JP3334350B2 - ファクシミリ装置のカバー組立構造 - Google Patents

ファクシミリ装置のカバー組立構造

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JP3334350B2 JP20382894A JP20382894A JP3334350B2 JP 3334350 B2 JP3334350 B2 JP 3334350B2 JP 20382894 A JP20382894 A JP 20382894A JP 20382894 A JP20382894 A JP 20382894A JP 3334350 B2 JP3334350 B2 JP 3334350B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置に
おいて、サイドカバー、トップカバー、バックカバー等
の複数のカバーを組立てるカバー組立構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置のカバー組立構
造においては、サイドカバー、トップカバー、バックカ
バー等の複数のカバーを、それぞれフレームに対して複
数のネジにより、各別に固定するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この従来の
カバー組立構造においては、各カバーを固定するために
多数のネジを必要として、コスト高になるという問題が
あった。また、各カバーを組立または分解する場合に、
多数のネジを締め付けまたは緩める必要があって、組立
及び分解が面倒で時間がかかるという問題もあった。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、カバーの組立用として多数のネジを必要
とせず、コストの低減を図ることができるとともに、カ
バーの組立及び分解を容易かつ短時間に行うことができ
るファクシミリ装置のカバー組立構造を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のカバー組立構造の発明では、サ
イドカバー、トップカバー、バックカバーに係止部を設
け、それらの係止部を隣接する他のカバーに係止した状
態で、各カバーをフレームにネジ止めし、バックカバー
のネジ止めをサイドカバーのネジ止めと兼用したもので
ある。
【0006】請求項2の発明では、サイドカバー、トッ
プカバー、バックカバーに係止部を設け、それらの係止
部を隣接する他のカバーに係止した状態で、各カバーを
フレームにネジ止めし、トップカバーのネジ止め部分
を、バックカバーにより覆ったものである。請求項3の
発明では、請求項1に記載のカバー組立構造において、
フレームに対するトップカバーのネジ止め部分を、バッ
クカバーにより覆ったものである。
【0007】
【作用】上記のように構成されたカバー組立構造におい
ては、各カバーに設けられた係止部を隣接する他のカバ
ーに係止しながら、それらのカバーをフレームに順にネ
ジ止めすればよい。このため、複数のカバーをフレーム
に対して容易かつ短時間に組立てることができる。
【0008】また、カバーを分解する場合には、各カバ
ーのネジを緩めるとともに、各カバーの係止部を隣接す
る他のカバーから離脱させて、それらのカバーをフレー
ムから順に取り外せばよい。このため、複数のカバーを
フレームから容易かつ短時間に分解することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化したファクシミリ装
置のカバー組立構造の一実施例を、図面に基づいて詳細
に説明する。
【0010】図1及び図2に示すように、本体フレーム
1は一対のサイドフレーム2等を組立てて構成され、そ
のサイドフレーム2間には図示しない記録機構が装設さ
れている。給紙カセット3は本体フレーム1の下部に配
設され、内部に収容された記録用紙を記録機構に供給す
る。開閉体4は本体フレーム1の上部前面に回動可能に
取り付けられ、その内部には図示しない読取り機構が配
設されている。
【0011】一対のサイドカバー5は本体フレーム1の
両側面を覆うように、両サイドフレーム2に取り付けら
れている。トップカバー6は本体フレーム1の上面後部
を覆うように、両サイドフレーム2に取り付けられ、そ
の上面には記録後の記録用紙を支持するための排紙トレ
イ7の後半部が形成されている。バックカバー8は本体
フレーム1の後面を覆うように、両サイドフレーム2に
取り付けられている。
【0012】そこで、前記サイドフレーム2に対する各
カバー5,6,8の組立構造について詳述する。図1に
示すように、一対の上部固定片9,10は各サイドフレ
ーム2の上端外側に突設され、これらの固定片9,10
上にはネジ孔9a,10aが形成されている。後部固定
片11は各サイドフレーム2の後端外側に突設され、こ
の固定片11上には一対のネジ孔11a,11bが形成
されている。突片12は各サイドフレーム2の上端外側
に突設され、その中央には係合孔12aが形成されてい
る。
【0013】3つの支持片13,14,15は前記各サ
イドフレーム2の後部内側に突設され、上下方向に所定
間隔をおいて配置されている。そして、図4に示すよう
に、両サイドフレーム2の下部支持片13間には電源装
置16が固定されている。また、中央支持片14間には
通信制御装置17が後方へ引き出し可能に支持されてい
る。さらに、上部支持片15間には主制御装置18が後
方へ引き出し可能に支持されている。
【0014】図1に示すように、一対の上部締付片1
9,20は前記各サイドカバー5の上端内側に突設さ
れ、それらの先端には凹溝19a,20aが形成されて
いる。後部締付片21は各サイドカバー5の後端内側に
突設され、その先端には凹溝21aが形成されている。
そして、サイドカバー5をサイドフレーム2に取り付け
るとき、各締付片19,20,21をサイドフレーム2
の固定片9,10,11に接触させた状態で、凹溝19
a,20a,21aを介してネジ孔9a,10a,11
bにネジ22,23,24を螺合する。
【0015】当接片25は前記各サイドカバー5の上端
内側に突設され、その先端後縁には切欠部25aが形成
されている。そして、サイドカバー5をサイドフレーム
2に取り付けたとき、この当接片25の切欠部25aが
前記突片12の係合孔12aの開口前縁に合致する。係
止部としての突条26は各サイドカバー5の上端縁の後
部に形成され、図3に示すようにトップカバー6の取り
付け時に、この突条26がトップカバー6の両側壁の下
端内面に係合する。
【0016】図1に示すように、一対の締付片27は前
記トップカバー6の後端下部に突設され、それらの先端
には凹溝27aが形成されている。そして、トップカバ
ー6をサイドフレーム2に取り付けるとき、各締付片2
7をサイドフレーム2の後部固定片11に接触させた状
態で、凹溝27aを介してネジ孔11aにネジ28を螺
合する。係止部としての一対の係止片29はトップカバ
ー6の前端両側に突設され、図4に示すように、トップ
カバー6の取り付け時に、この係止片29が前記当接片
25の切欠部25aを介して突片12の係合孔12aに
係合する。
【0017】係止部としての突条30は前記バックカバ
ー8の上端縁に形成され、図4に示すようにバックカバ
ー8の取り付け時に、この突条30がトップカバー6の
後壁の下端内面に係合する。一対の挿通孔31はバック
カバー8の下部両側に形成され、バックカバー8の取り
付け時に、前記ネジ24をこの挿通孔31から、後部締
付片21の凹溝21aを介して後部固定片11のネジ孔
11bに螺合する。これによって、バックカバー8のネ
ジ止めをサイドカバー5のネジ止めと兼用することがで
きる。
【0018】下部放熱用開口32は前記バックカバー8
の下部に形成され、この下部放熱用開口32を通して、
電源装置16で発生する熱が外部に放出される。上部放
熱用開口33はバックカバー8の上部に形成され、この
上部放熱用開口33を通して、主制御装置18で発生す
る熱が外部に放出される。
【0019】次に、前記のように構成されたファクシミ
リ装置のカバー組立構造について、各カバーの組立順序
を説明する。さて、このカバー組立時には、まず各サイ
ドカバー5をサイドフレーム2の外側に配置し、上部締
付片19,20の凹溝19a,20aを介して、上部固
定片9,10のネジ孔9a,10aにネジ22,23を
螺合する。これにより、サイドカバー5がサイドフレー
ム2に仮止めされ、当接片25の切欠部25aが突片1
2の係合孔12aの開口前縁に合致する。
【0020】次に、トップカバー6をサイドフレーム2
の上側に配置し、両係止片29を当接片25の切欠部2
5a及び突片12の係合孔12aに係合させる。それと
ともに、トップカバー6の両側壁の下端内面を、両サイ
ドカバー5の突条26に係合させる。この状態で、締付
片27の凹溝27aを介して後部固定片11のネジ孔1
1aにネジ28を螺合する。これにより、トップカバー
6がサイドフレーム2上に固定される。
【0021】その後、バックカバー8をサイドフレーム
2の後側に配置し、突条30をトップカバー6の後壁の
下端内面に係合させる。この状態で、各挿通孔31から
後部締付片21の凹溝21aを介して、後部固定片11
のネジ孔11bにネジ24をそれぞれ螺合する。これに
より、バックカバー8がサイドフレーム2に固定される
とともに、両サイドカバー5がサイドフレーム2に対し
て本止め固定される。そして、この状態でバックカバー
8により、トップカバー6の両締付片27及びネジ28
が覆い隠される。
【0022】以上のように、この実施例のカバー組立構
造においては、各カバー5,6,8に形成された係止部
26,29,30を隣接する他のカバーに係止しなが
ら、それらのカバー5,6,8をサイドフレーム2に順
にネジ止めすることができる。このため、カバーの組立
用として多数のネジを必要とせず、コストの低減を図る
ことができる。また、多数工程のネジ締め作業を必要と
しないため、複数のカバー5,6,8をサイドフレーム
2に対して容易かつ短時間に組立てることができる。
【0023】一方、カバーの分解時には、各カバー5,
6,8のネジ22,23,24,28を緩めるととも
に、各カバー5,6,8の係止部26,29,30を隣
接する他のカバーから離脱させて、それらのカバーをサ
イドフレーム2から順に取り外すことができる。このた
め、カバーの組立時と同様に、複数のカバー5,6,8
をサイドフレーム2から容易かつ短時間に分解すること
ができる。
【0024】また、この実施例においては、バックカバ
ー8のネジ止めをサイドカバー5のネジ止めと兼用する
ようになっている。このため、カバー5,6,8の組立
に必要なネジの数をさらに減少させることができて、一
層のコストダウンを図ることができる。
【0025】しかも、この実施例においては、トップカ
バー6のネジ止め部分が、バックカバー8により覆い隠
されるようになっている。このため、ネジ止め部分がカ
バーの外面に露出するのを少なくすることができて、装
置の外観を美しく保つことができる。
【0026】また、この実施例においては、バックカバ
ー8を外すだけで、電源装置16等の点検、修理及び交
換等を容易に行うことができる。なお、この発明は前記
実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、各カ
バー5,6,8の係止構成やネジ止め構成を適宜に変更
する等、この発明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の
構成を任意に変更して具体化することも可能である。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、次のような効果を奏する。
【0028】請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載
の発明によれば、カバーの組立用として多数のネジを必
要とせず、コストの低減を図ることができるとともに、
カバーの組立及び分解を容易かつ短時間に行うことがで
きる。
【0029】請求項1又は請求項3に記載の発明によれ
ば、カバー組立用のネジの数をさらに減少させることが
できて、一層のコストダウンを図ることができる。請求
項2又は請求項3に記載の発明によれば、フレームに対
するトップカバーのねじ止め部分が、バックカバーによ
り覆い隠されるため、ネジ止め部分がカバーの外面に露
出するのを少なくすることができて、装置の外観を美し
く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化したファクシミリ装置のカバ
ー組立構造の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】ファクシミリ装置を後側上方から見て示す斜視
図である。
【図3】フレームに対するサイドカバー及びトップカバ
ーの組立部分を拡大して示す部分断面図である。
【図4】フレームに対するトップカバー及びバックカバ
ーの組立部分を拡大して示す部分断面図である。
【符号の説明】
1…本体フレーム、2…サイドフレーム、5…サイドカ
バー、6…トップカバー、8…バックカバー、22…ネ
ジ、23…ネジ、24…ネジ、26…係止部としての突
条、28…ネジ、29…係止部としての係止片、30…
係止部としての突条

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドカバー、トップカバー、バックカ
    バーに係止部を設け、それらの係止部を隣接する他のカ
    バーに係止した状態で、各カバーをフレームにネジ止め
    し、バックカバーのネジ止めをサイドカバーのネジ止め
    と兼用したファクシミリ装置のカバー組立構造。
  2. 【請求項2】 サイドカバー、トップカバー、バックカ
    バーに係止部を設け、それらの係止部を隣接する他のカ
    バーに係止した状態で、各カバーをフレームにネジ止め
    し、トップカバーのネジ止め部分を、バックカバーによ
    り覆ったファクシミリ装置のカバー組立構造。
  3. 【請求項3】 フレームに対するトップカバーのネジ止
    め部分を、バックカバーにより覆った請求項1に記載の
    ファクシミリ装置のカバー組立構造。
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