JP3333620B2 - 管体の膜材被覆方法 - Google Patents
管体の膜材被覆方法Info
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、推進工法によってガス
管や上下水道管などの管体を地中に埋設する際に、その
管体の外周面を筒状膜材で被覆する方法に関するもので
ある。
管や上下水道管などの管体を地中に埋設する際に、その
管体の外周面を筒状膜材で被覆する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、地中に管体を埋設する場合、
発進立坑側から到達立坑側に向かってシールド機により
地盤を掘削しながら該シールド機に後続させて管体を順
次押し進めていくことが行われている。この際、管体の
外周面が直接、掘削地盤に接触して大きな摩擦力が発生
し、管体の推進が困難となって長距離施工が行えなくな
る場合が生じるので、図5に示すように、発進立坑B側
に設置した押圧装置Eによる管体Pの推進に従ってシー
ルド機S側の格納管Cから筒状の膜材Aを引き出しなが
ら管体Pを被覆し、この膜材Aと管体Pの外周面間に管
体Pに設けた注入孔Hを通じて滑材を注入、充填するこ
とが行われている。
発進立坑側から到達立坑側に向かってシールド機により
地盤を掘削しながら該シールド機に後続させて管体を順
次押し進めていくことが行われている。この際、管体の
外周面が直接、掘削地盤に接触して大きな摩擦力が発生
し、管体の推進が困難となって長距離施工が行えなくな
る場合が生じるので、図5に示すように、発進立坑B側
に設置した押圧装置Eによる管体Pの推進に従ってシー
ルド機S側の格納管Cから筒状の膜材Aを引き出しなが
ら管体Pを被覆し、この膜材Aと管体Pの外周面間に管
体Pに設けた注入孔Hを通じて滑材を注入、充填するこ
とが行われている。
【0003】この場合、管体Pを被覆する筒状の膜材A
としては、管体埋設時に張引力が作用するので、その引
っ張りに耐えることができる織布を用いており、さら
に、地下水が管体の継ぎ目から管体内に浸入するのを防
止し、且つ滑材が掘削地盤側に漏出するのをなくするた
めに、図7に示すように、織布31の両面に柔軟性を有す
る合成樹脂被覆層32、32を層着して厚みが0.5 〜1.0mm
の不透水性膜材としている。
としては、管体埋設時に張引力が作用するので、その引
っ張りに耐えることができる織布を用いており、さら
に、地下水が管体の継ぎ目から管体内に浸入するのを防
止し、且つ滑材が掘削地盤側に漏出するのをなくするた
めに、図7に示すように、織布31の両面に柔軟性を有す
る合成樹脂被覆層32、32を層着して厚みが0.5 〜1.0mm
の不透水性膜材としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに織布31の両面に合成樹脂被覆層32、32を層着すると
筒状膜材の肉厚が増大し、この筒状膜材を図6に示すよ
うに、長さ方向に蛇腹状に折り畳んでシールド機Sの後
端格納管C内に収納する場合に、大きく折り曲げること
ができない上に合成樹脂被覆層32、32によって非通気性
となっているから折り曲げた対向面間に空気が包含され
て封入された状態となり、該対向面が互いに密接するこ
となく隙間が生じて長さ方向に嵩張り、そのため、長尺
の膜材を収納することができなくなって管体の推進埋設
距離に節約を受け、長距離施工を実施することができな
いという問題点があった。
うに織布31の両面に合成樹脂被覆層32、32を層着すると
筒状膜材の肉厚が増大し、この筒状膜材を図6に示すよ
うに、長さ方向に蛇腹状に折り畳んでシールド機Sの後
端格納管C内に収納する場合に、大きく折り曲げること
ができない上に合成樹脂被覆層32、32によって非通気性
となっているから折り曲げた対向面間に空気が包含され
て封入された状態となり、該対向面が互いに密接するこ
となく隙間が生じて長さ方向に嵩張り、そのため、長尺
の膜材を収納することができなくなって管体の推進埋設
距離に節約を受け、長距離施工を実施することができな
いという問題点があった。
【0005】このような問題点は格納管Cの長さを増大
させることによって解消し得るが、シールド機の後端に
長い格納管Cを設けると、曲線施工ができなくなるとい
う新たな問題点が生じることになる。本発明は格納管を
長くすることなく長尺な筒状膜材を該格納管に収納可能
にし、管体を連続的に被覆しながら長距離施工が行える
ようにした管体の膜材被覆方法を提供するものである。
させることによって解消し得るが、シールド機の後端に
長い格納管Cを設けると、曲線施工ができなくなるとい
う新たな問題点が生じることになる。本発明は格納管を
長くすることなく長尺な筒状膜材を該格納管に収納可能
にし、管体を連続的に被覆しながら長距離施工が行える
ようにした管体の膜材被覆方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の管体の膜材被覆方法は、シールド機で地盤
を掘削しながら該シールド機に後続する管体を立坑内に
設置した押圧装置により押圧して地盤に推進、埋設する
工法において、シールド機後端の格納管に折り畳み格納
した薄い織布からなる透水性筒状膜材の端部を立坑壁に
固定したのち、管体を格納管後端に接合して押し進めこ
とにより上記透水性筒状膜材を引き出しながら管体を被
覆すると共にこの透水性筒状膜材と管体外周面との間に
透水性筒状膜材の目詰材を混入した滑材を注入すること
を特徴とするものである。
に、本発明の管体の膜材被覆方法は、シールド機で地盤
を掘削しながら該シールド機に後続する管体を立坑内に
設置した押圧装置により押圧して地盤に推進、埋設する
工法において、シールド機後端の格納管に折り畳み格納
した薄い織布からなる透水性筒状膜材の端部を立坑壁に
固定したのち、管体を格納管後端に接合して押し進めこ
とにより上記透水性筒状膜材を引き出しながら管体を被
覆すると共にこの透水性筒状膜材と管体外周面との間に
透水性筒状膜材の目詰材を混入した滑材を注入すること
を特徴とするものである。
【0007】 上記透水性筒状膜材としては、透水性筒
状膜材は厚さが0.1〜0.5mmの織布からなるもの
が用いられ、また、滑材としてはベントナイトと水との
混合液状物、或いは、ベントナイトにカルボキシメチル
セルロース(以下、CMCとする)とハイゲル及びマッ
ドオイルを混合してなる液状物、或いは、吸水ポリマー
とベントナイトとCMCとの混合液状物を使用してい
る。
状膜材は厚さが0.1〜0.5mmの織布からなるもの
が用いられ、また、滑材としてはベントナイトと水との
混合液状物、或いは、ベントナイトにカルボキシメチル
セルロース(以下、CMCとする)とハイゲル及びマッ
ドオイルを混合してなる液状物、或いは、吸水ポリマー
とベントナイトとCMCとの混合液状物を使用してい
る。
【0008】
【作用】管体を被覆する筒状膜材は、滑材が地盤に漏出
するのを防止するための合成樹脂被覆層を設けることな
く、引張強度だけを考慮して織布のみから構成している
ので、大きく屈折させながら蛇腹状に折り畳むことがで
き、且つその折り畳み時に内部に包含される空気を織目
から外部に排出して互いに重ね合わせ状態にすることが
でき、従って、長尺の筒状膜材を密に折り畳んでシール
ド機後端の格納管内に収納することができ、長距離の管
体埋設施工が可能となる。
するのを防止するための合成樹脂被覆層を設けることな
く、引張強度だけを考慮して織布のみから構成している
ので、大きく屈折させながら蛇腹状に折り畳むことがで
き、且つその折り畳み時に内部に包含される空気を織目
から外部に排出して互いに重ね合わせ状態にすることが
でき、従って、長尺の筒状膜材を密に折り畳んでシール
ド機後端の格納管内に収納することができ、長距離の管
体埋設施工が可能となる。
【0009】また、シールド機を推進させて格納管から
該筒状膜材を引き出しながら後続する管体の外周面に被
覆し、該管体と筒状膜材との間に滑材を注入してシール
ド機の掘進抵抗を少なくするものである。その際、筒状
膜材が織布からなるために透水性を有しており、注入し
た滑材がその織目を通じて地盤側に漏出しようとする
が、滑材に混入している目詰材によって織目が目詰さ
れ、筒状膜材を不透水性にして滑材の漏出を阻止する。
該筒状膜材を引き出しながら後続する管体の外周面に被
覆し、該管体と筒状膜材との間に滑材を注入してシール
ド機の掘進抵抗を少なくするものである。その際、筒状
膜材が織布からなるために透水性を有しており、注入し
た滑材がその織目を通じて地盤側に漏出しようとする
が、滑材に混入している目詰材によって織目が目詰さ
れ、筒状膜材を不透水性にして滑材の漏出を阻止する。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
1は発進立坑2から到達立坑(図示せず)側に向かって
掘進するシールド機で、その後端部に外管3aと内管3bと
からなる格納管3を一体的に設けてある。この格納管3
の外管3aの外径はシールド機1のスキンプレートの外径
に等しく形成されていると共に後端外周部に筒状膜材4
の引出口5を設けてある。
1は発進立坑2から到達立坑(図示せず)側に向かって
掘進するシールド機で、その後端部に外管3aと内管3bと
からなる格納管3を一体的に設けてある。この格納管3
の外管3aの外径はシールド機1のスキンプレートの外径
に等しく形成されていると共に後端外周部に筒状膜材4
の引出口5を設けてある。
【0011】筒状膜材4は、図3、図4に示すように経
糸4aと緯糸4bとから平織してなる厚さが0.1 〜0.5mm の
薄い織布から形成されてあり、その両面には樹脂被覆層
を設けることなく透水性と柔軟性を有している。この透
水性筒状膜材4の径はシールド機1に順次直列状態に後
続させるガス管や上下水道管などの管体6の外径よりも
大径に形成されていると共に、格納管3から引き出され
て管体6を被覆する時における引張力に充分に耐えるこ
とができる引張強度を有している。
糸4aと緯糸4bとから平織してなる厚さが0.1 〜0.5mm の
薄い織布から形成されてあり、その両面には樹脂被覆層
を設けることなく透水性と柔軟性を有している。この透
水性筒状膜材4の径はシールド機1に順次直列状態に後
続させるガス管や上下水道管などの管体6の外径よりも
大径に形成されていると共に、格納管3から引き出され
て管体6を被覆する時における引張力に充分に耐えるこ
とができる引張強度を有している。
【0012】この筒状膜材5を蛇腹状に折り畳んで長さ
方向に収縮させ、図2に示すように格納管3内に収納す
るものであるが、その折り畳み時においては薄い織布の
みから形成しているので、大きく屈折させることができ
ると共に屈折した際に対向する折り畳み部41、41間の空
気が織目4cを通じて外部に排出され、従って、折り畳み
部41、41を互いに密接させた状態に重合させ、長尺の筒
状膜材4を長さ方向に大きく圧縮した状態にして格納管
3内に収納することができ、その収納時における取扱も
容易となるものである。
方向に収縮させ、図2に示すように格納管3内に収納す
るものであるが、その折り畳み時においては薄い織布の
みから形成しているので、大きく屈折させることができ
ると共に屈折した際に対向する折り畳み部41、41間の空
気が織目4cを通じて外部に排出され、従って、折り畳み
部41、41を互いに密接させた状態に重合させ、長尺の筒
状膜材4を長さ方向に大きく圧縮した状態にして格納管
3内に収納することができ、その収納時における取扱も
容易となるものである。
【0013】筒状膜材4を格納管3内に収納したのち、
シールド機1を発進立坑2から到達立坑に向かって掘進
させると共にこのシールド機1に定尺の管体6を後続さ
せて発進立坑2内に設置した押圧装置7により推進させ
る際に、上記筒状膜材4の端部を発進立坑2の坑口にパ
ッキン8と共に固定し、しかるのち、シールド機1を推
進させることにより、格納管3から筒状膜材4を掘削地
盤9と管体6の外周面との隙間に引き出しながら後続す
る管体6の外周面に被覆させる。
シールド機1を発進立坑2から到達立坑に向かって掘進
させると共にこのシールド機1に定尺の管体6を後続さ
せて発進立坑2内に設置した押圧装置7により推進させ
る際に、上記筒状膜材4の端部を発進立坑2の坑口にパ
ッキン8と共に固定し、しかるのち、シールド機1を推
進させることにより、格納管3から筒状膜材4を掘削地
盤9と管体6の外周面との隙間に引き出しながら後続す
る管体6の外周面に被覆させる。
【0014】さらに、管体6の推進、埋設に従ってシー
ルド機1に接続した最前部の管体6の前端部適所と、上
記筒状膜材4及びパッキン8を固定した坑口リング10と
に設けた注入口11、12にパイプ13、14を通じて管体6の
外周面と筒状膜材4との間の空隙部に滑材15を注入す
る。
ルド機1に接続した最前部の管体6の前端部適所と、上
記筒状膜材4及びパッキン8を固定した坑口リング10と
に設けた注入口11、12にパイプ13、14を通じて管体6の
外周面と筒状膜材4との間の空隙部に滑材15を注入す
る。
【0015】滑材15としては、織布からなる筒状膜材4
の織目4cを目詰めするベントナイトや吸水ポリマーの目
詰材を混入したものが用いられる。具体的には、ベント
ナイトを主成分としこれと水との混合液状物、或いは、
ベントナイトにCMCとハイゲル及びマッドオイルを混
合してなる液状物、又は、吸水ポリマーとベントナイト
とCMCとの混合液状物からなる滑材を用いることがで
きる。
の織目4cを目詰めするベントナイトや吸水ポリマーの目
詰材を混入したものが用いられる。具体的には、ベント
ナイトを主成分としこれと水との混合液状物、或いは、
ベントナイトにCMCとハイゲル及びマッドオイルを混
合してなる液状物、又は、吸水ポリマーとベントナイト
とCMCとの混合液状物からなる滑材を用いることがで
きる。
【0016】この滑材15を筒状膜材4と管体6との間に
注入すると、該滑材15中の目詰材によって筒状膜材4の
微小な織目4cを目詰して筒状膜材4を不透水性にし、滑
材15が掘削地盤9側に漏出するのを阻止して筒状膜材4
内に充満させ、筒状膜材4が外径方向に膨張してその外
周面を掘削地盤9に当接させて管体6と掘削地盤9とが
直接接触するのを防止すると共に注入した滑材15によっ
て管体6の推進が円滑に行われる。
注入すると、該滑材15中の目詰材によって筒状膜材4の
微小な織目4cを目詰して筒状膜材4を不透水性にし、滑
材15が掘削地盤9側に漏出するのを阻止して筒状膜材4
内に充満させ、筒状膜材4が外径方向に膨張してその外
周面を掘削地盤9に当接させて管体6と掘削地盤9とが
直接接触するのを防止すると共に注入した滑材15によっ
て管体6の推進が円滑に行われる。
【0017】こうして、シールド機1を発進立坑2から
到達立坑に向かって掘進させると共にこのシールド機1
に定尺の管体6を順次直列状態に継ぎ足しながら発進立
坑2内に設置した押圧装置7によってシールド機1に後
続して推進させ、さらに、シールド機1の推進に従って
格納管3から筒状膜材4を掘削地盤9と管体6の外周面
との隙間に引き出しながらシールド機1に後続する後続
する管体6の外周面に被覆させ、筒状膜材4内に滑材15
を注入しながら管体6を埋設していく。
到達立坑に向かって掘進させると共にこのシールド機1
に定尺の管体6を順次直列状態に継ぎ足しながら発進立
坑2内に設置した押圧装置7によってシールド機1に後
続して推進させ、さらに、シールド機1の推進に従って
格納管3から筒状膜材4を掘削地盤9と管体6の外周面
との隙間に引き出しながらシールド機1に後続する後続
する管体6の外周面に被覆させ、筒状膜材4内に滑材15
を注入しながら管体6を埋設していく。
【0018】シールド機1が到達立坑側に達して発進坑
坑2と到達立坑との間に一連の管体6が埋設されると、
一方の注入口12からセメントと砂とを混練したモルタル
等の注入時には液状で注入後、硬化する硬化材を注入
し、その注入量に応じて滑材15を他方の注入口11から排
出させることによって滑材15と硬化材とを置換し、硬化
材を自然硬化させて埋設管体6の外周面に硬化支持層を
形成するものである。
坑2と到達立坑との間に一連の管体6が埋設されると、
一方の注入口12からセメントと砂とを混練したモルタル
等の注入時には液状で注入後、硬化する硬化材を注入
し、その注入量に応じて滑材15を他方の注入口11から排
出させることによって滑材15と硬化材とを置換し、硬化
材を自然硬化させて埋設管体6の外周面に硬化支持層を
形成するものである。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の管体の膜材被覆方
法によれば、シールド機に後続して推進、埋設される管
体を被覆する筒状膜材は、織布から構成されているの
で、従来の筒状膜材のように両面に合成樹脂層を層着し
て不透水性を付与してなるものとは異なって、その厚み
が織布だけの厚みとなって薄くなり、従って、長尺の筒
状膜材をシールド機の後端部に設けた格納管に収納可能
なように蛇腹状に大きく屈折させながら折り畳むことが
できると共に折り畳み時において折り畳み部間の空気を
織目から外部に容易に排出させて互いに密接した密な重
なり状態にすることができ、管体の曲線施工および長距
離埋設施工が可能となるものである。
法によれば、シールド機に後続して推進、埋設される管
体を被覆する筒状膜材は、織布から構成されているの
で、従来の筒状膜材のように両面に合成樹脂層を層着し
て不透水性を付与してなるものとは異なって、その厚み
が織布だけの厚みとなって薄くなり、従って、長尺の筒
状膜材をシールド機の後端部に設けた格納管に収納可能
なように蛇腹状に大きく屈折させながら折り畳むことが
できると共に折り畳み時において折り畳み部間の空気を
織目から外部に容易に排出させて互いに密接した密な重
なり状態にすることができ、管体の曲線施工および長距
離埋設施工が可能となるものである。
【0020】また、シールド機の推進に従って格納管か
ら筒状膜材を引き出しながら管体を被覆する際に、筒状
膜材が織布からなるものであるから、被覆時における引
張力に充分耐えることができ、部分的な破損を生じさせ
ることなく管体を円滑に被覆することができる。さら
に、この筒状膜材と管体との間に滑材を注入するので、
管体を掘削地盤に直接摺接させることなく滑材によりシ
ールド機の推進抵抗を減少させて円滑な推進、埋設が行
えるのは勿論、筒状膜材が織布から構成されて織目によ
る透水性を有しているにも拘わらず、滑材には目詰材が
混入しているのでこの目詰材によって織目を目詰するこ
とができ、従って、筒状膜材が不透水性化して滑材が掘
削地盤に漏出するのを確実に防止し得るものである。
ら筒状膜材を引き出しながら管体を被覆する際に、筒状
膜材が織布からなるものであるから、被覆時における引
張力に充分耐えることができ、部分的な破損を生じさせ
ることなく管体を円滑に被覆することができる。さら
に、この筒状膜材と管体との間に滑材を注入するので、
管体を掘削地盤に直接摺接させることなく滑材によりシ
ールド機の推進抵抗を減少させて円滑な推進、埋設が行
えるのは勿論、筒状膜材が織布から構成されて織目によ
る透水性を有しているにも拘わらず、滑材には目詰材が
混入しているのでこの目詰材によって織目を目詰するこ
とができ、従って、筒状膜材が不透水性化して滑材が掘
削地盤に漏出するのを確実に防止し得るものである。
【図1】施工状態を示す簡略縦断側面図、
【図2】格納管に収納された筒状膜材の簡略断面図、
【図3】筒状膜材を構成する織布の一部の簡略正面図、
【図4】その拡大縦断側面図、
【図5】従来の不透水性筒状膜材による施工状態を示す
簡略縦断側面図、
簡略縦断側面図、
【図6】格納管に収納された不透水性筒状膜材の一部縦
断側面図、
断側面図、
【図7】不透水性筒状膜材の一部の拡大断面図。
1 シールド機 2 発進立坑 3 格納管 4 透水性筒状膜材 6 管体 9 掘削地盤 15 目詰材を含む滑材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 幸三 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株式会社奥村組内 (72)発明者 川畑 雅隆 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株式会社奥村組内 審査官 柳澤 智也 (56)参考文献 特開 昭61−204497(JP,A) 特開 昭62−72893(JP,A) 特開 平1−230895(JP,A) 特開 昭59−196387(JP,A) 特開 昭61−190584(JP,A) 特開 昭62−265395(JP,A) 特開 昭62−117992(JP,A) 特開 平4−106296(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/06 301 E21D 9/06 311
Claims (5)
- 【請求項1】 シールド機で地盤を掘削しながら該シー
ルド機に後続する管体を立坑内に設置した押圧装置によ
り押圧して地盤に推進、埋設する工法において、シール
ド機後端の格納管に折り畳み格納した薄い織布からなる
透水性筒状膜材の端部を立坑壁に固定したのち、管体を
格納管後端に接合して押し進めことにより上記透水性筒
状膜材を引き出しながら管体を被覆すると共にこの透水
性筒状膜材と管体外周面との間に透水性筒状膜材の目詰
材を混入した滑材を注入することを特徴とする管体の膜
材被覆方法。 - 【請求項2】 織布からなる透水性筒状膜材の厚さが0.
1 〜0.5mm である請求項1記載の管体の膜材被覆方法。 - 【請求項3】 滑材はベントナイトと水との混合液状物
である請求項1記載の管体の膜材被覆方法。 - 【請求項4】 滑材はベントナイトにCMCとハイゲル
及びマッドオイルを混合してなる液状物である請求項1
記載の管体の膜材被覆方法。 - 【請求項5】 滑材は吸水ポリマーとベントナイトとC
MCとの混合液状物からなる請求項1記載の管体の膜材
被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03182694A JP3333620B2 (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 管体の膜材被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03182694A JP3333620B2 (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 管体の膜材被覆方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217374A JPH07217374A (ja) | 1995-08-15 |
| JP3333620B2 true JP3333620B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=12341890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03182694A Expired - Fee Related JP3333620B2 (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 管体の膜材被覆方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3333620B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107387133A (zh) * | 2017-08-22 | 2017-11-24 | 华东交通大学 | 一种盾构隧道外套膜的施作装置及其施作方法 |
-
1994
- 1994-02-02 JP JP03182694A patent/JP3333620B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07217374A (ja) | 1995-08-15 |
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