JP3333771B2 - 蓄熱暖房装置 - Google Patents

蓄熱暖房装置

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公之 松本
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/12Hot water central heating systems using heat pumps

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  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば深夜電力等
の安価な電気を利用して蓄熱する蓄熱暖房装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術およびその課題】一般に、蓄熱暖房装置
は、電気料金の安価な深夜の時間帯に高温蓄熱体を電気
ヒータで例えば700℃程度まで加熱し、この蓄熱体に
蓄熱された熱を昼間の時間帯に徐々に放出することによ
り、室内の暖房を行うものである。この放熱量すなわち
暖房能力は、蓄熱量に対応している。このため、蓄熱体
の周部を断熱材で囲み、自然放熱による輻射暖房と強制
放熱による対流暖房とを組合せ、長時間にわたって効率
よく暖房する。輻射暖房を行う場合は、朝方の寒いとき
でも、輻射面からの自然放熱で室内が均等に暖房される
ため、極めて快適な暖房空間を形成される。しかし、日
中等の強力な暖房を必要としない場合、あるいは、蓄熱
体の温度が低下してきた状態でも輻射による自然放熱を
持続させることはエネルギを浪費することになる。本発
明は、上述の事情に基づいてなされたもので、蓄熱体の
蓄熱量に応じて、この蓄熱量を効率よく利用することの
できる蓄熱暖房装置を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の蓄熱暖房装置は、高温蓄熱体とこの蓄熱体を加熱す
る電気ヒータとを収容し、蓄熱体に近接する側に配置さ
れた内側断熱材層と蓄熱体から離隔する側に配置された
外側断熱材層とを有する輻射暖房壁を少なくとも1の面
に形成した蓄熱室を備え、この輻射暖房壁の内側断熱材
層は、外側断熱材層よりも、高温のときに熱伝導率が大
きく増加する断熱材で形成され、輻射暖房壁を除く壁部
は、高温時にも熱伝導率が大きく増加しない断熱材で形
成されることを特徴とする。
【0004】この蓄熱暖房装置は、蓄熱室に隣接配置さ
れ、蓄熱室を通して加熱した空気を送出す送風室とを有
し、蓄熱体の温度が低下したときに、自然放熱による輻
射暖房から、送風による対流暖房に切換え可能であるこ
とが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の好ましい実施形
態による蓄熱暖房装置10の全体構造を示す。図1に示
すように、この蓄熱暖房装置10は、室内の床に設置さ
れる暖房器本体12と、制御部14とを備える。この制
御部14は、暖房器本体12内に配置される本体付制御
部16と、例えば壁面に固定された分電盤(図示しな
い)等に収容される外部制御部18とから形成してあ
り、例えば夜11から朝7時までの間の電力料金の安価
な夜間時間帯に、外気温度にしたがって暖房器本体12
に供給する深夜電力あるいはこの蓄熱量を制御する。
【0006】暖房器本体12は、ハウジング20内を蓄
熱室22と、本体付制御部16を収容した制御室24と
に区画してある。この蓄熱室22には、例えばセラミッ
ク、酸化鉄あるいはマグネシアレンガ等の好適な蓄熱材
料から形成した複数のブロック状の高温蓄熱体26を収
容し、これらの蓄熱体26を例えば700℃程度の最大
蓄熱熱量まで加熱するために、複数本の電気ヒータ28
が蓄熱体26内に挿通されている。これらの電気ヒータ
28は、接続端子30を制御室24内に突出させ、図示
しない制御回路に接続されている。制御室24内に配置
した端子ブロック32は、これらの端子30および制御
回路を外部制御部18に接続する。なお、図1では、簡
略化するために、これらの端子30の内1つのみを示
す。
【0007】この蓄熱室22内の温度すなわち蓄熱量を
制御するため、蓄熱体温度センサ34が、制御室24と
蓄熱室22とを仕切る断熱材製の仕切壁36内に差込ま
れている。この蓄熱体温度センサ34は、本体付制御部
16の主コントローラ38から延設されている。この主
コントローラ38は、外部制御部18に設けた補助コン
トローラ40と共に、蓄熱室22内の蓄熱量を制御す
る。
【0008】本実施形態における主コントローラ38
は、液体膨張式の可変サーモスタットで形成してあり、
上記の蓄熱体温度センサ34と、これに連通した補助セ
ンサ42とを備える。この主コントローラ38は、これ
らの2つのセンサ34,42を介して検出した温度の和
が、温度設定ダイヤルTで設定した値となったときに、
電気ヒータ28への電流の供給を停止する。符号28L
は、電気ヒータ28の通電状態を示す表示ランプであ
る。
【0009】この主コントローラ38の補助センサ42
を加熱する制御ヒータ44は、制御室24内の端子ブロ
ック32および外部線路Sを介して補助コントローラ4
0に接続されている。この補助コントローラ40は、こ
の制御ヒータ44を外気温センサ46で検出した外気温
度にほぼ比例した温度に加熱することにより、外気温度
に応じた制御信号を主コントローラ38に出力する。こ
の制御ヒータ44の加熱は、外気温度に比例した幅ある
いは回数のパルスを制御ヒータ44に出力することによ
り制御でき、この出力の大きさは、E1ダイヤルとE2
ダイヤルとの2つのダイヤルを個々に調整することによ
り、設定することができる。
【0010】例えばE1ダイヤルにより、蓄熱可能な最
大熱量を蓄熱室22に蓄熱するときの最低外気温度を−
20℃から10℃の範囲で設定し、E2ダイヤルによ
り、蓄熱を停止するときの最大外気温度を12℃から2
0℃の範囲で設定することにより、外気温度の変化に対
する補助コントローラ40の出力の比率を調整すること
ができる。このE1ダイヤルで設定した最低外気温度と
E2ダイヤルで設定した最大外気温度との設定温度差が
大きい場合は、外気温度の変化に対する出力すなわち制
御ヒータ44の加熱温度の変化が小さく、逆に、最低外
気温度と最大外気温度との設定温度差が大きくなるよう
に設定した場合は、外気温度が僅かに変化したときでも
制御ヒータ44の加熱温度が大きく変化する。
【0011】上記補助コントローラ40が「0」の最小
制御信号を出力するときすなわち外気温度がE1ダイヤ
ルで設定した最低外気温度以下のときは、蓄熱室22の
蓄熱量は蓄熱体温度センサ34の検出温度のみで制御さ
れ、蓄熱室22の蓄熱量は温度設定ダイヤルTで設定し
た値となる。一方、外気温度がE2ダイヤルで設定した
最大外気温度以上のときは、出力が最大となり、補助セ
ンサ42の検出値のみで温度設定ダイヤルTの設定値に
達し、蓄熱体温度センサ34の検出温度にかかわらず、
蓄熱量は「0」となる。このときの蓄熱体26は室温に
等しいかあるいはそれ以前に蓄熱された残熱による温度
となる。これらの最大外気温度と最低外気温度とをそれ
ぞれ独立させて設定することにより、この間の外気温度
と蓄熱量との比例関係が変化し、寒冷地域と温暖地域等
の地域的な気候、あるいは、設置場所等の特質、更に、
寒さに対する感覚等の人の特質に応じて細かな調整が可
能である。
【0012】このような蓄熱室22の下側には、送風フ
ァン48を収容したファン室を配置し、このファン室に
連通する吸気窓50と吹出し窓52とをこの暖房器本体
12の前面に開口させてある。これにより、蓄熱室22
内の残熱が少なくなったときに、吸気窓50から室内の
空気を吸入し、この空気を蓄熱体26で加熱した後、吹
出し窓52から好適な温度の温風として吹出し、強制放
熱による暖房を行うことができる。この強制放熱による
暖房は、制御室24に設けたルームサーモスタット調整
ダイヤルFにより、送風ファン48が作動する温度を調
整して行うことができる。
【0013】また、この蓄熱室22とファン室とを連通
する連絡口54には、バイメタルダンパ56を設け、蓄
熱室22で加熱された高温の空気が一度に大量に流出す
るのを防止しつつ、室内空気と混合して好適な温度の温
風を外部に流出させるのが好ましい。このような連絡口
54およびダンパ56は、図示の実施形態におけるよう
に蓄熱室22とファン室とを区画する底壁部に限らず、
蓄熱室22の側壁、後壁あるいは頂壁等のいずれの部位
に設けてもよく、その数および大きさも適宜に形成する
ことができる。表示ランプ48Lは、この送風ファンの
作動状態を表示する。なお、吸気窓36にはフィルタを
配置することにより、塵埃の進入を防止するのが好まし
い。
【0014】この暖房器本体12は、ハウジング20の
前面パネル20Aを輻射暖房壁として形成してあり、蓄
熱量の多いときに、ハウジング20の前面パネル20A
からの輻射熱による自然放熱で室内暖房を行う。このよ
うな輻射熱による暖房は、室の全体を均等に暖房するた
め、室内の天井側と床側とに温度差を形成せず、極めて
快適な暖房空間を形成する。
【0015】本実施形態における暖房器本体12は、こ
のような自然放熱による室内暖房を効率よく行うため
に、前面パネル20Aの輻射暖房壁58は、蓄熱体26
に近接する側に配置した内側断熱材層60と、蓄熱体2
6から離隔する側に配置した外側断熱材層62との2つ
の断熱材層を積層した構造とし、これらの断熱材装置6
0,62の外側に金属製の化粧外板64を配置してあ
る。この内側断熱材層60は、高温時に熱伝導率が大き
増加する性質を有する断熱材で形成し、外側断熱材層
62は、高温時も熱伝導率が増加しにくい性質を有する
断熱材で形成してある。すなわち、この輻射暖房壁58
の内側断熱材層60は、外側断熱材層62よりも、高温
のときに熱伝導率が大きく増加する断熱材で形成され
る。
【0016】図2の(A)および(B)は、このような
輻射暖房壁58の熱伝導率と放熱量とが、蓄熱室22内
の温度にしたがって変化する状態を示す。図2の(B)
に示すように、内側断熱材層60は温度が上昇するにつ
れて外側断熱材層62よりも熱伝導率αが大きく増加
る。これにより、輻射暖房壁58は、蓄熱層22の温度
が高い程、断熱作用が低下し、図2の(A)に示すよう
に、温度の上昇につれて放熱量Wが増加する。逆に、こ
のような輻射暖房に寄与しない裏面あるいは底面側で
は、蓄熱体26に近接する断熱材28の断熱材料は、無
駄な自然放熱を防止するために、高温時にも熱伝導率が
大きく増加しない性質を有することが好ましい。
【0017】輻射暖房壁58の内側および外側断熱材層
60,62をこのような性質の断熱材料で形成する場合
には、蓄熱体26が例えば700℃に近い高温の時に、
前面パネル20Aの表面温度をほぼ80℃程度に上昇さ
せ、この前面パネル20Aの輻射熱により、例えば冬季
の朝方等の外気温度が低いときであっても、極めて強力
な暖房効果を得ることができる。そして、日中等、強力
な暖房を必要としないときは、電気ヒータ28への電力
供給の停止および自然放熱による蓄熱体26の温度低下
により、蓄熱室22内の温度が低下するため、蓄熱体2
6に近接する断熱材28の断熱効果を増大させ、これに
より、輻射暖房壁58からの自然放熱を減少させ、蓄熱
室22内の蓄熱量を維持することができる。このような
輻射暖房壁58の断熱材層60,62を形成する断熱材
は、例えばサーモソリッド、シリカボードあるいはシリ
カ粉末成形体等の好適な材料をその性質に応じて種々選
択することができる。また、内側および外側の2つの断
熱材層に限らず、3つあるいはそれ以上の断熱材層とし
て形成してもよい。更に、2つの断熱材層から形成する
場合であっても、その境界部を次第に性質が変化する遷
移部として形成し、形状的には1の層から形成されるも
のであってもよい。
【0018】この蓄熱暖房装置10の作用は次のとおり
である。先ず、ルームサーモスタット調整ダイヤルFに
より、ファン48の作動する温度を設定し、主コントロ
ーラ38の温度設定ダイヤルTを最大位置に設定する。
また、補助コントローラ40のE1,E2ダイヤルによ
り、蓄熱可能な最大熱量を蓄熱室22に蓄熱するときの
最低外気温度と、蓄熱を停止するときの最大外気温度と
を設定しておく。
【0019】例えば夜11時等電気料金の安価な時間帯
に入って電力が供給されると、蓄熱室22内の電気ヒー
タ28に電流が供給され、蓄熱体26が加熱される。蓄
熱体26の温度が次第に上昇し、この温度は蓄熱体温度
センサ34を通じて主コントローラ38に検出される。
一方、補助コントローラ40は、外気温センサ46を介
して外気温度を検出し、この外気温度に応じた制御信号
を出力し、制御ヒータ44を加熱する。この制御ヒータ
44の温度は補助センサ42を介して主コントローラ3
8で検出される。これにより、主コントローラ38は、
蓄熱体温度センサ34の検出温度と補助センサ42の検
出温度との和が温度設定ダイヤルTで設定した最大位置
に達したときに、電気ヒータ28への電流供給を停止
し、蓄熱体26の加熱を停止する。
【0020】外気温度が高い場合は、補助コントローラ
40の出力が大きいため、制御ヒータ44がより高温に
加熱され、これにより、補助センサ42の検出温度が大
きくなり、相対的に、蓄熱体温度センサ34の検出温度
が小さくしたがって蓄熱室22の温度が低い状態で、主
コントローラ38が作動し、蓄熱体26の加熱が停止さ
れる。逆に外気温度が低い場合は、補助コントローラ4
0の出力が小さいため、制御ヒータ44の加熱温度が低
く、これにより、補助センサ42の検出温度が小さくな
り、相対的に、蓄熱体温度センサ34の検出温度が大き
くしたがって蓄熱室22がより高い温度まで加熱された
ときに、主コントローラ38が作動する。これにより、
電気料金の安価な時間帯を経過したときに、蓄熱室22
内には、常に外気温度に対して過不足のない熱量が蓄熱
室22内に蓄熱される。
【0021】蓄熱室22が高温度に蓄熱された状態で
は、輻射暖房壁58の内側断熱材層60の熱伝導率が外
側断熱材層62の熱伝導率よりも大きく増加し、したが
って輻射暖房壁58の断熱作用が低下する。これによ
り、放熱量が増加し、特に室温の低い冬季の朝方でも、
均等で快適かつ強力な暖房を行う。そして、室温が上昇
し、蓄熱室22内の蓄熱量が低下すると、内側断熱材層
60の熱伝導率が低下し、輻射暖房壁58の断熱作用が
増加する。日中の暖房が必要でない状態では、蓄熱室2
2に残熱が効果的に保持される。そして、夕方など、暖
房が必要な状態となり、室温がルームサーモスタット調
整ダイヤルFの設定温度となると、ファン48が作動
し、室内の空気は吸気窓50から吸引され、一部は蓄熱
室22内を通って加熱される。蓄熱室22を通った空気
は、連絡口54およびダンパ56によりその量を調整さ
れ、加熱されてない空気と好適に混合された後、吹出し
窓52から快適な温風として室内に送出され、強制対流
による暖房を行う。
【0022】輻射暖房壁58を除く壁部の断熱材は、高
温時に熱伝導率が大きく増加する断熱材で形成してない
ため、無駄な輻射熱が放熱されることはなく、効率よく
蓄熱室22内に熱を保持する。
【0023】
【発明の効果】以上明らかなように、本発明によれば、
輻射暖房壁の内側断熱材層を、外側断熱材層よりも、高
温のときに熱伝導率が大きく増加する断熱材で形成する
ことにより、極めて簡単な構造でありながら蓄熱体の蓄
熱量に応じて、この蓄熱量を効率よく利用することがで
きると共に、輻射暖房壁を除く壁部は、高温時に熱伝導
率が大きく増加する断熱材で形成してないため、無駄な
輻射熱が放熱されることなく、効率よく蓄熱室内に熱を
保持することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態による蓄熱暖房装置
の全体の説明図。
【図2】図1の蓄熱暖房装置の輻射暖房壁の温度変化に
対する熱伝導率と放熱量との変動を示すグラフ図。
【符号の説明】
10…蓄熱暖房装置、12…暖房器本体、14,16,
18…制御部、20…ハウジング、22…蓄熱室、24
…制御室、26…蓄熱体、28…電気ヒータ、30…端
子、32…端子ブロック、34,42,46…センサ、
36…仕切壁、38,40…コントローラ、44…制御
ヒータ、48…送風ファン、50…吸気窓、52…吹出
し窓、54…連絡口、56…ダンパ、58…輻射暖房
壁、60…内側断熱材層、62…外側断熱材層、64…
外板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−91744(JP,A) 特開 昭62−288448(JP,A) 実開 平5−27554(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 7/00 - 7/06 F24D 15/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温蓄熱体とこの蓄熱体を加熱する電気
    ヒータとを収容し、蓄熱体に近接する側に配置された内
    側断熱材層と蓄熱体から離隔する側に配置された外側断
    熱材層とを有する輻射暖房壁を少なくとも1の面に形成
    した蓄熱室を備え、この輻射暖房壁の内側断熱材層は、
    外側断熱材層よりも、高温のときに熱伝導率が大きく
    する断熱材で形成され、輻射暖房壁を除く壁部は、高
    温時にも熱伝導率が大きく増加しない断熱材で形成され
    ることを特徴とする蓄熱暖房装置。
  2. 【請求項2】 蓄熱室に隣接配置され、蓄熱室を通して
    加熱した空気を送出す送風室とを有し、蓄熱体の温度が
    低下したときに、自然放熱による輻射暖房から、送風に
    よる対流暖房に切換え可能であることを特徴とする請求
    項1に記載の蓄熱暖房装置。
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