JP3333087B2 - 電動トロリ - Google Patents

電動トロリ

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JP3333087B2
JP3333087B2 JP13897796A JP13897796A JP3333087B2 JP 3333087 B2 JP3333087 B2 JP 3333087B2 JP 13897796 A JP13897796 A JP 13897796A JP 13897796 A JP13897796 A JP 13897796A JP 3333087 B2 JP3333087 B2 JP 3333087B2
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gear
intermediate shaft
motor housing
trolley frame
motor
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俊明 酒井
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Kito Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動トロリに関す
る。
【0002】
【従来の技術】モータハウジングの端面上に従動軸支持
用ハウジングを取付け、モータの出力軸に取付けられた
歯車と従動軸に取付けられた歯車とをモータハウジング
の端面と従動軸支持用ハウジング間において互いに噛合
させ、モータの出力軸に取付けられた歯車又は従動軸に
取付けられた歯車のいずれか一方又は双方を交換すると
共にモータの出力軸と従動軸との軸間距離を調整するた
めに従動軸支持用ハウジングに対してモータハウジング
を相対回転させ、それによってモータの出力軸に対する
従動軸の減速比を変えるようにした変速装置が公知であ
る(特公昭59−47181号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの変速装置
では従動軸がその中間部においてのみ従動軸支持用ハウ
ジングにより回転可能に支承されており、歯車はこの従
動軸によって片持ち支持されているような形となってい
る。しかしながらこのように従動軸をその中間部におい
てのみ支承するようにした場合には従動軸に対する軸受
部分の軸方向長さを十分に大きくとる必要があり、斯く
してその分だけ従動軸支持用ハウジングの寸法が大きく
なってしまうという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明によれば、トロリフレームによりモータハウ
ジングを支持し、モータの出力軸に取付けられた歯車と
噛合する着脱自在な歯車を備えた中間軸を具備し、中間
軸の一端部にトロリ駆動ローラの歯車と噛合する歯車を
取付け、駆動ローラを中間軸を介してモータにより駆動
するようにした電動トロリにおいて、トロリフレームに
対面するモータハウジング周縁部上であって正方形の各
角部に相当する位置に夫々ボルト挿入孔を形成すると共
にこれらボルト挿入孔に対応してトロリフレーム上にボ
ルト挿入孔を形成し、モータハウジング周縁部上に形成
されたボルト挿入孔とトロリフレーム上に形成されたボ
ルト挿入孔とに挿入されたボルトによってモータハウジ
ングをトロリフレームに直接固定し、トロリフレームに
対面するモータハウジング端面上に、中間軸の一端部と
反対側に位置する中間軸の端部を支持するために選択的
に使用される一対の中間軸端部支持用ベアリング孔を形
成し、モータの出力軸に対する中間軸の減速比を変更す
べきときにはモータハウジングをトロリフレームから取
りはずすと共にそれまで使用されていた一方の中間軸端
部支持用ベアリングから中間軸の端部を取りはずして着
脱自在な歯車を別の歯車に交換し、次いで正方形の対角
線の交点を中心としてモータハウジングを90度回転さ
せた状態で中間軸の端部を、別の歯車に対応した他方の
中間軸端部支持用ベアリング孔に挿入させると共にボル
トによってモータハウジングをトロリフレームに固定す
るようにしている。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は走行レール1に沿って走行
せしめられる電動トロリ2の一部断面正面図を示してい
る。電動トロリ2は吊り軸3によって互いに結合せしめ
られた垂直方向に延びる一対のトロリフレーム4,5を
有し、吊り軸3に取付けられた吊り金具6によって例え
ばホイストが支持される。走行レール1の一側には走行
レール1に沿って転動する一対の駆動ローラ7が走行レ
ール1の長手方向に間隔を隔てて配置され、走行レール
1の他側には走行レール1に沿って転動する一対の従動
ローラ8が走行レール1の長手方向に間隔を隔てて配置
される。一対の駆動ローラ7は夫々対応するシャフト9
を介してトロリフレーム4により回転可能に支承されて
おり、駆動ローラ7と反対側のトロリフレーム4上には
モータハウジング10が取付けられる。一方、一対の従
動ローラ8は夫々対応するシャフト11を介してトロリ
フレーム5により回転可能に支承されており、従動ロー
ラ8と反対側のトロリフレーム5上には電装品ボックス
12が取付けられる。
【0006】一対の駆動ローラ7には夫々歯車13が一
体的に形成されており、各駆動ローラ7の歯車13と噛
合する歯車14が一対の歯車13間に設けられている。
この歯車14は中間軸15の一端部に取付けられてお
り、この中間軸15には更に別の歯車16が着脱自在に
取付けられている。この歯車16はモータの出力軸17
に取付けられた歯車18に噛合せしめられる。モータが
駆動せしめられるとモータの出力軸17の回転力は歯車
18、歯車16、中間軸15、歯車14および歯車13
を介して駆動ローラ7に伝達され、それによって駆動ロ
ーラ7が回転駆動せしめられる。
【0007】図1に示されるようにモータの出力軸17
はベアリング19を介してモータハウジング10により
支持されている。また、中間軸15は歯車14と歯車1
6間においてベアリング20を介してトロリフレーム4
により支持されている。更に、モータハウジング10の
端面上には外方に向けて突出する環状リブ21が一体形
成されており、この環状リブ21内に挿入されたベアリ
ング22によって歯車14と反対側の中間軸15の端部
が支持されている。
【0008】図2はモータハウジング10の端面を示し
ている。図2からわかるようにモータハウジング10の
周縁部には正方形の各角部に相当する位置にボルト挿入
孔26が形成されており、この正方形の対角線の交点が
図2においてO1 で示されている。更に、モータハウジ
ング10の端面上に形成されたリブ21内に互いに間隙
を隔てて一対のベアリング孔23,24が形成されてい
る。図1はベアリング孔23内にベアリング22が挿入
されている場合を示している。
【0009】各ベアリング孔23,24はそれらの中心
2 ,O3 から交点O1 までの距離が等しくかつ中心O
2 と交点O1 を結ぶ線が中心O3 と交点O1 を結ぶ線に
対して直角をなすように配置されている。更に、各ベア
リング孔23,24はモータの出力軸17の中心O4
対してベアリング孔23の中心O2 と出力軸17の中心
4 との距離がベアリング孔24の中心O3 と出力軸1
7の中心O4 との距離と異なるように配置されている。
また、図1および図2においてはベアリング孔23の中
心O2 はトロリフレーム4により支持されたベアリング
20の中心軸線に一致している。
【0010】図3は図1における各歯の関係を示してい
る。図1および図3に示される場合には前述したように
ベアリング孔23内にベアリング22が挿入されてお
り、従ってこのときには中間軸15の端部がベアリング
孔23内に挿入されたベアリング22によって支持され
ている。この場合、ベアリング孔23の中心O2 と出力
軸17の中心O4 との距離は比較的短かいために比較的
小径の歯車16が使用されており、従ってこの場合には
出力軸17に対する中間軸15の減速比はさほど大きく
ない。なお、このときモータハウジング10はボルト挿
入孔26、およびこれらボルト挿入孔26に対応してト
ロリフレーム4上に形成されている各ボルト挿入孔内に
挿入されたボルトによってトロリフレーム4上に固定さ
れている。
【0011】一方、出力軸17に対する中間軸15の減
速比を大きくする場合にはベアリング挿入孔24内にベ
アリングを挿入し、図1および図3に示す歯車16に代
えて図4に示す径の大きい歯車25を中間軸15に取付
ける。更に、モータハウジング10は図4に示されるよ
うに図3の状態に対し交点O1 を中心として反時計回り
に90度回転した状態でもって各ボルト挿入孔26内に
挿入されたボルトによってトロリフレーム4に固定され
る。即ち、この場合にはベアリング孔24の中心O3
出力軸17の中心O4 との距離が長くなるので図4に示
されるように大きな径の歯車25を用いることができ、
斯くしてモータの出力軸17に対する中間軸15の減速
比が増大せしめられる。
【0012】このように本発明によれば予め一対のベア
リング孔23,24が設けられており、歯車16を用い
るか歯車25を用いるかによっていずれかのベアリング
孔23,24内にベアリングが挿入される。
【0013】
【発明の効果】中間軸の端部をベアリングによって支持
するようにした電動トロリにおいて、モータハウジング
とトロリフレームの相対位置関係を変えるだけで減速比
を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動トロリの一部断面正面図である。
【図2】モータハウジングの端面を示す図である。
【図3】図1の状態における各歯車間の関係を示す図で
ある。
【図4】減速比を増大したときの各歯車間の関係を示す
図である。
【符号の説明】
1…走行レール 7…駆動ローラ 10…モータハウジング 13,14,16,18,25…歯車 15…中間軸 17…出力軸 19,20,22…ベアリング 23,24…ベアリング孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 9/14 F16H 57/02 H02K 5/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トロリフレームによりモータハウジング
    を支持し、モータの出力軸に取付けられた歯車と噛合す
    る着脱自在な歯車を備えた中間軸を具備し、中間軸の一
    端部にトロリ駆動ローラの歯車と噛合する歯車を取付
    け、駆動ローラを中間軸を介してモータにより駆動する
    ようにした電動トロリにおいて、トロリフレームに対面
    するモータハウジング周縁部上であって正方形の各角部
    に相当する位置に夫々ボルト挿入孔を形成すると共にこ
    れらボルト挿入孔に対応してトロリフレーム上にボルト
    挿入孔を形成し、モータハウジング周縁部上に形成され
    たボルト挿入孔とトロリフレーム上に形成されたボルト
    挿入孔とに挿入されたボルトによってモータハウジング
    をトロリフレームに直接固定し、トロリフレームに対面
    するモータハウジング端面上に上記中間軸の一端部と反
    対側に位置する中間軸の端部を支持するために選択的に
    使用される一対の中間軸端部支持用ベアリング孔を形成
    し、モータの出力軸に対する中間軸の減速比を変更すべ
    きときにはモータハウジングをトロリフレームから取り
    はずすと共にそれまで使用されていた一方の中間軸端部
    支持用ベアリングから中間軸の端部を取りはずして上記
    着脱自在な歯車を別の歯車に交換し、次いで上記正方形
    の対角線の交点を中心としてモータハウジングを90度
    回転させた状態で上記中間軸の端部を、上記別の歯車に
    対応した他方の中間軸端部支持用ベアリング孔に挿入さ
    せると共に上記ボルトによってモータハウジングをトロ
    リフレームに固定するようにした電動トロリ。
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