JP3334259B2 - キイシリンダ構造 - Google Patents

キイシリンダ構造

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JP3334259B2 JP16723193A JP16723193A JP3334259B2 JP 3334259 B2 JP3334259 B2 JP 3334259B2 JP 16723193 A JP16723193 A JP 16723193A JP 16723193 A JP16723193 A JP 16723193A JP 3334259 B2 JP3334259 B2 JP 3334259B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のステアリングロ
ック装置等に用いられるキイシリンダ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリングロック装置の中に
は、例えば特開昭57−58775号公報に示されてい
るように、キイプレートの抜き忘れ防止を図るため、キ
イシリンダのローターのキイ孔にキイプレートを挿、脱
することにより、このキイ孔に交差方向に突出配置した
スライダを移動させてスイッチレバーを介してスイッチ
を作動させ、キイプレートの有無を検出するようにした
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】キイプレートには例え
ば溝付きの第1のキイプレートと、溝無しの第2のキイ
プレートとがそれぞれメインキイ、サブキイとして用い
られ、これら第1のキイプレート、第2のキイプレート
の何れを用いた場合でも、前述のようにスライダを作動
させてスイッチレバーを介してスイッチを作動させ、キ
イオフ時にキイ抜き忘れを報知できるようになってい
る。
【0004】また、前述のスイッチを利用してキイ抜き
忘れの報知の他に、キイプレートの挿、脱を検出して、
ステアリングのチルト位置、テレスコ位置およびシート
位置を自動的に記憶位置に移動制御できるようにしたも
のがあるが、前述の構成ではメインキイ、サブキイの何
れを用いてもスライダ、スイッチレバーが画一的な動作
を行うだけであるため、メインキイ利用者とサブキイ利
用者とを判断して、それぞれの利用者の体型にふさわし
いチルト位置やシート位置に記憶した位置へ自動的に移
動制御させることはできない。
【0005】そこで、本発明は溝付きの第1のキイプレ
ートをメインキイとし、溝無しの第2のキイプレートを
サブキイとした場合に、メインキイ、サブキイの使用時
に、これらの相違を適確に検知することができて、それ
ぞれのキイプレート使用に見合う各種の作動制御を行わ
せることができるキイシリンダ構造を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】ローターの端部にキイ孔
と交差する方向にスライダをその一端をキイ孔に突出さ
せて配置すると共に、スライダの他端にスイッチを作動
するスイッチレバーの端部を当接させて、キイ孔にキイ
プレートを挿入した際に、該キイプレートでスライダを
押下げて、スイッチレバーによりスイッチを作動するよ
うにした構造において、前記スライダの一端に溝付きの
第1のキイプレートの挿入時に、該第1のキイプレート
の溝に係合する突起部を設けて、この第1のキイプレー
ト挿入時と溝無しの第2のキイプレート挿入時とでスラ
イダの移動ストロークに差を設け、この移動ストローク
の変化をスイッチレバーを介して多段に作動するスイッ
チで検出して、第1のキイプレート挿入時と第2のキイ
プレート挿入時とを検出するようにしてある。
【0007】
【作用】溝付きの第1のキイプレートをローターのキイ
孔に挿入すると、スライダの突起部が該第1のキイプレ
ートの溝に入り込んで係合した状態でスライダが小さな
移動ストロークで押下げられる。
【0008】このスライダの移動によりスイッチレバー
が、該スライダの小さな移動ストロークに応じて回動
し、スイッチの第1段目を作動させる。
【0009】溝無しの第2のキイプレートをローターの
キイ孔に挿入すると、スライダの突起部端が該第2のキ
イプレート面に摺接して、スライダが大きな移動ストロ
ークで押下げられる。
【0010】このスライダの移動によりスイッチレバー
が、該スライダの大きな移動ストロークに応じて回動
し、スイッチの第2段目を作動させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
【0012】図1〜3において、1はステアリングロッ
ク装置のキイシリンダ機構を示し、2はハウジング、3
はハウジング2内に係合固定したローターケーシング、
4は複数個のタンブラ5を備え、前記ローターケーシン
グ3内に配置したローター、6はハウジング2の開口端
に係着したポジションキャップを示す。
【0013】ローター4の端部には、その周面下側から
キイ孔7に貫通してスライダ孔8を形成してあり、この
スライダ孔8にスライダ9をキイ孔7と交差する方向に
摺動自在に配置し、その上端部をキイ孔7内に突出させ
てある。
【0014】スライダ9の上端には、溝12付きの第1
のキイプレート11をキイ孔7に挿入した際に、該溝1
2に入り込んで係合する突起部10を形成してある。
【0015】このスライダ9は前記突起部10を形成し
たアッパスライダ9Aと、ロアスライダ9Bとに分離し
てスライダ孔8に挿入配置してある。
【0016】これらアッパスライダ9Aとロアスライダ
9Bの寸法は次のような関係に設定されている。
【0017】即ち、ローター4のキイ孔7に第1のキイ
プレート11を挿入した際には、前述のように突起部1
0が溝12に係合してスライダ9が小さな移動ストロー
クで押下げられるが、この時、ロアスライダ9Bの外周
面がローター4の外周面と一致し、また、溝無しの第2
のキイプレート13を前記キイ孔7に挿入した際には、
突起部10が第2のキイプレート13面に摺接してスラ
イダ9が大きな移動ストロークで押下げられ、この時、
アッパスライダ9Aの外周面がローター4の外周面と一
致して、何れのキイプレート使用時でもローター4をイ
グニッションスイッチのオフ位置とスタータ位置との間
で些かの支障もなく回転できるようになっている。
【0018】14はハウジング2の内底部にピン15に
より回動自在に軸支したスイッチレバーで、スプリング
16により付勢されて一端が前記スライダ9の下端に当
接し、他端がハウジング2に取付けたスイッチ17の操
作部分に当接している。
【0019】スイッチ17は接点を含む作動部を多段に
有し、前記スライダ9の第1のキイプレート11による
小さな移動ストロークで第1段目が作動し、第2のキイ
プレート13による大きな移動ストロークで第2段目が
作動するようになっている。
【0020】図1中、18はローター4にキイ孔7と交
差する方向に摺動自在に設けられ、キイ孔7にキイプレ
ート挿入時にローターケーシング3の上側に配置したラ
ッチレバー19に係合するドッグを示す。
【0021】以上の実施例機構によれば、溝付きの第1
のキイプレート11をメインキイとし、溝無しの第2の
キイプレート13をサブキイとして用いる場合、メイン
キイ11をローター4のキイ孔7に挿入すると、スライ
ダ9の突起10が該メインキイ11の溝12に入り込ん
で係合した状態で、スライダ9が小さな移動ストローク
で押下げられる。
【0022】このスライダ9の移動によりスイッチレバ
ー14が、該スライダ9の小さな移動ストロークに応じ
て回動し、スイッチ17の第1段目を作動させて、メイ
ンキイ11の使用時を検知することができる。
【0023】次に、溝無しのサブキイ13をローター4
のキイ孔7に挿入すると、スライダ9の突起部10端が
このサブキイ13のプレート面に摺接して、スライダ9
が大きな移動ストロークで押下げられる。
【0024】このスライダ9の移動によりスイッチレバ
ー14が、該スライダ9の大きな移動ストロークに応じ
て回動し、スイッチ17の第2段目を作動させて、サブ
キイ13の使用時を検知することができる。
【0025】従って、これら、メインキイ11、サブキ
イ13の何れの使用時にも、キイオフ位置にした状態の
ままキイ抜き忘れした時に、前記スイッチ17により図
外のワーニングを作動させてキイ抜き忘れを報知させる
ことができることは勿論、メインキイ11とサブキイ1
3の使用者が異なる場合、前述のようにメインキイ11
使用時と、サブキイ13使用時とをスイッチ17で検知
できるから、メインキイ使用者とサブキイ使用者のシー
ト位置、ステアリングチルト位置、ステアリングテレス
コ位置とをそれぞれ記憶させておいて、メインキイ11
使用時およびサブキイ13使用時に、それぞれのキイプ
レート使用者の体型にふさわしい前記記憶位置へ自動的
に移動制御させることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、溝付きの
第1のキイプレート使用時と、溝無しの第2のキイプレ
ート使用時とで、スライダの移動ストロークを変化させ
て、この変化をスイッチレバーを介して多段に作動する
スイッチにより検出して、第1のキイプレート使用時
と、第2のキイプレート使用時とを適確に検知すること
ができるから、このスイッチの作動によりキイ抜き忘れ
を報知させることができることは勿論、それぞれのキイ
プレート使用に見合う各種の作動制御を行わせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】第1のキイプレート使用状態を示す図1のA−
A線に沿う略示的断面説明図。
【図3】第2のキイプレート使用状態を示す図1のB−
B線に沿う略示的断面説明図。
【符号の説明】
1…キイシリンダ機構 2…ハウジング 3…ローターケーシング 4…ローター 5…タンブラ 6…ポジションプレート 7…キイ孔 9…スライダ 10…突起部 11…第1のキイプレート(メインキイ) 12…溝 13…第2のキイプレート(サブキイ) 14…スイッチレバー 17…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/20 E05B 17/22 E05B 35/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローターの端部にキイ孔と交差する方向
    にスライダをその一端を該キイ孔に突出させて配置する
    と共に、スライダの他端にスイッチを作動するスイッチ
    レバーの端部を当接させて、キイ孔にキイプレートを挿
    入した際に、該キイプレートでスライダを押下げて、ス
    イッチレバーによりスイッチを作動するようにした構造
    において、前記スライダの一端に溝付きの第1のキイプ
    レートの挿入時に、該第1のキイプレートの溝に係合す
    る突起部を設けて、この第1のキイプレート挿入時と溝
    無しの第2のキイプレート挿入時とでスライダの移動ス
    トロークに差を設け、この移動ストロークの変化をスイ
    ッチレバーを介して多段に作動するスイッチで検出し
    て、第1のキイプレート挿入時と第2のキイプレート挿
    入時とを検知するようにしたことを特徴とするキイシリ
    ンダ構造。
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