である。
次に、本実施例の第2の利点について説明する。従来
技術の滑り弁では、耐熱部材へのアクセスは、ヒンジに
回転自在に連結された扉あるいは扉状の部材を介して行
われていた。それゆえ、耐熱部材にアクセスするには、
扉を開く必要があった。そして、耐熱部材を交換した後
は、滑り弁を作動するまでに、扉を再び閉じる必要があ
り、この2つの補足的作業には時間がかかり、さらに、
この作業を自動化するのは容易なことではなかった。
本実施例によれば、耐熱部材にアクセスするために、
扉を開閉する必要がない。集合体をスライドさせること
で、使用済みの耐熱部材が取外され、新しい耐熱部材が
挿入される。このスライド式の方法により、扉の開閉作
業が削除される。さらに、手動による作業がなく、空気
シリンダを作動させるのみであるから、操作が簡単とな
る。また、ここで使用される空気シリンダは、耐熱プレ
ートを移動させて溶湯の流量を制御する従来方式の空気
シリンダと同じものなので、新しく部材および装置を用
意する必要がない。
図5は、本発明の他の実施例を示すものである。この
実施例においては、固定耐熱プレート14は、例えば鋼板
等から形成される金属外板110に覆われている。また、
可動耐熱プレート16は、同様に金属外板112に覆われて
いる。本実施例では、ノズル42は可動耐熱プレート16に
堅固に固定されている。また、固定耐熱プレート14の外
板110が曲げられて、フランジ部114が形成されている。
さらに、可動耐熱プレート16の金属外板112は、固定耐
熱プレート14の金属外板110のフランジ部114の周囲およ
び上方において曲げられ、スライドによる移動を可能と
するガイド部116が形成されている。フランジ部114とガ
イド部116とで連結構造が形成され、これにより、滑り
弁に対して、1回の操作で、固定耐熱プレート14および
可動耐熱プレート16の取付けあるいは取外しを行なうこ
とができる。弁プレート集合体が3つ以上の耐熱プレー
トから構成される場合にも、プレートにはそれぞれ金属
外板が取付けられ、前記のガイド部あるいはガイド部に
類似の機構により、隣接するプレートがスライド自在に
連結される。上記のような構成においては、集合体を水
平方向へスライドさせた後に垂直方向に操作する際に、
それぞれのプレートのフランジ部とガイド部との係合が
解かれて2つのプレートが分離する可能性がある。本発
明によれば、この欠点を克服するために、スライド移動
の動作範囲を限定するように、ガイド部に止め金が設け
られている。なお、耐熱プレートが取付けられれば、滑
り弁の通常の操作を可能にするために、スライド移動に
関して充分な動作範囲が設定される必要がある。
図6は、図5に示す装置の他の実施例を示す図であ
る。この実施例では、固定耐熱プレート14には、図5に
示されたのと同じ金属外板110が取付けられているが、
可動耐熱プレート16およびノズル42は堅固な金属フレー
ム120内に設置されており、フレーム120に形成された溝
122は、固定耐熱プレート14の金属外板110のフランジ部
114に係合し、前述したようにスライド移動の際のガイ
ドとして機能する。また、この溝22には、移動を制限す
るための止め金が設けられることもある。
新しい耐熱部材が取付けられる際には、可動耐熱プレ
ート16に対して、固定耐熱プレート14を正確に所定の位
置に設置する必要がある。本発明によれば、2つのプレ
ートを接着することで、容易にこの問題を解決できる。
そして、滑り弁を作動させて最初に固定耐熱プレート14
を移動させる際に、接着部が剥離されこれら2つのプレ
ートが分離される。また、固定耐熱プレートおよび可動
耐熱プレートの所定の相対位置での固定は、機械的手段
によっても達成され、この機械的手段は取付け作業時に
おいて2つのプレートの相対位置を維持できるような保
持力を有するが、可動耐熱プレート16を移動させる移動
手段による力よりもその保持力が弱くなるように構成さ
れている。このような機械的手段としては、締付ネジ、
クサビ、あるいは金属フレーム間に延びるピン等があ
る。
図7は、本発明の他の実施例を示しており、この実施
例では、固定されたハウジング60にヒンジ64が取付けら
れ、ヒンジ64には扉状の装置62が連結されている。交換
される耐熱部材は、固定耐熱プレート14および可動耐熱
プレート16から構成されている。これらのプレートに
は、それぞれ貫通孔が形成されており、これらの貫通孔
は一列に配置されている。マニピュレータ66には、その
端部が前記貫通孔に挿入されるグリッパ68が取付けられ
ている。グリッパ68により、プレート14およびプレート
16が連結されて、1回の操作で取付けおよび取外しが可
能となる集合体が形成されている。本実施例において
は、プレートを連結する手段は、耐熱部材の外側に設置
されている。耐熱部材が操作されるとき、つまり、取付
けあるいは取外しを行なう時のみ、プレートを連結する
この手段が必要とされるので、この手段が外側に設置さ
れていてもなんら問題はない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−105729(JP,A) 特開 平4−94852(JP,A) 特開 昭49−78634(JP,A) 特開 昭56−39165(JP,A) 特開 昭51−117128(JP,A) 特開 昭49−105730(JP,A) 特開 昭49−103839(JP,A) 実開 平5−28556(JP,U) 特表 平7−507497(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 41/34 510 B22D 41/28 B22D 41/40 C21C 5/46 103 F27D 3/14

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶湯の流量を制御する滑り弁であって、 少なくとも1つの流通用孔部を有する少なくとも1つの
    固定耐熱プレート(14)と、 少なくとも1つの流通用孔部を有する少なくとも1つの
    可動耐熱プレート(16)と、 これら流通用孔部から流れる溶湯を注ぐための少なくと
    も1つの注湯ノズル(42)と、を備え、 可動耐熱プレート(16)は、溶湯の流量を調節するよう
    に、固定耐熱プレート(14)の流通用孔部と可動耐熱プ
    レートの流通用孔部との重なりを制御するため、固定耐
    熱プレートに対して移動可能とされており、 可動耐熱プレート(16)は、固定耐熱プレート(14)と
    可動耐熱プレートとの間にシールを形成するために固定
    耐熱プレートに対して押圧されることができ、 さらに、固定耐熱プレート(14)と可動耐熱プレート
    (16)と注湯ノズル(42)とを連結して、1回のスライ
    ド操作で、滑り弁(10)の金属製フレーム(12)に対し
    て取付けあるいは取外しの作業を行える弁プレート集合
    体を構成する連結手段を有し、 前記連結手段が、可動耐熱プレート(16)および注湯ノ
    ズル(42)に対して固定耐熱プレート(14)をスライド
    自在に連結する手段を有し、 しかも前記連結手段は、取付けあるいは取外しを行なう
    際には可動耐熱プレート(16)に対する固定耐熱プレー
    ト(14)の移動を阻止するとともに、取付けあるいは取
    外し作業ののちは固定耐熱プレートと可動耐熱プレート
    との相対移動を可能とするロック手段(50)を有してな
    ることを特徴とする滑り弁。
  2. 【請求項2】請求項1記載の滑り弁において、 前記可動耐熱プレート(16)および注湯ノズル(42)に
    対して固定耐熱プレート(14)をスライド自在に連結す
    る手段により設定されるスライド移動の動作範囲が、滑
    り弁(10)内を流通する溶湯の流量を調節できるように
    充分な大きさを有することを特徴とする滑り弁。
  3. 【請求項3】請求項1記載の滑り弁において、 固定耐熱プレート(14)、可動耐熱プレート(16)、お
    よび注湯ノズル(42)が金属外板(38,40,112,110)に
    より覆われ、前記連結手段が、これら金属外板(38,40,
    112,110)を連結する手段を有することを特徴とする滑
    り弁。
  4. 【請求項4】請求項3記載の滑り弁において、 固定耐熱プレート(14)と可動耐熱プレート(16)との
    間にてスライド移動が行えるように、スライド移動機構
    を有する固定耐熱プレート、可動耐熱プレート、および
    注湯ノズル(42)の連結手段が、金属外板(38,40,112,
    110)に取付けられることを特徴とする滑り弁。
  5. 【請求項5】請求項1記載の滑り弁において、 前記ロック手段(50)が、固定耐熱プレート(14)と可
    動耐熱プレート(16)との間に配置された脆い連結手段
    を有しており、取付け作業ののちに前記移動手段により
    最初に可動耐熱プレートを移動した際に、この移動手段
    により前記脆い連結手段が破砕可能であることを特徴と
    する滑り弁。
  6. 【請求項6】請求項1記載の滑り弁において、 固定耐熱プレート(14)と可動耐熱プレート(16)とを
    重ねて固定する固定手段がさらに備わり、この手段が滑
    り弁(10)から機械的に独立していることを特徴とする
    滑り弁。
  7. 【請求項7】請求項6記載の滑り弁において、 前記固定手段が、さらに、耐熱プレート(14,16)を所
    定の相対位置に保持およびロックすることができる把持
    手段(68)および操作手段(66)を有することを特徴と
    する滑り弁。
  8. 【請求項8】少なくとも1つの流通用孔部を有する少な
    くとも1つの固定耐熱プレート(14)と;少なくとも1
    つの流通用孔部を有する少なくとも1つの可動耐熱プレ
    ート(16)と;溶湯を注ぐ少なくとも1つの注湯ノズル
    (42)とを備え;溶湯の流量を調節するように、固定耐
    熱プレートの流通用孔部と可動耐熱プレートの流通用孔
    部との重なりを制御するため、固定耐熱プレート(14)
    に対して可動耐熱プレート(16)が移動可能とされてお
    り;固定耐熱プレート(14)と可動耐熱プレート(16)
    との間にシールを形成するために可動耐熱プレートは固
    定耐熱プレートに対して押圧され得るよう構成されてな
    る滑り弁における耐熱性の弁プレート集合体を交換する
    方法であって、 固定耐熱プレート(14)と可動耐熱プレート(16)とを
    連結して、弁プレート集合体を構成する工程と、 使用済みの弁プレート集合体を前記金属製フレーム(1
    2)から取り外す工程と、 新しい弁プレート集合体を、前記滑り弁の前記金属製フ
    レーム(12)に対して1回のスライド操作によって取付
    ける工程であって、しかも該新しい弁プレート集合体の
    固定耐熱プレート(14)および可動耐熱プレート(16)
    が、取付け作業時のみ連結されている工程と、 を有することを特徴とする交換方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の交換方法において、 固定耐熱プレート(14)および可動耐熱プレート(16)
    の取付けおよび取外しを行なう際に、これら2つの耐熱
    プレート(14,16)を連結する把持装置(68)及び操作
    手段(66)を備える固定手段を備えていることを特徴と
    する交換方法。
  10. 【請求項10】請求項8記載の交換方法において、 弁プレート集合体の固定耐熱プレート(14)および可動
    耐熱プレート(16)を交換するのに要する時間を短縮す
    るために、使用済みの弁プレート集合体を取外すために
    1つの操作装置が用いられ、新しい弁プレート集合体を
    取付けるために別の操作装置が用いられることを特徴と
    する交換方法。
  11. 【請求項11】請求項8記載の交換方法において、固定
    耐熱プレート(14)および可動耐熱プレート(16)が金
    属外板(38,40,112,110)で覆われ、これら金属外板(3
    8,40,112,110)が耐熱プレート(14,16)と同時に交換
    されることを特徴とする交換方法。
  12. 【請求項12】溶湯の流量を調節するために固定耐熱プ
    レート(14)に対して可動耐熱プレート(16)を移動さ
    せる移動手段と、2つの耐熱プレート(14,16)間に運
    動用シールを形成するために2つの耐熱プレートに押圧
    力をかける押圧手段とが使用される、滑り弁(10)の金
    属フレーム(12)に取付けられた固定耐熱プレート(1
    4)および可動耐熱プレート(16)を交換する方法であ
    って、 滑り弁(10)から固定耐熱プレートおよび可動耐熱プレ
    ートを解放するために、押圧手段によりかけられた押圧
    力が及ぶ範囲外へ固定耐熱プレートおよび可動耐熱プレ
    ート(14,16)を移動させるために移動手段(28,44)を
    用いる工程と、 滑り弁の金属フレーム(12)を開くことなく、滑り弁の
    金属フレーム(12)から解放された耐熱プレート(14,1
    6)を取外す工程とを有してなり、 固定耐熱プレート(14)と可動耐熱プレート(16)と
    が、それぞれ別のキャリヤフレーム(20,22)内に取付
    けられ、これら2つのキャリヤフレームが(20,22)2
    つの係合位置を有するロック手段(50)により連結さ
    れ、このロック手段(50)が固定耐熱プレート(14)の
    キャリヤフレーム(20)に取付けられることを特徴とす
    る交換方法。
  13. 【請求項13】請求項12記載の交換方法において、 固定耐熱プレート(14)のキャリヤフレーム(20)が、
    固定耐熱プレート(14)が挿入される中央凹部を有し、
    可動耐熱プレート(16)のキャリヤフレーム(22)が、
    可動耐熱プレート(16)が挿入される中央凹部を有し、
    耐熱プレート(14,16)を取外す際に、これら2つのキ
    ャリヤフレーム(20,22)の2つの中央凹部が重なるこ
    とを特徴とする交換方法。
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